JP2010058023A - インパクトクラッシャ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 原料中に金属塊が混入している場合、その金属塊を除去させるのではなく、原料と共にケーシング内に投入させ、ケーシング内では金属塊をロータや打撃子や反撥板等にできるだけ衝突させないように通過させることで、金属塊の衝突による破損等を防止することができるインパクトクラッシャ装置の提供。
【解決手段】 供給コンベア4で搬送される原料中の金属塊等を検出する投入側金属検出機70と、排出コンベア5で排出される破砕物中の金属塊等を検出する排出側金属検出機71と、投入側金属検出機による金属塊検出時はセット位置にある反撥板3をロータ2から離反させる方向に移動させ、排出側金属検出機による金属塊検出時は反撥板をロータに接近させる方向に移動させてセット位置に復帰させるように制御させる制御装置72を備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、砕石場での破砕やコンクリート廃材の破砕等に用いられるインパクトクラッシャ装置(衝撃式破砕機)において、原料と共に投入された金属塊等(鉄板、鉄筋、鉄屑、ショベル爪等)との衝突をできるだけ回避させるようにした反撥板のセット開放技術に関する。
インパクトクラッシャは、ケーシングと、外周に突設して打撃子が取付けられているロータと、前記ロータの周りに配設された反撥板を備え、ケーシング内に供給された被破砕物を打撃子の打撃と反撥板の反撥による破砕動作で破砕するように形成されている(特許文献1参照)。
このようなインパクトクラッシャでは、ロータに対する反撥板の位置(セット位置)は破砕物の粒度等に対応して調整されている。
そして、破砕に際しては、原料を供給コンベアによってケーシングの投入口から投入させ、その原料を打撃子の打撃と反撥板の反撥による破砕動作を繰り繰り返えすことで破砕させたのち、ケーシングの排出口から落下した破砕物を排出コンベアによって機外に排出させるようになっている。
供給コンベアによって搬送されてくる原料の中には、鉄板、鉄筋、鉄屑、ショベル爪等(以下、金属塊等と総称する)が混入していることがあり、これらの金属塊等が投入されてしまうと、ロータや打撃子や反撥板等の各部品に衝突し、この結果これらの部品が破損したり壊れたりするなど、大きなダメージを受けることになるため、この金属塊等は、これを除去する必要があった。
従来、金属塊等の除去には、金属塊等を発見すると、供給コンベアを含めて装置を停止させ、作業者が手作業によって金属塊等を取り除くのが一般的である。
手作業による除去では、多くの手間と労力を必要とし、時間的ロスも大きくなってしまう。
また、装置を停止させるため、この間は破砕作業を行なうことができず、破砕作業能率が大幅に低下してしまうという問題があった。
特許公開2007−203153号公報
本発明は、原料中に金属塊が混入している場合、その金属塊を除去させるのではなく、原料と共にケーシング内に投入させ、ケーシング内では金属塊をロータや打撃子や反撥板等にできるだけ衝突させないように通過させることで、金属塊の衝突による破損等を防止することができるインパクトクラッシャ装置を提供することを課題としている。
上記の課題を解決するために、本発明(請求項1)のインパクトクラッシャ装置は、
ケーシング(1)と、外周に突設して打撃子(20)が取付けられているロータ(2)と、前記ロータの周りに配設された反撥板(3)を備え、供給コンベア(4)によってケーシング内に供給された原料を打撃子の打撃と反撥板の反撥による破砕動作で破砕し、排出コンベア(5)で排出させるようにしたインパクトクラッシャ装置において、
前記供給コンベアで搬送される原料中の金属塊等を検出する投入側金属検出機(70)と、
前記排出コンベアで排出される破砕物中の金属塊等を検出する排出側金属検出機(71)と、
前記投入側金属検出機による金属塊検出時はセット位置にある前記反撥板をロータから離反させる方向に移動させ、前記排出側金属検出機による金属塊検出時は前記反撥板をロータに接近させる方向に移動させてセット位置に復帰させるように制御させる制御装置(72)と、を備えている構成とした。
本発明のインパクトクラッシャ装置は、投入側金属検出機と、排出側金属検出機と、制御装置と、を備えている。
従って、供給コンベア上の金属塊を投入側金属検出機が検出すると、その金属塊がケーシング内に投入される前に、制御装置からの信号によってセット位置にあった反撥板がロータから離反する方向に移動する。
これにより、反撥板のセットが開放されて反撥板とロータとの間隔が広がることから、金属塊がケーシング内に投入されても、この金属塊がロータや打撃子や反撥板等の部品に衝突するのをできるだけ回避させて通過(スルー)させることができる。
これにより金属塊との衝突によるロータや打撃子や反撥板等の破損を防止することができる。
また、ケーシング内を通過した金属塊は、ケーシングから落下して排出コンベアにより機外に排出されるが、この排出コンベア上の金属塊を排出側金属検出機が検出すると、制御装置からの信号によって反撥板がロータに接近する方向に移動してセット位置に復帰し、直ちに通常の破砕作業を行なうことができる。
また、本発明では、金属塊をケーシング内に投入させるため、金属塊を除去するようにした従来技術とは異なり、装置を停止させる必要がなくなり、作業能率の低下を防止できる。
図1は本発明に係るインパクトクラッシャ装置の全体を示す概略側面図、図2は反撥板のセット開放状態を示す概略側面図である。
本実施例のインパクトクラッシャ装置Aは、ケーシング1と、外周に突設して打撃子20が取付けられているロータ2と、前記ロータ2の周りに配設された複数個の反撥板3を備え、供給コンベア4によってケーシング1内に供給された原料を打撃子20の打撃と反撥板3の反撥による破砕動作で破砕し、ケーシング1から落下した破砕物を排出コンベア5で機外に排出させるように形成されている。
前記各反撥板3は、ガイド部材10に支持された移動枠30にそれぞれバネによるクッション支持部31を介して取付けられている。
この場合、各反撥板3は、破砕物の粒度に応じて設定したロータ2とのセット間隔Sを保持するようにセット位置(図1の位置)に位置決めされている。
前記移動枠30は、油圧シリンダ6に連結され、この油圧シリンダ6の進退駆動に伴い、前記ガイド部材10に沿ってロータ2の軸直角方向に往復移動可能に形成されている。
なお、移動枠30の往復駆動手段としては前記した油圧シリンダ6に限らず、送りネジやその他の往復動アクチュエータを使用できる。
前記供給コンベア4の途中には、該供給コンベア4で搬送される原料中の金属塊等を検出する投入側金属検出機70が設けられている。
また、前記排出コンベア5の途中には、該排出コンベア5で排出される破砕物中の金属塊等を検出する排出側金属検出機71が設けられている。
前記投入側金属検出機70及び排出側金属検出機71は制御装置72に接続され、この制御装置72は前記油圧シリンダ6に接続されている。
制御装置72は、投入側金属検出機70により金属塊が検出されると、前記油圧シリンダ6に信号(離反信号)を出力して移動枠30を矢印M方向に移動させ、セット位置(図1の位置)にある反撥板3をロータ2から離反させる方向に移動させ、離反位置(図2の位置)に移動させる。
また、排出側金属検出機71により金属塊が検出されると、前記油圧シリンダ6に信号(復帰信号)を出力して移動枠30を矢印N方向に移動させ、前記反撥板3を離反位置からロータ2に接近させる方向に移動させ、セット位置に復帰させる。
前記反撥板3は金属塊がケーシング1内に投入される前に離反位置に移動させる必要があり、このため、制御装置72には、投入側金属検出機70からの信号を入力して油圧シリンダ6に信号(離反信号)を出力するまでの時間を制御するタイマー73が組み込まれている。
また、金属塊が連続して投入されたような場合、排出側金属検出機71が金属塊を検出してもケーシング1内に金属塊が残っていることも考えられる。
これに対処するため、前記タイマー73には、投入側金属検出機70で金属塊を検出したのち、その金属塊が排出側金属検出機71で検出されるまでの時間等、時間的にケーシング1内に金属塊が残っていないことを考慮に入れて油圧シリンダ6に信号(復帰信号)を出力させように制御する機能を持たせている。
従って、供給コンベア4上の金属塊を投入側金属検出機70が検出すると、制御装置72からの信号(離反信号)によって反撥板3のセットが開放され、図2で示すように、反撥板3とロータ2との間隔S1が広がることから、金属塊がケーシング1内に投入されても、この金属塊がロータ2や打撃子20や反撥板3等に衝突するのをできるだけ回避させて通過(スルー)させることができ、金属塊との衝突による各部品の破損を防止することができる。
また、排出コンベア5上の金属塊を排出側金属検出機71が検出すると、制御装置72からの信号(復帰信号)によって反撥板3がロータ2に接近する方向に移動してセット位置に復帰し、直ちに通常の破砕作業を行なうことができる。
また、金属塊をケーシング1内に投入させるため、装置を停止させる必要がなくなり、作業能率の低下を防止できる。
本発明に係るインパクトクラッシャ装置の全体を示す概略側面図。 反撥板のセット開放状態を示す概略側面図。
符号の説明
1 ケーシング
10 ガイド部材
2 ロータ
20 打撃子
3 反撥板
30 移動枠
31 クッション支持部
4 供給コンベア
5 排出コンベア
6 油圧シリンダ
70 投入側金属検出機
71 排出側金属検出機
72 制御装置
73 タイマー
A インパクトクラッシャ装置
S セット間隔
S1 間隔

Claims (1)

  1. ケーシング(1)と、外周に突設して打撃子(20)が取付けられているロータ(2)と、前記ロータの周りに配設された反撥板(3)を備え、供給コンベア(4)によってケーシング内に供給された原料を打撃子の打撃と反撥板の反撥による破砕動作で破砕し、排出コンベア(5)で排出させるようにしたインパクトクラッシャ装置において、
    前記供給コンベアで搬送される原料中の金属塊等を検出する投入側金属検出機(70)と、
    前記排出コンベアで排出される破砕物中の金属塊等を検出する排出側金属検出機(71)と、
    前記投入側金属検出機による金属塊検出時はセット位置にある前記反撥板をロータから離反させる方向に移動させ、前記排出側金属検出機による金属塊検出時は前記反撥板をロータに接近させる方向に移動させてセット位置に復帰させるように制御させる制御装置(72)と、を備えていることを特徴とするインパクトクラッシャ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114308264A (zh) * 2021-12-17 2022-04-12 袁德连 一种用于冶金炉的废料处理设备

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