JP2010067910A - 圧電ファン付きヒートシンク - Google Patents

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【課題】ファンブレードの振動が発熱部品や実装基板に伝わることがなく、これら発熱部品や実装基板を搭載した電子機器の信頼性を低下させることのない圧電ファン付きヒートシンクを提供する。
【解決手段】発熱部品に熱的に接続されるベースプレート2と、ベースプレート2に立設されベースプレート2に伝導された発熱部品からの熱を放熱する複数の放熱フィン3とを備えるヒートシンク4と、ヒートシンク4に冷却風を送風する圧電ファン6と、ヒートシンク4に圧電ファン6を取り付けるための取付手段とを有し、圧電ファン6と取付手段との間、または/および、取付手段を構成する部材と部材との間、または/および、取付手段とヒートシンク4との間に、圧電ファン6の振動を吸収する振動吸収部材11が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ヒートシンクに係り、特に圧電ファンによりヒートシンクの放熱フィンを強制的に空冷する圧電ファン付きヒートシンクに関するものである。
近年、CPUに代表される電子部品の高速化や高機能化、小型化等に起因して、電子部品からの発熱が一層増大している。従来、発熱する電子部品(以下、発熱部品という)を冷却するためにヒートシンクが用いられている。ヒートシンクは、一般に、発熱部品に熱的に接続されるベースプレートと、このベースプレートに立設し、ベースプレートに伝導された発熱部品からの熱を放熱する複数の放熱フィンとを有している。そして、放熱フィンからの放熱量を自然対流によるよりも増大させるために、放熱フィンに冷却風を送風するファンをヒートシンクに併設することが行われている。
ファン付のヒートシンクとしては、一般的に、特開2001−053201号公報等に開示されるように、モータで回転する回転羽を有するファンを備えるヒートシンクが知られている。ところが、この回転型のファンでは、冷却風を発生させるためには大きな動力が必要であり、消費電力が大きくなるという問題や、回転羽の風切音が騒音となるという問題がある。
これらの問題を解決するため、回転羽を用いないファンを備えるヒートシンクとして、圧電ファン付きのヒートシンクが知られている(特許文献1参照)。圧電ファンは、2枚の板状の圧電素子の間に薄い金属板からなるファンブレードが取り付けられ、圧電素子に交流電圧が印加されると、一方の圧電素子が縮み、他方の圧電素子が伸びることによりファンブレードが振動して、冷却風が発生するようになっている。圧電ファン付きのヒートシンクは、このような圧電ファンが、取付手段を介してベースプレート等に取り付けられてなる。特許文献1に記載の圧電ファン付きヒートシンクは、取付手段として、固定枠と支持梁と支柱とを有しており、複数のファンブレードを支持した支持梁が固定枠に複数配設され、その固定枠が支柱を用いてヒートシンクに固定されている。
特開平8−330488号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の圧電ファン付きのヒートシンクでは、ファンブレードの振動が取付手段を通じてヒートシンクに伝達され、さらには、発熱部品や発熱部品が実装された実装基板を振動させ、発熱部品内や実装基板上に配線のため施されたハンダにひびが入る等して、これら発熱部品および実装基板を搭載した電子機器の信頼性を低下させるおそれがある。
そこで、本発明は、ファンブレードの振動が発熱部品や実装基板に伝わることがなく、これら発熱部品や実装基板を搭載した電子機器の信頼性を低下させることのない圧電ファン付きヒートシンクを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明に係る圧電ファン付きヒートシンクは、発熱部品に熱的に接続されるベースプレートと、前記ベースプレートに立設され前記ベースプレートに伝導された前記発熱部品からの熱を放熱する複数の放熱フィンとを備えるヒートシンクと、前記ヒートシンクに冷却風を送風する圧電ファンと、前記ヒートシンクに前記圧電ファンを取り付けるための取付手段と有し、前記圧電ファンと前記取付手段との間、または/および、前記取付手段を構成する部材と部材との間、または/および、前記取付手段と前記ヒートシンクとの間に、前記圧電ファンの振動を吸収する振動吸収部材が設けられていることを特徴とする。
上述の圧電ファン付きのヒートシンクにおいて、前記振動吸収部材は、エラストマーからなるようにするとよい。
また、上述の圧電ファン付きのヒートシンクにおいて、前記振動吸収部材は、圧電素子からなり、前記圧電素子は、前記圧電ファンの振動と逆位相で動作するようにしてもよい。
また、上述の圧電ファン付きのヒートシンクにおいて、前記圧電ファンを構成し振動することにより冷却風を起こすファンブレードが、前記放熱フィンの立設範囲と略同一範囲に、前記ファンブレードの冷却風を起こす面が、前記ベースプレートの前記放熱フィンが立設された面と略平行になるように設けられているとよい。このとき、前記ファンブレードが、前記放熱フィンの先端近傍であって、前記各放熱フィンの間に配設されているとよい。このとき、前記取付手段は、前記圧電ファンを支持する支持部材と、複数の前記放熱フィンのうち両端に位置する前記放熱フィンの先端端部に設けられ前記支持部材が固定される固定部と、前記支持部材と前記固定部とを結合するための結合手段とを有するようにするとよい。このとき、前記振動吸収部材は、前記支持部材と前記固定部との間に設けるとよい。また、前記固定部は、前記放熱フィンと一体成形するとよい。
本発明によれば、ファンブレードの振動が発熱部品や実装基板に伝わるのを防止することができ、発熱部品内や実装基板上に配線のため施されたハンダにひびが入る等して、これら発熱部品や実装基板を搭載した電子機器の信頼性を低下させることがない。
以下、本発明の実施形態による圧電ファン付きヒートシンク1について、図1から図4を参照して説明する。
本実施形態による圧電ファン付きヒートシンク1は、図1に示すように、発熱部品(図示しない)に熱的に接続されるベースプレート2を有しており、ベースプレート2には、ベースプレート2に伝導された発熱部品からの熱を放熱する板状の放熱フィン3が、複数枚立設されている。ベースプレート2および放熱フィン3は、たとえば銅やアルミニウム等、熱伝導性に優れた金属からなる。なお、ベースプレート2と放熱フィン3とによりヒートシンク4が構成されている。
複数の放熱フィン3のうち、両端に位置する放熱フィン3は、他の放熱フィン3よりも背高に形成されており、その先端端部には、内側に向けて、圧電ファン6を固定するための固定部5が設けられている。
ベースプレート2、放熱フィン3および固定部5は、押し出し加工により一体形成されている。これにより、リテンション等の取り付け構造部材を別途用意する必要がなく、圧電ファン付きヒートシンク1を容易にかつ低コストで製造することができる。なお、放熱フィン3および固定部5のみを押し出し加工または引き抜き加工により一体形成し、放熱フィン3とベースプレート2とは、別体で構成してもよい。この場合、たとえば、ベースプレート2に、放熱フィン3のベースプレート2に固定される側の端部を差し込み可能な溝を設け、この溝に放熱フィン3を差し込んで溝をかしめて、ベースプレート2に放熱フィン3を固定するとよい。
また、ヒートシンク4は、全体が圧電ファン6の動作周波数のn次(n=1,2,3・・・)の倍音成分に共振しないように、ベースプレート2および放熱フィン3の材料、密度、大きさ等を適宜設定するとよい。これにより、ヒートシンク4が圧電ファン6に共鳴して騒音を発生するのを防止することができる。
放熱フィン3の先端近傍には、放熱フィン3に冷却風を送風する圧電ファン6が複数設けられている。各圧電ファン6は、図1および図2に示すように、たとえば圧電セラミック材からなる2枚の板状の圧電素子7を有しており、この2枚の圧電素子7の間には、例えばリン青銅等の金属やプラスチックからなる薄板状のファンブレード8が、その両端部が圧電素子7の両端から一方が長く延出するように設けられている。各圧電ファン6は、放熱フィン3と放熱フィン3との間に収まる程度の長さと幅を有しており、ファンブレード8は、図4に示すように、圧電素子7から長く延出した側の端部が先端に行く程、幅が狭くなるように形成されている。
圧電ファン6は、図示しない電源回路に接続されており、電源回路から交流電圧が印加されると、一方の圧電素子7が収縮するとき、他方の圧電素子7が伸張するようになっている。このような伸縮歪みにより、ファンブレード8に屈曲歪みが生じ、ファンブレード8が振動するようになっている。
なお、本実施形態では、2枚の圧電素子7でファンブレード8を挟んで圧電素子7に取り付けるようにしたが、いずれか一方の圧電素子のみでもよい。
ファンブレード8の圧電素子7から短く延出した側の端部は、金属やプラスチック等からなり、各ファンブレード8を一括して支持する支持部材9により、各ファンブレード8の風を起こす面が同一平面状に並ぶように、各放熱フィン3の間に配設可能に支持されている。
前述の固定部5および支持部材9には、それぞれねじ溝(図示しない)が設けられており、両ねじ溝にねじ10が螺合されることにより、固定部5に支持部材9が、ファンブレード8が、ファンブレード8の風を起こす面とベースプレート2の放熱フィン3が立設される面とが平行になり、かつ、放熱フィン3と放熱フィン3との間であって放熱フィン3の先端近傍に位置するように、固定されている。
このように、圧電ファン6が、放熱フィン3と放熱フィン3との間に位置するように設けられているため、ベースプレート2の放熱フィン3の立設範囲と略同一範囲に収まり、ベースプレート2の放熱フィン3の立設面と平行な方向の省スペース化を図ることができる。また、圧電ファン6が、放熱フィン3の先端近傍に、ファンブレード8の風を起こす面がベースプレート2の放熱フィン3が立設される面と平行に設けられているため、ベースプレート2の放熱フィン3が立設される面と垂直な方向の省スペース化を図ることができる。
なお、圧電ファン6は、放熱フィン3と放熱フィン3との間であって、放熱フィン3の先端近傍に設けられているが、ファンブレード8の端部が、先端に行く程、幅が狭くなっているため、圧電ファン6や支持部材9の寸法公差、圧電ファン6の支持部材9への取り付け位置のばらつき等により、ファンブレード8の長手方向の中心線と放熱フィン3の長手方向の中心線とが平行となるように取り付けられていない場合であっても、ファンブレード8の先端が放熱フィン3に干渉することがなく、ファンブレード8の振動により騒音や破損を生じるのを防止することができる。
固定部5と支持部材9との間には、ゴム等のエラストマーからなり、固定部5と略同一の大きさを有し、ねじ10が貫通可能な孔(図示しない)が設けられた振動吸収部材11が介装されている。なお、固定部5と支持部材9とに設けられたねじ溝とねじ10とは、特許請求の範囲に記載の結合手段を構成し、固定部5、支持部材9、ねじ溝、およびねじ10は、特許請求の範囲に記載の取付手段を構成する。
圧電ファン付きヒートシンク1は、上述にように構成されているため、圧電ファン6に交流電圧が印加されると、ファンブレード8が振動して風が発生し、放熱フィン3間に送風され、放熱フィン3に伝導された発熱部品からの熱が強制的に放熱される。特に、ファンブレード8が放熱フィン3間に設けられているため、放熱フィン3間を風が通り抜け、効率よく放熱される。このとき、ファンブレード8の振動は、振動吸収部材11により吸収されるため、固定部5を介してヒートシンク4に伝わるのが低減されている。
以上より、本実施の形態に係る圧電ファン付きヒートシンク1によれば、ファンブレード8の振動が発熱部品や発熱部品が実装された実装基板に伝わるのを防止することができ、発熱部品内や実装基板上に配線のため施されたハンダにひびが入る等して、これら発熱部品や実装基板を搭載した電子機器の信頼性を低下させるのを抑制することができる。
なお、本実施の形態においては、圧電ファン6を放熱フィン3間に位置するように設けたが、図5に示すように、放熱フィン3の間隔が、圧電ファン6の幅より狭くなるように放熱フィン3をベースプレート2に立設させ、圧電ファン6をファンブレード8が振動しても放熱フィン3の先端に干渉しない程度に、放熱フィン3の先端上方に設けるようにしてもよい。
また、図6に示すように、圧電ファン6を放熱フィン3と放熱フィン3との間であって、放熱フィン3先端とベースプレート2との間に設けるようにしてもよい。この場合、放熱フィン3の放熱フィン3先端とベースプレート2との間に固定部5を設けるようにするとよい。
これらの場合においても、固定部5と支持部材9との間に振動吸収部材11を設けることにより、ファンブレード8の振動は、振動吸収部材11により吸収され、ヒートシンク4に伝わるのが低減されている。
また、本実施の形態においては、振動吸収部材11をエラストマーにより構成するようにしたが、これに限らず、たとえば、繊維の集合体からなるフェルトにより構成するようにしてもよい。さらには、圧電素子により構成し、圧電ファン6を構成する圧電素子7と逆位相の交流電圧を印加することにより、ファンブレード8の振動を相殺するようにしてもよい。
また、本実施形態においては、固定部5と支持部材9との間に振動吸収部材11を設けるようにしたが、ファンブレード8と支持部材9との間に設けてもよい。さらに、支持部材9に換えてエラエラストマー等により支持部材9と同様の形状に形成した振動吸収部材11によりファンブレード8の端部を支持させるようにしてもよい。この場合、固定部5および結合手段が特許請求の範囲に記載の取付手段を構成する。また、固定部5に換えて固定部5と同様の形状に形成した振動吸収部材11にファンブレード8を支持した支持部材9を固定するようにしてもよい。この場合、支持部材9および結合手段が特許請求の範囲に記載の取付手段を構成する。さらに、上記の態様を組み合わせて振動吸収部材11を複数箇所に設けるようにしてもよい。
次に、本発明の他の実施形態について、図7を参照して説明する。本実施形態による圧電ファン付きヒートシンク20は、図7に示すように、ベースプレート21と、ベースプレート21に立設される複数枚の放熱フィン22とを有しており、ベースプレート21と放熱フィン22とによりヒートシンク23が構成されている。
ベースプレート21の両側面には、金属等からなり、放熱フィン22の立設方向に延出し、圧電ファン24を固定するための固定部材25が設けられている。
その他、ヒートシンク23は、第一の実施形態におけるヒートシンク4と同様に構成されている。
放熱フィン22の上方には、圧電ファン24が複数設けられている。各圧電ファン24は、2枚の板状の圧電素子26を有しており、この2枚の圧電素子26の間には、薄板状のファンブレード27が、その両端部が圧電素子26の両端から一方が長く延出するように設けられている。
圧電ファン24は、交流電圧が印加されると、一方の圧電素子26が収縮するとき、他方の圧電素子26が伸張するようになっており、これにより、ファンブレード27が振動するようになっている。
ファンブレード27の圧電素子26から短く延出した側の端部は、金属やプラスチック等からなり、各ファンブレード27を一括して支持する支持部材28により、各ファンブレード27の風を起こす面が同一平面状に並ぶように支持されている。
前述の固定部材25および支持部材28には、それぞれねじ溝(図示しない)が設けられており、両ねじ溝にねじ29が螺合されることにより、固定部材25に支持部材28が、ファンブレード27が、ベースプレート21に向って風が送られるように、固定されている。
固定部材25と支持部材28との間には、ゴム等のエラストマーからなり、支持部材28が固定部材25に固定される面と略同一の大きさを有し、ねじ29が貫通可能な孔(図示しない)が設けられた振動吸収部材30が介装されている。なお、固定部材25、支持部材28、ねじ溝、およびねじ29は、特許請求の範囲に記載の取付手段を構成する。
圧電ファン付きヒートシンク20は、上述にように構成されているため、圧電ファン24に交流電圧が印加されると、ファンブレード27が振動して風が発生し、放熱フィン22間に送風され、放熱フィン22に伝導された発熱部品からの熱が強制的に放熱される。このとき、ファンブレード27の振動は、振動吸収部材30により吸収されるため、固定部5を介してヒートシンク23に伝わるのが低減されている。
以上より、本実施の形態に係る圧電ファン付きヒートシンク20によれば、ファンブレード27の振動が発熱部品や発熱部品が実装された実装基板に伝わるのを防止することができ、発熱部品内や実装基板上に配線のため施されたハンダにひびが入る等して、これら発熱部品や実装基板を搭載した電子機器の信頼性を低下させるのを抑制することができる。
なお、本実施形態においては、振動吸収部材30は、固定部材25と支持部材28との間に設けるようにしたが、ベースプレート21と固定部材25との間に設けるようにしてもよいし、両方に設けるようにしてもよい。
本発明に係る圧電ファン付きヒートシンクの一実施形態の構成を模式的に示す斜視図である。 図1の圧電ファン付きヒートシンクに備えられた圧電ファンの構成を模式的に示す断面図である。 図1の圧電ファン付きヒートシンクの構成を模式的に示す断面図である。 図1の圧電ファン付きヒートシンクの構成を模式的に示す上面図である。 第一の実施形態の変形例の構成を模式的に示す斜視図である。 第一の実施形態の他の変形例の構成を模式的に示す斜視図である。 本発明に係る圧電ファン付きヒートシンクの他の実施形態の構成を模式的に示す斜視図である。
符号の説明
1,20 圧電ファン付きヒートシンク
2,21 ベースプレート
3,22 放熱フィン
4,23 ヒートシンク
5 固定部
6,24 圧電ファン
7,26 圧電素子
8,27 ファンブレード
9,28 支持部材
11,30 振動吸収部材

Claims (8)

  1. 発熱部品に熱的に接続されるベースプレートと、前記ベースプレートに立設され前記ベースプレートに伝導された前記発熱部品からの熱を放熱する複数の放熱フィンとを備えるヒートシンクと、
    前記ヒートシンクに冷却風を送風する圧電ファンと、
    前記ヒートシンクに前記圧電ファンを取り付けるための取付手段と
    を有し、
    前記圧電ファンと前記取付手段との間、または/および、前記取付手段を構成する部材と部材との間、または/および、前記取付手段と前記ヒートシンクとの間に、前記圧電ファンの振動を吸収する振動吸収部材が設けられていることを特徴とする圧電ファン付きヒートシンク。
  2. 前記振動吸収部材は、エラストマーからなることを特徴とする請求項1に記載の圧電ファン付きヒートシンク。
  3. 前記振動吸収部材は、圧電素子からなり、
    前記圧電素子は、前記圧電ファンの振動と逆位相で動作するようになっていることを特徴とする請求項1に記載の圧電ファン付きヒートシンク。
  4. 複数の前記圧電ファンが、前記放熱フィンの立設範囲と略同一範囲に、前記圧電ファンの冷却風を起こす面が、前記ベースプレートの前記放熱フィンが立設された面と略平行になり、かつ、同一平面状に並ぶように設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の圧電ファン付きヒートシンク。
  5. 前記圧電ファンが、前記放熱フィンの先端近傍であって、前記各放熱フィンの間に配設されていることを特徴とする請求項4に記載の圧電ファン付きヒートシンク。
  6. 前記取付手段は、前記圧電ファンを支持する支持部材と、複数の前記放熱フィンのうち両端に位置する前記放熱フィンの先端端部に設けられ前記支持部材が固定される固定部と、前記支持部材と前記固定部とを結合するための結合手段とを有することを特徴とする請求項5に記載の圧電ファン付きヒートシンク。
  7. 前記振動吸収部材は、前記支持部材と前記固定部との間に設けられていることを特徴とする請求項6に記載の圧電ファン付きヒートシンク。
  8. 前記固定部は、前記放熱フィンと一体成形されていることを特徴とする請求項6または請求項7に記載の圧電ファン付きヒートシンク。
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