JP5621629B2 - 読取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、フラットベッド型の読取装置において、原稿の読み取りを行うための技術に関する。
従来より、載置台に載せられた原稿を読み取るフラットベッド型の読取装置が知られている。こうした読取装置によって、本のように綴じ部を有するブック原稿の見開きページを読み取る際には、ブック原稿の綴じ部付近が載置台から浮き上がり、読み取られた画像データにおいて、綴じ部付近の画像が暗くなったり、歪んだり、ぼけたりして十分な品質の画像データが得られないことがある。これを防ぐために、通常、ユーザは、原稿カバーの上からブック原稿を載置台に対して押さえ付けるか、あるいはブック原稿を直接手で押さえ付けながら読み取りを行う。
特開平10−65876号公報
しかしながら、原稿を押さえる力の加減や押さえる位置が適切でないと、やはり原稿に浮き上がる箇所が生じ、十分な品質の画像データが得られないことがある。このような場合には、ユーザが原稿の押さえ方を変えるなどして読み取りをやり直すことになるが、適切な押さえ方が直ぐには分からないことがあった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ユーザが原稿の適切な押さえ方を容易に把握するための技術を提供することを目的とする。
本明細書によって開示される読取装置は、綴じ部を有する原稿が見開き状態で載置される透明な載置部と、前記載置部を介して前記原稿を読み取って読取データを生成する読取部と、前記読取データに基づいて前記原稿が前記載置部から浮いた浮き部分の位置を判断する位置判断部と、前記浮き部分の位置を報知する報知部と、を備える。
また、上記読取装置は、前記位置判断部が、前記浮き部分の位置として、前記綴じ部の長手方向の両端部のうち、より前記載置部から浮き上がっている浮き端部の位置を判断し、前記報知部は、前記浮き端部の位置を報知する構成でもよい。
また、上記読取装置は、前記位置判断部が、前記読取データの画像において、画素値が所定の閾値より小さい部分であって前記綴じ部付近に前記長手方向に沿って形成される暗部の幅が、前記長手方向の一方の側で他方の側より大きい場合に、前記綴じ部の前記両端部のうち前記一方の側の端部を前記浮き端部と判断する構成でもよい。
また、上記読取装置は、前記位置判断部が、前記暗部の幅が前記長手方向の一方の側に向かうにつれて大きくなる場合に、前記綴じ部の前記両端部のうち前記一方の側の端部を前記浮き端部と判断する構成でもよい。
また、上記読取装置は、前記原稿の前小口に対応する端縁部の前記長手方向に対する傾きを前記読取データに基づいて検出する傾き検出部を備え、前記位置判断部は、前記傾き検出部によって検出された傾きに基づいて、前記読取データの画像上において、前記端縁部が前記綴じ部の前記長手方向の一方の側に向かうにつれて前記綴じ部に接近するかを判断し、接近する場合に前記綴じ部の前記両端部のうち前記一方の側の端部を前記浮き端部と判断する構成でもよい。
また、上記読取装置は、前記報知部が、前記傾き検出部によって検出された前記端縁部の傾きが第1基準未満の場合に、前記浮き端部の位置を報知しない構成でもよい。
また、上記読取装置は、前記読取データの画像に含まれる前記原稿の文字を認識し、前記文字の向きに基づいて前記原稿の上下を特定する特定部を備え、前記報知部は、前記特定部により特定された前記原稿の上下に基づいて前記浮き端部が前記原稿の上下いずれの側にあるかを報知する構成でもよい。
また、上記読取装置は、前記読取データに基づいて、前記浮き部分に形成される暗部の面積が第2基準以上であるかを判断する面積判断部を備え、前記報知部は、前記暗部の面積が前記第2基準以上でないと判断された場合に、前記浮き部分の位置を報知しない構成でもよい。
また、上記読取装置は、前記原稿の面積を検出する面積検出部と、前記読取データに基づいて、前記原稿の面積に対する前記浮き部分に形成される暗部の面積の割合が第3基準以上であるかを判断する割合判断部を備え、前記報知部は、前記暗部の面積の割合が前記第3基準以上でないと判断された場合に、前記浮き部分の位置を報知しない構成でもよい。
なお、この発明は、読取装置、読取方法、これらの装置や方法を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体等の種々の態様で実現することができる。
本発明によれば、ユーザが原稿の浮き部分の位置を知ることで、原稿の適切な押さえ方を容易に把握することができる。
実施形態1から3における複合機の外観斜視図 実施形態1から3における複合機の電気的構成を概略的に示すブロック図 実施形態1における読取処理のフローチャート ブック原稿を見開き状態で載置部に載せた状態を示す側面図 ブック原稿を読み取って得られた読取データの画像を示す図 読取データの副走査方向における位置と画素値との関係を示すグラフ 選択画面の例を示す図 実施形態2におけるブック原稿読取処理のフローチャート 実施形態3におけるブック原稿コピー処理のフローチャート
<実施形態1>
次に本発明の実施形態1について図1から図7を参照して説明する。本実施形態では、本発明をスキャナ機能、コピー機能、プリンタ機能を備えた複合機10に適用する例を示す。
(複合機の構成)
図1は、複合機10の外観斜視図である。
複合機10は、本体部11を備え、その上面に原稿30を載置するための載置部12を備えている。載置部12は、水平に配置された長方形の透明なガラス板であり、本体部11の上面には、載置部12の外周部に長方形状の枠部12Aが設けられている。載置部12の下側には、CIS(Contact Image Sensor)やCCD(Charge Coupled Device)などのイメージセンサを有する読取部13が設けられている。読取部13は、載置部12上の原稿30に光を照射してその反射光を読み取り、読取データを生成して出力する。
本体部11の上部後端には、一対のヒンジ15を介して原稿カバー16が開閉可能に取り付けられている。原稿カバー16を開いた状態(図1に示す状態)では、載置部12の上方が開放され、ユーザが載置部12に原稿30を載せることができる。また、原稿カバー16を閉じた状態では、載置部12の上方が覆われ、ユーザが原稿カバー16の上から載置部12上の原稿30を載置部12へ押さえ付けることができる。
また、原稿カバー16は、ADF(自動原稿供給装置)17を備えている。ADF17は、複数のシート状の原稿を積載可能な原稿トレイ17Aを有し、原稿トレイ17Aに載置された原稿を一枚ずつ読取部13の読み取り位置(載置部12の左端部)へ搬送する。
原稿の読み取りは、載置部12上に原稿30を載置して行う場合と、ADF17を利用する場合とがある。前者の場合、読取部13が載置部12の左側から右側に向けて(副走査方向、矢線B参照)に移動されるのに伴って、読取部13が前後方向(主走査方向、矢線A参照)に1ラインずつ載置部12上の原稿30を読み取る。また、後者の場合には、読取部13が載置部12の左端付近に固定された状態でADF17によって読み取り位置に搬送される原稿を1ラインずつ読み取る。
なお、枠部12Aの短辺及び長辺は、それぞれ読取部13の主走査方向、副走査方向に沿っており、ユーザが載置部12に載せた原稿30の向きを合わせるための基準にすることができる。
また、ヒンジ15は、原稿カバー16後端部の上下動を許容するように構成することができる。これにより、本などの厚手の原稿30を読み取る場合に、原稿カバー16の後端部が原稿30の厚みに応じて浮き上がった状態で、原稿カバー16により原稿30を載置部12へ押さえ付けることができる。
複合機10は、さらに、載置部12の前側に操作部18と表示部19とを備えている。操作部18は、複数のボタンを備え、ユーザによる各種の指示の入力を受け付ける。表示部19(報知部の一例)は、ディスプレイやランプ等を備え、各種の設定画面や装置の動作状態等を表示する。
次に複合機10の電気的構成について説明する。図2は、複合機10の電気的構成を概略的に示すブロック図である。
同図に示すように、複合機10は、CPU21、ROM22、RAM23、NVRAM(不揮発性メモリ)24を備えている。ROM22は、後述する読取処理など、複合機10の各種動作を実行するための制御プログラムを記憶しており、CPU21(位置判断部、傾き検出部、特定部、面積判断部、割合判断部の一例)は、ROM22から読み出したプログラムに従って、各部の制御を行う。RAM23は、CPU21の作業領域として用いられる揮発性のメモリであり、NVRAM24は、各種設定値等を記憶する不揮発性のメモリである。
複合機10は、さらに、ネットワークインターフェース26、印刷部27と、既述の読取部13、操作部18、及び表示部19とを備えている。ネットワークインターフェース26は、例えばLANなどのネットワーク回線に接続され、そのネットワーク回線上に接続された端末装置(図示せず)等との間で通信を行う。印刷部27は、読取データ等から生成された印刷データや、端末装置から受信した印刷データに基づいて、用紙等のシート上に画像を印刷する。
(読取処理)
次に原稿の読み取りを行うための読取処理の動作について説明する。図3は、読取処理のフローチャートである。
まずユーザが操作部18から読取設定の指示を入力すると、この指示を受けて、CPU21は、読み取りの実行条件を設定するための設定画面を表示部19に表示させる。ここで、ユーザは、例えば、読み取りの解像度や、読取データの保存先、保存時のファイル形式などの各種の読取条件を設定することができる。なお、読取データの保存先としては、例えば、ネットワークインターフェース26に接続されたネットワーク回線上の共有フォルダや、複合機10内のNVRAM24上に構成されたフォルダ等を設定することができる。
読取設定の終了後、ユーザがADF17の原稿トレイ17Aまたは載置部12に原稿30をセットし、操作部18から読み取り開始の指示を入力すると、CPU21は、図3の読取処理を実行する。
CPU21は、読取処理において、まずADF17の原稿トレイ17Aに設けられた原稿センサ(図示せず)からの検知信号に基づいて原稿トレイ17Aに原稿がセットされているかを判断する(S101)。そして、原稿がセットされている場合(S101:YES)には、ADF17によって原稿トレイ17Aの原稿を1枚ずつ送り出し、読取部13によって読み取り、読取部13から出力される読取データを取得する(S102)。
そして、CPU21は、読取部13で生成され出力される読取データに対しシェーディング補正等の画像処理を施した後、その読取データを設定処理において指定されたファイル形式に変換し、指定された保存先に保存する(S103)。その後、この読取処理を終了する。
また、CPU21は、ADF17の原稿トレイ17Aに原稿がセットされていない場合(S101:NO)には、読取部13によって載置部12(FB)上の原稿30を読み取り、読取部13から出力される読取データを取得する(S104)。
ここで、図4は、本などのブック原稿30を見開き状態で載置部12に載せた状態の側面図を示し、図5は、図4の状態のブック原稿30を読み取って得られた読取データの画像を示している。なお、便宜上、図4に加え、図5においても画像上のブック原稿30の部位を符号で示している。以下の説明では、ブック原稿とシート状の原稿と含んだ原稿を表す場合には、単に原稿30という。
ブック原稿30は、複数枚の紙を綴じ合わせた綴じ部31を有している。綴じ部31の長手方向の両端部32,33のうち、一方が上端部32、他方が下端部33である。本実施形態では、綴じ部31の長手方向が読取部13の主走査方向または副走査方向と一致するような向きで、ブック原稿30が載置部12に載置されるものとする。図4,図5では、綴じ部31の長手方向が主走査方向(矢線A方向)に一致している。
読み取りの際に、ブック原稿30の綴じ部31が載置部12からある程度以上浮いていると、読取データの画像において、ブック原稿30の浮き部分に読取部13から照射される光が十分に届かないために、そこに影の部分である暗部34が形成される。この暗部34は、綴じ部31付近に綴じ部31の長手方向に沿って形成される。
さて、CPU21は、図3のS104にて、載置部12上の原稿30を読み取った後、原稿30の面積Soを検出する(S105)。例えば、読取データにおいて、原稿30と背景37との境界の位置を両者の画素値の差に基づいて求め、その境界の位置から原稿30の縦横の長さを求め、それらを掛け合わせることで面積が求められる。
続いて、CPU21は、読取データにおける暗部34の面積Sdを求める(S106)。ここで、図6は、読取データの副走査方向における位置と画素値との関係を示すグラフであり、綴じ部31付近の画素値のみを取り出して示している。なお、ここでは、読取データを8ビットのグレースケール画像とし、その画像の各画素の明るさを0から255までの階調値で示す値を画素値とする。
同図に示すように、読取データの副走査方向の1ラインにおいて、暗部34に相当する画素は画素値が0に近い値を取り、暗部34の両側に隣接する明部35に相当する画素は、画素値が平均的に255に近い値を取る。そこで、これらの画素値の中間の値を閾値Th(例えば150)とし、読取データの画素値と比較することで、画素値が閾値Th以下の画素が連続する長さを暗部34の幅Wとして求めることができる。
なお、綴じ部31の長手方向が副走査方向と平行になるようにブック原稿30が載置された場合には、読取データの主走査方向について上記と同様の要領で暗部34の幅Wを求めることができる。暗部34の長手方向が綴じ部31の長手方向に一致することから、暗部34の形状を検出することで、綴じ部31の長手方向がいずれの向きになるようにブック原稿30が載置されているかを判断することができる。
綴じ部31の両端部32,33の載置部12に対する浮き量が互いに等しい場合には、暗部34の幅Wが一定になる。言い換えれば、暗部34と明部35との境界線36が互いに平行になり、暗部34は、全体として略長方形状となる。従って、暗部34の面積Sdは、暗部34の幅Wと暗部34の長さとを掛け合わせて求めることができる。
また、綴じ部31の両端部32,33の浮き量が互いに異なる場合には、例えば、図4及び図5に示すように、暗部34と明部35との境界線36が互いに逆側に傾き、暗部34の幅Wが綴じ部31の長手方向における一方の側で他方の側よりも大きくなる。このとき、その一方の側の端部33は、他方の側の端部32よりも浮いており、この一方の側の端部33を浮き端部と呼ぶ。
浮き端部の反対側の端部32が載置部12に対してある距離以上離間している場合には、暗部34が両端部32,33にわたって形成され、暗部34は、全体として略台形状となる。従って、暗部34の面積Sdは、それぞれの端部32,33付近における暗部34の幅W同士を加え、2で割ったものに、暗部34の長さを掛け合わせて求めることができる。
また、浮き端部の反対側の端部32が載置部12に対して上記距離よりも近い位置にある場合には、暗部34がその端部32付近までは形成されず、暗部34は、全体として略三角形状になる。暗部34の面積Sdは、浮き端部32付近の幅Wと暗部34の長さとを掛け合わせて2で割って求めることができる。
なお、暗部34の面積Sdは、読取データから暗部34に相当する画素数を数え、その画素数を面積に換算することなどによっても求めることができる。
次にCPU21は、暗部34の面積Sdが原稿30の面積Soに占める割合Sd/Soが所定の基準値(第3基準の一例、例えば20%)以上であるかを判断する(S106)。そして、暗部34の面積Sdの割合Sd/Soが基準値未満である場合(S106:NO)には、読取データを指定されたファイル形式に変換し、指定された保存先に保存する(S107)。
なお、S106の処理では、暗部34の面積Sdの割合Sd/Soでなく、面積Sdを所定の基準値(第2基準の一例、例えば70cm)と比較してもよい。
CPU21は、暗部34の面積Sdの割合Sd/Soが基準値以上である場合(S106:YES)には、暗部34と明部35との2つの境界線36のうち一方について、綴じ部31の長手方向に対する傾きを求め、その傾きの大きさ(絶対値)が所定の基準以上であるかを判断する(S108)。なお、ここでは、2つの境界線36同士の傾きの大きさは等しいものとする。
そして、CPU21は、境界線36の傾きの大きさが上記基準以上である場合(S108:YES)には、ユーザに対して浮き端部の位置を報知するとともに、次の動作を選択させるための選択画面40を表示部19に表示する(S109)。図7は、選択画面40の例を示す図である。
ここでは、CPU21は、境界線36の傾きの向き(符号)に基づいて、浮き端部の位置を判断する。即ち、境界線36が綴じ部31の長手方向の一方の側に向かうにつれて綴じ部31から離間する側に傾いている場合には、その一方の側の端部を浮き端部と判断する。言い換えれば、綴じ部31の両端部32,33のうち、暗部34の幅Wが大きい方の端部が浮き端部になる。そして、浮き端部が載置部12の前後左右のいずれの側にあるかを表示部19に表示する。
また、選択画面40では、次に読み取りを再実行するか、あるいは読み取りを再実行せずに現在の読取データを保存するかをユーザに選択させるための選択肢が表示され、ユーザが操作部18を用いて選択肢のいずれかを選択することができる。
ユーザは、選択画面40を見て、ブック原稿30の浮き端部の位置を知り、読み取りの再実行が必要と判断した場合には、その浮き端部が載置部12に近づくようにブック原稿30を押さえる位置を変えるなどして、操作部18から読み取りの再実行の指示を入力する。
CPU21は、読み取りの再実行の指示が入力された場合(S110:YES)には、現在の読取データを破棄し(S111)、S104に戻り、再度読み取りを行う。また、現在の読取データを保存する旨の指示が入力された場合(S110:NO)には、読取データを指定されたファイル形式に変換し、指定された保存先に保存する(S107)。
また、S108において、境界線36の傾きの大きさが基準より小さい場合(S108:NO)には、ユーザに対して綴じ部31が浮いている旨を報知するとともに、次の動作を選択させるための選択画面を表示部19に表示する(S112)。具体的には、例えば「原稿の綴じ部が浮いています。原稿の浮きを押さえて読み取りをやり直しますか?1:読み取りをやり直す 2:現在の読取データを保存する」のようなメッセージを示す選択画面を表示部19に表示する。
即ち、傾きの大きさが比較的小さい場合には、綴じ部31の端部32,33同士の浮き量が概ね同じであるため、綴じ部31全体を浮き部分として報知する。これにより、ユーザは、読み取りの再実行が必要と判断した場合には、ブック原稿30の綴じ部31の中央を押さえたり、ブック原稿30を押さえる力を強めたりして、操作部18から読み取りの再実行の指示を入力する。
CPU21は、S112にて上記選択画面を表示した後、S110に進み、ユーザから入力される指示に応じた動作を行う。
CPU21は、S107にて読取データを保存した後、次の読み取りを実行するか、終了するかをユーザに選択させるための選択画面を表示部19に表示する(S113)。ここで、ユーザは、次の読み取りを行う場合には、ブック原稿30の次の読み取りページを開いて載置部12に載せ、次の読み取り実行の指示を入力する。
CPU21は、次の読み取り実行の指示が入力された場合(S114:YES)には、S104に戻って読み取りを実行し、終了が指示された場合(S114:NO)には、この読取処理を終了する。
(本実施形態の効果)
以上のように本実施形態によれば、読取データに基づいてブック原稿30が載置部から浮いた浮き部分の位置を判断し、その位置を報知する。これにより、ユーザがブック原稿30の浮き部分の位置を知り、ブック原稿30の適切な押さえ方を容易に把握することができる。
また、浮き部分の位置として、綴じ部31の両端部32,33のうち、より載置部12から浮き上がっている浮き端部の位置を判断し、その浮き端部の位置を報知する。これにより、載置部12に対して綴じ部31が傾くようにブック原稿30が載置された場合に、ユーザがより浮き上がった浮き端部の位置を知り、ブック原稿30の適切な押さえ方を容易に把握することができる。
また、暗部34の幅Wが、綴じ部31の長手方向の一方の側で他方の側より大きい場合に、綴じ部31の両端部32,33のうち前記一方の側の端部を浮き端部と判断する。これにより、浮き端部の位置を正しく判断することができる。
また、暗部34の面積Sdが基準以上であるかを判断し、面積Sdがその基準以上でないと判断された場合に、浮き部分の位置を報知しない。暗部34の面積Sdが比較的小さい場合には、ブック原稿30の浮きが読取データの品質に与える影響が少ないと考えられるため、報知しない。
また、ブック原稿30の面積Soを検出し、暗部34の面積Sdのブック原稿30の面積Sdに対する割合Sd/Soが基準以上であるかを判断し、暗部34の面積Sdの割合Sd/Soがその基準以上でないと判断された場合に、浮き部分の位置を報知しない。これにより、単に暗部34の面積Sdを基準と比較する場合に比べて、浮き部分の位置を報知するか否か、即ち、ブック原稿30の浮きが読取データの品質に与える影響がある程度以上かそうでないかをより適切に判断することができる。
<実施形態2>
次に本発明の実施形態2について図8を参照して説明する。
本実施形態では、複合機10によってブック原稿30の読み取りを行う場合に、ブック原稿30の端縁部38の傾きから浮き部分を判断するブック原稿読取処理を実行する例を示す。図8は、ブック原稿読取処理のフローチャートである。なお、複合機10の構成は上記実施形態と同様であるので、以下の説明では、上記実施形態と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
まずユーザが操作部18から各種の読取条件を設定し、ブック原稿30を見開き状態で載置部12に載せる。このとき、ブック原稿30の綴じ部31の長手方向を主走査方向と平行に向けるものとする。そして、ユーザにより操作部18からブック原稿読取処理の実行指示が入力されると、CPU21は、図8に示す処理を実行する。
CPU21は、まず読取部13によりブック原稿30の読み取りを開始する(S201)。そして、読み取り動作を続けながら、読取部13から順次出力される読取データに基づいて、ブック原稿30の前小口に位置する端縁部38、即ち綴じ部31の反対側に位置する端縁部38の長さを検出する(S202)。この端縁部38は、図5に示すように、副走査方向(矢線B)における読み取りの開始位置に近い方の端縁部38であって、ブック原稿30と背景37との境界の位置に基づいてその長さを求めることができる。
続いてCPU21は、読取データに基づいて、綴じ部31の長手方向、即ち主走査方向(矢線A)に対する端縁部38の傾きを検出する(S203)。この端縁部38の傾きの大きさ(絶対値)は、綴じ部31の両端部32,33の浮き量が互いに等しいときに0になり、両端部32,33の浮き量の差が大きい程、大きな値になると考えられる。
そして、CPU21は、端縁部38の傾きの大きさが所定の基準値(第1基準の一例、例えば10度)以上かを判断する(S204)。この基準値は、浮き端部の位置を報知するか否かを決定するための閾値であり、固定値としてもよいが、端縁部38の長さに応じて異なる値としてもよい。
即ち、端縁部38の傾きが同じであれば、ブック原稿30のサイズが大きい程、浮き端部の浮き量が大きくなり、それに伴って暗部34の面積Sdが大きくなると考えられることから、端縁部38の傾きが大きい程、上記基準値を小さくする。これにより、単に上記基準値を固定値にする場合に比べて、浮き端部の位置を報知するか否か、即ち、綴じ部31の両端部32,33の浮き量の違いが読取データの品質に与える影響がある程度以上かそうでないかをより適切に判断することができる。
CPU21は、端縁部38の傾きの大きさが上記基準値以上である場合(S204;YES)には、読み取り動作を中断し、それまでに得られた読取データを破棄する(S205)。そして、ユーザに対し、浮き端部の位置を報知するとともに、読み取りの再実行を指示させるための指示画面を表示部19に表示する(S206)。この指示画面では、例えば「原稿が読取面の奥側で浮いています。原稿の浮きを押さえて再度読み取りを行います。」のようなメッセージを表示する。
ここでは、CPU21は、端縁部38の傾きの向き(符号)に基づいて、浮き端部の位置を判断する。即ち、読取データの画像上において、端縁部38が綴じ部31の長手方向の一方の側に向かうにつれて綴じ部31に接近する方向に傾いている場合に、その一方の側の端部を浮き端部と判断する。そして、浮き端部が載置部12の前後のいずれの側にあるかを表示部19に表示する。
ユーザは、指示画面を見て、浮き端部がどの位置にあるかを知り、その浮き端部が載置部12に近づくように、ブック原稿30を押さえ、読み取り再実行の指示を操作部18から入力する。CPU21は、指示画面を表示した後、読み取り再実行の指示の入力を待機しており(S207)、その指示が入力されると、S201に戻って再度読み取りを開始する。
また、CPU21は、S204において、端縁部38の傾きが基準に満たない場合(S204:NO)には、読み取り動作を最後まで続行して、得られた読取データを保存し(S208)、このブック原稿読取処理を終了する。
以上のように本実施形態によれば、ブック原稿30の前小口に位置する端縁部38の傾きに基づいて、浮き端部の位置を正確に判断することができる。
また、ブック原稿30の読み取り動作中に端縁部38の傾きを判断するため、ブック原稿30全体を読み取った後に判断するよりも早い時期に判断し、その結果をユーザに報知することができる。従って、綴じ部31の一方の端部が浮いている場合に、速やかに読み取りをやり直すことができる。
また、端縁部38の傾きが比較的小さい場合には、綴じ部31の両端部32,33間の浮き量の違いが読取データの品質に大きな影響を与えないと考えられるため、浮き端部の位置を報知しない。
<実施形態3>
次に本発明の実施形態2について図9を参照して説明する。
本実施形態では、複合機10によって、ブック原稿30の複製を印刷するためのブック原稿コピー処理を実行する例を示す。図9は、ブック原稿コピー処理のフローチャートである。なお、複合機10の構成は上記実施形態と同様であるので、以下の説明では、上記実施形態と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
まずユーザが操作部18から各種の読取条件及び印刷条件を設定し、ブック原稿30を見開き状態で載置部12に載せる。このとき、綴じ部31の長手方向を主走査方向または副走査方向と平行にするものとする。
続いて、操作部18からブック原稿コピー処理の実行指示が入力されると、CPU21は、図9に示す処理を実行する。CPU21は、まず読取部13によってブック原稿30を読み取り、読取データを取得する(S301)。そして、その読取データに基づいて、既述の要領でブック原稿30の前小口に位置する端縁部38の傾きを検出する(S302)。
次にCPU21は、公知のOCR(Optical Character Recognition)技術を用いて読取データに含まれるブック原稿30の文字39を認識し、その文字39の向きに基づいて原稿30の上下を特定する(S303)。これにより、綴じ部31の両端部32,33のうち、いずれが上端部32でいずれが下端部33かを特定することができる。
続いてCPU21は、端縁部38の傾きが所定の基準以上かを判断し(S304)、基準以上である場合(S304:YES)には、ユーザに浮き端部の位置を報知するとともに、次の動作を選択させるための選択画面を表示部19に表示する(S305)。ここで、CPU21は、ブック原稿30の文字39の向きから特定されたブック原稿30の向きに基づいて、浮き端部がブック原稿30の上下いずれの側にあるかを報知する。
具体的には、例えば「原稿の上側が浮いています。原稿の浮きを押さえて読み取りをやり直しますか?1:読み取りをやり直す 2:そのまま印刷する。」のようなメッセージを示す選択画面を表示部19に表示する。
ユーザは、上記選択画面を見て、浮き端部の位置を知り、読み取りの再実行が必要と判断した場合には、その浮き端部が載置部12に近づくようにブック原稿30を押さえる位置を変えるなどして、操作部18から読み取りの再実行の指示を入力する。
CPU21は、読み取りの再実行の指示が入力された場合(S306:YES)には、現在の読取データを破棄し(S307)、S301に戻ってブック原稿30の読み取りをやり直す。また、そのまま印刷する旨の指示が入力された場合(S306:NO)には、現在の読取データに基づいて印刷データを生成して印刷部27に供給することにより、読取データに基づいた画像をシート(図示せず)上に印刷する(S308)。そして、このブック原稿コピー処理を終了する。
以上のように本実施形態によれば、読取データの画像に含まれる文字39を認識し、その文字39の向きに基づいてブック原稿30の上下を特定し、特定されたブック原稿30の向きに基づいて浮き端部がブック原稿30の上下いずれの側にあるかを報知する。これにより、ユーザがブック原稿30の向きを基準とした浮き端部の位置を知ることができる。
また、印刷動作の前に、端縁部38の傾きが基準以上かを判断し、基準以上である場合には浮き端部を報知して、読み取り再実行の指示を受け付ける。これにより、ブック原稿30が載置部12から浮いている場合に、読み取りをやり直すことができるため、その状態のまま品質の悪い読取データの画像が印刷されてシートやインク等が無駄に消費されることを回避できる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、表示部19に表示させたメッセージによって浮き端部の位置を報知するものを示したが、浮き端部の位置を報知する方法は適宜変更することができる。例えば、表示部19に表示させた矢印の向きによって、載置部12のいずれの側でブック原稿30が浮いているかを示してもよい。また、スピーカ等の発声部を設けて、浮き端部の位置を音声によってユーザに通知してもよい。
また、ブック原稿30の浮き位置に対応する原稿カバー16の位置を報知してもよい。例えば、載置部12の右側でブック原稿30が浮いている場合に、「原稿が浮いています。原稿カバーの右側を押さえて下さい。」のようなメッセージを表示してもよい。
(2)実施形態2では、ブック原稿30の表紙(表表紙または裏表紙)の端縁部38の長さ及び傾きを検出するものを示したが、ブック原稿30のページの端縁部の長さまたは傾きを検出してもよい。例えば、読取データの画像上において、ブック原稿30の前小口の部分に各ページの端縁部を示す多数の線が平行に並ぶパターンが表れるため、このパターンを認識して端縁部の長さまたは傾きを求めることができる。
(3)本来の読み取りである本スキャンを行う前に予備的な読み取りであるプレスキャンを実行し、プレスキャンで、浮き部分が検出された場合には、その位置を報知し、本スキャンを行う前にプレスキャンをやり直すようにしてもよい。
(4)上記実施形態では、原稿30を載置部12に載せる際に、綴じ部31の長手方向が読取部13の主走査方向または副走査方向と平行になるように載置されるものを示したが、綴じ部31の長手方向がこれらの方向に対して傾くように原稿30が載置された場合には、その傾きを検出し、その検出された傾き分を補正した結果に基づいて浮き端部を検出するための判断などを行うことができる。
例えば、暗部34と明部35との一対の境界線36またはそれらの延長線のなす角の二等分線の方向を綴じ部31の長手方向と判断してもよく、あるいはブック原稿30の前小口に位置する一対の端縁部の延長線のなす角の二等分線の方向を綴じ部31の長手方向と判断してもよい。
(5)本発明は、ADF17を備えていない読取装置にも適用することができる。また、ブック原稿を読み取る際などに、原稿カバーを本体部から取り外して、原稿を覆えるように構成することもできる。
(6)上記実施形態では、位置判断部、傾き検出部、特定部、面積判断部、割合判断部をいずれも同じCPU21によって実現する例を示したが、本発明によれば、これらは、互いに別のCPU、若しくはASICやその他の回路によって構成することができる。
(7)上記実施形態では、本発明を、スキャナ機能、コピー機能、プリンタ機能を備える複合機10に適用した例を示したが、これに限らず、本発明は、少なくともスキャナ機能を備えていれば他の機能を備えていない読取装置にも適用することができる。また、本発明をファクシミリ装置に適用し、ブック原稿30を読み取って浮き部分が検出された場合には、その位置を報知し、ファクシミリデータを送信する前にブック原稿30の読み取りをやり直すようにしてもよい。
10…複合機、12…載置部、13…読取部、19…表示部、21…CPU、30…原稿、31…綴じ部31、32…上端部、33…下端部、34…暗部、38…端縁部、39…文字

Claims (4)

  1. 綴じ部を有する原稿が見開き状態で載置される透明な載置部と、
    前記載置部を介して前記原稿を読み取って読取データを生成する読取部と、
    前記読取データに基づいて前記原稿が前記載置部から浮いた浮き部分を判断する浮き部分判断部と、
    前記浮き部分判断部の判断結果に基づいて、前記浮き部分に関する報知を行う報知部と、を備え、
    前記浮き部分判断部は、
    前記読取データに基づいて、前記浮き部分に形成される暗部の面積が所定の面積基準値以上であるかを判断する面積判断部と、
    前記面積判断部によって前記暗部の面積が前記面積基準値以上であると判断された場合に、前記読取データにおける前記暗部とその暗部に隣接する明部との境界線のうち一方について前記綴じ部の長手方向に対する傾きの大きさが所定の傾き基準値以上であるかを判断する傾き判断部とを含み、
    前記傾き判断部により前記傾きの大きさが前記傾き基準値以上であると判断された場合、前記境界線の傾きの向きに基づいて、前記綴じ部の長手方向の両端部のいずれか一方を前記浮き部分と特定し、浮いている端部の位置を前記報知部に報知させる第1報知態様を選択し、
    前記傾き判断部により前記傾きの大きさが前記傾き基準値未満であると判断された場合、前記綴じ部全体を前記浮き部分と特定し、前記綴じ部が浮いていることを前記報知部に報知させる第2報知態様を選択する、読取装置。
  2. 綴じ部を有する原稿が見開き状態で載置される透明な載置部と、
    前記載置部を介して前記原稿を読み取って読取データを生成する読取部と、
    前記読取データに基づいて前記原稿が前記載置部から浮いた浮き部分を判断する浮き部分判断部と、
    前記浮き部分判断部の判断結果に基づいて、前記浮き部分に関する報知を行う報知部と、を備え、
    前記浮き部分判断部は、
    前記読取データに基づいて、前記浮き部分に形成される暗部の面積が原稿の面積に占める割合が、所定の割合基準値以上であるかを判断する割合判断部と、
    前記割合判断部によって前記暗部の面積の割合が前記割合基準値以上であると判断された場合に、前記読取データにおける前記暗部とその暗部に隣接する明部との境界線のうち一方について前記綴じ部の長手方向に対する傾きの大きさが所定の傾き基準値以上であるかを判断する傾き判断部とを含み、
    前記傾き判断部により前記傾きの大きさが前記傾き基準値以上であると判断された場合、前記境界線の傾きの向きに基づいて、前記綴じ部の長手方向の両端部のいずれか一方を前記浮き部分と特定し、浮いている端部の位置を前記報知部に報知させる第1報知態様を選択し、
    前記傾き判断部により前記傾きの大きさが前記傾き基準値未満であると判断された場合、前記綴じ部全体を前記浮き部分と特定し、前記綴じ部が浮いていることを前記報知部に報知させる第2報知態様を選択する、読取装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の読取装置において、
    前記報知部は、前記第1報知態様により、浮いている端部の位置を報知する場合、前後左右のいずれの側にあるかを報知する、読取装置。
  4. 請求項1または請求項2に記載の読取装置において、
    前記読取データの画像に含まれる前記原稿の文字を認識し、前記文字の向きに基づいて前記原稿の上下を特定する特定部を備え、
    前記報知部は、前記第1報知態様を選択し、浮いている端部の位置を報知する場合、前記特定部により特定された前記原稿の上下に基づいて前記浮いている端部が前記原稿の上下いずれの側にあるかを報知する、読取装置。
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