JP2010068899A - 薬袋 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】2枚の矩形状の用紙が重ねられ、所定部分で接着及び粘着されて、薬剤を封入する開口部が施された薬袋部材と、該薬袋部に収納する薬剤情報を表示する薬剤情報表示部材と、が一体化され、薬袋部材と薬剤情報表示部材とは、2枚の矩形状の用紙に形成された切り取り用ミシン目により切り取り可能に構成され、薬袋部材は、重ねられた2枚の用紙の四周縁部に設けられた接着剤により接着されて袋状に形成され、更に、重ねられた2枚の用紙の一方に形成された切込みにより薬剤を封入する開口部が設けられ、薬剤情報表示部材は、重ねられた2枚の用紙が接着剤で接着された接着部と、重ねられた2枚の用紙の一方の用紙の裏面に塗布された粘着剤により、貼り替え可能に貼付されたシール部分と、を有する。
【選択図】 図1
Description
また、最近では、服用している薬剤の履歴を記入する薬剤手帳が普及しており、記入の手間を省くために、薬剤名をプリンタで印字した薬剤シールを用いる薬局もある。
特に、大きな規模の病院に近い薬局では、多くの患者が薬局に訪れるために込み合うこともあり、患者の待ち時間をできるだけ短くすると共に、間違いなく処方箋通りの薬剤を用意して提供する必要があり、従来の方法では正確性にも不安があった。
図1は、本発明の実施形態に係る薬袋の斜視図、図2は、図1のA−A線断面図、図3は、図1のB−B線断面図、図4は、図1のC−C線断面図、図5は、本発明の実施形態に係る薬袋を分解させた場合を示す斜視図、図6は、本発明の実施形態に係る薬袋の使用方法を示し、薬剤の封入と、必要なプリント出力を行なった状態を示す斜視図、図7は、本発明の実施形態に係る薬袋の使用方法を示し、薬袋を切り取り、薬剤シールを貼り替えた状態を示す斜視図である。
そして、薬袋1は、切り取り用ミシン目6を介して薬袋部材1aと、薬剤情報表示部材1bと、の部分を有しており、まず、薬袋部材1aには、薬剤を封入する開口部7が施され、また、薬剤情報表示部材1bは、該薬袋部に収納する薬剤情報をプリンタ出力により表示する表示領域を有している。
薬袋部材1aに設けられた開口部7は、重ねられた2枚の用紙の一方の用紙に切込みを形成することで設けられ、薬袋部材1aの表面には、この袋が薬袋であることを示すために「薬袋」などの表示が施されている。
したがって、患者は、薬剤情報を確認した後に、必要に応じて切り取り用ミシン目6から切り離すことで、必要に応じて薬袋部材1aによる薬袋だけを所持することができるように構成されている。
そして、薬剤説明書領域10には、処方箋に基づいて処方した薬局などが、この薬袋に収納させる薬剤に関する説明情報をプリンタ出力する。
また、薬剤料金明細書領域11は、この薬袋に収納させる薬剤に関する料金情報をプリント出力させるための領域である。
更に、薬剤シール領域12は、重ねられた2枚の用紙の一方の用紙を剥離させて、貼り替え可能とする薬剤シール部分12a,12bを有する。
このシール部分は、重ねられた2枚の用紙の一方の用紙に形成された切込み枠13a,13bにより形成されている。
また、この実施形態では、2つのシール部分12a,12bを設けた場合について説明しているが、必要に応じてシール部分をいくつでも設けることができる。
図5には、重ねられた2枚の矩形状の用紙2,3の間における接着部領域4aと、粘着部領域5aとの位置関係がわかるように、2枚の矩形状の用紙2,3を分離させた状態の斜視図が示されている。
まず、重ねられた2枚の矩形状の用紙2,3の間の接着部領域4aについて説明する。
接着部領域4aは、薬袋1の薬袋部材1aと薬剤情報表示部材1bとにそれぞれ設けられている。
まず、切り取り用ミシン目6から左側にある薬袋部材1aにおいては、用紙3上の四周縁部に接着剤4が設けられており、この接着剤4により2枚の矩形状の用紙2,3が接着されることで、四周が密封された袋が形成されている。
そして、粘着部領域5aに該当する用紙2の裏面側には、粘着剤5が塗布されている。
また、2つのシール部分12a,12bを用紙3から剥離可能とするために、2つのシール部分12a,12bに該当する用紙3の上面側に剥離剤層を設けておくことが好ましい。
なお、2つの薬剤シール部分12a,12bが、用紙3の上面側から剥離可能であれば、必ずしも剥離剤層を設ける必要はない。
まず、患者から提出された処方箋により薬剤を処方する薬局は、薬袋1をプリンタにセットして薬剤情報表示部材1bの表面に対して、薬剤説明書領域10、薬剤料金明細書領域11、薬剤シール領域12、の各領域に必要な薬剤情報をプリント出力する。
また、薬剤シール領域12の薬剤シール部分12a,12bの表面には、収納されている薬剤の名称や服用する時間や条件などをプリント出力させておくことで、患者が何時、どの薬剤を服用すればよいのかがわかるようにしてある。
図7に示すように、患者は、薬袋1を受け取った後に、薬剤シール部分12a,12bを剥離させて、薬袋部材1aの所定部分に貼付させる。
そして、切り取り用ミシン目6から薬袋部材1aと薬剤情報表示部材1bとを切り離す。
これにより、患者は、薬剤シール部分12a,12bが貼付された薬袋部材1aを所持して、必要に応じて薬剤を服用する。
1a 薬袋部材
1b 薬剤情報表示部材
2,3 矩形状の用紙
4a 接着部領域
4 接着剤
5a 粘着部領域
5 粘着剤
6,8,9 切り取り用ミシン目
7 開口部
10 薬剤説明書領域
11 薬剤料金明細書領域
12 薬剤シール領域
12a,12b 薬剤シール部分
13a,13b 切込み枠
15 薬剤
Claims (2)
- 2枚の矩形状の用紙が重ねられ、所定部分で接着及び粘着されて、薬剤を封入する開口部が施された薬袋部材と、該薬袋部に収納する薬剤情報を表示する薬剤情報表示部材と、が一体化されて設けられた薬袋であって、
前記薬袋部材と前記薬剤情報表示部材とは、前記2枚の矩形状の用紙に形成された切り取り用ミシン目により切り取り可能に構成され、
前記薬袋部材は、重ねられた2枚の用紙の四周縁部に設けられた接着剤により接着されて袋状に形成され、更に、重ねられた2枚の用紙の一方に形成された切込みにより薬剤を封入する開口部が設けられ、
前記薬剤情報表示部材は、重ねられた2枚の用紙が接着剤で接着された接着部と、重ねられた2枚の用紙の一方の用紙の裏面に塗布された粘着剤により、貼り替え可能に貼付されたシール部分と、を有することを特徴とする薬袋。 - 前記シール部分は、重ねられた2枚の用紙の一方の用紙に形成された切込み枠により形成され、前記シール部分の用紙の裏面に粘着剤が設けられて、他の用紙から剥離可能に構成され、
前記薬剤情報表示部材の接着部分の表面には、前記薬袋部材に収納する薬剤情報として、薬剤説明情報と薬剤料金情報とを表示する表示領域が設けられていることを特徴とする請求項1記載の薬袋。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010167277A (ja) * | 2009-01-22 | 2010-08-05 | Xerox Corp | デジタルプリンタ用の統一された安全な調剤フォーム |
JP2015070926A (ja) * | 2013-10-02 | 2015-04-16 | 健一 五十嵐 | 各種情報が表示されている付箋付き薬袋及び各種情報が表示された付箋付き薬袋作製用情報表示シート |
Citations (2)
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JP2000219246A (ja) * | 1999-01-30 | 2000-08-08 | Toppan Forms Co Ltd | 薬 袋 |
JP2004059108A (ja) * | 2002-07-31 | 2004-02-26 | Toppan Forms Co Ltd | ラベルシート付き袋体 |
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2008
- 2008-09-17 JP JP2008237615A patent/JP5239672B2/ja active Active
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