JP2010069779A - ボールペンチップ - Google Patents

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Abstract

【課題】非使用時に、ボールがチップ先端部の内壁面に密接するボールペンチップにおいて、ボールの略中心に、押圧力を付与することができるボールペンチップを提供することである。
【解決手段】本発明は、チップ本体内に、インキ流通孔と、放射状に延びるインキ流通溝とを有し、ボール抱持室の底壁にボールを挿置し、チップ先端部を内側にかしめることにより、ボールの一部をチップ先端縁より突出させて回転自在に抱持し、前記ボールをコイルスプリングの棒軸部により前方に押圧し、前記ボールをチップ先端部の内壁に密接する弁機構を具備してなるボールペンチップにおいて、前記インキ流通孔が、第一インキ流通孔と、前記第一インキ流通孔よりも内径が小さい第二インキ流通孔とを連接してあり、前記第一インキ流通孔と第二インキ流通孔の連接部に、前記第一インキ流通孔内に延びる案内部を設けたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、チップ本体内に、ボール抱持室の底壁の中央に形成したインキ流通孔と、該インキ流通孔から放射状に延びるインキ流通溝とを有し、前記底壁にボールを挿置し、チップ先端部を内側にかしめることにより、ボールの一部をチップ先端縁より突出させて回転自在に抱持し、前記ボールをコイルスプリングの棒軸部により前方に押圧し、前記ボールをチップ先端部の内壁に密接する弁機構を具備してなるボールペンチップに関する。
ボールの後端に、コイルスプリングを配設し、このコイルスプリングの弾発力によって、ボールをチップ先端部の内壁面に密接させるとともに、筆記時の筆圧によってボールとチップ先端部の内壁とに隙間を形成する弁機構を具備したボールペンチップはよく知られて、特開2000−158869号公報「ボールペンチップ」には、コイルスプリングの棒軸部が移動しても、棒軸部が、インキ流通溝を閉鎖しない構造が開示されている。
また、特開2000−108574号公報「ボールペンチップ」には、径の異なる先端部と後端部とを有するインキ流通孔を形成することで、コイルスプリングの棒軸部が移動を規制し、ボールに棒軸部を当接しやすくする構造が開示されている。
「特開2000−158869号公報」 「特開2000−108574号公報」
しかし、特許文献1では、コイルスプリングの線径は、φ0.1mm〜φ0.3mmと極めて小径であり、この棒軸部に複数の通溝を形成することは非常に困難である。また、中心孔の後端部に、棒軸部の外径よりも小さい通溝を形成することは、製造工程の増加となり、製造コストが高騰する問題があった。
また、特許文献2では、先端部の径の大きいインキ流通孔に、棒軸部が曲がって挿入されると、ボールの略中心に、押圧力を付与することができないという問題があった。
本発明は上記問題を鑑み、非使用時に、ボールがチップ先端部の内壁面に密接するボールペンチップにおいて、ボールの略中心に、押圧力を付与することができるボールペンチップを提供するものである。
前記目的を達成するために本発明では、チップ本体内に、インキ流通孔と、放射状に延びるインキ流通溝とを有し、ボール抱持室の底壁にボールを挿置し、チップ先端部を内側にかしめることにより、ボールの一部をチップ先端縁より突出させて回転自在に抱持し、前記ボールをコイルスプリングの棒軸部により前方に押圧し、前記ボールをチップ先端部の内壁に密接する弁機構を具備してなるボールペンチップにおいて、前記インキ流通孔が、第一インキ流通孔と、前記第一インキ流通孔よりも内径が小さい第二インキ流通孔とを連接してあり、前記第一インキ流通孔と第二インキ流通孔の連接部に、前記第一インキ流通孔内に延びる案内部を設けたことを特徴とする。
また、前記案内部が、周方向に間隙を有することを特徴とする。
本発明は、非使用時に、ボールがチップ先端部の内壁面に密接するボールペンチップにおいて、ボールの略中心に、押圧力を付与することができるボールペンチップを提供することができた。
実施例1
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明するが、本発明のボールペンチップは実施例に限定されるものではない。尚、図面中、同じ部材、同じ部品については同じ番号を付してある。
図1、図2に示すボールペンチップ1は、チップ本体2にインキ流通孔4、5と、放射状に延びたインキ流通溝8を有し、ボール抱持室3の底壁6に設けた筆記用ボールと略同形のボール座7に、ボール10を載置し、チップ先端部2aを内側にかしめことにより、ボール10の一部がチップ先端部2aより突出するように回転自在に抱持している。
インキ流通孔は、第一インキ流通孔4と、その後方に、第一インキ流通孔4の内径よりも小さい内径の第二インキ流通孔5を連接して形成してあり、第一インキ流通孔4と第二インキ流通孔5の連接部に、インキ流通孔4内に延びる案内部5aを形成してある。
また、ボール10の後方には、棒軸部11を有するコイルスプリングを配設し、非使用時には、コイルスプリングの押圧力によって、ボール10をチップ先端部2aの内壁面に密接しているとともに、筆記時の筆圧によってボール10とチップ先端部2aの内壁とに隙間を形成して、インキを紙面等に流出する弁機構となっている。
コイルスプリングの棒軸部11は、挿入時に、第二インキ流通孔5によって、ボールペンチップ1の軸心J方向に移動規制される。また、第二インキ流通孔5の案内部5aによって、ボール10に近い部分まで、コイルスプリングの棒軸部11がガイドされ、第二インキ流通孔5からインキ流通孔4に曲がって挿入され難く、ボール10の略中心に、押圧力を付与することができる。
インキ収容筒(図示せず)からボール10までのボールペン用インキの流れは、先ず、インキ収容筒から後部孔9、第二インキ流通孔5、案内部5a、インキ流通孔4を順次通過して、ボール10に達している。
本発明では、第一インキ流通孔内に延びる案内部5aを設けているので、案内部5aとインキ流通孔4とで、環状空間部Kが形成されるので、インキ流通孔4の体積の減少を小さくできるので、インキ流通孔4に溜まるインキ量を確保でき、ボール10へのインキを供給しやくしてある。
尚、案内部5aの形成方法は特に限定されるものではないが、後部孔9から第二インキ流通孔4に向かって、押圧具等によって溝5bを形成し、溝5bを形成することによって得た肉片によって形成することができる。
また、案内部は、適宜間隙5bを設けることで、第二インキ流通孔5から第一インキ流通孔4に、インキが流れやすくすることができるので好ましいが、周状に連続的に形成してあってもよい。
本発明のボールペンチップは、水性、油性、剪断減粘性を付与したインキ等、インキの種類に限定されることなく、ボールペンとして広く利用できるものである。
実施例1におけるボールペンチップの一部省略した縦断面図である。 図1におけるA−A断面図である。
符号の説明
1 ボールペンチップ
2 チップ本体
3 ボール抱持室
4 インキ流通孔
5 第二インキ流通孔
5a 案内部
5b 間隙
6 底壁
7 ボール座
8 インキ流通溝
9 後部孔
10 ボール
11 棒軸部

Claims (2)

  1. チップ本体内に、インキ流通孔と、放射状に延びるインキ流通溝とを有し、ボール抱持室の底壁にボールを挿置し、チップ先端部を内側にかしめることにより、ボールの一部をチップ先端縁より突出させて回転自在に抱持し、前記ボールをコイルスプリングの棒軸部により前方に押圧し、前記ボールをチップ先端部の内壁に密接する弁機構を具備してなるボールペンチップにおいて、前記インキ流通孔が、第一インキ流通孔と、前記第一インキ流通孔よりも内径が小さい第二インキ流通孔とを連接してあり、前記第一インキ流通孔と第二インキ流通孔の連接部に、前記第一インキ流通孔内に延びる案内部を設けたことを特徴とするボールペンチップ。
  2. 前記案内部が、周方向に間隙を有することを特徴とする請求項1に記載のボールペンチップ。
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