JPH0210086A - 冷蔵庫等の扉 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ブロー成形にて中空状に構成された冷蔵庫等
の扉に関するものである。

従来の技術 近年、冷蔵庫等の扉はブロー成形の成形技術向上により
、外観意匠の必要な扉まで大幅な作業性向上が期待でき
る前記成形方式が考えられており、その構造は、実用新
案出願公開昭６２−４７８８３号公報で示す様に、ブロ
ー成形された扉本体には、くさび状取付部を有するガス
ケットを挿入するアンダーカット溝が成形できない為、
ブロー成形型により扉本体を成形させると共に、扉裏面
外縁部に成形した溝内に引掛り爪を有すると共にガスケ
ットの（さび状取付部との嵌合のためのガスケット取付
用係止部を成形させたガスケット取付用サツシュを挿入
嵌合固定させた扉が考えられている。

以下、その−例を第４図から第８図により説明する。

図において、１は冷蔵庫本体でありその前面開口部に冷
凍室扉２．パーシャル室扉３．冷蔵室扉４、及び野菜室
扉５が設けられている。各層は同一構造につきパーシャ
ル室扉３（以下扉と示す）を説明する。

扉３は、ブロー成形にて構成された中空状形状の合成樹
脂の扉本体６の裏面外縁部の一部に凹状のガスケット取
付用サツシュ溝７と、前記ガスケット取付用サツシュ溝
７に圧入嵌合する引掛り爪８を有するガスケット取付用
サツシュ９と、前記ガスケット取付用サツシュ９に設け
たガスケット取付用係止部１０に挿入されるくさび拭取
（＝１部１１を有し冷蔵庫本体１と当接するガスケット
１２を備え、前記扉本体６の中空状１３に注入発泡した
ポリウレタン断熱材１４より成る゛。前記引掛り爪８に
弾力性を持たせる為、引掛り爪８部のガスケット取付用
サツシュ９本体には引掛り重大１５が設けられている。

又、前記ガスケット取付用サツシュ９はガスケット取付
用サツシュ溝７の溝幅寸法１６より、ガスケット取付用
サツシュ９の幅寸法１７を狭（して、引掛り爪８の型幅
寸法１８を広くしてあり、前記引掛り爪８の弾性力によ
りガスケット取付用サツシュ溝７に挿入嵌合固定してい
るので、前記ガスケット取付用サツシュ溝７の内側面１
９と、前記ガスケット取付用サツシュ９の外側面２０と
の間には一定の隙２１が設けられている。又、２２は凹
状のガスケット取付用サツシュ溝７を設けた扉本体６の
金型雄型で、２３は扉本体６の金型雌型てあり、前記金
型雄型２２と前記金型雌型２３の中空部１３外周で合成
樹脂の扉本体６を成形している。

かかる構成において、ブロー成形の合成樹脂にアンダー
カット溝を成形しなくてもガスケット取付用サツシュを
固定でき扉本体として使用できる。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、ガスケット取付用
サツシュ溝７の内側面１９と、ガスケット取付用サツシ
ュ９の外側面２０との間には隙２１が有り、又、ガスケ
ット取付用サツシュ９本体には引掛り重大１５が有る為
、前記隙２１と前記引掛り重大１５を通じて外部より庫
内への暖気の進入２４が有り消費電力量が増大する。又
、カスケラト取付用サツシ。溝７の溝幅寸法１６により
、カスケラト取付用サツシュ９の型幅寸法１８が広い為
、ガスケット取付用サツシュ溝７へのガスケット取付用
サツシュ９の挿入時において、ガスケット取付用サツシ
ュ溝７の凹部開口面２５に傷が付（等の問題を有してい
た。

本発明は、上記した従来の問題点を解消するものであり
、ガスケット取付用ザッシュ部よりの外部より庫内への
暖気の進入を少なくし、又、ガスケット取付用サツシュ
の組立時におけるガスケット取付用サツシュ溝の凹部開
口面の傷付きをな（することを目的としている。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明は、ブロー成形により
、扉本体となる中空状の成形品とガスケット取付用係止
部及び係止部下面にくさび状頭部を有したネジ等を設け
たガスケット取付用サツシュを一体に成形し、上記中空
部に発泡断熱材を注入発泡して、上記ガスケット取付用
係止部にくさび状取付部を有するガスケットを挿入して
扉構造体としたものである。

作　　　用 本発明は上記した構成により、扉本体とガスケット取付
用サツシュとを一体に成形するので、前記カスケラト取
付用サツシ３．溝の内側面と前記ガスケット取付用サツ
シュの外側面との隙が少な（なる。又、前記力スケブト
取付用サツシュ溝の凹部へのガスケット取付用サツシュ
の挿入作業をなくすることが出きる。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図から第３図に従い説明
する。尚、従来と同一構成については同一符号を付し、
その詳細な説明を省略し、異なる部分についてのみ述べ
る。

図において、９は材料が塩ビ等の押し出し成形品のガス
ケット取付用係止部１０を設けたガスケット取付用サツ
シュ９である。又、２６は（さび状頭部２７を有したネ
ジ等で前記ガスケット取付用係止部１０の下面の係止部
下面２８に数カ所挿入してガスケット取付用サツシュ組
立品２９を構成している。前記ガスケット取付用サツシ
ュ組立品２９は、ブロー成形にて扉本体６となる合成樹
脂の中空状の成形品と一体に成形されている。

１４は発泡断熱材であり前記扉本体６の中空部１３に注
入発泡されている。又、１２はくさび状取付部１１を有
するガスケット１２であり前記ガスケット取付用係止部
１０に挿入されている。

かかる構成において、ブロー成形の合成樹脂にアンダー
カット溝を成形しなくてもガスケット取付用サツシ、９
を固定して扉３として使用できる。

このようなガスケット取付用サツシ。組立品２９と扉本
体６との一体成形方法では、前記ガスケット取付用サツ
シュ９は前記ネジ２６の（さび状頭部２７により扉本体
６に固定される。前記力スケブト取付用サツシュ９の外
側面２０と前記扉本体６のガスケット取付用サツシュ溝
７の内側面１９とは密着しているので、カスケラト取付
用サツシュ９部よりの外部より庫内への暖気の進入を少
なくして消費電力量の低減を計ることができる。

又、ガスケット取付用サツシュ９の扉本体６への組込順
序は扉本体６の成形と同時てあり、扉本体６成形後カス
ケツト取付用サツシユ９を挿入しないので、カスケラト
取付用サツシュ溝７の凹部開口面２５の傷付きをな（す
ことが出きる。

発明の効果 以上の説明より明らかな様に、ガスケット取付用サツシ
ュ部を通じての外部より庫内への暖気の進入を少なくし
て消費電力量の低減を計ることが出きる。又、ガスケッ
ト取付用サツシュ溝の凹部開口面の傷付きをな（するこ
とが出きる等のすぐれた効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す冷蔵庫等の扉の要部断
面図、第２図は同ガスケット取付用サツシュ組立品の斜
視図、第３図は同扉本体と同ガスケット取付用サツシュ
組立品との一体成形時のブロー成形金型を示す断面図、
第４図は従来例を示す冷蔵庫の斜視図、第５図は第４図
のＡ−Ａ線断面図、第６図は従来例のガスケット取付用
サツシュの斜視図、第７図は第５図のＢ部拡大断面図、
第８図は従来例の扉本体成形時のブロー成形金型を示す
断面図である。 ３・・・・・・扉、６・・・・・・扉本体、９・・・・
・・ガスケット取付用サツシュ、１０・・・・・・ガス
ケット取付用係止部、１１・・・・・・（さび状取付部
、１２・・・・・・ガスケット、１３・・・・・・中空
部、１４・・・・・・発泡断熱材、２６・・・・・・ネ
ジ、２７・・・・・・（さび状頭部、２８・・・・・・
係止部下面。 代理人の氏名　弁理士　中尾敏男　ほか１名つりさやミ
ツ世シロ給 区 域 寸 ゛す ６す ＼Ｆ 区 ｙ−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　合成樹脂のブロー成形にて、中空状に成形した扉本体
   と、あらかじめ成形された材料が押し出し品でガスケッ
   ト取付用係止部及び係止部下面にくさび状頭部を有した
   ネジ等を設けたガスケット取付用サッシュとを一体に成
   形し、この成形品の中空部に発泡断熱材を注入発泡し、
   前記ガスケット取付用サッシュに設けたガスケット取付
   用係止部に挿入されるくさび状取付部を有するガスケッ
   トを備えた冷蔵庫等の扉。