JP5211946B2 - 液体供給装置および液体噴射装置 - Google Patents

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本発明は、液体供給装置および液体を噴射するための液体噴射装置に関する。
従来から、インクジェット式プリンタでは、インクカートリッジ等に収容されたインクを記録ヘッドへ供給するインク供給部において、インク中に気泡が生じることがあり、この気泡により、吐出不良を引き起こすことが知られている。この問題を解決するため、記録ヘッドの上流にインクを一時的に溜める空間(脱泡室)を設け、脱泡室において脱泡処理を施す技術が知られている。(特許文献1)。
特開2006−95878号公報
しかし、脱泡室を備えていても、脱泡室の上流に、塵や埃をトラップするためのフィルタが設けられている場合、このフィルタに気泡がトラップされると、脱泡室において脱泡することができないほか、このトラップされた気泡により、インクの流通が阻害され、インクの吐出不良を引き起こすことがあった。なお、かかる問題は、インクジェット式プリンタに限らず、潤滑油や樹脂液等の液体を噴射する任意の液体噴射装置において起こり得る。
本発明は、上記した従来の課題の少なくとも一部を解決するためになされた発明であり、液体供給装置において、インク中の気泡を良好に除去することを目的とする。
上記課題の少なくとも一部を解決するために本願発明は以下の態様を採る。
第1の態様は、液体供給装置を提供する。本発明の第1の態様に係る液体供給装置は、液体に混入した気泡を取り除くための脱泡室と、前記脱泡室に前記液体を供給する液体流路と、前記液体流路に設けられ、前記液体を導入するための導入部と、前記液体を排出するための排出部とを有し、鉛直方向において、前記排出部が前記導入部と同じ高さ以上の位置に配置されているフィルタ部と、前記フィルタ部に加圧された前記液体を供給するための加圧部と、を備える。
第1の態様に係る液体供給装置によれば、脱泡室に液体を供給する液体流路に設けられたフィルタ部は、排出部が導入部と同じ高さ以上の位置に配置され、加圧部により加圧された液体が導入されるため、フィルタ部において気泡の滞留を抑制し、インク中の気泡を良好に除去することができる。
第1の態様に係る液体供給装置において、前記脱泡室は、前記液体が通過する第1のフィルタを備えていてもよい。この場合、脱泡室において、インク中の気泡が第1のフィルタに捕捉(トラップ)されるため、インク中の気泡を良好に除去することができる。
第1の態様に係る液体供給装置はさらに、負圧状態となりうる減圧室を備え、前記脱泡室は、前記第1のフィルタにより区画されてなる内部の2つの空間のうち、上流側の空間が、ガス透過性を有する透過壁を介して前記減圧室と接していてもよい。この場合、透過壁を介して、脱泡室の第1のフィルタにより捕捉(トラップ)されたインク中の気泡を除去することができる。
第1の態様に係る液体供給装置はさらに、前記液体流路の前記フィルタ部と前記脱泡室との間に、前記液体流路を封止可能な封止弁を備えていてもよい。この場合、封止弁により液体流路を封止することにより、フィルタ部において加圧による脱泡と、脱泡室において減圧による脱泡ができるため、インク中の気泡を良好に除去することができる。
第1の態様に係る液体供給装置において、前記封止弁は、前記減圧室に隣接していてもよい。この場合、脱泡室を良好に減圧状態にすることができるため、インク中の気泡を良好に除去することができる。
第1の態様に係る液体供給装置において、前記フィルタ部は、前記液体が鉛直方向下方から上方に通過するように配置された第2のフィルタを備えていてもよい。この場合、インク中の気泡がフィルタ部のフィルタに捕捉(トラップ)されることを抑制することができる。
第1の態様に係る液体供給装置において、前記第1のフィルタは、前記脱泡室において、前記液体が鉛直方向上方から下方へ通過するように配置されていてもよい。この場合、脱泡室に配置されたフィルタにより、インク中の気泡を良好に捕捉(トラップ)することができる。
本発明は、種々の態様で実現することが可能であり、例えば、液体供給装置を用いたプリンタ、ファクシミリ装置等の画像記録装置、液晶ディスプレー等のカラーフィルタの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレーや、面発光ディスプレー等の電極形成に用いられる電極材噴射装置など、任意の液体噴射装置で実現することができる。
以下、本発明に係る液体供給装置、および、液体供給装置を用いた液体噴射装置について明らかにするため、液体噴射装置の一態様であるプリンタについて、図面を参照しつつ、実施例に基づいて説明する。
A.第1の実施例:
A1.プリンタの構成:
図1は、本発明の第1の実施例におけるプリンタ10の概略構成を示す説明図である。第1の実施例における液体噴射装置としてのプリンタ10は、4色(ブラック,シアン,マゼンダ,イエロー)のインクを吐出可能なインクジェット式のシリアルプリンタである。プリンタ10は、インクカートリッジ100と、インク供給装置200と、キャリッジ300と、記録ヘッド400とを備える。
インクカートリッジ100は、1つまたは複数のインク収容部101を備え、インク収容部101ごとに各色のインクが収容されている。図1では、一つのインク収容部101を備えるインクカートリッジ100について示しているが、プリンタ10には、上記4色に対応する1つまたは複数のインクカートリッジ100がインク供給装置200に接続されている。プリンタ10は、インクカートリッジ100がプリンタ本体側に装着されるいわゆるオフキャリッジタイプのものである。インクカートリッジ100は、図示しないカートリッジホルダによってプリンタ10の本体フレーム(図示省略)に装着されている。
インク供給装置200は、インクカートリッジ100に収容されているインクを記録ヘッド400に供給する。インク供給装置200は、カートリッジ接続部210と、流路ポンプ部220と、減圧ポンプ部230と、フィルタ部240と、バルブユニット250と、減圧脱泡部260と、チューブ270とを備える。インク供給装置200は、上記4色ごとにそれぞれ配置されている。インク供給装置200の構成は各色とも同様であるため、図1は、いずれか一色のインクを供給する一つのインク供給装置200を図示している。
カートリッジ接続部210は、インク供給装置200とインクカートリッジ100とを接続する。カートリッジ接続部210は、中空針211を備え、この中空針211がインクカートリッジ100に挿入されることによりインクカートリッジ100のインク収容部101とインク供給装置200内のインク流路FCが連通する。
流路ポンプ部220は、インクカートリッジ100からインクを吸引してキャリッジ300に圧送する。流路ポンプ部220は、吸引側逆止弁221と、ポンプ224と、吐出側逆止弁227とを備える。吸引側逆止弁221、ポンプ224、および、吐出側逆止弁227は、インク流路FC上であって、上流のインクカートリッジ100側から、吸引側逆止弁221、ポンプ224、吐出側逆止弁227の順に配置されている。
吸引側逆止弁221は、吸引側弁体222により、インク流路FCを開閉可能に形成され、インクカートリッジ100側からポンプ224側へのインクの移動のみが可能な一方向弁として機能する。吐出側逆止弁227は、吐出側弁体228により、インク流路FCを開閉可能に形成され、ポンプ224側から記録ヘッド400側へのインクの移動のみが可能な一方向弁として機能する。
ポンプ224は、ダイヤフラム225と、バネ226とを備え、インクカートリッジ100のインクをキャリッジ300に圧送する。具体的には、後述する減圧ポンプ部230がダイヤフラム225の上部空間域Mを負圧状態にすることにより、ダイヤフラム225を上側に撓ませ、インク流路FC上に形成された容積可変の空間域Vの容積を増大させる。ポンプ224は、空間域Vの容積が増大することで、吸引側逆止弁221を介してインクカートリッジ100からインクを空間域V内に流入させる。また、減圧ポンプ部230により上部空間域Mの負圧状態が解消されると、ポンプ224は、バネ226によりダイヤフラム225を押し下げ、空間域Vの容積を減少させる。このとき、空間域Vに収容されているインクをバネ226の付勢力を用いて、記録ヘッド400側に圧送する。
減圧ポンプ部230は、負圧を発生し、空気流路ACを介して連通するポンプ224の上部空間域Mと、後述する減圧脱泡部260の負圧室265とを負圧状態にする。また、減圧ポンプ部230は、図示しない弁体を備え、この弁体の開弁により、空気流路ACを大気に開放して、上部空間域Mおよび負圧室265の負圧状態を解消させる。
図2は、第1の実施例に係るフィルタ部の構成を例示した説明図である。フィルタ部240は、インク流路FC上であって、流路ポンプ部220と記録ヘッド400との間に配置され、流路ポンプ部220から記録ヘッド400へ送られるインクを濾過して不純物(塵や埃など)を捕捉(トラップ)する。フィルタ部240は、フィルタ241と、フィルタ室242と、導入口243と、排出口244と、を備える。フィルタ室242は、中空状の部屋であり、中央付近には、略板状のフィルタ241が略水平に配置されている。本実施例において、フィルタ室242の鉛直方向における最も高い位置を最上部ULと呼び、鉛直方向における最も低い位置を最下部LLと呼ぶ。導入口243は、フィルタ室242の最下部LLに配置され、流路ポンプ部220から圧送されるインクをフィルタ室242に導入する。排出口244は、フィルタ室242の最上部ULに配置され、フィルタ室242内のインクをバルブユニット250に排出する。
排出口244および導入口243は、排出口244の軸線OXと、導入口243の軸線IXがそれぞれ鉛直方向に沿った方向となるように配置されている。排出口244は、排出口244の軸線OXが導入口243の軸線IXとずれるように配置され、フィルタ室242の水平方向における一方(図2では左側)の側端部に沿うように偏って配置されている。導入口243は、導入口243の軸線IXがフィルタ241と交差するように配置されている。すなわち、導入口243からフィルタ室242へのインクの導入方向上にフィルタ241が配置されている。フィルタ室242の側面242wは、フィルタ241と導入口243との間においてテーパー状に形成され、また、フィルタ241と排出口244との間についてもテーパー状に形成されている。
バルブユニット250は、図1に示すように、インク流路FC上であって、フィルタ部240と記録ヘッド400との間に配置され、後述する減圧室264と隣接している。バルブユニット250は、弁体250bにより、インク流路FCを開閉可能に形成されている。この弁体250bが開放位置にある場合、インクは、フィルタ部240から記録ヘッド400側へ流入可能となる。また、封止位置にある場合、フィルタ部240から記録ヘッド400側へのインクの流入はできなくなる。弁体250bが封止位置にあるとき、流路ポンプ部220によりインクを加圧することで、バルブユニット250と流路ポンプ部220との間のインクを加圧状態に維持することができる。また、減圧ポンプ部230の駆動により、後述する減圧脱泡部260の脱泡室263を密閉状態にすることができる。バルブユニット250は、特許請求の範囲における「封止弁」に該当する。
減圧脱泡部260は、インク流路FC上であって、バルブユニット250と記録ヘッド400との間に配置され、インクに混入する気泡の除去をおこなう。減圧脱泡部260は、大気室261と、圧力室262と、脱泡室263と、減圧室264と、負圧室265と、を備える。
大気室261は、大気連通孔261aを介して大気と連通している。圧力室262は、インクを一時的に溜めることができ、天井部分に、可撓性部材よりなるフィルムと、フィルムと共に変位可能な片持ちの薄板部材とで構成される隔壁部266を挟んで大気室261に隣接している。圧力室262は、バルブユニット250、および、脱泡室263と連通している。
図3は、隔壁部が撓んだ状態を例示した説明図である。バルブユニット250の弁体250bのロッド部250sは、圧力室262の内部で隔壁部266と接合され、隔壁部266の上下方向の変位により、弁体250bが開放位置および封止位置の間を変位する。圧力室262の内部のインクが減少することにより、図3に示すように、隔壁部266が下方に撓んで弁体250bを押し下げ、弁体250bが開放位置にあるとき、バルブユニット250を介してインクが圧力室262に流入する。
図4は、第1の実施例に係る脱泡室の構成を例示した説明図である。脱泡室263は、一時的にインクを貯留するとともに、脱泡動作によりインク内のガスを除去するのに用いられる。脱泡室263は、脱泡室導入口263cと、脱泡室排出口263xと、フィルタ263fと、を備える。脱泡室導入口263cは、脱泡室263の側面263s上に配置され、圧力室262と連通している。脱泡室排出口263xは、脱泡室263の底面263bに配置され、記録ヘッド400と連通している。このことから、鉛直方向において、脱泡室導入口263cは脱泡室排出口263xより高い位置に配置されている。フィルタ263fは、略板状の形状を備え、脱泡室導入口263cと脱泡室排出口263xとの間に略水平に配置され、インクを濾過して不純物(塵や埃など)を取り除く。脱泡室263は、フィルタ263fにより区画され、上部空間263uと下部空間263dの2つの空間が形成されている。脱泡室263は、脱泡室導入口263cを有する上部空間263aの天井部に、ガス透過性を有する合成樹脂材料よりなる隔壁部268が配置されている。隔壁部268としては、例えば、ポリアセタールやポリプロピレンやポリフェニレンエーテル等を採用することができる。隔壁部268は、特許請求の範囲における「透過壁」に該当する。脱泡室導入口263cから導入されたインクは、隔壁部268を介してインク内の気泡を除去された後、フィルタ263fを通って脱泡室排出口263xから排出される。なお、脱泡室263から排出されたインクは、インク吐出管404を通って、ノズルプレート402に設けられた多数のノズル(図示省略)から吐出される。
減圧室264は、図1に示すように、隔壁部268を介して脱泡室263の上方に配置され、流路弁267を介して負圧室265と連通している。また、減圧室264は、圧力室262と隣接した位置に配置され、これにより、圧力室262および脱泡室263の容積を抑制している。
負圧室265は、減圧ポンプ部230と空気流路ACにより連通し、圧力室262と同様に、天井部分に隔壁部266を挟んで大気室261に隣接している。流路弁267のロッド部267sは、負圧室265の内部で隔壁部266と接合され、隔壁部266の上下方向の変位により、流路弁267が開放位置および封止位置の間を変位する。減圧ポンプ部230の駆動により負圧室265が負圧となると、大気室261との差圧により、図3に示すように、隔壁部266が負圧室265側に撓み変形する。これにより、流路弁267が開放位置に移動することで負圧室265の負圧が減圧室264に導入される。一方、減圧ポンプ部230により負圧室265が大気に開放されると、バネの付勢力により流路弁267が封止位置に変位するため、減圧室264は負圧状態に保持される。減圧室264が負圧状態となることで、脱泡室263に貯留されたインク中の気泡や溶存空気は隔壁部268を透過して減圧室264に回収される。これにより減圧脱泡部260よるインクの脱泡が行われる。
キャリッジ300は、図示しないキャリッジモータの動力により図示しないガイドロッドに沿って主走査方向に往復移動可能に配置されている。キャリッジ300には、インク供給装置200のうち、フィルタ部240と、バルブユニット250と、減圧脱泡部260とが搭載されている。流路ポンプ部220とフィルタ部240との間には、チューブ270が配置され、キャリッジ300の移動時においても流路ポンプ部220からフィルタ部240へのインクの供給や減圧ポンプ部230による負圧室265の減圧を可能にしている。本実施例では、プリンタ10は、オフキャリッジタイプとして説明しているが、キャリッジ300にインクカートリッジ100を搭載するいわゆるオンキャリッジタイプであってもよい。
記録ヘッド400は、キャリッジ300の底面に配置され、キャリッジ300の主走査方向の往復運動に伴い多数のノズル(図示省略)からインク滴を記録媒体に吐出する。このとき、図示しない紙送り機構によって記録媒体が副走査方向に送られ、記録媒体に画像等が形成される。
A2.フィルタ部の気泡除去:
フィルタ部240からインク中の気泡が除去される状態について説明する。図5は、フィルタ部におけるインクの流れを示した説明図である。図6は、フィルタ部における気泡の動きを示した説明図である。流路ポンプ部220によるインクの圧送により、導入口243からフィルタ室242に流入したインクは、鉛直方向下方から上方に移動し、フィルタ241を通過して濾過された後に排出口244から排出される。フィルタ241に濾過される際、インクに含まれる気泡BLの一部は、図5に示すようにフィルタ241に捕捉(トラップ)される。しかし、流路ポンプ部220は、インクの圧送により気泡BLに加えられる上方向の力が、捕捉された気泡BLが抗することができる力以上となるようにインクを圧送するため、フィルタ241に捕捉されている気泡BLは、フィルタ241で滞留することができず、図6に示すように、フィルタ241から引き離され、インクの流動力および浮力により上方に移動する。また、フィルタ室242の側面242wがテーパー状に形成されているため、気泡BLは側面242wに沿って排出口244から排出される。排出口244から排出された気泡BLは、インクと共にインク流路FCを通って脱泡室263に移動する。
A3.脱泡室の気泡除去:
脱泡室263のインク中の気泡が除去される状態について説明する。図7は、脱泡室におけるインクの流れを示した説明図である。図8は、脱泡室における気泡の動きを示した説明図である。脱泡室導入口263cから流入したインクは、脱泡室263に一時的に貯留される。記録ヘッド400においてインクが吐出されることにより、脱泡室263の内部のインクは脱泡室排出口263xから吸い出される。脱泡室263のインクは、脱泡室排出口263xから吸い出されることで鉛直方向上方から下方に移動し、フィルタ263fを通過して濾過される。インクがフィルタ263fに濾過される際、インクに含まれる気泡BLの一部は、図6に示すように、上部空間263uでフィルタ241に捕捉(トラップ)される。捕捉された気泡BLは、図7に示すように、浮力により鉛直方向上側へ移動し、上部空間263uの天井部に配置された隔壁部268の付近に滞留する。減圧室264が負圧状態となると、差圧によりガス透過性を有する隔壁部268を介して気泡BLを構成するガスが減圧室264側に移動するため、脱泡室263のインク中から気泡BLを除去することができる。
以上説明した第1の実施例に係るインク供給装置200によれば、フィルタ部240は、鉛直方向において、排出口244が導入口243と同じ高さ以上の位置に配置され、流路ポンプ部220により加圧されたインクが供給されるため、インク中の気泡BLを良好に除去することができる。具体的には、排出口244が導入口243の鉛直方向における位置と同じ高さ以上の位置に配置されていることで、フィルタ241を通過した気泡BLが浮力により上方に移動して、再度、フィルタ241に捕捉(トラップ)されることを抑制するとともに、気泡BLを排出口244へ移動させることができる。また、流路ポンプ部220により加圧されたインクが供給されることで、気泡BLを排出口244側へ押し出す力が加わり、フィルタ241にトラップされにくくなるほか、一時的にトラップされても後に離れることができる。
第1の実施例に係るインク供給装置200によれば、脱泡室263の内部以外に配置されたフィルタに気泡が滞留することを抑制できるため、インク供給装置200の内部の気泡BLを良好に除去することができる。すなわち、上記により、フィルタ部240では気泡BLは滞留せず、脱泡室263に移動し、脱泡室263でのみ滞留するため、脱泡室263における脱泡動作により、気泡BLをインク供給装置200から良好に除去することができる。
第1の実施例に係るインク供給装置200によれば、脱泡室263は、上部空間263uの天井部に配置された隔壁部268を介して減圧室264と接しているため、フィルタ263fにより捕捉(トラップ)された気泡BLを良好に除去することができる。具体的には、脱泡室263のインクに含まれる気泡BLは、フィルタ263fにより捕捉(トラップ)されるため、上部空間263uに滞留する。そのため、隔壁部268が上部空間263uに配置されることで良好に気泡を除去することができる。また、隔壁部268が上部空間263uの天井部に配置されることにより、気泡BLが浮力により隔壁部268へ移動するため、より良好に気泡BLを除去することができる。
第1の実施例に係るインク供給装置200によれば、フィルタ部240と脱泡室263との間にバルブユニット250を備えているためインク中の気泡を良好に除去することができる。具体的には、バルブユニット250によりインク流路FCを封止し、流路ポンプ部220によりインクを加圧することで、バルブユニット250と流路ポンプ部220との間のインクを加圧状態に維持することができる。これにより、インク流路FCに空気が浸入してインク中に気泡BLが生成されることを抑制することができる。また、減圧ポンプ部230の駆動により、脱泡室263を密閉状態にすることができる。これにより、脱泡室263と減圧室264との差圧を用いて、脱泡室263のインク中から、気泡BLを構成するガスを減圧室264側に移動させることができ、脱泡室263から良好に気泡BLを除去することができる。
第1の実施例に係るインク供給装置200によれば、圧力室262は、減圧室264に隣接しているため、インク中の気泡BLを良好に除去することができる。具体的には、圧力室262が減圧室264と隣接することにより、圧力室262および脱泡室263の容積が抑制でき、脱泡室263を密閉状態とすることで、良好にインク中の気泡BLを除去することができる。また、バルブユニット250が減圧室264に隣接しているため、圧力室262および脱泡室263の容積が抑制され、良好にインク中の気泡BLを除去することができる。
第1の実施例に係るインク供給装置200によれば、脱泡室263は、鉛直方向において、脱泡室導入口263cが脱泡室排出口263xと同じ高さ以上の位置に配置されるとともに、フィルタ263fが脱泡室導入口263cと脱泡室排出口263xとの間に配置されているため、インク中の気泡BLを良好に除去することができる。具体的には、脱泡室導入口263cが脱泡室排出口263xと同じ高さ以上の位置に配置されることで、浮力によって、気泡がフィルタ263fに捕捉(トラップ)されやすくなり、隔壁部268を介して良好に気泡BLを除去することができる。
B.第2の実施例:
第2の実施例では、第1の実施例と同じプリンタ10を第1の実施例と異なる体勢において用いた場合について説明する。プリンタ10は、例えば、縦置きと横置き等、異なる2つの体勢で、用いることができる。すなわち、プリンタ10は、第1の実施例において説明した第1の体勢のみではなく、第1の体勢から90度回転させた第2の体勢においても印刷をおこなうことができる。
図9は、フィルタ部の第2の体勢を例示した説明図である。フィルタ部240は、軸線OXが軸線IXとずれるように配置されているため、第2の体勢においても、排出口244は、導入口243の鉛直方向における位置より高い位置に配置された状態となる。また、第1の体勢において、排出口244は、フィルタ室242の水平方向における一方の側端部に沿うように偏って配置されているため、第2の体勢においても、フィルタ室242の最上部ULに接して配置された状態となる。
第2の体勢においても、第1の体勢と同様に、導入口243から流入したインクは、排出口244側(図9の右上方向)に移動し、フィルタ241を通過して濾過された後に排出口244から排出される。フィルタ241に濾過される際、インクに含まれる気泡BLの一部は、フィルタ241の導入口243側上方で捕捉(トラップ)される。しかし、流路ポンプ部220は、インクの圧送により、気泡BLに加えられる力と、フィルタ241に捕捉された気泡BLの浮力との和が、捕捉された気泡BLが抗することができる力以上となるようにインクを圧送するため、フィルタ241に捕捉されている気泡BLは、フィルタ241の導入口243側で滞留することができず、フィルタ241を通過して排出口244側へ移動する。また、フィルタ室242の側面242wがテーパー状に形成されているため、側面242wに沿って排出口244から排出される。
図10は、脱泡室の第2の体勢を例示した説明図である。図10に示すように、第2の体勢における脱泡室263は、鉛直方向において、脱泡室導入口263cが脱泡室263の下方位置に配置されている。脱泡室263のインクは、脱泡室排出口263xから吸い出されることで脱泡室排出口263x側(図10の左方向)に移動し、フィルタ263fを通過して濾過される。インクがフィルタ263fに濾過される際、インクに含まれる気泡BLの一部は、図10では右側となる上部空間263uでフィルタ263fに捕捉(トラップ)される。捕捉された気泡BLは、隔壁部268を介して除去される。
第2の実施例に係るプリンタ10によれば、第2の体勢についても、鉛直方向において、排出口244は導入口243と同じ高さ以上の位置となるように配置されている。よって、プリンタ10は、印刷可能な異なる2つの体勢において、フィルタ部240からインク中の気泡を良好に除去することができる。
第2の実施例に係るプリンタ10によれば、第2の体勢においても、インク中の気泡を脱泡室263の上部空間263uに滞留させて、隔壁部266を介して除去することができる。よって、プリンタ10は、印刷可能な異なる2つの体勢において、脱泡室263によりインク中の気泡を良好に除去することができる。
C.変形例:
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
C1.変形例1:
図11は、変形例1におけるプリンタ10の概略構成を示す説明図である。本実施例に係るインク供給装置200は、フィルタ部240を1つ備えているが、フィルタ部240の数はこれに限られず、図11に示すように、2つのフィルタ部240を備えていてもよいし、また、これ以上の数のフィルタ部240を備えていてもよい。またフィルタ部240はキャリッジ300上でなくてもよい。この場合であっても、それぞれのフィルタ部において気泡BLの滞留が抑制されているため、気泡BLは、脱泡室263に移動し、脱泡室263でのみ滞留するため、脱法動作によりインク供給装置200から気泡BLを良好に除去することができる。
C2.変形例2:
図12は、変形例2におけるプリンタ10の概略構成を示す説明図である。本実施例に係るインク供給装置200は、負圧室265および流路弁267を備えているが、図12に示すように、これらを備えていなくてもよい。
C3.変形例3:
図13は、変形例3に係るフィルタ部の構成を例示した説明図である。本実施例において、フィルタ部240は、排出口244が最上部ULに配置されているが、排出口244は、導入口243より鉛直方向における位置が高ければ、例えば、図13に示すように、最上部UL以外に配置されていてもよい。この場合であっても、フィルタ室242内の気泡BLは、排出口244から排出されるため、インク中の気泡を良好に除去することができる。
C4.変形例4:
図14は、変形例4に係るフィルタ部の構成を例示した説明図である。本実施例において、フィルタ部240は、排出口244が導入口243より鉛直方向において高い位置に配置されているが、例えば、図14に示すように、排出口244と導入口243とが鉛直方向において同じ高さの位置に配置されていてもよい。この場合には、排出口244および導入口243は、最上部ULに近い方がより好ましい。
C5.変形例5:
図15は、変形例5に係るフィルタ部の構成を例示した説明図である。本実施例において、フィルタ部240は、排出口244の軸線OXと導入口243の軸線IXとが並行となるように配置されているが、例えば、図15に示すように、排出口244の軸線OXと導入口243の軸線IXは並行でなくてもよい。この場合であっても、気泡BLは排出口244から排出されるため、インク中の気泡を良好に除去することができる。
C6.変形例6:
図16は、変形例6に係るフィルタ部の構成を例示した説明図である。本実施例において、プリンタ10の第2の体勢は、第1の体勢から90度回転させた体勢としているが、第2の体勢は、これに限られず、鉛直方向において、排出口244が導入口243と同じ高さ以上となれば、例えば、図16に示すように、第1の体勢から任意の角度回転させた状態を第2の体勢としてもよい。
C7.変形例7:
図17は、変形例7に係るフィルタ部の構成を例示した説明図である。本実施例において、フィルタ部240の側面242wは、フィルタ241と導入口243との間においてテーパー状に形成され、また、フィルタ241と排出口244との間についてもテーパー状に形成されているが、図17に示すように、テーパー状とされていなくてもよい。また、フィルタ241と導入口243との間、もしくは、フィルタ241と排出口244との間のいずれか一方のみがテーパー状に形成されていてもよい。なお、これらの場合には、導入口243は、最上部ULに近い方がより好ましい。
C8.変形例8:
図18は、変形例8に係るフィルタ部の構成を例示した説明図である。本実施例において、フィルタ部240のフィルタ241は、フィルタ室242内の中央付近に略水平もしくは略垂直に配置されているが、これに限られず、図18に示すように、フィルタ室242内の任意の位置、角度で配置されていてよい。また、排出口244および導入口243との関係においても任意の位置、角度であってよい。
C9.変形例9:
本実施例において、フィルタ部240は、排出口244のすべての部分が導入口243より高い位置に配置されているが、排出口244と導入口243との高さの比較はそれぞれの任意の部分の比較によりおこなってもよい。例えば、排出口244および導入口243のそれぞれの上端もしくは下端の位置の比較によりおこなってもよい。脱泡室導入口263cおよび脱泡室排出口263xについても同様である。
C10.変形例10:
本実施例において、減圧ポンプ部230は、4色(ブラック,シアン,マゼンダ,イエロー)ごとにそれぞれ配置される構成としたが、これに代えて、各色で減圧ポンプ部230を共有する態様としてもよい。また、流路ポンプ部220についても、4色ごとではなく、各色で流路ポンプ部220を共有する態様とすることもできる。また、プリンタが吐出するインクの種類は4色であったが、これに代えて任意の種類のインクを吐出する構成とすることができる。
C11.変形例11:
本実施例に係るプリンタ10では、共通の減圧ポンプ部230により、ポンプ224の上部空間域Mと、減圧脱泡部260の負圧室265を負圧状態にしているが、ポンプ224の上部空間域Mと、減圧脱泡部260の負圧室265は、異なるポンプにより負圧状態してもよい。
C12.変形例12:
本実施例に係るプリンタ10では、キャリッジ300に、フィルタ部240と、バルブユニット250と、減圧脱泡部260とが搭載されているが、キャリッジ300に搭載されるインク供給装置200の部分は、これに限定されず、例えば、フィルタ部240がキャリッジ300に搭載されない態様であってもよい。
C13.変形例13:
上述した各実施例では、インクジェット式プリンタについて説明したが、本発明は、これに限らず、インク以外の他の液体を噴射する任意の液体噴射装置に適用することができる。例えば、ファクシミリ装置等の画像記録装置や、液晶ディスプレー等のカラーフィルタの製造に用いられる色材噴射ヘッドや、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレーや、面発光ディスプレー (Field Emission Display、FED)等の電極形成に用いられる電極材噴射装置や、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を含む液体を噴射する液体噴射装置や、精密ピペットとしての試料噴射装置等にも適用できる。さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する液体噴射装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する液体噴射装置、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する液体噴射装置を採用しても良い。そして、これら微小量の液滴を吐出させる液体噴射ヘッド等を備える各種の液体噴射装置のうちいずれか一種の噴射装置に本発明を適用することができる。
なお、液滴とは、上記液体噴射装置から吐出される液体の状態をいい、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう液体とは、液体噴射装置が噴射させることができるような材料であれば良い。例えば、物質が液相であるときの状態のものであれば良く、粘性の高い又は低い液状態、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような流状態、また物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散または混合されたものなどを含む。また、液体の代表的な例としては上記実施例の形態で説明したようなインクや液晶等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インクおよび油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種液体組成物を包含するものとする。
本発明の第1の実施例におけるプリンタ10の概略構成を示す説明図である。 第1の実施例に係るフィルタ部の構成を例示した説明図である。 隔壁部が撓んだ状態を例示した説明図である。 第1の実施例に係る脱泡室の構成を例示した説明図である。 フィルタ部におけるインクの流れを示した説明図である。 フィルタ部における気泡の動きを示した説明図である。 脱泡室におけるインクの流れを示した説明図である。 脱泡室における気泡の動きを示した説明図である。 フィルタ部の第2の体勢を例示した説明図である。 脱泡室の第2の体勢を例示した説明図である。 変形例1におけるプリンタ10の概略構成を示す説明図である。 変形例2におけるプリンタ10の概略構成を示す説明図である。 変形例3に係るフィルタ部の構成を例示した説明図である。 変形例4に係るフィルタ部の構成を例示した説明図である。 変形例5に係るフィルタ部の構成を例示した説明図である。 変形例6に係るフィルタ部の構成を例示した説明図である。 変形例7に係るフィルタ部の構成を例示した説明図である。 変形例8に係るフィルタ部の構成を例示した説明図である。
符号の説明
10…プリンタ
100…インクカートリッジ
200…インク供給装置
210…カートリッジ接続部
220…流路ポンプ部
230…減圧ポンプ部
240…フィルタ部
241…フィルタ
242…フィルタ室
242w…側面
243…導入口
244…排出口
250…バルブユニット
260…減圧脱泡部
263…脱泡室
270…チューブ
300…キャリッジ
400…記録ヘッド

Claims (7)

  1. 液体供給装置であって、
    液体に混入した気泡を取り除くための脱泡室と、
    前記脱泡室に前記液体を供給する液体流路と、
    前記液体流路に設けられ、フィルタ室と、前記フィルタ室内に配置されたフィルタと、前記フィルタの下方に配置されて前記液体を前記フィルタ室の鉛直方向に導入する導入部と、前記フィルタの上方に配置されて前記液体を前記フィルタ室の鉛直方向に排出する排出部とを有するフィルタ部と、
    前記液体に混入した前記気泡が前記フィルタを通過して前記排出部に移動するように、前記フィルタ部に加圧された前記液体を供給するための加圧部と、
    前記フィルタ部と前記脱泡室との間の前記液体流路に配置され、封止によって前記加圧部との間の前記液体流路における前記液体を加圧状態に維持することが可能な封止弁と、
    を備える液体供給装置。
  2. 請求項1に記載の液体供給装置において、
    前記脱泡室は、前記液体が通過する第1のフィルタを備えている液体供給装置。
  3. 請求項2に記載の液体供給装置はさらに、
    負圧状態となりうる減圧室を備え、
    前記脱泡室は、前記第1のフィルタにより区画されてなる内部の2つの空間のうち、上流側の空間が、ガス透過性を有する透過壁を介して前記減圧室と接している液体供給装置。
  4. 請求項に記載の液体供給装置において、
    前記封止弁は、前記減圧室に隣接している液体供給装置。
  5. 請求項に記載の液体供給装置において、
    前記フィルタ部は、前記液体が鉛直方向下方から上方に通過するように配置された第2のフィルタを備える液体供給装置。
  6. 請求項に記載の液体供給装置において、
    前記第1のフィルタは、前記脱泡室において、前記液体が鉛直方向上方から下方へ通過するように配置されている液体供給装置。
  7. 液体を噴射するための液体噴射装置であって、
    請求項1ないし請求項のいずれかに記載の液体供給装置と、
    前記液体供給装置から供給された液体を噴射するヘッド部と、を備える液体噴射装置。
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