JP2010065447A - 車載装置及び遠隔操作システム - Google Patents

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Abstract

【課題】車両から遠く離れた場所で、携帯装置を誤操作し、駆動部がオープン状態になった場合でも、安全性の向上を図ることが可能な車載装置及び遠隔操作システムを提供する。
【解決手段】車両の駆動部を開状態に駆動させる開信号を携帯装置20から受信する通信部13と、開信号に基づいて駆動部を開状態に駆動させる開動作処理14と、開動作処理後、一定時間毎に駆動部の開閉状態を確認する確認処理16と、駆動部が開状態と確認された場合に、開状態にある駆動部の箇所に応じて異なる警報が携帯装置から発生するよう、開状態にある駆動部の箇所により異なる警報信号を携帯装置に送信する警報信号送信処理17と、を実行する制御部11と、を有する。これにより、ユーザーは、駆動部がオープン状態にあること及びオープン状態になっている駆動部の箇所を認識することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、車載装置及び遠隔操作システムに関し、特に携帯装置から車両に装着された駆動部の開閉信号が送信される車載装置及び遠隔操作システムに関する。
従来から、携帯装置(例えば携帯電話等)を用いた遠隔操作により、車両に装着された駆動部(トランク、スライドドア、バックドア、ドアキー、及び給油口等)のオープン/クローズを制御する技術、及びエンジンの始動/停止を制御する技術が知られている。
駆動部のオープン/クローズの遠隔操作は、夜間等の暗闇や雨天時等での、ユーザーの利便性を向上させることを主たる目的として開発された技術である。従って、駆動部のオープン/クローズ等の遠隔操作については、車両の近くでしか操作できなくても、ユーザーはあまり不便さを感じない。
駆動部のオープン/クローズの遠隔操作を行った場合、車両のハザードランプが光り、又はクラクションが鳴る等、駆動部のオープン/クローズが行われたことを、ユーザーに視覚的、聴覚的に認知させる機能が備わっている場合がある。
一方、車両のエンジンの始動/停止の遠隔操作については、家屋内やビルの中からエンジンを暖機させることを主たる目的として開発された技術である。従って、エンジンの始動/停止の遠隔操作については、車両からある程度離れた場所から操作できなくては、ユーザーは不便さを感じる。
最近では、1つの携帯装置で、駆動部のオープン/クローズ及びエンジンの始動/停止を遠隔操作できるシステムが開発されている。このため、駆動部のオープン/クローズの遠隔操作についても、車両からある程度離れた場所から操作することができる。
特許文献1には、車両のドアが閉じられたタイミングから所定の時間経過後に、自動的にドアに施錠を行う技術が開示されている。特許文献2には、遠隔操作システムにおいて、遠隔操作の種類に応じて、受信機からの応答信号の到達距離を調整することで、遠隔操作が可能な範囲を適切に設定する技術が開示されている。
特開2000−145226号公報 特開2005−194775号公報
1つの携帯装置で、駆動部のオープン/クローズ及びエンジンの始動/停止の遠隔操作が可能であると、例えば、車両から遠く離れた場所で、トランクのオープン用操作ボタンを誤って押してしまった場合に、車両の周囲にユーザーがいないにも関わらず、トランクがオープン状態になってしまうことが考えられ、防犯上好ましくない。
また、前述したように、駆動部のオープン/クローズを遠隔操作した場合、ハザードランプやクラクション等で、駆動部がオープン/クローズされたことをユーザーに知らせる機能がある。しかしながら、車両から遠く離れた位置で、トランクのオープン用操作ボタンを誤って押してしまった場合、ユーザーは上記ハザードランプやクラクション等に気づかず、トランクがオープン状態のままになってしまうことが考えられ、防犯上好ましくない。また、携帯装置に、駆動部がオープン/クローズされたことを知らせる機能を有する場合もあるが、通常、1回の通知しか行わないため、ユーザーが見逃したりすると、トランクがオープン状態のままになってしまい、防犯上好ましくない。しかしながら、特許文献1および2には、このような課題を解決する技術は開示されていない。
そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、車両から遠く離れた場所で、携帯装置を誤操作し、駆動部がオープン状態になってしまった場合でも、安全性の向上を図ることが可能な車載装置及び遠隔操作システムを提供することを目的とする。
本車載装置は、車両の駆動部を開状態に駆動させる開信号を携帯装置から受信する車載側通信部と、前記開信号に基づいて前記駆動部を開状態に駆動させる開動作処理と、前記開動作処理後、一定時間毎に前記駆動部の開閉状態を確認する確認処理と、前記確認処理により前記駆動部が開状態と確認された場合に、開状態にある前記駆動部の箇所に応じて異なる警報が前記携帯装置から発生するよう、開状態にある前記駆動部の箇所により異なる警報信号を前記車載側通信部を介して前記携帯装置に送信する警報信号送信処理と、を実行する制御部と、を有する。
上記構成において、前記制御部は、前記開信号に基づいて前記携帯装置と前記車両との距離を算出する算出処理を更に実行し、前記確認処理は、前記算出処理により算出された前記携帯装置と前記車両との距離が、所定の距離以上である場合は、所定の距離以上でない場合に比べて、前記一定時間を短くして前記駆動部の開閉状態を確認する構成とすることができる。
本車載装置は、車両の駆動部を開状態に駆動させる開信号を携帯装置から受信する車載側通信部と、前記開信号に基づいて前記駆動部を開状態に駆動させる開動作処理と、前記開動作処理が行われて前記駆動部が開状態にある場合に、開状態にある前記駆動部の箇所に応じて異なる警報が前記携帯装置から一定時間毎に発生するよう、開状態にある前記駆動部の箇所により異なる警報信号を前記車載側通信部を介して前記携帯装置に送信する警報信号送信処理と、前記開動作処理後、所定の間隔で前記駆動部の開閉状態を確認する確認処理と、前記確認処理により前記駆動部が閉状態にあると確認された場合に、前記警報の発生を止めさせるための中止信号を前記車載側通信部を介して前記携帯装置に送信する中止信号送信処理と、を実行する制御部と、を有する。
上記構成において、前記制御部は、前記開信号に基づいて前記携帯装置と前記車両との距離を算出する算出処理を更に実行し、前記警報信号送信処理は、前記算出処理により算出された前記携帯装置と前記車両との距離が、所定の距離以上である場合は、所定の距離以上でない場合に比べて、前記一定時間が短くなるような前記警報信号を送信する構成とすることができる。
本車載装置は、車両の駆動部を開状態に駆動させる開信号を携帯装置から受信する車載側通信部と、前記開信号に基づいて前記駆動部を開状態に駆動させる開動作処理と、前記開動作処理後、開状態にある前記駆動部の箇所ごとに異なる所定時間内に、前記車両に取り付けられたセンサに反応があるか否かを判断する判断処理と、前記判断処理により前記センサに反応がないと判断された場合、前記駆動部を閉状態に駆動させる閉動作処理と、を実行する制御部と、を有する。
上記構成において、前記制御部は、前記開信号に基づいて前記携帯装置と前記車両との距離を算出する算出処理を更に実行し、前記判断処理は、前記算出処理により算出された前記携帯装置と前記車両との距離が、所定の距離以上である場合は、所定の距離以上でない場合に比べて、前記所定時間を短くして、前記センサに反応があるか否かを判断する構成とすることができる。
本遠隔操作システムは、車両の駆動部を開状態に駆動させる開信号を送信する携帯側通信部と、警報を発生する報知部と、を有する携帯装置と、前記開信号を受信する車載側通信部と、前記開信号に基づいて前記駆動部を開状態に駆動させる開動作処理、一定時間毎に前記駆動部の開閉状態を確認する確認処理、前記確認処理により前記駆動部が開状態と確認された場合に、開状態にある前記駆動部の箇所に応じて異なる警報が前記携帯装置の前記報知部から発生するよう、開状態にある前記駆動部の箇所により異なる警報信号を前記車載側通信部を介して前記携帯装置に送信する警報信号送信処理、を実行する制御部と、を有する車載装置と、を具備する。
本遠隔操作システムは、車両の駆動部を開状態に駆動させる開信号を送信する携帯側通信部と、警報を発生する報知部と、を有する携帯装置と、前記開信号を受信する車載側通信部と、前記開信号に基づいて前記駆動部を開状態に駆動させる開動作処理、前記開動作処理が行われて前記駆動部が開状態にある場合に、開状態にある前記駆動部の箇所に応じて異なる警報が前記携帯装置の前記報知部から一定時間毎に発生するよう、開状態にある前記駆動部の箇所により異なる警報信号を前記車載側通信部を介して前記携帯装置に送信する警報信号送信処理、前記開動作処理後、所定の間隔で前記駆動部の開閉状態を確認する確認処理、前記確認処理により前記駆動部が閉状態にあると確認された場合に、前記警報の発生を止めさせるための中止信号を前記車載側通信部を介して前記携帯装置に送信する中止信号送信処理、を実行する制御部と、を有する車載装置と、を具備する。
本遠隔操作システムは、車両の駆動部を開状態に駆動させる開信号を送信する携帯側通信部を有する携帯装置と、前記開信号を受信する車載側通信部と、前記開信号に基づいて前記駆動部を開状態に駆動させる開動作処理、前記開動作処理後、開状態にある前記駆動部の箇所ごとに異なる所定時間内に、前記車両に取り付けられたセンサに反応があるか否かを判断する判断処理、前記判断処理により前記センサに反応がないと判断された場合、前記駆動部を閉状態に駆動させる閉動作処理を実行する制御部と、を有する車載装置と、を具備する。
請求項1の構成によれば、ユーザーが携帯装置を誤操作し、誤って駆動部をオープン状態にさせた場合でも、駆動部がオープン状態にある間、ユーザーは、一定時間毎に警報を確認することができる。また、駆動部の箇所に応じて警報が変わるようにすることで、ユーザーは誤操作によりオープン状態になっている箇所を把握することができる。
請求項2の構成によれば、ユーザーが携帯装置を誤操作した可能性が高い、携帯装置と車両との距離が離れている場合に、短い間隔で警報を発生させることができる。
請求項3の構成によれば、ユーザーが携帯装置を誤操作し、誤って駆動部をオープン状態にさせた場合でも、駆動部がオープン状態にある間、ユーザーは、一定時間毎に警報を確認することができる。また、駆動部の箇所に応じて警報が変わるようにすることで、ユーザーは誤操作によりオープン状態になっている箇所を把握することができる。
請求項4の構成によれば、ユーザーが携帯装置を誤操作した可能性が高い、携帯装置と車両との距離が離れている場合に、短い間隔で警報を発生させることができる。
請求項5の構成によれば、ユーザーが携帯装置を誤操作し、誤って駆動部をオープン状態にさせた場合でも、所定時間後に、駆動部をクローズ状態にすることができるため、長時間、駆動部がオープン状態のままにあることを回避できる。
請求項6の構成によれば、ユーザーが携帯装置を誤操作した可能性の高い、携帯装置と車両とが離れている場合に、より早くタイミングで、駆動部をクローズ状態にすることができる。
請求項7の構成によれば、ユーザーが携帯装置を誤操作し、誤って駆動部をオープン状態にさせた場合でも、駆動部がオープン状態にある間、ユーザーは、一定時間毎に警報を確認することができる。また、駆動部の箇所に応じて警報が変わるようにすることで、ユーザーは誤操作によりオープン状態になっている箇所を把握することができる。
請求項8の構成によれば、ユーザーが携帯装置を誤操作し、誤って駆動部をオープン状態にさせた場合でも、駆動部がオープン状態にある間、ユーザーは、一定時間毎に警報を確認することができる。また、駆動部の箇所に応じて警報が変わるようにすることで、ユーザーは誤操作によりオープン状態になっている箇所を把握することができる。
請求項9の構成によれば、ユーザーが携帯装置を誤操作し、誤って駆動部をオープン状態にさせた場合でも、所定時間後に、駆動部をクローズ状態にすることができるため、長時間、駆動部がオープン状態のままにあることを回避できる。
以下、図面を用い実施例について説明する。
図1は、実施例1に係る遠隔操作システムのブロック図である。図1を参照に、遠隔操作システム100は、車載装置10と例えば携帯電話等からなる携帯装置20とを有する。車載装置10は、CAN(Controller Area Network)バス31を介してボディ系LAN32が接続する。ボディ系LAN32は、車両の駆動部を制御するECU及び各ECU間でデータを通信するために用いるバスで構成される。具体的には、ボディ系LAN32は、例えば、ボディEUC33、トランクECU34、スライドドアECU35、及びバックドアECU36で構成される。
トランクECU34は、車載装置10の制御部11からの信号に基づいてアクチュエータを駆動させて、トランクの開閉を行う。同様に、スライドドアECU35、バックドアECU36はそれぞれ、制御部11からの信号に基づいてアクチュエータを駆動させて、スライドドア、バックドアの開閉を行う。また、ボディECU33は、制御部11からの信号に基づいてアクチュエータを駆動させて、ドアキー、給油口の開閉を行う。
車載装置10は、制御部11、記憶部12、及び通信部13を含んでいる。記憶部12は、携帯装置を識別するためのデータが格納されている。通信部13は、制御部11から取得した信号を携帯装置20に送信する。また、携帯装置20から受信した、駆動部をオープン/クローズさせる開閉信号及び携帯装置の識別をするための識別信号を、制御部11に出力する。制御部11は、通信部13から入力された識別信号に基づいて記憶部12に格納されているデータを読み出して携帯装置の照合を行う。また、制御部11は、携帯装置の照合ができた場合、通信部13から入力された開閉信号をボディECU33に通知し、各ECUに駆動部のオープン/クローズ動作を実行させる。
携帯装置20は、制御部21、通信部22、操作部23、及び報知部24を含んでいる。操作部23は、例えばタッチパネルや釦等であり、タッチパネルや釦が押されることで、制御部21に操作信号を出力する。制御部21は、操作部23から入力された操作信号に基づいて、駆動部をオープン/クローズさせる開閉信号を通信部22に出力する。また、制御部21は、携帯装置の識別情報を有する識別信号を通信部22に出力する。通信部22は、制御部21から取得した開閉信号及び識別信号を車載装置10に送信する。また、通信部22は、車載装置10から受信した信号を制御部21に出力する。報知部24は、制御部21から入力された信号に基づいて警報を発生する。なお、実施例1及び実施例2において、報知部24が発生する警報は、アラーム音の場合を例にとって説明を行う。
ここで、図2に車載装置10のハードウエア構成の一例を示す。図2を参照に、車載装置10は、例えば、CPU(Central Processing Unit)37等からなる制御部と、EPROM(Erasable Programmable Read-Only Memory)又はEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)等の読み出し専用メモリであるROM38a(Read-Only Memory)、並びにDRAM(Dynamic RAM)又はSRAM(Static RAM)等の揮発性メモリ及びNVRAM(Non Volatile RAM)等の不揮発性メモリで構成されるRAM38b(Random Access Memory)からなる記憶部と、I/O(Input/Output)39からなる通信部と、で構成される。CPU37、ROM38a、RAM38b、及びI/O39は、互いにデータの授受が可能なように接続されている。
図3は、車載装置10の制御部11の機能ブロック図である。図3を参照に、車載装置10の制御部11は、開動作処理14、完了信号送信処理15、確認処理16、及び警報信号送信処理17として機能する。開動作処理14は、車載装置10の通信部13から入力された開信号をボディECU33に通知し、ボディECU33、トランクECU34、スライドドアECU35、又はバックドアECU36にそれぞれの駆動部のオープン動作を実行させる。完了信号送信処理15は、開動作処理14が行われたことを示す完了信号を通信部13を介して携帯装置20に送信する。確認処理16は、一定時間毎に駆動部の開閉状態を確認する。警報信号送信処理17は、確認処理16により駆動部が開状態であると確認された場合に、警報信号を車載装置10の通信部13に出力する。
図4は、実施例1に係る遠隔操作システムの動作を説明するフローチャートである。なお、図4では、一例として、トランクオープンの遠隔操作について説明をする。図4を参照に、携帯装置20の通信部22は、制御部21から入力された、トランクにオープン動作を実行させる開信号を車載装置10に送信する(ステップS10)。
車載装置10の通信部13は、携帯装置20から送信された開信号を受信する(ステップS11)。制御部11の開動作処理14は、通信部13から入力された開信号をボディECU33に通知し、トランクECU34にトランクのオープン動作を実行させる(ステップS12)。制御部11の完了信号送信処理15は、開動作処理14が行われたことを示す完了信号を通信部13を介して携帯装置20に送信する(ステップS13)。
携帯装置20の通信部22は、車載装置10から送信された完了信号を受信する(ステップS14)。制御部21は、通信部22から入力された完了信号を報知部24に出力し、報知部24は完了信号に基づいて、トランクがオープンされたことを示すアラーム音を発生する(ステップS15)。
開動作処理14が行われた後、一定時間経過後(ステップS16)、制御部11の確認処理16は、トランクの開閉状態の確認を行う(ステップS17)。トランクがオープン状態にある場合は、制御部11の警報信号送信処理17は、警報信号を通信部13を介して携帯装置20に送信する(ステップS18)。なお、オープン状態にある駆動部の箇所に応じて携帯装置20の報知部24が発生するアラーム音の音量・リズム等を変化させるために、警報信号送信処理17は、オープン状態にある駆動部の箇所により異なる警報信号を送信する。
携帯装置20の通信部22は、車載装置10から送信された警報信号を受信する(ステップS19)。制御部21は、通信部22から入力された警報信号を報知部24に出力し、報知部24は警報信号に基づいて、トランクがオープン状態であることを示すアラーム音を発生する(ステップS20)。
ステップ17において、制御部11の確認処理16により、トランクがクローズ状態にあると確認されるまで、前述したステップS16からステップS20を繰り返し行う。
実施例1によれば、車載装置10の制御部11は、駆動部がオープン状態にある間、一定時間毎に、警報を発生させるための警報信号を携帯装置20に送信する。これにより、携帯装置20を誤操作して、誤って駆動部をオープン状態にさせた場合でも、駆動部がオープン状態にある間、ユーザーは、一定時間毎に、携帯装置20から警報を確認することができるため、安全性の向上を図ることができる。
また、車載装置10の制御部11は、駆動部の箇所に応じて携帯装置20から発生される警報を変化させるために、駆動部の箇所により異なる警報信号を送信する。例えば、駆動部が、トランク、スライドドア、バックドアである場合は、携帯装置20から発生されるアラーム音の音量が大になり、ドアキーである場合は、アラーム音の音量が中になり、給油口である場合は、アラーム音の音量が小になるような警報信号を送信する。つまり、防犯上の安全面から、各駆動部をランク付けし、ランクに応じて、携帯装置20から発生される警報を変化させる。これにより、ユーザーは、オープン状態にある駆動部の箇所を把握できるため、より安全性の向上を図ることができる。なお、警報をアラーム音で発生させる場合は、上述のようにアラーム音の音量を変化させる場合の他に、アラーム音のリズムを変化させてもよい。
次に、実施例1の変形例1に係る遠隔操作システムについて説明する。実施例1の変形例1に係る遠隔操作システムのブロック図は、実施例1と同じであり、図1に示しているので説明を省略する。
図5は、車載装置10の制御部11の機能ブロック図である。図5を参照に、車載装置10の制御部11は、開動作処理14、警報信号送信処理17、確認処理16、及び中止信号送信処理18として機能する。開動作処理14の機能については、実施例1と同じであり、図3に示しているので説明を省略する。警報信号送信処理17は、開動作処理14が実行されて駆動部がオープン状態になった場合に、携帯装置20の報知部24から一定時間毎に警報を発生させるための警報信号を通信部13に出力する。確認処理16は、所定の時間間隔で駆動部の開閉状態を確認する。中止信号送信処理18は、確認処理16により駆動部がクローズ状態であると確認された場合に、携帯装置20の報知部24が発生する警報を中止させるための中止信号を通信部13に出力する。
図6は、実施例1の変形例1に係る遠隔操作システムの動作を示すフローチャートである。なお、図6では、一例として、トランクオープンの遠隔操作について説明をする。図6を参照に、携帯装置20の通信部22は、制御部21から入力された、トランクにオープン動作を実行させる開信号を車載装置10に送信する(ステップS30)。
車載装置10の通信部13は、携帯装置20から送信された開信号を受信する(ステップS31)。制御部11の開動作処理14は、通信部13から入力された開信号をボディECU33に通知して、トランクECU34にトランクのオープン動作を実行させる(ステップS32)。制御部11の警報信号送信処理17は、開動作処理14が行われてトランクがオープン状態になった場合に、携帯装置20の報知部24から一定時間毎に警報を発生させるための警報信号を通信部13を介して携帯装置20に送信する(ステップS33)。なお、オープン状態にある駆動部の箇所に応じて、携帯装置20の報知部24から発生されるアラーム音の音量・リズム等を変化させるために、警報信号送信処理17は、オープン状態にある駆動部の箇所により異なる警報信号を送信する。
携帯装置20の通信部22は、車載装置10から送信された警報信号を受信する(ステップS34)。制御部21は、通信部22から入力された警報信号を報知部24に出力し、報知部24は警報信号に基づいて、一定時間毎に、トランクがオープン状態にあることを示すアラーム音を発生する(ステップS35)。
車載装置10の制御部11の確認処理16は、開動作処理14が実行された後、所定の時間間隔でトランクの開閉状態の確認を行う(ステップS36)。トランクがクローズ状態にある場合は、制御部11の中止信号送信処理18は、携帯装置20の報知部24から発生するアラーム音を止めさせるための中止信号を通信部13を介して携帯装置20に送信する(ステップS37)。ステップS36において、トランクがオープン状態であると確認された場合は、トランクがクローズ状態にあると確認されるまで所定の時間間隔で確認処理16を繰り返し行う。
携帯装置20の通信部22は、車載装置10から送信された中止信号を受信する(ステップS38)。制御部21は、通信部22から入力された中止信号を報知部24に出力し、報知部24は中止信号が入力された後、アラーム音の発生を中止する(ステップS39)。
実施例1の変形例1によれば、車載装置10の制御部11は、駆動部がオープン状態になると、一定時間毎に警報を発生させるための警報信号を携帯装置20に送信し、駆動部がクローズ状態になると、警報を中止させるための中止信号を携帯装置20に送信する。これにより、実施例1と同じように、携帯装置20を誤操作して、誤って駆動部をオープン状態にさせた場合でも、駆動部がオープン状態にある間、ユーザーは、一定時間毎に、携帯装置20から警報を確認することができるため、安全性の向上を図ることができる。
また、実施例1と同じように、車載装置10の制御部11は、駆動部の箇所に応じて携帯装置20から発生される警報を変化させるために、駆動部の箇所により異なる警報信号を送信する。つまり、防犯上の安全面から、各駆動部をランク付けし、ランクに応じて、携帯装置20の報知部24から発生される警報を変化させる。これにより、ユーザーは、オープン状態にある駆動部の箇所を把握できるため、より安全性の向上を図ることができる。
実施例1及び実施例1の変形例1において、携帯装置20の報知部24から発生される警報はアラーム音であり、聴覚的に、駆動部がオープン状態にあることをユーザーに知らせる場合を例に示したが、これに限られない。例えば、携帯装置20に、LED等のライトを設け、視覚的に、ユーザーに知らせてもよい。また、携帯装置20にバイブレーション機能等を設け、触覚的に、ユーザーに知らせてもよい。さらに、これらの機能を組み合わせてもよい。
実施例2は、携帯装置と車両との距離に基づき、警報を発生させる間隔を変化させる場合の例である。実施例2に係る遠隔操作システムのブロック図は、実施例1と同じであり、図1に示しているので説明を省略する。
図7は、車載装置10の機能ブロック図である。図7を参照に、車載装置10の制御部11は、算出処理40、開動作処理14、完了信号送信処理15、判定処理41、確認処理16、警報信号送信処理17として機能する。開動作処理14、完了信号送信処理15、確認処理16、及び警報信号発生処理17の機能については、実施例1と同じであり、図3に示しているので説明を省略する。算出処理40は、車載装置10の通信部13が受信した開信号の電界強度に基づき、携帯装置20と車両との距離を算出する。判定処理41は、算出処理40により算出された距離が、所定の距離以上か否か判定する。
図8は、実施例2に係る遠隔操作システムの動作を説明するフローチャートである。なお、図8では、一例として、トランクオープンの遠隔操作について説明する。図8を参照に、携帯装置20の通信部22は、制御部21から入力されたトランクにオープン動作を実行させる開信号を車載装置10に送信する(ステップS40)。
車載装置10の通信部13は、携帯装置20から送信された開信号を受信する(ステップS41)。制御部11の算出処理40は、通信部13が受信した開信号の電界強度に基づいて、携帯装置20車両との距離を算出する(ステップS42)。制御部11の開動作処理14は、通信部13から入力された開信号をボディECU33に通知し、トランクECU34にトランクのオープン動作を実行させる(ステップS43)。制御部11の完了信号送信処理15は、開動作処理14が行われたことを示す完了信号を通信部13を介して携帯装置20に送信する(ステップS44)。
携帯装置20の通信部22は、車載装置10から送信された完了信号を受信する(ステップS45)。制御部21は、通信部22から入力された完了信号を報知部24に出力し、報知部24は完了信号に基づいて、トランクがオープンされたことを示すアラーム音を発生する(ステップS46)。
車載装置10の制御部11の判定処理41は、算出処理40により算出された、携帯装置20と車両との距離が所定の距離以上か否か判定する(ステップS47)。携帯装置20と車両との距離が所定の距離以上である場合は、第1の一定時間(例えば30秒)経過後(ステップS48)に、制御部11の確認処理16が、トランクの開閉状態の確認を行う(ステップS50)。携帯装置20と車両との距離が所定の距離以上でない場合は、第2の一定時間(例えば1分)経過後(ステップS49)に、制御部11の確認処理16が、トランクの開閉状態の確認を行う(ステップS50)。このように、第1の一定時間は第2の一定時間より短くする。トランクがオープン状態である場合は、制御部11の警報信号送信処理17は、携帯装置20の報知部24から警報を発生させるための警報信号を通信部13を介して携帯装置20に送信する(ステップS51)。なお、オープン状態にある駆動部の箇所に応じて携帯装置20の報知部24が発生するアラーム音の音量・リズム等を変化させるために、警報信号送信処理17は、オープン状態にある駆動部の箇所により異なる警報信号を送信する。
携帯装置20の通信部22は、車載装置10から送信された警報信号を受信する(ステップS52)。制御部21は、通信部22から入力された警報信号を報知部24に出力し、報知部24は警報信号に基づいて、トランクがオープン状態にあることを示すアラーム音を発生する(ステップS53)。
ステップS50において、制御部11の確認処理16により、トランクがクローズ状態にあると確認されるまで、前述したステップS47からステップS53を繰り返し行う。
実施例2によれば、車載装置10の制御部11は、携帯装置20と車両との距離が所定の距離以上である場合、所定の距離以上でない場合に比べて警報信号の送信間隔を短くする。一般的に、車両から遠く離れた場所から、携帯装置20により、駆動部をオープンさせることは考え難い。したがって、携帯装置20と車両との距離が所定の距離以上である場合は、携帯装置20の誤操作により、駆動部がオープンされた可能性が高い。よって、実施例2によれば、ユーザーは、携帯装置20の誤操作の可能性が高い場合に、より頻繁に警報を確認することができ、安全性の向上をより図ることができる。
次に、実施例2の変形例1に係る遠隔操作システムについて説明する。実施例2の変形例1に係る遠隔操作システムのブロック図は、実施例1と同じであり、図1に示しているので説明を省略する。
図9は、車載装置10の制御部11の機能ブロック図である。図9を参照に、車載装置10の制御部11は、算出処理40、開動作処理14、判定処理41、警報信号送信処理17、確認処理16、及び中止信号送信処理18として機能する。開動作処理14、確認処理16、及び中止信号送信処理18の機能については、実施例1の変形例1と同じであり、図5に示しているので説明を省略する。算出処理40は、車載装置10の通信部13が受信した開信号の電界強度に基づき、携帯装置20と車両との距離を算出する。判定処理41は、算出処理40により算出された距離が、所定の距離以上か否か判定する。警報信号送信処理17は、開動作処理14が実行されて駆動部がオープン状態になった場合に、携帯装置20の報知部24から一定時間毎に警報を発生させるための警報信号を通信部13に出力する。また、警報信号送信処理17は、判定処理41により、携帯装置20と車両との距離が所定の距離以上と判定された場合は、所定の距離以上ではないと判定された場合に比べて、報知部24から発生される警報の間隔が短くなるような警報信号を通信部13に出力する。
図10は、実施例2の変形例1に係る遠隔操作システムの動作を示すフローチャートである。なお、図10では、一例として、トランクオープンの遠隔操作について説明をする。図10を参照に、携帯装置20の通信部22は、制御部21から入力された、トランクにオープン動作を実行させる開信号を車載装置10に送信する(ステップS60)。
車載装置10の通信部13は、携帯装置20から送信された開信号を受信する(ステップS61)。制御部11の算出処理40は、通信部13が受信した開信号の電界強度に基づいて、携帯装置20と車両との距離を算出する(ステップS62)。制御部11の開動作処理14は、通信部13から入力された開信号をボディECU33に通知し、トランクECU34にトランクのオープン動作を実行させる(ステップS63)。制御部11の判定処理41は、算出処理40により算出された、携帯装置20と車両との距離が所定の距離以上か否か判定する(ステップS64)。制御部11の警報信号送信処理17は、携帯装置20と車両との距離が所定の距離以上である場合は、第1の警報信号(例えば携帯装置20の報知部24から30秒間隔でアラーム音を発生させるための警報信号)を通信部13を介して携帯装置20に送信する(ステップS65)。携帯装置20と車両との距離が所定の距離以上でない場合は、第2の警報信号(例えば携帯装置20の報知部24から1分間隔でアラーム音を発生させるための警報信号)を通信部13を介して携帯装置20に送信する(ステップS66)。なお、オープン状態にある駆動部の箇所に応じて携帯装置20の報知部24が発生するアラーム音の音量・リズム等を変化させるために、警報信号送信処理17は、オープン状態にある駆動部の箇所により異なる警報信号を送信する。
携帯装置20の通信部22は、車載装置10から送信された警報信号(第1の警報信号又は第2の警報信号)を受信する(ステップS67)。制御部21は、通信部22から入力された警報信号(第1の警報信号又は第2の警報信号)を報知部24に出力し、報知部24は警報信号(第1の警報信号又は第2の警報信号)に基づいて、一定時間毎に、トランクがオープン状態にあることを示すアラーム音を発生する(ステップS68)。つまり、報知部24が、第1の警報信号に基づいて発生するアラーム音の間隔は、第2の警報信号に基づいて発生するアラーム音の間隔に比べて短い。
車載装置10の制御部11の確認処理16は、開動作処理14が実行された後、所定の時間間隔でトランクの開閉状態の確認を行う(ステップS69)。トランクがクローズ状態である場合は、制御部11の中止信号送信処理18は、携帯装置20の報知部24から発生するアラーム音を止めさせるための中止信号を通信部13を介して携帯装置20に送信する(ステップS70)。ステップS69において、トランクがオープン状態であると確認された場合は、トランクがクローズ状態にあると確認されるまで所定の時間間隔で確認処理16を繰り返し行う。
携帯装置20の通信部22は、車載装置10から送信された中止信号を受信する(ステップS71)。制御部21は、通信部22から入力された中止信号を報知部24に出力し、報知部24は中止信号が入力された後、アラーム音の発生を中止する(ステップS72)。
実施例2の変形例1によれば、車載装置10の制御部11は、携帯装置20と車両との距離が所定の距離以上である場合、所定の距離以上でない場合に比べて警報の間隔が短くなるような警報信号を送信する。これにより、実施例2と同じように、携帯装置20の誤操作の可能性が高い場合に、ユーザーは、より頻繁に警報を確認することができ、安全性の向上をより図ることができる。
図11は、実施例3に係る車載装置を有する遠隔操作システムのブロック図である。図11を参照に、遠隔操作システム100は、車載装置50と例えば携帯電話等からなる携帯装置60とを有する。車載装置50は、CANバス71を介してボディ系LAN72が接続する。ボディ系LAN72は、車両の駆動部を制御するECU、各ECU間でデータを通信するために用いるバス、及び各駆動部用のセンサで構成される。具体的には、ボディ系LAN72は、例えば、ボディEUC73、トランクECU74、スライドドアECU75、バックドアECU76、トランク用センサ77、スライドドア用センサ78、バックドア用センサ79、ドアキー用センサ80、及び給油口用センサ81で構成される。ボディECU73、トランクECU74、スライドドアECU75、及びバックドアECU76の機能については、実施例1と同じであり、図1に示しているので説明を省略する。トランク用センサ77、スライドドア用センサ78、バックドア用センサ79、ドアキー用センサ80、及び給油口用センサ81については後述する。
車載装置50は、制御部51、記憶部52、及び通信部53を含んでいる。記憶部52は、携帯装置を識別するためのデータが格納されている。通信部53は、携帯装置60から受信した、駆動部をオープン/クローズさせる開閉信号及び携帯装置の識別をするための識別信号を、制御部51に出力する。制御部51は、通信部53から入力された識別信号に基づいて記憶部52に格納されているデータを読み出して携帯装置の照合を行う。また、制御部51は、携帯装置の照合ができた場合は、通信部53から入力された開閉信号をボディECU73に通知し、各ECUに駆動部のオープン/クローズ動作を実行させる。なお、車載装置50のハードウエア構成は、実施例1と同じであり、図2に示しているので、ここでは説明を省略する。
携帯装置60は、制御部61、通信部62、及び操作部63を含んでいる。操作部63は、例えばタッチパネルや釦等であり、タッチパネルや釦が押されることで、制御部61に操作信号を出力する。制御部61は、操作部63から入力された操作信号に基づいて、駆動部をオープン/クローズさせる開閉信号を通信部62に出力する。また、制御部61は、携帯装置の識別情報を有する識別信号を通信部62に出力する。通信部62は、制御部61から取得した開閉信号及び識別信号を車載装置50に送信する。
図12は、車載装置50の機能ブロック図である。図12を参照に、車載装置50の制御部51は、開動作処理54、判断処理55、及び閉動作処理56として機能する。開動作処理54は、車載装置50の通信部53から入力された、駆動部をオープン状態にさせる開信号をボディECU73に通知し、ボディECU73、トランクECU74、スライドドアECU75、又はバックドアECU76にそれぞれの駆動部のオープン動作を実行させる。判断処理55は、開動作処理54の後、所定時間内に、車両に取り付けられたセンサに反応があるか否かを判断する。閉動作処理56は、判断処理55によりセンサに反応がなかったと判断された場合に、駆動部がクローズ状態になるよう、閉信号をボディECU73に通知し、ボディECU73、トランクECU74、スライドドアECU75、又はバックドアECU76にそれぞれの駆動部のクローズ動作を実行させる。
図13は、実施例3に係る遠隔操作システムの動作を説明するフローチャートである。なお、図13では、一例として、トランクオープンの遠隔操作について説明をする。図13を参照に、携帯装置60の通信部62は、制御部61から入力された、トランクにオープン動作を実行させる開信号を車載装置50に送信する(ステップS80)。
車載装置50の通信部53は、携帯装置60から送信された開信号を受信する(ステップS81)。制御部51の開動作処理54は、通信部53から入力された開信号をボディECU73に通知し、トランクECU74にトランクのオープン動作を実行させる(ステップS82)。制御部51の判断処理55は、開動作処理54が行われた後、所定時間内に、トランクの開口部に取り付けられた、例えば、赤外線センサ、超音波センサ、レーザセンサ等のトランク内外への物体の出し入れが行われたか否かを検出可能なセンサに反応があるか否かを判断する(ステップS83)。なお、上記の所定時間は、携帯装置60からの開信号によりオープン状態にされた駆動部の箇所に応じて時間を変化させる。ステップS83において、制御部51の判断処理55が、センサに反応がなかったと判断した場合、トランク内外への物体の出し入れは行われなかったと認められるため、携帯装置60の誤操作によりトランクをオープンさせる開信号が送信されたとみなし、制御部51は閉動作処理56を実行し、閉信号をボディECU73に通知して、トランクECU74にトランクのクローズ動作を実行させる(ステップS84)。ステップS83において、制御部51の判断処理55が、センサに反応があったと判断した場合は、トランク内外への物体の出し入れが行われたと認められるため、携帯装置60の誤操作によりトランクをオープンさせる開信号が送信されたとはみなさず、制御部51は閉動作処理56を実行しない。
ここで、トランクのクローズ動作は、前述したように、トランクECU74がアクチュエータを駆動させることでトランクをクローズさせる。このため、アクチュエータに電流検知センサを設置し、トランクをクローズさせる際に、電流量が一定値を越えないか監視することが好ましい。電流量が一定値を超えた場合は、トランクのクローズ動作中に、挟み込みがあったと判断できるため、トランクのクローズ動作を停止させる。電流量が一定値を超えない場合は、挟み込みはないと判断できるため、トランクを完全にクローズさせる。
また、例えば、スライドドア、バックドア、給油口のクローズ動作の場合も、上記と同様に、それぞれのアクチュエータに電流検知センサを設置し、電流量が一定値を超えないか監視することが好ましい。
さらに、トランク、スライドドア、バックドア、給油口に接触センサを設置する場合が好ましい。トランククローズ動作、スライドドアクローズ動作、バックドアクローズ動作、給油口クローズ動作を行っている際、接触センサが検知した場合は、挟み込みがあったと判断できるため、各クローズ動作を停止させる。接触センサが検知しない場合は、挟み込みはないと判断できるため、各クローズ動作を実行し、各駆動部を完全にクローズさせる。
実施例3によれば、車載装置50の制御部51は、駆動部をオープン状態にした後、所定時間内に、車両のセンサに反応がないと、駆動部をクローズ状態に戻す。これにより、携帯装置60を誤操作して、駆動部を誤ってオープン状態にさせた場合でも、長時間、駆動部がオープン状態のままにあることを回避できるため、安全性の向上を図ることができる。
また、車載装置50の制御部51は、駆動部の箇所に応じて、センサの反応の有無を判断する所定時間を変化させる。例えば、駆動部が、トランク、スライドドア、及びバックドアである場合は所定時間を5分間とし、ドアキーの場合は所定時間を10分間とし、給油口の場合は所定時間を20分間とする。つまり、防犯上の安全面から、各駆動部をランク付けし、ランクに応じて、上記所定時間を変化させる。これにより、安全性の向上をより図ることができる。
さらに、閉動作処理56により駆動部のクローズ動作を行う際に、アクチュエータに設置した電流検知センサや、駆動部に設置した接触センサを用いることで、誤って人や物を挟み込むことを抑制することができ、安全面での向上を図ることができる。
実施例3において、駆動部のクローズ動作の際の挟み込みを抑制するために設置するセンサは、前述した電流検知センサ、接触センサの他に、例えば、トランク、スライドドア、バックドア、給油口の開口部に赤外線センサを設置する場合でもよい。この場合、トランク等の開口部に、人や物が存在するか否かを検知することができるため、挟み込みを抑制することができる。また、トランク、スライドドア、バックドア、給油口の角度を検出する傾斜センサを用いることもできる。この場合、傾斜センサが、ある角度で一定時間静止した場合に、挟み込みが生じていることを認識することができる。また、電流検知センサ、接触センサ、赤外線センサ、及び傾斜センサを併用することももちろんできる。この場合は、人や物の挟み込みを更に抑制できるため、安全面での向上を更に図ることができる。
また、実施例3では、携帯装置60から送信された開信号が、携帯装置60の誤操作により送信されたか否かの判断について、図13のステップS83のように、トランクをオープンさせる場合を例に説明したが、例えば、スライドドア、バックドア、ドアキー、及び給油口を遠隔操作によりオープンさせる場合でも同様の方法を用いることができる。例えば、スライドドア、バックドア、ドアキーを遠隔操作によりオープンさせる場合は、車内に、人の出入りがあったか否かを検出することが可能なセンサを設置する。センサは、図11のように、それぞれのECUに接続されていて、センサが反応したことを示す信号は、各ECUを介して、車載装置50の制御部51に出力される。制御部51は、所定時間内に、車内に設置したセンサに反応があったか否かを判断することで、携帯装置60の誤操作により開信号が送信されたか否かが判断できる。また、例えば、給油口をオープンさせる場合は、給油口の開口部に、給油口内のキャップを外す動作が行われたか否かが検出可能なセンサ(例えば、赤外線センサ等)を設置し、制御部51は、給油口の開口部に設置したセンサに反応があったか否かを判断すればよい。なお、センサが反応したことを示す信号は、各ECUを介して、車載装置50の制御部51に入力される場合を例に示しているが、各ECUを介さず、直接、車載装置50の制御部51に入力される場合でもよい。
上述したセンサ以外にも、例えば、サスペンションの伸縮を検知するセンサやタイヤの空気圧の変化を検知するセンサを用いることもできる。トランク内外への物体の出し入れが行われた場合、サスペンションやタイヤにかかる負荷が変わるため、サスペンションの伸縮を検知するセンサやタイヤの空気圧を検知するセンサが反応する。このため、これらのセンサに反応がなければ、人や物体の出入りが行われなかったと認められ、携帯装置60の誤操作により駆動部をオープンさせる開信号が送信されたとみなすことができる。センサに反応がある場合は、人や物体の出入りが行われたと認められるため、駆動部をオープンさせる開信号は、携帯装置60の誤操作により送信されたものではないとみなすことができる。
実施例4は、携帯装置と車両との距離に応じて、駆動部にクローズ動作を実行させる時間を変化させる場合の例である。実施例4に係る遠隔操作システムのブロック図は、実施例3と同じであり、図11に示しているので説明を省略する。
図14は、車載装置50の機能ブロック図である。図14を参照に、車載装置50の制御部51は、算出処理57、開動作処理54、判定処理58、判断処理55、及び閉動作処理56として機能する。開動作処理54、判断処理55、及び閉動作処理56の機能は、実施例3と同じであり、図10で説明しているので、ここでは説明を省略する。算出処理57は、車載装置50の通信部53が受信した開信号の電界強度に基づき、携帯装置60と車両との距離を算出する。判定処理58は、算出処理57により算出された、携帯装置60と車両との距離が所定の距離以上か否かを判定する。
図15は、実施例4に係る遠隔操作システムの動作を説明するフローチャートである。なお、図15では、一例として、トランクオープンの遠隔操作について説明する。図15を参照に、携帯装置60の通信部62は、制御部61から入力された、トランクにオープン動作を実行させる開信号を車載装置50に送信する(ステップS90)。
車載装置50の通信部53は、携帯装置60から送信された開信号を受信する(ステップS91)。制御部51の算出処理57は、受信した開信号の電界強度に基づいて携帯装置60と車両との距離を算出する(ステップS92)。制御部51の開動作処理54は、通信部53から入力された開信号をボディECU73に通知し、トランクECU74にトランクのオープン動作を実行させる(ステップS93)。制御部51の判定処理58は、算出処理57により算出された、携帯装置60と車両との距離が所定の距離以上か否か判定する(ステップS94)。判定処理58により、携帯装置60と車両との距離が所定の距離以上であると判定された場合、制御部51の判断処理55は、開動作処理54が行われた後、第1の所定時間(例えば3分間)内に、トランクの開口部に取り付けたセンサに反応があるか否か判断する(ステップS95)。携帯装置60と車両との距離が所定の距離以上ではないと判定された場合は、制御部51の判断処理55は、開動作処理54が行われた後、第2の所定時間(例えば5分間)内に、トランクの開口部に取り付けたセンサに反応があるか否か判断する(ステップS96)。このように、第1の所定時間は第2の所定時間より短くする。ステップS95及びステップS96において、制御部51の判断処理55が、センサに反応がなかったと判断した場合、トランク内外への物体の出し入れは行われなかったと認められるため、携帯装置60の誤操作によりトランクをオープンさせる開信号が送信されたとみなし、制御部51は閉動作処理56を実行し、閉信号をボディECU73に通知して、トランクECU74にトランクのクローズ動作を実行させる(ステップS97)。ステップS83において、制御部51の判断処理55が、センサに反応があったと判断した場合は、トランク内外への物体の出し入れが行われたと認められるため、携帯装置60の誤操作によりトランクをオープンさせる開信号が送信されたとはみなさず、制御部51は閉動作処理56を実行しない。
実施例4によれば、車載装置50の制御部51は、携帯装置60と車両との距離が所定の距離以上である場合、所定の距離以上でない場合に比べて車両のセンサに反応があったか否かを判断する時間を短くする。前述したように、携帯装置60と車両との距離が所定の距離以上である場合は、携帯装置60の誤操作により、駆動部がオープンされた可能性が高い。よって、実施例4によれば、携帯装置60の誤操作の可能性が高い場合に、より早いタイミングで、駆動部をクローズ状態にさせることができ、安全性の向上をより図ることができる。
実施例1及び実施例2で説明した、遠隔操作により駆動部がオープン状態になった場合に、オープン状態にある駆動部の箇所に応じて警報を変化させつつ、携帯装置から一定時間毎に警報を発生させる機能と、実施例3及び実施例4で説明した、携帯装置の誤操作により駆動部をオープン状態にした場合に、所定時間後に、駆動部をクローズさせる機能と、を組み合わせることもできる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
図1は実施例1に係る遠隔操作システムのブロック図である。 図2は実施例1の車載装置のハードウエア構成を示す図である。 図3は実施例1の車載装置の機能ブロック図である。 図4は実施例1に係る遠隔操作システムの動作を示すフロー図である。 図5は実施例1の変形例1の車載装置の機能ブロック図である。 図6は実施例1の変形例1に係る遠隔操作システムの動作を示すフロー図である。 図7は実施例2の車載装置の機能ブロック図である。 図8は実施例2に係る遠隔操作システムの動作を示すフロー図である。 図9は実施例2の変形例1の車載装置の機能ブロック図である。 図10は実施例2の変形例1に係る遠隔操作システムの動作を示すフロー図である。 図11は実施例3に係る遠隔操作システムのブロック図である。 図12は実施例3の車載装置の機能ブロック図である。 図13は実施例3に係る遠隔操作システムの動作を示すフロー図である。 図14は実施例4の車載装置の機能ブロック図である。 図15は実施例4に係る遠隔操作システムの動作を示すフロー図である。
符号の説明
10 車載装置
11 制御部(車載側)
12 記憶部
13 通信部(車載側)
14 開動作処理
15 完了信号送信処理
16 確認処理
17 警報信号送信処理
18 中止信号送信処理
20 携帯装置
21 制御部(携帯側)
22 通信部(携帯側)
23 操作部
24 報知部
40 算出処理
41 判定処理
50 車載装置
51 制御部(車載側)
52 記憶部
53 通信部(車載側)
54 開動作処理
55 判断処理
56 閉動作処理
57 算出処理
58 判定処理
60 携帯装置
61 制御部(携帯側)
62 通信部(携帯側)
63 操作部
77 トランク用センサ
78 スライドドア用センサ
79 バックドア用センサ
80 ドアキー用センサ
81 給油口用センサ
100 遠隔操作システム

Claims (9)

  1. 車両の駆動部を開状態に駆動させる開信号を携帯装置から受信する車載側通信部と、
    前記開信号に基づいて前記駆動部を開状態に駆動させる開動作処理と、前記開動作処理後、一定時間毎に前記駆動部の開閉状態を確認する確認処理と、前記確認処理により前記駆動部が開状態と確認された場合に、開状態にある前記駆動部の箇所に応じて異なる警報が前記携帯装置から発生するよう、開状態にある前記駆動部の箇所により異なる警報信号を前記車載側通信部を介して前記携帯装置に送信する警報信号送信処理と、を実行する制御部と、を有することを特徴とする車載装置。
  2. 前記制御部は、前記開信号に基づいて前記携帯装置と前記車両との距離を算出する算出処理を更に実行し、
    前記確認処理は、前記算出処理により算出された前記携帯装置と前記車両との距離が、所定の距離以上である場合は、所定の距離以上でない場合に比べて、前記一定時間を短くして前記駆動部の開閉状態を確認することを特徴とする請求項1記載の車載装置。
  3. 車両の駆動部を開状態に駆動させる開信号を携帯装置から受信する車載側通信部と、
    前記開信号に基づいて前記駆動部を開状態に駆動させる開動作処理と、前記開動作処理が行われて前記駆動部が開状態にある場合に、開状態にある前記駆動部の箇所に応じて異なる警報が前記携帯装置から一定時間毎に発生するよう、開状態にある前記駆動部の箇所により異なる警報信号を前記車載側通信部を介して前記携帯装置に送信する警報信号送信処理と、前記開動作処理後、所定の間隔で前記駆動部の開閉状態を確認する確認処理と、前記確認処理により前記駆動部が閉状態にあると確認された場合に、前記警報の発生を止めさせるための中止信号を前記車載側通信部を介して前記携帯装置に送信する中止信号送信処理と、を実行する制御部と、を有することを特徴とする車載装置。
  4. 前記制御部は、前記開信号に基づいて前記携帯装置と前記車両との距離を算出する算出処理を更に実行し、
    前記警報信号送信処理は、前記算出処理により算出された前記携帯装置と前記車両との距離が、所定の距離以上である場合は、所定の距離以上でない場合に比べて、前記一定時間が短くなるような前記警報信号を送信することを特徴とする請求項3記載の車載装置。
  5. 車両の駆動部を開状態に駆動させる開信号を携帯装置から受信する車載側通信部と、
    前記開信号に基づいて前記駆動部を開状態に駆動させる開動作処理と、前記開動作処理後、開状態にある前記駆動部の箇所ごとに異なる所定時間内に、前記車両に取り付けられたセンサに反応があるか否かを判断する判断処理と、前記判断処理により前記センサに反応がないと判断された場合、前記駆動部を閉状態に駆動させる閉動作処理と、を実行する制御部と、を有することを特徴とする車載装置。
  6. 前記制御部は、前記開信号に基づいて前記携帯装置と前記車両との距離を算出する算出処理を更に実行し、
    前記判断処理は、前記算出処理により算出された前記携帯装置と前記車両との距離が、所定の距離以上である場合は、所定の距離以上でない場合に比べて、前記所定時間を短くして、前記センサに反応があるか否かを判断することを特徴とする請求項5記載の車載装置。
  7. 車両の駆動部を開状態に駆動させる開信号を送信する携帯側通信部と、警報を発生する報知部と、を有する携帯装置と、
    前記開信号を受信する車載側通信部と、前記開信号に基づいて前記駆動部を開状態に駆動させる開動作処理、一定時間毎に前記駆動部の開閉状態を確認する確認処理、前記確認処理により前記駆動部が開状態と確認された場合に、開状態にある前記駆動部の箇所に応じて異なる警報が前記携帯装置の前記報知部から発生するよう、開状態にある前記駆動部の箇所により異なる警報信号を前記車載側通信部を介して前記携帯装置に送信する警報信号送信処理、を実行する制御部と、を有する車載装置と、を具備することを特徴とする遠隔操作システム。
  8. 車両の駆動部を開状態に駆動させる開信号を送信する携帯側通信部と、警報を発生する報知部と、を有する携帯装置と、
    前記開信号を受信する車載側通信部と、前記開信号に基づいて前記駆動部を開状態に駆動させる開動作処理、前記開動作処理が行われて前記駆動部が開状態にある場合に、開状態にある前記駆動部の箇所に応じて異なる警報が前記携帯装置の前記報知部から一定時間毎に発生するよう、開状態にある前記駆動部の箇所により異なる警報信号を前記車載側通信部を介して前記携帯装置に送信する警報信号送信処理、前記開動作処理後、所定の間隔で前記駆動部の開閉状態を確認する確認処理、前記確認処理により前記駆動部が閉状態にあると確認された場合に、前記警報の発生を止めさせるための中止信号を前記車載側通信部を介して前記携帯装置に送信する中止信号送信処理、を実行する制御部と、を有する車載装置と、を具備することを特徴とする遠隔操作システム。
  9. 車両の駆動部を開状態に駆動させる開信号を送信する携帯側通信部を有する携帯装置と、
    前記開信号を受信する車載側通信部と、前記開信号に基づいて前記駆動部を開状態に駆動させる開動作処理、前記開動作処理後、開状態にある前記駆動部の箇所ごとに異なる所定時間内に、前記車両に取り付けられたセンサに反応があるか否かを判断する判断処理、前記判断処理により前記センサに反応がないと判断された場合、前記駆動部を閉状態に駆動させる閉動作処理を実行する制御部と、を有する車載装置と、を具備することを特徴とする遠隔操作システム。
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JP2014177188A (ja) * 2013-03-14 2014-09-25 Aisin Seiki Co Ltd 開閉体作動報知装置及び開閉体作動報知システム

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