JP2010067238A - 駐車スペースの人監視システム - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の発進に際して駐車スペースにおける安全性を高める。
【解決手段】建物10においては、駐車スペース16の人監視システムがホームサーバ41を含んで構成されている。ホームサーバ41には、車庫内照明器具45、屋外照明器具46、車庫内スピーカ47、屋外スピーカ48及び人感センサ52が電気的に接続されており、車庫15内に駐車される車両Cには車載ナビゲーション装置C11が搭載されている。ホームサーバ41は、人感センサ52の検出信号に基づいて車庫15内に人がいるか否かの判定を行うとともに、車両Cの入出庫についての判定を行う。そして、車庫15内に人がいる状態で駐車車両Cが発進したり車両Cが入庫したりする場合に、車庫内照明器具45や屋外照明器具46、車庫内スピーカ47、屋外スピーカ48に報知動作を行わせるとともに、車載ナビゲーション装置C11に報知動作を行わせる。
【選択図】図1

Description

本発明は、駐車スペースの人監視システムに関するものである。
自動車等の車両を駐車スペースに駐車するに際して、運転者の運転操作を補助する技術が提案されている。例えば特許文献1に記載されている構成においては、車庫に形成された駐車スペースに車両が駐車される場合に、車両及びその周辺状況を正投影図法による上面図として描いた図に相当する情報が画像として表示装置に表示される。この構成では、あたかも駐車位置の上空高くから車両を撮影したような画像により、車庫壁と車体との空き具合を正確に把握することができる。
特開2001−151052号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されている構成では、実際に上空高くから車両を撮影しているわけではないため、駐車スペースにおいて車外にいる人を検出することは困難になっていると考えられる。例えば、駐車スペースにおいて駐車車両の他に人が存在していると、車両の発進に際してその車両が人に接触するおそれがある。したがって、駐車スペースにおいて安全性を確保する構成に関して改善の余地がある。
本発明は、車両の発進に際して駐車スペースにおける安全性を高めることを主たる目的とする。
上記課題を解決するために、第1の発明は、駐車スペースに人がいることを検出する人検出手段と、前記駐車スペースに駐車されている車両が発進するか否かを判定する発車判定手段と、前記人検出手段により人がいることが検出され且つ前記発車判定手段により車両が発進すると判定された場合に、車両の運転者を対象とした報知動作を報知手段に行わせる制御手段とを備えていることを特徴とする。
第1の発明によれば、駐車スペースにて運転者が車両を発進させようとした場合に、駐車スペースに人がいればその旨が運転者に知らされる。この場合、駐車スペースにおいて、車両等に隠れて運転者からは視認することができない位置に人がいても、運転者はその人の存在に容易に気付くことができる。したがって、車両の発進時に車両と人とが接触することを回避できる。つまり、車両の発進に際して駐車スペースにおける安全性を高めることができる。
第2の発明では、前記人検出手段は、前記駐車スペースの全体を検出範囲に含み、且つ該駐車スペースに人がいることを駐車車両の有無に関係なく検出する。
第2の発明によれば、駐車スペースにおいて運転者からは死角となる位置に人がいたとしても、運転者はその人の存在を知ることができる。したがって、車両の発進に際して駐車スペースにおける安全性の高い構成を実現できる。なお、人感センサが人検出手段として駐車スペースの下部や床面に設けられていると良い。この場合、車両の窓開口よりも下方に子供がいたり車両の下に動物が入り込んでいたりしても、それら子供や動物は車体が障害物となることなく人感センサにより検出され、しかも大人も検出される。また、人の熱を検出する熱センサが人検出手段として設けられていると良い。この場合、車両を挟んで熱センサの反対側に人がいてもその人が検出される。
第3の発明では、前記車両側との無線通信が可能な通信部を備え、前記制御手段は、前記報知手段としての車載報知手段が搭載されている前記車両に対して、車内に向けて前記報知動作を行わせるための制御信号を前記通信部から送信させる。
第3の発明によれば、駐車スペースに人がいることが車内に向けて報知されるため、その報知を運転者が見逃したり聞き逃したりすることがない。したがって、駐車スペースに人がいることを運転者により一層確実に認識させることができる。なお、車載報知手段は、報知画面を表示する車載表示装置や報知音や音声を発生させる車載音声発生装置を含んで構成されていることが好ましい。
第4の発明では、前記報知手段として前記駐車スペースに設けられた車外報知手段を備え、前記制御手段は、駐車スペースに向けて前記報知動作を行わせるように前記車外報知手段を制御する。
第4の発明によれば、駐車スペースに人がいることを車両の運転者に認識させることができるとともに、車両が発進することを駐車スペースにおける車外の人に認識させることができる。この場合、車内の運転者と車外の人との両者に向けて注意が喚起されるため、車両の発進に際して駐車スペースにおける安全性をより一層高めることができる。なお、駐車スペースの出入口近傍に表示装置が設けられていると良い。この場合、運転者は発車時における安全確認の際に報知表示を視認しやすくなり、人は駐車スペースへ出入りする際に報知表示を視認しやすくなる。
第5の発明では、前記車両を走行させるべく駆動する走行駆動源の始動を検出する始動検出手段を備え、前記発車判定手段は、前記始動検出手段の検出結果に基づいて、前記車両が発車するか否かを判定する。
第5の発明によれば、実際に運転者が車両を発進させる前に、車両が発進することを駐車スペースにおける車外の人に認識させることができる。したがって、車外の人は、車両が発進するより前にあらかじめ安全な位置に退避しておくことができる。なお、走行駆動源を内燃機関とする車両の内燃機関始動や走行駆動源をモータとする車両のモータ始動が検出された場合に車外報知手段により報知動作が行われる構成が好ましい。この場合、車両が停止している時に車外の人に車両発進を報知できる。
第6の発明では、前記駐車スペースが形成された車庫の車両用出入口を開閉するシャッタ装置を備え、前記制御手段は、前記シャッタ装置が開放動作する場合に前記車外報知手段に前記報知動作を行わせる。
第6の発明によれば、車両用出入口の開放が駐車スペース内の人に報知される。ここで、運転者にとって車両用出入口を開放させることは車両を出庫させるための準備作業であるため、その準備作業が行われる場合に駐車スペース内の人に対して報知動作が行われることは、車両の発進に際しての安全性を高める観点にて好適である。一方、駐車スペースに車両が駐車されていない場合であれば、車両が駐車スペースに入ってくることを駐車スペース内の人に察知させることができる。したがって、車両発進の際だけでなく車両の進入に際しても駐車スペースにおける安全性を高めることができる。なお、車両に搭載されている操作部によりシャッタ装置の遠隔操作が可能な構成であると良い。この場合、運転者は、車両を降りることなく容易に車両用出入口を開放させることができ、しかも、駐車スペース内の人に車両進入を察知させることができる。
第7の発明では、前記車両が前記駐車スペースに進入することを示す進入信号が該車両側から出力されたか否かの判定を行う信号判定手段を備え、前記制御手段は、前記信号判定手段により前記進入信号が出力されたと判定された場合に前記車外報知手段に前記報知動作を行わせる。
第7の発明によれば、実際に車両が駐車スペースに進入する前に、車両が進入してくることを駐車スペース内の人に認識させることができる。この場合、駐車スペース内の人は、車両が到着する前に安全な位置に退避したり車両進入に対する障害物を排除したりすることができる。したがって、運転者は、車両を駐車スペース近傍に到着させた後、待つことなく速やかに車両を駐車スペースに進入させることができる。
なお、車両に搭載されている車載ナビゲーション装置により建物接近や到着が案内され、その案内に伴って車両側から進入信号が出力される構成であると良い。例えば、車載ナビゲーション装置が、目的地周辺に到着したことを案内するために音声出力処理や画面表示処理を行った場合に、それら処理の実行に伴って帰宅信号を進入信号として出力する構成とする。また、車載ナビゲーション装置が、自宅到着を案内するために音声出力や画面表示を行った場合に、それら音声出力や画面表示と同時に帰宅信号を出力する構成とする。さらには、車両に搭載されている車載操作部が運転者により操作された場合に車両側から進入信号が出力される構成であると良い。いずれの構成でも、車両が車庫への進入を開始するまでに、車両の受け入れ態勢を整える時間を確保することができる。
第8の発明では、前記駐車スペースに車両が進入するか否かを判定する進入判定手段を備え、前記制御手段は、前記進入判定手段により車両が進入すると判定された場合に前記報知手段に前記報知動作を行わせる。
第8の発明によれば、運転者が駐車スペースに車両を進入させようとした場合に、その旨を車両側の人に対して報知することが可能となる。この場合、車両が駐車スペースへ進入することが車両や駐車スペースの周辺にいる人に知らされるため、人が駐車スペース内へ入ることについて注意を喚起できる。したがって、駐車スペースへの車両進入に際して、駐車スペース内にいる人だけでなく、駐車スペースの外にいる人についても安全性を確保できる。
なお、本構成において、制御手段は、人検出手段により駐車スペースに人がいることが検出された場合に前記報知手段に前記報知動作を行わせる構成が適用されると良い。この場合、車両が駐車スペースに進入する際に、駐車スペースにおいて、障害物等に隠れて運転者からは視認することができない位置に人がいても、運転者はその人の存在に容易に気付くことができる。したがって、車両の進入に際して駐車スペースにおける安全性をより一層高めることができる。
また、本構成が請求項4乃至7のいずれか1項に適用されると良い。この場合、車両が駐車スペースに進入することを駐車スペース内の人に認識させることができる。つまり、仮に駐車スペース内の人が車両を視認していなくても車両進入に気付かせることができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、電気的な構成を含んだ車庫15の概略図である。
図1に示すように、住宅等の建物10には車庫15が一体的に設けられており、車庫15は付属車庫となっている。車庫15は車両Cの駐車が可能な駐車スペース16を車庫内空間として有しており、駐車スペース16の周囲は壁部17により囲まれている。壁部17には、屋外側に開放された開口部として屋外側出入口18が形成されており、車両Cや人は屋外側出入口18を通じて屋外から車庫15内に出入りし、車両Cは駐車スペース16に駐車される。なお、車両Cは、走行するために駆動させる走行駆動源としてガソリンエンジン等の内燃機関を有している。
車庫15には、屋外側出入口18を閉鎖するシャッタ装置21が設けられており、シャッタ装置21は、上下方向に移動することで屋外側出入口18を開閉するシャッタカーテン22と、シャッタカーテン22を巻回した状態で収納するシャッタケース23とを有している。シャッタケース23は、屋外側出入口18の上方において壁部17に取り付けられており、屋外側出入口18は、シャッタカーテン22がシャッタケース23から下方に向けて繰り出されることで閉鎖され、シャッタカーテン22がシャッタケース23内にて巻き取られることで開放される。
シャッタ装置21には、電動モータ等を含んで構成されているシャッタ駆動部24が設けられており、そのシャッタ駆動部24が駆動することでシャッタカーテン22の巻き取りや繰り出しが行われる。つまり、シャッタ駆動部24の駆動に伴って屋外側出入口18が開閉される。
また、壁部17には、屋内側に開放された開口部として屋内側出入口31が形成されており、人は屋内側出入口31を通じてリビングや廊下等の居住空間32から車庫15に出入りする。壁部17には屋内側出入口31を閉鎖する扉体33が取り付けられている。扉体33は回動可能な開き戸となっており、壁部17に軸支されている。なお、扉体33は引き戸であってもよい。また、扉体33には、その扉体33の施解錠を行う施錠装置34が設けられている。
次に、駐車スペース16の人監視システムに関する電気的な構成について、図1を参照しつつ説明する。
図1に示すように、駐車スペース16の人監視システムは、ホームサーバ41を含んで構成されている。ホームサーバ41は、パーソナルコンピュータ、キーボード等の入力手段、ディスプレイ等の表示手段を備えており、例えばパーソナルコンピュータはCPUや各種メモリ等からなるマイクロコンピュータを有している。ホームサーバ41においては、住人等は、入力手段を操作することで人監視システムの制御内容を設定することが可能となっている。なお、ホームサーバ41は、例えば居住空間32に設置されている。
ホームサーバ41には、シャッタ駆動部24、車庫内照明器具45、屋外照明器具46、車庫内スピーカ47及び屋外スピーカ48が接続されており、ホームサーバ41は、指令信号を出力することでそれらシャッタ駆動部24、車庫内照明器具45、屋外照明器具46、車庫内スピーカ47及び屋外スピーカ48の動作制御を行う。車庫内照明器具45は例えば車庫15の天井面に取り付けられており、車庫内スピーカ47は例えば壁部17の車庫側面に取り付けられている。また、屋外照明器具46及び屋外スピーカ48は、屋外側出入口18の近傍における壁部17の屋外側面にそれぞれ取り付けられている。ちなみに、車庫内照明器具45、屋外照明器具46、車庫内スピーカ47及び屋外スピーカ48が車外報知手段となっている。
また、ホームサーバ41には、施錠装置34、車両Cの存在を検出する車両センサ51、人の存在を検出する人検出手段としての人感センサ52、及び照明スイッチ53が接続されている。施錠装置34は、屋内側出入口31の扉体33が施錠及び解錠されたことを検出し、検出信号をホームサーバ41に対して出力する。車両センサ51は、例えば、壁部17における車庫側面に取り付けられた超音波センサであり、検出信号をホームサーバ41に対して出力する。
人感センサ52は、例えば、駐車スペース16(車庫15内)の全体を検出範囲とする赤外線センサであり、検出信号をホームサーバ41に対して出力する。また、人感センサ52は複数設けられており、人の存在を検出することができない非検出範囲が車庫15内に生じないようになっている。特に、少なくとも1つの人感センサ52は、壁部17の車庫側面における下部に配置されており、車庫15の床面付近の空間について横方向から人の存在を検出する。例えば、人感センサ52が壁部17の上部や天井に配置されている場合、人感センサ52は、駐車車両Cが障害物となってその車両Cの下方空間が非検出範囲となってしまう。これに対して、本実施形態では、駐車車両Cの下方空間に動物や子供が入り込んでいてもそれら動物や子供を検出することが可能となり、さらに駐車車両Cの側方空間における車両窓開口よりも下方の空間に子供がいてもその子供を検出することが可能となる。なお、人感センサ52は、車庫15の床部に埋め込まれていてもよい。
照明スイッチ53は、車庫内照明器具45及び屋外照明器具46のそれぞれに対応して設けられており、住人等によりON/OFF操作が行われることで車庫内照明器具45や屋外照明器具46をON/OFFさせる。また、照明スイッチ53は、ON/OFF操作が行われたことを検出し、検出信号をホームサーバ41に対して出力する。なお、照明スイッチ53は、例えば壁部17の屋内側出入口31周辺における車庫側面に取り付けられている。
さらに、ホームサーバ41には建物側通信部55が接続されている。建物側通信部55は、車両C側との無線通信が可能な構成となっており、例えば壁部17の車庫側面に取り付けられている。
車両Cには、車載報知手段としての車載ナビゲーション装置C11と、建物側通信部55との無線通信が可能な車両側通信部C12とが搭載されている。車載ナビゲーション装置C11は、車載モニタや車載スピーカ、GPS端末等を有している。GPS端末は、GPS衛星から発信される電波を受信することで自身(車両C)の位置情報を生成する構成となっている。車両側通信部C12は、前記位置情報や、車載ナビゲーション装置C11の動作に関するナビゲーション情報、エンジン始動に関する始動情報等を含む車両信号を建物側通信部55に対して送信する。ホームサーバ41は、建物側通信部55及び車両側通信部C12を通じて指令信号を送信することで車載ナビゲーション装置C11の動作制御を行う。ちなみに、車両信号には始動情報が含まれるため、その車両信号を受信する建物側通信部55が始動検出手段としての役割を果たすことになる。
なお、建物側通信部55は、インターネットへの接続が可能となっていてもよい。この場合、インターネットはコントロールセンタと接続されており、そのコントロールセンタと車両側通信部C12とが無線通信可能となっている。また、ホームサーバ41は、インターネット及びコントロールセンタを介して車両側通信部C12から車両信号を受信する。したがって、車両Cが、車両側通信部C12と建物側通信部55との無線通信が不可となるような建物10から遠く離れた位置を走行していても、ホームサーバ41は車両Cの位置情報等を取得することが可能となる。
次に、ホームサーバ41によって実行される人監視システムの制御処理について、図2のフローチャートを参照しつつ説明する。なお、本処理は、所定の時間周期で実行される。
図2において、ステップS101では、施錠装置34、車両センサ51、人感センサ52及び照明スイッチ53から出力された各種検出信号を取得する。ステップS102では、車庫15内に人がいるか否かの判定を行う。具体的には、人感センサ52の検出信号に基づいた車庫15内に人がいるか否かの判定、施錠装置34の検出信号に基づいた扉体33の施錠装置34が解錠されたか否かの判定、及び照明スイッチ53の検出信号に基づいた車庫内照明器具45が点灯されたか否かの判定を行い、いずれか1つでも判定が肯定された場合に車庫15内に人がいると判定する。これは、住人等が扉体33の施錠装置34を解錠してから居住空間32から車庫15内に入り、車庫15内にて車庫内照明器具45を点灯させると考えられるためである。この場合、人感センサ52に加えて施錠装置34及び照明スイッチ53も人検出手段としての役割を果たしている。車庫15内に人がいない場合はそのまま本処理を終了し、車庫15内に人がいる場合はステップS103に進む。
ステップS103では、車両センサ51の検出信号に基づいて、車庫15内に駐車車両Cが存在しているか否かを判定する。駐車車両Cが有る場合、ステップS104に進み、車両信号に含まれている始動情報に基づいて、駐車車両Cが発進するか否かを判定する。例えば、エンジンが始動された場合は駐車車両Cがこれから発進すると判定し、エンジンが始動されない場合は駐車車両Cが発進しないと判定する。車両Cが発進しない場合はそのまま本処理を終了し、車両Cが発進する場合は発進時報知処理をステップS105及びS106にて実行する。
ステップS105では、車内報知処理を行う。具体的には、車載ナビゲーション装置C11に報知動作を行わせ、車載モニタに報知画面を表示させたり車載スピーカから報知音や音声を出力させたりすることで、車庫15内において車外に人がいることを運転者に知らせる。この場合、運転者は、視認することができない死角となる位置に車外の人がいても、その人の存在を認識することができる。例えば、車両Cの下に子供や動物が入り込んでいても、運転者は車両Cの下方を覗き込むことなくその子供や動物を容易に発見することができる。ちなみに、車載ナビゲーション装置C11による報知は、運転者だけでなく同乗者を含めた車内の人の全てに行われるため、車外における人の存在に気付いた同乗者による運転者への注意喚起が可能となり、運転者に前記人の存在をより確実に認識させることができる。
ステップS106では、車庫内報知処理を行う。具体的には、車庫内照明器具45や車庫内スピーカ47に報知動作を行わせ、車庫内照明器具45を点滅させたり車庫内スピーカ47から報知音や音声を出力させたりすることで、車両Cが発進することを車庫15内における車外の人に知らせる。この場合、車外の人は、車両Cを出庫させるために運転者がその車両Cに乗り込んだことに気付かなくても、車両Cが発進することを認識できる。しかも、この場合、車庫内照明器具45が点滅したり車庫内スピーカ47から報知音等が出力したりしていることは車内からでも認識可能であるため、車外に人がいることを運転者に気付かせることにもなる。
なお、発進時報知処理を実行し、車庫15内において車外に人がいなくなった場合、その後に実行する人監視システムの制御処理のステップS102においてNO判定し、ステップS111に進む。ステップS111では、報知動作を停止又は解除するように車載ナビゲーション装置C11や車庫内照明器具45、車庫内スピーカ47の動作制御を行う。この結果、車載ナビゲーション装置C11における報知画面の表示や報知音等の出力、車庫内照明器具45の点滅、車庫内スピーカ47からの報知音等の出力が停止し、運転者は車庫15内から人がいなくなったことを察知する。
一方、車庫15内に人はいるが駐車車両Cが存在しない場合(ステップS102がYES判定且つステップS103がNO判定の場合)、ステップS107に進み、車両信号に含まれている位置情報やナビゲーション情報に基づいて、車両Cが車庫15に進入するか否かを判定する。例えば、走行中の車両Cが建物10に近づいていることが位置情報により判明した場合や、車両Cが建物10(目的地)の周辺や建物10に到着したことがナビゲーション情報により判明した場合は、車両Cが車庫15に進入すると判定し、車両Cが建物10から遠ざかっていたり車両Cが遠い位置を走行していたりすることが判明した場合は、車両Cが車庫15に進入しないと判定する。
なお、ナビゲーション情報は、車両Cが建物10やその周辺に到着したことを車載ナビゲーション装置C11が表示又は音声により運転者に対して案内した場合に、車両Cが車庫15に進入することを示す進入信号として車両信号に含まれる。この場合、ナビゲーション情報を帰宅信号と称することもできる。車両Cが入庫しない場合はそのまま本処理を終了し、車両Cが入庫する場合は入庫時報知処理をステップS108、S109及びS110にて実行する。
ステップS108では、車内報知処理を行う。具体的には、発進時報知処理における車内報知処理と同様に、車載ナビゲーション装置C11に報知動作を行わせる。但し、この場合、車載スピーカからは「ガレージ内に人がいます。気をつけてください」といった注意音声を出力させる。
ステップS109では、車庫内報知処理を行う。具体的には、発進時報知処理における車庫内報知処理と同様に、車庫内照明器具45や車庫内スピーカ47に報知動作を行わせる。特に、車庫内スピーカ47から出力させる音声が「車が帰ってきます」や「もうすぐ家に到着します。危険だからガレージ内のおもちゃを片付けて家に戻ってね」等となるように前記報知動作を行わせる。これにより、仮に車庫15内で子供が遊んでいても、障害物となり得る玩具等を車両Cが入庫されるより前に片付けさせることができる。
ステップS110では、車庫外報知処理を行う。具体的には、屋外照明器具46や屋外スピーカ48に報知動作を行わせ、屋外照明器具46を点滅させたり屋外スピーカ48から例えば「ピピピピッ」といったアラーム音や報知音、音声を出力させたりする。この場合、運転者は、車庫15内において屋外側からは死角となる位置に人がいても、その人の存在を認識することができる。さらに、シャッタ装置21に報知動作を行わせ、シャッタカーテン22により屋外側出入口18を全開させるのではなく屋外側出入口18の下部だけを開放させる。この場合、開放部分は車両Cが通過できない大きさとなっている。
なお、入庫時報知処理を実行し、車庫15内に人がいなくなった場合、発進時報知処理の実行後と同様に、ステップS102においてNO判定し、ステップS111に進む。ステップS111では、報知動作を停止又は解除するように車載ナビゲーション装置C11や車庫内照明器具45、車庫内スピーカ47、屋外照明器具46や屋外スピーカ48の動作制御を行う。この結果、車載ナビゲーション装置C11における報知画面の表示や報知音等の出力、車庫内照明器具45及び屋外照明器具46の点滅、車庫内スピーカ47及び屋外スピーカ48からの報知音等の出力が停止し、運転者は車庫15内から人がいなくなったことを察知する。
以上詳述した本実施形態によれば、以下の優れた効果が得られる。
車庫15内において、駐車されている車両Cが発進する際に車外に人がいる場合、車載ナビゲーション装置C11、車庫内照明器具45及び車庫内スピーカ47が報知動作するため、運転者からは視認できない位置に車外の人がいても、運転者はその人の存在に容易に気付くことができる。この場合、運転者は車外の人が車庫15から退避してから車両Cを発進させたり、車外の人に注意を喚起したりすることができる。また、この場合、前記報知動作は運転者だけでなく車外の人に対しても同時に行われるため、その車外の人は車両Cの発進に気付いてあらかじめ安全な場所へ退避することができる。以上の結果、車両Cの発進時に車両Cと人とが接触することを回避できる。つまり、車両Cの発進に際して駐車スペース16における安全性を高めることができる。
ナビゲーション装置C11により報知動作が行われるため、運転者は報知表示を見逃したり報知音や音声を聞き逃したりすることなくそれら報知を確実に認識することができる。これは、ナビゲーション装置C11がナビゲーション情報等の情報を運転者に確実に伝えることを実現しているためである。
車庫15の床付近の空間が人感センサ52の検出範囲に含まれているため、例えば、車両の下に入り込んでいる子供や動物、車両Cの窓開口よりも下にいる子供などが人感センサ52により検出される。したがって、運転者は、車両Cの窓開口からは見て確認することのできない位置にいる子供や動物の存在を認識することができる。この結果、運転者が子供や動物の存在に気付かずにその状態のまま車両Cを発進させてしまうことを回避できる。
車両Cが入庫される際に車庫15内に人がいる場合、車載ナビゲーション装置C11、シャッタ装置21、屋外照明器具46及び屋外スピーカ48が報知動作するため、車庫15内において運転者からは視認できない位置に人がいても、運転者はその人の存在に容易に気付くことができる。この場合、車庫15から人が出て行ったり車庫15内における安全な位置に人が退避したりした後に車両Cを入庫させることができる。また、この場合、車庫15の屋外側にいる人に対しても車両Cの入庫を知らせることができる。これにより、人が車庫15に入ることについて注意を喚起できる。さらに、この場合、上記のシャッタ装置21、屋外照明器具46及び屋外スピーカ48に加えて車庫内照明器具45及び車庫内スピーカ47が報知動作するため、車庫15内の人は車両Cが入庫されることに気付いて安全な場所へ退避することができる。以上の結果、車両Cの出庫時だけでなく車両Cの入庫時においても車庫15内における安全性を高めることができる。
また、シャッタ装置21が報知動作することで屋外側出入口18が部分的に開放されるため、運転者は、屋外側出入口18の開放が途中で停止したことを見て、車庫15内に人がいることを察知できるとともに、開放部分から車庫15内の状況を視認することができる。しかも、車庫15内の人は、シャッタカーテン22の開放が途中で停止されたことを見て、車両Cが入庫されることを察知できる。
ホームサーバ41において、車両Cが入庫されるか否かの判定がナビゲーション情報に基づいて行われるため、車庫15内の人が障害物等を退避させるなど車両Cの受け入れ態勢を整えるための時間を、車両Cが実際に車庫15へ進入するまでに確保することができる。したがって、運転者は、車両Cを建物10に到着させた後、待つことなく速やかに車両Cを入庫させることができる。
(他の実施形態)
本発明は上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。
(1)車庫15には屋外側出入口18が複数形成されていてもよい。例えば、図3に示すように、車庫15を、屋外側出入口18として、第1屋外側出入口18aと第2屋外側出入口18bとが形成されているとともに、シャッタ装置21として、第1屋外側出入口18aを閉鎖する第1シャッタ装置21aと第2屋外側出入口18bを閉鎖する第2シャッタ装置21bとが設けられている構成とする。また、車庫15には、車庫内スピーカ47として、第1屋外側出入口18a側に第1車庫内スピーカ47aが配置され、第2屋外側出入口18b側に第2車庫内スピーカ47bが配置されている。さらに、車庫内照明器具45として、第1屋外側出入口18a側に第1車庫内照明器具45aが配置され、第2屋外側出入口18b側に第2車庫内照明器具45bが配置されている。
ここで、ホームサーバ41は、車両Cが入庫される際に車庫15内に人がいる場合、その車両Cが第1屋外側出入口18a及び第2屋外側出入口18bのいずれから車庫15内に進入するのかを車両Cの位置情報に基づいて判定する。そして、車両進入側のシャッタ装置21a,21b、車庫内スピーカ47a,47b、及び車庫内照明器具45a,45bに報知動作を行わせる。つまり、進入側となる屋外側出入口18a,18bだけを部分的に開放させ、進入側の車庫内スピーカ47a,47bだけから報知音や「危険です」といった音声を出力させ、さらに、進入側の車庫内照明器具45a,45bだけを点滅させる。
この場合、車庫15内にいる人は、シャッタ装置21a,21bや車庫内照明器具45a,45bの動作を見たり車庫内スピーカ47a,47bからの報知音等を聞いたりすることで、車両Cの進入側がどちらになるのかを察知することができる。したがって、例えば障害物となるような荷物を車両Cが進入しない側に前もって移動させることが可能となり、車庫15に到着した車両Cを速やかに入庫させることが可能となる。
また、図示は省略するが、屋外照明器具46及び屋外スピーカ48が第1屋外側出入口18a及び第2屋外側出入口18bのそれぞれの側に設けられていてもよい。この場合、進入側にある屋外照明器具46、屋外スピーカ48に報知動作を行わせることで、進入する車両Cの運転者に車庫15内における人の存在を察知させることができるとともに、車庫15内にいる人に車両進入側を察知させることができる。
なお、図3に示すように、車庫15に屋内側出入口31は設けられていなくてもよい。また、屋外照明器具46及び屋外スピーカ48は設けられていなくてもよい。
(2)駐車スペース16の人監視システムには、報知手段として、シャッタ装置21、車庫内照明器具45、屋外照明器具46、車庫内スピーカ47、屋外スピーカ48及び車載ナビゲーション装置C11のうち少なくとも1つが含まれていればよい。また、それに代えて又は加えて、車庫15内において報知画面を表示する表示装置などが含まれていてもよい。この場合、表示装置は屋外側出入口18の近傍に設置されていることが好ましい。これは、運転者が車両発車時における安全確認の際に報知表示を視認しやすくなるとともに、人が駐車スペースに出入りする際に報知表示を視認しやすくなるためである。さらに、車載報知手段として、車載ナビゲーション装置C11に加えて又は代えて別の車載表示装置や車載スピーカが含まれていてもよい。
(3)車庫内照明器具45及び屋外照明器具46の報知動作は、通常より明るく又は暗く点灯することでもよく、消灯することでもよい。また、シャッタ装置21の報知動作は、屋外側出入口18を部分的に開放することではなく、屋外側出入口18を閉鎖したまま保持することでもよく、シャッタカーテン22を通じて車庫15内を視認することが可能な状態となることでもよい。後者の場合、例えば、シャッタ装置21を、シャッタカーテン22は回転可能なスラットが複数連結されて構成されており、スラットが回転することで各スラットの間に隙間が形成される構成とする。この場合、シャッタ装置21の報知動作がスラットを回転させることであれば、車両Cの運転者は、前記隙間を通じて車庫15内の状況を視認することができる。
(4)車両Cが車庫15に入庫する場合、車庫15内に人がいなくても報知手段により報知動作が行われる構成としてもよい。ここでは、報知手段としては、例えば屋外照明器具46や屋外スピーカ48が挙げられる。この場合、車両Cの入庫に際して、車庫15の内側だけでなく車庫15の屋外側においても安全性を確保することができる。
(5)駐車スペース16の人監視システムには、人検出手段として、施錠装置34、人感センサ52及び照明スイッチ53のうち少なくとも1つが含まれていればよい。また、それに代えて又は加えて、車庫15内を撮影するカメラ等の撮影装置や、車庫15内における熱源を検出する熱源センサ等が含まれていてもよい。例えば、人検出手段として熱源センサが含まれている場合、撮影装置にとっては死角になる位置に人がいてもその人を熱源として検出することができる。この場合、熱厳センサを壁部17の車庫側面における下部に配置しなくても、車両Cの下にもぐり込んだ子供や動物を検出することができる。
さらに、撮影装置により撮影された画像をデータ化して車両Cに送信し、車載ナビゲーション装置C11の車載モニタに表示する構成としてもよい。これにより、運転者は車庫15内の状況を把握することができる。また、マイク等の音声入力装置が車両Cに搭載されており、運転者により入力された音声をデータ化してホームサーバ41に入力し、ホームサーバ41が前記音声を出力させるように車庫内スピーカ47の動作制御を行う構成としてもよい。これにより、運転者は、車庫15内の人に対して車両進入を音声で知らせることができるとともに、その人に指示を与えることもできる。
(6)駐車スペース16の人監視システムには、始動検出手段として、建物側通信部55に加えて又は代えて、車両Cの運転席に人が乗ったことを検出する乗車検出手段や、車両ドアの施錠装置が解錠されたことを検出する車両ドア解錠検出手段などが含まれていてもよい。この場合、乗車検出手段は、車庫15内に設けられていてもよく、車両Cに搭載されていてもよい。
(7)車庫内照明器具45は屋外側出入口18の近傍に配置されていてもよい。車両Cを出庫させる場合、運転者は屋外側出入口18を見ながら車両Cを発進させると考えられるため、運転者に車庫内照明器具45の点滅を認識させ易くすることができる。
(8)シャッタ装置21を開閉させる操作部が設けられていてもよい。例えば、操作部が固定操作部として車庫15内に設けられており、固定操作部が開放操作されることで車庫内照明器具45などに報知動作を行わせる構成とする。ここで、運転者にとって屋外側出入口18を開放させることは駐車車両Cを車庫15から出すための準備作業であるため、その準備作業が行われる場合に車庫15内の人に対して車庫内照明器具45などにより報知動作が行われることは、車両Cの発進に際しての安全性を高める観点において好適である。
また、操作部は、シャッタ装置21の遠隔操作を行う遠隔操作部として車両Cに搭載されていてもよい。この場合、遠隔操作部が、運転者の入力操作に応じて操作信号をホームサーバ41に対して出力し、その操作信号に応じてホームサーバ41がシャッタ装置21の動作制御を行う構成とする。この場合、運転者は車両Cを降りることなく屋外側出入口18を容易に開放させることができ、しかも、車庫15内の人に車両進入を察知させることができる。
(9)車両Cに操作ボタンが車載操作部として搭載されており、運転者により操作ボタンが押された場合に例えば車載ナビゲーション装置C11からホームサーバ41に対して検出信号が進入信号として出力される構成としてもよい。この場合でも、車庫15において車両Cの受け入れ態勢を整えるための時間を確保することが可能となる。
(10)車両信号にはID情報が含まれていてもよい。例えば、この場合、ホームサーバ41は、車庫15に進入する車両Cが登録車両であるか否かをID情報に基づいて判定し、登録車両でないと判定した場合は、シャッタ装置21や屋外照明器具46、屋外スピーカ48、車載ナビゲーション装置C11に報知動作を行わせない構成とする。
(11)走行駆動源としてモータを有する電気自動車が車両Cとして車庫15に駐車される場合、車両信号にはモータ始動に関するモータ始動情報が含まれているとよい。電気自動車はエンジン音などの運転に伴って発生する騒音が小さいため、車庫15内にいる人が電気自動車の始動に気付きにくいと考えられる。したがって、車両Cが電気自動車である場合、車両Cの発進に際して報知手段に報知動作を行わせることは特に効果的である。
(12)駐車スペース16は、建物10とは独立して構築された車庫やカーポートに設けられていてもよく、建物10に隣接して配置された駐車場に屋外空間として設けられていてもよい。
本実施形態における電気的な構成を含んだ車庫の概略図。 ホームサーバによって実行される人監視システムの制御処理を示すフローチャート。 電気的な構成を含んだ別の車庫の概略図。
符号の説明
10…建物、15…車庫、16…駐車スペース、18…車両用出入口としての屋外側出入口、21…シャッタ装置、34…人検出手段としての施錠装置、41…発車判定手段、制御手段、進入判定手段としてのホームサーバ、45…報知手段及び車外報知手段としての車庫内照明器具、46…報知手段及び車外報知手段としての屋外照明器具、47…報知手段及び車外報知手段としての車庫内スピーカ、48…報知手段及び車外報知手段としての屋外スピーカ、52…人検出手段としての人感センサ、53…人検出手段としての照明スイッチ、55…位置検出手段としての建物側通信部、C…車両、C11…報知手段及び車載報知手段としての車載ナビゲーション装置。

Claims (8)

  1. 駐車スペースに人がいることを検出する人検出手段と、
    前記駐車スペースに駐車されている車両が発進するか否かを判定する発車判定手段と、
    前記人検出手段により人がいることが検出され且つ前記発車判定手段により車両が発進すると判定された場合に、車両の運転者を対象とした報知動作を報知手段に行わせる制御手段と
    を備えていることを特徴とする駐車スペースの人監視システム。
  2. 前記人検出手段は、前記駐車スペースの全体を検出範囲に含み、且つ該駐車スペースに人がいることを駐車車両の有無に関係なく検出することを特徴とする請求項1に記載の駐車スペースの人監視システム。
  3. 前記車両側との無線通信が可能な通信部を備え、
    前記制御手段は、前記報知手段としての車載報知手段が搭載されている前記車両に対して、車内に向けて前記報知動作を行わせるための制御信号を前記通信部から送信させることを特徴とする請求項1又は2に記載の駐車スペースの人監視システム。
  4. 前記報知手段として前記駐車スペースに設けられた車外報知手段を備え、
    前記制御手段は、駐車スペースに向けて前記報知動作を行わせるように前記車外報知手段を制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の駐車スペースの人監視システム。
  5. 前記車両を走行させるべく駆動する走行駆動源の始動を検出する始動検出手段を備え、
    前記発車判定手段は、前記始動検出手段の検出結果に基づいて、前記車両が発車するか否かを判定することを特徴とする請求項4に記載の駐車スペースの人監視システム。
  6. 前記駐車スペースが形成された車庫の車両用出入口を開閉するシャッタ装置を備え、
    前記制御手段は、前記シャッタ装置が開放動作する場合に前記車外報知手段に前記報知動作を行わせることを特徴とする請求項4又は5に記載の駐車スペースの人監視システム。
  7. 前記車両が前記駐車スペースに進入することを示す進入信号が該車両側から出力されたか否かの判定を行う信号判定手段を備え、
    前記制御手段は、前記信号判定手段により前記進入信号が出力されたと判定された場合に前記車外報知手段に前記報知動作を行わせることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載の駐車スペースの人監視システム。
  8. 前記駐車スペースに車両が進入するか否かを判定する進入判定手段を備え、
    前記制御手段は、前記進入判定手段により車両が進入すると判定された場合に前記報知手段に前記報知動作を行わせることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の駐車スペースの人監視システム。
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