JP2013233166A - 椅子の肘掛け装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】上面に上向突部47を有する肘掛け支柱10と、上面のガイド突部55に設けた左右方向を向く長孔56に、上向突部47を左右方向に移動可能に嵌合することにより、肘掛け支柱により左右方向に相対移動可能に支持された肘掛け支持板50と、前後方向を向く開口部63を有し、この開口部63に、ガイド突部55を嵌合することにより、肘掛け支持板50により、前後方向に移動可能かつ回動不能に支持された肘掛け基板51と、上向突部47の上端部に設けられ、肘掛け支柱10の上端面との間に、肘掛け支持板50及び肘掛け基板51を水平移動可能かつ上方に移動不能として挟持する保持手段71と、肘掛け基板51の上面を覆う肘当て52とを備えるものとする。
【選択図】 図2
Description
このように、肘当ての位置を調整可能とした肘掛け装置は、種々提案されており、公知である(例えば特許文献1〜4参照)。
また、特許文献1および2に記載の肘掛け装置は、カバー板等の前後左右寸法が小さく、肘掛け基板に設けた開口部を閉塞しうる最小限の大きさであり、かつ肘掛け支柱に突設した上向突部の左右寸法及び肘掛け基板に設けられた、上向突部に摺動可能に嵌合される開口部の幅も比較的小さいので、肘掛け支柱により肘掛けを安定よく支持して移動させることができず、肘掛けを前後方向に大きく移動させてこれに肘を載せた際に、肘掛けが上下方向にぐらついたり、肘掛け支柱の上面に突設した上向突部に曲げ荷重が加わったりする恐れがある。
このようになると、肘掛けを長期間繰り返し移動させた際に、互いの摺動部が摩耗するなどして、肘掛けを円滑に移動させることができなくなる恐れがある。
(1)本発明の肘掛け装置は、座の外側方より起立し、かつ上端部より下方に受支面を有する肘掛け支柱と、上面に突設した上向きのガイド突部に、上下に貫通し、かつ水平の第1方向に長い長孔が設けられ、この長孔に前記肘掛け支柱の上端部を嵌合することにより、前記肘掛け支柱の受止面に、前記第1方向に相対移動可能として支持された肘掛け支持板と、上下に貫通し、かつ前記第1方向と交差する水平の第2方向に長い開口部が設けられ、この開口部に前記肘掛け支持板のガイド突部を嵌合することにより、前記肘掛け支持板の上面に、前記第2方向に相対移動可能、かつ相対回動不能として支持された肘掛け基板と、前記肘掛け支柱の上端部に設けられ、かつ前記受止面との間に、前記肘掛け支持板および肘掛け基板を水平方向に移動可能かつ上方に移動不能として挟持する保持手段と、この保持手段と前記肘掛け基板の上面を覆うようにして、肘掛け基板に装着した肘当てとを備えるものとする。
また、肘掛け支持板は、肘掛け基板と共に第1方向に移動するするので、肘掛け支持板により肘掛け基板の下面が常に広く支持される。従って、肘掛けを第1方向に移動させた状態で肘を載せても、肘掛けが上下方向にぐらついたり、上向突部に曲げ荷重が加わったりする恐れが小さくなる。
さらに、肘掛け支柱の上向突部は、肘掛け支持板に突設したガイド突部を介して、肘掛け基板の開口部に間接的に嵌合されているので、肘掛け支柱に対し肘掛けを移動させた際の負荷が、上向突部と開口部との摺動部に直接加わることがなくなり、それらの接触面の摩耗が抑えられることにより、肘掛けを長期間に亘り円滑に移動させることができる。
また、ガイド突部の長孔と下部保持部材との嵌合孔とが、互いに平行をなして上下に重ねられているので、肘掛け支柱の上端部の嵌合領域及び支持領域が上下方向に大となる。その結果、肘掛け支柱の上端部に対し肘掛けを水平移動させる際に、これを、安定よく移動させることができるとともに、長孔や嵌合孔及び肘掛け支柱の上端部の摩耗を抑えることができる。
また、下部保持部材の凹部内において、ガイド片に係合片が上方より嵌合しているので、上部保持部材及び肘掛けの高さが高くなることはない。
また、1対の被ガイド面は、肘掛け基板の凹部内に設けられ、この凹部内において被ガイド面をガイド部によりガイドするので、肘掛け基板と下部保持部材との高さが高くなることはない。
図1は、本発明の肘掛け装置を備える椅子の斜視図で、この椅子は、先端にキャスタ1を設けた放射状に延びる5本の脚2の中央に支柱3を立設し、この支柱3の上端に、座4および背凭れ5を支持する支基6を設けたものよりなっている。
したがって、座4は、背凭れ5が後傾するのに伴って、後部が後下方に移動し、かつ前部が支基6の前部上面6aに沿って後下方に移動するようになっている。
肘掛け支柱10は、上下方向を向く起立部12aの下端より内側方よりわずかに下方を向く内向部12bが連設されることにより正面視ほぼL字状をなす下部支持杆12と、その起立部12aに、高さ調節装置13をもって、高さ調節能として装着された上部支持筒14とからなっており、肘掛け11は、上部支持筒14の上端に取り付けられている。
また、内向部12b内には、内向突部15における縦溝15aの中央と整合する左右方向を向くボルト挿通孔17が設けられている。
凹入段部21の底面21aの中央には、起立部12aの下端部まで至る凹孔21bが設けられている。
また、下部支持杆12の起立部12aの上部における両側部には、前後1対の係合孔23、23が設けられている。
内筒体34の上部には、それより下方の部分よりわずかに拡大する拡大段部34aが形成されており、その内部の凹入段部35の底壁35aの中央には、後述する回動杆40が挿通する挿通孔36が設けられている。
閉塞部材45の上面および上部支持筒14の上端面は、肘掛け11を支持する受支面をなし、かつ上向突部47は、受支面より上方に突出する肘掛け支柱10の上端部をなしている。
すると、枢軸44を中心として、操作レバー43の作動部43bが下向きに回動し、その先端で、回動杆40の被操作部40cにおける当接面40dの偏心部を前方に押動し、それによって、回動杆40は、図7および図6における時計回りに回動させられ、縦溝41aの前方の内側面である作動部によって、ロック部材30の突部30cを後方に押動し、それによって、ロック部材30は、圧縮コイルばね32の付勢力に抗して、後方に移動させられ、アンロック位置となる。
しかも、回動杆40とロック部材30と連係機構42との関係が変動することがないので、誤操作および誤作動のおそれを少なくすることができる。
また、肘掛けの移動ストロークを大としても、肘掛け全体の上下方向の長さを大とする必要がないので、肘掛け装置全体の小型化、および材料費の削減を図ることができるとともに、椅子への肘掛け装置の取付位置の自由度を増すことができる。
図2および図8〜図12に示すように、肘掛け11は、上述した閉塞部材45により支持された遮蔽部材を兼ねる肘掛け支持板50と、この肘掛け支持板50により支持された肘掛け基板51と、この肘掛け支持板50および肘掛け基板51を、水平方向に移動可能かつ上方に移動不能として肘掛け支柱10の上端面との間に挾持する保持手段71と、この保持手段71と肘掛け基板51の上面を覆うようにして、肘掛け基板51に装着した、エラストマー等よりなる肘当て52とを備えている。受支面である閉塞部材45の上面より起立し、かつ肘掛け支柱10の上端部をなす上述の上向突部47は、パイプよりなり、その下端部を閉塞部材45に穿設された貫通孔53に圧嵌するか、または溶接等により固着することにより、閉塞部材45の上面に突設されている。上向突部47の上端には、四角ナット54が、溶接等により固着されている。
ガイド突部55の長孔56を閉塞部材45の上向突部47に遊嵌することにより、肘掛け支持板50は、左右方向に移動可能かつ上向突部47回りに水平回動可能として、上部支持筒14の上端の閉塞部材45の上面により支持されている。なお、長孔56を上向突部47に遊嵌した際、四角ナット54を含む上向突部47の上端部が、ガイド突部55の上面より若干突出するようになっている。また、長孔56の左右方向の長さは、上向突部47が長孔56の端部に当接する限界位置まで肘掛け支持板50が移動したときでも、長孔56が肘掛け支柱10の上端より側方に突出しないように定めてある。
開口部63は、肘掛け支持板50により常に閉塞されるようになっている。すなわち、肘掛け支持板50の前後および左右寸法は、後述するように、肘掛け11を、前後左右方向に最大限移動させた際でも、開口部63が肘掛け支持板50により閉塞される大きさとされ、開口部63に指や異物が入り込まないようにしてある。
肘掛け基板51の底面板51aの中央部上面、すなわち前後のリブ62と左右に対向する起立片61により囲まれた内方の凹部内において、底面板51aの上面には、肘掛け支持板50とにより、肘掛け基板51を前後左右方向に相対移動可能に挟持する、上記の下部保持部材67が、前後方向に移動可能に収容されている。この下部保持部材67は、前後寸法が前後のリブ62、62間の寸法よりも所要寸法小さく、かつ左右寸法を、左右に対向する起立片61間の離間寸法とほぼ同等とすることにより、肘掛け基板51の底面板51aの上面を前後方向にのみ相対移動しうるようになっている。
底面板67aの前部には、下端が底面板67aの前端に接続され、かつ左右両側端が左右のガイド部73の前端上部の対向面に接続された前向片67bが連設され、この前向片67bの左右方向の中央部は、肘掛け支持板50の上向突片58の拡幅部58aの上端に、ねじ74により連結されている(図8参照)。
なお、前向片67bを、肘掛け支持板50の上向突片58にねじ止めすると、肘掛け支持板50と肘掛け基板51と下部保持部材67とを、予め組付けておける利点があるが、下部保持部材67は、後述するように、上部保持部材68と固定部材69により保持されるので、上向突片58や前向片67bは省略することもある。
各弾性係合片79は、外方に弾性変形可能としてあり、その内面に設けた係合突部80を、前後のガイド片76における複数の係合溝77に選択的に弾性係合させることにより、上部保持部材68は、下部保持部材67に対して、左右方向に節度感をもって、かつ段階的に安定よく移動しうるようになっている。
固定部材69の後面上部には、突片69bが後向きに突設され、この突片69bは、上部保持部材68の後部上面に形成された段部84の上面に摺動可能に当接している。
図13は、図10に示す後限に位置している肘当て52を、前限まで移動させた例を示すもので(肘当ては図示略)、この際には、肘当て52を手で掴んで前方に押動させればよい。すると、閉塞部材45の上向突部47に前後方向に移動不能に嵌合された肘掛け支持板50、肘掛け基板51の上面において肘掛け支持板50に前後方向に移動不能に連結された下部保持部材67、下部保持部材67の上面に前後方向に移動不能に取付けられた上部保持部材68、および閉塞部材45の上向突部47にねじ止めされた固定部材69に対し、肘掛け基板51および肘当て52のみが前方に相対的に移動する。
この際、上述したように、肘掛け支持板50の前後左右寸法を、肘掛け基板51の開口部63が常に閉塞される大きさとしてあるので、肘掛け基板51を前後限位置まで移動させても、開口部63に指や異物が入り込む恐れはない。
なお、肘掛け基板51の前後位置は、係合溝66の数だけ段階的に調節しうるので、任意の中間位置に調節することもできる。
また、肘掛け支持板50と肘掛け基板51との左右方向の位置関係は変わらないので、肘掛け支持板50により、肘当て52を安定よく支持することができるとともに、肘掛け支持板50と肘掛け基板51とが相対的に摺動しないので、互いの当接面の摩耗を防止することができる。
固定部材69に対し上部保持部材68が相対的に回動すると、下部保持部材67の角孔88に嵌合された弾性体89により後方に付勢されている係止ピン90が弾性係合する係合溝87が順次1個ずつ変動し、肘当て52の左右方向の向きが調節される。この調節は、係合溝87の数だけ段階的に、かつ節度感をもって行うことができる。この際、肘掛け基板51の開口部63に、肘掛け支持板50のガイド突部55が、相対回動不能として嵌合されているので、肘掛け支持板50は、肘掛け基板51と共に回動する。従って、肘当て52の左右方向の向きを調節しても、開口部63が外部に露出することはなく、開口部63に指や異物が入り込む恐れはない。また、上記と同様に、肘掛け支持板50と肘掛け基板51との左右方向の位置関係は変わらないので、肘当て52を安定よく支持することができるとともに、互いの当接面の摩耗を防止することができる。
従って、肘掛け支持板50を介して、肘当て52を肘掛け支柱10により安定よく支持しうるとともに、広幅の開口部63に嵌合したガイド突部55により肘掛け基板51をガイドしながら、肘当て52を前後方向に安定よく移動させることができる。特に、肘当て52を水平回動させても、肘掛け基板51の下面が広く支持されるので、水平回動させた状態で肘当て52に肘を載せても、これが上下方向にぐらついたり、上向突部47に曲げ荷重が加わったりする恐れは小さくなる。
また、固定部材69を下部保持部材67の上面の凹部82に収容し、固定部材69の外周面と上部保持部材68との対向面間に、係合溝87と弾性体89と係止ピン90とからなる、肘掛け11の抵抗力付与手段を設けているので、この抵抗力付与手段の高さも低く抑えることができる。
この肘掛け91は、図1〜図15(特に図2参照)に示す実施形態の肘掛け11における第1方向とした左右方向の移動案内機構を、前後方向の移動案内機構として採用し、同じく第2方向とした前後方向の移動案内機構を、左右方向の移動案内機構として採用したものである。したがって、この変形例においても、第1方向は左右方向、第2方向は前後方向とする。
ガイド突部97には、前後方向を向く長孔98が、上下に貫通させて形成され、長孔98の上面の開口縁には、短寸の縁片99が上向きに突設されている。
肘掛け基板93の底面板100の中央部上面、すなわち前後のガイド片102と左右の起立片101により囲まれた内方の凹部内において、底面板100の上面には、肘掛け支持板92とにより肘掛け基板93を前後左右方向に相対移動可能に挟持する、上記の下部保持部材104が、左右方向に移動可能に収容されている。この下部保持部材104は、左右寸法を、左右の起立片101、101間の寸法よりも所要寸法小さく、かつ前後寸法を、前後に対向するガイド片102、102間の離間寸法とほぼ同等とすることにより、肘掛け基板93に対して左右方向にのみ相対移動しうるようになっている。
また、下部保持部材104の前後の端部には、前後のガイド片102に上方から係合するようにした下向き鉤形の弾性係合片112、112が設けられ、各弾性係合片112の下端部内面が、各ガイド片102に設けた複数の係合溝103に弾性係合しうるようになっている。
2 脚
3 支柱
4 座
5 背凭れ
6 支基
6a前部上面
7 背凭れ支持杆
7a起立部
7b前向部
7c上向突片
8 枢軸
9 肘掛け装置
10 肘掛け支柱
11 肘掛け
12 下部支持杆
12a起立部
12b内向部
13 高さ調節装置
14 上部支持筒
14a拡大部
14b内向鍔部
14c凹入段部
15 内向突部
15a縦溝
16 凹部
17 ボルト挿通孔
18 凹部
18a突条
19 雌ねじ孔
20 ボルト
20a頭部
20b軸部
20c雄ねじ部
21 凹入段部
21a底面
21b凹孔
22 窓孔
23 係合孔
24 挿通孔
25 閉塞板
26 垂下側片
27 エンドキャップ
28 係合孔
29 ピン
30 ロック部材
30a胴部
30b係合突部
30c突部
30dばね受け用突部
31 挿通孔
32 圧縮コイルばね
33 窓孔
34 内筒体
34a拡大段部
35 凹入段部
35a底壁
35bリブ
36 挿通孔
37 縦溝
38 U字状溝
39 係合孔
40 回動杆
40a軸部
40b円板部
40c被操作部
40d当接面
41 凹溝
41a縦溝
41b横溝
41c縦溝
42 連係機構
43 操作レバー
43a操作部
43b作動部
44 枢軸
45 閉塞部材
46 止めねじ
47 上向突部
50 肘掛け支持板(遮蔽部材)
50a閉塞板
51 肘掛け基板
51a底面板
52 肘当て
53 貫通孔
54 四角ナット
55 ガイド突部
55aガイド面
56 長孔
57 縁片
58 上向突片
58a拡幅部
59 めねじ孔
60 突縁
61 起立片
62 リブ
63 開口部
63a被ガイド面
64 スリット
65 被ガイド面
66 係合溝
67 下部保持部材
67a底面板
67b前向片
68 上部保持部材
69 固定部材
69a円形突部
69b突片
70 ボルト
71 保持手段
72 嵌合孔
73 ガイド部
74 ねじ
75 弾性係合片
75a係合突部
76 ガイド片
77 係合溝
78 突条
79 弾性係合片
80 係合突部
81 嵌合突部
82 凹部
83 段付嵌合孔
84 段部
85 段付き貫通孔
86 厚肉部
87 係合溝
88 角孔
89 弾性体
90 係止ピン
91 肘掛け
92 肘掛け支持板(遮蔽部材)
93 肘掛け基板
94 肘当て
95 開口部
96 閉塞板
97 ガイド突部
98 長孔
99 縁片
100 底面板
101 起立片
102 ガイド片
103 係止溝
104 下部保持部材
105 上部保持部材
106 保持手段
107 凹部
108 底面板
109 嵌合孔
110 起立部
111 係止溝
112、113 弾性係合片
114 嵌合突部
115 凹部
Claims (8)
- 座の外側方より起立し、かつ上端部より下方に受支面を有する肘掛け支柱と、
上面に突設した上向きのガイド突部に、上下に貫通し、かつ水平の第1方向に長い長孔が設けられ、この長孔に前記肘掛け支柱の上端部を嵌合することにより、前記肘掛け支柱の受止面に、前記第1方向に相対移動可能として支持された肘掛け支持板と、
上下に貫通し、かつ前記第1方向と交差する水平の第2方向に長い開口部が設けられ、この開口部に前記肘掛け支持板のガイド突部を嵌合することにより、前記肘掛け支持板の上面に、前記第2方向に相対移動可能、かつ相対回動不能として支持された肘掛け基板と、
前記肘掛け支柱の上端部に設けられ、かつ前記受止面との間に、前記肘掛け支持板および肘掛け基板を水平方向に移動可能かつ上方に移動不能として挟持する保持手段と、
この保持手段と前記肘掛け基板の上面を覆うようにして、肘掛け基板に装着した肘当て
とを備えることを特徴とする椅子の肘掛け装置。 - 保持手段を、肘掛け基板の上面に設けた凹部内に、第2方向に相対移動可能として収容され、かつ肘掛け支柱の上端部が第1方向に相対移動可能として挿通する嵌合孔が、ガイド突部の長孔と平行をなすように上下に重ねて設けられた下部保持部材と、この下部保持部材の上面に設けた凹部内に、第1方向に相対移動可能として収容され、かつ肘掛け支柱の上端部が第1方向および第2方向に相対移動不能として挿通する嵌合孔が設けられた上部保持部材と、この上部保持部材の上面に設けた凹部内に収容され、かつ肘掛け支柱の上端に固着されることにより、肘掛け支持板、肘掛け基板、下部保持部材、及び上部保持部材を、肘掛け支柱の上端部に対し抜け止めする固定部材とを備えるものとした請求項1に記載の椅子の肘掛け装置。
- 下部保持部材の凹部内に、第1方向を向くガイド片を、嵌合孔を挟んで対向するようにして設け、両ガイド片に、上部保持部材の両端に外向きに突設した下向き鉤形の1対の係合片を、第1方向に相対移動可能として上方より係合し、前記上部保持部材の両端面と前記係合片とにより各ガイド片を挟んで、前記上部保持部材が下部保持部材に対して第1方向に摺動しうるようにしてなる請求項2に記載の椅子の肘掛け装置。
- 係合片を、外方に弾性変形可能とし、この係合片を、ガイド片の外面に第1方向に沿って設けた複数の係合溝に、選択的に係合しうるようにしてなる請求項3に記載の椅子の肘掛け装置。
- 肘掛け基板の凹部内に、第2方向を向く1対の被ガイド面を、開口部を挟んで互いに対向するようにして設けるとともに、この被ガイド面と対向する下部保持部材の両側部に、1対の被ガイド面を第2方向に相対移動可能にガイドするガイド部を設けてなる請求項2〜4のいずれかに記載の椅子の肘掛け装置。
- 被ガイド面に、複数の係合溝を第2方向に沿って設け、かつガイド部の一部に、前記複数の係合溝に選択的に係合可能な弾性係合片を設けてなる請求項5に記載の椅子の肘掛け装置。
- ガイド突部の両側面に、互いに平行をなす第2方向を向くガイド面を設け、両ガイド面を、肘掛け基板の開口部における互いに平行をなして対向する第2方向の被ガイド面に摺接させるようにした請求項1〜6のいずれかに記載の椅子の肘掛け装置。
- 肘掛け支持板の前後寸法を、肘掛け支柱の上面の前後方向の長さより大とするとともに、左右寸法を、肘掛け基板の左右幅とほぼ同等としてなる請求項1〜7のいずれかに記載の椅子の肘掛け装置。
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