JP2010057807A - 低温ショーケース - Google Patents

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Abstract

【課題】効率的に透明壁に生じる結露を低減し、視認性の低下を回避することができると共に、顧客等の服を汚してしまう不都合を抑制することができる低温ショーケースを提供する。
【解決手段】本発明の低温ショーケース1は、内部に陳列室3を構成する本体の左右に断熱側板7を取り付け、陳列室3外の本体2下部には機械室21を構成して成るものであって、断熱側板7は、透視可能な透明壁40と、この透明壁40の前縁部を覆う側板前カバー44とを備え、この側板前カバー44内には、機械室21内と透明壁40外面の空間とに連通する廃熱通路82を構成した。
【選択図】図17

Description

本発明は、内部に陳列室を構成する本体の左右に断熱側板を取り付け、陳列室外の本体下部に機械室を構成して成る低温ショーケースに関するものである。
この種の従来の低温ショーケースは、例えばコンビニエンスストアやスーパーマーケットなどの店舗に設置されるものであって、内部に陳列室を構成する断面略コ字状の断熱壁から成る本体の両側部に断熱側板を取り付けられており、この断熱側板には側方から陳列室内が透視可能となるようにガラス板などの透明壁が取り付けられている(例えば、特許文献1)。
この場合、断熱側板は略コ字状に形成されて、透明壁の上下及び後縁部を断熱側板の端面に設けられた受け部材の凹溝内に嵌め込んで固定している。そして、この透明壁の前端は、断熱側板の開口部の上端から下端に渡って取り付けられる前固定具が取り付けられている。
一般に、陳列室内が所定の冷却温度に冷却されると、断熱側板も陳列室内を循環する冷気によって冷却され、透明壁の外側には結露が生じる。この結露水はやがて透明壁の外面を伝って受け部材にまで流下する。従来の構成では、受け部材に受水部が形成されており、受け部材に流下した結露水は、当該受水部に集められる構成とされている。そして、この受け部材の底部には受水部と断熱壁内部とを連通する排水部が設けられており、受水部に集められた結露水は、排水部により断熱壁内部に流入し排出される構成とされていた。
そのため、上述した如き特許文献1では、透明壁の外面に浸水かフィルムにて水滴を水膜化して、受水部に排水する構成が採用されている。
特開2003−135228号公報
しかしながら、いずれの構成であっても、断熱側板の透明壁に結露が発生するため、これによって、透明壁を介した陳列室内部の視認性が低下する問題があると共に、顧客等が透明壁に接触すると服などを濡らしてしまう問題があった。
本発明は従来の技術的課題を解決するためになされたものであり、効率的に透明壁に生じる結露を低減し、視認性の低下を回避することができると共に、顧客等の服を汚してしまう不都合を抑制することができる低温ショーケースを提供する。
本発明の低温ショーケースは、内部に陳列室を構成する本体の左右に断熱側板を取り付け、陳列室外の本体下部には機械室を構成して成るものであって、断熱側板は、透視可能な透明壁と、この透明壁を前方から覆う側板前カバーとを備え、この側板前カバー内には、機械室内と透明壁外面の空間とに連通する廃熱通路を構成したことを特徴とする。
請求項2の発明の低温ショーケースは、上記発明において、断熱側板は、透明壁の上下及び後縁部を保持し、外面が透明壁の外面よりも外側に位置する断熱壁を備え、側板前カバーは少なくとも前壁と側壁を有し、断熱壁から透明壁に渡ってそれらを前方から覆うと共に、廃熱通路は、透明壁の外面と側板前カバーの側壁間の隙間にて透明壁外面の空間に連通することを特徴とする。
請求項3の発明の低温ショーケースは、上記発明において、断熱側板は、断熱壁を外側から覆うと共に、側板前カバーの側壁後端部に突き合わされる側板後カバーを備え、これら側板前カバー及び側板後カバーの突き合わせ部分には、それぞれ後方に行くに従って外側となる傾斜面を形成したことを特徴とする。
本発明によれば、内部に陳列室を構成する本体の左右に断熱側板を取り付け、陳列室外の本体下部には機械室を構成して成る低温ショーケースにおいて、断熱側板は、透視可能な透明壁と、この透明壁を前方から覆う側板前カバーとを備え、この側板前カバー内には、機械室内と透明壁外面の空間とに連通する廃熱通路を構成したので、機械室内からの廃熱を当該廃熱通路を介して効率的に透明壁外面に供給することが可能となる。
これにより、透明壁外面に結露が発生する不都合を効果的に抑制することができ、当該透明壁の視認性が低下してしまう不都合や、顧客等の服を汚してしまう不都合を著しく抑制することが可能となる。
また、透明壁外面に発生する結露水を著しく抑制することが可能となることから、透明壁外面を伝って流下する結露水によって設置床面等を濡らしてしまう不都合を回避することが可能となる。
請求項2の発明によれば、上記発明に加えて、断熱側板は、透明壁の上下及び後縁部を保持し、外面が透明壁の外面よりも外側に位置する断熱壁を備え、側板前カバーは少なくとも前壁と側壁を有し、断熱壁から透明壁に渡ってそれらを前方から覆うと共に、廃熱通路は、透明壁の外面と側板前カバーの側壁間の隙間にて透明壁外面の空間に連通するので、機械室からの廃熱を断熱壁から透明壁に渡ってそれらを前方から覆う側板前カバー内に形成される廃熱通路を介して効果的に透明壁外面に供給することが可能となる。
特に、廃熱通路が形成される側板前カバーは、透明壁の上下に渡って設けられているため、陳列室外の本体下部に設けられる機械室からの廃熱を透明壁の上下に渡って供給することができ、透明壁外面への結露発生を著しく抑制することができる。
また、透明壁の外面と側板前カバーの側壁間の隙間より機械室からの廃熱を透明壁外面に供給するため、より効果的に廃熱を透明壁外面に指向させて供給することが可能となる。従って、透明壁外面全体、特に前部の加熱効率を向上させることができ、結露発生を著しく抑制することが可能となる。
請求項3の発明によれば、上記発明に加えて、断熱側板は、断熱壁を外側から覆うと共に、側板前カバーの側壁後端部に突き合わされる側板後カバーを備え、これら側板前カバー及び側板後カバーの突き合わせ部分には、それぞれ後方に行くに従って外側となる傾斜面を形成したので、これらの傾斜面を重ね合わせることで、これら重ね合わせ部分における廃熱の漏出経路が長くなって抵抗が大きくなり、係る重ね合わせ部分における廃熱の漏出する不都合を抑制することが可能となる。
これにより、機械室からの廃熱をより効果的に廃熱通路を介して透明壁の外面の空間に排出することが可能となり、結露防止効果を向上させることができる。
次に、図面を参照して本発明の実施形態について詳述する。図1は低温ショーケース1の斜視図、図2は図1の低温ショーケース1の縦断側面図、図3は図1の低温ショーケース1の後方斜視図、図4は図1の低温ショーケース1の天部横断平面図(図1のA−A断面図)、図5は図1の低温ショーケース1の上部横断平面図(図3のB−B断面図)、図6は図1の低温ショーケース1の下部横断平面図(図3のC−C断面図)、図7は図4の円J部分の拡大図をそれぞれ示している。
本実施例の低温ショーケース1は例えばコンビニエンスストア等の店舗に設定されて商品を冷却しながら陳列するオープンショーケースであり、前面に開口を有する断面略コ字状の断熱壁から成る本体2と、この本体2の左右に立設された断熱側板7、7と、台脚アングル12等から断熱箱体8が構成されている。尚、断熱側板7の詳細な構成については後述する。
本体2は前面に開口する鋼板製の外箱5と、この外箱5内に間隔を存して組み込まれた前面に開口する鋼板若しくは硬質合成樹脂製の内箱6と、外箱5及び内箱6間に発泡充填された発泡ポリウレタンから成る断熱材4とから構成されている。
そして、内箱6の内方には、両断熱側板7、7と共に囲繞されて前方に開口する陳列室3が形成されている。陳列室3内の後部には、本体2の背壁2Bと所定間隔を存して仕切板10が取り付けられ、また、陳列室3の天部には、本体2の天壁2Cと所定間隔を存して天部仕切板14が取り付けられている。更に、陳列室3の底部には、本体2の底壁2Aと所定間隔を存してデックパン15が取り付けられている。これら仕切板10と背壁2B間、天部仕切板14と天壁2C間、デックパン15と底壁2A間には、一連のダクト11が形成されている。
このダクト11内には冷凍サイクルの周知の冷媒回路を構成する冷却器13が縦設されると共に、ダクト11の上部前端には、陳列室3の前面開口上縁より冷気を吐出する冷気吐出口16が形成され、ダクト11の下部前端には、陳列室3の前面開口下縁より冷気を吸い込む冷気吸込口17が形成されている。また、デックパン15下方に形成されるダクト11内には、冷気循環用送風機18が配設されている。尚、図中19は陳列室3内に複数段架設される商品陳列用の棚である。
これにより、陳列室3内の冷気は、冷気循環用送風機18によって冷気吸込口17よりダクト11内に吸い込まれ、冷却器13方向に吹き出され、冷却器13にて冷却された冷気は、ダクト11内を上昇して冷気吐出口16から陳列室3内に吐出される循環を行う。
一方、本体2の底面の四隅には、所定の高さを有する台脚アングル12が取り付けられており、前後の台脚アングル12間は、本体2の両側面と共に上記断熱側板7、7にて被覆されている。これにより、本体2の下方には、断熱箱体8下部の陳列室3外において前方に開口20を有する機械室21が形成される。
係る機械室21内には、図2及び図6に示すように冷却ユニットRの底部を構成する取付台26が収納されると共に、この取付台26には前記冷却器13と共に冷凍サイクルの冷媒回路を構成する圧縮機22、凝縮器23等と、それらに送風する凝縮器用送風機24、陳列室3内から排出されるドレン水を蒸発処理する蒸発装置25等が設けられている。この取付台26の四隅には、キャスター26Aが取り付けられている。
そして、機械室21の前面には、複数の吸込口27が穿設された前面パネル28により開閉自在に閉塞されている。なお、当該前面パネル28の詳細な構成については後述する。なお、凝縮器23の前面に図示しないシール材を用いて吸気空気と排熱側とを仕切ることで、前面パネル28端部の奥部側は、凝縮器用送風機24が運転されることにより高圧室とされる。
また、この機械室21の後部に位置する左右隅部の台脚アングル12、12の後面には、機械室21下部から本体2の天壁2C後方に渡って背部支柱30が立設されている。この背部支柱30は、内方に向けて開口する断面略コ字状を呈しており、その前壁は、本体2の背壁2Bに当接してネジ止めなどによって固定されている。また、この背部支柱30の開口側と反対側の側壁は、本体2の両側端と略面一とされており、陳列室3、機械室21の側面を閉塞する上記断熱側板7が当接される。
この背部支柱30の後壁には、背面板32を取り付けるための取付部材31が固定されている。背面板32は、所定間隔を存して本体2の背壁2B後面を覆う板状部材であり、その両側端部32A、32A及び上端部32Bが、前方に向けて所定角度にて傾斜して折曲されている。
そして、取付部材31は、図4及び図4の円J部分の拡大図である図7に示すように、板状部材を折曲することにより構成されており、その一端は背部支柱30の後壁に当接してネジ止めにより固定するための固定片65とされていると共に、その他端は背面板32の側部前面に当接してネジ止めにより固定するための固定片66とされている。そして、係る固定片65と、66間には、背面板32の前方に折曲された端部形状を回避するように前方に突出した凹陥67が形成されている。
そのため、背面板32は、背部支柱30に固定される取付部材31の凹陥67、67内に側端部32A、32Aを収容した状態で、固定片66後面に宛がいネジ止めによって本体2に固定される。なお、このとき背面板32の下端部は、左右後部の台脚アングル12間に渡って設けられる台脚アングル12Aにネジ止めにより固定される。係る構成により、本体2の背壁2Bと背面板32との間には、機械室21後部と背壁2B後方上部とを連通する排気ダクト33が形成される。
そして、本体2の天壁2A上面には、天壁2A前端部から背面板32上端に渡って天面板34が設けられる。この天面板34の後部には、排気ダクト33の上方に位置して排気孔34Aが複数穿設されている。尚、背部支柱30、30の上端部には、取付部材31と同様に構成される図示しない取付部材が設けられていると共に、天面板34の後端部には、下方に向けて延在する内向きフランジ34Bが形成されている。これにより詳細は後述する背面板32と側板後カバー43の突き合わせ部分と同様の構成とされているものとする。
次に、図8乃至図14を参照して断熱側板7の詳細な構成について説明する。図8は低温ショーケース1の断熱側板7の分解斜視図、図9は断熱側板7部分の後方から見た縦断面図(図3のD−D断面図)、図10は低温ショーケース1の断熱側板7上部の拡大後方斜視図(図3の円E部分の拡大図)、図11は低温ショーケース1の断熱側板7下部の拡大後方斜視図(図3の範囲F部分の拡大図)、図12は低温ショーケース1の断熱側板7上部の拡大横断面図(図4の円G部分の拡大図)、図13は低温ショーケース1の断熱側板7の透明壁40保持状態を示す拡大横断面図(図5の円H部分の拡大図)、図14は低温ショーケース1の機械室21部分に相当する断熱側板7の拡大横断面図(図6の円I部分の拡大図)をそれぞれ示している。
本実施例における断熱側板7、7は、それぞれ透視可能な透明壁40と、この透明壁40を保持する断熱壁42と、この断熱壁42を外側から覆う側板後カバー43と、断熱壁42から透明壁40に渡ってそれらの前縁部を(それらを前方から)覆う側板前カバー44とから構成される。
断熱壁42は鋼板製の外面材35及び内面材36の端縁をステンレス鋼板を屈曲形成したトリム38にて接続し、各外面材35、内面材36及びトリム38にて囲繞される空間に発泡ポリウレタン等の断熱材37を現場発泡方式にて充填することにより構成されている。そして、このトリム38の前面は上下方向の中央部が略矩形状に後退し、後退部39が構成されている(断面略コ字状を呈している)。この後退部39の上部及び下部は略水平となっており、後部は垂直に降下しており、この後退部39内に透明壁40が嵌め込まれている。図8に示すように、透明壁40の前端は、所定寸法だけ断熱壁42の前端よりも前方に延出して設けられる。
透明壁40は、図5及び図13に示すように2枚の透明板ガラス40A、40Aをスペーサー40Bを介して接合して構成されており、その上縁部、下縁部、後縁部は、断熱壁42のトリム38の後退部39の形状に沿った形状とされている。また、本実施例では、図5に示すように透明壁40が嵌め込まれた断熱壁42はその外面(外面材35)が透明壁40の外面よりも外側に位置する厚さ寸法に形成されているものとする。
このように、透明壁40が嵌め込まれた断熱壁42は、ネジ止めによって本体2の左右端面及び台脚アングル12の左右側面にそれぞれ固定される。
側板後カバー43は、断熱壁42を外側から覆うカバー部材であり、例えば真空成型された硬質合成樹脂により構成される。本実施例において側板後カバー43は、断熱壁42の外側をトリム38と透明壁40との接合部を少なくとも被覆するように断熱壁42の後退部39よりも断熱側板7の内方にまで延出して構成されている。
本実施例では、そのデザイン性を考慮して形成されており、上述したように、断熱壁42の外面が透明壁40の外面よりも外側に位置する厚さ寸法に形成されているため、後退部39に対応する側板後カバー43の上部下縁、後部前縁、下部上縁は、それぞれ透明壁40の外面に向けて所定曲率にて傾斜した枠部43Aとされている。尚、透明壁40には、当該枠部43Aの形状に沿って側板後カバー43に対応する部分に、側板後カバー43の内面が陳列室3側から透視されることを防止するため、例えば白色の刷り込み41が施されているものとする。
そして、側板後カバー43の上端部には、断熱壁42上面を外側から覆う上部フランジ43Bが形成されており、当該上部フランジ43Bの端面は、本体2に取り付けられる天面板34の側端面に近接する構成とされている。
側板後カバー43の断熱壁42を覆っている上部及び下部のそれぞれの前端部は、図4、図6に示すように、断熱壁42の前端よりも所定寸法だけ前方に延在して形成されていると共に、その前端部には、内方(陳列室3、機械室21側)に向けて前部フランジ43Cが形成されている。この前部フランジ43Cは、その端部が少なくとも断熱壁42の内面材36よりも外側に位置している。また、この前部フランジ43Cの隅角部外面は、側板前カバー44の後端との突き合わせ部分とされており、図12及び図14の拡大断面図に示すように、後方に行くに従って外側となる傾斜面46とされている。尚、本発明において、突き合わせ部分は、それらが当接して重ね合わされる場合のみならず、これらが僅かな隙間を存して対向する場合も含まれるものとする。以下に記載する突き合わせ部分については同様とする。また、当該傾斜面46は、所定角度傾斜して形成されるものに限定されず、所定曲率にて湾曲して形成されることにより後方に行くに従って外側となるような湾曲面により構成してもよい。
そして、断熱壁42の上部及び下部の前端部には、板状の取付部材49、50がそれぞれネジ51によって固定されている。ここでは、取付部材49、50は、断面略同様に構成されているため、図12を参照して取付部材50について説明する。取付部材50は、断熱壁42の前端部に当接する固定面50Aを有しており、この固定面50Aの外側端部は、前方に折曲された後、その端部が側板後カバー43の前部フランジ43Cの後面に沿って折曲された取付片50Bとされている。この取付片50Bには、図示しないねじ穴が形成されており、側板後カバー43の前部フランジ43Cに形成される図示しないねじ穴とを重合させてネジ52により固定可能とされている。
また、取付部材50の固定面50Aの内側端部は、前方に折曲された後、前記前部フランジ43Cよりも前方に延在する取付片50Cとされている。この取付片50Cにも、図示しないねじ穴が形成されており、後述する側板前カバー44に形成されるねじ穴53と重合させて、ネジ54により側板前カバー44を取付部材50に固定可能とされている。
一方、側板後カバー43の後端部は、上下に渡って内向きフランジ47が形成されている。この内向きフランジ47は、断熱側板7の内面材36よりも更に背面板32側に延出して形成されており、その端面は、背面板32の側端面との突き合わせ部分とされる。係る突き合わせ部分である端面における内向きフランジ47の内面は、図7に示すように、この内向きフランジ47の先端に向けて後退する傾斜面48とされている。
他方、側板前カバー44は、断熱壁42の上部前縁上端から透明壁40前縁部、断熱壁42の下部前縁部下端に渡ってこれらを前方から覆うカバー部材であり、例えば割型の金型を用いて形成されるインジェクション成形された硬質合成樹脂により構成される。本実施例において側板前カバー44は、長手方向(上下方向)に延在して、後方に開口を有する断面略コ字状を呈している。
陳列室3や機械室21側とは反対側に位置する外面側の側壁57は、透明壁40の外面よりも外側に位置するように形成されていると共に、側板後カバー43の上部及び下部に対応する位置の後端面は、当該側板後カバー43の傾斜面46との突き合わせ部分とされており、図12及び図14に示すように後方に行くに従って外側となる傾斜面58とされている。
陳列室3や機械室21側の側壁56は、透明壁40の前端部内面と当接するように、透明壁40の前端部にまで延在して構成されており、当該側壁56と対向して形成される側壁57の内側には、透明壁40の外面に至る複数のリブ59が形成されている。
本実施例において当該リブ59は、透明壁40の前端部に対応する部分に渡って上下に所定間隔、即ち、少なくとも手指の進入を阻害可能な間隔、例えば10mm間隔を相互に有して形成されている。
また、側板前カバー44の各側壁56、57の前端間に渡って形成される前壁60の裏面(側板前カバー44内側の面)には、透明壁40の前端に向けて突出する複数の前リブ61が形成されている。またこの側板前カバー44の上端部には、天面板34や側板後カバー43の上部フランジ43Bと略面一に形成される天部フランジ44Aが形成されている。
尚、側板前カバー44は上述したように、前壁60、両側壁56、57、各リブ59、各前リブ61を形成することによって、割型の金型を用いて容易にインジェクション成形により構成することが可能となる。
次に、図15乃至図17を参照して前記前面パネル28の取付構造と機械室21の前部に対応する側板前カバー44の形状について説明する。図15は低温ショーケース1下部の正面図、図16は図15の円K部分の拡大図、図17は図16のL−L断面図をそれぞれ示している。
前面パネル28は、本体2の底壁2Aの前壁上部前端に上端部28Aを係止させるため、後方に行くに従って内側となる傾斜面75が形成されている。また、前面パネル28の下端には、後方に向けて形成される下部フランジ28Bが形成されている。これにより、上端部28Aの傾斜面75を本体2の底壁2Aの前壁上部前端に係止し、下部フランジ28Bを機械室21前端部に位置する台脚アングル12、12の前端に取り付けられる保持部72に保持させることにより、着脱自在に機械室21の前面開口及び本体2の底壁2A前面を覆う。
また、機械室21前端部に位置する台脚アングル12、12の前面には、磁石70、70が取り付けられており、前面パネル28側部後面に当該台脚アングル12の前面に向けて取り付けられる保持部材71、71とその吸着力によって前面パネル28を脱着自在に保持する。
ここで、前面パネル28は、上記上端部を底壁2Aの前部上端に係止させるため、中央よりも少許上方が最も前となるように所定角度にてその上端及び下端が後方に傾斜するように折曲形成されている。
そして、前面パネル28の両側端部は、それぞれ断熱側板7の側板前カバー44の側壁56に突き合わされた状態で取り付けられる。ここで、上記折曲部分28Dが形成される付近以外の両側端部28C、28Cは、後方に行くに従って内側となる傾斜面73を形成するように後方に折曲して形成されている。
これに対応して、図17に示すように、当該傾斜面73に対応する部分の側板前カバー44の側壁56には、それらの突き合わせ部分を構成する箇所において後方に行くに従って内側となる傾斜面74が形成されており、その傾斜面74より後方に位置する側壁56は、その傾斜面74の後端より後方に延在して形成される。係る構成に対応して当該側板前カバー44を断熱壁42に固定する取付部材50の取付片50Cは、傾斜面74が形成される側壁56後部の内面に沿うように折曲して形成されている。これら取付片50Cと側板前カバー44の側壁56とは上述したようにネジ止めによって固定される。
また、図8及び図14に示すように機械室21の前部隅部に位置する台脚アングル12の取付部材50に当接する側壁には、複数の連通孔80が形成されている。当該台脚アングル12が当接する取付部材50には、これら連通孔80と対応する位置に複数の連通孔81が形成されている。これにより、機械室21内と、側板前カバー43内、即ち、前壁60と、両側壁56、57とにより囲繞される空間とが連通する廃熱通路82が形成される。
当該廃熱通路82を上昇していく機械室21内からの空気を側板前カバー44の各リブ59間より透明壁40外面側の空間とを連通すべく、透明壁40の前端と当接する前記前リブ61には、図13に示すように複数の連通孔83が形成されている。
係る構成により、低温ショーケース1を組み立てる際には、まず、透明壁40を断熱壁42の後退部39内に嵌め込み、係る断熱壁42をネジ止めによって本体2の左右端面及び台脚アングル12の左右側面に固定する。
その後、断熱壁42の外面に側板後カバー43を宛がい、その前端は、上述したように前部フランジ43Cを断熱壁42の前端にネジ止めによって取り付けられた取付部材49、50の取付片50Bに重合させ(図11参照)、ネジ52により固定する。
また、側板後カバー43の後端は、内向きフランジ47が断熱壁42の後面に沿って宛がわれ、その端面は、図18に示すように背面板32の側端部32Aと突き合わせられる。このとき、内向きフランジ47の前面は、前面が背部支柱30後面に当接して設けられる取付部材31の固定片65の後面に当接してネジ止めにより固定される。また、内向きフランジ47の先端に形成された傾斜面48は、前方に向けて傾斜するように折曲されている背面板32の側縁部32Aの折曲部分外面に当接した状態で突き合わされる。
これにより、背面板32と側板後カバー43の内向きフランジ47との突き合わせ部分は、側板後カバー43の内向きフランジ47に形成される傾斜面48と、前方に向けて傾斜するように折曲されている背面板32の側縁部32Aとを重合させるように突き合わせることで、これらの突き合わせ部分に外観上、線が形成されてしまう不都合を解消することができる。
特に、係る重合部分は、それぞれの傾斜面48、側縁部32Aを重ね合わせることにより形成されるため、背面板32Aや側板後カバーに多少の寸法誤差がある場合であっても、その寸法誤差を緩和して、突き合わせ部分に外観上、線が形成されてしまう不都合を解消することができる。
従って、これら背面板32と側板後カバー43との連続感をもたせることができ、外観向上を実現することができる。
また、同様に背面板32の上端部32Bと天面板34とが構成されていることから、係る背面板32と天面板34との突き合わせ部分に外観上、線が形成されてしまう不都合を解消でき、これらの連続感をもたせることができる。これにより、外観向上を実現できる。
次に、上述した如く側板後カバー43が取り付けられた断熱壁42に側板前カバー44を取り付ける。側板前カバー44は、係る側壁56、57間に透明壁40の前端を当該前壁60内面に形成される前リブ61に当接するまで挿入しながら、断熱壁42の上部前端、透明壁40の前端及び断熱壁42の下部前端に渡って宛がう。なお、このとき、前リブ61の前端と透明壁40の前端とは、シリコン接着又は接着テープによる接着を行ってもよい。
そして、図12に示すように、断熱壁42の上部前端に取り付けられる取付部材49の取付片50Cの内面側に側板前カバー44の側壁56の内側面を当接させ、陳列室3側から又は図17に示すように機械室21側からネジ54によって固定する。
これにより、側板前カバー44の外面側の側壁57の後端部は、側板後カバー43の前部に突き合わせられる。このとき、側板前カバー44の側壁57の後端面は、後方に行くに従って外側となる傾斜面58とされていると共に、側板後カバー43の前部フランジ43Cの隅角部外面は、同様に後方に行くに従って外側となる傾斜面46とされているので、図12に示すようにこれらを重合させるように突き合わせることで、これらの突き合わせ部分に外観上、線が形成されてしまう不都合を解消することができる。
係る重合部分は、それぞれの傾斜面46、58を重ね合わせることにより形成されるため、側板前カバー44及び側板後カバー43に多少の寸法誤差がある場合であっても、その寸法誤差を緩和して、突き合わせ部分に外観上、線が形成されてしまう不都合を解消することができる。
従って、これら側板前カバー44と側板後カバー43との連続感をもたせることができ、外観向上を実現することができる。
また、断熱壁42の外面は、透明壁40の外面よりも外側に位置して形成されるが、側板前カバー44が透明壁40の前端部を覆うように取り付けられることで、透明壁40の内側は側板前カバー44の側壁56によって保持されると共に、透明壁40の外側は側板前カバー44の側壁57に形成される複数のリブ59によって保持される。
このとき、側壁57の内側に透明壁40外面に至って形成される複数のリブ59は、これら透明壁40外面と側板前カバー44の側壁57との間のスペーサーとしての役割を果たすことができ、安定して透明壁40を保持することが可能となる。
また、側板前カバー44に形成される複数のリブ59は、側板前カバー44自体のねじれを抑制することができ、強度の向上を図ることができる。更に、当該複数のリブ59が存在することで、図10や図11に示すように側板前カバー44を斜め後方から見た場合に、側板前カバー44内部の目隠しとなる。これにより、外観の向上を図ることができる。
更に、これら複数のリブ59は、上述したように、少なくとも手指の進入を阻害可能な間隔を相互に有して形成されているので、誤って、又はいたずらにリブ59、59間に手指が挿入されてしまう不都合を回避することができ、安全性の確保を実現することができる。
次に、本体2、断熱側板7、台脚アングル12等によって構成される断熱箱体下部の陳列室3外に構成された機械室21の前面開口に前面パネル28を取り付ける。この場合、前面パネル28の上端部28Aに形成される傾斜面75の端面を本体2の底壁2A前部上端に係止させ、前面パネル28の下端の下部フランジ28Bを台脚アングル12に設けられる保持部72上に保持させる。このとき、前面パネル28側部後面に台脚アングル12の前面に向けて取り付けられる保持部材71、71が台脚アングル12の前面に取り付けられる磁石70と、その磁力によって吸着され、前面パネル28が安定して断熱箱体に保持される。
この場合において、前面パネル28の側端部28Cと突き合わせられる部分の側板前カバー44の側壁56は、図17に示すように後方に行くに従って内側となる傾斜面74が形成されていると共に、前面パネル28の両側部28Cの側板前カバー44の側壁56と突き合わせられる部分には、後方に行くに従って内側となる傾斜面73を形成するように後方に折曲して形成されているので、これらが重合されるように突き合わせられる。
そのため、これらの突き合わせ部分に外観上、線が形成されてしまう不都合を解消することができる。係る重合部分は、それぞれの傾斜面74、73を重ね合わせることにより形成されるため、前面パネル28及び側板前カバー44に多少の寸法誤差がある場合であっても、その寸法誤差を緩和して、突き合わせ部分に外観上、線が形成されてしまう不都合を解消することができる。
従って、これら前面パネル28と側板前カバー44との連続感をもたせることができ、外観向上を実現することができる。
上述した如き構成において、機械室21内に配設される凝縮器用送風機24が運転されると、前面パネル28の吸込孔27から機械室21内に吸い込まれる。当該機械室21内が上述したように高圧とされていることから、凝縮器23の廃熱によって加熱された空気の一部は、台脚アングル12に形成された連通孔80とこれらに重合して形成される取付部材50の連通孔81を介して側板前カバー44内に形成される廃熱通路82内に至る。尚、残りの空気は、機械室21の後部と本体2の背壁2B間に形成される排気ダクト33内を上昇して天面板34の排気孔34Aより外部に排出される。
図14の実線矢印にて示すように側板前カバー44内の廃熱通路82内に至った機械室21内の暖気は、側板前カバー44内を上昇していき、側板前カバー44の側壁57と透明壁40の外面との隙間、本実施例では、これらの間に形成される複数のリブ59間から透明壁40の外面の空間に排出される。尚、各前リブ61と透明壁40間の空間内を上昇した暖気の一部は、前リブ61に形成される連通孔83を介して複数のリブ59間から透明壁40の外面の空間に排出される。
これにより、機械室21内の廃熱を側板前カバー44内に形成される廃熱通路82を介して効率的に透明壁40外面に供給することが可能となる。そのため、透明壁40外面を加熱することができ、当該透明壁40外面に結露が発生する不都合を効果的に抑制することができる。従って、当該透明壁40の視認性が低下してしまう不都合や、結露によって顧客等の服を汚してしまう不都合を著しく抑制することが可能となる。
また、透明壁40外面に発生する結露水を著しく抑制することが可能となることから、透明壁40外面を伝って流下する結露水によって設置床面等を濡らしてしまう不都合を回避することが可能となる。
本実施例では、断熱壁42の外面が透明壁40の外面よりも外側に位置しており、断熱壁42から透明壁40に渡ってそれらの前縁部を覆う側板前カバー44内に廃熱通路82が形成されているため、透明壁40の外面よりも外側に位置する側板前カバー44の側壁57と透明壁40の外面との間に形成される隙間を利用して機械室21からの廃熱を効果的に透明壁外面に供給することが可能となる。
特に、廃熱通路82が形成される側板前カバー44は、透明壁40の上下に渡って設けられているため、陳列室3外の本体2下部に設けられる機械室21からの廃熱を透明壁40の上下に渡って供給することができ、透明壁40外面への結露発生を著しく抑制することができる。
また、透明壁40の外面と側板前カバー44の側壁57間の隙間より機械室21からの廃熱を透明壁40外面に供給するため、より効果的に廃熱を透明壁40外面に指向させて供給することが可能となる。従って、透明壁40外面全体、特に前部の加熱効率を向上させることができ、結露発生を著しく抑制することが可能となる。
特に、前面パネル28端部の奥部は、上述したように高圧室を構成しているが、本実施例では、図17に示すように、当該前面パネル28端部と、これに突き合わされる側板前カバー44とは、それぞれの傾斜面74、73を突き合わせている(この場合、重ね合わせている)ことから、当該高圧室内の空気がこれらの突き合わせ部分から漏出し難くなる。更に、廃熱通路82を構成する側板前カバー44と、これに突き合わされる側板後カバー43とは、それぞれの傾斜面46、58を重ね合わせることで、これら重ね合わせ部分における廃熱の漏出経路が長く抵抗が大きくなり、係る重ね合わせ部分における廃熱の漏出を防止することが可能となる。これにより、機械室21からの廃熱をより効果的に廃熱通路82を介して透明壁40の外面の空間に排出することが可能となり、結露防止効果を向上させることができる。
本発明を適用した低温ショーケースの斜視図である。 図1の低温ショーケースの縦断側面図である。 図1の低温ショーケースの後方斜視図である。 図1の低温ショーケースの天部横断平面図(図1のA−A断面図)である。 図1の低温ショーケースの上部横断平面図(図3のB−B断面図)である。 図1の低温ショーケースの下部横断平面図(図3のC−C断面図)である。 図4の円J部分の拡大図である。 低温ショーケースの断熱側板の分解斜視図である。 断熱側板部分の後方から見た縦断面図(図3のD−D断面図)である。 低温ショーケースの断熱側板上部の拡大後方斜視図(図3の円E部分の拡大図)である。 低温ショーケースの断熱側板下部の拡大後方斜視図(図3の範囲F部分の拡大図)である。 低温ショーケースの断熱側板上部の拡大横断面図(図4の円G部分の拡大図)である。 低温ショーケースの断熱側板の透明壁保持状態を示す拡大横断面図(図5の円H部分の拡大図)である。 低温ショーケースの機械室部分に相当する断熱側板の拡大横断面図(図6の円I部分の拡大図)である。 低温ショーケース下部の正面図である。 図15の円K部分の拡大図である。 図15のL−L断面図である。
符号の説明
1 低温ショーケース
2 本体(断熱壁)
2A 底壁
2B 背壁
2C 天壁
3 陳列室
7 断熱側板
8 断熱箱体
12 台脚アングル
13 冷却器
21 機械室
23 凝縮器
24 凝縮器用送風機
28 前面パネル
30 背部支柱
31 取付部材
32 背面板
32A 側端部
32B 上端部
34 天面板
40 透明壁
42 断熱壁
43 側板後カバー
43B 上部フランジ
43C 前部フランジ
44 側板前カバー
46、48、58、73、74、75 傾斜面
47 内向きフランジ
49、50 取付部材
56、57 側壁
59 リブ
60 前壁
61 前リブ
80、81 連通孔
82 廃熱通路

Claims (3)

  1. 内部に陳列室を構成する本体の左右に断熱側板を取り付け、前記陳列室外の本体下部には機械室を構成して成る低温ショーケースにおいて、
    前記断熱側板は、透視可能な透明壁と、該透明壁を前方から覆う側板前カバーとを備え、
    該側板前カバー内には、前記機械室内と前記透明壁外面の空間とに連通する廃熱通路を構成したことを特徴とする低温ショーケース。
  2. 前記断熱側板は、前記透明壁の上下及び後縁部を保持し、外面が前記透明壁の外面よりも外側に位置する断熱壁を備え、
    前記側板前カバーは少なくとも前壁と側壁を有し、前記断熱壁から透明壁に渡ってそれらを前方から覆うと共に、
    前記廃熱通路は、前記透明壁の外面と前記側板前カバーの側壁間の隙間にて前記透明壁外面の空間に連通することを特徴とする請求項1に記載の低温ショーケース。
  3. 前記断熱側板は、前記断熱壁を外側から覆うと共に、前記側板前カバーの前記側壁後端部に突き合わされる側板後カバーを備え、
    これら側板前カバー及び側板後カバーの突き合わせ部分には、それぞれ後方に行くに従って外側となる傾斜面を形成したことを特徴とする請求項2に記載の低温ショーケース。
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