JP2010062989A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】原稿領域周囲の黒枠とブック原稿の綴じ部の影とを、より精度よく識別することができ、黒枠について黒枠除去し、綴じ部の影について影補正することをより精度よく実行できる画像処理装置を提供することを目的とする。
【解決手段】透明原稿台に接して配置されている原稿を、上記透明原稿台を透して読み取り、画像データを得る読取手段と、上記画像データを蓄積する蓄積手段と、上記画像データの端部の黒領域を検出する黒領域検出手段と、上記黒領域検出手段が検出した黒領域が、上記原稿の周辺による黒枠であるのか、上記原稿と上記透明原稿台とが離間した部分に生じた影であるのかを識別する識別手段と、上記画像データから上記黒枠を除去する除去手段と、上記画像データの上記影を補正する補正手段とを有する画像処理装置である。
【選択図】図2

Description

本発明は、読取画像から原稿領域を検出し、原稿領域の抽出、及び、補正する画像処理技術に関するものである。
従来の画像処理装置において、スキャナなどによる読取画像(原画像)から原稿領域を抽出し、原稿領域の中心付近に存在する閉じ部の影を検出して補正するアルゴリズムが提案されている(たとえば、特許文献1参照。)。
また、ブック原稿のような厚みのある原稿の場合、原稿台カバーを原稿台に密着して閉じることができないので、読取画像内の原稿周囲に黒画素領域が発生する。当該黒画素領域に基づいて原稿領域を検出し、無駄なトナーやインク消費を避けるために、原稿領域外の黒画素領域を白画素に置き換える技術が提案されている(たとえば、特許文献2、特許文献3参照)。
特開平7−212539号公報 特開平9−185227号公報 特開平11−341230号公報
しかし、特許文献1記載の画像処理装置では、検出した原稿領域の中央付近にブック原稿の綴じ部の影が存在することを前提に処理している。したがって、原稿台ガラスよりも大きなブック原稿を読取り、綴じ部の影が、検出した原稿領域の端部に発生していれば、対応できないという問題がある。
また、特許文献2、特許文献3記載の画像処理装置では、濃度変化によって原稿領域を検出する。この結果、原稿台よりも大きなブック原稿を読取り、綴じ部の影が原稿領域の端部に発生している場合には、綴じ部の影と原稿周囲に発生している黒枠とを判別することができない。このために、検出される原稿領域は、本来の原稿領域よりも内側になるという問題がある。
本発明は、原稿領域周囲の黒枠とブック原稿の綴じ部の影とを、より精度よく識別することができ、黒枠について黒枠除去し、綴じ部の影について影補正することをより精度よく実行できる画像処理装置を提供することを目的とする。
本発明は、透明原稿台に接して配置されている原稿を、上記透明原稿台を透して読み取り、画像データを得る読取手段と、上記画像データを蓄積する蓄積手段と、上記画像データの端部の黒領域を検出する黒領域検出手段と、上記黒領域検出手段が検出した黒領域が、上記原稿の周辺による黒枠であるのか、上記原稿と上記透明原稿台とが離間した部分に生じた影であるのかを識別する識別手段と、上記画像データから上記黒枠を除去する除去手段と、上記画像データの上記影を補正する補正手段とを有する画像処理装置である。
本発明によれば、原稿領域周囲の黒枠とブック原稿の綴じ部の影とを、より精度よく識別することができ、黒枠について黒枠除去し、綴じ部の影について影補正することをより精度よく実行できるという効果を奏する。
発明を実施するための最良の形態は、次の実施例である。
本発明の実施例1は、読取部を備えた画像処理装置100である。
<装置構成>
図1は、本発明の実施例1である画像処理装置100を示すブロック図である。
外部インタフェース部101は、たとえばディジタルカメラで撮影した画像データなどを画像処理装置100に入力するためのインタフェースである。通常、各種メモリカードのスロットや、ディジタルカメラやコンピュータと接続するためのUSBコネクタなどによって実装される。ここでは、メモリカード用の物理的な受け口として、PCカード(PCMCIA)スロットを設けている。なお、非接触のインタフェースとしてIrDA(赤外線通信)レシーバなどによって構成するようにしてもよい。
操作部102は、ユーザからの操作及び各種設定等を受け付ける機能部である。
印刷部103は、たとえば、インクジェット方式のプリンタによって構成されている。ここでは、外部インタフェース部101に接続されているメモリカードからのデータ、または、読取部104が読取った画像データを印刷する。
読取部104は、透明原稿台である原稿台ガラスを有し、原稿台ガラスに載置した銀塩写真や雑誌等の原稿をスキャンし、読取画像データ(ディジタルデータ)として読み取る。読み取りは、CCD方式、または、CIS方式のラインセンサの読取ヘッドで、原稿台ガラスの裏側から照明しながらスキャンして読み取るカラースキャナである。ラインセンサのライン方向が主走査方向であり、読み取り時の読取ヘッドの移動方向が副走査方向である。読取部104は、透明原稿台に接して配置されている原稿を、上記透明原稿台を透して読み取り、画像データを得る読取手段の例である。
表示部105は、読み込んだ読取画像データ、画像処理装置100の状態情報、及び、操作部102からの入力情報をユーザに提示する機能部である。
制御部106は、画像処理装置100の各部の制御を行う機能部である。たとえば、後述の画像処理部108による画像処理に基づいて各部を制御し、各種センサが画像処理装置100の状態を取得する。
蓄積部107は、外部インタフェース部101または読取部104を介して入力された読取画像データを蓄積する。そして、後述の各制御手段を実現するためのプログラム及びデータを格納する。その他、制御実行のために必要に応じて、作業領域、各種設定項目の登録領域としても使用する。
画像処理部108は、後述する原画像データからの原稿領域検出処理を実行し、画像データから印刷するためのプリントデータ生成処理を実行する。
画像処理部108は、画像データの端部の黒領域を検出する黒領域検出手段の例である。また、画像処理部108は、上記黒領域検出手段が検出した黒領域が、上記原稿の周辺による黒枠であるのか、上記原稿と上記透明原稿台とが離間した部分に生じた影であるのかを識別する識別手段の例である。さらに、画像処理部108は、上記画像データから上記黒枠を除去する除去手段の例であり、上記画像データの上記影を補正する補正手段の例である。
<画像処理装置100の動作>
図2は、実施例1である画像処理装置100における原稿周囲の黒領域の検出と、本スキャン時の設定とを示すフローチャートである。
原稿台ガラス上に載置された原稿を、読取部104が読み取る。なお、説明を簡単にするために、読取部104に設定されている拡大率は100%であるとする。また、読取部104は、A4までの大きさの原稿を読み取ることが可能であるとする。
図3は、原稿台ガラスを透して原稿台の読み取り範囲全体を読み取った読取画像データの例を示す図である。
原稿は、図3に示すように、原稿突き当て位置に突き当てて載置されている。図3において、左端と上端とが原稿突き当て位置であり、左から右の方向が、主走査方向であり、上から下の方向が、副走査方向である。
図3(a)は、見開きブック原稿全体が、画像処理装置100の読取り可能範囲内に存在する場合の例を示す図である。
図3(a)に示す例では、見開きブック原稿では、その綴じ部を、原稿台ガラスに接して配置することが難しく、原稿台ガラスから離れた離間部では、照明との距離と角度とが変化し、影ができる。この影は、原稿領域中央に存在し、また、原稿に厚みがあるので、原稿台カバーを原稿台に密着して閉じることができず、原稿領域周囲には、黒枠が発生する。
図3(b)は、見開きブック原稿の片側ページのみが読取り可能範囲内に存在する場合の例を示す図である。
図3(b)に示す例では、原稿に厚みがあるので、原稿台カバーを原稿台に密着して閉じることができず、下端部に黒枠があり、また、綴じ部の影が右端部に存在する。上記「綴じ部の影」は、原稿と透明原稿台とが離間した部分に生じた影の例である。
なお、以下の各処理ステップは、制御部106が各部を実行することによって実現される。
S201で、画像処理装置100が補正モードに設定されているかどうかを判定する。すなわち、操作部102を介してユーザが蓄積部107に補正モードを設定したか否かを判定する。補正モードが設定されていないと判定すると、S209で、黒領域について何も処理を施さずに、終了する。
一方、補正モードが設定されていると判定すると、S202で、読取部104がプレスキャンし、画像データを取得する。上記プレスキャンは、検出された黒領域が、原稿領域周辺に発生している黒枠であるのか、または、ブック原稿の綴じ部の影であるのかを識別するために、かつ、解析処理の負荷を低減するために、通常よりも低解像度で画像データを読み取る動作である。たとえば、プレスキャンでは、読取解像度75dpi、γ=1.0(リニアデータ)、RGBカラーで、原稿台ガラスの読み取り領域全面を読み取る。
S203では、S202で読取った画像データを蓄積部107に蓄積する。
S204では、S203で蓄積された画像データについて、画像処理部108が、黒領域を検出する。黒領域を検出する場合、画像データ右端から左に向けて、予め設定した輝度値閾値以上の位置(すなわち白い輝度値の位置)を探し、その位置が原稿領域右端部であると判断する。これによって、原稿領域右端側に発生している黒領域を検出する。
これと同様にして、画像データ下端部から上に向けて、予め設定した輝度値閾値以上の位置(すなわち白い輝度値の位置)を検出し、この検出された位置が原稿領域下端部であると判断する。これによって、原稿領域下端部に発生している黒領域を検出する。
なお、ここでは、単純に、予め設定した輝度値閾値のみによって原稿領域端部を検出し、これによって、原稿領域の右端部、下端部に発生している黒領域を検出する。しかし、色差閾値やエッジ検出を用いることによって、原稿領域端部を検出し、黒領域を検出してもよく、また、他の方法を利用して黒領域を検出するようにしてもよい。
図3(a)に示す例の場合、原稿領域の右側と下側との黒領域は、1つの黒枠であるが、黒枠と影とを判定する前では、黒枠領域が1つであるのか、黒枠と影との2つの領域であるかは不明である。したがって、原稿領域の右側と下側とに黒領域が検出された場合、原稿領域の右側の黒領域と、残りの下側の黒領域の2つの黒領域とであるとして扱う。
黒領域を検出できなければ、S205からS209へ進み、特別な処理を何も施さずに、終了する。
S206では、S204で検出された黒領域について、原稿領域周辺の黒枠であるのか、または、ブック原稿の綴じ部の影であるのかを、画像処理部108が判定する。なお、黒枠・綴じ部の影判定処理の詳細については、図4を参照して後述する。
S206で原稿領域周辺の黒枠であると判定すると、S207でこの判定された黒領域について、黒枠除去を行うための設定を行い、綴じ部の影であると判定すると、S208で綴じ部の影補正を行うための設定を行い、本スキャンへ進む。
<黒枠・綴じ部の影判別処理の動作1>
図4は、画像処理装置100において、原稿周辺の黒領域が、黒枠であるのか、綴じ部の影であるのかを識別する処理を示すフローチャートである。
検出された黒領域の幅方向の輝度値変化を確認することによって、原稿周辺の黒領域が、原稿領域周辺に発生している黒枠であるのか、ブック原稿の綴じ部の影であるのかを識別する。
図5は、右端と下端との2箇所の黒領域が検出された場合の例を説明する図である。
つまり、図5は、検出された2箇所の黒領域について、原稿領域端部の辺に平行に、ライン単位で、平均輝度値をグラフで示す図である。原稿周辺の黒領域が、綴じ部の影であれば、輝度値は、概ね連続的に変化をした形である。逆に、原稿周辺の黒領域が、黒枠であれば、輝度値はほぼ一定値である。この性質を利用して、原稿周辺の黒領域が、黒枠であるのか、綴じ部の影であるのかを識別する。
まず、S401で、右端黒領域については、WS1〜WE1間で、下端黒領域については、WS2〜WE2間で、原稿領域端部の辺に平行に、ライン単位で平均輝度値を求める。
S402では、S401で求めた原稿領域端部の辺に平行な方向に、ラインごとに求めた平均輝度値について、隣接ライン間の平均輝度値の差である微分値を求める。
S403では、S402で求めた微分値が、黒領域全体に渡ってゼロに近い値を取り続けていれば、S404で、その黒領域が黒枠であると判定する。S402で求めた微分値が、黒領域全体に渡ってゼロに近い値を取り続けなければ、S405で、その黒領域が綴じ部の影であると判定し、処理を終了する。
<黒枠・綴じ部の影判別処理の動作2>
図6は、画像処理装置100において、原稿周辺の黒領域が、黒枠であるのか、綴じ部の影であるのかを識別する別の処理を示すフローチャートである。
図6に示す例は、黒領域が、右端、下端のうちの一方で検出された場合の処理を示す例である。検出された黒領域以外の領域(すなわち、原稿領域内の領域)の輝度値変化を調べ、綴じ部の影と思われる輝度値変化が存在する場合(S603参照)、検出した黒領域が、黒枠であると判定する。原稿領域内に、綴じ部の影と思われる輝度値変化が存在しなければ(S603参照)、検出した黒領域が綴じ部の影であると判定する。
S601で、原稿領域の幅方向(主走査方向)、高さ方向(副走査方向)のそれぞれについて、ライン単位で、平均輝度値を求める。
S602では、S601で求めた幅方向、高さ方向のそれぞれについて、ライン単位の隣接ライン間の平均輝度値の微分を求める。
S603では、S602で求めた幅方向、高さ方向のそれぞれの微分値が、いずれも原稿領域全体に渡ってゼロに近い値を取り続けていれば、原稿領域内には、綴じ部の影が存在しないと判断できる。そして、S604で、検出した黒領域が綴じ部の影であると判定する。S602で求めた幅方向、高さ方向の微分値の一方が、原稿領域全体に渡ってゼロに近い値を取り続けなければ、原稿領域内に綴じ部の影が存在すると判断できる。そして、S605で、検出した黒領域が、黒枠であると判定し、処理を終了する。
<黒枠・綴じ部の影判別処理の動作3>
図7は、画像処理装置100において、原稿周辺の黒領域が、黒枠であるのか、綴じ部の影であるのかを識別するさらに別の処理を示すフローチャートである。
図7に示す例は、原稿周辺の黒領域が、右端と下端との両方で検出された場合の処理を示す例である。検出された黒領域以外の領域(すなわち、原稿領域内の領域)の輝度値変化を調べ、綴じ部の影と思われる輝度値変化が存在すれば(S703参照)、検出した黒領域が、黒枠であると判定する。原稿領域内に、綴じ部の影と思われる輝度値変化が存在しなければ(S703参照)、検出した黒領域が綴じ部の影であると判定する。
S701では、原稿領域の幅方向、高さ方向のそれぞれについて、ライン単位で平均輝度値を求める。
S702では、S701で求めた幅方向、高さ方向のそれぞれのライン単位の隣接ライン間の平均輝度値を微分する。
S703では、S702で求めた幅方向、高さ方向のそれぞれの微分値が、いずれも原稿領域全体に渡ってゼロに近い値を取り続けていれば、原稿領域内には綴じ部の影が存在しないと判断する。そして、S704で、検出した黒領域の幅を比較し、大きい方が、綴じ部の影であると判断し、小さい方が黒枠であると判定する。S702で求めた幅方向、高さ方向のそれぞれの微分値のうちで、一方の微分値が原稿領域全体に渡ってゼロに近い値を取り続けなければ、原稿領域内に綴じ部の影が存在すると判断し、S705で、検出した黒領域が、黒枠であると判定し、終了する。
<黒枠・綴じ部の影判別処理の動作4>
図8は、画像処理装置100において、原稿周辺の黒領域が、黒枠であるのか、綴じ部の影であるのかを識別する処理の他の処理を示すフローチャートである。
図8に示す例は、検出された一方の黒領域のサイズに基づいて、検出した他方の黒領域が、綴じ部の影であると判断し、または、黒枠であると判定する例である。
図9は、画像処理装置100において検出された黒領域の例を示す図である。
たとえば、図9に示すように、黒領域1と黒領域2とが検出されたとする。黒領域1は、画像の右端部に存在し、原稿端の辺と読み取り画像領域の端の辺との間に、幅Wを具備する。黒領域2は、画像の下端部に存在し、原稿端の辺と読み取り画像領域の端の辺との間に、幅Wを有する。
S801で、黒領域2の幅Wが閾値Tよりも小さいかどうかを調べる。画像の下端部に存在している黒領域2の幅Wの大きさに基づいて、原稿台ガラスに積載されている原稿サイズをある程度予測することができる。黒領域2の幅Wが閾値Tよりも小さければ、A4サイズに近い原稿が積載されていると推測することができる。すなわち、画像の右端に存在する黒領域1は、綴じ部の影である可能性があるので、S802で調べる。
そして、黒領域1の幅Wが、閾値Tよりも大きいかどうかを調べる。黒領域1の幅Wが閾値Tよりも大きければ、S803で、黒領域1が、綴じ部の影であると判定し、黒領域2が、黒枠であると判定し、終了する。黒領域1の幅Wが閾値Tよりも小さければ、いずれの黒領域も黒枠であると判定する。また、黒領域2の幅Wが閾値Tよりも大きければ、A4サイズよりも小さい原稿が積載されていると推測することができる。つまり、画像の右端部に存在する黒領域1は、ほぼ黒枠であると決定することができるので、S804で、いずれの黒領域も、黒枠であると判定し、終了する。
<黒枠・綴じ部の影判別処理の動作5>
図10は、画像処理装置100において、原稿周辺の黒領域が、黒枠であるのか、綴じ部の影であるのかを識別するさらに他の処理を示すフローチャートである。
検出された黒領域の幅方向の輝度値変化を調べることによって、原稿領域周辺に発生している黒枠であるのか、ブック原稿の綴じ部の影であるのかを識別する。たとえば、図5に示すように、検出された2箇所の黒領域の原稿領域端部の辺に平行に、ライン単位で、平均輝度値をグラフにする。この場合、綴じ部の影であれば、輝度値は概ね連続的に変化するグラフ形状(つまり、傾きの大きいグラフ形状)になる。逆に、黒枠であれば、輝度値はほぼ一定値(つまり、傾きの小さいグラフ形状)になる。このグラフ形状を利用して、黒枠であるのか、綴じ部の影であるのかを識別する。
S1001で、原稿領域の幅方向(主走査方向)、高さ方向(副走査方向)のそれぞれについて、ライン単位で平均輝度値を求める。
S1002では、S1001で求めた平均輝度値データの近似二次曲線を、最小二乗法を用いて求める。たとえば、近似二次曲線をy=a+ax+aとすると、E=Σ(y−a−ax−aが最小となるa、a、aを求めることによって、最小二乗法による近似二次曲線を求めることができる。
次に、S1003で、最小二乗法で求めた近似二次曲線の二次元項係数の絶対値|a|を、実験によって予め求め、設定した閾値Tよりも小さいかどうかを調べる。最小二乗法で求めた近似二次曲線の二次元項係数の絶対値|a|が、Tよりも小さければ(すなわち、傾きが小さいグラフ形状であれば)、S1004で、その黒領域は、黒枠であると判断する。そうでなければ、傾きが大きいグラフ形状であるので、S1005で、黒領域が綴じ部の影であると判断する。
図11は、画像処理装置100において、検出された黒領域のラインごとに求めた平均輝度値の近似二次曲線の概略を示す図である。
図11(a)は、綴じ部の影のラインごとに求めた平均輝度値について、最小二乗法によって求めた近似二次曲線例を示す図である。
図11(b)は、黒枠のラインに関する平均輝度値について、最小二乗法によって求めた近似二次曲線例を示す図である。
図11(b)中の各ドットは、そのラインにおける平均輝度値を示し、実線は、最小二乗法によって求めた近似二次曲線を示す。
<黒枠・綴じ部の影判別処理の動作6>
図12は、画像処理装置100において、原稿周辺の黒領域が、黒枠であるのか、綴じ部の影であるのかを識別する処理の別の処理を示すフローチャートである。
検出された黒領域について、エッジ検出フィルタを施し、検出されたエッジ量を確認することによって、原稿領域周辺に発生している黒枠であるのか、ブック原稿の綴じ部の影であるのかを識別する。
図13は、画像処理装置100において、入力された画像について、検出された端部の黒領域のエッジ画像を示す図である。
黒領域が黒枠である場合、ほぼ均一な黒であるので、エッジが検出されない。一方、黒領域が綴じ部の影である場合、綴じ部付近には、文字や図などの情報が存在することが多いので、エッジが存在する。この特徴を利用して、検出された黒領域が黒枠であるのか、綴じ部の影であるのかを識別する。
S1201で、検出された黒領域について、エッジ検出フィルタ処理を行う。S1202で、検出されたエッジ画素数が閾値Tよりも大きいかどうかを調べる。検出されたエッジ画素数が、閾値T3よりも大きければ、黒領域が、綴じ部の影であると判定する(S1203)。検出されたエッジ画素数が、閾値Tよりも小さければ、黒領域が、黒枠であると判定し(S1204)、終了する。
<黒枠・綴じ部の影判別処理の動作7>
図14は、画像処理装置100において、原稿周辺の黒領域が、黒枠であるのか、綴じ部の影であるのかを識別する処理のさらに別の処理を示すフローチャートである。
検出された黒領域について、エッジ検出フィルタを施し、検出されたエッジ量を確認することによって、原稿領域周辺に発生している黒枠であるのか、ブック原稿の綴じ部の影であるのかを識別できる。
図15は、画像処理装置100が検出した黒領域のエッジ画像の一例を示す図である。
図15に示すように、原稿が置かれた場合、ブック原稿端部(小口)を含む領域が、黒領域であると判定されることがある。この場合、この小口の部分に、多数のエッジが存在する可能性があり、この黒領域が、綴じ部の影であると誤判定することがある。この誤判定を避けるのが、図14に示すフローチャートである。
S1401で、検出された黒領域について、エッジ検出フィルタ処理を行う。S1402で、検出されたエッジ画像の各画素において、互いに隣接するエッジ画素に、同一識別番号を付与する処理であるラベリング処理を実行する。S1403で、付与された識別番号のうちで同一識別番号の数が閾値Tよりも多いエッジ画素を除去する。この処理によって、連続したエッジで形成される小口の部分を、判定から除くことができる。そして、残ったエッジ画素数が閾値Tよりも大きいことを確認する。検出されたエッジ画素数が、閾値Tよりも大きければ、黒領域が、綴じ部の影であると判定する(S1404)。そうでなければ、S1405で、黒領域が、黒枠であると判定し、終了する。
綴じ部に発生するエッジは、綴じ部付近に存在する文字や図であるので、不連続であることが多く、同一識別番号を有するエッジ数は小さい。ところが、小口に発生するエッジは、連続したエッジで形成されることが多いので、同一識別番号を有するエッジ数は大きい。この特徴を利用することによって、黒枠と綴じ部の影との誤判定を避けることができる。
上記実施例によれば、検出された黒領域が、黒枠であるのか、綴じ部の影であるのかを精度良く識別することができ、綴じ部の影が画像端部にあったとしても、黒枠として除去せずに、綴じ部の影として補正することができる。
この結果に基づいて、本スキャンを行い、本スキャン画像の黒領域について、黒枠除去を実行し、または、綴じ部の影補正の適切な処理を実施することによって、所望の結果を得ることができる。なお、黒枠除去方法、及び、綴じ部の影補正方法については、公知の技術も多く、ここでは説明しない。
本発明の実施例2は、検出した黒領域について、黒枠であるのか、綴じ部の影であるのかを、自動的に判定するのではなく、黒枠であるのか、綴じ部の影であるのかを、オペレータが、手動で設定する実施例である。
図16は、本発明の実施例2である画像処理装置において、原稿周辺の黒領域の検出及び本スキャン時の処理設定のフローチャートである。
S1601〜S1605は、図2に示す実施例1におけるS201〜S205の処理と同じである。
S1606では、画像処理部108が、S1604で検出した黒領域について、原稿領域周辺の黒枠であるのか、または、ブック原稿の綴じ部の影であるのかを、ユーザが操作入力部から手動で設定する。
S1606で原稿領域周辺の黒枠である指定されると、S1607で、その黒領域について黒枠除去を行うための設定を行い、綴じ部の影であると指定されると、S1608で、綴じ部の影補正を行うための設定を行い、本スキャンへ進む。
この結果に基づいて、本スキャンを行い、本スキャン画像の黒領域について、黒枠除去、または、綴じ部の影補正の適切な処理を実施することによって、所望の結果を得る。なお、黒枠除去方法、綴じ部の影補正方法については、公知の技術も多く、ここでは説明しない。
上記のようにして、検出された黒領域が黒枠であるのか、綴じ部の影であるのかを確実に指定することができ、綴じ部の影が画像端部にあったとしても、黒枠として除去するのではなく、綴じ部の影として補正することができる。
なお、上記の説明では、透明原稿台としての原稿台ガラスに原稿を載置して読み取るが、見開きブック原稿の上に透明原稿台を載置し、上から読み取る構成も考えられる。また、上下に限らず、左右、斜めの方向で読み取るようにしてもよい。
また、上記実施例は、画像処理装置内で全ての処理を実行し、目的を達成するが、画像処理装置の外部インタフェース部101に接続されているコンピュータ上で、上記と同等の処理を行うようにしてもよい。
上記実施例において、手段を工程に置き換えれば、上記実施例を、画像処理方法として把握することができる。また、上記実施例において、手段を置き換えた工程をコンピュータに実行させるためのプログラムを想定することができる。
本発明の実施例1である画像処理装置100を示すブロック図である。 実施例1である画像処理装置100における原稿周囲の黒領域の検出と、本スキャン時の設定とを示すフローチャートである。 原稿台ガラスを透して原稿台の読み取り範囲全体を読み取った読取画像データの例を示す図である。 画像処理装置100において、原稿周辺の黒領域が、黒枠であるのか、綴じ部の影であるのかを識別する処理を示すフローチャートである。 右端と下端との2箇所の黒領域が検出された場合の例を説明する図である。 画像処理装置100において、原稿周辺の黒領域が、黒枠であるのか、綴じ部の影であるのかを識別する別の処理を示すフローチャートである。 画像処理装置100において、原稿周辺の黒領域が、黒枠であるのか、綴じ部の影であるのかを識別するさらに別の処理を示すフローチャートである。 画像処理装置100において、原稿周辺の黒領域が、黒枠であるのか、綴じ部の影であるのかを識別する処理の他の処理を示すフローチャートである。 画像処理装置100において検出された黒領域の例を示す図である。 画像処理装置100において、原稿周辺の黒領域が、黒枠であるのか、綴じ部の影であるのかを識別するさらに他の処理を示すフローチャートである。 画像処理装置100において、検出された黒領域のラインごとに求めた平均輝度値の近似二次曲線の概略を示す図である。 画像処理装置100において、原稿周辺の黒領域が、黒枠であるのか、綴じ部の影であるのかを識別する処理の別の処理を示すフローチャートである。 画像処理装置100において、入力された画像について、検出された端部の黒領域のエッジ画像を示す図である。 画像処理装置100において、原稿周辺の黒領域が、黒枠であるのか、綴じ部の影であるのかを識別する処理のさらに別の処理を示すフローチャートである。 画像処理装置100が検出した黒領域のエッジ画像の例を示す図である。 本発明の実施例2である画像処理装置において、原稿周辺の黒領域の検出及び本スキャン時の処理設定のフローチャートである。
符号の説明
101…外部インタフェース部、
102…操作部、
103…印刷部、
104…読取部、
105…表示部、
106…制御部、
107…蓄積部、
108…画像処理部。

Claims (11)

  1. 透明原稿台に接して配置されている原稿を、上記透明原稿台を透して読み取り、画像データを得る読取手段と;
    上記画像データを蓄積する蓄積手段と;
    上記画像データの端部の黒領域を検出する黒領域検出手段と;
    上記黒領域検出手段が検出した黒領域が、上記原稿の周辺による黒枠であるのか、上記原稿と上記透明原稿台とが離間した部分に生じた影であるのかを識別する識別手段と;
    上記画像データから上記黒枠を除去する除去手段と;
    上記画像データの上記影を補正する補正手段と;
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1または請求項2において、
    上記識別手段は、上記黒領域検出手段が検出した黒領域の輝度値がほぼ一定であれば、上記黒枠であると判定し、上記黒領域検出手段が検出した黒領域の輝度値がほぼ一定でなければ、上記影であると判定する手段であることを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項1において、
    上記識別手段は、上記画像データの上記黒領域検出手段が検出した黒領域以外の領域について、主走査方向、副走査方向のうちの一方の方向における輝度値がほぼ一定でなければ、上記黒領域検出手段が検出した黒領域が、上記黒枠であると判定し、主走査方向、副走査方向のうちの一方の方向における輝度値がほぼ一定であれば、上記黒領域検出手段が検出した黒領域が、上記影であると識別する手段であることを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項1において、
    上記識別手段は、上記画像データの上記黒領域検出手段が検出した黒領域以外の領域について、主走査方向、副走査方向のうちの一方の方向における輝度値がほぼ一定にならなければ、上記黒領域検出手段が検出した黒領域が、上記黒枠であると識別し、上記黒領域検出手段が2つの黒領域を検出すると、それぞれの黒領域の隣接する原稿の方向の幅の大きい方が上記影であり、小さい方が上記黒枠であると識別する手段であることを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項1において、
    上記識別手段は、上記黒領域検出手段が検出した2つの黒領域のうちの一方の黒領域の幅であって、隣接する原稿の方向の幅に基づいて、他方の黒領域が上記影または上記黒枠であると識別する手段であることを特徴とする画像処理装置。
  6. 請求項1において、
    上記識別手段は、上記黒領域検出手段が検出した黒領域について、エッジ検出を行い、検出されたエッジ量が、大きければ、上記影であると識別し、小さければ、上記黒枠であると識別する手段であることを特徴とする画像処理装置。
  7. 請求項6において、
    上記識別手段は、上記エッジ検出で検出されたエッジ画素に基づいて、連続して隣接するエッジ画素数が大きいエッジ画素を除いて、残りのエッジ量が大きければ、上記影であると識別し、小さければ、上記黒枠であると識別することを特徴とする画像処理装置。
  8. 請求項1において、
    上記識別手段は、上記黒領域検出手段が検出した黒領域を、上記黒枠、または、上記影であると設定する設定手段を有することを特徴とする画像処理装置。
  9. 請求項1において、
    読取画像データを印刷する印刷手段を有することを特徴とする画像処理装置。
  10. 透明原稿台に配置されている原稿を読み取り、画像データを入力する入力工程と;
    上記画像データの端部の黒領域を検出する黒領域検出工程と;
    上記黒領域検出工程で検出した黒領域が、上記原稿の周辺の黒枠であるのか、上記原稿と上記透明原稿台との離間部に生じた影であるのかを識別する識別工程と;
    上記画像データから上記黒枠を除去する除去工程と;
    上記画像データの上記影を補正する補正工程と;
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  11. 透明原稿台に配置されている原稿を読み取り、画像データを入力する入力工程と;
    上記画像データの端部の黒領域を検出する黒領域検出工程と;
    上記黒領域検出工程で検出した黒領域が、上記原稿の周辺の黒枠であるのか、上記原稿と上記透明原稿台との離間部に生じた影であるのかを識別する識別工程と;
    上記画像データから上記黒枠を除去する除去工程と;
    上記画像データの上記影を補正する補正工程と;
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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