JP2018146200A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワイン保存等に好適な冷蔵庫を安価に提供する。
【解決手段】内部に貯蔵室を有した冷蔵庫本体と、前記冷蔵庫本体に支持され貯蔵室の開口部を開閉する扉20と、を備え、前記扉は、透光性の中央板21とこれの周囲を保持する縁枠55とで構成し、上記縁枠は額縁状の外板57と内板56とを備え、当該外板と内板とで中央板を挟み込み保持する構成とするとともに、前記内板周部の凹部にガスケット保持部材61を介してガスケット62を保持した構成としてある。これにより、中央板を保持固定するための主要部品は縁枠の外板と内板だけとなって大幅に削減することができ、しかも上記外板、内板は額縁状であっても安価なインジェクション成形によって製造できるので、部品製造コストも抑制することができる。よって、大幅なコストダウンが可能となる。
【選択図】図19

Description

本発明はワイン保存等に好適な冷蔵庫に関するものである。
一般にワインを収納保存するワイン庫等の冷蔵庫は、内部を目視できるようにその扉は略中央部分をガラス等の透明板で構成してある(例えば、特許文献1参照)。
図33は上記特許文献1に記載されたワイン庫の扉構成を示し、101は窓部102を有する扉面材、103は扉面材101の前面に配した透明板、104は透明板103の側部に装着したサイド支持部材、105、106は扉面材101及び透明板103、サイド支持部材104の上下部分に配した上キャップ及び下キャップ、107は上記扉面材101及び透明板103の後面に装着した扉内側板である。
このように構成した扉付のワイン庫は、前記透明板103を介して内部を目視することができるので、使い勝手の良いものとなる。
特開2000−346540号公報
しかしながら上記特許文献1記載の扉構成では、透明板付きの扉とするために、扉面材101と扉内側板107のほかに透明板103の四片を固定するためのサイド支持部材104、上キャップ105、下キャップ106を必要とする。その上で更に前記扉内側板107にガスケットを装着することになる。
このため上記扉構成は多くの部品を必要とし、かつ、組み立て工数も多くなり、コスト的に高くついて、その分ワイン庫が高価なものになりがちであった。
本発明はこのような点に鑑みてなしたもので、扉構成のコストダウンを図って安価な冷蔵庫の提供を可能とすることを目的としたのである。
本発明は上記目的を達成するため、前記扉は、透光性を有する中央板と、前記中央板の周囲を保持する縁枠と、前記縁枠の前記貯蔵室側の面の周囲に配置したガスケットと、を備え、前記縁枠は、前記扉を閉じた状態で前記貯蔵室側に位置する内板と、前記内板とともに前記中央板を挟み込み保持する外板と、を有し、前記内板は前記貯蔵室側の面の周囲部に凹部を備え、前記凹部にガスケット保持部材を介して前記ガスケットを保持した構成としてある。
これにより、中央板を保持固定するための主要部品は縁枠の外板と内板だけとなって大幅に削減することができる。しかも上記外板、内板は安価なインジェクション成形によって製造できるので、部品製造コストも抑制することができる。さらに上記インジェクション成形では形成しがたい内板のガスケット保持構成は、押出し成形可能なガスケット保持部材を装着することによって構成している。ガスケット保持部材を安価な押出し成形によって形成することで、部品点数が一点増えるものの、部品点数増によるコストアップは最小限に抑制できる。したがって、部品点数及び組み立て工数の削減と部品製造コストの削減により大幅なコストダウンが可能となる。
本発明は、上記構成によって、扉構成のコストダウンを図って安価な冷蔵庫を提供することができる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の外観斜視図 同冷蔵庫の半裁斜視図 同冷蔵庫の扉を開けて底面側から見た斜視図断面図 同冷蔵庫の内箱の斜視図 同冷蔵庫の内箱側面に設けた庫内照明ユニットの斜視図 図5のA−A断面図 同冷蔵庫の天井面に設けた庫内照明ユニットの半裁斜視図 同冷蔵庫の分解斜視図 同冷蔵庫の壁面ユニットを貯蔵室側から見た分解斜視図 同冷蔵庫の壁面ユニットを冷却室側から見た分解斜視図 同冷蔵庫の壁面ユニットを冷却室側から見た斜視図 図11のB−B断面図 同冷蔵庫の壁面ユニットを貯蔵室側から見た正面図 (a)同冷蔵庫の壁面ユニットに冷却ファンを装着する前の斜視図、(b)同冷却ファン装着後の壁面ユニットの斜視図 同冷蔵庫の壁面ユニットの分解斜視図 同冷蔵庫の扉を示す斜視図 同冷蔵庫の扉の分解斜視図 同冷蔵庫の扉をさらに細かく分解して示す分解斜視図 図16のC−C断面図 同冷蔵庫のガスケット取付部分の分解斜視図 同冷蔵庫のガスケットと扉とを示す分解斜視図 同冷蔵庫の扉のガスケット取付部を示す断面図 同冷蔵庫の扉の操作表示部分を示す分解斜視図 同冷蔵庫の操作部ユニットの斜視図 同冷蔵庫の扉の操作表示部分を示す断面図 同冷蔵庫の扉軸支部分を示す分解斜視図 (a)同冷蔵庫の扉軸支部分の外箱と内箱とを示す分解斜視図、(b)同外箱にヒンジ支持金具を取り付けた状態を示す斜視図、(c)同外箱に内箱を組み込んだ状態を示す斜視図 同冷蔵庫の扉のヒンジ取付部分を示す半裁斜視図 同冷蔵庫の扉のヒンジ取付部分を拡大して示す半裁斜視図 同冷蔵庫の扉下部の軸支部分を底面側から見た斜視図 同冷蔵庫の扉下部のヒンジカバーを取り外した状態の軸支部分を示す斜視図 同冷蔵庫の扉の下端面部分を示す斜視図 従来の冷蔵庫の扉構成を示す分解斜視図
第1の発明は、内部に貯蔵室を有する冷蔵庫本体と、前記冷蔵庫本体に支持され前記貯蔵室の開口部を開閉する扉と、を備え、前記扉は、透光性を有する中央板と、前記中央板の周囲を保持する縁枠と、前記縁枠の前記貯蔵室側の面の周囲に配置したガスケットと、
を備え、前記縁枠は、前記扉を閉じた状態で前記貯蔵室側に位置する内板と、前記内板とともに前記中央板を挟み込み保持する外板と、を有し、前記内板は前記貯蔵室側の面の周囲部に凹部を備え、前記凹部にガスケット保持部材を介して前記ガスケットを保持した構成としてある。
これにより、中央板を保持固定するための主要部品は縁枠の外板と内板だけとなって大幅に削減することができる。しかも上記外板、内板は安価なインジェクション成形によって製造できるので、部品製造コストも抑制することができる。さらに上記インジェクション成形では形成しがたい内板のガスケット保持構成は、押出し成型可能なガスケット保持部材を装着することによって構成している。ガスケット保持部材を安価な押出し成形によって形成することで、部品点数が一点増えるものの、部品点数増によるコストアップは最小限に抑制できる。したがって、部品点数及び組み立て工数の削減と部品製造コストの削減により大幅なコストダウンが可能となる。
第2の発明は、第1の発明において、前記ガスケット保持部材は、前記凹部に保持される凸部と、前記ガスケットを保持するガスケット保持凹部と、を有し、前記ガスケット保持凹部の開口部分にはガスケット抜け防止用リブを設けた構成としてある。
これにより、ガスケット保持部材は縁枠内板の凹部に確実に取り付け固定することができるとともに、ガスケット保持凹部にガスケットを抜け落ちることがないよう強固に固定保持することができ、冷蔵庫本体と扉との間の確実なシール性能を確保することができる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記冷蔵庫本体は、外箱と、前記貯蔵室の壁面を形成する内箱と、前記扉を前記冷蔵庫本体に支持させるヒンジ支持部材とを備え、前記ヒンジ支持部材は前記外箱へ支持ざれ、前記扉は前記内箱を介して前記ヒンジ支持部材に支持される構成としてある。
これにより、内箱に軸支した扉が外箱に対して傾いたりするのを確実に防止できる。したがって、内箱に扉を支持させるタイプの冷蔵庫であってもその品質を向上させ、かつ、歩留まりも向上させてコストダウンを図ることができ、扉構成のコストダウン効果と合わせて冷蔵庫の大幅なコストダウンが可能となる。
第4の発明は、第1〜第3の発明において、前記扉は、操作部ユニットと、前記操作部ユニットを挿入するための操作部設置用凹所と、少なくとも前記操作部設置用凹所の反貯蔵室側を覆う透光性を有する前板とを更に有し、前記操作部設置用凹所は、前記扉の貯蔵室側の面に開口する挿入口を有し、前記操作部ユニットは、前記内板に対向する箇所に設けられた入力部と、前記操作部ユニットの上下方向の両端部に設けられ、前記操作部設置用凹所の内壁または前記挿入口を覆う蓋部に当接して、前記入力部を前記前板の貯蔵室側の面に圧接させる押圧片を有する構成としてある。
これにより、扉の前方側から前板外面にタッチすることによって温度設定等の操作が可能になるとともに、電極膜を前板に確実に圧接することができ、タッチ操作時の静電容量の検出精度を高め、操作品質を向上させることができる。
第5の発明は、第4の発明において、前記操作部設置用凹所は、前記操作部ユニットの下端部に設けられた押圧片が当接する当接面と、前記挿入口と前記当接面との間に設けられた傾斜面とを有し、前記扉は、前記傾斜面と対向する部分に、前記凹部を有する構成としてある。
これにより、傾斜面後方に生じるデッドスペースをガスケット装着スペースとして有効利用することができ、操作部ユニットとガスケットとをオーバラップさせて設置できる。これによって、設置スペースの小型化を図って、その分中央板を大きくし視認性を上げることができる。
第6の発明は、第4または第5の発明において、前記扉の上方に設けられた前記ガスケットは、前記貯蔵室の前記開口部の上縁と、前記操作部ユニットとの間に位置する構成としてある。
これにより、貯蔵室内と操作部ユニット設置部分との間をガスケットによりシールして貯蔵室内の冷気が操作部ユニット設置背面部分まで流れてこれを冷却するのを防止でき、操作ユニットの過度な冷却による結露発生等の障害を防止し品質の高い冷蔵庫とすることができる。
第7の発明は、第1〜第6の発明において、前記中央板は、断熱性ガスを封入した多重構成であり、前記外板と前記内板との間の前記中央板の外周部分に断熱材を設けた構成としてある。
これにより、扉の断熱性を向上させ、冷却性能の良い冷蔵庫とすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
まず図1〜図7を用いて冷蔵庫の全体構成を説明する。
図1は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の外観斜視図、図2は同冷蔵庫の半裁斜視図、図3は同冷蔵庫の扉を開けて底面側から見た斜視図断面図、図4は同冷蔵庫の内箱の斜視図、図5は同冷蔵庫の内箱側面に設けた庫内照明ユニットの斜視図、図6は図5のA−A断面図、図7は同冷蔵庫の天井面に設けた庫内照明ユニットの半裁斜視図である。
図1〜図7において、本実施の形態の冷蔵庫は、冷蔵庫本体1内に簡易な仕切板2を設けて上下二つの貯蔵室3、4が区画形成してあり、更にこの各貯蔵室3、4内にはワインボトル等を載せる棚5が設置してある。仕切板2は内部に断熱材を有していてもいなくてもよい。
上記冷蔵庫本体1は、図2に示すように、前方を開口する金属製(例えば鉄板)の外箱6と、硬質樹脂製(例えばABS製)の内箱7と、これら外箱6と内箱7との間に発泡充填した硬質ウレタン等の発泡断熱材(図示せず)とで構成してある。そして、上記冷蔵庫本体1の開口両側部及び天井面開口部分には、図3に示すように貯蔵室3,4内を照射する照明ユニット8、9が設けてある。
上記照明ユニット8、9のうち両側部に設けた照明ユニット8は、図4〜図6に示すように、内箱7の照明用開口10の内側に装着した台座11と、この台座11に取付けた照明基板12と、照明基板12の上下方向に列接したLED13と、LED13の前面を覆うカバー14とからなる。
上記カバー14は断面略L字状に形成して内箱7の前端面7aまで回り込んでこれを覆うように形成してある。つまり、カバー14は、前面カバー部14aと側面カバー部14bとを備えている。そして、側面カバー部14bは、図6に示すように、前端面7a側と
は反対側に傾斜させて設けた係合リブ15を有している。カバー14は、係合リブ15を台座11に設けた保持穴16に圧入することによって取り付けられる。これによってカバー14はその前面カバー部14aが内箱7の前端面7aに圧接する。
一方、冷蔵庫本体1の天井面開口部分に設けた照明ユニット9は、図7に示すように、冷蔵庫本体1、すなわち内箱7の天井面前端部分に設けた凹部6aに組み込んで設けてある。なお、この照明ユニット9の台座は天井壁面を構成する如く幅広に形成してある。照明ユニット9のカバーは単純な平面形状である。
また、前記冷蔵庫本体1の各貯蔵室3、4の前面は、回動自在な扉20によって開閉可能としてある。上記扉20は、図2に示すように、アルゴンガス等の断熱性ガスを封入した三重のガラス板ユニット等からなる中央板21を有し、断熱扉として作用しつつ貯蔵室3、4内を外部から目視できるようにしてある。なお、上記扉20には把手22が設けてある。
さらに、前記扉20の上部略中央には前記各貯蔵室3、4の温度の設定と表示を行う操作表示部23(図8参照)が設けてある。この操作表示部23は扉20の前面側からタッチすることによって操作できる。また、操作表示部23に表示される内容は前方から視認できる。
なお、上記扉20の詳細構成については後述する。
また、上記冷蔵庫本体1の背面には冷却室25が設けてある。この冷却室25には一つの冷却器26と冷却ファン27が設置してある。前記冷却器26は冷却室25の下部に配置し、冷却ファン27は冷却器26の上方に配置してある。
また前記冷却器26は、冷蔵庫本体1下部の機械室28に組み込んだ圧縮機29と、凝縮器(図示せず)と、放熱パイプ(図示せず)と、キャピラリーチューブ(図示せず)と、冷却器26とで冷凍サイクルを構成し、圧縮された冷媒の蒸発により冷却室25内で冷気を生成するようになっている。
一方、前記冷却室25に設けた冷却ファン27は、冷却室25で生成した冷気を前記各貯蔵室3、4に供給し、その後冷却室25に回収して再び各貯蔵室3、4へと循環させるようになっている。
以下、上記冷気の供給構成について図8〜図15を用い説明する。
図8は冷蔵庫の分解斜視図、図9は同冷蔵庫の壁面ユニットを貯蔵室側から見た分解斜視図、図10は同冷蔵庫の壁面ユニットを冷却室側から見た分解斜視図、図11は同冷蔵庫の壁面ユニットを冷却室側から見た斜視図、図12は図11のB−B断面図、図13は同冷蔵庫の壁面ユニットを貯蔵室側から見た正面図、図14(a)は同冷蔵庫の壁面ユニットに冷却ファンを装着する前の斜視図、(b)は同冷却ファン装着後の壁面ユニットの斜視図、図15は同冷蔵庫の壁面ユニットの分解斜視図である。
上記各貯蔵室3、4へ冷気を供給する風路は、前記各貯蔵室3、4と冷却室25とを仕切る壁面ユニット30に形成してある。
壁面ユニット30は、図9、図10等に示すように、前記各貯蔵室3、4に面する貯蔵室側壁面板31と冷却室25に面する冷却室側壁面板32とを嵌合して構成してある。
冷却室側壁面板32には冷却室側の面の前記上側の貯蔵室3(以下、上側貯蔵室と称す)と対向する部分に冷却ファン27が設けてある。冷却ファン27はブロアファンのような周方向に送風する多翼ファンである。冷却ファン27は、回転軸に平行な複数枚の羽根を有する多翼ファン27aを、ガイドケース33で覆って構成してある。ガイドケース33は、多翼ファン27aの冷却室側の面を覆う主面部と、多翼ファン27aの回転方向外周を囲む側壁部とを備えている。そして、上記ガイドケース33の主面部には、吸入開口部34が設けてある。また、側壁部の上部一箇所に吐出開口部35が設けてある。
側壁部の主要部分は、多翼ファン27aの回転軸を中心とし、回転軸の回転方向にしたがって、径が拡大するアルキメデス螺旋状に設けられている。
また、前記冷却ファン27の吐出開口部35にはダンパ装置36が設けてある。このダンパ装置36は、図9に示すように、第1開口部37と第2開口部38を形成したダンパ枠体39と、モータ等の駆動源(図示せず)により駆動されて前記各開口を開閉する第1フラップ40及び第2フラップ41とを備えている。
上記ダンパ装置36の第1開口部37と第2開口部38は、駆動源を介して隣接して設けてある。第1開口部37と第2開口部38は、前記冷却ファン27の吐出開口部35に対応して位置している。そして、本実施の形態では図10、図11等に示すようにダンパ装置36のケース42を前記冷却ファン27のガイドケース33の上部に一体形成して、多翼ファン27aとダンパ装置36を覆っている。つまり、冷却ファン27とダンパ装置36とを一体化して直結してある。
多翼ファン27aの回転軸の回転方向は、図13に示すように、貯蔵室側から見て反時計周りである。つまり、回転軸は、後述する第1開口部37側から、第2開口部38側へと回転する。第1開口部37は、回転軸の反回転方向に設けられた開口部であり、第2開口部は、回転軸の回転方向に設けられた開口部である。
また、上記冷却ファン27の回転軸は、前記ダンパ装置36の開口部のうち前記冷却ファン27の回転方向側に位置する開口部である第2開口部38側に偏らせて設けてある。また、上記第1開口部37に連通する第1吹出風路47は、第2開口部38に連通する第2吹出風路48より長い。
更に、上記冷却ファン27と、ダンパ装置36と、ガイドケース33およびケース42とは、冷却室側壁面板32に取り付付けて壁面ユニット30にユニット化し、壁面ユニット30を冷蔵庫本体1に取付けることによって組み込み可能としてある。
なお、上記冷却ファン27のガイドケース33とダンパ装置36のケース42とは別体に構成して後から接続してもよい。
また、前記冷却室側壁面板32のダンパ装置36と対向する部分には、ダンパ装置36の第1開口部37と第2開口部38に対応させて第1透孔43および第2透孔44がそれぞれ形成してある。
図9に示すように、上記冷却室側壁面板32と貯蔵室側壁面板31の相対向する面には風路形成用リブ45、46を設けて、第1透孔43から下側貯蔵室4へ冷気を供給する第1吹出風路47と、第2透孔44から上側貯蔵室3へ冷気を供給する第2吹出風路48を形成している。更に上記冷却室側壁面板32と貯蔵室側壁面板31の相対向する面には戻り風路形成用リブ49を設けて、上側貯蔵室3と下側貯蔵室4との共用の戻り風路50が設けてある。戻り風路50は、各貯蔵室3、4に供給された冷気を冷却室25に戻すため
の風路である。
そして、上記冷却室側壁面板32の第1吹出風路47と対向する部分に下吹出口51a、第2吹出風路48と対向する部分に上吹出口51bが設けてある。更に、下側貯蔵室4と対向する部分に下戻り口52a、上側貯蔵室3と対向する部分に上戻り口52bが形成してある。そして冷却室側壁面板32の下端部には切欠き開口を形成して戻り風路50からの冷気を冷却室25に戻す冷気戻り口52が設けてある。
つまり、第1吹出風路47は、一端に第1透孔43を備え、少なくとも他端に下吹出口51aを備えている。第2吹出風路48は、一端に第2透孔44を備え、少なくとも他端に上吹出口51bを備えている。
本実施の形態では、上記第1吹出風路47は図15に示すように戻り風路50の略中央部分を通して下側貯蔵室4に冷気を供給するように構成してあり、上戻り口52bは前記第1吹出風路47の左右両側に分散するように設けてある。換言すると、戻り風路50は、第1吹出風路47によって、左右に分断されている。左右に分断された戻り風路50の端部のそれぞれには、上戻り口52bが設けられている。
また、図15に示すように、上記第1吹出風路47と戻り風路50とが隣接する部分では、第1吹出風路47を形成する風路形成用リブ45と、戻り風路50を形成する戻り風路形成用リブ49とを隙間をおいて配置している。つまり、それぞれの風路形成用リブの間に空気層である断熱層54を形成してある。すなわち当該部分は多重壁構成として両者間に断熱層54が形成される構成としてある。
また、同様に、上記第1吹出風路47と第2吹出風路48とが隣接する部分では、第1吹出風路47を形成する風路形成用リブ45と、第2吹出風路48を形成する風路形成用リブ46とを隙間をおいて配置している。つまり、それぞれの風路形成用リブの間に空気層である断熱層54を形成してある。
なお、本実施の形態では第1吹出風路47と戻り風路50とが隣接する部分の一部のみを多重壁構成としているが、すべての領域において多重壁構成とするのが好ましい。
また、第1吹出風路47、第2吹出風路48および戻り風路50を形成する各風路形成用リブは冷却室側壁面板32と貯蔵室側壁面板31の両方に設けたものを例示したが、これはいずれか一方側に設けただけのものであってもよく、特に限定されるものではない。
次に貯蔵室3,4を開閉する上記扉20の構成を図16〜図32を用いて説明する。
図16は冷蔵庫の扉を示す斜視図、図17は同冷蔵庫の扉の分解斜視図、図18は同冷蔵庫の扉をさらに細かく分解して示す分解斜視図、図19は図16のC−C断面図、図20は同冷蔵庫のガスケット取付部分の分解斜視図、図21は同冷蔵庫のガスケットと扉とを示す分解斜視図、図22は同冷蔵庫の扉のガスケット取付部を示す断面図、図23は同冷蔵庫の扉の操作表示部分を示す分解斜視図、図24は同冷蔵庫の操作部ユニットの斜視図、図25は同冷蔵庫の扉の操作表示部分を示す断面図、図26は同冷蔵庫の扉軸支部分を示す分解斜視図、図27(a)は同冷蔵庫の扉軸支部分の外箱と内箱とを示す分解斜視図、(b)は同外箱にヒンジ支持金具を取り付けた状態を示す斜視図、(c)は同外箱に内箱を組み込んだ状態を示す斜視図、図28は同冷蔵庫の扉のヒンジ取付部分を示す半裁斜視図、図29は同冷蔵庫の扉のヒンジ取付部分を拡大して示す半裁斜視図、図30は同冷蔵庫の扉下部の軸支部分を底面側から見た斜視図、図31は同冷蔵庫の扉下部のヒンジカバーを取り外した状態の軸支部分を示す斜視図、図32は同冷蔵庫の扉の下端面部分を
示す斜視図である。
上記扉20は既述したように内部が目視できるようにガラス板等の透光性の中央板21を有している。図16に示すように、扉20の中央板21は額縁状の縁枠55によって保持されている。縁枠55は、図17、図18に示すように、扉20を閉じた状態で前記貯蔵室側に位置する樹脂製の内板56と、前記内板56とともに前記中央板21を挟み込み保持する樹脂製の外板57とを備えている。
外板57は図19に示すように内板56側が開口する断面略コ字状に形成してあり、外周側の端縁には、全周にわたって凹状部58が形成してある。また、内板56は略平面状に形成してあり、外周側の端部には外箱側に突出する外周端縁を備えている。内板56は、外周端縁を前記外板57の凹状部58に圧入しビス止め等して外板57に固定してある。これにより、上記外板57と内板56とは中央板21を挟持し、扉20を構成している。内板56と外板57は、それぞれ、インジェクション成形によって成形された樹脂部材である。
なお、この実施の形態で示す扉20は、図17、図18に示すように、前記外板57の外面に縁枠55と同様の額縁形状に形成したステンレス等からなる装飾板67を嵌め込んでビス止めしている。装飾板67は、縁枠55の外板57側の面と、側面とを覆っている。さらに装飾板67の反貯蔵室側の面には、装飾用のガラス等からなる額縁状の透明前板68を両面テープもしくは接着剤等によって装着している。これによって、扉20に堅牢感と高級感を持たせてある。更に、上記外板57と内板56との間の中央板21外周の空間には発泡スチロール等の断熱材59を装填してある。これによって扉20に断熱性を持たせてある。
また、上記内板56は、図20、図21に示すように、貯蔵室3,4に面する側の面の周囲部の略全周に凹部60を備えている。つまり、凹部60は、内板56の貯蔵室側の面に矩形状に設けられ、少なくとも4つの直線部を備えている。凹部60の4つの直線部には、それぞれ、ガスケット保持部材61が嵌め込まれている。ガスケット62は、ガスケット保持部材61を介して内板56の貯蔵室側の面に、略矩形状に装着してある。
凹部60の外面は、内板56の外板57に面する面から外板57側に突出している。凹部60の開口部分には、ガスケット保持部材61を保持するための凸部66が設けてある。凸部66は、凹部60の窪みを形成する側面のそれぞれに設けられ、開口面積を減少させる方向に側面から突出する。凸部66は、凹部60の直線部の長手方向に所定の間隔で設けられている。つまり、凹部60の直前部の長手方向の全長にわたって設けられてない(図25参照)。
ガスケット保持部材61は、図20〜図22に示すように、断面がΩ(オメガ)形状の直線状の部材である。ガスケット保持部材61は、押出し成形または引抜き成形で形成された樹脂部材である。ガスケット保持部材61は、ガスケット62を保持するガスケット保持凹部63を備えている。ガスケット保持凹部63は、貯蔵室側に開口した凹部である。ガスケット保持凹部63の開口部分には、ガスケット62が抜け落ちるのを防止するガスケット抜け防止用リブ64が設けてある。ガスケット抜け防止用リブ64は、ガスケット保持凹部63の窪みを形成する側面のそれぞれに設けられ、開口面積を減少させる方向に側面から突出するリブである。ガスケット抜け防止用リブ64は、ガスケット保持部材61の長手方向の全長にわたって設けられる。
ガスケット保持部材61は、反開口側の側面のそれぞれに固定用リブ65を備えている。ガスケット保持凹部63は、固定用リブ65と内板56の凸部66とが係合することで、内板56に装着してある。
ガスケット62は、扉20と冷蔵庫本体1との隙間を埋め、扉20を閉じた状態で、扉20を冷蔵庫本体1に密着させるシール部材である。
図20、図21を用いて、扉20へのガスケット62の取り付け方法について説明する。図20に示すように、まず、扉20の内板56に、4つのガスケット保持部材61を取り付ける。なお、図20は、部分斜視図であるため、2つのガスケット保持部材61しか図示していない。次に、図21に示すように、ガスケット保持部材61に、ガスケット62を取り付ける。
さらに、上記扉20の上部には既述したように操作表示部23が設けてある。この操作表示部23は、図23に示すように、操作部ユニット71を、扉20の貯蔵室側から、扉20に組み込んである。扉20は、縁枠55の上片部分に貯蔵室側の面から窪んだ操作部設置用凹所70を備えている。操作部ユニット71は、操作部設置用凹所70に嵌め込み、その背面側(貯蔵室側)から蓋板72で覆っている。蓋板72は、扉20にビスで止めてある。
上記操作部設置用凹所70は、縁枠55内の断熱材59の一部を欠如して構成してある。そして、上記縁枠55の外板57、内板56および装飾板67のそれぞれは、前記操作部設置用凹所70と対向する部分に開口部を備えている。内板56の開口部は、操作部設置用凹所70が有する開口となる。また、内板56の開口部は、操作部ユニット71を操作部設置用凹所70に組み込むための、挿入口でもある。
上記操作部設置用凹所70の貯蔵室側には、図25に示すように、傾斜面73aと、傾斜面73aの下方に設けられた垂直面73bとが設けてある。傾斜面73aは内板に設けられた開口部の下縁近傍から伸びる面であり、反貯蔵室側に向かうほど下がる面である。垂直面73bは、後述する第2押圧片74bの当接面である。操作部設置用凹所70の底面の奥行き方向の長さは、操作部ユニット71の前後方向長さ(第2押圧片74bの高さを含まず)より長く、操作部ユニット71の前面と第2押圧片74bの先端までの長さと同等か若干短い。
扉20の貯蔵室側には、傾斜面73aと対向する部分にガスケット保持部材61が挿入される凹部60が設けてある。つまり、扉20の上側のガスケット62は、操作部設置用凹所70の下方に設けてある。
操作部ユニット71の前面側(反貯蔵室側)には、表示用LED等の表示部と、静電容量の変化を検出する電極膜を有する入力部とが設けられている。図24に示すように、操作部ユニット71の背面側には、上部の両側のそれぞれに第1押圧片74aが設けてある。また、操作部ユニット71の背面側の下部には、図23に示すように、複数の第2押圧片74bが設けてある。
第1押圧片74aは、貯蔵室側に凸に湾曲した、操作部ユニット71の側面から突出する薄板である。第2押圧片74bは、操作部ユニット71の背面から貯蔵室側に突出する凸部である。第1押圧片74aは上記操作部設置用凹所70の背面壁となる蓋板72の内面に弾接し、第2押圧片74bは操作部設置用凹所70下部の垂直面73bに弾接している。これにより、操作部ユニット71は、その前面に有する電極膜が、透明前板68の貯蔵室側の面に圧接される。特に、第1押圧片74aは、両端が保持された湾曲した薄板であるため、板バネのように作用し、確実に操作部ユニット71を透明前板68に応接できる。
扉20への操作部ユニット71の取り付け方法について説明する。まず、操作部設置用凹所70の挿入口から、横倒しにした操作部ユニット71の下部を挿入する。そして、傾斜面73aの傾斜にしたがって、操作部ユニット71を斜めにしつつ、操作部ユニット71の背面側の下部が垂直部70bに達するまで挿入を進める。さらに、操作部ユニット71の背面側の下部を中心として、操作部ユニット71を立てる。その後、蓋板72で操作部設置用凹所70の挿入口を覆う。最後に、蓋板72をビスで止める。
また、上記扉20は、その上下をヒンジによって冷蔵庫本体1に軸支してある。扉20の上部は図26に示すように、冷蔵庫本体1の上部に上部ヒンジ75aを介して開閉自在に軸支してある。また、扉20の下部は図30に示すように、冷蔵庫本体1の下部に下部ヒンジ75bを介して開閉自在に軸支してある。上部ヒンジ75aと下部ヒンジ75b、それぞれリンク機構を有するヒンジで構成してある。つまり、上部ヒンジ75aと下部ヒンジ75bは、それぞれ、少なくとも2つのリンク部と、3つの回転軸を有するヒンジである。
図28、図29に示すように、上部ヒンジ75aは、内箱7の上端内面に固定したヒンジ取付金具76に取付けてある。ヒンジ取付金具76は、第1、第2取付部76a、76bを有するように、断面が略階段状に折り曲げられた金属製の板である。第1取付部76aは上部に設けられた水平方向の面であり、第2取付部76bは、第1取付部76aより下方に設けられ、第1取付部76の前端より前面側に位置する垂直方向の面である。
図27に示すように、第1取付部76aは外箱6の天井面にビス77で固定される。第2取付部76bは、内箱7のヒンジ金具取付用フランジ面7bの内面に当接する。ヒンジ金具取付用フランジ面7bは、内箱7の上側のフランジ部の一部である。図28、図29に示すように、ヒンジ取付金具76は、ヒンジ金具取付用フランジ面7bを介して、第2取付部76bに、ビス77で固定される。
これにより、外箱6と内箱7は上記ヒンジ取付金具76によって一体に連結されることになる。
また、扉20の下部を軸支する下部ヒンジ75bは、図30、図31に示すように下部ヒンジ75bの下面がヒンジカバー78によって覆われている。ヒンジカバー78は、下部ヒンジ75bの下面を覆うカバー部と、カバー部と略垂直な面であって、内箱7の下側のフランジ面と略平行な面である、リード線規制面とを備えている。リード線規制面には、後述するリード線79の移動範囲を規制する透孔80を備えている。
下部ヒンジ75bは、図31に示すように、冷蔵庫本体1に固定される本体側固定部751と、扉20側に固定される扉側固定部752とを備えている。本体側固定部751には、本体側回転軸753を介して、第1リンク部754が接続されている。扉側固定部752には、扉側回転軸755を介して、第2リンク部756が接続されている。第1リンク部754と第2リンク部756は、移動回転軸757を介して接続されている。扉20を閉じた状態では、第1リンク部754と第2リンク部756は、重なり合う。扉20を開いた状態では、第1リンク部754と第2リンク部756の長さに応じて、扉20は冷蔵庫本体1から突出する。なお、上部ヒンジ75aは、下部ヒンジ75bと同様の構造である。
このようなヒンジを用いることで、扉20を閉じた状態では、図32に示すように、扉20の側面を、冷蔵庫本体1の側面と略一致させるとともに、扉20を開いた状態でも、図30に示すように、扉20の側面を冷蔵庫本体1の前面側(冷蔵庫本体1の側面より内
側)に、位置させることができる。このため、システムキッチン等にビルトインされるアンダーカウンター式の冷蔵庫であっても、冷蔵庫に隣接して設置された機器、例えば、食器洗浄機等に干渉することなく、扉20を開閉できる。
リード線79は、扉20の上部に設けた操作表示部23と、冷蔵庫本体1の背面に設けた制御部(図示せず)とを電気的に接続する電線である。操作表示部23からのリード線79は図32に示すように扉20の底面に沿って下部ヒンジ75b部分まで配線される。リード線79は、ヒンジカバーの透孔80を通して冷蔵庫本体1の底面に引き込まれ、制御部(図示せず)に接続されている。
透孔80は、リード線79を冷蔵庫本体1に引き込む箇所において、リード線79の左右方向の動きを規制する第1規制部である。透孔80の冷蔵庫本体1の中央側の端部は、扉20を閉じた状態における、移動回転軸757より冷蔵庫本体1の反中央部側に位置している。さらに、透孔80の冷蔵庫本体1の中央側の端部は、扉20を閉じた状態における、移動回転軸757と本体側固定部751とを結ぶ線分の中点より冷蔵庫本体1の反中央部側に位置していることが望ましい。
透孔80の冷蔵庫本体1の反中央部側の端部は、本体側回転軸753より冷蔵庫本体1の中央側に位置している。
さらに、透孔80の左右方向(冷蔵庫本体1の幅方向)の中心は、扉20を全開した状態の扉20の厚さ方向の中心を通る仮想的な線の延長線X上に位置することが望ましい(図30参照)。なお、本実施の形態では、第1規制部は、透孔80としてヒンジカバー78に設けたが、直接、冷蔵庫本体1に設けてもよい。
また、前記透孔80から引き込んだリード線79は、冷蔵庫本体1の底面に設けたクリップ81によって保持してある。クリップ81は、リード線79の軸方向(図30におけるY方向)の動きを規制せず、リード線79のその他の方向の動きを規制する第2規制部である。クリップ81の冷蔵庫本体1の幅方向の位置は、扉20を閉じた状態における、移動回転軸757より冷蔵庫本体1の中央側である。クリップ81の冷蔵庫本体1の奥行き方向の位置は、下部ヒンジ75bより冷蔵庫本体1の背面側である。
次に上記のように構成した冷蔵庫の作用効果について説明する。
まず、冷気の流れを説明する。冷気は、圧縮機29の駆動により冷却器26を設けた冷却室25内で生成される。冷却室25で生成した冷気は冷却ファン27に吸引され、ダンパ装置36を経由して第1透孔43および第2透孔44から第1吹出風路47および第2吹出風路48に供給される。
第1吹出風路47および第2吹出風路48に供給された冷気は、上吹出口51b、下吹出口51aから上側貯蔵室3、下側貯蔵室4に供給され、これら各貯蔵室3、4内のワインボトルを冷却する。
そして、上側貯蔵室3を冷却した後の冷気は上戻り口52bから、また下側貯蔵室4を冷却した後の冷気は下戻り口52aから戻り風路50に吸い込まれ、合流して冷気戻り口52より冷却室25へと回収され。
上記、各貯蔵室3、4に供給される冷気はダンパ装置36によってそれぞれ別個に制御され、各貯蔵室3、4を所定温度に冷却する。
また、上記各貯蔵室3、4の冷却温度は扉20の前面上部に設けた操作表示部23をタッチ操作することによって設定することができる。また、操作表示部23に表示される温度によって、各貯蔵室3、4の冷却温度を知ることもできる。
そして、上記各貯蔵室3、4内に収納したワインボトルは中央板21を介して目視することができるので、ユーザは扉20を開けて所望するワインボトルを探すことなく迅速に取り出すことができる。
ここで、上記冷蔵庫の扉20は、透光性の中央板21を額縁状の縁枠55の外板57と内板56とによって挟み込み保持して構成してあるから、中央板21を保持固定するための主要部品は縁枠55の外板57と内板56だけとなって大幅に部品点数を削減することができる。しかも上記外板57、内板56は比較的安価なインジェクション成形によって製造できるので、部品製造コストも抑制することができる。
また、内板56をインジェクション成形で形成し、内板56に、外板57側に突出する凹部60と、凹部60の窪みを形成する側面から突出するリブとを同時に形成するのは困難である。しかし、本実施の形態では、上記インジェクション成形では形成しがたい内板56のガスケット保持構成は、インジェクション成形によって内板成型と同時に形成した凹部60にガスケット保持部材61を装着して構成している。
したがって、部品点数が一点増えるものの、前記ガスケット保持部材61は、断面形状が同一の直線状の部材であるため、安価な押出し成形によって形成できる。このため、部品点数増によるコストアップは最小限に抑制できる。よって、部品点数及び組み立て工数の削減と部品製造コストの削減により大幅なコストダウンが可能となる。なお、凸部66は、凹部60の開口部分に突出する構成であるが、凹部60の全幅にわたって設けられたリブではなく、所定の間隔で設けられた突起であるため、インジェクション成形で容易に形成することができる。
また、上記ガスケット保持部材61は、ガスケット保持凹部63の開口部分にガスケット抜け防止用リブ64を有しているので、ガスケット62を脱落させることなく強固に固定保持することができる。よって、確実なシール性能を保持することができる。また、ガスケット抜け防止用リブ64は、ガスケット保持凹部63の開口部分に突出する構成であるが、ガスケット保持部材に設けているため、押出し成形で容易に形成することができる。
扉20は、ヒンジを介して内板56に取り付けると、外箱6の天面と扉20の上面とを平行とするのが難しい、つまり、平行度の確保が難しいという課題がある。しかし、本実施の形態では、扉20は、外箱6に連結したヒンジ取付金具76に、内箱7を介して取り付けている。
これによって、内箱7に扉20を軸支していても、扉20の外箱6に対する平行度が確保でき、外箱6に対し扉20が傾く、というような課題を解消することができる。したがって、ビルトインタイプのような、扉20の傾きが目立ちやすい冷蔵庫であっても、扉20の傾きを確実に防止できる。その結果、冷蔵庫の品質が向上し、かつ、歩留まりが高まることによりコストダウンも推進することができる。
また、扉20の上部に設けた操作表示部23は、その操作部ユニット71の第1、第2押圧片74a、74bを操作部設置用凹所70の内壁部分に弾接させて設置してあるから、操作表示部23の電極膜は透明前板68の内面に圧接されることになる。したがって、タッチ操作時の静電容量の検出精度を高めることができ、操作品質を向上させることができる。
更に、上記操作部ユニット71を設置する操作部設置用凹所70は、操作部ユニット71の背面側を傾斜面73aとしてあるから、傾斜面73a後方に生じるデッドスペースを利用してガスケット62を装着することができる。すなわち、操作部ユニット71とガスケット62をオーバラップさせて設置することができる。これにより、操作部ユニット71とガスケット62との設置スペースを縮小し、その分中央板21を大きくして視認性を上げることができる。
また、前記扉20の内板56に設けたガスケット62は、貯蔵室3,4の開口部分と操作部ユニット71との間に位置するように設けてあるから、貯蔵室3,4内の冷気が操作部ユニット71の設置背面部分まで流れてこれを冷却するのを防止することができる。これにより、操作部ユニット71の過度な冷却による結露発生等の障害を防止することができる。
上記操作部ユニット71から本体制御部へのリード線79は、扉20を開閉することで、屈曲する。また、扉20を閉じた状態で必要なリード線の長さは、扉20を開いた状態で必要なリード線の長さより短い。特に、リンク機構を有するヒンジを用いた場合には、扉20を閉じた状態と開いた状態とで必要なリード線の長さの差は、大きくなる。これらの理由により、リード線79に負荷がかかり、リード線79が断線する虞がある。
しかし、本実施の形態では、下部ヒンジ75bのヒンジカバー78に設けた透孔80を通して冷蔵庫本体1の底面へと引き込み、その引き込み位置を規制している。このため、扉20を閉じた状態で必要なリード線の長さと、開いた状態で必要なリード線の長さの差を小さくできる。また、扉20の開閉によってリード線79が延び縮みしてその長さ寸法に変化が生じても、この縮んで余った形となる部分のリード線79が扉20の端部と下部ヒンジ75bとの間に咬みこまれるのを防止できる。
すなわち、扉20を閉じて、リード線79が余る状態になっても、この寸法余りとなる部分のリード線79は透孔80により冷蔵庫本体1の中央側へ移動するのを規制され、透孔80とクリップ81を介して冷蔵庫本体1の底面側へと動くようになる。したがって、リンク機構を有するヒンジを用いて扉20を軸支しリード線79が大きく延び縮みするような場合であっても、リード線79の屈曲による負荷や、リード線79の咬み込みが抑制され、断線等を防止することができる。
特に、透孔80は、リード線79の移動を移動回転軸757より冷蔵庫本体1の反中央部側に規制するので、リード線79の屈曲量やたわみ量を縮小し、リード線79の傷付をより確実に防止することができる。
また、クリップ81は、リード線79の冷蔵庫本体1の奥行方向の移動を、下部ヒンジ75bより冷蔵庫本体1の背面側に規制するとともに、リード線79の軸方向の移動を許容する。これにより、扉20の開閉によって生じるリード線79の余剰部分が、下部ヒンジ75bに噛み込まれるのを防止できる。
特にこの実施の形態では、透孔80は扉20を全開した状態の扉20の厚さ方向の中心を通る仮想的な線の延長線X上に設けられている。これにより、扉20を閉じたときに生じるリード線79の寸法余り部分は素直に透孔80を摺動して冷蔵庫本体側に移動するようになり、ヒンジ部分での屈曲を抑制してリード線79の傷付きをより確実に防止することができる。
更に、前記扉20の中央板21は断熱性ガスを封入した多重構成とするとともに、前記中央板21を挟み込み保持した縁枠55の外板57と内板56との間の前記中央板外周部分には断熱材59を設けてあるから、扉20の断熱性が向上し、冷却性能の良い冷蔵庫とすることができる。
なお、本実施の形態で開示した冷蔵庫は、一つの冷却室25で生成した冷気を二つの貯蔵室3、4に供給して冷却する構成とし、各貯蔵室に供給する冷気はダンパ装置36によって制御するようにしているので、各貯蔵室ごとに異なる温度帯に冷却することができる。しかも上記ダンパ装置36は第1フラップ40、第2フラップ41によって各貯蔵室への冷気を個々に独立して制御するので、所定の温度に正確に冷却することができる。
また、上記冷気を各貯蔵室3、4に供給する冷却ファン27は周方向に送風する多翼ファン27aで構成しているので、前向きに吹出すプロペラファンのような前向きの風路を設ける必要がない。又、ダンパ装置36もファンの前方に設ける必要がない。よって、冷却器26と冷却ファン27を設けた冷却室25の前後方向の寸法を小さくでき、その分貯蔵室3、4の前後寸法を増大させて収納容量を大きなものとすることができる。
特にこの冷蔵庫では、貯蔵室3,4と冷却室25との間を仕切る壁面ユニット30の冷却室側壁面板32に第1透孔43および第2透孔44を設けて冷却ファン27のダンパ装置36と第1、第2吹出風路47、48を連通させてあるから、前後方向の寸法を更に小さなものとすることができる。すなわち、冷却ファン27からの冷気は第1透孔43および第2透孔44を介して、それぞれ直接、第1吹出風路47、第2吹出風路48に供給される。したがって、冷却ファン27と第1吹出風路47および第2吹出風路48との間をダクト部材等によって接続するものに比べ、冷却ファン27と第1吹出風路47、第2吹出風路48との前後・上下両方向の位置関係を最小寸法にすることができる。これによって、貯蔵室3,4の収納容量を更に大きくすることができる。
つまり、上記したような構成によって風路構成をコンパクト化でき、本体外形寸法の割に収納容量が大きく、かつ、高い冷却制御が可能な冷蔵庫とすることができる。
また、上記冷却ファン27のガイドケース33は、吐出開口部35を一カ所としている。当該吐出開口部35は、ダンパ装置36に覆われ、当該ダンパ装置36の第1開口部37と第2開口部38を隣接形成している。このため、上記第1開口部37と第2開口部38それぞれに接続する第1吹出風路47と第2吹出風路48も隣接設置し、両者間の間隔を狭めることができる。これにより、本体横幅寸法を所定寸法内に抑えることができ、本体横幅寸法が規制されるアンダーカウンター式のワイン庫等としても容易に適用することができる。
また、上記冷却ファン27のガイドケース33と前記ダンパ装置36のケース42とは一体化した構成としてあるから、部品点数の削減が図れる。しかも上記冷却ファン27のガイドケース33と前記ダンパ装置36のケース42を別体にして接続する構成とした場合に懸念される冷気漏れ等を防止できる。したがって、構成を簡素化しつつ品質を向上させることができる。
一方、上記冷却ファン27のガイドケース33は、多翼ファン27aの外周を覆う側壁を、前記多翼ファン27aの回転軸を中心とするアルキメデス螺旋状に形成した構成としてあるから、多翼ファン27aから吐出する冷気の送風損失を最小限にでき、効率の良い冷却が可能となる。
しかも上記冷却ファン27の回転軸は、前記ダンパ装置36の前記冷却ファン27の回
転方向側に位置する開口部、本実施の形態では第2開口部38側に偏らせて設けた構成としてあるから、ファン回転方向と反対側に偏って供給されがちな多翼ファン27aからの冷気を第1開口部37及び第2開口部38に略均等に供給することができる。これにより、各貯蔵室3,4を効率よく冷却することができる。
また、上記のように構成しても冷気の偏りが残る傾向がある。したがって、本実施の形態では冷気が多く供給されがちな第1開口部37に連通する第1吹出風路47を、第2開口部38に連通する第2吹出風路48より長くしてある。これにより、冷気が多く供給される第1開口部37側の風路抵抗が大きくなり、第1吹出風路47及び第2吹出風路48から吹出す冷気量をより均一化して各貯蔵室を効率よく冷却することができる。
加えて、上記上側貯蔵室3からの冷気を戻り風路50に戻す上戻り口52bは前記第1吹出風路47の左右に分散させて設けてあるから、上側貯蔵室3内の冷気は上側貯蔵室3の両側部分に分散するようになる。これによって、上側貯蔵室3の冷却を偏りの少ない均等なものとすることができる。
また、上記第1吹出風路47と第2吹出風路48とが隣接する部分、及び第1吹出風路47や第2吹出風路48と戻り風路50とが隣接する部分は、断熱層54を有する多重壁構成としてあるから、各風路間での熱移動を最小限に抑制することができ、効率の良い冷却が可能となる。
以上、本発明に係る冷蔵庫について、上記実施の形態を用いて説明してきたが、本発明は、これに限定されるものではなく、本発明の目的を達成する範囲内で種々変更可能であることは言うまでもない。
例えばこの実施の形態の冷蔵庫はシステムキッチン等にビルトインされて使用されるアンダーカウンター式の冷蔵庫としたが、ビルトインされることなく使用される冷蔵庫であってもよく、またワイン保存に適した冷蔵庫として示したが、食材を冷却保存する普通の冷蔵庫であってもよいものである。
また、この実施の形態では貯蔵室が二つの場合を例示したが、貯蔵室は二つ以上であってそのそれぞれの温度帯を異なるものとしてもよいものである。
以上のように、今回開示した実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。つまり、本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
以上のように本発明は、扉の部品点数及び組み立て工数の削減等を図って大幅なコストダウンを実現し安価に提供できる。よって、ワインセラーはもちろん、アンダーカウンター冷蔵庫等として一般用及び業務用を問わず幅広く適用できる。
1 冷蔵庫本体
3 貯蔵室(上側貯蔵室)
4 貯蔵室(下側貯蔵室)
5 棚
6 外箱
6a 凹部
7 内箱
7b ヒンジ金具取付用フランジ面
8、9 照明ユニット
11 台座
12 照明基板
13 LED
14 カバー
14a 前面カバー部
14b 側面カバー部
15 係合リブ
16 保持穴
20 扉
21 中央板
22 把手
23 操作表示部
30 壁面ユニット
31 貯蔵室側壁面板
32 冷却室側壁面板
33 ガイドケース
36 ダンパ装置
37 第1開口部
38 第2開口部
40 第1フラップ
41 第2フラップ
42 ケース
43 第1透孔
44 第2透孔
45 風路形成用リブ
46 風路形成用リブ
47 第1吹出風路
48 第2吹出風路
49 戻り風路形成用リブ
50 戻り風路
51a 下吹出口
51b 上吹出口
52a 下戻り口
52b 上戻り口
52 冷気戻り口
54 断熱層
55 縁枠
56 内板
57 外板
58 凹状部
59 断熱材
60 凹部
61 ガスケット保持部材
62 ガスケット
63 ガスケット保持凹部
64 ガスケット抜け防止用リブ
65 固定用リブ
66 凸部
67 装飾板
68 透明前板(前板)
70 操作部設置用凹所
71 操作部ユニット
73a 傾斜面
73b 垂直面
74a 第1押圧片
74b 第2押圧片
75a 上部ヒンジ
75b 下部ヒンジ
751 本体側固定部
752 扉側固定部
753 本体側回転軸
754 第1リンク部
755 扉側回転軸
756 第2リンク部
757 移動回転軸

Claims (7)

  1. 内部に貯蔵室を有する冷蔵庫本体と、前記冷蔵庫本体に支持され前記貯蔵室の開口部を開閉する扉と、を備え、前記扉は、透光性を有する中央板と、前記中央板の周囲を保持する縁枠と、前記縁枠の前記貯蔵室側の面の周囲に配置したガスケットと、を備え、前記縁枠は、前記扉を閉じた状態で前記貯蔵室側に位置する内板と、前記内板とともに前記中央板を挟み込み保持する外板と、を有し、前記内板は前記貯蔵室側の面の周囲部に凹部を備え、前記凹部にガスケット保持部材を介して前記ガスケットを保持した冷蔵庫。
  2. 前記ガスケット保持部材は、前記凹部に保持される凸部と、前記ガスケットを保持するガスケット保持凹部と、を有し、前記ガスケット保持凹部の開口部分にはガスケット抜け防止用リブを設けた請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記冷蔵庫本体は、外箱と、前記貯蔵室の壁面を形成する内箱と、前記扉を前記冷蔵庫本体に支持させるヒンジ支持部材とを備え、前記ヒンジ支持部材は前記外箱へ支持ざれ、前記扉は前記内箱を介して前記ヒンジ支持部材に支持される請求項1または2記載の冷蔵庫。
  4. 前記扉は、操作部ユニットと、前記操作部ユニットを挿入するための操作部設置用凹所と、少なくとも前記操作部設置用凹所の反貯蔵室側を覆う透光性を有する前板とを更に有し、前記操作部設置用凹所は、前記扉の貯蔵室側の面に開口する挿入口を有し、前記操作部ユニットは、前記内板に対向する箇所に設けられた入力部と、前記操作部ユニットの上下方向の両端部に設けられ、前記操作部設置用凹所の内壁または前記挿入口を覆う蓋部に当接して、前記入力部を前記前板の貯蔵室側の面に圧接させる押圧片を有する請求項1〜3のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  5. 前記操作部設置用凹所は、前記操作部ユニットの下端部に設けられた押圧片が当接する当接面と、前記挿入口と前記当接面との間に設けられた傾斜面とを有し、前記扉は、前記傾斜面と対向する部分に、前記凹部を有する請求項4に記載の冷蔵庫。
  6. 前記扉の上方に設けられた前記ガスケットは、前記貯蔵室の前記開口部の上縁と、前記操作部ユニットとの間に位置する請求項4または5に記載の冷蔵庫。
  7. 前記中央板は、断熱性ガスを封入した多重構成であり、前記外板と前記内板との間の前記中央板の外周部分に断熱材を設けた請求項1〜6のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
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