JP2010063833A - 肘掛け、椅子 - Google Patents

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Abstract

【課題】肘当てが左右方向にスライド可能であり、肘当てのがたつきの少ない好適な肘掛けを提供する。
【解決手段】肘支柱71に対して左右方向にスライドする肘当て72を複数位置で節度停止させるための節度機構7Cと、スライドを案内するガイド機構7Wとを設ける。節度機構7Cは、肘支柱71に固定され左右方向に沿って複数の節度係合要素73bが配列された静止部材73と、肘当て72に保持され前後方向に突没して節度係合要素73bに選択的に係合する節度子75と、節度子75を節度係合要素73bの方に弾性付勢するスプリング76と、肘当て72に設けられスプリング76の付勢力に起因して惹起される反力によって静止部材73の摺動面7Xに押し当てられる受圧面7Yとを備える。ガイド機構7Wは、受圧面7Yが反力に抗して摺動面7Xから一定以上離間することを禁ずる。肘当て72のスライド動作時には、摺動面7Xと受圧面7Yとが常時近接する。
【選択図】図6

Description

本発明は、事務用または執務用の椅子等に実装される肘掛けに関する。
肘掛けを備えた椅子において、着座者の肘を凭せ掛ける肘当てを水平旋回可能としたものが公知である(例えば、下記特許文献を参照)。
特開2001−161490号公報 特開2002−336079号公報 特開2005−177054号公報
着座者にとって丁度よい肘の置き場所は、着座者の体躯の大きさや上肢の長さに応じて異なる。肘当てが左右方向にスライド可能であれば、着座者の体躯や上肢に合わせて肘当ての位置を左右に調整することができ、使用感が向上する。
一方、肘当てを可動とすると、その肘当てに大きな外力が作用したときに肘当てががたつくおそれがある。肘当てを左右方向にスライド可能に構成した場合、この肘当てが前後方向または旋回方向に大きくがたつくことは使用感の悪化を招き、椅子としての格調を損なう。
以上に鑑みてなされた本発明は、肘当てが左右方向にスライド可能であり、肘当てのがたつきも少ない好適な肘掛けを提供しようとするものである。
本発明では、着座者の肘を凭せ掛けるための肘当てと、肘当てを左右方向にスライド可能に支持する肘支柱と、肘支柱に対してスライドする肘当てを複数位置で節度停止させるための節度機構とを具備し、前記節度機構が、前記肘支柱に固定され前記肘当てのスライド方向に沿って複数の節度係合要素が配列された静止部材と、前記肘当てに保持され前記スライド方向と交差する方向に突没して前記節度係合要素に選択的に係合する節度子と、前記肘当てを足場として前記節度子を前記節度係合要素の方に弾性付勢するスプリングとを備え、かつ、前記静止部材に設けられ前記節度係合要素とは反対側に位置して前記スライド方向に拡張した摺動面と、前記肘当てに設けられ前記スプリングの付勢力に起因して惹起される反力によって前記静止部材の摺動面に押し当てられる受圧面と、前記受圧面が前記反力に抗して前記摺動面から一定以上離間することを禁ずる離間禁止要素とを有しており、前記肘当てのスライド動作時に前記摺動面と前記受圧面とが常時近接ないし面接触する肘掛けを構成した。このようなものであれば、着座者の体躯や上肢に合わせて肘当ての位置を左右に調整することが可能となる上、肘当ての前後方向または旋回方向のがたつきも適切に抑制される。
前記肘当ての前記肘支柱に対する左右方向のスライドを案内するガイド機構を具備し、前記ガイド機構は、前記静止部材または前記肘支柱と前記肘当てとのうち一方に設けられ前記スライド方向に拡張した案内面と、他方に設けられ前記案内面に面する被案内面とを備えており、前記案内面及び前記被案内面を前記離間禁止要素として、これら案内面と被案内面との接触により前記受圧面の前記摺動面からの一定以上の離間が禁じられるものとすれば、肘当てのスライド動作時に安定して前記摺動面と前記受圧面とを近接ないし面接触させ続けることができる。
前記静止部材または前記肘支柱と前記肘当てとのうち一方に前記スライド方向に延伸する凹部が形成され、他方に前記凹部内に挿入される凸部が形成されており、前記凹部と前記凸部とのうち一方が前記案内面を有し、他方が前記被案内面を有していれば、肘当てのスライド動作時に凸部が凹部に沿って変位する簡便な構造で、肘当てのスライド動作の案内とがたつき抑制との両立が図られる。
前記肘当てに外力が作用していない状態で、前記案内面と前記被案内面との間に隙間が存在する、つまり案内面と被案内面との間に遊びがあれば、案内面と被案内面とが強く摩擦して肘当てのスライド動作を徒に妨げるような不都合を生じない。
前記静止部材が、平面視において当該静止部材よりも小形のスペーサを介在させて前記肘支柱の上面に固定されたものであり、前記肘当ての底壁に前記スペーサを通過させる窓が開口していれば、肘当ての上向面に静止部材を重ねるように配置する構造をとることができる。そして、肘当ての肘支柱からの脱落を静止部材によって阻止できる。換言すれば、静止部材が肘当ての肘支柱への取り付けに寄与することとなる。
本発明によれば、肘当てが左右方向にスライド可能で、肘当てのがたつきも少ない好適な肘掛けを実現することができる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。本実施形態の肘掛け7が実装された椅子を、図1ないし図3に示す。この椅子は、いわゆるシンクロチルト式の事務用回転椅子である。
椅子本体は、脚1と、脚1の上部に支持され水平旋回可能な支持基部2と、この支持基部2の上に配された座受3と、座受3に保持された座4と、支持基部2に後傾動作可能に設けられた背支持体5と、背支持体5に取り付けられた背凭れ6とを具備してなる。
脚1は、脚ベース11と、脚ベース11の中心部に設けられた脚支柱12とを備える。脚ベース11は、中心部のハブから脚羽根が放射状に突出したもので、各脚羽根の先端にそれぞれキャスターが装着される。脚支柱12は、ガススプリングを内蔵しており、上下方向に弾性的に伸縮し、所望の高さ位置でロックすることができる。
支持基部2は、脚支柱12の上端部に取り付けられたハウジング21と、このハウジング21にされ背支持体5を後傾動作可能に支持する主軸22と、ハウジング21内に設けられ背支持体5の後傾動作に対して反発力を発生させる傾動反力発生機構とを備える。傾動反力発生機構は、コイルスプリング、ガススプリング等を利用した既知のものである。
座受3は、座4を保持するシェル状の部材であり、前端側が支持基部2に前後動可能に取り付けられるとともに、後端側が背支持体5の基端部に支持されている。
背支持体5は、支持基部2の主軸に後傾動作可能に支持された背支桿51と、この背支桿51の上端部に取り付けられた弾性横桿52とを備える。背支桿51は、その基端部が支持基部2に主軸22を介して回動可能に取り付けられる下部背フレーム51bと、下部背フレーム51bの先端部に結合した上部背フレーム51aとに区分される。下部背フレーム51bは金属製で、外側が背支桿カバー53で覆われている。背支桿カバー53の外面は、上部背フレーム51aの外面に連続するように位置づけられる。上部背フレーム51aは、合成樹脂製の一体成形品で、上方が二股に分岐している。弾性横桿52は、中間部の二箇所が背支桿51の上端部、より詳しくは上部背フレーム51aの二股状の部位に支持された板ばね状の部材であり、その両端部で背凭れ6を支えている。
背凭れ6は、合成樹脂成形品の背板61を主体とする。背板61は、背板本体61aと、背板本体61aの左右両側部に設けられた側端取付部61cと、背板本体61aの下端部に設けられた下端取付部61bと備えている。側端取付部61cには、弾性横桿52の両端部が接続される。また、下端取付部61bは、下部背フレーム51bの先端部の前面に取り付けられる。
背板本体61aは、周縁枠部61a1と、周縁枠部61a1に囲まれた中間面部61a2とを内包する。中間面部61a2は、複数の孔が穿たれた樹脂メッシュ領域6Mと、孔の穿たれていない樹脂シェル領域6Sとが上下方向に交互に並んだものである。樹脂シェル領域6Sは、水平に延伸した帯状をなし、周縁枠部61a1の左右に対向した部位を相互に連結する。この樹脂シェル領域6Sは、上下方向に間隔を開けて複数本平行に配されており、これら樹脂シェル領域6S及び周縁枠部61a1によって包囲される区域に樹脂メッシュ領域6Mが形成されている。樹脂メッシュ領域6Mは、樹脂シェル領域6Sよりも薄肉に成形され、多数の孔を有している。樹脂シェル領域6Sの前面と、樹脂メッシュ領域6Mの前面とは面一である。翻って、樹脂メッシュ領域6Mの後面は、樹脂シェル領域6Sの後端よりも前方に凹んでいる。因みに、樹脂シェル領域6S及び樹脂メッシュ領域6Mの前面は、周縁枠部61a1の前面よりも多少前方に迫り出しており、周縁枠部61a1と中間面部61a2との境には若干の段差が存在する。
しかして、座4の左右両側端部に、一対の肘掛け7が左右対称となるように配されている。肘掛け7は、座4の側端部から起立して上方に延伸する肘支柱71の上端部に、着座4者の肘を凭せ掛けるための肘当て72が取り付けられたものである。本実施形態の肘掛け7において、肘当て72は肘支柱71に対してスライドし左右方向に平行移動することが可能である。
肘支柱71は、支柱本体71aと、支柱本体71aに対して上下動し得るカバー部材71bとを備える。支柱本体71aは、断面視略方形状の外形をなし、正面視略L字型に屈曲しており、内側方に突き出した下端部がボルト等を以て座受3に固定される。
カバー部材71bは、支柱本体71aを飲み込む角筒状の部材であり、支柱本体71aの外側に被さるようにして上方から支柱本体71aに挿脱される。支柱本体71aとカバー部材71bとの間には、カバー部材71bの高さ位置を調節する高さ調節機構が設けられる。高さ調節機構は、既知の椅子の肘掛け7のものと同様に構成することができるので、ここでは詳しい説明を省く。カバー部材71bの上部前面から露出しているボタン71cは、高さ調節機構を操作するためのもので、このボタン71cを押下することでカバー部材71bの支柱本体71aに対する高さ位置の固定が解除され、カバー部材71bの上下動が可能となる。ボタン71cから手指を離せば、再びカバー部材71bの高さ位置が固定される。
図4等に示しているように、カバー部材71bの上端部は前後左右に拡開した台座71dとなっており、この台座71dに肘当て72が載置される。台座71d内には合成樹脂製の滑り部材71d1が装着されており、これに接触して摺動する肘当て72の下面との摩擦の軽減を図っている。
図4ないし図10に示すように、肘当て72は、肘支柱71の直上にあって左右方向にスライド動作するベース部72aと、ベース部72aを上方から被覆する肘当てカバー72bとを備える。ベース部72aは、台座71dよりも前後に長く、かつ左右に幅広で、上下に肉厚なプレート状の部材である。
ベース部72aの上面側における後方部位には、平面視略方形状に凹んだ第一収容凹陥72a1及び第二収容凹陥72a2が成形されている。第一収容凹陥72a1、第二収容凹陥72a2はそれぞれ、後述する静止部材73及び節度子75を収容するためのものである。第一収容凹陥72a1の前端面は、左右方向に拡張した後向きの略鉛直面である。第一収容凹陥72a1の底壁の上向面には、上方に突出した凸部72a3が設けられる。凸部72a3は左右方向に伸長した凸条(レール)状をなし、凸部72a3の前向面及び後向面は左右方向に拡張した略鉛直面となっている。本実施形態では、前後方向に離間した複数(図示例では、二本)の凸部72a3が設けられている。これら凸部72a3の間の領域には、底壁を上下に貫通する窓72a4が開口している。静止部材73のスペーサ74は、この窓72a4を通過する。
第二収容凹陥72a2は、第一収容凹陥72a1の後端に連通しており、第一収容凹陥72a1の後端から後方に延伸する。第二収容凹陥72a2の底壁は、第一収容凹陥72a1の底壁と略面一である。図4、図10等に示しているように、第二収容凹陥72a2の左右の対向壁は、第二収容凹陥72a2の底壁付近で互いに離反する外側方に切り欠かれており、前後方向に延びた薄い空隙72a5を形作っている。
ベース部72aの上面側における外周近傍には縁溝72a6が彫り込まれ、そのすぐ内側の四隅にはねじ挿通用の丸孔72a7が穿たれている。縁溝72a6及び丸孔72a7は、肘当てカバー72bの取り付けに利用される。
ベース部72aは、肘支柱71に固定される静止部材73及びスペーサ74により、台座71dから脱落しないように係留される。静止部材73は、上下の厚みが第一収容凹陥72a1の深さと同程度で、左右の幅寸が第一収容凹陥72a1の左右の内寸よりも小さい板状の部材である。静止部材73の前後寸法は、第一収容凹陥72a1の窓72a4よりも大きいが、第一収容凹陥72a1そのものよりはやや小さい。図5等に示しているように、静止部材73の下向面には、上方に凹み、第一収容凹陥72a1の凸部72a3を差し入れることのできる凹部73aが設けられる。凹部73aは左右方向に伸長した凹溝(レール)状をなし、前後に対向した凹部73aの(後側にある)前向面及び(前側にある)後向面は左右方向に拡張した略鉛直面となっている。本実施形態では、前後方向に離間した複数(図示例では、二本)の凹部73aが設けられている。これら凹部73aの離間距離は、第一収容凹陥72a1に設けられた複数の凸部72a3の離間距離に略等しい。
そして、静止部材73の下向面における凹部73aの間の領域に、下方に突出するスペーサ74が一体成形され、または固着されている。具体的には、略円筒状のボルト挿通筒74aと、ボルト挿通筒74aの外周に隣接したキーブロック74bとが設けられており、これらがともにスペーサ74としての役割を担う。ボルト挿通筒74aの内空は、静止部材73の上向面に開通している。キーブロック74bは、複数(図示例では、二個)がボルト挿通筒74aを挟んで前後方向に相対している。平面視において、スペーサ74は静止部材73よりも小形である。スペーサ74の上下寸法は、第一収容凹陥72a1の底壁の厚みよりも大きい。スペーサ74の前後寸法、換言すれば前後のキーブロック74bの外法は第一収容凹陥72a1の窓72a4の前後寸法に略一致するが、左右の幅寸は窓72a4の左右の内寸よりも小さい。
肘支柱71の台座71dには予め、平面視外形輪郭がスペーサ74の外周と略一致する凹穴71d2が形成され、ボルト挿通筒74aに対応した中央部位には雌ねじ穴71d3が切られている。肘当て72のベース部72aを肘支柱71の台座71dに係留するにあたっては、まず、スペーサ74を窓72a4に挿通するようにして静止部材73を第一収容凹陥72a1の底壁上に載置する。このとき、静止部材73に形成された凹部73aに、第一収容凹陥72a1の底壁に形成された凸部72a3が差し入る。そして、窓72a4を通過して底壁下に突出したスペーサ74の下端部を、上方から凹穴71d2に挿入する。スペーサ74の下端は凹穴71d2の底面に当たって接し、静止部材73の下向面は肘支柱71の上端面から浮いた状態となって、両者の間に第一収容凹陥72a1の底壁が収まる。しかる後、ボルト77を上方からボルト挿通筒74aに挿入して雌ねじ穴71d3に螺合緊締し、静止部材73を肘支柱71に固定する。
スペーサ74は窓72a4内で、静止部材73は第一収容凹陥72a1内で、ベース部72aに対して相対的に左右方向に変位することができる。従って、台座71d上でベース部72aが左右方向にスライド動作可能となる。静止部材73の凹部73aと第一収容凹陥72a1の凸部72a3との組は、肘当て72の左右方向のスライドを案内するガイド機構となる。ベース部72aが(台座71dの)中央に所在する状況を図6に、ベース部72aが中央から左方(または、右方)に偏倚した状況を図8に、それぞれ例示する。
その上で、本実施形態の肘掛け7には、スライド動作する肘当て72を所要の位置で節度停止させ、肘当て72の位置変更時に適度でクリック感のある抵抗を得られるようにするための節度機構7Cが設けられている。節度機構7Cは、肘当て72のスライド方向に沿って配列される節度係合要素73bと、肘当て72のスライド方向と交差する方向に突没して複数の節度係合要素73bの何れかに選択的に係合する節度子75と、節度子75を節度係合要素73bの方に弾性付勢するスプリング76とを備える。
節度係合要素73bは、静止部材73における後端側に形成される。静止部材73の後端縁は平面視略三角波状をなし、その後端縁の山部または谷部がそれぞれ節度係合要素73bとなる。静止部材73の後端縁の山部の頂は丸められ、あるいは面取りされる。節度係合要素73bの反対側となる静止部材73の前端面は、左右方向に拡張した前向きの略縁直面である。
節度子75は、上下の厚みが第二収容凹陥72a2の深さと同程度で、下記保持片75aを除いた左右の幅寸が第一収容凹陥72a1の左右の対向壁間の内寸に略一致する板状の部材である。節度子75の前後寸法は、第二収容凹陥72a2よりも若干大きい。節度子75は、凹陥72a1、72a2内で前後動可能であるように肘当て72に保持される。具体的には、図4、図10等に示しているように、節度子75の下向面付近において左右両側面から保持片75aが外側方に延び出しており、これら保持片75aが第二収容凹陥72a2の左右の対向壁に切り欠かれた空隙72a5に前方から挿入されることで、節度子75が第二収容凹陥72a2の対向壁に沿って前後動可能となる。
節度子75の前端縁は上記節度係合要素73bに対応して平面視略三角波状をなしており、その前端縁の山部または谷部が節度係合要素73bに係合する。節度子75の前端縁の山部の頂もまた丸められ、あるいは面取りされる。
スプリング76は、第二収容凹陥72a2の後端と節度子75の後端面との間に介在し、第二収容凹陥72a2を足場として節度子75を前方に付勢する。
前方に弾性付勢されている節度子75は、前端縁が第一収容凹陥72a1内に進入して静止部材73の後端縁に接し、そこにある何れかの節度係合要素73bに係合する。また、スプリング76の付勢力が節度子75を介して静止部材73を前方に押す反作用で、スプリング76が第二収容凹陥72a2の後縁を介してベース部72aを後方に押す反力が発生する。そして、この反力により、第一収容凹陥72a1の前端面が静止部材73の前端面に押し当てられる。即ち、第一収容凹陥72a1の前端面は静止部材73に押し当てられる受圧面7Yとなり、静止部材73の前端面はベース部72aの摺動を受ける摺動面7Xとなる。
肘当て72のベース部72aが左右方向にスライド操作されると、節度子75が節度係合要素73bに対して相対的に左方または右方に変位し、その山部が節度係合要素73bの山部に干渉して押し込まれる。そのため、図7に示すように、節度子75がスプリング76の付勢力に抗して一旦後退する。ベース部72aがさらに移動すると、節度子75の山部が節度係合要素73bの山部をかわして隣の節度係合要素73bの谷部へと遷移し、図6または図8に示しているように、スプリング76の付勢力によって節度子75が再度前進し節度係合要素73bとかみ合う。これら一連のスライド動作の最中にも、受圧面7Yたる第一収容凹陥72a1の前端面は摺動面7Xたる静止部材73の前端面に接触し続ける。
肘当て72のベース部72aのスライド動作を案内するガイド機構において、凹部73aとこの凹部73aに挿入される凸部72a3との間には遊びが存在している。要するに、凹部73aの前後の内寸が凸部72a3の前後の外寸よりも大きくとってある。ベース部72aに外力が加わっていないとき、図9に示すように、凹部73aの(前側にある)後向面とこれに面する凸部72a3の前向面との間に隙間が存在する。並びに、凹部73aの(後側にある)前向面とこれに面する凸部72a3の後向面との間にも隙間が存在している。
ベース部72aに前向きの大きな外力が加えられたときには、ベース部72aがスプリング76の付勢力に抗して前方に移動しようとする。同時に、受圧面7Yが摺動面7Xから離間しようとするが、凹部73aの後向面が凸部72a3の前向面に当たって接するので、ベース部72aが前方へそれ以上移動することができなくなり、受圧面7Yの摺動面7Xからの離間も阻止される。即ち、凹部73aの後向面は案内面7Vとして、凸部72a3の前向面は被案内面7Wとして機能し、離間禁止要素を構成する。
本実施形態によれば、着座4者の肘を凭せ掛けるための肘当て72と、肘当て72を左右方向にスライド可能に支持する肘支柱71と、肘支柱71に対してスライドする肘当て72を複数位置で節度停止させるための節度機構7Cとを具備し、前記節度機構7Cが、前記肘支柱71に固定され前記肘当て72のスライド方向に沿って複数の節度係合要素73bが配列された静止部材73と、前記肘当て72に保持され前記スライド方向と交差する方向に突没して前記節度係合要素73bに選択的に係合する節度子75と、前記肘当て72を足場として前記節度子75を前記節度係合要素73bの方に弾性付勢するスプリング76とを備え、かつ、前記静止部材73に設けられ前記節度係合要素73bとは反対側に位置して前記スライド方向に拡張した摺動面7Xと、前記肘当て72に設けられ前記スプリング76の付勢力に起因して惹起される反力によって前記静止部材73の摺動面7Xに押し当てられる受圧面7Yと、前記受圧面7Yが前記反力に抗して前記摺動面7Xから一定以上離間することを禁ずる離間禁止要素7V、7Wとを有しており、前記肘当て72のスライド動作時に前記摺動面7Xと前記受圧面7Yとが常時近接ないし面接触する肘掛け7を構成したため、着座4者の体躯や上肢に合わせて肘当て72の位置を左右に調整することが可能となる上、肘当て72の前後方向または旋回方向のがたつきも適切に抑制される。
前記肘当て72の前記肘支柱71に対する左右方向のスライドを案内するガイド機構を具備し、前記ガイド機構は、前記静止部材73に設けられ前記スライド方向に拡張した案内面7Vと、肘当て72に設けられ前記案内面7Vに面する被案内面7Wとを備えており、前記案内面7V及び前記被案内面7Wを前記離間禁止要素として、これら案内面7Vと被案内面7Wとの接触により前記受圧面7Yの前記摺動面7Xからの一定以上の離間が禁じられるものとしたため、肘当て72のスライド動作時に安定して前記摺動面7Xと前記受圧面7Yとを面接触させ続けることができる。
前記静止部材73に前記スライド方向に延伸する凹部73aが形成され、肘当て72に前記凹部73a内に挿入される凸部72a3が形成されており、前記凹部73aが案内面7Vを有し、凸部72a3が前記被案内面7Wを有しているため、肘当て72のスライド動作時に凸部72a3が凹部73aに沿って変位する簡便な構造で、肘当て72のスライド動作の案内とがたつき抑制との両立が図られる。
前記肘当て72に外力が作用していない状態で、前記案内面7Vと前記被案内面7Wとの間に隙間が存在する、つまり案内面7Vと被案内面7Wとの間に遊びがあるため、案内面7Vと被案内面7Wとが強く摩擦して肘当て72のスライド動作を徒に妨げるような不都合を生じない。
前記静止部材73が、平面視において当該静止部材73よりも小形のスペーサ74を介在させて前記肘支柱71の上面に固定されたものであり、前記肘当て72の底壁に前記スペーサ74を通過させる窓72a4が開口しているため、肘当て72の上向面に静止部材73を重ねて配置する構造をとることができる。そして、肘当て72の肘支柱71からの脱落を静止部材73によって阻止できる。換言すれば、静止部材73が肘当て72の肘支柱71への取り付けに寄与することとなる。
なお、本発明は以上に詳述した実施形態に限られるものではない。例えば、上記実施形態では、静止部材73の前端面が摺動面7X、第一収容凹陥72a1の前端面が受圧面7Yとなっていたが、凹部73aや凸部72a3に摺動面7X、受圧面7Yが設定されていてもよい。図11に示す態様では、凹部73aの前向面が摺動面7Xとなり、凸部72a3の後向面が受圧面7Yとなる。この態様では、静止部材73の前端面と第一収容凹陥72a1の前端面とが常時接触している必要はない。凹部73aの後向面が案内面7Vとなり、凸部72a3の前向面が被案内面7Wとなる点は、上記実施形態と同じである。
上記実施形態では、静止部材73に凹部73aが形成され、肘当て72に凸部72a3が形成されていたが、逆に静止部材73に凸部73cが形成され、肘当て72に凹部72a8が形成されていてもよい。図12に示す態様では、静止部材73の下向面から凸部73cが下向きに突出し、ベース部72aの底壁の上向面にはこれを収容する凹部72a8が刻まれている。
肘当て72の下面と肘支柱71の上面との間にガイド機構が構築されても構わない。その場合、図13に例示するように、ベース部72aの下面に凹部72a9(または、凸部)が形成され、肘支柱71の上面に凸部71d4(または、凹部)が形成される。
また、スペーサ74は、肘支柱11及び静止部材73に対する位置が不変である。これを利用して、スペーサ74の一部に案内面7Vが設定され、肘当て72の窓72a4の周縁の一部に被案内面7Wが設定されてもよい。この場合、上述の如きレール機構(凸部及び凹部)を形成する必要がなくなる。
その他各部の具体的構成は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明の一実施形態の肘掛けが実装された椅子の斜視図。 同椅子の斜視図。 同椅子の側面図。 同実施形態の肘掛けの要部分解斜視図。 同実施形態の肘掛けの静止部材を示す斜視図。 同実施形態の肘掛けの要部平面図。 同実施形態の肘掛けの要部平面図。 同実施形態の肘掛けの要部平面図。 同実施形態の肘掛けのA−A線側断面図。 同実施形態の肘掛けのB−B線正断面図。 本発明の変形例の一を示す側断面図。 本発明の変形例の一を示す側断面図。 本発明の変形例の一を示す側断面図。
符号の説明
7…肘掛け
71…肘支柱
72…肘当て
73…静止部材
75…節度子
76…スプリング
7C…節度機構
7V、7W…離間禁止要素
7X…摺動面
7Y…受圧面

Claims (6)

  1. 着座者の肘を凭せ掛けるための肘当てと、肘当てを左右方向にスライド可能に支持する肘支柱と、肘支柱に対してスライドする肘当てを複数位置で節度停止させるための節度機構とを具備する肘掛けであって、
    前記節度機構が、前記肘支柱に固定され前記肘当てのスライド方向に沿って複数の節度係合要素が配列された静止部材と、前記肘当てに保持され前記スライド方向と交差する方向に突没して前記節度係合要素に選択的に係合する節度子と、前記肘当てを足場として前記節度子を前記節度係合要素の方に弾性付勢するスプリングとを備え、
    かつ、前記静止部材に設けられ前記節度係合要素とは反対側に位置して前記スライド方向に拡張した摺動面と、前記肘当てに設けられ前記スプリングの付勢力に起因して惹起される反力によって前記静止部材の摺動面に押し当てられる受圧面と、前記受圧面が前記反力に抗して前記摺動面から一定以上離間することを禁ずる離間禁止要素とを有しており、
    前記肘当てのスライド動作時に前記摺動面と前記受圧面とが常時近接ないし面接触するように構成されていることを特徴とする肘掛け。
  2. 前記肘当ての前記肘支柱に対する左右方向のスライドを案内するガイド機構を具備し、
    前記ガイド機構は、前記静止部材または前記肘支柱と前記肘当てとのうち一方に設けられ前記スライド方向に拡張した案内面と、他方に設けられ前記案内面に面する被案内面とを備えており、
    前記案内面及び前記被案内面を前記離間禁止要素として、これら案内面と被案内面との接触により前記受圧面の前記摺動面からの一定以上の離間が禁じられる請求項1記載の肘掛け。
  3. 前記静止部材または前記肘支柱と前記肘当てとのうち一方に前記スライド方向に延伸する凹部が形成され、他方に前記凹部内に挿入される凸部が形成されており、
    前記凹部と前記凸部とのうち一方が前記案内面を有し、他方が前記被案内面を有している請求項2記載の肘掛け。
  4. 前記肘当てに外力が作用していない状態で、前記案内面と前記被案内面との間に隙間が存在している請求項2または3記載の肘掛け。
  5. 前記静止部材は、平面視において当該静止部材よりも小形のスペーサを介在させて前記肘支柱の上面に固定されたものであり、前記肘当ての底壁に前記スペーサを通過させる窓が開口している請求項1、2、3または4記載の肘掛け。
  6. 請求項1、2、3、4または5記載の肘掛けを、座の左右両側端部に左右対称となるように一対にして配した椅子。
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