JP2010058319A - 液体供給装置および液体噴射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、フィルタ部において、気泡による液体の流通の阻害を抑制することを目的とする。
【解決手段】液体供給装置は、液体を導入するための導入部と、液体を排出するための排出部とを有し、鉛直方向において、排出部が導入部と同じ高さ以上の位置に配置されているフィルタ部と、フィルタ部に加圧された液体を供給する加圧部と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、液体供給装置および液体を噴射するための液体噴射装置に関する。
従来から、インクジェット式プリンタでは、インクカートリッジのインクを記録ヘッドへ供給するインク供給部において、塵や埃をトラップするためのフィルタ部が設けられていることがある。フィルタ部に用いられるフィルタは、メッシュが細かく、インクに混入した気泡をトラップすることがあり、トラップされた気泡によりインクの流通が阻害され、インクの吐出不良を引き起こすことがあった。この問題を解決するため、気泡がフィルタにトラップされてもインクの流路を確保する技術が知られている(特許文献1)。
特開平5−77440号公報 特開平6−336034号公報
しかし、インクの流路が確保されても、気泡がトラップされていない状態に比べるとインクの供給が劣るため、インクの吐出不良を引き起こす可能性があった。なお、かかる問題は、インクジェット式プリンタに限らず、潤滑油や樹脂液等の液体を噴射する任意の液体噴射装置において起こり得る。
本発明は、上記した従来の課題の少なくとも一部を解決するためになされた発明であり、フィルタ部において、気泡による液体の流通の阻害を抑制することを目的とする。
上記課題の少なくとも一部を解決するために本願発明は以下の態様を採る。
第1の態様は、液体供給装置を提供する。本発明の第1の態様に係る液体供給装置は、液体を導入するための導入部と前記液体を排出するための排出部とを有し、鉛直方向において、前記排出部が前記導入部と同じ高さ以上の位置に配置されているフィルタ部と、前記フィルタ部に加圧された前記液体を供給する加圧部と、を備える。
第1の態様に係る液体供給装置によれば、フィルタ部は、鉛直方向において、排出部が導入部と同じ高さ以上の位置に配置され、加圧部により加圧された液体が供給されるため、気泡による液体の流通の阻害を抑制することができる。
第1の態様に係る液体供給装置において、前記フィルタ部は、フィルタが配置されるフィルタ室を備え、前記排出部は、鉛直方向における前記フィルタ室の最上部に配置されていてもよい。この場合、フィルタ室内における気泡の滞留を低減して、気泡による液体の流通の阻害を抑制することができる。
第1の態様に係る液体供給装置において、前記フィルタ室の壁面は、前記フィルタと前記排出部との間でテーパー状に形成されていてもよい。この場合、排出部からの気泡の排出を良好におこなうことができる。
第1の態様に係る液体供給装置において、前記フィルタは、鉛直方向下方から上方に移動する前記液体に作用するように配置されていてもよい。この場合、フィルタにトラップされている気泡を良好にフィルタ室から排出することができる。
第2の態様は、液体を噴射するための液体噴射装置を提供する。本発明の第2の態様に係る液体噴射装置は、第1の態様に係る液体供給装置と、前記液体供給装置から供給された液体を噴射するヘッド部と、を備える。
第2の態様に係る液体噴射装置によれば、フィルタ部において、気泡による液体の流通の阻害を抑制することにより、良好に液体を噴射することができる。
第2の態様に係る液体噴射装置において、前記排出部は、前記液体噴射装置が前記液体を噴射可能な異なる2つの体勢において、鉛直方向における高さが、前記導入部の高さ以上となる位置に配置されていてもよい。この場合、液体噴射装置が液体を噴射可能な異なる2つの体勢において、フィルタ部での気泡による液体の流通の阻害を抑制することができる。
第2の態様に係る液体噴射装置において、前記排出部は、前記2つの体勢において、鉛直方向における前記フィルタ室の最上部となる位置に配置されていてもよい。この場合、液体噴射装置が液体を噴射可能な異なる2つの体勢において、フィルタ室内の気泡の滞留を低減させることができる。
本発明は、種々の態様で実現することが可能であり、例えば、液体供給装置を用いたプリンタ、ファクシミリ装置等の画像記録装置、液晶ディスプレー等のカラーフィルタの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレーや、面発光ディスプレー等の電極形成に用いられる電極材噴射装置など、任意の液体噴射装置で実現することができる。
以下、本発明に係る液体供給装置、および、液体供給装置を用いた液体噴射装置について明らかにするため、液体噴射装置の一態様であるプリンタについて、図面を参照しつつ、実施例に基づいて説明する。
A.第1実施例:
A1.プリンタの構成:
図1は、本発明の第1の実施例におけるプリンタ10の概略構成を示す説明図である。第1の実施例における液体噴射装置としてのプリンタ10は、4色(ブラック,シアン,マゼンダ,イエロー)のインクを吐出可能なインクジェット式のシリアルプリンタである。プリンタ10は、インクカートリッジ100と、インク供給装置200と、キャリッジ300と、記録ヘッド400とを備える。
インクカートリッジ100は、1つまたは複数のインク収容部101を備え、インク収容部101ごとに各色のインクが収容されている。図1では、一つのインク収容部101を備えるインクカートリッジ100について示しているが、プリンタ10には、上記4色に対応する1つまたは複数のインクカートリッジ100がインク供給装置200に接続されている。プリンタ10は、インクカートリッジ100がプリンタ本体側に装着されるいわゆるオフキャリッジタイプのものである。インクカートリッジ100は、図示しないカートリッジホルダによってプリンタ10の本体フレーム(図示省略)に装着されている。
インク供給装置200は、インクカートリッジ100に収容されているインクを記録ヘッド400に供給する。インク供給装置200は、カートリッジ接続部210と、流路ポンプ部220と、減圧ポンプ部230と、フィルタ部240と、バルブユニット250と、減圧脱泡部260と、チューブ270とを備える。インク供給装置200は、上記4色ごとにそれぞれ配置されている。インク供給装置200の構成は各色とも同様であるため、図1は、いずれか一色のインクを供給する一つのインク供給装置200を図示している。
カートリッジ接続部210は、インク供給装置200とインクカートリッジ100とを接続する。カートリッジ接続部210は、中空針211を備え、この中空針211がインクカートリッジ100に挿入されることによりインクカートリッジ100のインク収容部101とインク供給装置200内のインク流路FCが連通する。
流路ポンプ部220は、インクカートリッジ100からインクを吸引してキャリッジ300に圧送する。流路ポンプ部220は、吸引側逆止弁221と、ポンプ224と、吐出側逆止弁227とを備える。吸引側逆止弁221、ポンプ224、および、吐出側逆止弁227は、インク流路FC上であって、上流のインクカートリッジ100側から、吸引側逆止弁221、ポンプ224、吐出側逆止弁227の順に配置されている。
吸引側逆止弁221は、吸引側弁体222により、インク流路FCを開閉可能に形成され、インクカートリッジ100側からポンプ224側へのインクの移動のみが可能な一方向弁として機能する。吐出側逆止弁227は、吐出側弁体228により、インク流路FCを開閉可能に形成され、ポンプ224側から記録ヘッド400側へのインクの移動のみが可能な一方向弁として機能する。
ポンプ224は、ダイヤフラム225と、バネ226とを備え、インクカートリッジ100のインクをキャリッジ300に圧送する。具体的には、後述する減圧ポンプ部230がダイヤフラム225の上部空間域Mを負圧状態にすることにより、ダイヤフラム225を上側に撓ませ、インク流路FC上に形成された容積可変の空間域Vの容積を増大させる。ポンプ224は、空間域Vの容積が増大することで、吸引側逆止弁221を介してインクカートリッジ100からインクを空間域V内に流入させる。また、減圧ポンプ部230により上部空間域Mの負圧状態が解消されると、ポンプ224は、バネ226によりダイヤフラム225を押し下げ、空間域Vの容積を減少させる。このとき、空間域Vに収容されているインクをバネ226の付勢力を用いて、記録ヘッド400側に圧送する。
減圧ポンプ部230は、負圧を発生し、空気流路ACを介して連通するポンプ224の上部空間域Mと、後述する減圧脱泡部260の減圧室265とを負圧状態にする。また、減圧ポンプ部230は、図示しない弁体を備え、この弁体の開弁により、空気流路ACを大気に開放して、上部空間域Mおよび減圧室265の負圧状態を解消させる。
フィルタ部240は、インク流路FC上であって、流路ポンプ部220と記録ヘッド400との間に配置され、流路ポンプ部220から記録ヘッド400へ送られるインクを濾過して不純物(塵や埃など)を捕捉(トラップ)する。フィルタ部240は、本発明における特徴部であり、形状、構成については後述する。
バルブユニット250は、インク流路FC上であって、フィルタ部240と記録ヘッド400との間に配置され、弁体250bにより、インク流路FCを開閉可能に形成されている。この弁体250bが開放位置にある場合、インクは、フィルタ部240から記録ヘッド400側へ流入可能となる。また、封止位置にある場合、フィルタ部240から記録ヘッド400側へのインクの流入はできなくなる。
減圧脱泡部260は、インク流路FC上であって、バルブユニット250と記録ヘッド400との間に配置され、インクに混入する気泡の除去をおこなう。減圧脱泡部260は、大気室261と、圧力室262と、脱泡室263と、負圧室264と、減圧室265と、を備える。
大気室261は、大気連通孔261aを介して大気と連通している。圧力室262は、インクを一時的に溜めることができ、天井部分に、可撓性部材よりなるフィルムと、フィルムと共に変位可能な片持ちの薄板部材とで構成される隔壁部266を挟んで大気室261に隣接している。圧力室262は、バルブユニット250、および、脱泡室263と連通している。バルブユニット250の弁体250bのロッド部250sは、圧力室262の内部で隔壁部266と接合され、隔壁部266の上下方向の変位により、弁体250bが開放位置および封止位置の間を変位する。この弁体250bが開放位置にあるとき、バルブユニット250を介してインクが圧力室262に流入する。
脱泡室263は、内部にフィルタ263fを備える中空状の部屋であり、圧力室262および記録ヘッド400と連通している。脱泡室263は、圧力室262から流入したインクを一時的に貯留し、脱泡動作によりインク内のガスを除去するのに用いられる。脱泡室263に貯留されたインクは、フィルタ263fを通って記録ヘッド400に排出される。フィルタ263fは、インクを濾過して不純物(塵や埃など)を取り除くと共に、インク流路FC内に混入した気泡を通過させ難くして、脱泡室263の天井部において気泡を捕捉(トラップ)させる機能も有する。なお、脱泡室263から排出されたインクは、脱泡室263の底面に接続されたインク吐出管404を通って、ノズルプレート402に設けられた多数のノズル(図示省略)から吐出される。
負圧室264は、ガス透過性を有する合成樹脂材料よりなる隔壁部268を介して脱泡室263の上方に配置されている。ガス透過性の部材としては、例えば、ポリアセタールやポリプロピレンやポリフェニレンエーテル等を採用することができる。負圧室264は、流路弁267を介して減圧室265と連通している。
減圧室265は、減圧ポンプ部230と空気流路ACにより連通した中空状の部屋であり、圧力室262と同様に、天井部分に隔壁部266を挟んで大気室261に隣接している。流路弁267のロッド部267sは、減圧室265の内部で隔壁部266と接合され、隔壁部266の上下方向の変位により、流路弁267が開放位置および封止位置の間を変位する。減圧ポンプ部230の駆動により減圧室265が負圧となると、大気室261との差圧により、隔壁部266が減圧室265側に撓み変形する。これにより、流路弁267が開放位置に移動することで減圧室265の負圧が負圧室264に導入される。一方、減圧ポンプ部230により減圧室265が大気に開放されると、バネの付勢力により流路弁267が封止位置に変位するため、負圧室264は負圧状態に保持される。負圧室264が負圧状態となることで、脱泡室263に貯留されたインク中の気泡や溶存空気は隔壁部268を透過して負圧室264に回収される。これにより減圧脱泡部260よるインクの脱泡が行われる。
キャリッジ300は、図示しないキャリッジモータの動力により図示しないガイドロッドに沿って主走査方向に往復移動可能に配置されている。キャリッジ300には、インク供給装置200のうち、フィルタ部240と、バルブユニット250と、減圧脱泡部260とが搭載されている。流路ポンプ部220とフィルタ部240との間には、チューブ270が配置され、キャリッジ300の移動時においても流路ポンプ部220からフィルタ部240へのインクの供給や減圧ポンプ部230による減圧室265の減圧を可能にしている。本実施例では、プリンタ10は、オフキャリッジタイプとして説明しているが、キャリッジ300にインクカートリッジ100を搭載するいわゆるオンキャリッジタイプであってもよい。
記録ヘッド400は、キャリッジ300の底面に配置され、キャリッジ300の主走査方向の往復運動に伴い多数のノズル(図示省略)からインク滴を記録媒体に吐出する。このとき、図示しない紙送り機構によって記録媒体が副走査方向に送られ、記録媒体に画像等が形成される。
A2.フィルタ部の構成:
図2は、第1の実施例に係るフィルタ部の構成を例示した説明図である。フィルタ部240は、フィルタ241と、フィルタ室242と、導入口243と、排出口244と、を備える。フィルタ室242は中空状の部屋であり、中央付近には、略板状のフィルタ241が略水平に配置されている。本実施例において、フィルタ室242の鉛直方向における最も高い位置を最上部ULと呼び、鉛直方向における最も低い位置を最下部LLと呼ぶ。導入口243は、フィルタ室242の最下部LLに配置され、流路ポンプ部220から圧送されるインクをフィルタ室242に導入する。排出口244は、フィルタ室242の最上部ULに配置され、フィルタ室242内のインクをバルブユニット250に排出する。
排出口244および導入口243は、排出口244の軸線OXと、導入口243の軸線IXがそれぞれ鉛直方向に沿った方向となるように配置されている。排出口244は、排出口244の軸線OXが導入口243の軸線IXとずれるように配置され、フィルタ室242の水平方向における一方(図2では左側)の側端部に沿うように偏って配置されている。導入口243は、導入口243の軸線IXがフィルタ241と交差するように配置されている。すなわち、導入口243からフィルタ室242へのインクの導入方向上にフィルタ241が配置されている。フィルタ室242の側面242wは、フィルタ241と導入口243との間においてテーパー状に形成され、また、フィルタ241と排出口244との間についてもテーパー状に形成されている。
本実施例におけるプリンタ10は、例えば、縦置きと横置き等、異なる2つの体勢で、用いることができる。すなわち、プリンタ10は、上記説明した図2に示す第1の体勢のみではなく、第1の体勢から右方向に90度回転させた第2の体勢においても印刷をおこなうことができる。
図3は、フィルタ部の第2の体勢を例示した説明図である。フィルタ部240は、第1の体勢において、軸線OXが軸線IXとずれるように配置されているため、第2の体勢においても、排出口244は、導入口243の鉛直方向における位置より高い位置に配置された状態となる。また、第1の体勢において、排出口244は、フィルタ室242の水平方向における一方の側端部に沿うように偏って配置されているため、第2の体勢においても、フィルタ室242の最上部ULに接して配置された状態となる。
A3.フィルタ部の気泡除去:
第1の体勢において、フィルタ部240からインク中の気泡が除去される状態について説明する。図4は、フィルタ部におけるインクの流れを示した説明図である。図5は、フィルタ部における気泡の動きを示した説明図である。流路ポンプ部220によるインクの圧送により、導入口243からフィルタ室242に流入したインクは、鉛直方向下方から上方に移動する。フィルタ241は、略水平に配置されているため、重力方向下方から上方に移動するインクに作用することができる。すなわち、フィルタ241は、重力方向下方から上方に移動するインクを濾過することができる。本実施例では、フィルタ241は、略水平に配置されているが、水平に対して所定の角度を有していても重力方向下方から上方に移動するインクに作用することができる。濾過されたインクは鉛直方向上方の排出口244から排出される。
フィルタ241に濾過される際、インクに含まれる気泡BLの一部は、図4に示すようにフィルタ241に捕捉(トラップ)される。しかし、流路ポンプ部220は、インクの圧送により気泡BLに加えられる上方向の力が、捕捉された気泡BLが抗することができる力以上となるようにインクを圧送するため、フィルタ241に捕捉されている気泡BLは、フィルタ241で滞留することができず、図5に示すように、フィルタ241から引き離され、インクの流動力および浮力により上方に移動する。また、フィルタ室242の側面242wがテーパー状に形成されているため、気泡BLh側面242wに沿って排出口244から排出される。
図6は、第2の体勢におけるフィルタ部のインクの流れを示した説明図である。図7は、第2の体勢におけるフィルタ部の気泡の動きを示した説明図である。第2の体勢においても、第1の体勢と同様に、流路ポンプ部220によるインクの圧送により、導入口243からフィルタ室242に流入したインクは、排出口244側(図6の右上方向)に移動し、フィルタ241を通過して濾過された後に排出口244から排出される。フィルタ241に濾過される際、インクに含まれる気泡BLの一部は、図6に示すようにフィルタ241の導入口243側上方で捕捉(トラップ)される。しかし、流路ポンプ部220は、インクの圧送により気泡BLに加えられる力が、捕捉された気泡BLが抗することができる力以上となるようにインクを圧送するため、フィルタ241に捕捉されている気泡BLは、フィルタ241の導入口243側で滞留することができず、図6に示すように、フィルタ241を通過して排出口244側へ移動する。排出口244側へ移動した気泡BLは、インクの流動力および浮力により排出口244から排出される。
以上説明した第1の実施例に係るインク供給装置200によれば、フィルタ部240は、排出口244が導入口243の鉛直方向における位置と同じ高さ以上の位置に配置され、流路ポンプ部220により加圧されたインクが供給されるため、気泡BLによるインクの流通の阻害を抑制することができる。具体的には、排出口244が導入口243の鉛直方向における位置と同じ高さ以上の位置に配置されていることで、フィルタ241を通過した気泡BLが浮力によりフィルタ241側に移動して、再度、フィルタ241に捕捉(トラップ)されることを抑制するとともに、気泡BLを排出口244へ移動させることができる。また、流路ポンプ部220により加圧されたインクが供給されることで、気泡BLに排出口244側へ押し出す力が加わり、フィルタ241にトラップされにくくなるほか、一時的にトラップされても後に離れることができる。
第1の実施例に係るインク供給装置200によれば、排出口244は、フィルタ室242の最上部ULに配置されているため、フィルタ室242内における気泡BLの滞留を低減して、気泡BLによるインクの流通の阻害を抑制することができる。具体的には、気泡BLが浮力により上方に移動し、フィルタ室242の最上部UL付近に滞留しても排出口244が最上部ULに配置されているため、気泡BLが浮力に抗することなく容易に排出口244に移動することができ、最上部ULでの滞留を抑制することができる。
第1の実施例に係るインク供給装置200によれば、フィルタ室242の側面242wは、フィルタ241と排出口244との間でテーパー状に形成されているため、気泡BLは側面242wに沿って排出口244へ移動することができ、排出口244から良好に排出することができる。
第1の実施例に係るインク供給装置200によれば、フィルタ241が、鉛直方向下方から上方に移動するインクに作用するように水平に配置されているため、流路ポンプ部220により加圧されて導入されるインクの流動力により気泡BLを良好にフィルタ室242から排出することができる。
第1の実施例に係るプリンタ10によれば、排出口244は、プリンタ10が印刷可能な異なる2つの体勢において、導入口243の鉛直方向における位置と同じ高さ以上の位置になるように配置されているため、この2つの体勢において、フィルタ部240での気泡BLによるインクの流通の阻害を抑制することができる。
第1の実施例に係るプリンタ10によれば、排出口244は、プリンタ10が印刷可能な異なる2つの体勢において、フィルタ室242の最上部ULに配置されているため、この2つの体勢において、フィルタ室242内における気泡BLの滞留を低減して、フィルタ部240での気泡によるインクの流通の阻害を抑制することができる。
B.変形例:
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
B1.変形例1:
図8は、変形例1に係るフィルタ部の構成を例示した説明図である。第1の実施例に係るフィルタ部240は、排出口244が最上部ULに配置されているが、排出口244は、導入口243より鉛直方向における位置が高ければ、図8に示すように、最上部UL以外に配置されていてもよい。この場合であっても、フィルタ室242内の気泡BLは、排出口244から排出されるため、気泡BLによるインクの流通の阻害を抑制することができる。
B2.変形例2:
図9は、変形例2に係るフィルタ部の構成を例示した説明図である。第1の実施例に係るフィルタ部240は、排出口244が導入口243より鉛直方向において高い位置に配置されているが、図9に示すように、排出口244と導入口243とが鉛直方向において同じ高さの位置に配置されていてもよい。この場合には、排出口244および導入口243は、最上部ULに近い方がより好ましい。
B3.変形例3:
図10は、変形例3に係るフィルタ部の構成を例示した説明図である。第1の実施例に係るフィルタ部240は、排出口244の軸線OXと導入口243の軸線IXとが並行となるように配置されているが、図10に示すように、排出口244の軸線OXと導入口243の軸線IXは並行でなくてもよい。この場合であっても、気泡BLは排出口244から排出されるため、気泡BLによるインクの流通の阻害を抑制することができる。
B4.変形例4:
図11は、変形例4に係るフィルタ部の構成を例示した説明図である。第1の実施例では、第1の体勢から90度回転させた体勢を第2の体勢としているが、第2の体勢は、これに限られず、排出口244が最上部ULに配置され、導入口243より鉛直方向における位置が高くなる状態であれば、図10に示すように、第1の体勢から任意の角度回転させた状態を第2の体勢としてもよい。
B5.変形例5:
図12は、変形例5に係るフィルタ部の構成を例示した説明図である。第1の実施例に係るフィルタ部240の側面242wは、フィルタ241と導入口243との間においてテーパー状に形成され、また、フィルタ241と排出口244との間についてもテーパー状に形成されているが、図12に示すように、テーパー状とされていなくてもよい。また、フィルタ241と導入口243との間、もしくは、フィルタ241と排出口244との間のいずれか一方のみがテーパー状に形成されていてもよい。なお、これらの場合には、導入口243は、最上部ULに近い方がより好ましい。
B6.変形例6:
図13は、変形例6に係るフィルタ部の構成を例示した説明図である。第1の実施例に係るフィルタ部240のフィルタ241は、フィルタ室242内の中央付近に略水平もしくは略垂直に配置されているが、これに限られず、図13に示すように、フィルタ室242内の任意の位置、角度で配置されていてよい。また、排出口244および導入口243との関係においても任意の位置、角度であってよい。
B7.変形例7:
第1の実施例に係るフィルタ部240は、排出口244のすべての部分が導入口243より高い位置に配置されているが、排出口244と導入口243との高さの比較はそれぞれの任意の部分の比較によりおこなってもよい。例えば、排出口244および導入口243のそれぞれの上端もしくは下端の位置の比較によりおこなってもよい。
B8.変形例8:
第1の実施例に係るプリンタ10では、減圧ポンプ部230は、4色(ブラック,シアン,マゼンダ,イエロー)ごとにそれぞれ配置される構成としたが、これに代えて、各色で減圧ポンプ部230を共有する態様としてもよい。また、流路ポンプ部220についても、4色ごとではなく、各色で流路ポンプ部220を共有する態様とすることもできる。また、プリンタが吐出するインクの種類は4色であったが、これに代えて任意の種類のインクを吐出する構成とすることができる。
B9.変形例9:
第1の実施例に係るプリンタ10では、共通の減圧ポンプ部230により、ポンプ224の上部空間域Mと、減圧脱泡部260の減圧室265を負圧状態にしているが、ポンプ224の上部空間域Mと、減圧脱泡部260の減圧室265は、異なるポンプにより負圧状態してもよい。
B10.変形例10:
第1の実施例に係るプリンタ10では、キャリッジ300に、インク供給装置200のうち、フィルタ部240と、バルブユニット250と、減圧脱泡部260とが搭載されているが、キャリッジ300に搭載されるインク供給装置200の部分は、これに限定されず、例えば、フィルタ部240がキャリッジ300に搭載されない態様であってもよい。
B11.変形例11:
第1の実施例に係るプリンタ10で示した減圧脱泡部260の構成は例示であり、これと異なる態様であってもよい。例えば、脱泡室263のみではなく、圧力室262についても負圧室264と接する態様としてもよいし、流路弁267を設けず、負圧室264と減圧室265とを一体的な空間としてもよい。
B12.変形例12:
上述した各実施例では、インクジェット式プリンタについて説明したが、本発明は、これに限らず、インク以外の他の液体を噴射する任意の液体噴射装置に適用することができる。例えば、ファクシミリ装置等の画像記録装置や、液晶ディスプレー等のカラーフィルタの製造に用いられる色材噴射ヘッドや、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレーや、面発光ディスプレー (Field Emission Display、FED)等の電極形成に用いられる電極材噴射装置や、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を含む液体を噴射する液体噴射装置や、精密ピペットとしての試料噴射装置等にも適用できる。さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する液体噴射装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する液体噴射装置、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する液体噴射装置を採用しても良い。そして、これら微小量の液滴を吐出させる液体噴射ヘッド等を備える各種の液体噴射装置のうちいずれか一種の噴射装置に本発明を適用することができる。
なお、液滴とは、上記液体噴射装置から吐出される液体の状態をいい、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう液体とは、液体噴射装置が噴射させることができるような材料であれば良い。例えば、物質が液相であるときの状態のものであれば良く、粘性の高い又は低い液状態、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような流状態、また物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散または混合されたものなどを含む。また、液体の代表的な例としては上記実施例の形態で説明したようなインクや液晶等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インクおよび油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種液体組成物を包含するものとする。
本発明の第1の実施例におけるプリンタ10の概略構成を示す説明図である。 第1の実施例に係るフィルタ部の構成を例示した説明図である。 フィルタ部の第2の体勢を例示した説明図である。 フィルタ部におけるインクの流れを示した説明図である。 フィルタ部における気泡の動きを示した説明図である。 第2の体勢におけるフィルタ部のインクの流れを示した説明図である。 第2の体勢におけるフィルタ部の気泡の動きを示した説明図である。 変形例1に係るフィルタ部の構成を例示した説明図である。 変形例2に係るフィルタ部の構成を例示した説明図である。 変形例3に係るフィルタ部の構成を例示した説明図である。 変形例4に係るフィルタ部の構成を例示した説明図である。 変形例5に係るフィルタ部の構成を例示した説明図である。 変形例6に係るフィルタ部の構成を例示した説明図である。
符号の説明
10…プリンタ
100…インクカートリッジ
200…インク供給装置
210…カートリッジ接続部
220…流路ポンプ部
230…減圧ポンプ部
240…フィルタ部
241…フィルタ
242…フィルタ室
242w…側面
243…導入口
244…排出口
250…バルブユニット
260…減圧脱泡部
270…チューブ
300…キャリッジ
400…記録ヘッド

Claims (7)

  1. 液体供給装置であって、
    液体を導入するための導入部と、前記液体を排出するための排出部とを有し、鉛直方向において、前記排出部が前記導入部と同じ高さ以上の位置に配置されているフィルタ部と、
    前記フィルタ部に加圧された前記液体を供給する加圧部と、を備える液体供給装置。
  2. 請求項1に記載の液体供給装置において、
    前記フィルタ部は、フィルタが配置されるフィルタ室を備え、
    前記排出部は、鉛直方向における前記フィルタ室の最上部に配置されている液体供給装置。
  3. 請求項2に記載の液体供給装置において、
    前記フィルタ室の壁面は、前記フィルタと前記排出部との間でテーパー状に形成されている液体供給装置。
  4. 請求項3に記載の液体供給装置において、
    前記フィルタは、鉛直方向下方から上方に移動する前記液体に作用するように配置されている液体供給装置。
  5. 液体を噴射するための液体噴射装置であって、
    請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の液体供給装置と、
    前記液体供給装置から供給された前記液体を噴射するヘッド部と、を備える液体噴射装置。
  6. 請求項5に記載の液体噴射装置において、
    前記排出部は、前記液体噴射装置が前記液体を噴射可能な異なる2つの体勢において、鉛直方向における高さが、前記導入部の高さ以上となる位置に配置されている液体噴射装置。
  7. 請求項6に記載の液体噴射装置において、
    前記排出部は、前記2つの体勢において、鉛直方向における前記フィルタ室の最上部となる位置に配置されている液体噴射装置。
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