JP2010067423A - 蓄電デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】外包材の劣化を抑え少ない工程で嵩を小さくすることが可能な蓄電デバイスを提供する。
【解決手段】ラミネート型蓄電デバイス1は、蓄電要素100と外包材とを備え、外包材は、第1のラミネートフィルム110と第2のラミネートフィルム120とを含み、内面層111と内面層121とが蓄電要素100の周囲で熱溶着されて固着され、蓄電要素100が外包材の内部に密封されるラミネート型蓄電デバイス1において、第2のラミネートフィルム120の端部には、第2のラミネートフィルム120を貫通する切欠き124が形成され、第1のラミネートフィルム110の端部は、切欠き124が形成された第2のラミネートフィルム120の端部を覆うように折り曲げられた折り曲げ部114を有し、折り曲げ部114では、外面層123と内面層111とが対向するとともに、第2のラミネートフィルム120を挟んで内面層111どうしが対向し、切欠き124を通じて熱溶着されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、リチウムイオン二次電池、リチウム二次電池、ポリマー二次電池などの蓄電デバイスに関し、特定的には蓄電要素を収容する可撓性フィルムからなる外包材を備えた蓄電デバイスに関するものである。なお、この明細書と特許請求の範囲では、「蓄電デバイス」はリチウムイオン二次電池、リチウム二次電池、ポリマー二次電池のみならず電気二重層キャパシタなども含む。
従来から、たとえば、リチウムイオン二次電池等の電池に関しては、多様な用途の拡大に伴って、小型化、軽量化、薄型化、形状の自由度等の要求が高まっている。
そこで、このような要求に応えることができるように、電池要素を収容する可撓性の外包材を形成するために多層構造のラミネートフィルムが従来から用いられている。ラミネートフィルムは、電池要素(素電池)に面する内面層と、中間層と、外部に面する外面層とから構成される。内面層は、たとえば、ポリエチレン、ポリプロピレン等の耐電解液性とヒートシール性に優れた熱可塑性樹脂からなる。中間層は、たとえば、アルミニウム箔等の可撓性と強度に優れた金属箔からなる。外面層は、たとえば、ポリアミド系樹脂等の電気絶縁性に優れた絶縁樹脂からなる。
このようなラミネートフィルムからなる外包材の中に電池要素を収容した電池(以下、ラミネート型電池という)の構造が、たとえば、特開2001−250515号公報(特許文献1)に開示されている。
図5は、従来のラミネート型電池の断面の一部を示す断面図である。
図5に示すように、特開2001−250515号公報(特許文献1)に記載の従来のラミネート型電池9では、電池要素900がラミネート状複合材によって形成される外包材910と外包材920によって被覆されている。外包材910の周辺部911と外包材920の周辺部921は、熱溶着によって接合されて接合片部930を形成する。接合片部930は、電池9の側面に沿うように折り曲げられて、電池9の側面を覆う外包材920の側面に接着剤940で接着されている。このように、外包材910と外包材920の接合片部930を電池9の側面に沿うように折り曲げて外包材920に接着することによって、電池9の嵩を小さくすることができる。
特開2001−250515号公報
しかしながら、特開2001−250515号公報(特許文献1)に記載の従来のラミネート型電池では、接合片部930を電池9の側面を覆う外包材920の表面に接着するために、接着剤を用いているため、接着剤材料費や接着剤塗布工程が必要になり、コストが上がる。また、ラミネート状複合材によって形成されている外包材920の外面層が接着剤によって劣化し、電池9の長期信頼性の低下が懸念される。
そこで、この発明の目的は、外包材の劣化を抑え、少ない工程で嵩を小さくすることが可能な蓄電デバイスを提供することである。
この発明に従った蓄電デバイスは、蓄電要素と、蓄電要素を収容する可撓性フィルムからなる外包材とを備える。外包材は、蓄電要素に面する第1の内面層を有する第1の外包部と、蓄電要素を介在して第1の内面層と対向する第2の内面層と第2の内面層の外側を覆う外面層とを有する第2の外包部とを含む。第1の内面層と第2の内面層とが蓄電要素の周囲において熱溶着されることによって固着され、蓄電要素が外包材の内部に密封される。以上のように構成された蓄電デバイスにおいて、第2の外包部の端部には、第2の外包部を貫通する貫通孔が形成されている。第1の外包部の端部は、貫通孔が形成された第2の外包部の端部を覆うように折り曲げられた折り曲げ部を有する。折り曲げ部においては、第2の外包部の外面層と第1の外包部の第1の内面層とが対向するとともに、第2の外包部を挟んで第1の外包部の第1の内面層どうしが対向し、貫通孔を通じて熱溶着されている。
蓄電要素の周辺部では、第1の内面層と第2の内面層とが熱溶着されて固着される。このままでは、蓄電要素の周囲には、外包材に余剰部分が生じる。そこで、第2の外包部の端部を第1の外包部で覆うように、第1の外包部が折り曲げられることによって、外包材の余剰部分を小さくすることができる。
第2の外包部の端部を第1の外包部で覆うように、第1の外包部を折り曲げると、第2の外包部の外面層側では、第2の外包部の外面層と第1の外包部の第1の内面層とが対向する。第2の外包部の外面層と第1の外包部の第1の内面層とは、熱溶着されない。そのため、第1の外包部の折り曲げ部を第2の外包部の外面層に熱溶着して固着することができない。しかし、第1の外包部の折り曲げ部においては、第2の外包部を挟んで第1の内面層どうしが対向している。折り曲げ部に覆われている第2の外包部には貫通孔が形成されている。第2の外包部を挟む第1の外包部の第1の内面層どうしは、貫通孔を通じて熱溶着される。このようにして、第2の外包部を挟んで第1の外包部の第1の内面層どうしが熱溶着されて固着されるので、折り曲げられた外包材の形状を安定化させることができる。
また、このように、接着剤やテープを用いることなく、外包材の余剰部分を折り曲げて熱溶着して固着することができるので、接着剤やテープののりによって外包材が劣化することがない。また、第1の外包部の端部を折り曲げる工程と熱溶着の工程とを同時に行なうことができるので、余剰部分を折り曲げて接着剤を塗布して接着したり、テープで接着したりする場合と比較して、少ない工程で嵩の小さい蓄電デバイスを製作することができる。
このようにすることにより、外包材の劣化を抑え、長期信頼性を高めることができ、少ない工程で嵩を小さくすることが可能な蓄電デバイスを提供することができる。
以上のように、この発明によれば、外包材の劣化を抑え、長期信頼性を高めることができ、少ない工程で嵩を小さくすることが可能な蓄電デバイスを提供することができる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、この発明の一つの実施の形態として、ラミネート型蓄電デバイス(一つの例としてはラミネート型電池である)の全体を示す正面図(A)と、図1の(A)に示すラミネート型蓄電デバイスをB−B線で示す方向から見たときの断面図(B)と、図1の(A)に示すラミネート型蓄電デバイスをリード端子の方向から見たときの斜視図(C)である。
図1の(A)〜(C)に示すように、ラミネート型蓄電デバイス1は、蓄電要素(一つの例としては素電池または電池要素である)100と、蓄電要素100を被覆して収容する可撓性フィルムからなる外包材の第1の外包部として第1のラミネートフィルム110と第2の外包部として第2のラミネートフィルム120と、蓄電要素100の正極および負極のそれぞれに電気的に接続されて第1のラミネートフィルム110と第2のラミネートフィルム120から突出して延びる正極リード端子103および負極リード端子104とから構成される。
蓄電要素100は、正極用集電体、正極用集電体に付与された正極活物質、負極用集電体、負極用集電体に付与された負極活物質、固体電解質から構成される。正極用集電体の正極未塗工部101には正極リード端子103が接続され、負極用集電体の負極未塗工部102には負極リード端子104が接続されている。
第1のラミネートフィルム110は、蓄電要素100に面する第1の内面層として内面層111と、中間層112と、外部に面する外面層113とから構成される。第2のラミネートフィルム120は、蓄電要素100に面する第2の内面層として内面層121と、中間層122と、外部に面する外面層123とから構成される。第1のラミネートフィルム110と第2のラミネートフィルム120の内面層111,121は、たとえば、ポリエチレン、ポリプロピレン等の耐電解液性とヒートシール性に優れた熱可塑性樹脂からなる。中間層112,122は、たとえば、アルミニウム箔等の可撓性と強度に優れた金属箔からなる。外面層113,123は、たとえば、ポリアミド系樹脂等の電気絶縁性に優れた絶縁樹脂からなる。この実施の形態においては、一例として、内面層111,121は、ポリプロピレンによって形成され、中間層112,122はアルミニウム箔によって形成され、外面層113,123はナイロンによって形成されているものとする。
第1のラミネートフィルム110は、第2のラミネートフィルム120の端部を覆うように折り曲げられる折り曲げ部114を有する。第2のラミネートフィルム120の端部には、貫通孔として切欠き124が形成されている。切欠き124は、第2のラミネートフィルム120を貫通する孔である。第1のラミネートフィルム110の折り曲げ部114は、第2のラミネートフィルム120の端部と、端部に形成されている切欠き124とを包むように折り曲げられている。このようにして、第2のラミネートフィルム120の切欠き124は、第1のラミネートフィルム110によって覆われている。
第1のラミネートフィルム110と第2のラミネートフィルム120とが蓄電要素100を挟むようにして収容し、第1のラミネートフィルム110の内面層111と第2のラミネートフィルム120の内面層121が熱溶着されることにより、蓄電要素100の周縁部において固着されている。正極リード端子103と負極リード端子104は、第1のラミネートフィルム110と第2のラミネートフィルム120の外周縁部が熱溶着されて封止された部分から外部に引き出されている。
図2は、この発明のラミネート型蓄電デバイスの製作の各工程における状態を示す図である。
図2の(A)に示すように、まず、第1のラミネートフィルム110上に、蓄電要素100を置く。次に、図2の(B)に示すように、第1のラミネートフィルム110上に置かれた蓄電要素100の上に、第2のラミネートフィルム120を載せる。第2のラミネートフィルム120の端部には複数の切欠き124が形成されている。このとき、第1のラミネートフィルム110の内面層と第2のラミネートフィルム120の内面層が対向して、内面層どうしで蓄電要素100を挟むようにする。第1のラミネートフィルム110の折り曲げ部114は、第2のラミネートフィルム120の端縁から突出している。第2のラミネートフィルム120の端縁から突出している折り曲げ部114の長さL1は、第2のラミネートフィルム120の端縁から切欠き124までの距離L2よりも長いように形成されている。次に、第1のラミネートフィルム110の折り曲げ部114を折り曲げる。
図3は、第1のラミネートフィルムの折り曲げ部を折り曲げる前のラミネート型蓄電デバイスの端部の一部を示す斜視図(A)と、折り曲げた後のラミネート型蓄電デバイスの端部の一部を示す斜視図(B)である。
図3の(A)に示すように、ラミネート蓄電デバイスの端部においては、第1のラミネートフィルム110の上には、第2のラミネートフィルム120が載せられている。第1のラミネートフィルム110と第2のラミネートフィルム120は、内面層111,121どうしが対向するように重ねられている。第2のラミネートフィルム120の端部には複数の切欠き124が形成されており、切欠き124を通して第1のラミネートフィルム110の内面層111が露出している。第1のラミネートフィルム110の折り曲げ部114は、第2のラミネートフィルム120の端縁から突出している。
正極リード端子103と負極リード端子104が引き出されている周辺部と、正極リード端子103と負極リード端子104が引き出されている周辺部に対向する周辺箇所で、それぞれ、第1のラミネートフィルム110と第2のラミネートフィルム120を熱溶着してシールし、電解液を投入する。
次に、図3の(B)に示すように、第1のラミネートフィルム110の折り曲げ部114を折り曲げると、第2のラミネートフィルム120の端部と、端部に形成されている切欠き124とが第1のラミネートフィルム110によって覆われる。折り曲げ部114が折り曲げられた第1のラミネートフィルム110によって切欠き124が覆われると、切欠き124においては、第1のラミネートフィルム110の内面層111(図3の(A))どうしが連通する。この状態で、折り曲げ部114において第1のラミネートフィルム110と第2のラミネートフィルム120が熱溶着される。
図4は、図3の(B)に示すラミネート型蓄電デバイスをIV−IV線の方向から見たときの断面図である。
図4に示すように、第1のラミネートフィルム110の折り曲げ部114が折り曲げられて、第2のラミネートフィルム120の端部の切欠き124が第1のラミネートフィルム110によって覆われて熱溶着される。第2のラミネートフィルム120の端部においては、第1のラミネートフィルム110の内面層111と第2のラミネートフィルム120の外面層123とが対向している。内面層111と外面層123は熱溶着されないので、このままでは、折り曲げられた外包材の形状を安定させることができない。しかし、切欠き124において、第1のラミネートフィルム110の内面層111どうしが連通しており、内面層111どうしが熱溶着される。
このようにして、第2のラミネートフィルム120の端部が第1のラミネートフィルム110によって覆われ、第1のラミネートフィルム110の折り曲げ部114が第2のラミネートフィルム120の端部上に固定されるので、第1のラミネートフィルム110と第2のラミネートフィルム120の端部の形状を安定に保つことができる。
以上のように、ラミネート型蓄電デバイス1は、蓄電要素100と、蓄電要素100を収容する可撓性フィルムからなる外包材とを備える。外包材は、蓄電要素100に面する内面層111を有する第1のラミネートフィルム110と、蓄電要素100を介在して内面層111と対向する内面層121と内面層121の外側を覆う外面層123とを有する第2のラミネートフィルム120とを含む。第1のラミネートフィルム110の内面層111と第2のラミネートフィルム120の内面層121とが蓄電要素100の周囲において熱溶着されることによって固着され、蓄電要素100が外包材の内部に密封される。以上のように構成されたラミネート型蓄電デバイス1において、第2のラミネートフィルム120の端部には、第2のラミネートフィルム120を貫通する切欠き124が形成されている。第1のラミネートフィルム110の端部は、切欠き124が形成された第2のラミネートフィルム120の端部を覆うように折り曲げられた折り曲げ部114を有する。折り曲げ部114においては、第2のラミネートフィルム120の外面層123と第1のラミネートフィルム110の内面層111とが対向するとともに、第2のラミネートフィルム120を挟んで第1のラミネートフィルム110の内面層111どうしが対向し、切欠き124を通じて熱溶着されている。
蓄電要素100の周辺部では、内面層111と内面層121とが熱溶着されて固着される。このままでは、蓄電要素100の周囲には、外包材に余剰部分が生じる。そこで、第2のラミネートフィルム120の端部を第1のラミネートフィルム110で覆うように、第1のラミネートフィルム110が折り曲げられることによって、外包材の余剰部分を小さくすることができる。
第2のラミネートフィルム120の端部を第1のラミネートフィルム110で覆うように、第1のラミネートフィルム110を折り曲げると、第2のラミネートフィルム120の外面層123側では、第2のラミネートフィルム120の外面層123と第1のラミネートフィルム110の内面層111とが対向する。第2のラミネートフィルム120の外面層123と第1のラミネートフィルム110の内面層111とは、熱溶着されない。そのため、第1のラミネートフィルム110の折り曲げ部114を第2のラミネートフィルム120の外面層123に熱溶着して固着することができない。しかし、第1のラミネートフィルム110の折り曲げ部114においては、第2のラミネートフィルム120を挟んで内面層111どうしが対向している。折り曲げ部114に覆われている第2のラミネートフィルム120には切欠き124が形成されている。第2のラミネートフィルム120を挟む第1のラミネートフィルム110の内面層111どうしは、切欠き124を通じて熱溶着される。このようにして、第2のラミネートフィルム120を挟んで第1のラミネートフィルム110の内面層111どうしが熱溶着されて固着されるので、折り曲げられた外包材の形状を安定化させることができる。
また、このように、接着剤やテープを用いることなく、外包材の余剰部分を折り曲げて熱溶着して固着することができるので、接着剤やテープののりによって外包材が劣化することがない。また、第1のラミネートフィルム110の端部を折り曲げる工程と熱溶着の工程とを同時に行なうことができるので、余剰部分を折り曲げて接着剤を塗布して接着したり、テープで接着したりする場合と比較して、少ない工程で嵩の小さいラミネート型蓄電デバイス1を製作することができる。
このようにすることにより、外包材の劣化を抑え、長期信頼性を高めることができ、少ない工程で嵩を小さくすることが可能なラミネート型蓄電デバイス1を提供することができる。
以上に開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考慮されるべきである。本発明の範囲は、以上の実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての修正と変形を含むものである。
本発明の蓄電デバイスは、バックアップ電源として発電所や自宅用の電力貯蔵用バッテリーに用いられるだけでなく、自動車、二輪車、電車、カートなどの車両の動力源用バッテリーとして用いられるラミネート型蓄電デバイスにも適用される。
この発明の一つの実施の形態として、ラミネート型蓄電デバイスの全体を示す正面図(A)と、(A)に示すラミネート型蓄電デバイスをB−B線で示す方向から見たときの断面図(B)と、(A)に示すラミネート型蓄電デバイスをリード端子の方向から見たときの斜視図(C)である。 この発明のラミネート型蓄電デバイスの製作の各工程における状態を示す図である。 第1のラミネートフィルムの折り曲げ部を折り曲げる前のラミネート型蓄電デバイスの端部の一部を示す図(A)と、折り曲げた後のラミネート型蓄電デバイスの端部の一部を示す図(B)である。 図3の(B)に示すラミネート型蓄電デバイスをIV−IV線の方向から見たときの断面図である。 従来のラミネート型蓄電デバイスの断面の一部を示す断面図である。
符号の説明
1:ラミネート型蓄電デバイス、100:蓄電要素、110:第1のラミネートフィルム、111:内面層、114:折り曲げ部、120:第2のラミネートフィルム、121:内面層、123:外面層、124:切欠き。

Claims (1)

  1. 蓄電要素と、
    前記蓄電要素を収容する可撓性フィルムからなる外包材とを備え、
    前記外包材は、前記蓄電要素に面する第1の内面層を有する第1の外包部と、前記蓄電要素を介在して前記第1の内面層と対向する第2の内面層と前記第2の内面層の外側を覆う外面層とを有する第2の外包部とを含み、
    前記第1の内面層と前記第2の内面層とが前記蓄電要素の周囲において熱溶着されることによって固着され、前記蓄電要素が前記外包材の内部に密封される蓄電デバイスにおいて、
    前記第2の外包部の端部には、前記第2の外包部を貫通する貫通孔が形成され、
    前記第1の外包部の端部は、前記貫通孔が形成された前記第2の外包部の端部を覆うように折り曲げられた折り曲げ部を有し、
    前記折り曲げ部においては、前記第2の外包部の外面層と前記第1の外包部の第1の内面層とが対向するとともに、前記第2の外包部を挟んで前記第1の外包部の第1の内面層どうしが対向し、前記貫通孔を通じて熱溶着されている、蓄電デバイス。
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