JP2010062254A - 窒化物半導体素子 - Google Patents

窒化物半導体素子 Download PDF

Info

Publication number
JP2010062254A
JP2010062254A JP2008224843A JP2008224843A JP2010062254A JP 2010062254 A JP2010062254 A JP 2010062254A JP 2008224843 A JP2008224843 A JP 2008224843A JP 2008224843 A JP2008224843 A JP 2008224843A JP 2010062254 A JP2010062254 A JP 2010062254A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
type
contact layer
layer
nitride semiconductor
concentration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008224843A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5334501B2 (ja
Inventor
Yoshinobu Narita
好伸 成田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP2008224843A priority Critical patent/JP5334501B2/ja
Publication of JP2010062254A publication Critical patent/JP2010062254A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5334501B2 publication Critical patent/JP5334501B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Led Devices (AREA)
  • Semiconductor Lasers (AREA)

Abstract

【課題】p型コンタクト層とp型電極との接触抵抗を従来よりも低減化し、動作電圧の低い窒化物半導体素子を提供する。
【解決手段】窒化物半導体層上にp型コンタクト層を有し、前記p型コンタクト層がp型電極11側から順にp型第一コンタクト層10とp型第二コンタクト層9によって構成される窒化物半導体素子1において、前記第一コンタクト層10がp型不純物を1.0×1020cm-3以上2.0×1020cm-3以下含有したInxGa1-xN(0<x≦0.2)からなり、前記p型第二コンタクト層9はp型不純物を前記p型第一コンタクト層より低濃度で含有し、In組成比が前記p型第一コンタクト層10より低いInyGa1-yN(0≦y<0.2)からなるものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、窒化物半導体レーザ等の窒化物半導体素子に係り、特に、動作電圧の低減を図った窒化物半導体素子に関するものである。
GaN、AlN、InN及びその混晶からなる窒化物半導体は、青色発光ダイオード(LED)や青紫レーザダイオード(LD)用の材料としてすでに実用化され、さらに、耐熱性や耐環境性が良いという特徴を活かし、電子デバイス用の半導体材料としての利用も盛んになってきている。
ところで、窒化物半導体では、Mgをドーピングすることでp型窒化物半導体を作製するのが一般的である。この窒化物半導体は、アクセプタ準位が深いため、アクセプタの活性化率が非常に低く、ホール濃度を高くすることが困難であるという問題を抱えている。
このため、p型窒化物半導体に対して低抵抗なオーム性電極を形成することは容易ではない。p型コンタクト層とp型電極との接触抵抗の高抵抗化は、窒化物半導体素子において、動作電圧の増加を引き起こす。さらに、動作電圧の増加は、p型電極での発熱を生み、p型電極の劣化を生じやすくするため、信頼性を低くしてしまう。
このp型コンタクト層とp型電極との接触抵抗の低減化という課題に対しては、p型電極側からp型不純物濃度の高い層と低い層、という異なるp型不純物濃度からなる二層構造のp型コンタクト層を用いるという手法が特許文献1に示されている。
特許文献1では、p型電極に対してオーミック接触を得るためには、p型電極と直接接触する層にアクセプタ不純物を高濃度にドーピングすることが有効であるとしている。
また、アクセプタ不純物を高濃度にドーピングすると、ホール濃度は逆に低下するため、その下層にホール濃度が最大となるような濃度のアクセプタ不純物をドーピングした層を設けることで、ホール注入効率の低下を防ぐという手法が示されている。
一方で、p型コンタクト層にこの二層構造を用いた場合、アクセプタ不純物濃度の高い層の膜厚を厚くするにしたがって、閾値電圧が上昇することが特許文献2に示されている。これは、アクセプタ不純物濃度が高い層ではホール濃度が低いため、層の抵抗が高くなることが原因である。そのため、特許文献2では、アクセプタ不純物濃度が高い層の膜厚は、50nm以下にすることが望ましいとしている。
さらに、特許文献3、4ではp型コンタクト層にp型InGaNを形成する手段が示されている。InNのバンドギャップは0.65eV付近とGaNの3.4eVに対して非常に狭いため、その混晶であるInGaNはGaNよりも狭いバンドギャップを得ることができる。さらに、InGaNはMgをp型不純物とした場合でも高いホール濃度が実現できる。このため、低抵抗なオーム性電極の形成が期待できる。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、次のものがある。
特開平8−97471号公報 特開平10−242587号公報 特開平8−97468号公報 特開平9−289351号公報
しかしながら、窒化物半導体の動作電圧の低減化には未だ強い要求があり、p型コンタクト層とp型電極との接触抵抗においても更なる低減化が望まれている。
そこで、本発明の目的は、従来よりも低抵抗なオーム性電極の形成を実現することで、動作電圧を低下させた窒化物半導体素子を提供することである。
本発明は上記目的を達成するために創案されたものであり、請求項1の発明は、窒化物半導体層上にp型コンタクト層を有し、前記p型コンタクト層がp型電極側から順にp型第一コンタクト層とp型第二コンタクト層によって構成される窒化物半導体素子において、前記第一コンタクト層がp型不純物を1.0×1020cm-3以上2.0×1020cm-3以下含有したInxGa1-xN(0<x≦0.2)からなり、前記p型第二コンタクト層はp型不純物を前記p型第一コンタクト層より低濃度で含有し、In組成比が前記p型第一コンタクト層より低いInyGa1-yN(0≦y<0.2)からなる窒化物半導体素子である。
請求項2の発明は、前記p型第一コンタクト層の膜厚が2nm以上20nm以下である請求項1に記載の窒化物半導体素子である。
請求項3の発明は、前記p型第二コンタクト層が、前記p型第二コンタクト層の下層側のp型窒化物半導体層よりもp型不純物を高濃度で含有した請求項1又は2に記載の窒化物半導体素子である。
請求項4の発明は、前記p型第一コンタクト層と前記p型第二コンタクト層に含まれているp型不純物が、マグネシウム(Mg)である請求項1〜3いずれかに記載の窒化物半導体素子である。
請求項5の発明は、前記p型電極が、少なくともパラジウム(Pd)を含む請求項1〜4いずれかに記載の窒化物半導体素子である。
本発明によれば、p型コンタクト層とp型電極との接触抵抗を従来よりも低減化できるため、窒化物半導体素子の動作電圧を低下させることができる。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
図1は、本発明の好適な実施の形態に係る窒化物半導体素子の断面模式図である。
図1に示すように、窒化物半導体素子1は、Siドーピングによるn型GaN基板2上に、Siドーピングによるn型GaNバッファ層3、n型AlGaNクラッド層4、n型GaNガイド層5、ノンドープInGaN活性層6、Mgドーピングによるp型GaNガイド層7、p型AlGaNクラッド層8、p型InyGa1-yN(0≦y<0.2)第二コンタクト層9、p型InxGa1-xN(0<x≦0.2)第一コンタクト層10が順次積層された構造である。
また、p型InxGa1-xN第一コンタクト層10表面には、Pd/Au積層によるp型電極11が形成され、n型GaN基板2の裏面には、Ti/Au積層によるn型電極12が形成される。
さらに、p型AlGaNクラッド層8、p型InyGa1-yN第二コンタクト層9、p型InxGa1-xN第一コンタクト層10は、リッジ形状であり、そのリッジ側面とp型AlGaNクラッド層8の上面を絶縁膜13で覆った構造である。
前記のような構成のエピタキシャルウェハ上に、低抵抗なオーム性電極を形成するのに望ましいp型第一及び第二コンタクト層の構造条件(又は数値限定理由)を以下に示す。
まず、p型電極11に接するp型InxGa1-xN第一コンタクト層10のIn組成を0<x≦0.2(即ち20%以下)とした理由は、InGaNは、非混和性を有するため、高In組成の結晶成長が困難であるからである。
また、InGaNはIn組成が高くなるほど低い温度で成長させる必要があるため、品質の良い結晶が得られにくいからである。つまり、比較的高温で結晶成長が可能なIn組成域では、GaNと比べ高いホール濃度を得ることが可能だが、In組成を高くするために成長温度を下げていくと、結晶品質の悪化で、ホール濃度が低下してしまう問題が生じるからである。
次に、p型InxGa1-xN第一コンタクト層10のMg濃度に関しては、1.0×1020cm-3以上2.0×1020cm-3以下の範囲に制御することが望ましく、より効果が高いのはMg濃度が1.4×1020cm-3のときである。
図2は、p型InxGa1-xN第一コンタクト層10のMg濃度とp型電極11の接触抵抗の関係を表したものである。
図2に示すように、Mg濃度が1.4×1020cm-3以下となる範囲では濃度を高くするにつれて接触抵抗が低減され、Mg濃度が1.4×1020cm-3を超える範囲では濃度を高くするにつれて接触抵抗が増大する。10-4Ωcm2程度以下の接触抵抗を得ようとした場合、p型InxGa1-xN第一コンタクト層10の最適なMg濃度は前述の範囲であることが分かる。
また、p型InxGa1-xN第一コンタクト層10の膜厚に関しては、2nm以上20nm以下の範囲に設定することが望ましい。これは、2nmよりも薄い膜厚のInGaNを所望の組成で、且つ所望のMg濃度で成長させるのは困難であり、また、膜厚を20nmよりも厚くすると、下層との格子不整合により転位が増加し、その結果、結晶品質が悪化して接触抵抗が高くなるからである。
一方、p型InyGa1-yN第二コンタクト層9は、p型InxGa1-xN第一コンタクト層10よりもIn組成が小さいInGaN(0<y<0.2)もしくはGaN(y=0)であることが望ましい。
また、p型InyGa1-yN第二コンタクト層9のMg濃度に関しては、p型InxGa1-xN第一コンタクト層10のMg濃度以下で、且つp型AlGaNクラッド層8のMg濃度以上であることが望ましい。
これは、p型InyGa1-yN第二コンタクト層9のMg濃度がp型InxGa1-xN第一コンタクト層10のMg濃度よりも高い場合、接触抵抗を著しく増加させてしまうからである。また、p型InyGa1-yN第二コンタクト層9のMg濃度がp型AlGaNクラッド層8のMg濃度よりも低い場合、ホール濃度が低下してしまい、やはり接触抵抗を増加させてしまうからである。
以上の構成からなる窒化物半導体素子1によれば、p型コンタクト層(p型InxGa1-xN第一コンタクト層10)とp型電極11との接触抵抗を従来よりも低減化できるため、動作電圧を低くすることができる。
窒化物半導体素子1の変形例として、図3に示すように、n型GaNガイド層5、p型GaNガイド層7、絶縁膜13が無く、n型及びp型AlGaNクラッド層4,8がn型及びp型GaNクラッド層4’,8’であり、p型GaNクラッド層8’、p型InyGa1-yN第二コンタクト層9、p型InxGa1-xN第一コンタクト層10がリッジ形状ではない構造の窒化物半導体素子30でも同様の効果が得られる。
(実施例1)
実施例1では、図1の窒化物半導体素子1を用いた窒化物半導体レーザを作製した。
まず、Siドーピングによるn型GaN基板2をMOVPE(有機金属気相成長)装置の反応炉内に設置し、アンモニアとキャリアガスの水素を供給しながら、n型GaN基板2の温度を900℃まで熱した。
そして、n型GaN基板2を900℃まで昇温させた後、トリメチルガリウム(TMG)とシランガスを供給し、その後、温度を1050℃まで昇温させながら、n型GaN基板2の(0001)面上にSiドーピングによるn型GaNバッファ層3を成長させ、次に温度を1050℃に保ったままトリメチルアルミニウム(TMA)を供給し、Siドーピングによるn型AlGaNクラッド層4を積層した。
その後、TMAの供給を止め、Siドーピングによるn型GaNガイド層5を成長させた。ここで、TMGとシランガスの供給を止め、温度を800℃まで降温させた。その際、アンモニアは供給したままで、キャリアガスを水素から窒素に切り替え、温度が800℃になったら、TMGとトリメチルインジウム(TMI)を供給し、ノンドープInGaN活性層(多量子井戸(MQW))6を成長させた。このとき、TMIは供給量が異なる供給ラインを2つ用意し、それらを交互に切り替えることでIn組成の異なる井戸層と障壁層とを成長させた。
次に、TMIとTMGの供給を止め、再び温度を1050℃まで昇温させ、キャリアガスを窒素から水素に切り替え、TMGとCp2Mg(シクロペンタジニエルマグネシウム)を供給し、Mgドーピングによるp型GaNガイド層7、さらにTMAを供給し、Mgドーピングによるp型AlGaNクラッド層8を積層した。
そして、TMAの供給を止め、Mgドーピングによるp型InyGa1-yN第二コンタクト層9を成長させ、その後TMGとCp2Mgの供給を止め、キャリアガスを水素から窒素に切り替え、温度を800℃まで降温させ、温度が800℃になったらTMIとTMGとCp2Mgとを再び供給し、Mgドーピングによるp型InxGa1-xN第一コンタクト層10を積層した。p型InxGa1-xN第一コンタクト層10の結晶成長終了後、TMI、TMG、Cp2Mg、アンモニアの供給を止め、キャリアガスの窒素のみを供給した状態で室温まで降温させた。
温度を室温に戻した後、反応炉からn型GaN基板2を取り出し、アニーリング装置を用いて600℃の窒素雰囲気中、20分間アニーリングを行い、p型不純物の活性化を行った。
その後、RIE装置により、p型AlGaNクラッド層8とp型InyGa1-yN第二コンタクト層9とp型InxGa1-xN第一コンタクト層10を中央部を除いてp型AlGaNクラッド層8の途中までエッチングすることでリッジ形状とした。
次に、表面全体を絶縁膜13で覆い、さらにフォトリソグラフィーによって、リッジ上部の絶縁膜13の除去を行い、露出したp型InxGa1-xN第一コンタクト層10表面上にPd/Au積層によるp型電極11を形成し、n型GaN基板2の裏面にはTi/Au積層によるn型電極12を形成した。
最後に、図示しないがへき開などによりレーザ共振器を形成し、窒化物半導体レーザ素子を形成した。
このとき、p型電極11に接するp型InxGa1-xN第一コンタクト層10は、膜厚が15nm、Mg濃度が1.4×1020cm-3、In組成がx=0.07(即ち7%)のInGaNとした。
また、p型InyGa1-yN第二コンタクト層9は、膜厚が50nm、Mg濃度が7.0×1019cm-3のGaN(y=0(即ちIn組成は0%))で構成した。さらに、p型InyGa1-yN第二コンタクト層9の下層であるp型AlGaNクラッド層8のMg濃度は2.0×1019cm-3とした。
実施例1で作製した半導体レーザは、p型InxGa1-xN第一コンタクト層10とp型電極11との接触抵抗、また動作電圧が従来に比べ十分に低かった。
(実施例2)
実施例2では、図3に示す構造の窒化物半導体素子30を用いた窒化物半導体発光ダイオードを作製した。
この窒化物半導体発光ダイオードは、有機金属気相成長法(MOVPE法)を用いてエピタキシャル成長させた。
まず、Siドーピングによるn型GaN基板2を炉内に設置し、アンモニアとキャリアガスの水素を供給しながらn型GaN基板2の温度を昇温した。900℃まで昇温したところでTMGとシランガスを供給し、さらに、1050℃まで昇温させながらSiドーピングによるn型GaNバッファ層3、温度が1050℃になったところでSiドーピングによるn型GaNクラッド層4’を成長させた。
次に、TMGとシランガスの供給を止め、温度を800℃まで降温させ、アンモニアを供給したままキャリアガスを水素から窒素に切り替えた。その後、800℃になったら、TMGとTMIを供給し、ノンドープInGaN活性層(多量子井戸(MQW))6を成長させた。
このとき、TMIは供給量が異なるラインを2つ用意し、それらを交互に切り替えることでIn組成の異なる井戸層と障壁層とを成長させた。その後、TMIとTMGの供給を止め、温度を再び1050℃まで昇温させ、キャリアガスを窒素から水素に切り替え、TMGとCp2Mgを供給し、Mgドーピングによるp型GaNクラッド層8’を成長させた。
次に、TMGとCp2Mgの供給を止め、キャリアガスを水素から窒素に切り替え、温度を800℃まで降温させ、その後TMIとTMGとCp2Mgを供給し、Mgドーピングによるp型InyGa1-yN第二コンタクト層9、Mgドーピングによるp型InxGa1-xN第一コンタクト層10を積層した。
p型InxGa1-xN第一コンタクト層10の結晶成長終了後、TMI、TMG、Cp2Mg、アンモニアの供給を止め、キャリアガスの窒素のみを供給した状態で室温まで降温させた。
温度が室温に戻った後、反応炉からn型GaN基板2を取り出し、アニーリング装置を用いて600℃の窒素雰囲気中、20分間アニーリングを行い、p型不純物の活性化を行った。その後、p型InxGa1-xN第一コンタクト層10表面にはPd/Au積層によるp型電極11を形成し、n型GaN基板2の裏面にはTi/Au積層によるn型電極12を形成した。
このとき、p型コンタクト層の構造は、p型InxGa1-xN第一コンタクト層10は膜厚が15nm、Mg濃度が1.4×1020cm-3、In組成x=0.07(即ち7%)のInGaNからなり、p型InyGa1-yN第二コンタクト層9は膜厚が50nm、Mg濃度が4.0×1019cm-3、In組成y=0.02(即ち2%)のInGaNからなる。さらに、p型InyGa1-yN第二コンタクト層9の下層であるp型GaNクラッド層8’のMg濃度は2.0×1019cm-3とした。
実施例2で作製した発光ダイオードの接触抵抗、動作電圧は従来に比べ十分に低かった。
本発明の好適な実施の形態に係る窒化物半導体素子の断面模式図である。 第一コンタクト層のMg濃度と電極の接触抵抗との関係を示す測定図である。 本発明の実施例2で作製した窒化物半導体発光ダイオードの断面模式図である。
符号の説明
1 窒化物半導体素子
9 p型InyGa1-yN第二コンタクト層
10 p型InxGa1-xN第一コンタクト層
11 p型電極

Claims (5)

  1. 窒化物半導体層上にp型コンタクト層を有し、前記p型コンタクト層がp型電極側から順にp型第一コンタクト層とp型第二コンタクト層によって構成される窒化物半導体素子において、
    前記第一コンタクト層がp型不純物を1.0×1020cm-3以上2.0×1020cm-3以下含有したInxGa1-xN(0<x≦0.2)からなり、前記p型第二コンタクト層はp型不純物を前記p型第一コンタクト層より低濃度で含有し、In組成比が前記p型第一コンタクト層より低いInyGa1-yN(0≦y<0.2)からなることを特徴とする窒化物半導体素子。
  2. 前記p型第一コンタクト層の膜厚が2nm以上20nm以下である請求項1に記載の窒化物半導体素子。
  3. 前記p型第二コンタクト層が、前記p型第二コンタクト層の下層側のp型窒化物半導体層よりもp型不純物を高濃度で含有した請求項1又は2に記載の窒化物半導体素子。
  4. 前記p型第一コンタクト層と前記p型第二コンタクト層に含まれているp型不純物が、マグネシウム(Mg)である請求項1〜3いずれかに記載の窒化物半導体素子。
  5. 前記p型電極が、少なくともパラジウム(Pd)を含む請求項1〜4いずれかに記載の窒化物半導体素子。
JP2008224843A 2008-09-02 2008-09-02 窒化物半導体素子 Expired - Fee Related JP5334501B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008224843A JP5334501B2 (ja) 2008-09-02 2008-09-02 窒化物半導体素子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008224843A JP5334501B2 (ja) 2008-09-02 2008-09-02 窒化物半導体素子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010062254A true JP2010062254A (ja) 2010-03-18
JP5334501B2 JP5334501B2 (ja) 2013-11-06

Family

ID=42188760

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008224843A Expired - Fee Related JP5334501B2 (ja) 2008-09-02 2008-09-02 窒化物半導体素子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5334501B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012101856A1 (ja) * 2011-01-25 2012-08-02 住友電気工業株式会社 窒化物半導体素子の製造方法
JP2013021173A (ja) * 2011-07-12 2013-01-31 Toyoda Gosei Co Ltd Iii族窒化物半導体発光素子の製造方法
JP2013033930A (ja) * 2011-06-29 2013-02-14 Sumitomo Electric Ind Ltd Iii族窒化物半導体素子、及び、iii族窒化物半導体素子の製造方法
CN104392916A (zh) * 2014-11-17 2015-03-04 中国科学院半导体研究所 制备低比接触电阻率的p-GaN欧姆接触的方法
KR20170077512A (ko) * 2015-12-28 2017-07-06 엘지이노텍 주식회사 발광소자 및 조명장치

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0897468A (ja) * 1994-09-28 1996-04-12 Rohm Co Ltd 半導体発光素子
JPH10242587A (ja) * 1997-02-24 1998-09-11 Nichia Chem Ind Ltd 窒化物半導体素子及び半導体レーザダイオード
JP2002305358A (ja) * 2001-02-02 2002-10-18 Sanyo Electric Co Ltd 窒化物系半導体レーザ素子およびその形成方法
JP2005150511A (ja) * 2003-11-18 2005-06-09 Toshiba Corp 半導体レーザ素子および半導体レーザ装置
JP2007227832A (ja) * 2006-02-27 2007-09-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 窒化物半導体素子

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0897468A (ja) * 1994-09-28 1996-04-12 Rohm Co Ltd 半導体発光素子
JPH10242587A (ja) * 1997-02-24 1998-09-11 Nichia Chem Ind Ltd 窒化物半導体素子及び半導体レーザダイオード
JP2002305358A (ja) * 2001-02-02 2002-10-18 Sanyo Electric Co Ltd 窒化物系半導体レーザ素子およびその形成方法
JP2005150511A (ja) * 2003-11-18 2005-06-09 Toshiba Corp 半導体レーザ素子および半導体レーザ装置
JP2007227832A (ja) * 2006-02-27 2007-09-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 窒化物半導体素子

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012101856A1 (ja) * 2011-01-25 2012-08-02 住友電気工業株式会社 窒化物半導体素子の製造方法
JP2013033930A (ja) * 2011-06-29 2013-02-14 Sumitomo Electric Ind Ltd Iii族窒化物半導体素子、及び、iii族窒化物半導体素子の製造方法
JP2013021173A (ja) * 2011-07-12 2013-01-31 Toyoda Gosei Co Ltd Iii族窒化物半導体発光素子の製造方法
US8980657B2 (en) 2011-07-12 2015-03-17 Toyoda Gosei Co., Ltd. Method for producing a group III nitride semiconductor light-emitting device
CN104392916A (zh) * 2014-11-17 2015-03-04 中国科学院半导体研究所 制备低比接触电阻率的p-GaN欧姆接触的方法
KR20170077512A (ko) * 2015-12-28 2017-07-06 엘지이노텍 주식회사 발광소자 및 조명장치
KR102445539B1 (ko) 2015-12-28 2022-09-23 쑤저우 레킨 세미컨덕터 컴퍼니 리미티드 발광소자 및 조명장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP5334501B2 (ja) 2013-11-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3609661B2 (ja) 半導体発光素子
JP5533744B2 (ja) Iii族窒化物半導体発光素子
KR20120081249A (ko) 질화물 반도체 발광 소자 및 그 제조 방법
US8211726B2 (en) Method of manufacturing nitride semiconductor light emitting device
JP2008078186A (ja) 窒化物系化合物半導体の結晶成長方法
JP2007115887A (ja) 窒化物半導体素子およびその製法
JP5334501B2 (ja) 窒化物半導体素子
JP3441329B2 (ja) 窒化ガリウム系半導体素子
JP2007201424A (ja) GaN系発光ダイオードの製造方法
JP2006313890A (ja) 窒化ガリウム系半導体素子及びその製造方法
JP3620292B2 (ja) 窒化物半導体素子
JP2016149399A (ja) 半導体発光素子
JP4457691B2 (ja) GaN系半導体素子の製造方法
JP5533093B2 (ja) Iii族窒化物半導体発光素子の製造方法
JP4720519B2 (ja) p型窒化物半導体の製造方法
KR100475005B1 (ko) 질화물반도체소자
JP4423969B2 (ja) 窒化物半導体積層基板およびそれを用いた窒化物半導体デバイス、窒化物半導体レーザ素子
JP2005129923A (ja) 窒化物半導体、それを用いた発光素子、発光ダイオード、レーザー素子およびランプ並びにそれらの製造方法
JP3496480B2 (ja) 窒化物半導体素子
JP4628651B2 (ja) 窒化物半導体発光素子の製造方法
JP2010080741A (ja) 半導体発光素子
JP2015115343A (ja) 窒化物半導体素子の製造方法
JP4200115B2 (ja) カーボンドープ半導体膜、半導体素子、及びこれらの製造方法
JP2005303333A (ja) 半導体発光素子の転位密度低減方法
JP2009164489A (ja) 化合物半導体の製造方法、半導体レーザダイオード及びAlGaN系超格子構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110826

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120711

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130723

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130730

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5334501

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees