JPH0210084A - 冷蔵庫等の扉 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ブロー成形にて中空状に構成された冷蔵庫等
の扉に関するものである。

従来の技術 近年、冷蔵庫等の扉はブロー成形の成形技術向上により
、外観意匠の必要な扉まで大幅な作業性向上が期待でき
る前記成形方式が考えられており、その構造は、実用新
案出願公開昭６２−４７８８３号公報で示す様に、ブロ
ー成形された扉本体には、（さび状取付部を有するガス
ケットを挿入するアンダーカット溝が成形できない為、
ブロー成形型により扉本体を形成させると共に、扉裏面
外縁部に形成した溝内に引掛り爪を有すると共にガスケ
ットの（さび状取付部との嵌合のためのガスケット取付
用係止部を形成させたガスケット取付用サツシュを挿入
嵌合固定させた扉方式が考えられている。

以下、その−例を第４図から第８図により説明する。

図において、１は冷蔵庫本体でありその前面開口部に冷
凍室扉２．パーシャル室扉３．冷蔵室扉４、及び野菜室
扉５が設けられている。各層は同一構造につきパーシャ
ル室扉３（以下扉と示す）を代表に説明する。扉３は、
ブロー成形にて構成された中空部形状の合成樹脂の扉本
体６の裏面外縁部の一部に凹状のガスケット取付用サツ
シュ溝７と、前記ガスケット取付用サツシュ溝７に圧入
嵌合する引掛り爪８を有するガスケット取付用サツシュ
９と、前記ガスケット取付用サツシュ９に設けたガスケ
ット取付用係止部１０に挿入されるくさび状取付部１１
を有し冷蔵庫本体１と当接するガスケット１２を備え、
前記扉本体６の中空部１３に注入発泡したポリウレタン
断熱材１４より成る。前記引掛り爪８に弾力性を持たせ
る為、引掛り爪８部のガスケット取付用サツシュ９本体
には引掛り重大１５が設けられている。又、前記ガスケ
ット取付用サツシュ９はガスケット取付用サツシュ溝７
の溝幅寸法１６より、ガスケット取付用サツシュ９の幅
寸法１７を狭くして、引掛り爪８の型幅寸法１８を広（
してあり、前記引掛り爪８の弾力性によりガスケット取
付用サツシュ溝７に挿入嵌合固定しているので、前記ガ
スケット取付用サツシュ溝７の内側面１９と、前記ガス
ケット取付用サツシュ９の外側面２０との間には一定の
隙２１が設けられている。又、２２は凹状のガスケット
取付用サツシュ溝７を設けた扉本体６の金型雄型で、２
３は扉本体６の金型雌型であり、前記金型雄型２２と前
記金型雌型２３の中空部］３の外周で合成樹脂の扉本体
６を成形している。

かかる構成において、ブロー成形の合成樹脂にアンダー
カット溝を成形しなくてもガスケット取付用サツシュを
固定でき扉本体として使用できる。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、ガスケット取付用
サツシュ溝７の内側面１つと、ガスケット取付用サツシ
ュ９の外側面２０との間には隙２１が有り、又、ガスケ
ット取付用サツシュ９本体には引掛り重大１５が有る為
、前記隙２１と前記引掛り重大１５を通じて外部より庫
内への暖気の進入２４が有り消費電力量が増大する。又
、ガスケット取付用サツシュ溝７の溝幅寸法１６より、
ガスケット取付用サツシュ９の型幅寸法１８が広い為、
ガスケット取付用サツシュ溝７へのガスケット取付用サ
ツシュ９の挿入時において、ガスケット取付用サツシュ
溝７の凹部開口面２５に傷が付く等の問題を有していた
。

本発明は、上記した従来の問題点を解消するものであり
、ガスケット取付用サツシュ部よりの外部より庫内への
暖気の進入を少なくし、又、ガスケット取付用サツシュ
の組立時におけるガスケット取付用サツシュ溝の凹部開
口面の傷付きをな（すことを目的としている。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明は、ブロー成形により
、扉本体となる中空状の成形品とガスケット取付用係止
部及び係止部側面にリブを設けたガスケット取付用サツ
シュとを一体に成形して、前記成形品の中空部に発泡断
熱材を注入発泡して、前記ガスケット取付用係止部にく
さび状取付部を有するガスケットを挿入して扉構造体と
したものである。

作　　　用 本発明は上記した構成により、扉本体とガスケット取付
用サツシュとを一体に成形するので、前記ガスケット取
付用サツシュ溝の内側面と前記ガスケット取付用サツシ
ュの外側面との隙が少なくなる。又、前記ガスケット取
付用サツシュ溝の凹部へのガスケット取付用サツシュの
挿入作業をなくすることができる。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図から第３図に従い説明
する。尚、従来と同一構成については同一符号を付し、
その詳細な説明を省略し、異なる部分についてのみ述べ
る。

図において、９は材料が塩ビ等の押し出し成形品のガス
ケット取付用係止部１０及び係止部側面２６にリブ２７
を設けたガスケット取付用サツシュである。前記ガスケ
ット取付用サツシュ９は、ブロー成形にて扉本体６とな
る合成樹脂の中空状の成形品と一体に成形されている。

１４は発泡断熱材であり前記扉本体６の中空部１３に注
入発泡されている。又、１２はくさび状取付部１１を有
するガスケットであり前記ガスケット取付用係止部１０
に挿入されている。又、２８は扉本体６とガスケット取
付用サツシュ９との一体成形におけるブロー金型の金型
雄型て、２９は動金型雌型であり、前記金型雄型２８と
前記金型雌型２９の中空部１３の外周で合成樹脂の扉本
体６を形成している。

かかる構成において、ブロー成形の合成樹脂にアンダー
カット溝を成形しなくてもガスケット取付用サツシュ９
を固定して扉３として使用できる。

このようなガスケット取付用サツシュ９と扉本体６との
一体成形方法では、前記ガスケット取付用サツシュ９は
前記リブ２７により扉本体６に固定される。前記ガスケ
ット取付用サツシュ９の外側面２０と前記扉本体６のガ
スケット取付用サツシュ溝７の内側面１９とは密着して
いるので、ガスケット取付用サツシュ９部より外部から
の庫内への暖気の進入を少なくして消費電力量の低減を
図ることができる。又、ガスケット取付用サツシュ９の
扉本体６への組込順序は扉本体６の成形と同時であり、
扉本体６成形後ガスケツト取付用サツシユ９を挿入しな
いので、ガスケット取付用サツシュ溝７の凹部開口面２
５の傷付きをなくすことが出来る。

発明の効果 以上の説明より明らかな様に、ガスケット取付用サツシ
ュ部を通じての外部より庫内への暖気の進入を少なくし
て消費電力量の低減を図ることができる。又、ガスケッ
ト取付用サツシュ溝の凹部開口面の傷付きをなくするこ
とが出きる等のすぐれた効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す冷蔵庫等の扉の要部断
面図、第２図は同ガスケット取付用サツシュ立体図、第
３図は同扉本体と同ガスケット取付用サツシュとの一体
成形時のブロー成形金型を示す断面図、第４図は従来例
を示す冷蔵庫の斜視図、第５図は第４図のＡ−Ａ線断面
図、第６図は従来例のガスケット取付用サツシュの立体
図、第７図は第５図のＢ部拡大図、第８図は従来例の扉
本体成形時のブロー成形金型を示す断面図である。 ３・・・・・・扉、６・・・・・・扉本体、９・・・・
・・ガスケット取付用サツシュ、１０・・・・・・ガス
ケット取付用係止部、１１・・・・・・くさび状取付部
、１２・・・・・・ガスケット、１３・・・・・・中空
部、１４・・・・・・発泡断熱材、２６・・・・・・係
止部側面、２７・・・・・・リブ。 代理人の氏名　弁理士　中尾敏男　ほか１名）、（℃メ ＼　〜　ａ４ 区 懐 ）榎′＞ミミシ寸刺島 区 域 Ｕ） 城

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　合成樹脂のブロー成形にて中空状に成形した扉本体と
   、あらかじめ成形された材料が押し出し品でガスケット
   取付用係止部及び係止部側面にリブ設けたガスケット取
   付用サッシュとを一体に成形し、前記扉本体の中空部に
   発泡断熱材を注入発泡して、前記ガスケット取付用サッ
   シュに設けたガスケット取付用係止部に挿入されるくさ
   び状取付部を有するガスケットを備えた冷蔵庫等の扉。