JP2010055810A - 燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】気液分離器の水分を適切に排出する燃料電池システムを提供する。
【解決手段】燃料電池スタック10と、水素循環ラインと、気液分離器25と、気液分離器25に貯溜された水分を排出するドレン弁26を含み、貯溜された水分を排出するドレン手段と、ドレン手段を制御するドレン制御手段と、ドレン弁26の開弁要求があるか否か判定する開弁要求判定手段と、ドレン手段が凍結しているか否か推定する凍結推定手段と、前記ドレン手段が解氷したか否か判定するか解氷判定手段と、を備え、凍結推定手段が凍結していると推定した後において、解氷判定手段が解氷したと判定した場合、ドレン制御手段は、ドレン手段が凍結していないと推定される通常時に対して、水分の排出量を増加させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料電池システムに関する。
近年、水素(燃料ガス、反応ガス)がアノードに、酸素を含む空気(酸化剤ガス、反応ガス)がカソードに、それぞれ供給されることで発電する固体高分子型燃料電池(Polymer Electrolyte Fuel Cell:PEFC)等の燃料電池を備える燃料電池システムが着目され、例えば、燃料電池車両に搭載される。
このような燃料電池が発電すると、そのカソードで水分(水蒸気)を生成し、その一部はアノードに透過するため、燃料電池のアノードから排出されるアノードオフガスは、多湿となる。また、このアノードオフガスには、発電で消費されなかった水素が含まれる。
そこで、水素の利用効率を高めるべく、気液分離器によってアノードオフガスから水蒸気を分離した後、燃料電池の上流に戻して再供給し、水素を循環させる技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開2007−265676号公報
ところが、燃料電池及び気液分離器を備える燃料電池システムが、その停止中に低温環境下(例えば0℃未満)に曝されると、気液分離器や、これに貯溜された分離後の水分を排出するドレン弁、及び、これらを接続する配管等(ドレン手段)が凍結してしまい、次回起動時において、ドレン弁等が解氷するまで、気液分離器内の水分を排出することができず、気液分離器内の水分量は増加する。
そして、このように気液分離器内の水分量が増加している場合において、ドレン弁等が解氷した後、ドレン弁を通常に開弁したのみでは、気液分離器内の増加した水分を好適に排出できず、この水分が循環する水素と共に、燃料電池に供給される虞があり、発電性能が低下する虞がある。
そこで、本発明は、気液分離器の水分を適切に排出する燃料電池システムを提供することを課題とする。
前記課題を解決するための手段として、本発明は、燃料ガス流路及び酸化剤ガス流路を有し、前記燃料ガス流路に燃料ガスが、前記酸化剤ガス流路に酸化剤ガスが、それぞれ供給されることで発電する燃料電池と、前記燃料ガス流路から排出された燃料オフガスを、前記燃料電池の上流に戻し、燃料ガスを循環させる燃料ガス循環ラインと、前記燃料ガス循環ラインに設けられ、前記燃料オフガスに含まれる水分を分離し、分離した水分を貯溜する気液分離器と、前記気液分離器に貯溜された水分を排出するドレン弁を含み、当該貯溜された水分を排出するドレン手段と、前記ドレン手段を制御するドレン制御手段と、前記ドレン弁の開弁要求があるか否か判定する開弁要求判定手段と、前記開弁要求判定手段が前記ドレン弁の開弁要求があると判定した場合、前記ドレン手段が凍結しているか否か推定する凍結推定手段と、前記凍結推定手段が凍結していると推定した場合、前記ドレン手段が解氷したか否か判定する解氷判定手段と、を備え、前記凍結推定手段が凍結していると推定した後において、前記解氷判定手段が解氷したと判定した場合、前記ドレン制御手段は、前記ドレン手段が凍結していないと推定される通常時に対して、水分の排出量が増加するように前記ドレン手段を制御することを特徴とする燃料電池システムである。
このような燃料電池システムによれば、凍結推定手段が凍結していると判定した後において、解氷判定手段が解氷したと判定した場合、ドレン制御手段は、ドレン手段が凍結していないと推定される通常時に対して、水分の排出量が増加するようにドレン手段を制御する。具体的には、(1)ドレン弁の1回当たりの開弁における水分の排出量を増加させる方法と、(2)ドレン弁を開弁するインターバル(ドレン弁の閉弁時間)を短くする方法との少なくとも1つを採用できる。
これにより、今回のシステム起動からドレン手段の解氷前までにおける燃料電池スタックの発電により、気液分離器に貯溜する水分が増加していたとしても、ドレン手段による水分の排出量を増加させるので、気液分離器から水分を適切に排出できる。したがって、気液分離器の水分が、循環する燃料ガスと共に、燃料電池に供給されにくくなり、水分によって燃料電池の発電性能が低下することを防止できる。
また、前記気液分離器を通流するガスの圧力を制御するガス圧力制御手段を備え、前記凍結推定手段が凍結していると推定した後において、前記解氷判定手段が解氷したと判定した場合、前記ガス圧力制御手段は、通常時に対して、前記気液分離器を通流するガスの圧力を高めることを特徴とする燃料電池システムである。
このような燃料電池システムによれば、凍結推定手段が凍結していると推定した後において、解氷判定手段が解氷したと判定した場合、ガス圧力制御手段が、通常時に対して、気液分離器を通流するガスの圧力を高めるので、この圧力増加に基づいて、気液分離器から排出される水分の流量を増加できる。これにより、気液分離器内の水分を速やかに排出できる。
また、前記気液分離器に貯溜された水分の量が多いほど、前記ガス圧力制御手段は、ガスの圧力を高めることを特徴とする燃料電池システムである。
このような燃料電池システムによれば、気液分離器に貯溜された水分の量が多いほど、ガス圧力制御手段がガスの圧力を高めるので、貯溜された水分をさらに適切に排出できる。
また、前記凍結推定手段が凍結していると推定した後において、前記解氷判定手段が解氷したと判定した場合、前記ドレン制御手段は、通常時に対して、前記ドレン弁の開弁時間を長くすることを特徴とする燃料電池システムである。
このような燃料電池システムによれば、解氷判定手段が解氷したと判定した場合、ドレン制御手段が、通常時に対して、ドレン弁の開弁時間を長くするので、気液分離器からの水分の排出量を増加できる。
また、前記気液分離器に貯溜された水分の量が多いほど、前記ドレン制御手段は、前記ドレン弁の開弁時間を長くすることを特徴とする燃料電池システムである。
このような燃料電池システムによれば、気液分離器に貯溜された水分の量が多いほど、ドレン制御手段が、前記ドレン弁の開弁時間を長くするので、貯溜された水分をさらに適切に排出できる。
また、前記凍結推定手段が凍結していると推定した場合において、前記解氷判定手段が解氷していないと判定したとき、前記ドレン制御手段は前記ドレン弁を開弁しないことを特徴とする燃料電池システムである。
このような燃料電池システムによれば、凍結推定手段が凍結している推定した場合において、解氷判定手段が解氷していないと判定したとき、ドレン制御手段はドレン弁を開弁しないので、ドレン弁を含むドレン手段が凍結している状態で、ドレン弁が開弁制御されることはない。すなわち、凍結状態のドレン弁が開弁制御されることはなく、ドレン弁が故障することもない。
また、前記凍結推定手段が凍結していると推定し、前記解氷判定手段が解氷したと判定した後、前記ドレン手段により前記気液分離手段から所定量の水分が排出された場合、前記ドレン制御手段は、前記ドレン手段を通常に制御することを特徴とする燃料電池システムである。
このような燃料電池システムによれば、ドレン手段により気液分離手段から所定量の水分が排出された場合、ドレン制御手段が、ドレン弁を含むドレン手段を通常に制御する。
これにより、ドレン手段の作動エネルギ(後記する実施形態ではドレン弁の消費電力)を削減すると共に、過剰なドレン弁の開弁による水素の排出を防止できる。
本発明によれば、気液分離器の水分を適切に排出する燃料電池システムを提供する。
本発明の一実施形態について、図1から図4を参照して説明する。
≪燃料電池システムの構成≫
図1に示す本実施形態に係る燃料電池システム1は、図示しない燃料電池自動車(移動体)に搭載されている。燃料電池システム1は、燃料電池スタック10と、燃料電池スタック10のアノードに対して水素(燃料ガス、反応ガス)を給排するアノード系と、燃料電池スタック10のカソードに対して酸素を含む空気(酸化剤ガス、反応ガス)を給排するカソード系と、掃気時に掃気ガスをアノード系に導入する掃気ガス導入系と、燃料電池スタック10の発電電力を消費する電力消費系と、IG61と、これらを電子制御するECU70(Electronic Control Unit、電子制御装置)と、を備えている。
<燃料電池スタック>
燃料電池スタック10は、複数(例えば200〜400枚)の固体高分子型の単セル11が積層されることで構成されたスタックであり、複数の単セル11は電気的に直列で接続されている。単セル11は、MEA(Membrane Electrode Assembly:膜電極接合体)と、これを挟み2枚の導電性を有するアノードセパレータ及びカソードセパレータと、を備えている。
MEAは、1価の陽イオン交換膜(例えばパーフルオロスルホン酸型)からなる電解質膜(固体高分子膜)と、これを挟むアノード及びカソードとを備えている。アノード及びカソードは、カーボンペーパ等の導電性を有する多孔質体から主に構成されると共に、アノード及びカソードにおける電極反応を生じさせるための触媒(Pt、Ru等)を含んでいる。
アノードセパレータには、各MEAのアノードに対して水素を給排するため単セル11の積層方向に延びる貫通孔(内部マニホールドと称される)や、単セル11の面方向に延びる溝が形成されており、これら貫通孔及び溝がアノード流路12(燃料ガス流路)として機能している。
カソードセパレータには、各MEAのカソードに対して空気を給排するため単セル11の積層方向に延びる貫通孔(内部マニホールドと称される)や、単セル11の面方向に延びる溝が形成されており、これら貫通孔及び溝がカソード流路13(酸化剤ガス流路)として機能している。
そして、アノード流路12を介して各アノードに水素が供給されると、式(1)の電極反応が起こり、カソード流路13を介して各カソードに空気が供給されると、式(2)の電極反応が起こり、各単セル11で電位差(OCV(Open Circuit Voltage)、開回路電圧)が発生するようになっている。次いで、燃料電池スタック10と走行モータ51等の外部回路とが電気的に接続され、電流が取り出されると、燃料電池スタック10が発電するようになっている。
2H→4H+4e …(1)
+4H+4e→2HO …(2)
<アノード系>
アノード系は、水素が高圧で封入された水素タンク21(燃料ガス源)と、常閉型の遮断弁22と、減圧弁23(レギュレータ)と、エゼクタ24と、気液分離器25と、ドレン弁26と、パージ弁27と、掃気ガス排出弁28と、圧力センサ29Aと、温度センサ29Bとを備えている。
水素タンク21は、水素が高圧で封入されたタンクであり、配管21a、遮断弁22、配管22a、減圧弁23、配管23a、エゼクタ24、配管24aを介して、アノード流路12の入口に接続されている。そして、ECU70によって、遮断弁22が開かれると、水素タンク21の水素が配管21a等を介してアノード流路12に供給されるようになっている。
また、減圧弁23には、コンプレッサ31からカソード流路13に向かう空気の圧力が、オリフィス23cが設けられた配管23bを介し、信号圧(パイロット圧力)として入力されるようになっている。そして、減圧弁23は、入力された空気の圧力に基づいて、水素の圧力を制御する構成となっている。
さらに、配管23bは、配管23dを介して、インジェクタ23eに接続されている。そして、インジェクタ23eが、ECU70からの開指令(パルス信号(PWM信号))に従って開くと、空気が外部に噴射され、配管23d及び配管23bの圧力、つまり、減圧弁23に入力されるパイロット圧力が下がるようになっている。
すなわち、ECU70が、インジェクタ23eを制御(PWM制御)することで、減圧弁23に入力されるパイロット圧力が変化し、これにより、減圧弁23の二次側圧力、つまり、気液分離器25を通流するアノードオフガス(アノード流路12における水素の圧力)が制御されるようになっている。
したがって、本実施形態において、気液分離器25を通流するガスの圧力を制御するガス圧力制御手段は、減圧弁23と、インジェクタ23eと、ECU70とを備えて構成されている。ただし、ガス圧力制御手段の構成はこれに限定されず、例えば、その開度を自在に制御可能なバタフライ弁を使用して構成してもよい。
圧力センサ29Aは、アノード流路12(気液分離器25)におけるガスの圧力を検出可能なように、本実施形態では、アノード流路12の上流の配管24aに取り付けられている。そして、圧力センサ29Aは、検出した圧力を、ECU70に出力するようになっている。
ただし、圧力センサ29Aの位置はこれに限定されず、例えば、アノード流路12の下流の配管25aに取り付けられた構成でもよい。
アノード流路12の出口は、配管25a、気液分離器25、配管25bを介して、エゼクタ24の吸込口に接続されている。そして、アノード流路12(アノード)から排出された未消費の水素を含むアノードオフガス(燃料オフガス)は、配管25a等を通って、燃料電池スタック10の上流のエゼクタ24に戻され、水素が循環するように構成されている。
すなわち、配管25aと配管25bとで、水素循環ライン(燃料ガス循環ライン)が構成されており、この水素循環ラインに気液分離器25が設けられている。
気液分離器25は、これに導入されるアノードオフガスから、アノードオフガスに含まれる水分(水蒸気、結露水)を分離し、分離した水分を一時的にその内部に貯溜するものである。気液分離器25における気液分離方式は、例えば、気液分離器25内において、アノードオフガスの流路断面積を急に増大させ、その流速を低下させることにより、水素に対して比重の大きい水分を分離する方式を採用できる。その他、低温冷媒が通流する冷却管を備え、この冷却管によりアノードオフガスを冷却し、水蒸気を分離する方式でもよい。
そして、水蒸気が分離されたアノードオフガスは、配管25bを介して、エゼクタ24に戻され、一方、分離(回収)された水分は、気液分離器25の底部(タンク部)に一時的に貯溜されるようになっている。
気液分離器25の底部は、配管26a、常閉型のドレン弁26、配管26bを介して、後記する希釈器34に接続されている。ドレン弁26は、気液分離器25に貯溜された水分を排出するための弁であり、ECU70(ドレン制御手段)によって開かれると、気液分離器25の水分(貯溜水)が、配管26a、ドレン弁26、配管26bを介して、希釈器34に排出されるようになっている。
したがって、本実施形態において、気液分離器25に貯溜された水分を排出するドレン機能部品(ドレン手段)は、気液分離器25の底部(タンク部)と、配管26aと、ドレン弁26と、配管26bとを備えて構成されている。
配管25bの途中は、配管27a、常閉型のパージ弁27、配管27bを介して、希釈器34に接続されている。パージ弁27は、燃料電池スタック10の発電時において、配管25a及び配管25bを循環するアノードオフガス(水素)に含まれる不純物(水蒸気、窒素等)を排出(パージ)する場合、ECU70によって開かれる弁である。
なお、ECU70は、タイマにより定期的にパージ弁27を開くほか、例えば、単セル11の電圧(セル電圧)が所定セル電圧以下となった場合、不純物を排出する必要があると判定し、パージ弁27を開く設定となっている。セル電圧は、例えば、単セル11の電圧を検出する電圧センサ(セル電圧モニタ)を介して検出される。
また、配管27aの接続位置よりも上流側の配管25bは、配管28a、常閉型の掃気ガス排出弁28、配管28bを介して、希釈器34に接続されている。掃気ガス排出弁28は、燃料電池スタック10の掃気時、詳細には、アノード流路12の掃気時に、コンプレッサ31が作動した状態で、ECU70によって、後記する掃気ガス導入弁41と共に開かれる設定となっている。
燃料電池スタック10の掃気時とは、例えばシステム停止中において、温度センサ29Bによって検出されるシステム温度T11が所定温度未満であり、この後、燃料電池スタック10内が凍結する虞のある時である。
そして、燃料電池スタック10内が凍結する虞がある判定された場合、ECU70は、コンプレッサ31を作動すると共に、掃気ガス導入弁41及び掃気ガス排出弁28を開き、コンプレッサ31からの掃気ガスを、アノード流路12及びカソード流路13に押し込み、アノード流路12等の水分(水蒸気、結露水等)を押し出し、燃料電池スタック10を掃気するように設定されている。
温度センサ29Bは、配管25aに取り付けられており、配管25a内の温度を、システム温度T11として検出するようになっている。そして、温度センサ29Bは、検出したシステム温度T11を、ECU70に出力するようになっている。
ただし、温度センサ29Bの位置はこれに限定されず、例えば、配管33aや、燃料電池スタック10から排出された冷媒が通流する配管(図示しない)に設けられた構成でもよい。
<カソード系>
カソード系は、コンプレッサ31と、背圧弁33と、希釈器34とを備えている。
コンプレッサ31は、配管31aを介してカソード流路13の入口に接続されており、ECU70からの指令に従って作動すると、酸素を含む空気を取り込み、これをカソード流路13に供給するようになっている。また、コンプレッサ31は、燃料電池スタック10を掃気する場合も作動し、掃気ガスを供給する掃気ガス供給手段として機能するようになっている。
なお、コンプレッサ31は、燃料電池スタック10や、燃料電池スタック10の発電電力を充電するバッテリ54を電源として作動する。その他、アノード系の遮断弁22、ドレン弁26、パージ弁27及び掃気ガス排出弁28、カソード系の背圧弁33、後記する掃気ガス導入弁41も、燃料電池スタック10の発電停止中、バッテリ54を電源として作動する。
配管31aには、カソード流路13に向かう空気を加湿する加湿器(図示しない)が設けられている。この加湿器は、水分交換可能な中空糸膜を備えており、この中空糸膜を介して、カソード流路13に向かう空気と、多湿のカソードオフガスとの間で水分交換するようになっている。なお、この加湿器をバイパスするようにバイパス配管(図示しない)が設けられており、燃料電池スタック10の掃気時には、コンプレッサ31からの掃気ガスが前記加湿器をバイパスするようになっている。
カソード流路13の出口は、配管33a、背圧弁33、配管33bを介して、希釈器34に接続されている。そして、カソード流路13(カソード)から排出された多湿のカソードオフガスは、配管33a等を介して希釈器34に排出されるようになっている。
背圧弁33は、バタフライ弁等から構成された常開型の弁であり、その開度はECU70によって制御される。
希釈器34は、カソードオフガスによって、配管27bからのアノードオフガス中の水素を希釈するものであり、その内部に希釈空間を備えている。そして、希釈後のガスは、配管34aを介して、車外に排出されるようになっている。
<掃気ガス導入系>
掃気ガス導入系は、アノード流路12の掃気時に、コンプレッサ31からの掃気ガスをアノード系に導く系であり、掃気時にECU70により開かれる常閉型の掃気ガス導入弁41を備えている。そして、掃気ガス導入弁41の上流側は、配管41aを介して、配管31aに接続されており、掃気ガス導入弁41の下流側は、配管41bを介して配管22aに接続されている。
<電力消費系>
電力消費系は、走行モータ51と、VCU52(Voltage Control Unit)と、出力検出器53と、バッテリ54とを備えている。そして、走行モータ51は、VCU52、出力検出器53を介して、燃料電池スタック10の出力端子(図示しない)に接続されており、バッテリ54はVCU52に接続されている。
走行モータ51は、燃料電池自動車の動力源となる外部負荷である。
VCU52は、ECU70から送られる指令電流に従って、燃料電池スタック10の発電電力(出力電流、出力電圧)を制御(制限)すると共に、バッテリ54の充放電を制御する機器であり、DC/DCチョッパ、DC/DCコンバータ等の電子回路を備えている。つまり、VCU52が適宜に制御され、燃料電池スタック10から電流が取り出されると、燃料電池スタック10が発電するようになっている。
出力検出器53は、燃料電池スタック10の現在の出力電流及び出力電圧を検出する機器であり、電流センサ及び電圧センサを備えており、電流センサ及び電圧センサは、適所に配置されている。そして、出力検出器53は、現在の出力電流及び出力電圧を、ECU70に出力するようになっている。
バッテリ54は、例えば、リチウムイオン型の二次電池を複数備えており、燃料電池スタック10の過剰電力や、走行モータ51からの回生電力を充電したり、燃料電池スタック10の不足電力をアシスト(補助)するものである。また、バッテリ54は、燃料電池スタック10の発電停止中において、コンプレッサ31等の電源として機能している。なお、バッテリ54とコンプレッサ31等とを接続する電源ラインは省略している。
<IG>
IG61は、燃料電池自動車及び燃料電池システム1の起動スイッチであり、運転席周りに設けられている。そして、IG61は、そのON信号(システムの起動信号)、OFF信号(システムの停止信号)を、ECU70に出力するようになっている。
<ECU>
ECU70は、燃料電池システム1を電子制御する制御装置であり、CPU、ROM、RAM、各種インタフェイス、電子回路などを含んで構成されている。そして、ECU70は、その内部に記憶されたプログラムに従って、各種機器を適宜に制御するようになっている。
<ECU−開弁要求判定機能>
ECU70(開弁要求判定手段)は、ドレン弁26の開弁要求があるか否か判定する機能を備えている。
ここで、ドレン弁26の開弁要求は、例えば、ドレン機能部品が凍結していないと推定される通常時、ドレン機能部品が凍結していると推定される凍結時、凍結の推定後に解氷した解氷時のいずれにおいても、気液分離器25の大きさ(貯溜可能な水分容積)、発電時に燃料電池スタック10から排出される水分量等に基づいて設定された基準インターバル毎に発せられるように設定されている。
そして、ECU70は、この基準インターバル毎に、ドレン弁26の開弁要求があると判定するように設定されている。
その他、気液分離器25内に貯溜水の水位を検出する水位センサを設け、現在の水位がドレン弁26を開弁するべき開弁水位以上である場合、ドレン弁26の開弁要求があると判定する構成でもよい。
<ECU−凍結推定機能>
ECU70(凍結推定手段)は、システム起動時において、ドレン機能部品が凍結しているか否か推定する機能を備えている。なお、ここでは、前回のシステム停止から今回のシステム起動までに、ドレン機能部品が凍結を経験している場合、システム起動時において、ドレン機能部品が凍結していると推定する。
具体的に例えば、(1)システム停止中におけるシステム温度T11が、ドレン機能部品が凍結したと推定される凍結温度T2(例えば0℃)未満となった場合、(2)システム停止中に燃料電池スタック10の掃気が実行された場合、(3)今回のシステム起動時において発電開始前のシステム温度T11が凍結温度T3(例えば0℃)未満である場合、(4)今回システムが後記する低温起動した場合、ドレン機能部品は凍結を経験しており、現在に凍結していると推定するように設定されている。
<ECU−解氷判定機能>
ECU70(解氷判定手段)は、ドレン機能部品が凍結していると推定した場合において、発電する燃料電池スタック10の自己発熱や、外気等により、解氷したか否か判定する機能を備えている。
具体的に例えば、(1)温度センサ29Bで検出されるシステム温度T11(アノードオフガスの温度)が解氷したと推定される解氷温度T4(例えば20℃)以上である場合、(2)今回起動における燃料電池スタック10の通算発電時間が、燃料電池スタック10の自己発熱により、解氷したと推定される解氷時間(例えば3分)経過した場合、(3)燃料電池スタック10の積算発熱量が、解氷したと推定される解氷積算発熱量以上となった場合、(4)出力電圧及び出力電流に基づいて算出される燃料電池スタック10の積算発電量が、解氷したと推定される解氷積算発電量以上となった場合、ドレン機能部品は解氷したと判定するように設定されている。
<ECU−ドレン制御機能>
ECU70(ドレン制御手段)は、ドレン機能部品を構成する常閉型のドレン弁26を適宜に開弁することで、気液分離器25の水分の排出を制御するドレン制御機能を備えている。ただし、ドレン弁26は、これを介して循環すべき水素が排出されないように、気液分離器25内の水分が全て排出されないように制御される。
具体的には、ECU70は、ドレン機能部品が凍結していないと推定される通常時は、通常ドレンを実行するように設定されている。通常ドレンを実行するとは、前記したドレン弁26の開弁要求に対応して、ドレン弁26を通常開弁時間にて開弁することを意味する。
一方、ドレン機能部品が凍結していると推定され、未だ解氷していないと判定される場合、ECU70は、ドレン弁26を開弁しないように設定されている。
そして、凍結の推定後、解氷したと判定される場合、ECU70は、解氷後ドレンを実行するように設定されている。解氷後ドレンを実行するとは、ドレン機能部品が凍結していない通常時に対して、気液分離器25からの水分の排出量が増加するように制御することを意味する。
具体的には、(1)ドレン弁26の1回当たりの開弁における水分の排出量を増加させる方法と、(2)ドレン弁26を開弁するインターバル(ドレン弁26の閉弁時間)を短くする方法との少なくとも1つを採用できる。
前記(1)の方法を実行するには、例えば、(a)通常時に対して、インジェクタ23eの開弁時間を短く、又は、閉じたままとし、減圧弁23に入力されるパイロット圧力、及び、減圧弁23の二次側圧力(気液分離器25を通流するガスの圧力)を高める方法、(b)通常時に対して、ドレン弁26の開弁時間を長くする方法、の少なくとも1つを採用できる。
この場合において、気液分離器25に貯溜される水分の量が多いほど、気液分離器25を通流するガスの圧力を増圧し、ドレン弁26の開弁時間を長くする構成とすることが好ましい。そして、このような構成とすれば、気液分離器25の水分を速やかに排出可能となる。
なお、圧力の増圧の程度、開弁時間の延長の程度は、事前試験等により求められた固定値としてもよいが、図2のマップを参照して、IG61のON時(システム起動時)のシステム温度T11に基づいて、システム温度T11が低いほど、ドレン弁26開弁時間を長くし、気液分離器25を通流するガスの圧力(アノード圧力)を高める構成としてもよい。
これは、システム温度T11が低いほど、システム停止中における結露水の量が多く、ドレン機能部品内で凍結していると推定される水分量が多く、解氷後において速やかに排出すべき水分量も多いと推定されるからである。
また、システム起動から解氷したと判定されるまでの時間が長く、燃料電池スタック10の積算電流値が大きいほど、気液分離器25に貯溜される水分の量は多くなるので、これに基づいて、増圧程度、開弁時間の延長程度を制御してもよい。その他、気液分離器25内に水位センサを設け、貯溜された水分の水位に基づいて制御してもよい。
次に、前記した(2)の方法を実行するには、通常時に設定されているドレン弁26の開弁インターバル(開弁要求の基準インターバル)に代えて、開弁間隔(開弁要求)が短縮された解氷後開弁インターバルを使用する構成とすればよい。
この場合においても、例えば、図2と同様に、起動時のシステム温度T11が低いほど、気液分離器25に貯溜される水分の量が多くなるので、解氷後開弁インターバルを短くする構成としてもよい。
<ECU−排出判定機能>
ECU70(排出判定手段)は、ドレン機能部品が解氷し、解氷後ドレンを実行している場合において、気液分離器25から、通常ドレンを実行可能な程度に、所定量の水分が排出されたか否か判定する機能を備えている。そして、所定量の水分が排出されたと判定した場合、ECU70(ドレン制御手段)は、通常ドレン制御に移行するように設定されている。
なお、この場合において、気液分離器25から排出された水分量は、例えば、ドレン弁26の積算開弁時間と、圧力センサ29Aから入力される気液分離器25内の圧力との積に基づいて算出される。この他、気液分離器25内に水位センサを設けて、水位が所定水位となった場合、所定量の水分が排出されたと判定する構成としてもよい。
また、判定基準となる所定量は、事前試験等により求められた固定値としてもよいが、例えば、図2と同様に、起動時のシステム温度T11が低く、解氷後に排出するべき水分量が多いと推定されるほど、多くなるに補正する構成としてもよい。
≪燃料電池システムの動作≫
次に、燃料電池システム1の動作を説明する。
<システム停止時>
まず、図3を参照して、燃料電池システム1の停止時を説明する。
なお、IG61がOFFされると、このOFF信号を受信したECU70が、図3の処理を開始する。また、初期状態において、後記するフラグAは0である。
ステップS101において、ECU70は、燃料電池スタック10の発電を停止させる。
具体的には、燃料電池スタック10と出力検出器53との間に設けられたコンタクタ(図示しない)をOFFし、燃料電池スタック10と走行モータ51を含む外部回路とを電気的に遮断する。これと共に、ECU70は、遮断弁22を閉じ、水素タンク21からの水素供給を停止する。
ステップS102において、ECU70は、燃料電池スタック10を掃気する必要があるか否か判定する。
具体的には、ECU70は、温度センサ29Bから入力される現在のシステム温度T11(燃料電池スタック10の温度)が、所定温度T1未満であるか否かを判定する。所定温度T1は、燃料電池スタック10内が、このままではこの後凍結する虞があると判断される温度であり、事前試験等により求められ、ECU70に予め記憶されている。
システム温度T11が所定温度T1未満であり、燃料電池スタック10を掃気する必要があると判定した場合(S102・Yes)、ECU70の処理は、ステップS104に進む。一方、システム温度T11が所定温度T1未満でなく、燃料電池スタック10を掃気する必要がないと判定した場合(S102・No)、ECU70の処理は、ステップS103に進む。
ステップS103において、ECU70は、ステップS102の判定後、所定時間Δt1(例えば30分〜1時間)経過したか否かを判定する。
所定時間Δt1経過したと判定した場合(S103・Yes)、ECU70の処理はステップS102に進む。これにより、発電停止直後は、低温でなかったとしても(S102・No)、その後、所定時間Δt1経過毎(S103・Yes)、ステップS102の判定処理が実行されるので、燃料電池スタック10の凍結が防止される。
一方、所定時間Δt1経過していないと判定した場合(S103・No)、ECU70は、ステップS103の判定を繰り返す。
ステップS104において、ECU70は、燃料電池スタック10を掃気する。
具体的には、ECU70は、コンプレッサ31を作動させると共に、掃気ガス導入弁41、掃気ガス排出弁28、及び、背圧弁33を開き、コンプレッサ31からの掃気ガスを、アノード流路12及びカソード流路13に導入し、アノード流路12及びカソード流路13に残留するガス(水素、空気等)や、水分(水蒸気、結露水等)を押し出し、燃料電池スタック10を掃気する。このような燃料電池スタック10の掃気は、例えば、事前試験等により求められた所定時間にて実行される。
ただし、アノード流路12及びカソード流路13を並行して掃気する方式に限定されず、例えば、カソード流路13、アノード流路12の順で掃気する方式でもよい。
ステップS105において、ECU70は、燃料電池スタック10の掃気の実行の有無に対応したフラグAに1を代入し、燃料電池スタック10を掃気したことを記憶する。
その後、ECU70の処理は、エンドに進み、システム停止時の処理を終了する。
<システム起動時>
次に、図4を参照して、燃料電池システム1の起動時を説明する。
なお、IG61がONされると、このON信号を受信したECU70が図4の処理を開始する。また、ここでは、凍結していると推定されたドレン機能部品が解氷した場合において、ドレン弁26の1回の開弁当たりにおける水分の排出量を増加させる構成を例示する。さらに、初期状態において、後記するフラグBは0である。
ステップS201において、ECU70は、アノード流路12を水素に、カソード流路13を空気に、それぞれ置換する。
具体的には、ECU70は、遮断弁22を開くと共に、パージ弁27を定期的に開き、アノード流路12に水素を押し込む。これに並行して、ECU70は、コンプレッサ31を作動させ、カソード流路13に空気を押し込む。このような水素、空気への置換は、例えば、単セル11のOCVが所定OCV以上となり、燃料電池スタック10が発電可能となるまで継続される。
ステップS202において、ECU70は、燃料電池システム1を低温起動するか否か判定する。ここで、低温起動とは、燃料電池スタック10を早期に暖機するための起動方法である。具体的に例えば、IG61のON時のシステム温度T11が、低温起動するべき所定温度(例えば0℃)未満である場合や、フラグAが1であり、システム停止時に燃料電池スタック10が掃気されている場合、燃料電池スタック10を早期に暖機するべく、低温起動する必要があると判断される。
低温起動する必要があると判定した場合(S202・Yes)、ECU70の処理はステップS203に進む。一方、低温起動する必要がないと判定した場合(S202・No)、ECU70の処理はステップS204に進む。
ステップS203において、ECU70は、燃料電池システム1を低温起動させつつ、燃料電池スタック10の発電を開始する。
具体的に例えば、発電に伴う自己発熱量を増加させて、燃料電池スタック10を早期に暖気するべく、ECU70は、ステップS204における通常起動よりも、大流量・高圧で、水素及び空気を供給すると共に、VCU52を制御して、燃料電池スタック10から取り出す電流を大きくする。なお、燃料電池スタック10の過剰電流は、例えば、バッテリ54に充電される。
その後、ECU70の処理は、ステップS205に進む。
ステップS204において、ECU70は、燃料電池システム1を通常起動させつつ、燃料電池スタック10の発電を開始する。
その後、ECU70の処理は、ステップS205に進む。
ステップS205において、ECU70は、燃料電池スタック10の暖機が完了したか否か判定する。例えば、システム温度T11が、事前試験等により求められた暖機完了温度以上である場合や、発電開始後に所定時間経過した場合、暖機は完了したと判定される。
燃料電池スタック10の暖機は完了したと判定した場合(S205・Yes)、ECU70の処理はステップS206に進む。一方、燃料電池スタック10の暖機は完了していないと判定した場合(S205・No)、ECU70の処理はステップS207に進む。
ステップS206において、ECU70は、燃料電池システム1を通常に制御する。通常に制御するとは、アクセル(図示しない)等からの発電要求量に応じて、水素、空気を供給し、燃料電池スタック10を発電させることを意味する。
なお、ステップS205の判定結果が初めてYesとなった場合、ステップS206において、低温起動制御または通常起動制御から、通常制御に移行することになる。
その後、ECU70の処理はステップS207に進む。
ステップS207において、ECU70は、ドレン弁26の開弁要求があるか否か判定する。なお、ドレン弁26の開弁要求は、前記したように、予め設定された基準インターバル毎に発せられている。
ドレン弁26の開弁要求があると判定した場合(S207・Yes)、ECU70の処理は、ステップS208に進む。一方、ドレン弁26の開弁要求がないと判定した場合(S207・No)、ECU70の処理はステップS205に進む。
ステップS208において、ドレン機能部品(ドレン弁26、配管26a、26b等)が凍結しているか否か判定する。具体的には、前回のシステム停止から今回のシステム起動までに、ドレン機能部品が凍結を経験している場合、ドレン機能部品が現在凍結していると推定する。ドレン機能部品が凍結を経験しているか否かは、前記したように、例えば、フラグAを参照して、システム停止中に燃料電池スタック10の掃気が実行されている場合、凍結を経験していると判断される。
ドレン機能部品は凍結していると推定した場合(S208・Yes)、ECU70の処理はステップS209に進む。一方、ドレン機能部品は凍結していないと推定した場合(S208・No)、ECU70の処理はステップS210に進む。
ステップS210において、ECU70は、通常ドレンを実行する。
具体的には、ECU70は、ドレン弁26を通常の開弁時間にて開く。これにより、気液分離器25に貯溜された水分は、配管26a、ドレン弁26、配管26bを介して、希釈器34に排出される。
その後、ECU70の処理は、ステップS205に進む。
ステップS209において、ECU70は、ドレン機能部品が解氷済みであるか否か判定する。ドレン機能部品が解氷済みであるか否かは、例えば、現在のシステム温度T11が解氷温度T4以上である場合、解氷済みであると判定される。
ドレン機能部品は解氷済みであると判定した場合(S209・Yes)、ECU70の処理は、ステップS211に進む。一方、ドレン機能部品は解氷済みでないと判定した場合(S209・No)、ECU70の処理は、ステップS205に進む。
ステップS211において、ECU70は、ドレン機能部品の解氷後における水分排出の完了に対応するフラグBが、1であるか否か判定する。
フラグBが1であり、水分の排出が完了していると判定した場合(S211・Yes)、ECU70の処理はステップS210に進む。一方、フラグBが1でなく(フラグBが0である)、水分の排出が完了していないと判定した場合(S211・No)、ECU70の処理はステップS212に進む。
ステップS212において、ECU70は、ドレン機能部品の解氷後のドレンを実行する。具体的に例えば、ECU70は、解氷後、気液分離器25内に多量に溜まっていると推定される水分を速やかに排出するべく、ドレン弁26の開弁時間を通常ドレン(S210)よりも長くしたり、インジェクタ23eを制御して気液分離器25を通流するガスの圧力を高めてドレン弁26を開弁する。
ステップS213において、ECU70は、通常ドレンを実行可能であるか否か、つまり、解氷後ドレン(S212)の実行により、気液分離器25の水分が排出され、通常ドレン(S210)に移行可能であるか否か判定する。
通常ドレンを実行可能であると判定した場合(S213・Yes)、ECU70の処理はステップS214に進む。一方、通常ドレンを実行可能でないと判定した場合(S213・No)、ECU70の処理はステップS205に進む。
ステップS214において、ECU70は、フラグBに1を代入し、通常ドレンを実行可能であることを記憶する。
その後、ECU70の処理は、ステップS205に進み、次回のステップS211における判定結果はYesとなり、通常ドレン(S210)に移行することになる。
≪燃料電池システムの効果≫
このような燃料電池システム1によれば、次の効果を得る。
ドレン機能部品が凍結していると推定した場合において(S208・Yes)、ドレン機能部部品が未だ解氷していないとき(S209・No)、解氷後ドレン(S212)又は通常ドレン(S210)を実行しない、つまり、ドレン弁26を開弁制御しないので、凍結状態のドレン弁26が開弁されることはなく、これによる故障を防止できる。
凍結していると推定された(S208・Yes)ドレン機能部品が解氷した場合(S209・Yes)、ドレン弁26の開弁時間を長くしたり、ガス圧力を増圧し、水分の排出量を増加する解氷後ドレンを実行するので(S212)、気液分離器25内に溜まっている水分を速やかに排出できる。これにより、気液分離器25内の水分が、配管25b等を介して、アノード流路12に供給されにくくなり、過剰な水分によって燃料電池スタック10の発電性能が低下することを防止できる。
また、解氷後、所定量の水分が排出され、通常ドレンを実行可能になると(S213・Yes)、速やかに通常ドレン制御に移行するので(S211・Yes、S210)、ドレン弁26が無駄に開弁されることはない。これにより、電磁式であるドレン弁26の消費電力を削減し、バッテリ54の残量を確保等しつつ、ドレン弁26等を介して、循環させるべき水素が車外に排出されることを防止できる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、例えば次のように変更することができる。
前記した実施形態では、凍結していると推定された(S208・Yes)ドレン機能部品が解氷した場合(S209・Yes)、ドレン弁26の一回当たりの開弁における水分の排出量を増加させるべく、アノード圧力を増加したり、開弁時間を長くする解氷後ドレン(S212)を実行する構成を例示したが、次の構成でもよい。
ドレン機能部品が解氷した場合、気液分離器25の水分の排出量を増加させるべく、ドレン弁26が開弁するインターバル(ドレン弁26の閉弁時間)を短く、つまり、開弁間隔(開弁要求)が短縮された解氷後開弁インターバルを使用し、ステップS207の判定結果がYesとなる回数を増加する構成でもよい。
前記した実施形態では、燃料電池自動車に搭載された燃料電池システム1に、本発明を適用した場合を例示したが、その他に例えば、自動二輪車、列車、船舶に搭載された燃料電池システム、家庭用や業務用の据え置き型の燃料電池システムや、給湯システムに組み込まれた燃料電池システムに適用してもよい。
本実施形態に係る燃料電池システムの構成を示す図である。 IG−ON時のシステム温度と、解氷後ドレンの実行におけるドレン弁の開弁時間(アノード圧力)との関係を示すマップである。 本実施形態に係る燃料電池システムの停止時の動作を示すフローチャートである。 本実施形態に係る燃料電池システムの起動時の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 燃料電池システム
10 燃料電池スタック(燃料電池)
12 アノード流路(燃料ガス流路)
13 カソード流路(酸化剤ガス流路)
23 減圧弁(ガス圧力制御手段)
23e インジェクタ(ガス圧力制御手段)
25 気液分離器(ドレン手段)
25a、25b 配管(燃料ガス循環ライン)
26 ドレン弁(ドレン手段)
26a、26b 配管(ドレン手段)
70 ECU(ドレン制御手段、開弁要求判定手段、凍結推定手段、解氷判定手段、ガス圧力制御手段)

Claims (7)

  1. 燃料ガス流路及び酸化剤ガス流路を有し、前記燃料ガス流路に燃料ガスが、前記酸化剤ガス流路に酸化剤ガスが、それぞれ供給されることで発電する燃料電池と、
    前記燃料ガス流路から排出された燃料オフガスを、前記燃料電池の上流に戻し、燃料ガスを循環させる燃料ガス循環ラインと、
    前記燃料ガス循環ラインに設けられ、前記燃料オフガスに含まれる水分を分離し、分離した水分を貯溜する気液分離器と、
    前記気液分離器に貯溜された水分を排出するドレン弁を含み、当該貯溜された水分を排出するドレン手段と、
    前記ドレン手段を制御するドレン制御手段と、
    前記ドレン弁の開弁要求があるか否か判定する開弁要求判定手段と、
    前記開弁要求判定手段が前記ドレン弁の開弁要求があると判定した場合、前記ドレン手段が凍結しているか否か推定する凍結推定手段と、
    前記凍結推定手段が凍結していると推定した場合、前記ドレン手段が解氷したか否か判定する解氷判定手段と、
    を備え、
    前記凍結推定手段が凍結していると推定した後において、前記解氷判定手段が解氷したと判定した場合、前記ドレン制御手段は、前記ドレン手段が凍結していないと推定される通常時に対して、水分の排出量が増加するように前記ドレン手段を制御する
    ことを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記気液分離器を通流するガスの圧力を制御するガス圧力制御手段を備え、
    前記凍結推定手段が凍結していると推定した後において、前記解氷判定手段が解氷したと判定した場合、前記ガス圧力制御手段は、通常時に対して、前記気液分離器を通流するガスの圧力を高める
    ことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記気液分離器に貯溜された水分の量が多いほど、前記ガス圧力制御手段は、ガスの圧力を高める
    ことを特徴とする請求項2に記載の燃料電池システム。
  4. 前記凍結推定手段が凍結していると推定した後において、前記解氷判定手段が解氷したと判定した場合、前記ドレン制御手段は、通常時に対して、前記ドレン弁の開弁時間を長くする
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
  5. 前記気液分離器に貯溜された水分の量が多いほど、前記ドレン制御手段は、前記ドレン弁の開弁時間を長くする
    ことを特徴とする請求項4に記載の燃料電池システム。
  6. 前記凍結推定手段が凍結していると推定した場合において、前記解氷判定手段が解氷していないと判定したとき、前記ドレン制御手段は前記ドレン弁を開弁しない
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
  7. 前記凍結推定手段が凍結していると推定し、前記解氷判定手段が解氷したと判定した後、前記ドレン手段により前記気液分離手段から所定量の水分が排出された場合、前記ドレン制御手段は、前記ドレン手段を通常に制御する
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
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