JP2010055810A - 燃料電池システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】燃料電池スタック10と、水素循環ラインと、気液分離器25と、気液分離器25に貯溜された水分を排出するドレン弁26を含み、貯溜された水分を排出するドレン手段と、ドレン手段を制御するドレン制御手段と、ドレン弁26の開弁要求があるか否か判定する開弁要求判定手段と、ドレン手段が凍結しているか否か推定する凍結推定手段と、前記ドレン手段が解氷したか否か判定するか解氷判定手段と、を備え、凍結推定手段が凍結していると推定した後において、解氷判定手段が解氷したと判定した場合、ドレン制御手段は、ドレン手段が凍結していないと推定される通常時に対して、水分の排出量を増加させる。
【選択図】図1
Description
これにより、ドレン手段の作動エネルギ(後記する実施形態ではドレン弁の消費電力)を削減すると共に、過剰なドレン弁の開弁による水素の排出を防止できる。
図1に示す本実施形態に係る燃料電池システム1は、図示しない燃料電池自動車(移動体)に搭載されている。燃料電池システム1は、燃料電池スタック10と、燃料電池スタック10のアノードに対して水素(燃料ガス、反応ガス)を給排するアノード系と、燃料電池スタック10のカソードに対して酸素を含む空気(酸化剤ガス、反応ガス)を給排するカソード系と、掃気時に掃気ガスをアノード系に導入する掃気ガス導入系と、燃料電池スタック10の発電電力を消費する電力消費系と、IG61と、これらを電子制御するECU70(Electronic Control Unit、電子制御装置)と、を備えている。
燃料電池スタック10は、複数(例えば200〜400枚)の固体高分子型の単セル11が積層されることで構成されたスタックであり、複数の単セル11は電気的に直列で接続されている。単セル11は、MEA(Membrane Electrode Assembly:膜電極接合体)と、これを挟み2枚の導電性を有するアノードセパレータ及びカソードセパレータと、を備えている。
カソードセパレータには、各MEAのカソードに対して空気を給排するため単セル11の積層方向に延びる貫通孔(内部マニホールドと称される)や、単セル11の面方向に延びる溝が形成されており、これら貫通孔及び溝がカソード流路13(酸化剤ガス流路)として機能している。
2H2→4H++4e− …(1)
O2+4H++4e−→2H2O …(2)
アノード系は、水素が高圧で封入された水素タンク21(燃料ガス源)と、常閉型の遮断弁22と、減圧弁23(レギュレータ)と、エゼクタ24と、気液分離器25と、ドレン弁26と、パージ弁27と、掃気ガス排出弁28と、圧力センサ29Aと、温度センサ29Bとを備えている。
すなわち、ECU70が、インジェクタ23eを制御(PWM制御)することで、減圧弁23に入力されるパイロット圧力が変化し、これにより、減圧弁23の二次側圧力、つまり、気液分離器25を通流するアノードオフガス(アノード流路12における水素の圧力)が制御されるようになっている。
したがって、本実施形態において、気液分離器25を通流するガスの圧力を制御するガス圧力制御手段は、減圧弁23と、インジェクタ23eと、ECU70とを備えて構成されている。ただし、ガス圧力制御手段の構成はこれに限定されず、例えば、その開度を自在に制御可能なバタフライ弁を使用して構成してもよい。
ただし、圧力センサ29Aの位置はこれに限定されず、例えば、アノード流路12の下流の配管25aに取り付けられた構成でもよい。
すなわち、配管25aと配管25bとで、水素循環ライン(燃料ガス循環ライン)が構成されており、この水素循環ラインに気液分離器25が設けられている。
したがって、本実施形態において、気液分離器25に貯溜された水分を排出するドレン機能部品(ドレン手段)は、気液分離器25の底部(タンク部)と、配管26aと、ドレン弁26と、配管26bとを備えて構成されている。
なお、ECU70は、タイマにより定期的にパージ弁27を開くほか、例えば、単セル11の電圧(セル電圧)が所定セル電圧以下となった場合、不純物を排出する必要があると判定し、パージ弁27を開く設定となっている。セル電圧は、例えば、単セル11の電圧を検出する電圧センサ(セル電圧モニタ)を介して検出される。
そして、燃料電池スタック10内が凍結する虞がある判定された場合、ECU70は、コンプレッサ31を作動すると共に、掃気ガス導入弁41及び掃気ガス排出弁28を開き、コンプレッサ31からの掃気ガスを、アノード流路12及びカソード流路13に押し込み、アノード流路12等の水分(水蒸気、結露水等)を押し出し、燃料電池スタック10を掃気するように設定されている。
ただし、温度センサ29Bの位置はこれに限定されず、例えば、配管33aや、燃料電池スタック10から排出された冷媒が通流する配管(図示しない)に設けられた構成でもよい。
カソード系は、コンプレッサ31と、背圧弁33と、希釈器34とを備えている。
コンプレッサ31は、配管31aを介してカソード流路13の入口に接続されており、ECU70からの指令に従って作動すると、酸素を含む空気を取り込み、これをカソード流路13に供給するようになっている。また、コンプレッサ31は、燃料電池スタック10を掃気する場合も作動し、掃気ガスを供給する掃気ガス供給手段として機能するようになっている。
なお、コンプレッサ31は、燃料電池スタック10や、燃料電池スタック10の発電電力を充電するバッテリ54を電源として作動する。その他、アノード系の遮断弁22、ドレン弁26、パージ弁27及び掃気ガス排出弁28、カソード系の背圧弁33、後記する掃気ガス導入弁41も、燃料電池スタック10の発電停止中、バッテリ54を電源として作動する。
背圧弁33は、バタフライ弁等から構成された常開型の弁であり、その開度はECU70によって制御される。
希釈器34は、カソードオフガスによって、配管27bからのアノードオフガス中の水素を希釈するものであり、その内部に希釈空間を備えている。そして、希釈後のガスは、配管34aを介して、車外に排出されるようになっている。
掃気ガス導入系は、アノード流路12の掃気時に、コンプレッサ31からの掃気ガスをアノード系に導く系であり、掃気時にECU70により開かれる常閉型の掃気ガス導入弁41を備えている。そして、掃気ガス導入弁41の上流側は、配管41aを介して、配管31aに接続されており、掃気ガス導入弁41の下流側は、配管41bを介して配管22aに接続されている。
電力消費系は、走行モータ51と、VCU52(Voltage Control Unit)と、出力検出器53と、バッテリ54とを備えている。そして、走行モータ51は、VCU52、出力検出器53を介して、燃料電池スタック10の出力端子(図示しない)に接続されており、バッテリ54はVCU52に接続されている。
VCU52は、ECU70から送られる指令電流に従って、燃料電池スタック10の発電電力(出力電流、出力電圧)を制御(制限)すると共に、バッテリ54の充放電を制御する機器であり、DC/DCチョッパ、DC/DCコンバータ等の電子回路を備えている。つまり、VCU52が適宜に制御され、燃料電池スタック10から電流が取り出されると、燃料電池スタック10が発電するようになっている。
IG61は、燃料電池自動車及び燃料電池システム1の起動スイッチであり、運転席周りに設けられている。そして、IG61は、そのON信号(システムの起動信号)、OFF信号(システムの停止信号)を、ECU70に出力するようになっている。
ECU70は、燃料電池システム1を電子制御する制御装置であり、CPU、ROM、RAM、各種インタフェイス、電子回路などを含んで構成されている。そして、ECU70は、その内部に記憶されたプログラムに従って、各種機器を適宜に制御するようになっている。
ECU70(開弁要求判定手段)は、ドレン弁26の開弁要求があるか否か判定する機能を備えている。
ここで、ドレン弁26の開弁要求は、例えば、ドレン機能部品が凍結していないと推定される通常時、ドレン機能部品が凍結していると推定される凍結時、凍結の推定後に解氷した解氷時のいずれにおいても、気液分離器25の大きさ(貯溜可能な水分容積)、発電時に燃料電池スタック10から排出される水分量等に基づいて設定された基準インターバル毎に発せられるように設定されている。
そして、ECU70は、この基準インターバル毎に、ドレン弁26の開弁要求があると判定するように設定されている。
その他、気液分離器25内に貯溜水の水位を検出する水位センサを設け、現在の水位がドレン弁26を開弁するべき開弁水位以上である場合、ドレン弁26の開弁要求があると判定する構成でもよい。
ECU70(凍結推定手段)は、システム起動時において、ドレン機能部品が凍結しているか否か推定する機能を備えている。なお、ここでは、前回のシステム停止から今回のシステム起動までに、ドレン機能部品が凍結を経験している場合、システム起動時において、ドレン機能部品が凍結していると推定する。
具体的に例えば、(1)システム停止中におけるシステム温度T11が、ドレン機能部品が凍結したと推定される凍結温度T2(例えば0℃)未満となった場合、(2)システム停止中に燃料電池スタック10の掃気が実行された場合、(3)今回のシステム起動時において発電開始前のシステム温度T11が凍結温度T3(例えば0℃)未満である場合、(4)今回システムが後記する低温起動した場合、ドレン機能部品は凍結を経験しており、現在に凍結していると推定するように設定されている。
ECU70(解氷判定手段)は、ドレン機能部品が凍結していると推定した場合において、発電する燃料電池スタック10の自己発熱や、外気等により、解氷したか否か判定する機能を備えている。
ECU70(ドレン制御手段)は、ドレン機能部品を構成する常閉型のドレン弁26を適宜に開弁することで、気液分離器25の水分の排出を制御するドレン制御機能を備えている。ただし、ドレン弁26は、これを介して循環すべき水素が排出されないように、気液分離器25内の水分が全て排出されないように制御される。
具体的には、ECU70は、ドレン機能部品が凍結していないと推定される通常時は、通常ドレンを実行するように設定されている。通常ドレンを実行するとは、前記したドレン弁26の開弁要求に対応して、ドレン弁26を通常開弁時間にて開弁することを意味する。
これは、システム温度T11が低いほど、システム停止中における結露水の量が多く、ドレン機能部品内で凍結していると推定される水分量が多く、解氷後において速やかに排出すべき水分量も多いと推定されるからである。
また、システム起動から解氷したと判定されるまでの時間が長く、燃料電池スタック10の積算電流値が大きいほど、気液分離器25に貯溜される水分の量は多くなるので、これに基づいて、増圧程度、開弁時間の延長程度を制御してもよい。その他、気液分離器25内に水位センサを設け、貯溜された水分の水位に基づいて制御してもよい。
この場合においても、例えば、図2と同様に、起動時のシステム温度T11が低いほど、気液分離器25に貯溜される水分の量が多くなるので、解氷後開弁インターバルを短くする構成としてもよい。
ECU70(排出判定手段)は、ドレン機能部品が解氷し、解氷後ドレンを実行している場合において、気液分離器25から、通常ドレンを実行可能な程度に、所定量の水分が排出されたか否か判定する機能を備えている。そして、所定量の水分が排出されたと判定した場合、ECU70(ドレン制御手段)は、通常ドレン制御に移行するように設定されている。
また、判定基準となる所定量は、事前試験等により求められた固定値としてもよいが、例えば、図2と同様に、起動時のシステム温度T11が低く、解氷後に排出するべき水分量が多いと推定されるほど、多くなるに補正する構成としてもよい。
次に、燃料電池システム1の動作を説明する。
まず、図3を参照して、燃料電池システム1の停止時を説明する。
なお、IG61がOFFされると、このOFF信号を受信したECU70が、図3の処理を開始する。また、初期状態において、後記するフラグAは0である。
具体的には、燃料電池スタック10と出力検出器53との間に設けられたコンタクタ(図示しない)をOFFし、燃料電池スタック10と走行モータ51を含む外部回路とを電気的に遮断する。これと共に、ECU70は、遮断弁22を閉じ、水素タンク21からの水素供給を停止する。
具体的には、ECU70は、温度センサ29Bから入力される現在のシステム温度T11(燃料電池スタック10の温度)が、所定温度T1未満であるか否かを判定する。所定温度T1は、燃料電池スタック10内が、このままではこの後凍結する虞があると判断される温度であり、事前試験等により求められ、ECU70に予め記憶されている。
所定時間Δt1経過したと判定した場合(S103・Yes)、ECU70の処理はステップS102に進む。これにより、発電停止直後は、低温でなかったとしても(S102・No)、その後、所定時間Δt1経過毎(S103・Yes)、ステップS102の判定処理が実行されるので、燃料電池スタック10の凍結が防止される。
一方、所定時間Δt1経過していないと判定した場合(S103・No)、ECU70は、ステップS103の判定を繰り返す。
具体的には、ECU70は、コンプレッサ31を作動させると共に、掃気ガス導入弁41、掃気ガス排出弁28、及び、背圧弁33を開き、コンプレッサ31からの掃気ガスを、アノード流路12及びカソード流路13に導入し、アノード流路12及びカソード流路13に残留するガス(水素、空気等)や、水分(水蒸気、結露水等)を押し出し、燃料電池スタック10を掃気する。このような燃料電池スタック10の掃気は、例えば、事前試験等により求められた所定時間にて実行される。
ただし、アノード流路12及びカソード流路13を並行して掃気する方式に限定されず、例えば、カソード流路13、アノード流路12の順で掃気する方式でもよい。
その後、ECU70の処理は、エンドに進み、システム停止時の処理を終了する。
次に、図4を参照して、燃料電池システム1の起動時を説明する。
なお、IG61がONされると、このON信号を受信したECU70が図4の処理を開始する。また、ここでは、凍結していると推定されたドレン機能部品が解氷した場合において、ドレン弁26の1回の開弁当たりにおける水分の排出量を増加させる構成を例示する。さらに、初期状態において、後記するフラグBは0である。
具体的には、ECU70は、遮断弁22を開くと共に、パージ弁27を定期的に開き、アノード流路12に水素を押し込む。これに並行して、ECU70は、コンプレッサ31を作動させ、カソード流路13に空気を押し込む。このような水素、空気への置換は、例えば、単セル11のOCVが所定OCV以上となり、燃料電池スタック10が発電可能となるまで継続される。
具体的に例えば、発電に伴う自己発熱量を増加させて、燃料電池スタック10を早期に暖気するべく、ECU70は、ステップS204における通常起動よりも、大流量・高圧で、水素及び空気を供給すると共に、VCU52を制御して、燃料電池スタック10から取り出す電流を大きくする。なお、燃料電池スタック10の過剰電流は、例えば、バッテリ54に充電される。
その後、ECU70の処理は、ステップS205に進む。
その後、ECU70の処理は、ステップS205に進む。
なお、ステップS205の判定結果が初めてYesとなった場合、ステップS206において、低温起動制御または通常起動制御から、通常制御に移行することになる。
その後、ECU70の処理はステップS207に進む。
具体的には、ECU70は、ドレン弁26を通常の開弁時間にて開く。これにより、気液分離器25に貯溜された水分は、配管26a、ドレン弁26、配管26bを介して、希釈器34に排出される。
その後、ECU70の処理は、ステップS205に進む。
通常ドレンを実行可能であると判定した場合(S213・Yes)、ECU70の処理はステップS214に進む。一方、通常ドレンを実行可能でないと判定した場合(S213・No)、ECU70の処理はステップS205に進む。
その後、ECU70の処理は、ステップS205に進み、次回のステップS211における判定結果はYesとなり、通常ドレン(S210)に移行することになる。
このような燃料電池システム1によれば、次の効果を得る。
ドレン機能部品が凍結していると推定した場合において(S208・Yes)、ドレン機能部部品が未だ解氷していないとき(S209・No)、解氷後ドレン(S212)又は通常ドレン(S210)を実行しない、つまり、ドレン弁26を開弁制御しないので、凍結状態のドレン弁26が開弁されることはなく、これによる故障を防止できる。
ドレン機能部品が解氷した場合、気液分離器25の水分の排出量を増加させるべく、ドレン弁26が開弁するインターバル(ドレン弁26の閉弁時間)を短く、つまり、開弁間隔(開弁要求)が短縮された解氷後開弁インターバルを使用し、ステップS207の判定結果がYesとなる回数を増加する構成でもよい。
10 燃料電池スタック(燃料電池)
12 アノード流路(燃料ガス流路)
13 カソード流路(酸化剤ガス流路)
23 減圧弁(ガス圧力制御手段)
23e インジェクタ(ガス圧力制御手段)
25 気液分離器(ドレン手段)
25a、25b 配管(燃料ガス循環ライン)
26 ドレン弁(ドレン手段)
26a、26b 配管(ドレン手段)
70 ECU(ドレン制御手段、開弁要求判定手段、凍結推定手段、解氷判定手段、ガス圧力制御手段)
Claims (7)
- 燃料ガス流路及び酸化剤ガス流路を有し、前記燃料ガス流路に燃料ガスが、前記酸化剤ガス流路に酸化剤ガスが、それぞれ供給されることで発電する燃料電池と、
前記燃料ガス流路から排出された燃料オフガスを、前記燃料電池の上流に戻し、燃料ガスを循環させる燃料ガス循環ラインと、
前記燃料ガス循環ラインに設けられ、前記燃料オフガスに含まれる水分を分離し、分離した水分を貯溜する気液分離器と、
前記気液分離器に貯溜された水分を排出するドレン弁を含み、当該貯溜された水分を排出するドレン手段と、
前記ドレン手段を制御するドレン制御手段と、
前記ドレン弁の開弁要求があるか否か判定する開弁要求判定手段と、
前記開弁要求判定手段が前記ドレン弁の開弁要求があると判定した場合、前記ドレン手段が凍結しているか否か推定する凍結推定手段と、
前記凍結推定手段が凍結していると推定した場合、前記ドレン手段が解氷したか否か判定する解氷判定手段と、
を備え、
前記凍結推定手段が凍結していると推定した後において、前記解氷判定手段が解氷したと判定した場合、前記ドレン制御手段は、前記ドレン手段が凍結していないと推定される通常時に対して、水分の排出量が増加するように前記ドレン手段を制御する
ことを特徴とする燃料電池システム。 - 前記気液分離器を通流するガスの圧力を制御するガス圧力制御手段を備え、
前記凍結推定手段が凍結していると推定した後において、前記解氷判定手段が解氷したと判定した場合、前記ガス圧力制御手段は、通常時に対して、前記気液分離器を通流するガスの圧力を高める
ことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。 - 前記気液分離器に貯溜された水分の量が多いほど、前記ガス圧力制御手段は、ガスの圧力を高める
ことを特徴とする請求項2に記載の燃料電池システム。 - 前記凍結推定手段が凍結していると推定した後において、前記解氷判定手段が解氷したと判定した場合、前記ドレン制御手段は、通常時に対して、前記ドレン弁の開弁時間を長くする
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の燃料電池システム。 - 前記気液分離器に貯溜された水分の量が多いほど、前記ドレン制御手段は、前記ドレン弁の開弁時間を長くする
ことを特徴とする請求項4に記載の燃料電池システム。 - 前記凍結推定手段が凍結していると推定した場合において、前記解氷判定手段が解氷していないと判定したとき、前記ドレン制御手段は前記ドレン弁を開弁しない
ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の燃料電池システム。 - 前記凍結推定手段が凍結していると推定し、前記解氷判定手段が解氷したと判定した後、前記ドレン手段により前記気液分離手段から所定量の水分が排出された場合、前記ドレン制御手段は、前記ドレン手段を通常に制御する
ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
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