JP2010063742A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の電子部品を搭載した基板と、該基板を収納する基板ボックスを備えた遊技機において、搬送作業や取り付け作業時等の衝撃等によるICタグの破損を防止する。
【解決手段】第1ボックス部材20に固有の識別情報が記憶された固有識別情報記憶手段(ICタグ61)を備え、第2ボックス部材40に固有識別情報記憶手段を破壊するための破壊手段62を備える。また、基板ボックス12を閉鎖状態から開放状態に変換することに伴い、破壊手段62が固有識別情報記憶手段を読み取り不能となるように破壊するようにする。
【選択図】図5

Description

本発明は、複数の電子部品を搭載した基板と、該基板を収納する基板ボックスと、を備えた遊技機に関する。
従来、遊技制御を行うCPU等、複数の電子部品を搭載した遊技制御基板を、複数のケース部材に分割構成される基板ボックスに収納するようにしており、また、この基板ボックスは、内包する遊技制御基板に対する不正行為を防止するため、かしめ等の止着手段により、強固に止着され、開放時にはその痕跡が残るような構造が採られている。また、現在では、上記遊技制御基板を内包した基板ボックスに、固有の識別情報を記憶したICタグを貼付して、その識別情報を所定の監視装置(読取装置)によって定期的に読み取る(確認する)ことで、不正行為を防止、抑止するようにしている。また、このようなICタグは、分割構成される複数のケース部材に跨って貼付されており、基板状の不正な部品交換だけでなく、基板ボックス自体の不正開放も不可能なように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−174112号公報
しかし、上記のような構造からなる基板ボックスでは、例えばICタグを貼付した状態で基板ボックスの搬送作業や取り付け作業を行った場合、何らかの衝撃や揺れにより、複数のケース部材が離れてしまったり、上下左右にずれを起こしたりすることが大いに考えられ、ICタグが破壊されて通信不能となり、読み取りができなくなったり、再度ICタグを貼付しなければならないという手間が生じることとなる。また、従来の基板ボックスにただICタグを貼付するのではなく、上記のような不正開放や不正交換の防止を考慮したうえでICタグを貼付する箇所、その構造を新たに設ける必要があり、部品点数が増え、コストや設計、開発作業負担の増加という問題にもつながる。
本発明の目的は、複数の電子部品を搭載した基板と、該基板を収納する基板ボックスと、を備えた遊技機において、搬送作業や取り付け作業時等の衝撃等によるICタグの破損を防止することである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
複数の電子部品を搭載した基板と、該基板を収納する基板ボックスと、を備えた遊技機において、
前記基板ボックスは、
第1ボックス部材と、第2ボックス部材と、を備え、
前記第1ボックス部材と前記第2ボックス部材とを接合して前記基板を収納する収納空間を形成する閉鎖状態と、
前記第1ボックス部材と前記第2ボックス部材との接合を解除して前記収納空間を開放した開放状態と、に変換できるように構成され、
前記第1ボックス部材に固有の識別情報が記憶された固有識別情報記憶手段を備え、
前記第2ボックス部材に前記固有識別情報記憶手段を破壊するための破壊手段を備え、
前記閉鎖状態から前記開放状態に変換することに伴い、前記破壊手段が前記固有識別情報記憶手段を読み取り不能となるように破壊するようにしたことを特徴とする。
ここで、「固有識別情報記憶手段」は、例えば、アンテナ部および該アンテナ部を介してデータを送受信するとともに固有の識別情報を記憶するICチップを有するICタグである。
また、「読み取り不能となるように破壊する」とは、固有識別情報を読み出すことができないようにすることであって、例えば、固有識別情報記憶手段として上記のICタグを用いた場合は、ICチップとアンテナ部の何れか一方または両方を破壊することである。
請求項1に記載の発明によれば、第1ボックス部材に固有の識別情報が記憶された固有識別情報記憶手段を備え、第2ボックス部材に固有識別情報記憶手段を破壊するための破壊手段を備え、閉鎖状態から開放状態に変換することに伴い、破壊手段が固有識別情報記憶手段を読み取り不能となるように破壊するようにしたので、搬送作業や取り付け作業時等の衝撃等により、固有識別情報記憶手段が破損することを防止できる。すなわち、固有識別情報記憶手段が一方のボックス部材にのみ配され、閉鎖状態から開放状態に変換することに伴い、破壊手段が固有識別情報記憶手段を破壊するので、基板ボックスの搬送作業や取り付け作業を行う際に何らかの衝撃や揺れによりボックス部材どうしにずれが生じても、固有識別情報記憶手段が破壊されてしまうことがない。特に、開放方向以外へのずれによって固有識別情報記憶手段が破壊されることはない。また、固有識別情報記憶手段を破壊するための破壊手段62を備えていることから、単に開封する際の力によって破壊される固有識別情報記憶手段に比べ強度の高い固有識別情報記憶手段を用いることもでき、開放方向へのずれによって固有識別情報記憶手段が破壊されることを防止できる。また、閉鎖状態から開放状態に変換することに伴い、破壊手段が固有識別情報記憶手段を破壊するので、不正な基板ボックスの開放や、内包される基板に対する不正行為を防止できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機であって、前記第1ボックス部材は、前記閉鎖状態から前記開放状態に変換する際に前記第1ボックス部材に対して前記第2ボックス部材が移動する方向である開放方向に沿った第1壁部を備え、該第1壁部に前記固有識別情報記憶手段を取り付ける取付部を備え、
前記第2ボックス部材は、前記破壊手段として前記閉鎖状態において前記取付部と対向する位置に、前記取付部へ向かって延出する破壊用突起部を備え、
前記取付部における前記破壊用突起部と対応する位置に、該破壊用突起部を受け入れる案内部を、前記開放方向に沿って延在するように形成し、
前記閉鎖状態において前記取付部には、前記閉鎖状態から前記開放状態に変換する際に前記破壊用突起部が通過する位置に、前記案内部を覆うように前記固有識別情報記憶手段を配設し、
前記基板ボックスを前記閉鎖状態から前記開放状態に変換する際に、前記破壊用突起部が前記案内部に沿って移動して前記取付部に取り付けられた前記固有識別情報記憶手段を読み取り不能となるように破壊するようにしたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、取付部における破壊用突起部と対応する位置に、該破壊用突起部を受け入れる案内部を開放方向に沿って延在するように形成し、閉鎖状態において取付部には開放状態に変換する際に破壊用突起部が通過する位置に、案内部を覆うように固有識別情報記憶手段を配設し、基板ボックスを開放状態に変換する際に、破壊用突起部が案内部に沿って移動して取付部に取り付けられた固有識別情報記憶手段を読み取り不能となるように破壊するようにしたので、搬送作業や取り付け作業時等の衝撃等により、固有識別情報記憶手段が破損することを防止できる。すなわち、基板ボックスを開放する方向に破壊用突起部が移動した場合にのみ固有識別情報記憶手段が破壊されるので、基板ボックスの搬送作業や取り付け作業を行う際に何らかの衝撃や揺れによりボックス部材どうしにずれが生じても、固有識別情報記憶手段が破壊されてしまうことがない。なお、基板ボックスを開放する方向に対しては、不正行為の防止のために固着手段等によりずれが生じないように固着されるため、このような構成としても不都合が生じることがない。また、案内部により破壊用突起部が案内されることで、閉鎖状態から開放状態に変換することに伴い、確実に固有識別情報記憶手段が破壊されるので、不正な基板ボックスの開放や、内包される基板に対する不正行為を防止できる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の遊技機であって、前記第2ボックス部材は、前記閉鎖状態で前記取付部が形成された前記第1ボックス部材の前記第1壁部を外側から覆う第2壁部を有し、
該第2壁部には、前記取付部における前記固有識別情報記憶手段の配設位置と対向する位置に、前記固有識別情報記憶手段を取り付けるための取付用開口部を、当該第2壁部を貫通するように形成し、
前記取付用開口部に、該取付用開口部を閉鎖して前記取付部に取り付けられた前記固有識別情報記憶手段を覆うカバー部材を着脱可能に取り付けたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、第2ボックス部材は、閉鎖状態で取付部が形成された第1ボックス部材の第1壁部を外側から覆う第2壁部を有し、該第2壁部には、取付部における固有識別情報記憶手段の配設位置と対向する位置に、固有識別情報記憶手段を取り付けるための取付用開口部を、当該第2壁部を貫通するように形成したので、閉鎖状態で取付部に固有識別情報記憶手段を取り付けることができる。また、取付用開口部に、該取付用開口部を閉鎖して取付部に取り付けられた固有識別情報記憶手段を覆うカバー部材を着脱可能に取り付けたので、搬送作業や取り付け作業時等において固有識別情報記憶手段が破損することを防止できる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の遊技機であって、前記取付用開口部は、前記基板ボックスの外側へ向かって拡径するように形成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、取付用開口部は、基板ボックスの外側へ向かって拡径するように形成されているので、固有識別情報記憶手段の取付作業が容易になる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の遊技機であって、前記取付用開口部は、前記破壊用突起部に対して前記開放方向側に形成されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、取付用開口部は、破壊用突起部に対して開放方向側に形成されているので、基板ボックスを閉鎖状態から開放状態に変換する際に破壊用突起部が通過する取付部の所定位置に固有識別情報記憶手段を閉鎖状態において配設することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の遊技機であって、前記案内部を、前記第1壁部を貫通するように複数形成し、
前記破壊用突起部は、
前記案内部を介して、前記第2ボックス部材から前記第1ボックス部材の内側へ延出する第1延出部と、
該第1延出部に連続し、該第1延出部が貫通する前記案内部以外の前記案内部を介して前記第1ボックス部材の内側から第2ボックス部材側へ延出する第2延出部と、を備えることを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、案内部を、第1壁部を貫通するように複数形成し、破壊用突起部は、案内部を介して、第2ボックス部材から第1ボックス部材の内側へ延出する第1延出部と、該第1延出部に連続し、該第1延出部が貫通する案内部以外の案内部を介して第1ボックス部材の内側から第2ボックス部材側へ延出する第2延出部と、を備えるので、破壊用突起部が確実に案内部により案内されるようになり、閉鎖状態から開放状態に変換することに伴い、確実に固有識別情報記憶手段が破壊されるので、不正な基板ボックスの開放や、内包される基板に対する不正行為を防止できる。
請求項7に記載の発明は、請求項1から5の何れか一項に記載の遊技機であって、前記破壊用突起部は、
前記取付部側に突出し、前記開放状態への変換により前記固有識別情報記憶手段を破壊可能な突出状態と、
前記第2壁部側へ退縮し、前記開放状態への変換によっても前記固有識別情報記憶手段を破壊不能な退避状態と、に変換可能であり、付勢部材により前記突出状態となる方向に付勢されており、
前記破壊用突起部における前記取付用開口部側の側部に被係合部を形成し、
前記取付用開口部を閉鎖して前記取付部に取り付けられた前記固有識別情報記憶手段を覆う仮設カバー部材に、前記被係合部に係合する係合部を設け、
前記仮設カバー部材を、前記係合部が前記破壊用突起部の前記被係合部に係合した状態で前記取付用開口部に取り付けることで、前記破壊用突起部が退避状態に変換されるようにしたことを特徴とする。
請求項7に記載の発明によれば、破壊用突起部は、取付部側に突出した突出状態と、第2壁部側へ退縮した退避状態と、に変換可能であり、付勢部材により突出状態となる方向に付勢されており、破壊用突起部に被係合部を形成し、取付用開口部を閉鎖する仮設カバー部材に被係合部に係合する係合部を設け、仮設カバー部材を、係合部が破壊用突起部の被係合部に係合した状態で取付用開口部に取り付けることで、破壊用突起部が退避状態に変換されるので、搬送作業や取り付け作業時等の衝撃等により、固有識別情報記憶手段が破損することを防止できる。また、基板の検査時などにおいて仮設カバー部材を取り付けた状態で基板ボックスを開放すれば、固有識別情報記憶手段を破壊せずに開放することができ、固有識別情報記憶手段を取り替える必要がなくなる。なお、遊技機の使用時には係合部を有しないカバー部材を取り付けることで、破壊用突起部は突出状態となり、基板ボックスを閉鎖状態から開放状態に変換することに伴い、固有識別情報記憶手段が破壊されるようになるので、不正な基板ボックスの開放や、内包される基板に対する不正行為を防止できる。
本発明によれば、第1ボックス部材に固有の識別情報が記憶された固有識別情報記憶手段を備え、第2ボックス部材に固有識別情報記憶手段を破壊するための破壊手段を備え、閉鎖状態から開放状態に変換することに伴い、破壊手段が固有識別情報記憶手段を読み取り不能となるように破壊するようにしたので、搬送作業や取り付け作業時等の衝撃等により、固有識別情報記憶手段が破損することを防止できる。すなわち、固有識別情報記憶手段が一方のボックス部材にのみ配され、閉鎖状態から開放状態に変換することに伴い、破壊手段が固有識別情報記憶手段を破壊するので、基板ボックスの搬送作業や取り付け作業を行う際に何らかの衝撃や揺れによりボックス部材どうしにずれが生じても、固有識別情報記憶手段が破壊されてしまうことがない。また、閉鎖状態から開放状態に変換することに伴い、破壊手段が固有識別情報記憶手段を破壊するので、不正な基板ボックスの開放や、内包される基板に対する不正行為を防止できる。
以下、この発明の実施形態について図面を参照して説明する。ここでは、本発明にかかる遊技機の適例としてのパチンコ遊技機について説明を行う。図1には、遊技盤の裏面図を示した。なお、遊技盤の前面側には、ガイドレールで囲まれ、遊技球を発射して遊技を行う遊技領域が形成されている。また、遊技機200の外枠であって島設備に固定される機枠や、遊技領域の前面を覆うクリア部材保持枠、遊技盤1を取り付ける前面枠、遊技領域の下側に設けられ遊技球を収容する上皿、下皿を有するとともに、遊技者が発射操作を行うための操作ハンドルを備えた操作パネルなどは図示を省略している。
遊技盤1は、平板状の遊技盤本体1b(木製もしくは合成樹脂製)を備え、この遊技盤本体1bの裏面側に、各種部材が取り付けられる取付ベース2が取り付けられている。この取付ベース2の裏面における上側には、遊技機における演出を制御する演出制御装置などが取付けられており、その裏面側は裏面カバー3により覆われている。また、取付ベース2の裏面における下側には、遊技機の動作制御などを行うことで遊技の進行を統括的に制御する遊技制御装置10(詳細後述)が基板ホルダ4を介して取り付けられている。
以下に、遊技制御装置10について説明する。遊技制御装置10は、遊技機200の制御を行う遊技制御基板11(図4参照)を基板ボックス12に収納したものであって、取付ベース2に回動自在に軸着された基板ホルダ4に保持されて遊技盤1の背面側に取り付けられている。なお、遊技制御装置10は遊技盤1の背面に取り付けられ、該遊技盤1が前面枠に取り付けられることで、遊技機200の背面側から視認可能に配されている。よって、以下の説明では、図1に示すように、遊技機200の背面側に配された遊技制御装置10を遊技機200の背面側から見た状態を基準として、遊技機200の背面側から視認可能な面を前面(正面)、遊技盤1に取り付けられた側を後面とし、上下左右も遊技機200の背面側から見た状態での上下左右とする。
図2から4に示すように、基板ボックス12は、遊技制御装置10の前面側を構成するとともに遊技制御基板11を収納する第1ボックス部材20と、後面側を構成する第2ボックス部材40とを備えている。そして、これらにより形成される収納空間13に遊技制御基板11を収納することで遊技制御基板11が基板ボックス12に完全に内包された状態となり、遊技制御基板11に対する不正行為を防止するようになっている。
遊技制御基板11は、外形が略矩形状の基板であって、他の装置と接続するための複数のコネクタ11a,11a(一部を図示)が設けられているとともに、複数の電子部品11b,11b,…(一部を図示)が配されている。この遊技制御基板11においては、例えば、大当たりの抽選や、遊技の進行制御などの遊技に関する種々の処理がなされるようになっている。さらに、この基板ボックス12を構成する第1ボックス部材20、第2ボックス部材40は、透光性の合成樹脂で形成されており、内部に収納した遊技制御基板11を視認可能となっている。
遊技制御装置10の裏面側を形成する第1ボックス部材20は、遊技制御装置10の裏面をなす略矩形状の裏面壁21と、該裏面壁21の前面側に矩形状の領域を形成するように裏面壁21に対して垂直に立設された第1周囲壁22とを備えている。これら裏面壁21と第1周囲壁22とにより、遊技制御基板11を収納可能な凹室状の第1収納部23が形成される。
また、遊技制御装置10の前面側を形成する第2ボックス部材40は、遊技制御装置10の前面をなす略矩形状の前面壁41と、該前面壁41の周囲を囲むように一側面側に垂直に突出し、該前面壁41の裏面側に矩形状の領域を形成するように立設された第2周囲壁42とを備えている。これら前面壁41と第2周囲壁42とにより、遊技制御基板11を収納可能な凹室状の第2収納部43が形成される。
この第1ボックス部材20と第2ボックス部材40は、遊技制御基板11を第1収納部23に収納した状態で、第1収納部23と第2収納部43の開口した側が対向する向きで組み合わせることで、図2,3に示すように、遊技制御基板11を内部に収納した閉鎖状態となるようになっている。ここで、第2収納部43を形成する第2周囲壁42の内周は、第1収納部23を形成する第1周囲壁22の外周と略等しく、閉鎖状態では第2周囲壁42が第1周囲壁22の外側に重なって、第2収納部43の内側に第1収納部23が収納された状態となり、閉鎖された収納空間13が形成される。
また、第1ボックス部材20と第2ボックス部材40には、閉鎖状態において遊技制御基板11に設けられたコネクタ11a,11a…(一部を図示)と対応する位置に、コネクタ接続部24,44が形成されている。このコネクタ接続部24,44は、第1周囲壁22を貫通するように形成された第1コネクタ接続部24と、第2周囲壁42を貫通するように形成された第2コネクタ接続部44とからなる。この第1コネクタ接続部24および第2コネクタ接続部44は、基板ボックス12を閉鎖状態とすることで遊技制御基板11のコネクタが設けられた位置で一致するようになっており、これにより基板ボックス12の外部からコネクタ11a,11a…に配線を接続するが可能となる。
また、第1ボックス部材20と第2ボックス部材40には、閉鎖状態で第1ボックス部材20と第2ボックス部材40とを固着するための固着手段70が設けられている。この固着手段70は、第1ボックス部材20に設けられたかしめ受部71と、第2ボックス部材40に設けられたかしめ部75とからなる。かしめ受部71は、裏面壁21の右側端から連結部72を介して右方へ突出するように複数設けられている。また、各かしめ受部71は上下方向に沿って並ぶように設けられている。この複数のかしめ受部71のそれぞれには、ねじを螺合するねじ止め部73が前後方向に沿って形成されている。また、かしめ部75は、第2ボックス部材40の右側に位置する第2周囲壁42から連結部76を介して右方へ突出するように複数設けられている。また各かしめ部75は上下方向に沿って並ぶように設けられている。この複数のかしめ部75のそれぞれには、かしめねじ78を挿通する挿通孔が前後方向に沿って形成されている。
この複数のかしめ部75と複数のかしめ受部71は、基板ボックス12を閉鎖状態とすることにより一対一で対向するように配される。この状態で、かしめ部75の挿通孔に挿通したかしめねじ78を対向するかしめ受部71のねじ止め部73に螺合する。かしめねじ78は一方向(螺合方向)にしか廻せないワンウェイねじであり、一旦螺合すると取り外すことができないものであって、これにより、第1ボックス部材20と第2ボックス部材40が固着されるようになっている。
また、以上のように固着された第1ボックス部材20と第2ボックス部材40の固着を解除する場合は、第1ボックス部材40と隣設するかしめ受部71から固着に使用したかしめ受部71を切り離すように連結部72を切断する。もしくは、第2ボックス部材40と隣設するかしめ部75から固着に使用したかしめ部75を切り離すように連結部76を切断する。すなわち、一度固着されたかしめ部75とかしめ受部71の固着を解除することができないので、基板ボックス12を開封する際には、このように固着手段70を不可逆的に破壊して開封する必要がある。これにより、基板ボックス12が容易に開封できなくなるとともに開封された履歴が残るようになり、不正行為を防止できる。また、このように開封した後に再び固着する場合は、未使用のかしめ部75とかしめ受部71を用いて上述した固着作業を行う。
また、第1ボックス部材20と第2ボックス部材40には、基板ボックス12が開封されていないことを容易に確認できるようにするための開封確認手段60が設けられている。この開封確認手段60は、アンテナ部および該アンテナ部を介してデータを送受信するとともに固有の識別情報を記憶するICチップを有する固有識別情報記憶手段をなすICタグ61を備える。また、ICタグ61を取り付ける取付部25と、基板ボックス12が閉鎖状態から開放状態に変換された際にICタグ61を破壊する破壊手段62を備える。
第1ボックス部材20の第1周囲壁22には、閉鎖状態において第2周囲壁42と対向する面にICタグ61を取り付けるための取付部25が設けられている。なお、第1周囲壁22は、基板ボックス12を閉鎖状態から開放状態に変換する際に第1ボックス部材20に対して第2ボックス部材40が移動する方向である開放方向をなす前後方向に沿って形成されている。すなわち、第1周囲壁22が、基板ボックス12を閉鎖状態から開放状態に変換する際に、第1ボックス部材20に対して第2ボックス部材40が移動する方向である開放方向に沿った第1壁部をなす。そして、この第1壁部をなす第1周囲壁22に固有識別情報記憶手段をなすICタグ61を取り付ける取付部25が備えられている。また、取付部25には溝状の案内部26が形成されている。この溝状の案内部26も開放方向をなす前後方向に沿って延在するように形成されている。
また、図5に示すように、第2ボックス部材40の第2周囲壁42には、閉鎖状態において取付部25と対向する面であって溝状の案内部26と対応する位置に、破壊手段62をなす二つの破壊用突起部45が左右方向に並ぶように形成されている。この破壊用突起部45は、取付部25に取り付けられたICタグ61を破壊することができるように、取付部25側に向かって突出するように形成されているとともに、先端部が尖った形状とされている。また、先端部の第2周囲壁42からの突出幅は、閉鎖状態において先端部が溝状の案内部26に収容されるような突出幅となっている。すなわち、先端部の第2周囲壁42からの突出幅は、第2周囲壁42から取付部25に取り付けられたICタグ61までの距離よりも長く、取付部25に取り付けられたICタグ61を確実に破壊できるようになっている。
また、第2ボックス部材40の第2周囲壁42には、閉鎖状態において取付部25と対向する位置であって破壊用突起部45に対して開放方向側となる位置に取付用開口部46が形成されている。この取付用開口部46は、閉鎖状態において取付部25にICタグ61を取り付けるためのものであって、第2周囲壁42を貫通するように形成されている。また、取付用開口部46は基板ボックス12の外側へ向かって拡径するように形成されており、取付部25にICタグ61を取り付ける作業が容易になるようにされている。また、この取付用開口部46には、カバー部材63が取り付けられるようになっている。このカバー部材63は、第2周囲壁42の厚みと略同じ厚みを有するとともに、基板ボックス12の外側に拡径するように形成された取付用開口部46の形状に合わせて形成されており、取付用開口部46にちょうど嵌るようになっている。また、カバー部材63における基板ボックス12の外側に位置する側にはねじ止め部63a,63aが形成されており、第2周囲壁42の外側の面にねじによって着脱可能に固定できるようにされている。
以上のことから、第2ボックス部材40は、閉鎖状態で取付部25が形成された第1ボックス部材20の第1壁部(第1周囲壁22)を外側から覆う第2壁部(第2周囲壁42)を有し、該第2壁部には、取付部25における固有識別情報記憶手段(ICタグ61)の配設位置と対向する位置に、固有識別情報記憶手段を取り付けるための取付用開口部46を、当該第2壁部を貫通するように形成し、取付用開口部46に、該取付用開口部46を閉鎖して取付部に取り付けられた固有識別情報記憶手段を覆うカバー部材63を着脱可能に取り付けたこととなる。
また、取付用開口部46は、基板ボックス12の外側へ向かって拡径するように形成されていることとなる。
また、取付用開口部46は、破壊用突起部45に対して開放方向側に形成されていることとなる。
図6には、基板ボックス12を開放状態から閉鎖状態とする際の作業の手順を示した。基板ボックス12を閉鎖状態とする際には、まず、遊技制御基板11を第1ボックス部材20の第1収納部23に収納した状態で、図6(a)に示すように、第2ボックス部材40を前方から取り付ける。これにより、図6(b)に示すように、第2収納部43が第1収納部23を収納するように重なり、遊技制御基板11が基板ボックス12に内包された閉鎖状態となる。この閉鎖状態とする過程においては、破壊用突起部45の先端部は溝状の案内部26内を前端から後端へ移動する。このためICタグ61は、基板ボックス12を閉鎖状態とした後に取り付ける必要がある。
図6(b)に示す状態では、取付用開口部46が取付部25と対向する位置にあって、取付用開口部46を介して取付部25が基板ボックス12の外側に臨む状態となっており、この状態で図6(c)に示すように、取付部25にICタグ61を取り付ける。このとき、ICタグ61は取付部25に形成された溝状の案内部26を覆うように取り付ける。これにより、ICタグ61が破壊用突起部45に対して開放方向側に配されることとなり、基板ボックス12を閉鎖状態から開放状態に変換する際には破壊用突起部45がICタグ61を破壊することとなる。なお、一度取り付けたICタグ61は、取り外し作業を行うと破壊されて外部から固有識別情報を読み取ることができない状態となるようにされている。さらにこの後、カバー部材63を取付用開口部46に取り付けて取付用開口部46を閉鎖する。なお、カバー部材63はねじによって取り付けられ、第2ボックス部材40に対して着脱可能となるように取り付けられる。また、基板ボックス12を閉鎖状態とした後には、固着手段70により第1ボックス部材20と第2ボックス部材40とを固着する作業も行う。
以上のように、固有識別情報記憶手段をなすICタグ61を一方のボックス部材である第1ボックス部材20にのみ配したので、基板ボックス12の搬送作業や取り付け作業を行う際に何らかの衝撃や揺れによりボックス部材どうしにずれが生じても、ICタグ61が破壊されてしまうことはない。特に、開放方向以外へのずれによってICタグ61が破壊されることはない。また、開放方向へのわずかなずれによってもICタグ61が破壊されることはない。ICタグ61を破壊するための破壊手段62を備えていることから、単に開封する際の力によって破壊されるICタグ61に比べ強度の高いICタグ61を用いることもでき、開放方向へのずれによってICタグ61が破壊されることを防止できる。さらに、基板ボックス12を開放する方向に対しては、不正行為の防止のために固着手段70等によりずれが生じないように固着されるため、開放方向へのずれによってICタグ61が破壊されることはない。また、取付用開口部46に、該取付用開口部46を閉鎖して取付部25に取り付けられたICタグ61を覆うカバー部材63を着脱可能に取り付けたので、搬送作業や取り付け作業時等における接触によりICタグ61が破損することもない。
このように閉鎖状態とされた基板ボックス12を開放状態とする際には、まず、固着手段70による固着を解除する。そして、第1ボックス部材20に対して第2ボックス部材40を開放方向に移動させる。このとき、破壊用突起部45が溝状の案内部26に沿って前側へ(開放方向側へ)移動し、取付部25において溝状の案内部26を覆うように取り付けられたICタグ61を読み取り不能となるように破壊する。これにより、記憶された固有識別情報を外部から読み取ることができない状態となる。なお、破壊する部分は、固有の識別情報が記憶されたICチップと、外部の装置と固有の識別情報の通信を行うためのアンテナ部の何れか一方または両方である。
すなわち、基板ボックス12が開封されていなければICタグ61に記憶された固有識別情報を外部から読み取ることができ、開封されるとICタグ61に記憶された固有識別情報を外部から読み取ることができなくなる。これにより、開封確認手段60によって基板ボックス12が開封されているか否かを簡単に確認できるようになる。
なお、遊技制御基板11の検査などのために基板ボックス12を開封するとICタグ61が破壊されてしまうため、再度閉鎖する場合は破壊されたICタグ61を取り除き、閉鎖状態とした後に別のICタグ61を取り付ける。また、このとき取り付けるICタグ61には、例えば、検査済みである旨の情報や、開封に関する情報(回数や日時など)を記憶したものを取り付けるようにすることが好ましい。また、遊技制御基板11を収納する基板ボックス12について説明したが、その他の制御基板を収納する基板ボックスについて本発明を適用するようにしても良い。また、閉鎖状態では第2周囲壁42が第1周囲壁22の外側に重なって、第2収納部43の内側に第1収納部23が収納された状態となるとしたが、これに限られるものではない。すなわち、少なくとも閉鎖状態で第1ボックス部材20における取付部25が形成された第1壁部をなす所定個所と、第2ボックス部材40における破壊手段62が形成された第2壁部をなす所定個所とが対向して重なっていればよい。よって、第1壁部が基板ボックス12の内側で第2壁部が基板ボックス12の外側にあるとした位置関係が逆であっても良いし、両方とも外側に位置していても良い。
また、開封確認手段60に隣接する位置に、または、開封確認手段60に、基板ボックス12を閉鎖状態から開放状態に変換する際に第1ボックス部材20と第2ボックス部材40とが離れないようにする離隔防止手段を設けるようにしても良い。この離隔防止手段としては、例えば、第2ボックス部材40側に係合部を設け、第1ボックス部材20側の対応する位置には、係合部を係合した状態で開放方向に沿って案内するように開放方向に沿って平行に形成した被係合部を設けるようにする。このような離隔防止手段を設けることで、開放状態への変換の際に破壊手段62によりICタグ61が確実に破壊されるようになる。また、開放状態への変換の際に第2ボックス部材40を第1ボックス部材20から引き離し、破壊手段62がICタグ61に接触しないようにしてICタグ61の破壊を逃れようとする不正行為を防止できる。また、このような離隔防止手段を備えなくても開封確認手段60を基板ボックス12の角部にもしくは角部に隣接して設けることで、第2ボックス部材40を第1ボックス部材20から引き離しにくくなり、不正行為を防止することができる。
以上のことから、複数の電子部品11b,11b,…を搭載した基板(遊技制御基板11)と、該基板を収納する基板ボックス12と、を備えた遊技機200において、基板ボックス12は、第1ボックス部材20と、第2ボックス部材40と、を備え、第1ボックス部材20と第2ボックス部材40とを接合して基板を収納する収納空間13を形成する閉鎖状態と、第1ボックス部材20と第2ボックス部材40との接合を解除して収納空間13を開放した開放状態と、に変換できるように構成され、第1ボックス部材20に固有の識別情報が記憶された固有識別情報記憶手段(ICタグ61)を備え、第2ボックス部材40に固有識別情報記憶手段を破壊するための破壊手段62を備え、閉鎖状態から開放状態に変換することに伴い、破壊手段が固有識別情報記憶手段を読み取り不能となるように破壊するようにしたこととなる。
また、第1ボックス部材20は、閉鎖状態から開放状態に変換する際に第1ボックス部材20に対して第2ボックス部材40が移動する方向である開放方向に沿った第1壁部(第1周囲壁22)を備え、該第1壁部に固有識別情報記憶手段(ICタグ61)を取り付ける取付部25を備え、第2ボックス部材40は、破壊手段62として閉鎖状態において取付部25と対向する位置に、取付部25へ向かって延出する破壊用突起部45を備え、取付部25における破壊用突起部45と対応する位置に、該破壊用突起部45を受け入れる案内部26を、開放方向に沿って延在するように形成し、閉鎖状態において取付部25には、閉鎖状態から開放状態に変換する際に破壊用突起部45が通過する位置に、案内部26を覆うように固有識別情報記憶手段を配設し、基板ボックス12を閉鎖状態から開放状態に変換する際に、破壊用突起部45が案内部26に沿って移動して取付部25に取り付けられた固有識別情報記憶手段を読み取り不能となるように破壊するようにしたこととなる。
また、第2ボックス部材40は、閉鎖状態で取付部25が形成された第1ボックス部材20の第1壁部(第1周囲壁22)を外側から覆う第2壁部(第2周囲壁42)を有し、該第2壁部には、取付部25における固有識別情報記憶手段(ICタグ61)の配設位置と対向する位置に、固有識別情報記憶手段を取り付けるための取付用開口部46を、当該第2壁部を貫通するように形成し、取付用開口部46に、該取付用開口部46を閉鎖して取付部に取り付けられた固有識別情報記憶手段を覆うカバー部材63を着脱可能に取り付けたこととなる。
次に、上述した実施形態の遊技機の第1変形例について図7から11を参照して説明する。なお、基本的には、上述の実施形態の遊技機と同様の構成を有しており、以下、同様の構成を有する部分については同じ符号を付して説明を省略し、主に異なる部分について説明する。本変形例の遊技機は、基板ボックスの開閉方法が異なる。
本変形例の基板ボックス80は、第1ボックス部材20に対して第2ボックス部材40を前後方向に組み合わせた後、第1ボックス部材20に対して第2ボックス部材40を左右方向に沿ってスライドさせることで閉鎖状態となるようにされている。すなわち、基板ボックス80を閉鎖状態から開放状態に変換する際に第1ボックス部材20に対して第2ボックス部材40が移動する方向である開放方向には前後方向と左右方向とが含まれる。
図7に示すように、第2ボックス部材40の第2周囲壁42における外側の面には、第1ボックス部材20と第2ボックス部材40との接合を案内するための構成として、スライド係合部81が側方へ突出するように設けられている。また、第1ボックス部材20には、第1ボックス部材20と第2ボックス部材40との接合を案内するための構成として、スライド係合部81と対応する位置に該スライド係合部81を受け入れて案内するL字状のスリット83が形成されたスライド係合受部82が形成されている。L字状のスリット83は、前方に開口するように一端部が位置しており、ここから前後方向に沿って後方へ延在し、さらに直角に左方へ屈折して左右方向に沿って延在するように形成されている。よって、このスリット83に沿ってスライド係合部81を移動させることで基板ボックス80を開閉できるようになっている。
また、固有識別情報記憶手段をなすICタグ61を取り付ける取付部25に形成された溝状の案内部26も基板ボックス80の開閉方法に合わせて、前後方向に延在する第1案内部84と、該第1案内部84に連続して左方に延在する第2案内部85とからL字状になるように構成されている。ここで、第2ボックス部材40に形成された破壊手段62をなす二つの破壊用突起部45は、前後方向に沿って並ぶように形成されている。よって、案内部26のうち、前後方向に沿って延在する第1案内部84は一条となっているが、左右方向に沿って延在する第2案内部85は二条となっている。また、第2ボックス部材40に形成される取付用開口部46は、閉鎖状態において取付部25と対向する位置であって、破壊用突起部45に対して開放方向側となる位置である破壊用突起部45の右方に形成されている。
図10には、このような構成を有する基板ボックス80を開放状態から閉鎖状態とする際の作業の手順を示した。基板ボックス80を閉鎖状態とする際には、まず、遊技制御基板11を第1ボックス部材20の第1収納部23に収納した状態で、図10(a)、(b)に示すように、第2ボックス部材40を前方から取り付ける。このとき、スライド係合部81をスライド係合受部82のスリット83に挿入するように取り付けることで、破壊用突起部45も第1案内部84に挿入されるとともに溝状の第1案内部84内を前端から後端へ移動する。
その後、図10(c)に示すように、第1ボックス部材20に対して第2ボックス部材40を左方にスライドさせることで、第2収納部43が第1収納部23を収納するように重なり、図8,9に示すように、遊技制御基板11が基板ボックス80に内包された閉鎖状態となる。この閉鎖状態とする過程においては、破壊用突起部45の先端部は溝状の第2案内部85内を右端から左端へ移動する。このためICタグ61は、基板ボックス12を閉鎖状態とした後に取り付ける必要がある。
閉鎖状態では取付用開口部46が取付部25と対向する位置にあって、取付用開口部46を介して取付部25が基板ボックス80の外側に臨む状態となっており、この状態で図10(d)に示すように、取付部25にICタグ61を取り付ける。このとき、ICタグ61は取付部25に形成された溝状の案内部26のうち第2案内部85を覆うように取り付ける。これにより、ICタグ61が破壊用突起部45に対して開放方向側に配されることとなり、基板ボックス80を閉鎖状態から開放状態に変換する際には破壊用突起部45がICタグ61を破壊することとなる。さらにこの後、カバー部材63を取付用開口部46に取り付けて取付用開口部46を閉鎖する。なお、カバー部材63はねじによって取り付けられ、第2ボックス部材40に対して着脱可能となるように取り付けられる。また、基板ボックス80を閉鎖状態とした後には、固着手段70により第1ボックス部材20と第2ボックス部材40とを固着する作業も行う。
このように閉鎖状態とされた基板ボックス80を開放状態とする際には、まず、固着手段70による固着を解除する。そして、第1ボックス部材20に対して第2ボックス部材40を右方向へ移動させる。このとき、破壊用突起部45が溝状の第2案内部85に沿って右側へ(開放方向側へ)移動し、取付部25において溝状の第2案内部85を覆うように取り付けられたICタグ61を破壊する。これにより、記憶された固有識別情報を外部から読み取ることができない状態となる。その後、第1ボックス部材20に対して第2ボックス部材40を前方向へ移動させることで開放状態とすることができる。
なお、上述の実施形態の場合と同様に、二つの破壊用突起部45を左右方向に沿って並ぶように形成しても良く、この場合は第1案内部84を二条とし、第2案内部85は一条とする。このようにすれば、閉鎖状態において破壊用突起部45がICタグ61から退避した場所に収納されるようになるため、搬送作業や取り付け作業時等の衝撃等により、固有識別情報記憶手段が破損することをより確実に防止できる。つまり、第1ボックス部材20に対して第2ボックス部材40が単に前後、左右、上下にずれただけではICタグ61が破壊されることがなく、基板ボックス80を開封する際の動作である、左右方向にスライドした後に前後方向にスライドするという二段階のスライド動作によってのみICタグ61が破壊されるようになる。
すなわち、基板ボックス80を閉鎖状態から開放状態に変換する際に第1ボックス部材20に対して第2ボックス部材40を第1の方向に移動した後、該第1の方向とは異なる第2の方向に移動することで開放状態となるように構成し、第2の方向に移動した際に破壊手段62が固有識別情報記憶手段を読み取り不能となるように破壊するようにしても良い。
また、図11に示すように、本変形例の基板ボックス80において、第2ボックス部材40の第2収納部43に内壁86を形成するようにしても良い。この内壁86は、前面壁41の裏面から垂直に後方へ延出するように上下方向に沿って形成されている。また内壁86は、基板ボックス80を開放状態から閉鎖状態とする際に第1ボックス部材20に対して第2ボックス部材40をスライド移動する側である左側にある第2周囲壁42から、左右方向へのスライド幅の分だけ離れた位置に形成されている。また内壁86は、上下の第2周囲壁42の内面とは第1周囲壁22の厚みの分だけ間隔をおいて形成されている。
この内壁86は、第1ボックス部材20に対して第2ボックス部材40を前方から取り付けた際に、第1収納部23の内側に挿入される。このとき、第2周囲壁42の内面と内壁86の端部の間に第1周囲壁22が挿入される。その後、第1ボックス部材20に対して第2ボックス部材40を左方にスライドさせ閉鎖状態とすると、左側にある第1周囲壁22の右側に隣接して配される。これにより、基板ボックス80の左端部において、第1ボックス部材20と第2ボックス部材40との間から収納空間13に収納された遊技制御基板11を不正に操作するための部材等が挿入されることを防止できる。
次に、上述した実施形態の遊技機の第2変形例について図12から14を参照して説明する。なお、基本的には、上述の実施形態の遊技機と同様の構成を有しており、以下、同様の構成を有する部分については同じ符号を付して説明を省略し、主に異なる部分について説明する。本変形例の遊技機は、開封確認手段60の構成が異なる。
本変形例の基板ボックス90は、上述の実施形態の基板ボックス12と同様に、基板ボックス90を閉鎖状態から開放状態に変換する際には、第1ボックス部材20に対して第2ボックス部材40を前後方向に沿って移動させるようになっている。すなわち、開放方向は前後方向となっている。
図12に示すように、取付部25に形成された案内部26は、開放方向である前後方向に沿って延在するよう形成されている。また、案内部26は、左右に隣接するように、左案内部91、中案内部92、右案内部93の三条が形成されている。さらに、各案内部91,92,93は、第1周囲壁22を貫通するようにスリット状に形成されている。また、図14に示すように、破壊手段62をなす破壊用突起部45は、第2周囲壁42から第1ボックス部材20側へ向かって延出する第1延出部94と、該第1延出部94の左右に連続するように形成された第2延出部95,95を有し、第2ボックス部材40の前方から見て略W字状に形成されている。
このような案内部26及び破壊用突起部45を有する基板ボックス90を図13に示すように閉鎖状態とすると、図14に示すように第1延出部94が三条ある案内部のうち中案内部92に挿入され、第1ボックス部材20の内側に突出するようになる。また、第1延出部94の左右にある第2延出部95,95は、第1ボックス部材20の内側から三条ある案内部のうち左案内部91、右案内部93のそれぞれに挿入されて第2ボックス部材40側へ突出するようになる。
これらの破壊用突起部45をなす第1延出部94及び第2延出部95,95は、閉鎖状態において、取付部25に各案内部91,92,93を覆うように取り付けられたICタグ61と上下に重なるように配されている。よって、第1ボックス部材20に対して第2ボックス部材40を開放方向に移動させると、第1延出部94及び第2延出部95,95が各案内部91,92,93に沿って前側へ(開放方向側へ)移動し、取付部25に取り付けられたICタグ61を破壊する。これにより、記憶された固有識別情報を外部から読み取ることができない状態となる。このような構成とすることで、破壊用突起部45が確実に案内部26により案内されるようになり、閉鎖状態から開放状態に変換することに伴い、確実に固有識別情報記憶手段をなすICタグ61が破壊されるので、不正な基板ボックス90の開放や、内包される基板に対する不正行為を確実に防止できる。
以上のことから、案内部26を、第1壁部(第1周囲壁22)を貫通するように複数形成し、破壊用突起部45は、案内部26を介して、第2ボックス部材40から第1ボックス部材20の内側へ延出する第1延出部94と、該第1延出部94に連続し、該第1延出部94が貫通する案内部26以外の案内部26を介して第1ボックス部材20の内側から第2ボックス部材40側へ延出する第2延出部95と、を備えたこととなる。
なお、開封確認手段60の別の構成として、破壊手段62をなす破壊用突起部45を、第2周囲壁42から第1ボックス部材20側へ向かって延出する第1延出部と、該第1延出部の左右に突出するように連続する第2延出部とから構成し、第2ボックス部材40の前方から見て略T字状に形成する。さらに、破壊用突起部46の突出方向側の先端には、固有識別情報記憶手段をなすICタグ61を読み取り不能となるように破壊する構成を備えるようにする。また、第1周囲壁22の取付部25に形成する案内部26を、上述のような構成を有する破壊用突起部45がちょうど嵌るように第1ボックス部材20の前方から見て略T字状に形成する。この案内部26は、前後方向に沿って延在し、かつ、第1周囲壁22の前端に開口するようにする。また、案内部26は第1収納部23内には貫通せず、第2ボックス部材40と対向する面には、第1延出部は通過可能であるが該第1延出部の左右に突出した第2延出部は通過できない幅の間隙部を備えるようにする。
このような構成を備えた開封確認手段60では、基板ボックスが閉鎖状態では略T字状の破壊用突起部45が略T字状の案内部26に嵌って係合した状態となる。この閉鎖状態で取付用開口部46および略T字状の案内部26に形成される間隙部を介してICタグ61を案内部26内に取り付ける。なお、案内部26内におけるICタグ61の取り付け位置は、破壊用突起部45におけるICタグ61を破壊する構成を備えた突出方向側の先端と対向する位置とする。
このような構成によっても、第1ボックス部材20に対して第2ボックス部材40を開放方向に移動させると、破壊用突起部45が案内部26に沿って前側へ(開放方向側へ)移動し、ICタグ61が読み取り不能となるように破壊される。特に、破壊用突起部45が案内部26に係合した状態となっているので、開放状態とする際に第2ボックス部材40を第1ボックス部材20から引き離してICタグ61の破壊を逃れようとする不正行為を防止できる。なお、このような構成を有する開封確認手段60を基板ボックスの角部に備えることで、より第2ボックス部材40を第1ボックス部材20から引き離しにくくなり、不正行為をより確実に防止することができる。
次に、上述した実施形態の遊技機の第3変形例について図15、16を参照して説明する。なお、基本的には、上述の実施形態の遊技機と同様の構成を有しており、以下、同様の構成を有する部分については同じ符号を付して説明を省略し、主に異なる部分について説明する。本変形例の遊技機は、開封確認手段60の構成が異なる。
本変形例の基板ボックス100は、上述の実施形態の基板ボックス12と同様に、基板ボックス100を閉鎖状態から開放状態に変換する際には、第1ボックス部材20に対して第2ボックス部材40を前後方向に沿って移動させるようになっている。すなわち、開放方向は前後方向となっている。
図16に示すように、破壊手段62をなす破壊用突起部45は、上述の実施形態における基板ボックス12と同様に、第2ボックス部材40の第2周囲壁42における、閉鎖状態において取付部25と対向する面であって溝状の案内部26と対応する位置に左右方向に並ぶように二つ形成されている。この破壊用突起部45は、第2周囲壁42に上下方向に沿って形成された取付用凹部102と、取付用凹部102に付勢部材103とともに配された突出部材104とから構成されている。そして、突出部材104が取付部25側に突出した突出状態と、第2周囲壁42側へ退縮した退避状態と、に変換可能となっており、常時、付勢部材103によって突出状態となる方向である上方向に付勢されている。なお突出状態では、突出部材104が取付部25側に突出して先端部が溝状の案内部26に収容されて、基板ボックス100の開放状態への変換により固有識別情報記憶手段をなすICタグ61を破壊可能な状態となる。また、退避状態では、突出部材104が第2周囲壁42側へ退縮し、基板ボックス100開放状態への変換によってもICタグ61を破壊不能な状態となる。
また、突出部材104の取付用開口部46側の側部には被係合部105が形成されている。この被係合部105には、取付用開口部46に取り付けられる仮設カバー部材106に形成された係合部107が係合するようになっている。この仮設カバー部材106は、取付用開口部46を閉鎖可能な大きさの板状の部材で、破壊用突起部45が設けられた側に配される端部に、上述の突出部材104に形成された被係合部105と係合する係合部107が形成されている。
仮設カバー部材106は、例えば、遊技制御基板11の検査時のように正規に基板ボックス100を開封する場合に、ICタグ61を破壊することなく開封できるようにするためのものである。この仮設カバー部材106を取り付ける際には、まず図16に示すように係合部107を被係合部105に係合するようにした状態で取付用開口部46に挿入する。その後、図16(b)に示すように、仮設カバー部材106を取付用開口部46に嵌め込む。この状態では仮設カバー部材106が図示しない固定手段により固定されるようになっており、破壊用突起部45の突出部材104が退避状態で保持される。よって、この状態で基板ボックス100を開封すればICタグ61を破壊せずに開封することができる。
なお、遊技機200の使用時には係合部107を有しない上述したカバー部材63を取り付けることで、破壊用突起部45は突出状態となり、基板ボックス100を閉鎖状態から開放状態に変換することに伴い、ICタグ61が破壊されるようになるので、不正な基板ボックス100の開放や内包される基板に対する不正行為を防止できる。
以上のことから、破壊用突起部45は取付部25側に突出し、開放状態への変換により固有識別情報記憶手段(ICタグ61)を破壊可能な突出状態と、第2壁部(第2周囲壁42)側へ退縮し、開放状態への変換によっても固有識別情報記憶手段を破壊不能な退避状態と、に変換可能であり、付勢部材103により突出状態となる方向に付勢されており、破壊用突起部45における取付用開口部46側の側部に被係合部105を形成し、取付用開口部46を閉鎖して取付部25に取り付けられた固有識別情報記憶手段を覆う仮設カバー部材106に、被係合部105に係合する係合部107を設け、仮設カバー部材106を、係合部107が破壊用突起部45の被係合部105に係合した状態で取付用開口部46に取り付けることで、破壊用突起部が退避状態に変換されるようにしたこととなる。
以上のような遊技機200は、複数の電子部品11b,11b,…を搭載した基板(遊技制御基板11)と、該基板を収納する基板ボックス12と、を備えた遊技機200であって、基板ボックス12は、第1ボックス部材20と、第2ボックス部材40と、を備え、第1ボックス部材20と第2ボックス部材40とを接合して基板を収納する収納空間13を形成する閉鎖状態と、第1ボックス部材20と第2ボックス部材40との接合を解除して収納空間13を開放した開放状態と、に変換できるように構成され、第1ボックス部材20に固有の識別情報が記憶された固有識別情報記憶手段(ICタグ61)を備え、第2ボックス部材40に固有識別情報記憶手段を破壊するための破壊手段62を備え、閉鎖状態から開放状態に変換することに伴い、破壊手段が固有識別情報記憶手段を読み取り不能となるように破壊するようにしている。
したがって、第1ボックス部材20に固有の識別情報が記憶された固有識別情報記憶手段を備え、第2ボックス部材40に固有識別情報記憶手段を破壊するための破壊手段を備え、閉鎖状態から開放状態に変換することに伴い、破壊手段62が固有識別情報記憶手段を読み取り不能となるように破壊するようにしたので、搬送作業や取り付け作業時等の衝撃等により、固有識別情報記憶手段が破損することを防止できる。すなわち、固有識別情報記憶手段が一方のボックス部材にのみ配され、閉鎖状態から開放状態に変換することに伴い、破壊手段が固有識別情報記憶手段を破壊するので、基板ボックス12の搬送作業や取り付け作業を行う際に何らかの衝撃や揺れによりボックス部材どうしにずれが生じても、固有識別情報記憶手段が破壊されてしまうことがない。特に、開放方向以外へのずれによって固有識別情報記憶手段が破壊されることはない。また、固有識別情報記憶手段を破壊するための破壊手段62を備えていることから、単に開封する際の力によって破壊される固有識別情報記憶手段に比べ強度の高い固有識別情報記憶手段を用いることもでき、開放方向へのずれによって固有識別情報記憶手段が破壊されることを防止できる。また、閉鎖状態から開放状態に変換することに伴い破壊手段が固有識別情報記憶手段を破壊するので、不正な基板ボックス12の開放や、内包される基板に対する不正行為を防止できる。
また、第1ボックス部材20は、閉鎖状態から開放状態に変換する際に第1ボックス部材20に対して第2ボックス部材40が移動する方向である開放方向に沿った第1壁部(第1周囲壁22)を備え、該第1壁部に固有識別情報記憶手段(ICタグ61)を取り付ける取付部25を備え、第2ボックス部材40は、破壊手段62として閉鎖状態において取付部25と対向する位置に、取付部25へ向かって延出する破壊用突起部45を備え、取付部25における破壊用突起部45と対応する位置に、該破壊用突起部45を受け入れる案内部26を、開放方向に沿って延在するように形成し、閉鎖状態において取付部25には、閉鎖状態から開放状態に変換する際に破壊用突起部45が通過する位置に、案内部26を覆うように固有識別情報記憶手段を配設し、基板ボックス12を閉鎖状態から開放状態に変換する際に、破壊用突起部45が案内部26に沿って移動して取付部25に取り付けられた固有識別情報記憶手段を読み取り不能となるように破壊するようにしている。
したがって、取付部25における破壊用突起部45と対応する位置に、該破壊用突起部45を受け入れる案内部26を開放方向に沿って延在するように形成し、閉鎖状態において取付部25には開放状態に変換する際に破壊用突起部45が通過する位置に、案内部26を覆うように固有識別情報記憶手段を配設し、基板ボックス12を開放状態に変換する際に、破壊用突起部45が案内部26に沿って移動して取付部25に取り付けられた固有識別情報記憶手段を読み取り不能となるように破壊するようにしたので、搬送作業や取り付け作業時等の衝撃等により、固有識別情報記憶手段が破損することを防止できる。すなわち、基板ボックス12を開放する方向に破壊用突起部45が移動した場合にのみ固有識別情報記憶手段が破壊されるので、基板ボックス12の搬送作業や取り付け作業を行う際に何らかの衝撃や揺れによりボックス部材どうしにずれが生じても、固有識別情報記憶手段が破壊されてしまうことがない。なお、基板ボックス12を開放する方向に対しては不正行為の防止のために固着手段70等によりずれが生じないように固着されるため、このような構成としても不都合が生じることがない。また、案内部26により破壊用突起部45が案内されることで、閉鎖状態から開放状態に変換することに伴い、確実に固有識別情報記憶手段が破壊されるので、不正な基板ボックス12の開放や、内包される基板に対する不正行為を防止できる。
また、第2ボックス部材40は、閉鎖状態で取付部25が形成された第1ボックス部材20の第1壁部(第1周囲壁22)を外側から覆う第2壁部(第2周囲壁42)を有し、該第2壁部には、取付部25における固有識別情報記憶手段(ICタグ61)の配設位置と対向する位置に、固有識別情報記憶手段を取り付けるための取付用開口部46を、当該第2壁部を貫通するように形成し、取付用開口部46に、該取付用開口部46を閉鎖して取付部に取り付けられた固有識別情報記憶手段を覆うカバー部材63を着脱可能に取り付けている。
したがって、第2ボックス部材40は、閉鎖状態で取付部25が形成された第1ボックス部材20の第1壁部を外側から覆う第2壁部を有し、該第2壁部には、取付部25における固有識別情報記憶手段の配設位置と対向する位置に、固有識別情報記憶手段を取り付けるための取付用開口部46を、当該第2壁部を貫通するように形成したので、閉鎖状態で取付部25に固有識別情報記憶手段を取り付けることができる。また、取付用開口部46に、該取付用開口部46を閉鎖して取付部25に取り付けられた固有識別情報記憶手段を覆うカバー部材63を着脱可能に取り付けたので、搬送作業や取り付け作業時等において固有識別情報記憶手段が破損することを防止できる。
また、取付用開口部46は、基板ボックス12の外側へ向かって拡径するように形成されている。
したがって、取付用開口部46は、基板ボックス12の外側へ向かって拡径するように形成されているので、固有識別情報記憶手段の取付作業が容易になる。
また、取付用開口部46は、破壊用突起部45に対して開放方向側に形成されている。
したがって、取付用開口部46は、破壊用突起部45に対して開放方向側に形成されているので、基板ボックス12を閉鎖状態から開放状態に変換する際に破壊用突起部45が通過する取付部25の所定位置に固有識別情報記憶手段を閉鎖状態において配設することができる。
また、案内部26を、第1壁部(第1周囲壁22)を貫通するように複数形成し、破壊用突起部45は、案内部26を介して、第2ボックス部材40から第1ボックス部材20の内側へ延出する第1延出部94と、該第1延出部94に連続し、該第1延出部94が貫通する案内部26以外の案内部26を介して第1ボックス部材20の内側から第2ボックス部材40側へ延出する第2延出部95と、を備えている。
したがって、案内部26を、第1壁部を貫通するように複数形成し、破壊用突起部45は、案内部26を介して、第2ボックス部材40から第1ボックス部材20の内側へ延出する第1延出部94と、該第1延出部94に連続し、該第1延出部94が貫通する案内部26以外の案内部26を介して第1ボックス部材20の内側から第2ボックス部材40側へ延出する第2延出部95と、を備えるので、破壊用突起部45が確実に案内部26により案内されるようになり、閉鎖状態から開放状態に変換することに伴い、確実に固有識別情報記憶手段が破壊されるので、不正な基板ボックス90の開放や、内包される基板に対する不正行為を防止できる。
また、破壊用突起部45は、取付部25側に突出し、開放状態への変換により固有識別情報記憶手段(ICタグ61)を破壊可能な突出状態と、第2壁部(第2周囲壁42)側へ退縮し、開放状態への変換によっても固有識別情報記憶手段を破壊不能な退避状態と、に変換可能であり、付勢部材103により突出状態となる方向に付勢されており、破壊用突起部45における取付用開口部46側の側部に被係合部105を形成し、取付用開口部46を閉鎖して取付部25に取り付けられた固有識別情報記憶手段を覆う仮設カバー部材106に、被係合部105に係合する係合部107を設け、仮設カバー部材106を、係合部107が破壊用突起部45の被係合部105に係合した状態で取付用開口部46に取り付けることで、破壊用突起部が退避状態に変換されるようにしている。
したがって、破壊用突起部45は、取付部25側に突出した突出状態と、第2壁部側へ退縮した退避状態と、に変換可能であり、付勢部材103により突出状態となる方向に付勢されており、破壊用突起部45に被係合部105を形成し、取付用開口部46を閉鎖する仮設カバー部材106に被係合部105に係合する係合部107を設け、仮設カバー部材106を、係合部107が破壊用突起部45の被係合部105に係合した状態で取付用開口部46に取り付けることで、破壊用突起部45が退避状態に変換されるので、搬送作業や取り付け作業時等の衝撃等により、固有識別情報記憶手段が破損することを防止できる。また、基板の検査時などにおいて仮設カバー部材106を取り付けた状態で基板ボックス12を開放すれば、固有識別情報記憶手段を破壊せずに開放することができ、固有識別情報記憶手段を取り替える必要がなくなる。なお、遊技機の使用時には係合部107を有しないカバー部材を取り付けることで、破壊用突起部45は突出状態となり、基板ボックス100を閉鎖状態から開放状態に変換することに伴い、固有識別情報記憶手段が破壊されるようになるので、不正な基板ボックス100の開放や内包される基板に対する不正行為を防止できる。
なお、本発明の遊技機200は、遊技機として、前記実施の形態に示されるようなパチンコ遊技機に限られるものではなく、例えば、その他のパチンコ遊技機、アレンジボール遊技機、雀球遊技機などの遊技球を使用する全ての遊技機に適用可能である。
また、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明を適用した一実施の形態の構成を示す遊技盤の裏面図である。 遊技制御装置の下面図である。 遊技制御装置の前面側から見た斜視図である。 遊技制御装置の前面側から見た分解斜視図である。 図2に示すA−A断面を示す断面図である。 遊技制御装置を開放状態から閉鎖状態とする際の過程を説明する図である。 第1変形例の遊技機における遊技制御装置の前面側から見た分解斜視図である。 第1変形例の遊技機における遊技制御装置の下面図である。 図8に示すB−B断面を示す断面図である。 第1変形例の遊技機における遊技制御装置を開放状態から閉鎖状態とする際の過程を説明する図である。 第1変形例の遊技機における遊技制御装置の変形例を示す前面側から見た分解斜視図である。 第2変形例の遊技機における基板ボックスの前面側から見た分解斜視図である。 第2変形例の遊技機における遊技制御装置の下面図である。 図13に示すC−C断面を示す断面図である。 第3変形例の遊技機における遊技制御装置の下面図である。 図15に示すD−D断面において、仮設カバー部材を取り付ける過程を説明するための図である
符号の説明
1 遊技盤
11 遊技制御基板(基板)
11a コネクタ
11b 電子部品
12 基板ボックス
13 収納空間
20 第1ボックス部材
22 第1周囲壁(第1壁部)
25 取付部
26 案内部
40 第2ボックス部材
42 第2周囲壁(第2壁部)
45 破壊用突起部
46 取付用開口部
61 ICタグ(固有識別情報記憶手段)
62 破壊手段
63 カバー部材
90 基板ボックス
94 第1延出部
95 第2延出部
100 基板ボックス
103 付勢部材
105 被係合部
106 仮設カバー部材
107 係合部
200 遊技機

Claims (7)

  1. 複数の電子部品を搭載した基板と、該基板を収納する基板ボックスと、を備えた遊技機において、
    前記基板ボックスは、
    第1ボックス部材と、第2ボックス部材と、を備え、
    前記第1ボックス部材と前記第2ボックス部材とを接合して前記基板を収納する収納空間を形成する閉鎖状態と、
    前記第1ボックス部材と前記第2ボックス部材との接合を解除して前記収納空間を開放した開放状態と、に変換できるように構成され、
    前記第1ボックス部材に固有の識別情報が記憶された固有識別情報記憶手段を備え、
    前記第2ボックス部材に前記固有識別情報記憶手段を破壊するための破壊手段を備え、
    前記閉鎖状態から前記開放状態に変換することに伴い、前記破壊手段が前記固有識別情報記憶手段を読み取り不能となるように破壊するようにしたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記第1ボックス部材は、前記閉鎖状態から前記開放状態に変換する際に前記第1ボックス部材に対して前記第2ボックス部材が移動する方向である開放方向に沿った第1壁部を備え、該第1壁部に前記固有識別情報記憶手段を取り付ける取付部を備え、
    前記第2ボックス部材は、前記破壊手段として前記閉鎖状態において前記取付部と対向する位置に、前記取付部へ向かって延出する破壊用突起部を備え、
    前記取付部における前記破壊用突起部と対応する位置に、該破壊用突起部を受け入れる案内部を、前記開放方向に沿って延在するように形成し、
    前記閉鎖状態において前記取付部には、前記閉鎖状態から前記開放状態に変換する際に前記破壊用突起部が通過する位置に、前記案内部を覆うように前記固有識別情報記憶手段を配設し、
    前記基板ボックスを前記閉鎖状態から前記開放状態に変換する際に、前記破壊用突起部が前記案内部に沿って移動して前記取付部に取り付けられた前記固有識別情報記憶手段を読み取り不能となるように破壊するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記第2ボックス部材は、前記閉鎖状態で前記取付部が形成された前記第1ボックス部材の前記第1壁部を外側から覆う第2壁部を有し、
    該第2壁部には、前記取付部における前記固有識別情報記憶手段の配設位置と対向する位置に、前記固有識別情報記憶手段を取り付けるための取付用開口部を、当該第2壁部を貫通するように形成し、
    前記取付用開口部に、該取付用開口部を閉鎖して前記取付部に取り付けられた前記固有識別情報記憶手段を覆うカバー部材を着脱可能に取り付けたことを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記取付用開口部は、前記基板ボックスの外側へ向かって拡径するように形成されていることを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
  5. 前記取付用開口部は、前記破壊用突起部に対して前記開放方向側に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の遊技機。
  6. 前記案内部を、前記第1壁部を貫通するように複数形成し、
    前記破壊用突起部は、
    前記案内部を介して、前記第2ボックス部材から前記第1ボックス部材の内側へ延出する第1延出部と、
    該第1延出部に連続し、該第1延出部が貫通する前記案内部以外の前記案内部を介して前記第1ボックス部材の内側から第2ボックス部材側へ延出する第2延出部と、を備えることを特徴とする請求項5に記載の遊技機。
  7. 前記破壊用突起部は、
    前記取付部側に突出し、前記開放状態への変換により前記固有識別情報記憶手段を破壊可能な突出状態と、
    前記第2壁部側へ退縮し、前記開放状態への変換によっても前記固有識別情報記憶手段を破壊不能な退避状態と、に変換可能であり、付勢部材により前記突出状態となる方向に付勢されており、
    前記破壊用突起部における前記取付用開口部側の側部に被係合部を形成し、
    前記取付用開口部を閉鎖して前記取付部に取り付けられた前記固有識別情報記憶手段を覆う仮設カバー部材に、前記被係合部に係合する係合部を設け、
    前記仮設カバー部材を、前記係合部が前記破壊用突起部の前記被係合部に係合した状態で前記取付用開口部に取り付けることで、前記破壊用突起部が退避状態に変換されるようにしたことを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の遊技機。
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