JP2000072282A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000072282A JP10244598A JP24459898A JP2000072282A JP 2000072282 A JP2000072282 A JP 2000072282A JP 10244598 A JP10244598 A JP 10244598A JP 24459898 A JP24459898 A JP 24459898A JP 2000072282 A JP2000072282 A JP 2000072282A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 OHT等への画像形成時、両面への画像形成
時であっても転写材または画像面に傷の生じることがな
く、また当接部に摩耗の生じない画像形成装置を提供す
ることにある。 【解決手段】 1枚毎分離給送される転写材と当接する
部材を有し、該当接部材の直進運動、揺動等により転写
材の通過を検出する転写材検出手段を有する画像形成装
置において、前記転写材検出手段の転写材との当接部材
の当接部は、回転可能に支持されたコロ95であり、該
コロは転写材の通過により従動回転することを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に電子写真式
或いは静電記録式の画像形成装置に関し、特に、像担持
体上に可視像を形成し、この可視像を搬送される転写材
上に転写して画像を得る画像形成装置に関するものであ
り、例えば多色或いは単色の電子写真複写機やレーザー
ビームプリンタ等に好適に具現化し得る。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置として、カラーレー
ザービームプリンタを例に挙げて説明する。このカラー
レーザービームプリンタは、その略中央部に、回転自在
に担持され、一方向に回転する像担持体としてのドラム
状の電子写真感光体、即ち感光体ドラムを有する。感光
体ドラムの周辺には、感光体ドラムを一様に帯電する一
次帯電器、画像情報を照射し潜像を形成するレーザービ
ーム露光手段、潜像を現像して可視像(トナー像)とす
る複数の現像器、感光体ドラム上の可視像が転写される
中間転写体としての中間転写ベルトが配置される。感光
体ドラム上に形成されたトナー像は、中間転写ベルト表
面に転写される。感光体ドラム上の残留トナーはクリー
ニング器にて除去され、感光体ドラムは次の画像形成工
程に供される。
【0003】かかる画像形成工程を繰り返すことによ
り、中間転写ベルト表面には多色トナー像が重ね転写さ
れる。その後、中間転写ベルト上の多色トナー像は、給
送装置から給送される転写材に転写される。多色トナー
像が転写された転写材は、搬送ベルトにより定着器へ搬
送され、定着ローラ及び加圧ローラにより加熱・加圧さ
れ、トナー像が転写材に定着され、機外に排出される。
【0004】このような画像形成装置では、転写材の給
送・搬送・排出が確実に行われていることを確認するた
めに、給送・搬送・排出の経路上に複数の転写材検出手
段、いわゆるジャムセンサが設けられている。定着器の
定着ローラ・加圧ローラの直後(下流側近傍)にも定着
ローラ・加圧ローラヘの転写材の巻き付き等を検知する
ため転写材検出手段が設けられている。
【0005】この転写材検出手段は、スプリング等によ
り一方向に付勢され転写材の通過時のみ揺動するフラグ
と、このフラグによりオン/オフするフォトセンサから
なっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、転写材が転写材検出手段を通過する際、フラグ
と転写材が直接摺擦するため、次のような問題が発生す
る場合があった。
【0007】転写材がOHTの場合、OHTは非常に傷
つきやすいためフラグと摺擦した部分にスジ状の傷がつ
いてしまう。
【0008】両面に画像形成を行う場合、二面目の画像
形成時はフラグは一面目に画像形成した画像面と摺擦す
るため、一面目の画像にスジ状の傷をつけたり画像を削
りとったりしてしまう。
【0009】またフラグの転写材との当接部が摩耗して
しまい、当接量が減少してしまうことがある。
【0010】そこで本発明は、OHT等への画像形成
時、両面への画像形成時であっても転写材または画像面
に傷の生じることがなく、また当接部に摩耗の生じない
画像形成装置を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的を達成
するための本発明の代表的構成は、1枚毎分離給送され
る転写材と当接する部材を有し、該当接部材の直進運
動、揺動等により転写材の通過を検出する転写材検出手
段を有する画像形成装置において、前記転写材検出手段
の転写材との当接部材の当接部は、回転可能に支持され
たコロであり、該コロは転写材の通過により従動回転す
ることを特徴とする。
【0012】また前記コロは、転写材の非画像面側表面
または画像面側表面に当接することを特徴とする。
【0013】更に前記コロの材質は、純水とつくる接触
角が90°以上であり、耐熱温度が180℃以上である
ことを特徴とする。
【0014】上記構成によれば、転写材に当接して転写
材を検出する転写材検出手段において、転写材との当接
部を回転可能なコロで構成されているため、転写材の通
過時は転写材の移動によりコロが従動回転し、転写材と
転写材検出手段の摺擦が生じないため、傷の付きやすい
OHT等であっても傷が付くのを防止することができ
る。
【0015】また、画像形成された画像面に転写材検出
手段が当接しても、画像削れ等が生じるのを防止するこ
とができる。
【0016】また、転写材に当接する部材が摩耗するの
を防止することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明を
適用した画像形成装置の形態について詳しく説明する。
【0018】(第1の実施例)第1実施形態にかかる画
像形成装置について図1〜図2を参照して詳しく説明す
る。
【0019】まず、図2を参照して画像形成装置の概略
構成について説明する。図2は本発明に係る画像形成装
置の概略構成を示す縦断面図である。尚、本実施形態で
は、画像形成装置の一形態として、電子写真方式を採用
したフルカラーのレーザービームプリンターを例示して
いる。図2に示す画像形成装置Aは、第1の像担持体と
して、ドラム型の電子写真感光体(以下「感光体ドラ
ム」という)1を備えている。感光体ドラム1は、駆動
手段(不図示)によって、図2中反時計回り方向に回転
駆動される。感光体ドラム1の周囲には、その回転方向
に従って順に、感光体ドラム1表面を均一に帯電する帯
電装置2、画像情報に基づいてレーザービームを照射
し、感光体ドラム1上に静電潜像を形成する露光手段
3、静電潜像にトナーを付着させてトナー像として現像
する現像装置4、感光体ドラム1上のトナー像が一次転
写される第2の像担持体としての転写ユニット5、一次
転写後の感光体ドラム1表面に残った転写残トナーを除
去するクリーニング装置6等が配設されている。
【0020】ここで、感光体ドラム1と帯電装置2、ト
ナーを除去するクリーニング装置6は一体的にカートリ
ッジ化されプロセスカートリッジBを形成し、画像形成
装置Aの装置本体14に脱着可能なものとなっている。
【0021】その他に、転写材(第3の像担持体)Sを
転写ユニット5に向けて給送する給送手段7、転写材S
を搬送する搬送手段12、二次転写後の転写材にトナー
像を定着させる定着装置80が配設されている。
【0022】以下、感光体ドラム1から順に詳述する。
【0023】感光体ドラム1は、例えば、直径約47m
mのアルミニウムシリンダの外周面に、有機光導電体層
(OPC感光体)を塗布して構成したものである。感光
体ドラム1はその両端部を支持部材によって回転自在に
支持されており、一方の端部に駆動モータ(不図示)か
らの駆動力が伝達されることにより、矢印方向に回転駆
動される。
【0024】帯電装置2としては、例えば、特開昭63
−149669号公報に示すようないわゆる接触帯電方
式のものを使用することができる。帯電部材は、ローラ
状に形成された導電性ローラであり、このローラを感光
体ドラム1表面に当接させるとともに、このローラに電
源(不図示)によって帯電バイアスを印加することによ
り、感光体ドラム1表面を一様に帯電させるものであ
る。
【0025】露光手段3は、ポリゴンミラー3aを有
し、このポリゴンミラー3aには、レーザーダイオード
(不図示)によって画像信号に対応する画像光が照射さ
れる。ポリゴンミラー3aはスキャナーモータ(不図
示)によって高速で回転され、反射した画像光を結像レ
ンズ3b、反射ミラー3c等を介して、帯電済の感光体
ドラム1の表面を選択的に露光して静電潜像を構成する
ように構成している。
【0026】現像装置4は、軸4dを中心に割出回転可
能な回転体4Aと、これに搭載された4個の現像器、即
ち、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のト
ナーをそれぞれ収納した現像器4Y、4M、4C、4B
kを備えている。感光体ドラム1上の静電潜像の現像時
には、その静電潜像に付着すべき色の所定の現像器が現
像位置に配置される。即ち、所定の現像器が回転体4A
の割出回転によって感光体ドラム1に対向した現像位置
に止まり、更にその現像器の現像スリーブ4bが感光体
ドラム1に対して微少間隔(約300μm程度)をもっ
て対向するように位置決めされた後、感光体ドラム1上
の静電潜像を現像する。この現像は次のようにして行
う。現像する色に対応する現像器の容器内のトナーを送
り機構によって、塗布ローラ4aへ送り込み、回転する
塗布ローラ4a及びトナー規制ブレード4cによって、
回転する現像スリーブ4bの外周にトナーを薄層塗布
し、かつトナーヘ電荷を付与(摩擦帯電)する。この現
像スリーブ4bと静電潜像が形成された感光体ドラム1
との間に現像バイアスを印加することにより静電潜像に
トナーを付着させてトナー像として現像するものであ
る。また、各現像器4Y、4M、4C、4Bkの現像ス
リーブ4bには、各現像器が現像位置に配置されたとき
に、画像形成装置本体14に設けられた各色現像用高圧
電源と接続されるようになっており、各色の現像毎に選
択的に電圧が印加される。尚、各現像器4Y、4M、4
C、4Bkは、回転体4Aに対して個別に、また回転体
4Aに対して個別に、また回転体4Aは装置本体14に
対してそれぞれ着脱可能に構成されている。
【0027】第2の像担持体としての転写ユニット5
は、感光体ドラム1から順次に一次転写されて重ねられ
た複数のトナー像を、一括して転写材Sに二次転写する
ものである。転写ユニット5は、矢印R5方向に走行す
る中間転写ベルト5aを備えている。本実施形態の中間
転写ベルト5aは、周長約440mmのベルトであり、
駆動ローラ5b、二次転写対向ローラ5c、従動ローラ
5dの3本のローラにより掛け渡されている。従動ロー
ラ5dに近接して中間転写ベルト5aを感光体ドラム1
に押圧する位置と、中間転写ベルト5aが感光体ドラム
1から離れる位置をとるように後退する、押さえローラ
5jを備えている。中間転写ベルト5aは、駆動ローラ
5bの回転によって、矢印R5方向に走行する。更に、
中間転写ベルト5aの外側の所定位置には、中間転写ベ
ルト5aの表面に接離可能なクリーニングユニット5e
が設けてあり、後述の転写材Sに一括して二次転写後に
残った転写残トナーを除去する。このクリーニングユニ
ツト5eは帯電ローラ5fを中間転写ベルト5aに当接
させてトナーに転写時と逆の電荷を与える。逆の電荷を
付与されたトナーは、感光体ドラム1に静電的に付着さ
れ、その後、感光体ドラム1用の後述のクリーニング装
置6によって回収されるものある。尚、中間転写ベルト
5aのクリーニング方法としては、上述の静電クリーニ
ングに限らず、ブレードやファーブラシ等の機械的な方
法や、これらを併用したもの等でもよい。
【0028】クリーニング装置6は、現像装置4によっ
て感光体ドラム1上に現像されたトナーが中間転写ベル
ト5aに一次転写された後、一次転写されないで感光体
ドラム1表面に残ったいわゆる転写残トナーを除去する
ものである。
【0029】給送手段7は画像形成部へ転写材Sを給送
するものであり、複数枚の転写材Sが収納されて、画像
形成装置本体14の下部に装填される給送カセット7a
を備えている。画像形成時にはピックアップ部材7e、
搬送ローラ7bが画像形成動作に応じて駆動回転し、給
送カセット7a内の転写材Sを1枚ずつ分離給送すると
ともに、ガイド板7cによってガイドし、レジストロー
ラ7dを通り中間転写ベルト5aへと給送するものであ
る。
【0030】搬送手段12は画像形成後の転写材Sを定
着装置80へ搬送するものであり、複数のベルト等で構
成されている。
【0031】定着装置80は、転写材Sに二次転写され
た複数のトナー画像を定着させるものであり、駆動回転
する定着回転体としての定着ローラ81と、これに圧接
して転写材Sに熱及び圧力を印加する加圧回転体として
の加圧ローラ82とからなる。即ち、中間転写ベルト5
a上のトナーを一括転写させる二次転写ローラ5nを通
過した転写材Sは、定着装置80を通過する際に定着ロ
ーラ81及び加圧ローラ82によって熱及び圧力が印加
される。これにより複数色のトナー像が転写材S表面に
定着される。なお、この定着装置80の構成及びその動
作については後でさらに詳しく説明する。
【0032】次に、上述構成の画像形成装置の画像形成
動作について説明する。
【0033】中間転写ベルト5aの回転と同期して感光
体ドラム1を図2の矢印方向(反時計回り方向)に回転
させ、この感光体ドラム1表面を帯電装置2によって均
一に帯電するとともに、露光手段3によってイエロー画
像の光照射を行い、感光体ドラム1上にイエローの静電
潜像を形成する。この静電潜像形成と同時に現像装置4
を駆動してイエローの現像器4Yを現像位置に配置し、
感光体ドラム1上の静電潜像にイエロートナーが付着す
るように感光体ドラム1の帯電極性と同極性でほぼ同電
位の電圧を印加して静電潜像にイエローのトナーを付着
させて現像する。一次転写ローラ(従動ローラ)5dに
トナーと逆極性の電圧を印加して感光体ドラム1上のイ
エローのトナー像を中間転写ベルト5a上に一次転写す
る。
【0034】上述のようにしてイエロートナー像の一次
転写が終了すると、次の現像器が回転移動し、感光体ド
ラム1に対向する現像位置に位置決めされ、イエローの
場合と同様にしてマゼンタ、シアン、そしてブラックの
各色について、静電潜像の形成、現像一次転写を順次に
行い、中間転写ベルト5a上に4色のトナー像を重ねあ
わせる。これらトナー像を、給搬送手段7から供給され
た転写材Sに一括して二次転写する。
【0035】そして、二次転写後の転写材Sを定着装置
80に搬送して、ここで、トナー像の定着を行った後、
ベルト9aと巻き掛けたベルト9aで駆動される排出ロ
ーラ9によって画像形成装置本体14外部の排出トレイ
10上に排出して画像形成を終了するものである。
【0036】{定着装置の構成}次に第1実施形態に係
る定着装置の構成及びその動作について図1を参照して
詳しく説明する。図1は第1実施形態に係る定着装置の
概略断面図である。
【0037】図1において、81は定着回転体としての
定着ローラであり、金属パイプ(芯金)と弾性体層から
なっていいる。82は加圧回転体としての加圧ローラで
あり、同様に金属パイプ(芯金)と弾性体層からなって
いる。定着ローラ81はその両端部を軸受(不図示)を
介して定着フレーム84に回転可能に支持されている。
加圧ローラ82はその両端部を軸受(不図示)を介して
加圧フレーム86に回転可能に支持されている。加圧フ
レーム86は定着フレーム84に固定された支持軸87
により揺動可能に支持され、加圧手段としての加圧スプ
リング88により加圧ローラ82が定着ローラ81に押
圧されるように付勢されている。
【0038】定着ローラ81の一端には歯車(不図示)
が定着ローラ81と一体で回転するよう取付けられてお
り、不図示の駆動手段により矢印方向(時計回り方向)
に回転駆動される。加圧ローラ82は定着ローラ81に
圧着しているため、定着ローラ81の回転に伴って従動
回転する。
【0039】定着ローラ81及び加圧ローラ82の内部
にはハロゲンヒーター85が配置されており、定着ロー
ラ81及び加圧ローラ82を内側から加熱する。
【0040】定着ローラ81、加圧ローラ82の上流側
近傍には入ロガイド89が配置され、転写材Sを定着ロ
ーラ81と加圧ローラ82のニップ部Nにガイドする。
【0041】定着ローラ81、加圧ローラ82の下流側
近傍には排出上ガイド90、排出下ガイド91、定着排
出ローラ92、排出ローラ対向コロ93等が配置され、
定着ローラ81及び加圧ローラ82で定着された転写材
Sを排出するようガイドする。
【0042】転写材Sの通過を検知するためフラグ94
は、定着ローラ81及び加圧ローラ82の下流排出下ガ
イド側に揺動可能に支持されている。フラグ94の転写
材の摺擦側先端部には、回転体であるコロ95が回転可
能に支持されている。なお、このコロの表面は平滑であ
っても、必要に応じ凹あるいは凹凸形状に形成しても良
い。
【0043】レバー96はフラグ94の揺動に連動して
揺動するように揺動可能に支持されている。レバー96
はスプリング97により付勢されており、転写材Sの通
過時のみ付勢力に抗してフラグ94及びレバー96が揺
動する。レバー96の揺動は不図示のフォトセンサーで
検出される。
【0044】二次転写後の転写材Sは入ロガイド89に
ガイドされ、回転駆動されている定着ローラ81及び加
圧ローラ82のニップ部Nに進入する。ニップ部Nを通
過した転写材Sは、その非画像面側がコロ95に当接
し、これによりフラグ94が揺動し、これに連動してレ
バー96も揺動する。この時、回転可能に支持されてい
るコロ95は転写材Sの進行により従動回転する。
【0045】コロ95には通常転写材の非画像面側が接
触するが、両面に画像を形成する両面プリント時には画
像面側が接触する。ニップN部を通過直後の転写材Sは
非常に高温であり、コロ95には耐熱性が要求される。
耐熱温度は180℃以上が好ましい。ここで言う「耐熱
温度」とは、無荷重で所定の温度に加熱したときにふく
れ、ひびわれなどの外観変化を生じない最高加熱温度で
ある。また、その転写材Sの表面に形成されたトナー像
は半溶融状態であり、これと接触するコロ95が画像に
削れ等を生じさせないためには、溶融トナーに対する非
粘着性が要求される。非粘着性を示す指標である純水と
の接触角で表すと90°以上が好ましい。本実施形態で
は、コロ95の材質は、4フッ化エチレン−パーフロロ
アルキルビニルエーテル共重合樹脂(以下PFA)を用
いている。この材料の耐熱温度は200℃以上、純水と
の接触角は110°程度である。PFAは非粘着性や耐
熱性に優れたフッ素樹脂であるが、非粘着性と耐熱性の
特性を満足すれば、PTFEやFEP等の他のフッ素樹
脂または他の樹脂でも良い。
【0046】上述の如き構成により、転写材が摺擦によ
って傷の付きやすいOHTであっても、転写材検出手段
によって傷が生じるのを防止することができる。また両
面プリント時、画像面側が転写材検出手段に接触して
も、転写材検出手段によって画像削れ等が生じるのを防
止することができる。また転写材へ当接する部材が摩耗
するのを防止することができる。
【0047】表1に、本実施例と従来例で当接部材の摩
擦および両面プリント時のトナー付着等を比較した結果
を示す。
【0048】表1より、本実施例の形態では従来例に比
べ、当接部材の摩耗の抑制、両面プリント時のトナー付
着の抑制等において優れていると言える。
【0049】
【表1】
【0050】(第2の実施例)第2実施形態に係る定着
装置について図3を参照して詳しく説明する。尚、画像
形成装置の概略は、前述した実施形態と同等であるた
め、ここでは詳しい説明は省略する。さらに、以下の説
明で、前述した実施形態と同等の機能を有する部材には
同一符号を付し、その説明は省略する。
【0051】{定着装置の構成}第2実施形態に係る定
着装置80の構成及びその動作について図3を参照して
詳しく説明する。図3は第2実施形態に係る定着装置の
概略断面図である。
【0052】先ず、本実施形態に係る定着装置80の構
成について説明する。
【0053】第1実施形態では転写材検出手段のコロ9
5及びフラグ94が、通常は非画像面側に当接する構成
であるが、本実施形態では、図3に示すように、転写材
検出手段のコロ95及びフラグ94が、通常の画像面側
に当接する構成である。
【0054】図3において、フラグ94は排出上ガイド
90に揺動可能に支持されている。フラグ94の転写材
摺擦側先端には、円筒状の回転体であるコロ95が回転
可能に支持されている。フラグ94は、自重またはスプ
リング(不図示)等により一方向に付勢されており、転
写材の通過時のみ付勢力に抗して揺動する。またフラグ
94のコロ95の反対側はフォトセンサ(不図示)でフ
ラグ94の揺動を検出するためのものである。
【0055】二次転写後の転写材Sは入ロガイド89に
ガイドされ、回転駆動されている定着ローラ81及び加
圧ローラ82のニップ部Nに進入する。ニップ部Nを通
過した転写材Sは、その画像面側がコロ95に当接し、
これによリフラグ94が揺動する。この時、回転可能に
支持されているコロ95は転写材Sの進行により従動回
転する。
【0056】ニップN部を通過直後の転写材Sは非常に
高温であり、その転写材Sの表面に形成されたトナー像
は半溶融状態であり、これと接触するコロ95には耐熱
性及び画像に削れ等を生じさせないための溶融トナーに
対する非粘着性が要求される。このため本実施形態にお
いても、第1実施形態と同様にPFAを用いている。
【0057】上述の如き構成により、画像面側に接触し
て転写材検出を行う転写材検出手段であっても、転写材
検出手段によって画像削れ等が生じるのを防止すること
ができる。また、転写材に当接する部材の摩耗を防止す
ることができる。
【0058】表2に、コロが画像面側に当接する第2の
実施例で画像スジ,トナー付着について試験した結果を
示す。画像スジ,トナー付着の発生は無く、良好な結果
を得ることができた。
【0059】
【表2】
【0060】(他の実施例)前述した実施形態では、画
像形成装置として電子写真方式を採用したレーザービー
ムプリンタを例示したが、これに限定されるものではな
く、例えばインクジェット方式等他の記録方式を採用し
た画像形成装置であっても良い。
【0061】また、前述した実施形態では、画像形成装
置として、プリンタを例示したが、これに限定されるも
のではなく、例えば複写機、ファクシミリ等の他の画像
形成装置であっても良い。
【0062】また前述した実施形態では、カラー画像が
形成可能な多色画像形成装置を例示したが、これに限定
されるものではなく、例えば白黒画像が形成可能な単色
画像形成装置であっても良い。
【0063】また前述した実施形態では、画像形成装置
の定着装置部への適用を例示したが、これに限定される
ものではなく、転写材の供給部、搬送部等へ適用できる
のは言うまでもない。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
転写材に当接して転写材を検出する転写材検出手段にお
いて、転写材との当接部を回転可能なコロで構成されて
いるため、転写材の通過時は転写材の移動によりコロが
従動回転し、転写材と転写材検出手段の摺擦が生じない
ため、傷の付きやすいOHT等であっても傷が付くのを
防止することができる。
【0065】また、画像形成された画像面に転写材検出
手段が当接しても、画像削れ等が生じるのを防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る定着装置の概略断面図であ
る。
【図2】本発明に係る画像形成装置の概略構成を示す縦
断面図である。
【図3】第2実施形態に係る定着装置の概略断面図であ
る。
【符号の説明】
A 画像形成装置 B プロセスカートリッジ N ニップ S 転写材 1 感光体ドラム 2 帯電装置 3 露光手段 3a ポリゴンミラー 3b 結像レンズ 3c 反射ミラー 4 現像装置 4A 回転体 4Y,4M,4C,4Bk 現像器 4a 塗布ローラ 4b 現像スリーブ 4c トナー規制ブレード 4d 軸 5 転写ユニット 5a 中間転写ベルト 5b 駆動ローラ 5c 二次転写対向ローラ 5d 従動ローラ 5e クリーニングユニット 5f 帯電ローラ 5j ローラ 5n 二次転写ローラ 6 クリーニング装置 7 給送手段 7a 給送カセット 7b 搬送ローラ 7c ガイド板 7d レジストローラ 7e ピックアップ部材 9 排出ローラ 9a ベルト 10 排出トレー 12 搬送装置 14 装置本体 80 定着装置 81 定着ローラ 82 加圧ローラ 84 定着フレーム 85 ハロゲンヒータ 86 加圧フレーム 87 支持軸 88 加圧スプリング 89 入ロガイド 90 排出上ガイド 91 排出下ガイド 92 定着排出ローラ 93 排出ローラ対向コロ 94 フラグ 95 コロ 96 レバー 97 スプリング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1枚毎分離給送される転写材と当接する
    部材を有し、該当接部材の直進運動、揺動等により転写
    材の通過を検出する転写材検出手段を有する画像形成装
    置において、 前記転写材検出手段の転写材との当接部材の当接部は、
    回転可能に支持されたコロであり、該コロは転写材の通
    過により従動回転することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記コロは、転写材の非画像面側表面ま
    たは画像面側表面に当接することを特徴とする請求項1
    に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記コロの材料は、純水との接触角が9
    0°以上であり、耐熱温度が180℃以上であることを
    特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
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