JP2011098196A - 遊技機における主基板及びスイッチ装置の固定構造 - Google Patents

遊技機における主基板及びスイッチ装置の固定構造 Download PDF

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Abstract

【課題】基板ケースにおける側方からの不正なアクセスによる基板ケースの不正開放を防止することができるとともに、主基板に対する不正行為を防止することができる遊技機における主基板及びスイッチ装置の固定構造を提供することを目的とする。
【解決手段】遊技機側に固定する主基板ブラケット20と、主基板ブラケット20の前面に設けられるとともに、主基板を収納した基板ケース35と、基板ケース35と所定の間隙を有するように主基板ブラケット20の前面に併設されるとともに、複数種類のスイッチを有するスイッチ装置45と、主基板とスイッチ装置45とを電気的に接続するハーネス80と、主基板ブラケット20における基板ケース35とスイッチ装置45との間の所定の間隙に設けられるとともに、基板ケース35とスイッチ装置45とを主基板ブラケット20に共にかしめて固定するかしめ手段60とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、遊技機における主基板及びスイッチ装置の固定構造に関し、更に詳しくは、遊技機の内部に、主基板ブラケットを介して、基板ケースとスイッチ装置とを併設するとともに、これらを取り外すことができないように主基板ブラケットに共にかしめて固定する遊技機における主基板及びスイッチ装置の固定構造に関する。
従来から、弾球遊技機やスロットマシンなどの遊技機に用いられる制御基板は、基板ケースに収納されるものであった。また、基板ケースは、制御基板に対する不正行為を防止すべく、容易には開放できないようにするとともに、開放したときには痕跡が残るようにした不正防止手段を備えるように構成されていた。
このような不正防止手段を備える基板ケースとして、たとえば、ケース基体の側部に一体に連結して設けられ、一端が開口した円筒状の本体係合部と、ケース蓋の側部に一体に連結して設けられ、一端が開口した円筒状の装着係合部と、本体係合部と装着係合部とに挿入されて、本体係合部と装着係合部とを係合保持するための円筒状の接続部材と、により構成される不正着脱防止機構を備える基板ケースが知られている(特許文献1参照)。
特開2004−209238号公報
しかしながら、近年、上記基板ケースの側部に配設された本体係合部または装着係合部の外周面にドリルなどの工具により穴を開け、接続部材による本体係合部と装着係合部との係合状態を解除して、基板ケースを不正に開放し、収納されている制御基板を改造したり、不正な制御基板に交換したりする等の不正行為が行われることがあった。また、このような不正行為が行われると、その痕跡は、基板ケースの側部に残るので、正面から一見しただけでは、不正行為の痕跡が分かりにくく、発見が遅れるといった問題が生じていた。
そこで、各請求項にそれぞれ記載された発明は、上述のような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、次の点にある。
(請求項1)
すなわち、請求項1記載の発明は、基板ケースにおける側方からの不正なアクセスによる基板ケースの不正開放を防止することができるとともに、遊技機の動作を制御する主基板に対する不正行為を防止することができる遊技機における主基板及びスイッチ装置の固定構造を提供することを目的とする。
(請求項2)
すなわち、請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明の目的に加え、主基板とスイッチ装置の複数種類のスイッチとを電気的に接続するハーネスに対する不正行為を防止することができる遊技機における主基板及びスイッチ装置の固定構造を提供することを目的とする。
(請求項3又は4)
すなわち、請求項3又は4記載の発明は、上記請求項1又は2記載の発明の目的に加え、ハーネスの電線群を、ばらばらにならないようにまとめて配置することができる遊技機における主基板及びスイッチ装置の固定構造を提供することを目的とする。
請求項に記載された各発明は、上記した各目的を達成するためになされたものであり、各発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
請求項1記載の発明は、遊技機側に固定する主基板ブラケット20と、主基板ブラケット20の前面に設けられるとともに、遊技機の動作を制御する主基板を収納した基板ケース35と、基板ケース35と所定の間隙を有するように主基板ブラケット20の前面に併設されるとともに、複数種類のスイッチを有するスイッチ装置45と、主基板とスイッチ装置45の複数種類のスイッチとを電気的に接続するハーネス80と、主基板ブラケット20における基板ケース35とスイッチ装置45との間の所定の間隙に設けられるとともに、基板ケース35とスイッチ装置45とを取り外すことができないように主基板ブラケット20に共にかしめて固定するかしめ手段60と、を備えることを特徴とする。
ここで、「遊技機」としては、遊技メダルを用いて遊技が行われるスロットマシン10、遊技球を用いて遊技が行われるパチンコ機、又は、遊技球を用いてスロットマシンと同様の遊技が行われるパロット(登録商標)遊技機などが挙げられる。
また、「主基板」は、遊技機の動作を制御するものであり、たとえば、CPU、ROM、RAMなどを備えるものである。
また、「基板ケース」は、主基板ブラケット20の前面に設けられるとともに、遊技機の動作を制御する主基板を収納したものである。たとえば、基板ケース35は、主基板と、主基板が配設されるケース基体と、ケース基体に取り付けられるケース蓋とにより構成することができる。
また、「スイッチ装置」は、基板ケース35と所定の間隙を有するように主基板ブラケット20の前面に併設されるとともに、複数種類のスイッチを有するものである。
また、「所定の間隙」は、主基板ブラケット20に併設された基板ケース35とスイッチ装置45との間の空間である。
また、「複数種類のスイッチ」としては、たとえば、スロットマシン10においては、設定キースイッチ、設定変更スイッチ、リセットスイッチおよび打ち止めスイッチなどが挙げられる。ここで、「設定キースイッチ」とは、スロットマシン10を、遊技の設定を変更することが可能な状態とするためのものである。また、「設定変更スイッチ」とは、遊技の設定を変更するためのものである。また、「リセットスイッチ」とは、エラーを解除するためのものである。また、「打ち止めスイッチ」とは、打ち止めの有無を設定するためのものである。
また、「ハーネス」は、主基板とスイッチ装置45の複数種類のスイッチとを電気的に接続するものであり、複数本の電線により構成される。
本発明に係る遊技機における基板ケース35及びスイッチ装置45の固定構造において、主基板を収納した基板ケース35とスイッチ装置45とは、主基板ブラケット20の前面に併設される。そして、主基板とスイッチ装置45とは、ハーネス80により、電気的に接続される。また、主基板ブラケット20における基板ケース35とスイッチ装置45との間の所定の間隙には、かしめ手段60が設けられる。
そして、かしめ手段60は、基板ケース35とスイッチ装置45とを、取り外すことができないように主基板ブラケット20に共にかしめて固定する。
これにより、かしめ手段60は、基板ケース35とスイッチ装置45とにより挟み込まれることとなるので、かしめ手段60に対する側方からの不正なアクセスを防止することができる。すなわち、基板ケース35における側方からの不正なアクセスによる基板ケース35の不正開放を防止することができるとともに、主基板に対する不正行為を防止することができる。
(請求項2)
請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明の特徴に加え、ハーネス80の電線群は、主基板ブラケット20における基板ケース35とスイッチ装置45との間の所定の間隙に配置されるとともに、かしめ手段60により外部に露出しないように形成されていることを特徴とする。
本発明に係る遊技機における基板ケース35及びスイッチ装置45の固定構造において、ハーネス80の電線群は、主基板ブラケット20における基板ケース35とスイッチ装置45との間の所定の間隙に配置される。また、ハーネス80の電線群は、かしめ手段60により外部に露出しないように形成される。
これにより、ハーネス80に対する、不正な基板の取り付けや、短絡などの不正行為を防止することができる。
(請求項3)
請求項3記載の発明は、上記請求項1又は2記載の発明の特徴に加え、かしめ手段60は、主基板ブラケット20における基板ケース35とスイッチ装置45との間の所定の間隙に互いに所定の間隔で離間して並設されるとともに、主基板ブラケット20の前面に立設する複数のかしめ部28と、主基板ブラケット20における基板ケース35とスイッチ装置45との間の所定の間隙に設けられ、かつ主基板ブラケット20における複数のかしめ部28のうちの少なくとも一つを覆うように主基板ブラケット20の前面に相対する後面が開口する略箱状に形成されるとともに、主基板ブラケット20にかしめて固定するための装着かしめ部68を有するかしめカバー体61と、を備え、ハーネス80の電線群は、複数のかしめ部28の間を挿通して配置され、かしめカバー体61は、かしめ部28と装着かしめ部68とにより、主基板ブラケット20にかしめて固定されるように形成され、かしめカバー体61を主基板ブラケット20にかしめて固定すると、基板ケース35とスイッチ装置45とが、取り外すことができないように主基板ブラケット20に共にかしめて固定されるように形成されていることを特徴とする。
本発明に係る遊技機における基板ケース35及びスイッチ装置45の固定構造において、主基板ブラケット20における基板ケース35とスイッチ装置45との間の所定の間隙には、複数のかしめ部28が、互いに所定の間隔で離間するように並設される。また、ハーネス80の電線群は、複数のかしめ部28の間を挿通して配置される。
そして、主基板ブラケット20における所定の間隙には、複数のかしめ部28のうちの少なくとも一つを覆うように、装着かしめ部68を有するかしめカバー体61が設けられる。また、かしめカバー体61は、かしめ部28と装着かしめ部68とにより、主基板ブラケット20にかしめて固定される。そして、かしめカバー体61を主基板ブラケット20にかしめて固定すると、基板ケース35とスイッチ装置45とが、取り外すことができないように主基板ブラケット20に共にかしめて固定される。
これにより、ハーネス80の電線群を、ばらばらにならないようにまとめて配置することができるとともに、主基板ブラケット20の前面のスペースを有効利用することができる。
(請求項4)
請求項4記載の発明は、上記請求項3記載の発明の特徴に加え、かしめカバー体61には、ハーネス80の電線群が挿通するための切り欠き部65が形成され、切り欠き部65は、かしめカバー体61を主基板ブラケット20に取り付けた際に、ハーネス80の電線群が位置するハーネス挿通部96と、かしめカバー体61を主基板ブラケット20に取り付ける際に、ハーネス80の電線群をハーネス挿通部96に案内するハーネス案内部97と、を備え、かしめカバー体61を主基板ブラケット20に取り付けることによって、ハーネス80の電線群を、ハーネス案内部97により、ハーネス挿通部96に位置させることができるように形成されていることを特徴とする。
本発明に係る遊技機における基板ケース35及びスイッチ装置45の固定構造において、かしめカバー体61には、ハーネス80の電線群が挿通するための切り欠き部65が形成される。また、切り欠き部65は、ハーネス80の電線群が位置するハーネス挿通部96と、ハーネス80の電線群をハーネス挿通部96に案内するハーネス案内部97とにより構成される。そして、かしめカバー体61を主基板ブラケット20に取り付けると、ハーネス案内部97により、ハーネス80の電線群が、ハーネス挿通部96に案内される。
これにより、ハーネス80の電線群を、ばらばらにならないようにまとめて配置することができるとともに、かしめカバー体61によるハーネス80の電線群の挟み込みを防止することができる。さらに、たとえば、ハーネス80の電線群が、一つの束に結束されていない、ばらばらの電線群である場合においても、かしめカバー体61によるハーネス80の電線群の挟み込みを防止することができるとともに、手間をかけずに効率良く、かしめカバー体61を主基板ブラケット20に取り付けることができる。
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
(請求項1)
すなわち、請求項1記載の発明は、基板ケースにおける側方からの不正なアクセスによる基板ケースの不正開放を防止することができるとともに、遊技機の動作を制御する主基板に対する不正行為を防止することができる遊技機における主基板及びスイッチ装置の固定構造を提供することができる。
(請求項2)
すなわち、請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明の効果に加え、主基板とスイッチ装置の複数種類のスイッチとを電気的に接続するハーネスに対する不正行為を防止することができる遊技機における主基板及びスイッチ装置の固定構造を提供することができる。
(請求項3又は4)
すなわち、請求項3又は4記載の発明は、上記請求項1又は2記載の発明の効果に加え、ハーネスの電線群を、ばらばらにならないようにまとめて配置することができる遊技機における主基板及びスイッチ装置の固定構造を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態であって、スロットマシンの筐体の内部を示す内部正面図である。 本発明の第1の実施の形態であって、主基板ブラケット、基板ケースおよびスイッチ装置を示す分解斜視図である。 本発明の第1の実施の形態であって、主基板ブラケット、スイッチ装置、かしめカバー体およびハーネスを示す背面斜視図である。 本発明の第1の実施の形態であって、主基板とスイッチ装置の複数種類のスイッチとを接続するハーネスを示す正面図である。 本発明の第1の実施の形態であって、かしめカバー体を示す背面斜視図である。 本発明の第1の実施の形態であって、かしめカバー体を示す正面図である。 本発明の第1の実施の形態であって、接続部材を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態であって、(A)は、かしめ部と接続部材との係合状態を示す模式断面図、(B)は、接続部材と装着かしめ部との係合状態を示す模式断面図である。 本発明の第1の実施の形態であって、かしめ部と接続部材との係合状態の解除を説明するための模式断面図である。 本発明の第2の実施の形態であって、主基板ブラケット、基板ケースおよびスイッチ装置を示す分解斜視図である。 本発明の第3の実施の形態であって、かしめカバー体を示す斜視図である。 本発明の第4の実施の形態であって、主基板ブラケット、基板ケースおよびスイッチ装置を示す分解斜視図である。 本発明の第5の実施の形態であって、主基板ブラケット、基板ケースおよびスイッチ装置を示す分解斜視図である。 本発明の第6の実施の形態であって、主基板ブラケット、基板ケースおよびスイッチ装置を示す分解斜視図である。 本発明の第6の実施の形態であって、基板ケースを示す分解斜視図である。 本発明の第6の実施の形態であって、主基板ブラケット、基板ケース、スイッチ装置およびかしめカバー体を示す正面図である。 本発明の第6の実施の形態であって、主基板ブラケット、基板ケースおよびスイッチ装置を示す正面図である。 本発明の第6の実施の形態であって、主基板ブラケット、基板ケースおよびスイッチ装置を示す分解斜視図である。 本発明の第6の実施の形態であって、かしめカバー体を示す正面図である。 本発明の第6の実施の形態であって、かしめカバー体を示す斜視図である。 本発明の第6の実施の形態であって、かしめカバー体を示す背面斜視図である。 本発明の第6の実施の形態であって、主基板ブラケット、基板ケース、スイッチ装置およびかしめカバー体を示す断面図である。 本発明の第6の実施の形態であって、主基板ブラケット、基板ケース、スイッチ装置およびかしめカバー体を示す断面図である。 本発明の第6の実施の形態であって、主基板ブラケット、基板ケースおよびスイッチ装置を示す分解斜視図である。
(1)第1の実施の形態
以下、本発明の第1の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
また、本実施の形態において、「前方」とは、筐体11の背板15に主基板ブラケット20を取り付けた場合における、主基板ブラケット20から筐体11の正面開口部に向かう方向をいう。
また、「右方」とは、筐体11の背板15に主基板ブラケット20を取り付けた場合における、主基板ブラケット20から筐体11の右側板13aに向かう方向をいう。また、「左方」とは、筐体11の背板15に主基板ブラケット20を取り付けた場合における、主基板ブラケット20から筐体11の左側板13bに向かう方向をいう。
また、「後方」とは、筐体11の背板15に主基板ブラケット20を取り付けた場合における、主基板ブラケット20から筐体11の背板15に向かう方向をいう。
また、「上方」及び「上側」とは、筐体11の背板15に主基板ブラケット20を取り付けた場合における、主基板ブラケット20から筐体11の天板14に向かう方向、及び主基板ブラケット20から見た天板14側をいう。
また、「下方」及び「下側」とは、筐体11の背板15に主基板ブラケット20を取り付けた場合における、主基板ブラケット20から筐体11の底板12に向かう方向、及び主基板ブラケット20から見た底板12側をいう。
(スロットマシン10)
本実施の形態に係る遊技機は、スロットマシン10であって、遊技媒体として、遊技メダルを使用するものである。
スロットマシン10は、図1に示すように、正面側(スロットマシン10から見て、スロットマシン10と対向する遊技者の方向)に向かって開口する正面開口部を有する四角箱状の筐体11と、筐体11の正面開口部を開閉自在に塞ぐ前扉(図示せず)とを有する。
筐体11は、底部に配置される底板12と、底板12の両側に配置される右側板13a及び左側板13bと、底板12に対向し、かつ頂部に配置される天板14と、底板12、右側板13a、左側板13b、及び天板14から形成される枠体における、正面開口部に対向する後面を塞ぐ背板15とから構成されている。
また、筐体11には、高さ方向の中央付近に、筐体11の内部空間を上下2つの空間に仕切る中板(図示せず)が設けられている。そして、筐体11における中板の下方には、スロットマシン10に備えられた各種装置に電力を供給するための電源装置16や、遊技メダルを貯留するとともに遊技メダルを払い出すためのホッパーユニット17等が設置されている。また、筐体11における中板の上方には、複数の回転リール18を備えたリールユニット19が設置されており、リールユニット19の上方には、スロットマシン10の動作を制御する主基板(図示せず)を収納した基板ケース35と、複数種類のスイッチを有するスイッチ装置45とが併設されている。
具体的には、主基板を収納した基板ケース35とスイッチ装置45とは、図1に示すように、主基板ブラケット20を介して、筐体11の背板15の前面に取り付けられている。そして、主基板ブラケット20、主基板を収納した基板ケース35およびスイッチ装置45に、本発明に係る固定構造が適用されており、これらの構造について以下に説明する。
(主基板ブラケット20)
主基板ブラケット20は、図2に示すように、主基板を収納した基板ケース35とスイッチ装置45とが設けられる基部21と、基部21の右縁から前方に立設する右側壁部22と、基部21の左縁から前方に立設する左側壁部23と、基部21の下縁から前方に立設する下壁部24とを備え、基部21、右側壁部22、左側壁部23および下壁部24が一体に形成されて、前面および上面が開口する箱状に形成されている。
また、基部21の右端部付近には、図2に示すように、スイッチ装置45を主基板ブラケット20に位置決めして取り付けるためのスイッチ装置嵌合凹部25が形成されている。また、基部21におけるスイッチ装置嵌合凹部25の左隣には、上下に一対の円柱状の支柱27,27が立設されており、一対の支柱27,27の間には、後述するかしめ手段60を構成する3個の円筒状のかしめ部28,28,28が、上下方向に互いに所定の間隔で離間するように並んで立設されている。また、基部21における、一対の支柱27,27のうち上側に位置する支柱27の上方には、先端に係止突起が形成された弾性変形可能な係止アーム26が立設されている。
一対の支柱27,27は、基板ケース35とスイッチ装置45とを主基板ブラケット20に位置決めして取り付けるためのものである。また、係止アーム26は、基板ケース35を主基板ブラケット20に位置決めして取り付けるためのものである。
また、基部21における、スイッチ装置嵌合凹部25と3個のかしめ部28,28,28との間であって、3個のかしめ部28,28,28のうち真中に位置するかしめ部28と下側に位置するかしめ部28との間には、図2に示すように、後述するハーネス80の電線群を保持するためのU字状のハーネス保持部32が立設されている。
また、基部21には、図2に示すように、主基板ブラケット20を筐体11の背板15に取り付け固定するための取付ボルトを挿通させるボルト孔30が所定の位置に適宜数(4個)形成されている。
また、右側壁部22の内側には、特に図示していないが、後述するスイッチ装置45におけるスイッチケース46の右側部55に形成された嵌合凸部50に嵌合してスイッチ装置45を主基板ブラケット20に仮止め固定するための嵌合凹部が形成されている。
また、左側壁部23の内側には、図2に示すように、後述する基板ケース35の左側部に形成された嵌合凸部(図示せず)に嵌合して基板ケース35を主基板ブラケット20に仮止め固定するための嵌合凹部31が形成されている。
(基板ケース35)
基板ケース35は、特に図示していないが、前面が開口する略矩形箱状に形成されるとともに、透明なプラスチックにより一体に形成されたケース基体と、後面が開口する略矩形箱状に形成されるとともに、透明なプラスチックにより一体に形成されたケース蓋とを備える。
具体的には、ケース基体の内部には、スロットマシン10の動作を制御する主基板(図示せず)が固定されて配設され、ケース蓋は、主基板が配設されたケース基体の前面とケース蓋の後面とが重なるようにケース基体に取り付けられている。また、本実施の形態において、ケース基体とケース蓋とは、容易には開放できないようにするとともに、開放したときには痕跡が残るようにかしめて固定されている。なお、ケース基体とケース蓋とをかしめて固定する構造については、公知の構造が適用されているので、その説明は省略する。
また、基板ケース35の右側部43には、図2に示すように、右側部43から右方に突出するケース突出ボス部36が、主基板ブラケット20の一対の支柱27,27に対応して、上下に一対形成されている。また、各ケース突出ボス部36には、主基板ブラケット20の支柱27が挿通するための支柱挿通孔37が形成されている。一対のケース突出ボス部36,36は、基板ケース35を主基板ブラケット20に位置決めして取り付けるためのものである。
また、一対のケース突出ボス部36,36は、基板ケース35における厚さ方向の中心に位置するように形成されている。具体的には、一対のケース突出ボス部36,36は、基板ケース35とスイッチ装置45とを主基板ブラケット20に取り付けた際に、主基板ブラケット20の前面と一対のケース突出ボス部36,36の間に、後述するスイッチ装置45の一対のスイッチ突出ボス部48,48が配置可能なように形成されている。
また、基板ケース35の右側部43における一対のケース突出ボス部36,36の間には、図2に示すように、右側部43から右方に突設されるとともに、後述するかしめ手段60を構成する、後面が開口する有蓋円筒状の装着かしめ部40が、主基板ブラケット20の3個のかしめ部28,28,28のうちの上側に位置するかしめ部28に対応して形成されている。
また、基板ケース35の左側部には、特に図示していないが、左側部から左方に突設されるとともに、主基板ブラケット20の左側壁部23に形成された嵌合凹部31に嵌合して基板ケース35を主基板ブラケット20に仮止め固定するための嵌合凸部が形成されている。
また、基板ケース35の前面44における右端部付近には、図2に示すように、前方に向かって開口する開口部41が形成されており、この開口部41において、収納された主基板の一部が露出している。基板ケース35の開口部41は、後述するハーネス80の主基板側の端部が挿通して、主基板と接続するためのものである。なお、基板ケース35の開口部41は、後述するかしめ手段60を構成するかしめカバー体61の第2カバー部63により覆われるものとなっている。
また、基板ケース35の前面44における右端部であって、開口部41に対応する位置には、図2に示すように、後述するハーネス80の電線群を保持するためのU字状のハーネス保持部42が立設されている。
また、基板ケース35の上端部の所定の箇所には、特に図示していないが、ケース基体とケース蓋とに渡ってICタグ付き封印シールが貼付されている。ICタグ付き封印シールは、基板ケース35を開放することなく、内部に収納された主基板の製造番号などの情報を確認することができるようにするとともに、基板ケース35を開放したときに、ICタグ付き封印シールの切断という痕跡が残るようにするためのものである。また、基板ケース35の前面44には、主基板の製造番号を記載した管理表と、主基板、基板ケース35、スイッチ装置45およびハーネス80の保守点検などの履歴を管理するための記録シールとが貼付されている。
また、基板ケース35は、主基板ブラケット20に取り付けられた後に、基板ケース35と主基板ブラケット20とに渡って、本体封印シールが貼付されるものとなっている。具体的には、基板ケース35の上端部の所定の箇所と、主基板ブラケット20の上端部の所定の箇所とに渡って、本体封印シールが貼付される。本体封印シールは、基板ケース35を主基板ブラケット20から取り外した際に、または、基板ケース35を開放した際に、本体封印シールの切断という痕跡が残るようにするためのものである。
(スイッチ装置45)
スイッチ装置45は、図2に示すように、略四角箱状に形成されるとともに、前面に複数種類のスイッチが設けられたスイッチケース46と、スイッチケース46の前面を開閉自在に塞ぐスイッチ扉47とを備える。
また、スイッチケース46の左側部54における後端部付近には、図2および図3に示すように、左側部54から左方に突出するスイッチ突出ボス部48が、主基板ブラケット20の一対の支柱27,27に対応して、上下に一対形成されている。また、各スイッチ突出ボス部48には、主基板ブラケット20の支柱27が挿通するための支柱挿通孔49が形成されている。一対のスイッチ突出ボス部48,48は、スイッチ装置45を主基板ブラケット20に位置決めして取り付けるためのものである。
また、スイッチケース46の右側部55には、図2に示すように、右側部55から右方に突設されるとともに、主基板ブラケット20の右側壁部22に形成された嵌合凹部(図示せず)に嵌合してスイッチ装置45を主基板ブラケット20に仮止め固定するための嵌合凸部50が形成されている。
また、スイッチケース46の左側部54には、図3に示すように、後述するハーネス80の電線群が挿通するための切り欠き部53が形成されている。
また、スイッチケース46の前面には、特に図示していないが、スロットマシン10を遊技の設定を変更することが可能な状態とするための設定キースイッチと、遊技の設定を変更するための設定変更スイッチと、エラーを解除するためのリセットスイッチと、打ち止めの有無を設定するための打ち止めスイッチとが設けられている。なお、スイッチ装置45が備える複数種類のスイッチとしては、これに限定されるものではない。
(ハーネス80)
ハーネス80は、主基板とスイッチ装置45の複数種類のスイッチとを電気的に接続するものである。具体的には、ハーネス80の主基板側の端部は、図4に示すように、基板ケース35の開口部41を挿通して、主基板に接続される。また、ハーネス80のスイッチ装置45側の端部は、図3に示すように、後述するかしめ手段60を構成するかしめカバー体61における第1カバー部62の右側部64に形成された切り欠き部65と、スイッチ装置45におけるスイッチケース46の左側部54の切り欠き部53とを挿通して、スイッチ装置45の各々のスイッチ(図示せず)に接続される。
また、ハーネス80の電線群は、主基板ブラケット20における3個のかしめ部28,28,28のうち真中に位置するかしめ部28と下側に位置するかしめ部28との間を挿通して配置される。また、ハーネス80の電線群は、図4に示すように、基板ブラケット20のU字状のハーネス保持部32と、基板ケース35のU字状のハーネス保持部42とにより保持される。
(かしめ手段60)
かしめ手段60は、基板ケース35とスイッチ装置45とを取り外すことができないように主基板ブラケット20に共にかしめて固定するものである。
具体的には、かしめ手段60は、図2に示すように、主基板ブラケット20の基部21の前面に立設された3個の円筒状のかしめ部28,28,28と、基板ケース35の右側部43から右方に突設された有蓋円筒状の装着かしめ部40と、後面が開口する略箱状に形成されるとともに、円筒状の装着かしめ部68(図3および図5参照)を有するかしめカバー体61と、主基板ブラケット20のかしめ部28と基板ケース35の装着かしめ部40とに挿入されて係合する円筒状の接続部材90と、主基板ブラケット20のかしめ部28とかしめカバー体61の装着かしめ部68とに挿入されて係合する円筒状の接続部材90とを備える。
(かしめカバー体61)
かしめカバー体61は、図2および図5に示すように、後面が開口する略矩形箱状に形成されるとともに、左側部に開口部を有する第1カバー部62と、第1カバー部62における左側部の開口部を覆うように、第1カバー部62の左側部から左方に突設されるとともに、後面が開口する略矩形箱状に形成された第2カバー部63とを備え、第1カバー部62および第2カバー部63が透明なプラスチックにより一体に形成されている。
かしめカバー体61における第1カバー部62は、主基板ブラケット20における一対の支柱27,27、3個のかしめ部28,28,28、およびハーネス80を覆うように形成されている。
また、かしめカバー体61における第2カバー部63は、基板ケース35の開口部41を覆うように形成されている。
また、かしめカバー体61における第1カバー部62の右側部64には、図2および図5に示すように、ハーネス80の電線群が挿通するための切り欠き部65が形成されている。
また、かしめカバー体61における第1カバー部62の前面部66の後面72には、図3および図5に示すように、後面72から後方に突出する円筒部67が、主基板ブラケット20の一対の支柱27,27に対応して、上下に一対形成されている。一対の円筒部67,67は、かしめカバー体61を主基板ブラケット20に位置決めして取り付けるためのものである。
また、第1カバー部62の前面部66の後面72における一対の円筒部67,67の間には、後面72から後方に突出する円筒状の装着かしめ部68が、主基板ブラケット20の3個のかしめ部28,28,28のうち真中および下側に位置するかしめ部28,28に対応して、2個形成されている。2個の装着かしめ部68,68は、かしめカバー体61を主基板ブラケット20にかしめて固定するためのものである。
また、かしめカバー体61における第1カバー部62の前面部66には、図2および図6に示すように、各装着かしめ部68を囲うように複数の弧状の開口部70が形成されている。具体的には、かしめカバー体61における第1カバー部62の前面部66には、一の装着かしめ部68に対応して4個の弧状の開口部70,70,70,70が形成されており、互いに隣り合う開口部70,70の間には、当該装着かしめ部68をかしめカバー体61に連結するための連結部71が形成されている。すなわち、装着かしめ部68は、連結部71により、かしめカバー体61に繋がれている。
(かしめ部28)
主基板ブラケット20の基部21に立設された3個の円筒状のかしめ部28,28,28について、説明する。3個のかしめ部28,28,28は、互いに同一の構成となっているので、いずれか一つについて説明し、他の2個のかしめ部28,28については、その説明を省略する。
かしめ部28は、前面が開口する円筒状に形成され、その内周面に、後述する接続部材90の外周面に形成された弾性変形可能な係合凸部92と係合する係合凹部85が、互いに対向して一対形成されている(図8(A)参照)。また、かしめ部28の底面には、内周面に当接しながら立設された回転規制突起86が、互いに対向して一対形成されている。
また、かしめ部28の内径は、接続部材90の外径とほぼ同一となっている。
(装着かしめ部40)
基板ケース35の右側部43に形成された後面が開口する有蓋円筒状の装着かしめ部40について、説明する。装着かしめ部40は、主基板ブラケット20の3個のかしめ部28,28,28のうち上側に位置するかしめ部28に係合するものである。
装着かしめ部40は、後面が開口する有蓋円筒状に形成され、その内周面に、後述する接続部材90の外周面に形成された弾性変形可能な係合凸部92と係合する係合凹部87が、互いに対向して一対形成されている(図8(B)参照)。また、装着かしめ部40の底面には、内周面に当接しながら立設された回転規制突起88が、互いに対向して一対形成されている。
また、装着かしめ部40の内径は、接続部材90の外径とほぼ同一となっている。
(装着かしめ部68)
かしめカバー体61における第1カバー部62の前面部66の後面72に形成された2個の円筒状の装着かしめ部68,68について、説明する。かしめカバー体61の2個の装着かしめ部68,68のうち上側に位置する装着かしめ部68は、主基板ブラケット20の3個のかしめ部28,28,28のうちの真中に位置するかしめ部28に係合し、下側に位置する装着かしめ部68は、主基板ブラケット20の3個のかしめ部28,28,28のうちの下側に位置するかしめ部28に係合するものである。
なお、かしめカバー体61の2個の円筒状の装着かしめ部68,68は、基板ケース35の装着かしめ部40と同一の構成となっているので、その説明は省略する。
(接続部材90)
主基板ブラケット20のかしめ部28と基板ケース35の装着かしめ部40とに挿入されて係合する円筒状の接続部材90について、説明する。なお、主基板ブラケット20のかしめ部28とかしめカバー体61の装着かしめ部68とに挿入されて係合する円筒状の接続部材90は、主基板ブラケット20のかしめ部28と基板ケース35の装着かしめ部40とに挿入されて係合する円筒状の接続部材90と同一の構造となっているので、その説明は省略する。
接続部材90は、図7に示すように、円筒状に形成され、それぞれの端部に、所定幅の切り欠き溝である回転規制溝91,91が、180度離れる位置関係で、一対形成されている。また、接続部材90の外周面における、それぞれの端部付近には、かしめ部28の係合凹部85または装着かしめ部40の係合凹部87に係合する係合凸部92,92が、180度離れる位置関係で、一対形成されている。
各係合凸部92は、図7に示すように、当該係合凸部92が形成されている接続部材90の端部から中央に向かうにつれて外側に突出するように形成され、U字状の切り欠き部93により、内側に向けて弾性変形可能となっている。また、各係合凸部92は、当該係合凸部92が形成されている接続部材90の端部側から見て反時計回り方向の角部が斜めに切り欠かれたテーパー面94に形成されている。
また、接続部材90の両端部に形成された各回転規制溝91および各係合凸部92は、接続部材90の円筒軸を中心に約90度位相をずらした位置関係に形成されている。また、接続部材90の外径は、かしめ部28および装着かしめ部40の内径とほぼ同一となっている。
(係合動作)
以上のように構成された主基板ブラケット20のかしめ部28と基板ケース35の装着かしめ部40との係合動作について、説明する。なお、主基板ブラケット20のかしめ部28とかしめカバー体61の装着かしめ部68との係合動作については、主基板ブラケット20のかしめ部28と基板ケース35の装着かしめ部40との係合動作と同一であるので、その説明は省略する。
かしめ部28と装着かしめ部40との係合動作は、基板ケース35を主基板ブラケット20に取り付ける際に行われる。具体的には、基板ケース35の装着かしめ部40は、主基板ブラケット20の3個のかしめ部28,28,28のうち上側に位置するかしめ部28と係合する。
より具体的には、まず、主基板ブラケット20のかしめ部28に接続部材90の一端側を、かしめ部28の回転規制突起86が回転規制溝91内に入り込むように、位置合わせして挿入する。このとき、接続部材90は、一端側の外周面に形成された係合凸部92がかしめ部28の内周面に当接して内側に弾性変形しながら挿入される。そして、接続部材90をかしめ部28の所定の位置まで挿入すると、図8(A)に示すように、かしめ部28の内周面に形成された係合凹部85と接続部材90の係合凸部92とが係合し、接続部材90がかしめ部28に係合保持される。
次に、基板ケース35を主基板ブラケット20に取り付けると、基板ケース35の装着かしめ部40が接続部材90の他端側に覆い被さる。このとき、接続部材90は、他端側の外周面に形成された係合凸部92が装着かしめ部40の内周面に当接して弾性変形しながら挿入される。そして、図8(B)に示すように、装着かしめ部40の内周面に形成された係合凹部87と接続部材90の係合凸部92とが係合し、接続部材90が装着かしめ部40とも係合保持される。すなわち、装着かしめ部40がかしめ部28に係合保持される。なお、このとき、装着かしめ部40の回転規制突起88が回転規制溝91内に入り込んで、位置決めされている。
(主基板ブラケット20、基板ケース35およびスイッチ装置45の取り付け)
主基板ブラケット20、基板ケース35およびスイッチ装置45の取り付けについて、説明する。
まず、主基板ブラケット20を筐体11の背板15の前面に取り付ける。具体的には、主基板ブラケット20の基部21におけるボルト孔30に取付ボルトを挿通させて、主基板ブラケット20を筐体11の背板15の前面に取り付ける。
また、基板ケース35に主基板を収納して、容易には開放できないようにするとともに、開放したときには痕跡が残るようにかしめて固定し、ケース基体とケース蓋とに渡ってICタグ付き封印シールを貼付する。これについては、説明を省略する。
次に、スイッチ装置45を主基板ブラケット20に取り付ける。具体的には、スイッチケース46の左側部54に形成された一対のスイッチ突出ボス部48,48の支柱挿通孔49,49に主基板ブラケット20の一対の支柱27,27を挿通させる。そして、その状態のまま、スイッチ装置45を主基板ブラケット20の基部21におけるスイッチ装置嵌合凹部25に嵌め込む。このとき、スイッチケース46の右側部55に形成された嵌合凸部50が、主基板ブラケット20の右側壁部22の内側に形成された、図示しない嵌合凹部と嵌合する。これにより、スイッチ装置45は、主基板ブラケット20に位置決めされて取り付けられるとともに、主基板ブラケット20に仮止め固定される。
次に、自由状態にある一の接続部材90の一端側を、主基板ブラケット20の3個のかしめ部28,28,28のうち上側に位置するかしめ部28に挿入する。これについては、上述の通りである。
次に、主基板を収納した基板ケース35を主基板ブラケット20に取り付ける。具体的には、基板ケース35の右側部43に形成された一対のケース突出ボス部36,36の支柱挿通孔37,37に主基板ブラケット20の一対の支柱27,27を挿通させる。そして、その状態のまま、基板ケース35を主基板ブラケット20の基部21の前面に配置する。このとき、基板ケース35の左側部に形成された、図示しない嵌合凸部が、基板ブラケット20の左側壁部23の内側に形成された嵌合凹部31と嵌合する。これにより、基板ケース35は、主基板ブラケット20に位置決めされて取り付けられるとともに、主基板ブラケット20に仮止め固定される。
また、基板ケース35が主基板ブラケット20に仮止め固定されると、基板ケース35の装着かしめ部40が接続部材90の他端側に覆い被さり、基板ケース35の装着かしめ部40が、主基板ブラケット20の3個のかしめ部28,28,28のうち上側に位置するかしめ部28に係合保持される。これについては、上述の通りである。これにより、基板ケース35は、主基板ブラケット20にスイッチ装置45と共にかしめて固定される。
次に、自由状態にある他の一の接続部材90の一端側を、主基板ブラケット20の3個のかしめ部28,28,28のうち真中に位置するかしめ部28に挿入する。これについては、上述の通りである。
さらに、主基板とスイッチ装置45の複数種類のスイッチとをハーネス80により接続する。具体的には、ハーネス80の電線群を、主基板ブラケット20における3個のかしめ部28,28,28のうち真中に位置するかしめ部28と下側に位置するかしめ部28との間を挿通させて配置するとともに、主基板ブラケット20のU字状のハーネス保持部32と、基板ケース35のU字状のハーネス保持部42とにより保持させる。
次に、かしめカバー体61を主基板ブラケット20に取り付ける。具体的には、かしめカバー体61における第1カバー部62の前面部66の後面72に形成された一対の円筒部67,67に主基板ブラケット20の一対の支柱27,27を挿通させる。そして、その状態のまま、かしめカバー体61を主基板ブラケット20の基部21の前面に配置する。このとき、かしめカバー体61における第1カバー部62の前面部66の後面72に形成された2個の装着かしめ部68,68のうち上側に位置する装着かしめ部68が、接続部材90の他端側に覆い被さり、主基板ブラケット20の3個のかしめ部28,28,28のうち真中に位置するかしめ部28に係合保持される。これについては、上述の通りである。これにより、かしめカバー体61は、主基板ブラケット20にかしめて固定される。
また、かしめカバー体61を主基板ブラケット20にかしめて固定すると、かしめカバー体61の第1カバー部62により、主基板ブラケット20における一対の支柱27,27、3個のかしめ部28,28,28、およびハーネス80が覆われる。このため、かしめカバー体61を主基板ブラケット20にかしめて固定すると、基板ケース35とスイッチ装置45とが、取り外すことができないように主基板ブラケット20に共にかしめて固定される。
また、同様に、かしめカバー体61を主基板ブラケット20にかしめて固定すると、かしめカバー体61の第2カバー部63により、基板ケース35の開口部41が覆われる。これにより、主基板およびハーネス80に対する不正行為を防止することができる。
最後に、基板ケース35と主基板ブラケット20とに渡って、本体封印シールを貼付する。
(かしめカバー体61の取り外し)
上述のように主基板ブラケット20にかしめて固定されたかしめカバー体61の取り外しについて説明する。
かしめカバー体61を主基板ブラケット20から取り外す場合には、ニッパ等の工具を用いて、かしめカバー体61と、かしめカバー体61における、接続部材90と係合状態にある装着かしめ部68とを繋ぐ4個の連結部71,71,71,71を切断する。これにより、かしめカバー体61と当該装着かしめ部68とが切り離され、かしめカバー体61を主基板ブラケット20から取り外すことが可能となる。このとき、かしめカバー体61から切り離された装着かしめ部68は、接続部材90と係合状態にあるので、主基板ブラケット20側に残ることとなる。
そして、再度、かしめカバー体61を主基板ブラケット20に取り付ける場合には、かしめカバー体61から切り離された装着かしめ部68と係合状態にある接続部材90を再利用すべく、装着かしめ部68と接続部材90との係合状態、および、主基板ブラケット20のかしめ部28と接続部材90との係合状態を解除する。
具体的には、まず、装着かしめ部68を反時計回りに回転させる。装着かしめ部68を反時計回りに回転させると、図9(A)に示すように、主基板ブラケット20に固定されているかしめ部28に対して、接続部材90が反時計周りに回転する。このとき、接続部材90における、かしめ部28と係合状態にある一端側の係合凸部92のテーパー面94により、接続部材90の一端側の係合凸部92が、内側に弾性変形してかしめ部28の係合凹部85から外れ出る(図9(B)参照)。これにより、主基板ブラケット20のかしめ部28と接続部材90との係合状態が解除され、他端側で装着かしめ部68と係合している接続部材90を、かしめ部28から取り出すことが可能となる。
次に、装着かしめ部68に対して接続部材90を反時計周りに相対回転させる。すると、接続部材90における、装着かしめ部68と係合状態にある他端側の係合凸部92のテーパー面94により、接続部材90の他端側の係合凸部92が、内側に弾性変形して装着かしめ部68の係合凹部から外れ出る。これにより、かしめカバー体61から切り離された装着かしめ部68と接続部材90との係合状態が解除され、接続部材90を装着かしめ部68から取り出すことが可能となる。
そして、再度、かしめカバー体61を主基板ブラケット20に取り付ける場合には、取り出した接続部材90と、主基板ブラケット20の3個のかしめ部28,28,28のうち下側に位置するかしめ部28と、かしめカバー体61の2個の装着かしめ部68,68のうち下側に位置する装着かしめ部68とを用いて、かしめカバー体61を主基板ブラケット20にかしめて固定する。この作業については、上述と同様である。
なお、かしめカバー体61を主基板ブラケット20に再度取り付ける場合に用いる接続部材90は、取り出したものに限られるものではなく、別途新しく用意した接続部材90を利用するようにしても良い。
また、主基板ブラケット20のかしめ部28と基板ケース35の装着かしめ部40との係合状態も、基板ケース35の装着かしめ部40を基板ケース35から切り離すことで、上述と同様に解除可能である。しかしながら、本実施の形態では、主基板ブラケット20と基板ケース35とのかしめ固定を解除することは予定していない。したがって、基板ケース35を主基板ブラケット20から取り外した場合には、基板ケース35と基板ケース35の装着かしめ部40との切断という痕跡が残るので、不正行為の発見が容易となる。
(作用・効果)
上述の如く、本実施の形態に係る遊技機における基板ケース35及びスイッチ装置45の固定構造において、主基板ブラケット20の前面には、一対の支柱27,27、および3個のかしめ部28,28,28が立設される。そして、一対の支柱27,27、および3個のかしめ部28,28,28を左右から挟み込むように主基板ブラケット20の前面には、主基板を収納した基板ケース35とスイッチ装置45とが併設される。具体的には、まず、スイッチ装置45を、一対の支柱27,27により、主基板ブラケット20に仮止め固定した後に、基板ケース35を、一対の支柱27,27により、主基板ブラケット20に仮止め固定する。このとき、基板ケース35とスイッチ装置45とは、かしめ部28、装着かしめ部40、および一の接続部材90により、主基板ブラケット20に共にかしめて固定される。
また、主基板とスイッチ装置45の複数種類のスイッチとは、ハーネス80により、電気的に接続される。
また、ハーネス80の電線群は、主基板ブラケット20における3個のかしめ部28,28,28のうち真中に位置するかしめ部28と下側に位置するかしめ部28との間を挿通して配置される。さらに、ハーネス80の電線群は、主基板ブラケット20のU字状のハーネス保持部32と、基板ケース35のU字状のハーネス保持部42とにより保持される。これにより、ハーネス80の電線群を、ばらばらにならないようにまとめて配置することができるとともに、主基板ブラケット20の前面のスペースを有効利用することができる。
また、主基板ブラケット20の前面には、一対の支柱27,27、3個のかしめ部28,28,28、およびハーネス80の電線群を覆うように、装着かしめ部68を有するかしめカバー体61が設けられる。そして、かしめカバー体61は、かしめ部28、装着かしめ部68、および他の一の接続部材90により、主基板ブラケット20にかしめて固定される。また、かしめカバー体61を主基板ブラケット20にかしめて固定すると、基板ケース35とスイッチ装置45とが、取り外すことができないように主基板ブラケット20に共にかしめて固定される。
以上より、かしめ部28、装着かしめ部40、および装着かしめ部68が、基板ケース35とスイッチ装置45とにより左右から挟み込まれるとともに、かしめカバー体61により覆われるので、かしめ部28、装着かしめ部40、および装着かしめ部68に対する側方からの不正なアクセスを防止することができる。すなわち、基板ケース35における側方からの不正なアクセスによる基板ケース35の不正開放を防止することができるとともに、主基板に対する不正行為を防止することができる。
また、ハーネス80の電線群は、かしめカバー体61により覆われるので、ハーネス80に対する、不正な基板の取り付けや、短絡などの不正行為を防止することができる。
さらに、ハーネス80の電線群は、主基板ブラケット20のハーネス保持部32と、基板ケース35のハーネス保持部42とにより保持されるので、かしめカバー体61を主基板ブラケット20に取り付けた際に、かしめカバー体61によるハーネス80の挟み込みを防止することができる。
また、本実施の形態に係る遊技機における基板ケース35及びスイッチ装置45の固定構造において、かしめカバー体61は、かしめカバー体61とかしめカバー体61の装着かしめ部68とを繋ぐ4個の連結部71,71,71,71を切断することで、主基板ブラケット20から取り外すことが可能となる。そして、そのようにして、かしめカバー体61を主基板ブラケット20から取り外しても、基板ケース35は主基板ブラケット20にかしめて固定されたままとなる。これにより、基板ケース35と主基板ブラケット20とのかしめ固定を解除することなく、基板ケース35、スイッチ装置45およびハーネス80の保守点検などを行うことがきる。
また、本実施の形態において、装着かしめ部68は、かしめカバー体61に2個形成されているので、かしめカバー体61を主基板ブラケット20に取り付けた後、一度だけ、基板ケース35、スイッチ装置45およびハーネス80の保守点検などを行うことがきる。そして、取り外したかしめカバー体61を、再度、主基板ブラケット20に取り付けると、かしめカバー体61に連結部71の切断という痕跡が残るので、基板ケース35、スイッチ装置45およびハーネス80の保守点検などの履歴を管理することができる。具体的には、主基板ブラケット20からかしめカバー体61を取り外した際に、基板ケース35の前面に貼付された記録シールに日付などを記録しておくことで、かしめカバー体61における連結部71の切断の痕跡と合わせて、効率的に基板ケース35、スイッチ装置45およびハーネス80の保守点検などの履歴を管理することができる。
また、本実施の形態に係る遊技機における基板ケース35及びスイッチ装置45の固定構造において、主基板には、不正行為を防止すべく5つの封印が施される。具体的には、第一に、主基板は、基板ケース35に収納され、基板ケース35は、容易には開放できないようにするとともに、開放したときには痕跡が残るようにかしめて固定される。第二に、主基板を収納した基板ケース35は、開放したときに痕跡が残るようにケース基体とケース蓋とに渡ってICタグ付き封印シールが貼付される。第三に、主基板を収納した基板ケース35は、かしめ部28、装着かしめ部40、および一の接続部材90により、容易には主基板ブラケット20から取り外すことができないようにするとともに、取り外したときには痕跡が残るように、スイッチ装置45と共にかしめて固定される。第四に、主基板を収納した基板ケース35は、かしめ部28、装着かしめ部68、および他の一の接続部材90により、容易には主基板ブラケット20から取り外すことができないようにするとともに、取り外したときには痕跡が残るように、スイッチ装置45と共にかしめて固定される。このとき、かしめ部28、装着かしめ部40、および装着かしめ部68が、かしめカバー体61により、外部からアクセスできないように覆われる。第五に、基板ケース35を主基板ブラケット20から取り外した際に、または、基板ケース35を開放した際に、痕跡が残るように、主基板を収納した基板ケース35と主基板ブラケット20とに渡って本体封印シールが貼付される。
これにより、主基板に対する不正行為を確実に防止することができる。また、仮に、これら5つの封印を解除して不正行為が行われた場合であっても、それぞれの封印に対して解除した痕跡が残るので、不正行為が行われたことを容易に発見することができる。
(2)第2の実施の形態
以下、本発明の第2の実施の形態について説明する。
また、図10は、本発明の第2の実施の形態であって、主基板ブラケット20、基板ケース35およびスイッチ装置45を示す分解斜視図である。
(本実施の形態の概略)
本実施の形態は、上記第1の実施の形態とは、スイッチ装置45の構造が異なり、それ以外の点は、上記第1の実施の形態と同様である。以下、相違点を中心に第2の実施の形態を説明する。
(スイッチ装置45)
本実施の形態に係るスイッチ装置45は、図10に示すように、スイッチケース46の左側部54に、左側部54から左方に突出するとともに、前面および後面が開口する中空の舌片状の囲部95が2個連設されている。
2個の囲部95,95は、主基板ブラケット20の3個のかしめ部28,28,28のうち真中および下側に位置するかしめ部28,28に対応して形成されている。また、各囲部95は、基板ケース35、スイッチ装置45、およびかしめカバー体61を主基板ブラケット20に取り付けた際に、主基板ブラケット20のかしめ部28とかしめカバー体61の装着かしめ部68とを囲うためのものである。
(作用・効果)
このような構成としても、上述した第1の実施の形態と同様の作用、効果を奏する。
また、本実施の形態に係る遊技機における基板ケース35及びスイッチ装置45の固定構造において、主基板ブラケット20のかしめ部28とかしめカバー体61の装着かしめ部68とは、スイッチ装置45の囲部95により囲われる。
これにより、かしめ部28と装着かしめ部68とに対する側方からの不正なアクセスをより確実に防止することができる。すなわち、基板ケース35における側方からの不正なアクセスによる基板ケース35の不正開放をより確実に防止することができる。
(3)第3の実施の形態
以下、本発明の第3の実施の形態について説明する。
また、図11は、本発明の第3の実施の形態であって、かしめカバー体61を示す斜視図である。
(本実施の形態の概略)
本実施の形態は、上記第1の実施の形態とは、かしめカバー体61における第1カバー部62の右側部64に形成された切り欠き部65の形状が異なる。それ以外の点は、上記第1の実施の形態と同様である。以下、相違点を中心に第3の実施の形態を説明する。
本実施の形態において、かしめカバー体61の第1カバー部62の右側部64に形成された切り欠き部65は、かしめカバー体61を主基板ブラケット20に取り付けた際に、ハーネス80の電線群が位置するハーネス挿通部96と、かしめカバー体61を主基板ブラケット20に取り付ける際に、ハーネス80の電線群をハーネス挿通部96に案内するハーネス案内部97とにより構成されている。
具体的には、ハーネス挿通部96は、図11に示すように、かしめカバー体61における第1カバー部62の右側部64において、かしめカバー体61を主基板ブラケット20に取り付けた際にハーネス80の電線群が挿通する位置に対応して、舌片状に切り欠かれて形成されている。
また、ハーネス案内部97は、図11に示すように、かしめカバー体61における第1カバー部62の右側部64において、ハーネス挿通部96に連続して形成されるとともに、後方に向かうにつれて拡開するテーパー状に形成されている。
(作用・効果)
このような構成としても、上述した第1の実施の形態と同様の作用、効果を奏する。
また、本実施の形態に係る遊技機における基板ケース35及びスイッチ装置45の固定構造において、かしめカバー体61を主基板ブラケット20の前面に取り付けると、かしめカバー体61における第1カバー部62の右側部64に形成されたハーネス案内部97により、ハーネス80の電線群が、ハーネス挿通部96に案内される。そして、ハーネス挿通部96に案内されたハーネス80の電線群は、主基板ブラケット20のハーネス保持部32により保持される。
これにより、たとえば、ハーネス80の電線群が、一つの束に結束されていない、ばらばらの電線群である場合においても、かしめカバー体61によるハーネス80の電線群の挟み込みを防止することができるとともに、手間をかけずに効率良く、かしめカバー体61を主基板ブラケット20に取り付けることができる。
(4)第4の実施の形態
以下、本発明の第4の実施の形態について説明する。
また、図12は、本発明の第4の実施の形態であって、主基板ブラケット20、基板ケース35およびスイッチ装置45を示す分解斜視図である。
(本実施の形態の概略)
本実施の形態は、上記第1の実施の形態とは、基板ケース35の装着かしめ部40の数、かしめカバー体61の装着かしめ部68の数、および、スイッチ装置45における一対のスイッチ突出ボス部48,48の配置位置が異なる。また、基板ケース35とスイッチ装置45とを主基板ブラケット20に取り付ける順番が異なる。それ以外の点は、上記第1の実施の形態と同様である。以下、相違点を中心に第4の実施の形態を説明する。
本実施の形態において、基板ケース35の右側部43には、図12に示すように、装着かしめ部40が2個並設されている。具体的には、2個の装着かしめ部40は、主基板ブラケット20の3個のかしめ部28,28,28のうちの上側に位置するかしめ部28と真中に位置するかしめ部28とに対応して形成されている。
また、本実施の形態において、スイッチ装置45における一対のスイッチ突出ボス部48,48は、図12に示すように、スイッチケース46の左側部54における前端部付近に形成されている。
また、本実施の形態において、かしめカバー体61における第1カバー部62の前面部66の後面72には、装着かしめ部68が、1個形成されている。具体的には、装着かしめ部68は、主基板ブラケット20の3個のかしめ部28,28,28のうちの下側に位置するかしめ部28に対応して形成されている。
(主基板ブラケット20、基板ケース35およびスイッチ装置45の取り付け)
主基板ブラケット20、基板ケース35およびスイッチ装置45の取り付けについて、説明する。
まず、主基板ブラケット20を筐体11の背板15の前面に取り付ける。これについては、上記第1の実施の形態と同様である。
また、基板ケース35に主基板を収納して、容易には開放できないようにするとともに、開放したときには痕跡が残るようにかしめて固定し、ケース基体とケース蓋とに渡ってICタグ付き封印シールを貼付する。これについては、説明を省略する。
次に、自由状態にある一の接続部材90の一端側を、主基板ブラケット20の3個のかしめ部28,28,28のうち上側に位置するかしめ部28に挿入する。これについては、上記第1の実施の形態と同様である。
次に、主基板を収納した基板ケース35を主基板ブラケット20に取り付ける。具体的には、基板ケース35の右側部43に形成された一対のケース突出ボス部36,36の支柱挿通孔37,37に主基板ブラケット20の一対の支柱27,27を挿通させる。そして、その状態のまま、基板ケース35を主基板ブラケット20の基部21の前面に配置する。このとき、基板ケース35の左側部に形成された、図示しない嵌合凸部が、基板ブラケット20の左側壁部23の内側に形成された嵌合凹部31と嵌合する。これにより、基板ケース35は、主基板ブラケット20に位置決めされて取り付けられるとともに、主基板ブラケット20に仮止め固定される。
また、基板ケース35が主基板ブラケット20に仮止め固定されると、基板ケース35の装着かしめ部40が、接続部材90の他端側に覆い被さり、主基板ブラケット20の3個のかしめ部28,28,28のうち上側に位置するかしめ部28に係合保持される。これについては、上記第1の実施の形態と同様である。これにより、基板ケース35は、主基板ブラケット20にかしめて固定される。
次に、スイッチ装置45を主基板ブラケット20に取り付ける。さらに、主基板とスイッチ装置45の複数種類のスイッチとをハーネス80により接続する。これらについては、上記第1の実施の形態と同様である。
次に、自由状態にある他の一の接続部材90の一端側を、主基板ブラケット20の3個のかしめ部28,28,28のうち下側に位置するかしめ部28に挿入する。これについては、上記第1の実施の形態と同様である。
次に、かしめカバー体61を主基板ブラケット20に取り付ける。具体的には、かしめカバー体61における第1カバー部62の前面部66の後面72に形成された一対の円筒部67,67に主基板ブラケット20の一対の支柱27,27を挿通させる。そして、その状態のまま、かしめカバー体61を主基板ブラケット20の基部21の前面に配置する。このとき、かしめカバー体61における第1カバー部62の前面部66の後面72に形成された装着かしめ部68が接続部材90の他端側に覆い被さり、かしめカバー体61の装着かしめ部68が、主基板ブラケット20の3個のかしめ部28,28,28のうち下側に位置するかしめ部28に係合保持される。これについては、第1の実施の形態と同様である。これにより、かしめカバー体61は、主基板ブラケット20にかしめて固定される。
また、かしめカバー体61を主基板ブラケット20にかしめて固定すると、かしめカバー体61の第1カバー部62により、主基板ブラケット20における一対の支柱27,27、3個のかしめ部28,28,28、およびハーネス80が覆われる。このため、かしめカバー体61を主基板ブラケット20にかしめて固定すると、基板ケース35とスイッチ装置45とが、取り外すことができないように主基板ブラケット20に共にかしめて固定される。
また、同様に、かしめカバー体61を主基板ブラケット20にかしめて固定すると、かしめカバー体61の第2カバー部63により、基板ケース35の開口部41が覆われる。これにより、主基板とハーネス80に対する不正行為を防止することができる。
最後に、基板ケース35と主基板ブラケット20とに渡って、本体封印シールを貼付する。
(作用・効果)
このような構成としても、上述した第1の実施の形態と同様の作用、効果を奏する。
また、本実施の形態に係る遊技機における基板ケース35及びスイッチ装置45の固定構造において、かしめカバー体61を主基板ブラケット20から取り外すと、基板ケース35と主基板ブラケット20とのかしめ固定を解除することなく、スイッチ装置45を主基板ブラケット20から取り外すことが可能となる。これにより、スイッチ装置45とハーネス80とを交換することが可能となる。
また、本実施の形態に係る遊技機における基板ケース35及びスイッチ装置45の固定構造において、装着かしめ部40は、基板ケース35に2個形成されているので、基板ケース35を主基板ブラケット20に取り付けた後、一度だけ、主基板ブラケット20から基板ケース35を取り外し、基板ケース35に収納された主基板の保守点検などを行うことがきる。そして、取り外した基板ケース35を、再度、主基板ブラケット20に取り付けると、基板ケース35と、基板ケース35の装着かしめ部40との切断という痕跡が残るので、基板ケース35に収納された主基板の保守点検などの履歴を管理することができる。
また、本発明に係る遊技機における基板ケース35及びスイッチ装置45の固定構造によれば、スイッチ装置45の形状を変更するだけで、容易に仕様を変更することができる。たとえば、スイッチ装置45の不正行為に対する安全性を向上させたい場合には、スイッチ装置45を上記第1の実施の形態のように構成することで、スイッチ装置45の不正行為に対する安全性を向上させることができる。具体的には、スイッチ装置45における一対のスイッチ突出ボス部48,48を、スイッチケース46の左側部54における後端部付近に形成する。そして、スイッチ装置45を主基板ブラケット20に仮止め固定した後に、主基板ブラケット20のかしめ部28、基板ケース35の装着かしめ部40、および接続部材90により、基板ケース35を、主基板ブラケット20にスイッチ装置45と共にかしめて固定する。これにより、スイッチ装置45の不正行為に対する安全性を向上させることができる。
また、たとえば、スイッチ装置45やハーネス80を交換する等の保守点検を容易としたい場合には、スイッチ装置45を本実施の形態のように構成することで、スイッチ装置45やハーネス80を交換する等の保守点検を容易とすることができる。具体的には、スイッチ装置45における一対のスイッチ突出ボス部48,48を、スイッチケース46の左側部54における前端部付近に形成する。そして、基板ケース35を主基板ブラケット20にかしめて固定した後に、かしめカバー体61の装着かしめ部68、主基板ブラケット20のかしめ部28、および接続部材90により、スイッチ装置45を主基板ブラケット20に基板ケース90と共にかしめて固定する。これにより、スイッチ装置45やハーネス80を交換する等の保守点検を容易とすることができる。
すなわち、本発明によれば、目的に応じて、容易に仕様を変更することができる。
(5)第5の実施の形態
以下、本発明の第5の実施の形態について説明する。
また、図13は、本発明の第5の実施の形態であって、主基板ブラケット20、基板ケース35およびスイッチ装置45を示す分解斜視図である。
(本実施の形態の概略)
本実施の形態は、上記第4の実施の形態とは、かしめカバー体61の形状が異なる。それ以外の点は、上記第4の実施の形態と同様である。以下、相違点を中心に第5の実施の形態を説明する。
本実施の形態において、かしめカバー体61における第1カバー部62は、図13に示すように、主基板ブラケット20における一対の支柱27,27のうち下側に位置する支柱27、3個のかしめ部28,28,28のうち下側に位置するかしめ部28、およびハーネス80を覆うように形成されている。
また、かしめカバー体61における第2カバー部63は、上記第4の実施の形態と同様に、基板ケース35の開口部41を覆うように形成されている。
このような構成としても、上述した第4の実施の形態と同様の作用、効果を奏する。
また、本実施の形態に係る遊技機における基板ケース35及びスイッチ装置45の固定構造において、かしめカバー体61における第1カバー部62は、主基板ブラケット20における一対の支柱27,27のうち下側に位置する支柱27、3個のかしめ部28,28,28のうち下側に位置するかしめ部28、およびハーネス80を覆うように形成されているので、基板ケース35の装着かしめ部40の視認が容易となる。これにより、基板ケース35の装着かしめ部40を基板ケース35から切り離し、主基板に対する不正行為が行われた場合に、基板ケース35と、基板ケース35の装着かしめ部40との切断の痕跡をより発見しやすくなるので、不正行為が行われたことをより早期に発見することができる。
なお、かしめカバー体61における第1カバー部62は、主基板ブラケット20における一対の支柱27,27のうち下側に位置する支柱27、3個のかしめ部28,28,28のうち真中および下側に位置するかしめ部28,28、およびハーネス80を覆うように形成しても良い。
(6)第6の実施の形態
以下、本発明の第6の実施の形態について説明する。
また、図14乃至図24は、本発明の第6の実施の形態を示すものである。また、図14は、主基板ブラケット20、基板ケース35およびスイッチ装置45を示す分解斜視図である。また、図15は、基板ケース35を示す分解斜視図である。また、図16は、主基板ブラケット20、基板ケース35、スイッチ装置45およびかしめカバー体61を示す正面図である。また、図17は、主基板ブラケット20、基板ケース35およびスイッチ装置45を示す正面図である。また、図18は、主基板ブラケット20、基板ケース35およびスイッチ装置45を示す分解斜視図である。また、図19は、かしめカバー体61を示す正面図である。また、図20は、かしめカバー体61を示す斜視図である。また、図21は、かしめカバー体61を示す背面斜視図である。また、図22は、主基板ブラケット20、基板ケース35、スイッチ装置45およびかしめカバー体61を示す断面図である。また、図23は、主基板ブラケット35、基板ケース35、スイッチ装置45およびかしめカバー体61を示す断面図である。また、図24は、主基板ブラケット20、基板ケース35およびスイッチ装置45を示す分解斜視図である。
(本実施の形態の概略)
本実施の形態は、上記第1の実施の形態とは、製造番号などをレーザーマーキングするためのレーザーマーキング台座103を基板ケース35に設けた点、打ち止めスイッチ108を主基板に設けた点、主基板ブラケット20に基板ケース35をかしめて固定するかしめ固定(かしめ部28および装着かしめ部40)を解除することなく主基板ブラケット20からスイッチ装置45を取り外すことができるようにした点、主基板ブラケット20の構造、スイッチ装置45の形状、およびかしめカバー体61の形状が、主として異なる。
以下、相違点を中心に第6の実施の形態を説明する。
(主基板ブラケット20)
本実施の形態では、主基板ブラケット20の基部21におけるスイッチ装置嵌合凹部25の上端部には、図14に示すように、先端に係止突起が形成された弾性変形可能な係止アーム100が立設されている。係止アーム100は、スイッチ装置45を主基板ブラケット20に位置決めして仮止め固定するためのものである。
また、本実施の形態では、一対の支柱27,27のうち上側に位置する支柱27は、図14に示すように、係止アーム100に隣接して設けられている。また、本実施の形態では、この支柱27は、主基板ブラケット20にスイッチ装置45を位置決めして取り付けるためのものとなっている。
また、本実施の形態では、基部21における係止アーム100の左隣には、図14に示すように、主基板ブラケット20に基板ケース35を位置決めして取り付けるための支柱101が立設されている。
また、本実施の形態では、一対の支柱27,27のうち下側に位置する支柱27は、図14に示すように、四角柱状に形成されている。また、本実施の形態では、この支柱27は、主基板ブラケット20に基板ケース35を位置決めして取り付けるためのものとなっている。
また、本実施の形態では、基部21における下側の支柱27の上方には、図14に示すように、ネジ孔102が設けられている。ネジ孔102は、かしめカバー体61を主基板ブラケット20に取り付け固定するためのものである。
また、本実施の形態では、かしめ手段60を構成するかしめ部28は、上下方向に互いに所定の間隔で離間するように並んで2個、基部21に立設されている。
また、本実施の形態では、主基板ブラケット20には、ハーネス保持部32およびスイッチ装置45を主基板ブラケット20に仮止め固定するための嵌合凹部が設けられていない。
(基板ケース35)
本実施の形態では、基板ケース35のケース突出ボス部36は、図14乃至図17に示すように、主基板ブラケット20の一対の支柱27,27のうちの下側の支柱27に対応して、右側部43の下端部付近に1個形成されている。
また、本実施の形態では、基板ケース35の右側部43の上端部付近には、図14乃至図17に示すように、右側部43から右方に突出する、後面が開口する略矩形箱状のレーザーマーキング台座103が、主基板ブラケット20の支柱101に対応して、形成されている。具体的には、レーザーマーキング台座103は、図15に示すように、基板ケース35のケース基体127の右側部に形成されている。
また、本実施の形態では、かしめ手段60を構成する装着かしめ部40は、図14に示すように、主基板ブラケット20の2個のかしめ部28,28のそれぞれに対応して、2個形成されている。
また、本実施の形態では、基板ケース35の前面44およびレーザーマーキング台座103の前面128には、特に図示していないが、レーザーマーキングにより、主基板の製造番号などの情報が付されている。具体的には、これらの情報は、前扉を開けた際に、視認しやすいように、基板ケース35の前面44およびレーザーマーキング台座103の前面128のそれぞれに付されている。
また、本実施の形態では、図14乃至図17に示すように、基板ケース35の前面44における右端部付近の開口部41からは、主基板に設けられたコネクタ104が前方に向かって突出している。コネクタ104は、ハーネス80の主基板側の端部が接続されるものである。なお、コネクタ104は、図14乃至図17に示すように、かしめ手段60を構成するかしめカバー体61の第2カバー部63により覆われるものとなっている。
また、本実施の形態では、図15に示すように、基板ケース35の前面44における左端部付近にも開口部130が形成されており、この開口部130からは、主基板に設けられたコネクタ105が前方に向かって突出している(図14参照)。コネクタ105は、遊技の演出などを制御する副基板などの電子機器と主基板とを電気的に接続するハーネス(図示せず)の主基板側の端部が接続されるものである。なお、コネクタ105は、図14および図16に示すように、後述するコネクタカバー106により覆われるものとなっている。
また、本実施の形態では、基板ケース35の前面44における左端部付近の開口部の左隣には、図14、図15および図18に示すように、コネクタカバー106を基板ケース35に取り付け固定するためのネジ孔107が設けられている。
また、本実施の形態では、主基板には、図14乃至図17に示すように、打ち止めの有無を設定するための打ち止めスイッチ108が設けられている。
また、本実施の形態では、基板ケース35には、ハーネス保持部42が設けられていない。
(スイッチ装置45)
本実施の形態では、スイッチ装置45のスイッチ突出ボス部48は、図14に示すように、スイッチ装置45の上部109から上方に突出して1個形成されている。また、本実施の形態では、スイッチ突出ボス部48は、図14、図16および図17に示すように、主基板ブラケット20にスイッチ装置45を取り付けた際に、主基板ブラケット20の係止アーム100の係止突起が係止するように形成されている。
また、本実施の形態では、スイッチ突出ボス部48の支柱挿通孔49は、図14、図16および図17に示すように、主基板ブラケット20の一対の支柱27,27のうち上側の支柱27に対応して形成されている。
また、本実施の形態では、スイッチ装置45には、図18に示すように、スロットマシン10を遊技の設定を変更することが可能な状態とするための設定キースイッチ110と、エラーを解除するためのリセットスイッチ111と、スイッチ扉47の開閉を検知する開閉センサ112とが設けられている。
また、本実施の形態では、スイッチケース46の左側部54の切り欠き部53には、図18に示すように、切り欠き部53の縁に沿ってアーチ状に形成されるとともに、切り欠き部53から左方に突出して左側部54とによりレール状に形成された嵌合部113が形成されている。具体的には、嵌合部113は、かしめカバー体61の第1カバー部62の切り欠き部65と嵌合するように形成されている。また、嵌合部113は、かしめカバー体61を主基板ブラケット20に位置決めして仮止め固定するためのものである。
また、本実施の形態では、スイッチケース46の嵌合部113の後端部には、嵌合部113から左方に突出して形成されるとともに、上方へ向けて開口する略コ字状のハーネス保持アーム114が設けられている。ハーネス保持アーム114は、ハーネス80の電線群を、ばらばらにならないようにまとめて保持するためのものである。
また、本実施の形態では、スイッチケース46の右側部55には、嵌合凸部50が設けられていない。
(かしめ手段60)
本実施の形態では、かしめ手段60は、図14に示すように、主基板ブラケット20の2個のかしめ部28,28と、基板ケース35の2個の装着かしめ部40と、かしめカバー体61と、主基板ブラケット20のかしめ部28と基板ケース35の装着かしめ部40とに挿入されて係合する円筒状の接続部材90(図示せず)と、かしめカバー体61を主基板ブラケット20に取り付け固定するためのネジ(図示せず)と、このネジを前方から覆って隠すための封印キャップ118とを備える。
(かしめカバー体61)
本実施の形態では、かしめカバー体61には、装着かしめ部68が設けられておらず、ネジによって、主基板ブラケット20に取り付け固定されるものとなっている。
また、本実施の形態では、かしめカバー体61の第1カバー部62は、図14、図16および図17に示すように、主基板ブラケット20における2個のかしめ部28,28、およびハーネス80を覆うように形成されている。
また、本実施の形態では、かしめカバー体61の第2カバー部63は、図14、図16および図17に示すように、主基板のコネクタ104、およびハーネス80を覆うように形成されている。
また、本実施の形態では、かしめカバー体61の第1カバー部62における前面部66の下端部付近には、図19乃至図21に示すように、前面部66から後方に向かって突出するとともに、前面が開口し、かつ後面に底部116を有する有底筒状のネジ挿入部115が形成されている。また、ネジ挿入部115の底部116には、ネジ孔117が設けられている。また、ネジ挿入部115の前端部付近の内面には、図19および図20に示すように、内面から内方に向かって突出する段部119が形成されている。また、ネジ孔117は、かしめカバー体61を主基板ブラケット20に取り付け固定するためのものである。また、段部119は、封印キャップ118をかしめカバー体61に取り付け固定するためのものである。
そして、かしめカバー体61は、図示しないネジをネジ孔117に挿通させて、主基板ブラケット20に取り付け固定される。
また、本実施の形態では、第1カバー部62の前面部66、および第2カバー部63の前面部120のそれぞれには、図19乃至図21に示すように、かしめカバー体61を主基板ブラケット20に取り付けやすくするための略半円板状の取手部121が設けられている。なお、取手部121の形状および取り付け位置については、これに限られるものではない。
また、本実施の形態では、かしめカバー体61の第1カバー部62における右側部64の切り欠き部65は、図20乃至図23に示すように、スイッチケース46の左側部54の嵌合部113と嵌合するように形成されている。
(封印キャップ118)
封印キャップ118は、かしめカバー体61を主基板ブラケット20にネジにより取り付け固定した際に、このネジを前方から覆って隠すためのものである。
本実施の形態では、封印キャップ118は、図14に示すように、前面が開口し、かつ後面に底部116を有する有底筒状に形成されている。また、封印キャップ118の周面の前端部付近には、周面から外方に突出するフランジ部122が形成されている。
また、封印キャップ118におけるフランジ部122以外の筒状部分の外径は、かしめカバー体61におけるネジ挿入部115の段部119の内径よりわずかに小さく形成されている。このため、封印キャップ118は、かしめカバー体61のネジ挿入部115に前方から挿入すると、ネジ挿入部115に嵌合するものとなっている。また、封印キャップ118は、ネジ挿入部115に挿入すると、フランジ部122の後面と、ネジ挿入部115の段部119の前面とが当接して、ネジ挿入部115に取り付け固定されるものとなっている。
(コネクタカバー106)
コネクタカバー106は、基板ケース35の前面44における左端部付近の開口部130から前方に向けて突出する主基板のコネクタ105を覆うものである。
本実施の形態では、コネクタカバー106は、図14および図24に示すように、後面が開口する略矩形箱状に形成されるとともに、左側部および右側部に開口部を有するコネクタカバー部123と、コネクタカバー部123における左側部の開口部を覆うように、コネクタカバー部123の左側部から左方に突設されるとともに、後面が開口する略矩形箱状に形成された取付け部124とを備え、コネクタカバー部123および取付け部124が一体に形成されている。
また、本実施の形態では、コネクタカバー部123は、図14および図16に示すように、主基板のコネクタ105を覆うように形成されるとともに、コネクタカバー部123の右側部の開口部に、副基板などの電子機器と主基板とを電気的に接続するハーネス(図示せず)の電線群を配設できるように形成されている。
また、本実施の形態では、取付け部124には、図14および図24に示すように、基板ケース35のネジ孔107に対応してネジ挿入部125が形成されている。このネジ挿入部125は、かしめカバー体61の第2カバー部63のネジ挿入部115と同様の構造に形成されている。
そして、コネクタカバー106は、図示しないネジをネジ挿入部125のネジ孔に挿通させて、主基板ブラケット20に取り付け固定される。
また、本実施の形態では、コネクタカバー106のネジ挿入部125には、図14に示すように、封印キャップ126が取り付け固定される。この封印キャップ126は、かしめカバー体61のネジ挿入部115に取り付けられる封印キャップ118と同様の構造に形成されている。
(主基板ブラケット20、基板ケース35およびスイッチ装置45の取り付け)
主基板ブラケット20、基板ケース35およびスイッチ装置45の取り付けについて、説明する。
まず、主基板ブラケット20を筐体11の背板15の前面に取り付ける。これについては、上記第1の実施の形態と同様である。
次に、自由状態にある接続部材90の一端側を、主基板ブラケット20の2個のかしめ部28,28のうち上側に位置するかしめ部28に挿入する。これについては、上記第1の実施の形態と同様である。
次に、主基板を収納した基板ケース35を主基板ブラケット20に取り付ける。具体的には、基板ケース35の右側部43に形成されたケース突出ボス部36の支柱挿通孔37に主基板ブラケット20の一対の支柱27,27のうち下側の支柱27を挿通させる。また、基板ケース35の右側部43に形成されたレーザーマーキング台座103の内部に主基板ブラケット20の支柱101が位置するようにする。そして、その状態のまま、基板ケース35を主基板ブラケット20の基部21の前面に配置する。このとき、基板ケース35の左側部に形成された、図示しない嵌合凸部が、基板ブラケット20の左側壁部23の内側に形成された嵌合凹部31と嵌合する。これにより、基板ケース35は、主基板ブラケット20に位置決めされて取り付けられるとともに、主基板ブラケット20に仮止め固定される。
また、基板ケース35が主基板ブラケット20に仮止め固定されると、基板ケース35の装着かしめ部40が、接続部材90の他端側に覆い被さり、主基板ブラケット20の2個のかしめ部28,28のうち上側に位置するかしめ部28に係合保持される。これについては、上記第1の実施の形態と同様である。これにより、基板ケース35は、主基板ブラケット20にかしめて固定される。
次に、スイッチ装置45を主基板ブラケット20に取り付ける。具体的には、スイッチ装置45の上部109に形成されたスイッチ突出ボス部48の支柱挿通孔49に主基板ブラケット20の一対の支柱27,27のうち上側の支柱27を挿通させる。そして、その状態のまま、基板ケース35を主基板ブラケット20の基部21の前面に配置する。このとき、スイッチ装置45が主基板ブラケット20の基部21のスイッチ装置嵌合凹部25に嵌合するとともに、スイッチ装置45のスイッチ突出ボス部48と、主基板ブラケット20の基部21の係止アーム100とが係止する。これにより、基板ケース35は、主基板ブラケット20に位置決めされて取り付けられるとともに、主基板ブラケット20に仮止め固定される。
次に、主基板とスイッチ装置45の複数種類のスイッチとをハーネス80により接続する。具体的には、ハーネス80の主基板側の端部を、主基板ケース35から前方に向けて突出している主基板のコネクタ104に接続する。
次に、かしめカバー体61を主基板ブラケット20に取り付ける。具体的には、かしめカバー体61における第1カバー部62の切り欠き部65と、スイッチ装置45の左側部54の嵌合部113とを嵌合させる。そして、その状態のまま、かしめカバー体61を主基板ブラケット20の基部21の前面に配置する。このとき、かしめカバー体61によりハーネス80が覆われるとともに、かしめカバー体61の第1カバー部62により、主基板ブラケット20の2個のかしめ部28,28が覆われ、また、かしめカバー体61の第2カバー部63により、主基板ケース35から前方に向けて突出している主基板のコネクタ104が覆われる。これにより、主基板とハーネス80に対する不正行為を防止することができる。
そして、かしめカバー体61のネジ挿入部115にネジを挿入して、かしめカバー体61を主基板ブラケット20にネジにより固定する。かしめカバー体61を主基板ブラケット20に固定すると、基板ケース35とスイッチ装置45とが、取り外すことができないように主基板ブラケット20に共に固定される。
次に、かしめカバー体61のネジ挿入部115に、封印キャップ118を挿入する。これにより、かしめカバー体61を主基板ブラケット20に固定するためのネジを、容易には取り外すことができないようにすることができ、不正行為を防止することができる。
次に、副基板などの電子機器と主基板とをハーネスにより接続する。具体的には、ハーネスの主基板側の端部を、主基板ケース35から前方に向けて突出している主基板のコネクタ105に接続する。そして、コネクタカバー106をコネクタ105に被せ、コネクタカバー106のネジ挿入部125にネジを挿入して、コネクタカバー106を基板ケース25にネジにより固定し、コネクタカバー106のネジ挿入部125に封印キャップ126を挿入して固定する。これにより、主基板のコネクタ105からハーネスを容易には取り外すことができないようにすることができるとともに、コネクタカバー106を基板ケース25に固定するためのネジを、容易には取り外すことができないようにすることができ、不正行為を防止することができる。
最後に、基板ケース35と主基板ブラケット20とに渡って、本体封印シールを貼付する。
(作用・効果)
このような構成としても、上述した第1の実施の形態と同様の作用、効果を奏する。
また、本実施の形態に係る遊技機における基板ケース35及びスイッチ装置45の固定構造において、基板ケース35のケース基体127には、レーザーマーキング台座103が設けられている。また、基板ケース35の前面44およびレーザーマーキング台座103の前面128には、レーザーマーキングにより、主基板の製造番号などの情報が付されている。これにより、本実施の形態によれば、ケース基体127および主基板を不正なものと交換し、基板ケース35のケース蓋を正規のものを使用する不正行為を防止することができる。すなわち、このような不正行為が行われた場合には、基板ケース35の前面44およびレーザーマーキング台座103の前面128のそれぞれにおける主基板の製造番号が異なる状態、あるいは、レーザーマーキング台座103には主基板の製造番号が付されていない状態となる。このため、基板ケース35の前面44およびレーザーマーキング台座103の前面128のそれぞれにおける主基板の製造番号を確認することで、容易に不正行為を発見することができるので、このような不正行為を防止することができる。
また、本実施の形態に係る遊技機における基板ケース35及びスイッチ装置45の固定構造においては、スイッチ装置45の左側部54の嵌合部113により、かしめカバー体61を主基板ブラケット20に容易に取り付けることができる。
また、本実施の形態に係る遊技機における基板ケース35及びスイッチ装置45の固定構造においては、スイッチ装置45の左側部54のハーネス保持アーム114により、ハーネス80の電線群を、ばらばらにならないようにまとめて保持することができる。
また、本実施の形態に係る遊技機における基板ケース35及びスイッチ装置45の固定構造において、かしめカバー体61、およびコネクタカバー106を主基板ブラケット20に固定するためのそれぞれのネジは、封印キャップ122,126により覆われるので、容易には取り外すことができないようにすることができ、不正行為を防止することができる。
また、本実施の形態に係る遊技機における基板ケース35及びスイッチ装置45の固定構造において、かしめカバー体61を主基板ブラケット20から取り外すと、基板ケース35と主基板ブラケット20とのかしめ固定を解除することなく、スイッチ装置45を主基板ブラケット20から取り外すことが可能となる。これにより、スイッチ装置45とハーネス80とを交換することが可能となる。
また、本実施の形態に係る遊技機における基板ケース35及びスイッチ装置45の固定構造において、装着かしめ部40は、基板ケース35に2個形成されているので、基板ケース35を主基板ブラケット20に取り付けた後、一度だけ、主基板ブラケット20から基板ケース35を取り外し、基板ケース35に収納された主基板の保守点検などを行うことがきる。そして、取り外した基板ケース35を、再度、主基板ブラケット20に取り付けると、基板ケース35と、基板ケース35の装着かしめ部40との切断という痕跡が残るので、基板ケース35に収納された主基板の保守点検などの履歴を管理することができる。
また、本発明に係る遊技機における基板ケース35及びスイッチ装置45の固定構造において、かしめ部28、および装着かしめ部40は、基板ケース35とスイッチ装置45とにより左右から挟み込まれるとともに、かしめ部28、および装着かしめ部40の上方には、基板ケース35のレーザーマーキング台座103が位置しているので、かしめ部28、および装着かしめ部40に対する側方からの不正なアクセスだけでなく、上方からの不正なアクセスも防止することができる。すなわち、基板ケース35における側方および上方からの不正なアクセスによる基板ケース35の不正開放を防止することができるとともに、主基板に対する不正行為を防止することができる。
また、本発明に係る遊技機における基板ケース35及びスイッチ装置45の固定構造において、基板ケース35の前面44における左端部付近の開口部130から前方に向けて突出する主基板のコネクタ105は、コネクタカバー106により覆われるとともに、コネクタカバー106のコネクタカバー部123における右側部の開口部には、基板ケース35の左側部が隣接しているので、主基板のコネクタ105に対する側方からの不正なアクセスを防止することができる。
(他の実施の形態)
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲における変形および改良なども含むものである。また、本発明は、上述した実施の形態を適宜組み合わせる、または組み替えることもできる。
また、上述した実施の形態において、主基板ブラケット20には、かしめ部28が、3個設けられているが、これに限定されるものではない。たとえば、かしめ部28は、2個や、4個としても良い。たとえば、かしめ部28を2個とした場合には、基板ケース35の装着かしめ部40を1個、かしめカバー体61の装着かしめ部68を1個とすることができる。また、たとえば、かしめ部28を4個とした場合には、基板ケース35の装着かしめ部40を2個、かしめカバー体61の装着かしめ部68を2個としても良いし、基板ケース35の装着かしめ部40を1個、かしめカバー体61の装着かしめ部68を3個としても良いし、基板ケース35の装着かしめ部40を3個、かしめカバー体61の装着かしめ部68を1個としても良い。
また、上述した実施の形態において、ハーネス80の電線群は、主基板ブラケット20における3個のかしめ部28,28,28のうち真中に位置するかしめ部28と下側に位置するかしめ部28との間を挿通して配置されているが、これに限定されるものではない。たとえば、ハーネス80の電線群を、主基板ブラケット20における3個のかしめ部28,28,28のうち真中に位置するかしめ部28と上側に位置するかしめ部28との間を挿通して配置するようにしても良い。
10 スロットマシン(遊技機) 11 筐体
12 底板 13a 右側板
13b 左側板 14 天板
15 背板 16 電源装置
17 ホッパーユニット 18 回転リール
19 リールユニット
20 主基板ブラケット 21 基部
22 右側壁部 23 左側壁部
24 下壁部 25 スイッチ装置嵌合凹部
26 係止アーム 27 支柱
28 かしめ部 30 ボルト孔
31 嵌合凹部 32 ハーネス保持部
35 基板ケース 36 ケース突出ボス部
37 支柱挿通孔 40 装着かしめ部
41 開口部 42 ハーネス保持部
43 右側部 44 前面
45 スイッチ装置 46 スイッチケース
47 スイッチ扉 48 スイッチ突出ボス部
49 支柱挿通孔 50 嵌合凸部
53 切り欠き部 54 左側部
55 右側部
60 かしめ手段 61 かしめカバー体
62 第1カバー部 63 第2カバー部
64 右側部 65 切り欠き部
66 前面部 67 円筒部
68 装着かしめ部 70 開口部
71 連結部 72 後面
80 ハーネス 85 係合凹部
86 回転規制突起 87 係合凹部
88 回転規制突起 90 接続部材
91 回転規制溝 92 係合凸部
93 切り欠き部 94 テーパー面
95 囲部
96 ハーネス挿通部 97 ハーネス案内部
100 係止アーム 101 支柱
102 ネジ孔 103 レーザーマーキング台座
104 コネクタ 105 コネクタ
106 コネクタカバー 107 ネジ孔
108 打ち止めスイッチ 109 上部
110 設定キースイッチ 111 リセットスイッチ
112 開閉センサ 113 嵌合部
114 ハーネス保持アーム 115 ネジ挿入部
116 底部 117 ネジ孔
118 封印キャップ 119 段部
120 前面部 121 取手部
122 フランジ部 123 コネクタカバー部
124 取付け部 125 ネジ挿入部
126 封印キャップ 127 ケース基体
128 前面 130 開口部

Claims (4)

  1. 遊技機側に固定する主基板ブラケットと、
    主基板ブラケットの前面に設けられるとともに、遊技機の動作を制御する主基板を収納した基板ケースと、
    基板ケースと所定の間隙を有するように主基板ブラケットの前面に併設されるとともに、複数種類のスイッチを有するスイッチ装置と、
    主基板とスイッチ装置の複数種類のスイッチとを電気的に接続するハーネスと、
    主基板ブラケットにおける基板ケースとスイッチ装置との間の所定の間隙に設けられるとともに、基板ケースとスイッチ装置とを取り外すことができないように主基板ブラケットに共にかしめて固定するかしめ手段と、を備えることを特徴とする遊技機における主基板及びスイッチ装置の固定構造。
  2. ハーネスの電線群は、主基板ブラケットにおける基板ケースとスイッチ装置との間の所定の間隙に配置されるとともに、かしめ手段により外部に露出しないように形成されていることを特徴とする請求項1記載の遊技機における主基板及びスイッチ装置の固定構造。
  3. かしめ手段は、
    主基板ブラケットにおける基板ケースとスイッチ装置との間の所定の間隙に互いに所定の間隔で離間して並設されるとともに、主基板ブラケットの前面に立設する複数のかしめ部と、
    主基板ブラケットにおける基板ケースとスイッチ装置との間の所定の間隙に設けられ、かつ主基板ブラケットにおける複数のかしめ部のうちの少なくとも一つを覆うように主基板ブラケットの前面に相対する後面が開口する略箱状に形成されるとともに、主基板ブラケットにかしめて固定するための装着かしめ部を有するかしめカバー体と、を備え、
    ハーネスの電線群は、複数のかしめ部の間を挿通して配置され、
    かしめカバー体は、かしめ部と装着かしめ部とにより、主基板ブラケットにかしめて固定されるように形成され、
    かしめカバー体を主基板ブラケットにかしめて固定すると、基板ケースとスイッチ装置とが、取り外すことができないように主基板ブラケットに共にかしめて固定されるように形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機における主基板及びスイッチ装置の固定構造。
  4. かしめカバー体には、ハーネスの電線群が挿通するための切り欠き部が形成され、
    切り欠き部は、
    かしめカバー体を主基板ブラケットに取り付けた際に、ハーネスの電線群が位置するハーネス挿通部と、
    かしめカバー体を主基板ブラケットに取り付ける際に、ハーネスの電線群をハーネス挿通部に案内するハーネス案内部と、を備え、
    かしめカバー体を主基板ブラケットに取り付けることによって、ハーネスの電線群を、ハーネス案内部により、ハーネス挿通部に位置させることができるように形成されていることを特徴とする請求項3記載の遊技機における主基板及びスイッチ装置の固定構造。
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