JP2010055329A - スタンプ帳発行システム、及びサーバ - Google Patents

スタンプ帳発行システム、及びサーバ Download PDF

Info

Publication number
JP2010055329A
JP2010055329A JP2008218908A JP2008218908A JP2010055329A JP 2010055329 A JP2010055329 A JP 2010055329A JP 2008218908 A JP2008218908 A JP 2008218908A JP 2008218908 A JP2008218908 A JP 2008218908A JP 2010055329 A JP2010055329 A JP 2010055329A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stamp
information
book
stamp book
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008218908A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5206236B2 (ja
Inventor
Tomoko Tsubota
智子 坪田
Mari Nanba
真理 難波
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2008218908A priority Critical patent/JP5206236B2/ja
Publication of JP2010055329A publication Critical patent/JP2010055329A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5206236B2 publication Critical patent/JP5206236B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】 個々の顧客の嗜好を反映したスタンプ帳を顧客毎に作成することが可能なスタンプ帳発行システム、及びサーバを提供する。
【解決手段】 ICカード10aまたはICカード機能付携帯端末10bはユーザID1171を記憶しており、サーバ40は各ユーザの行動履歴情報4021と予め設定される場所情報4022とを記憶している。ユーザがスタンプ帳発行機20のICカード/リーダ・ライタ205にてICカード10のユーザID1171を読み取らせると、スタンプ帳発行機20はICカード10のユーザID1171とスタンプ帳作成要求とをサーバ40へ送信する。サーバ40は受信したユーザID1171に対応する行動履歴情報4021を取得し、この行動履歴情報4021と場所情報4022とに基づいて、ユーザ個別のスタンプ帳情報を作成する。サーバ40は作成したスタンプ帳情報をスタンプ帳作成要求発信元のスタンプ帳発行機20に送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ICカードを利用したスタンプ帳発行システム、及びサーバに関する。
従来から、非接触型のICカードを使用した会員カードサービスやポイント付与サービス、或いは電子チケットサービス等が、ショッピングモール、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、テーマパーク等の商業施設や、鉄道、展示会場、美術館、博物館等の各種施設で使用されている。
また、集客、販売促進を目的として、商業施設等でスタンプラリーが開催されている。スタンプラリーでは、商業施設内や鉄道各駅に設置されたスタンプ台へ顧客が出向いてスタンプ帳にスタンプを捺印し、所定数のスタンプ印を収集すると景品と交換できる。
近年では、このようなスタンプラリーを上述のICカードや携帯電話等を利用して行う仕組みが開示されている。すなわち、ネットワークを介して情報管理サーバと通信接続されたICカード・リーダ/ライタをスタンプ台として機能させ、複数個所に設置し、また、顧客の有するICカードや携帯端末等の情報記録媒体をスタンプ帳として機能させ、ICカード・リーダ/ライタにかざすことにより、スタンプの捺印を行う。更に、上記サーバとの間でスタンプラリーの達成状況やスタンプラリーに関する情報等を送受信したりする(特許文献1、2)。また、ICカードをポイントカードとして機能させ、参加者の過去の行動に応じてポイントカードに付与するポイント数等を変更するものが開示されている(特許文献3)。
特開2007−305091号公報 特開2005−063193号公報 特許3571031号公報
一方、商業施設等でより利用促進を図るためには、ユーザ個別の嗜好に適合した情報を提供したり、ユーザに利用する楽しみを与えたりすることが要求される。
しかしながら、上述の特許文献1、及び特許文献2では、スタンプラリーにユーザの個別の嗜好を反映することにまで踏み込んでいない。具体的には特許文献1では、スタンプの押印の際にICカード(携帯電話)を利用しているが、スタンプ帳の内容についての記載がない。特許文献2では、スタンプ収集という目的を達成するための情報を提供しているが、スタンプ帳にユーザの嗜好は特に反映されていない。特許文献3では、ポイント付与の条件を管理者側で設定可能としているが、ユーザの嗜好がポイントに反映されるものではない。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、個々の顧客の嗜好を反映したスタンプ帳を顧客毎に作成することが可能なスタンプ帳発行システム、及びサーバを提供することである。
前述した課題を解決するための第1の発明は、ユーザの識別情報であるユーザIDを記憶しているICカードまたはICカード機能付き携帯端末と、ICカード・リーダ/ライタを有するスタンプ帳発行端末及びスタンプ押印端末と、前記スタンプ帳発行端末及び前記スタンプ押印端末と通信網を介して接続されたサーバと、からなるスタンプ帳発行システムであって、前記サーバ、前記ICカード、または前記携帯端末は、ユーザ毎の行動履歴情報を記憶する行動履歴記憶手段を備え、前記スタンプ帳発行端末は、前記サーバに対してスタンプ帳発行要求を送信するスタンプ帳発行要求手段を備え、前記サーバは、前記スタンプ帳発行要求手段から送信されるスタンプ帳発行要求に応じて、前記行動履歴記憶手段に記憶された行動履歴情報を取得し、取得した行動履歴情報に基づいて、ユーザに応じたスタンプ帳情報を作成するスタンプ帳作成手段と、前記スタンプ帳作成手段によって作成されたスタンプ帳情報を前記スタンプ帳発行要求元のスタンプ帳発行端末に送信するスタンプ帳送信手段と、を備えることを特徴とするスタンプ帳発行システムである。
また、ユーザの識別情報であるユーザIDを記憶しているICカードまたはICカード機能付き携帯端末と、ICカード・リーダ/ライタを有するスタンプ帳発行端末及びスタンプ押印端末と、前記スタンプ帳発行端末及び前記スタンプ押印端末と通信網を介して接続されたサーバと、からなるスタンプ帳発行システムであって、前記サーバ、前記ICカード、または前記携帯端末は、ユーザ毎の行動履歴情報を記憶する行動履歴記憶手段を備え、前記スタンプ帳発行端末は、前記行動履歴記憶手段に記憶された行動履歴情報を取得し、取得した行動履歴情報に基づいて、ユーザに応じたスタンプ帳情報を作成するスタンプ帳作成手段と、を備えることを特徴とするスタンプ帳発行システムとしてもよい。
また、前記スタンプ帳発行端末は、前記スタンプ帳作成手段により作成されたスタンプ帳情報を前記ICカードまたは前記携帯端末に書き込む書き込み手段を備えることを特徴とすることが望ましい。
また、前記スタンプ押印端末は、前記ICカード・リーダ/ライタによって前記ICカードまたは前記携帯端末に記憶されているユーザIDを読み込むと、読み込んだユーザIDとともにスタンプ押印要求を前記サーバに送信するスタンプ押印要求送信手段を備え、前記サーバは、前記スタンプ押印端末から送信されるスタンプ押印要求に応じて、前記ユーザIDに対応する前記スタンプ帳情報に対してスタンプ押印情報を付加する第1のスタンプ押印手段を備える。
また、前記スタンプ押印端末は、前記ICカード・リーダ/ライタによって前記ICカードまたは前記携帯端末に記憶されているスタンプ帳情報を読み込むと、読み込んだスタンプ帳情報に対してスタンプ押印情報を付加する第2のスタンプ押印手段を備えることとしてもよい。
また、前記サーバは、前記通信網を介して接続可能な端末から送信されるスタンプ帳表示要求に応じて、前記スタンプ帳作成手段によって作成されたスタンプ帳情報及び前記第1のスタンプ押印手段によって付加されたスタンプ押印情報を、閲覧可能な表示情報として前記端末に送信するラリー状況送信手段を更に備える。
また、前記ラリー状況送信手段は、前記スタンプ帳情報及び前記スタンプ押印情報を送信する際に、該スタンプ帳情報がユーザの行動履歴に基づいて作成されている旨のメッセージを送信することが望ましい。
第2の発明は、ユーザの識別情報であるユーザIDを記憶しているICカードまたはICカード機能付き携帯端末との間で情報の読み込み及び書き込みを行う、ICカード・リーダ/ライタを有するスタンプ帳発行端末及びスタンプ押印端末に、通信網を介して接続されたサーバであって、前記サーバ、前記ICカード、または前記携帯端末は、ユーザ毎の行動履歴情報を記憶する行動履歴記憶手段を備え、前記スタンプ帳発行端末から送信されるスタンプ帳発行要求に応じて、前記行動履歴記憶手段に記憶された行動履歴情報を取得し、取得した行動履歴情報に基づいて、ユーザに応じたスタンプ帳情報を作成するスタンプ帳作成手段と、前記スタンプ帳作成手段によって作成されたスタンプ帳情報を前記スタンプ帳発行要求元のスタンプ帳発行機に送信するスタンプ帳送信手段と、を備えることを特徴とするサーバである。
前記スタンプ押印端末から送信されるスタンプ押印要求に応じて、前記スタンプ帳作成手段によって作成されたスタンプ帳情報に対してスタンプ押印情報を付加する第1のスタンプ押印手段を更に備えることが望ましい。
また、前記通信網を介して通信接続可能な端末から送信されるスタンプ帳表示要求に応じて、前記スタンプ帳作成手段によって作成されたスタンプ帳情報及び前記第1のスタンプ押印手段によって付加されたスタンプ押印情報を、閲覧可能な表示情報として前記端末に送信するラリー状況送信手段を更に備えることが望ましい。
本発明によれば、個々の顧客の嗜好を反映したスタンプ帳を顧客毎に作成するスタンプ帳発行システム、及びサーバを提供することが可能になる。
(第1の実施の形態)
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態のスタンプ帳作成システム1のシステム構成を示す図である。
図1に示すように、スタンプ帳発行システム1は、ICカード10aやICカード機能付きの携帯端末10b、スタンプ帳発行機20、スタンプ押印端末30、スタンプ帳発行機20及びスタンプ押印端末30と通信網60を介して接続されたサーバ40、通信網60を介してサーバ40と通信接続可能な情報端末80等から構成される。
スタンプ帳発行システム1は、ショッピングモール、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、テーマパーク等の商業施設や、鉄道、展示会場、美術館、博物館等の各種施設にて実施されるスタンプラリーにて利用される。
ICカード10aは、ICカード10aを保有する顧客(以下、ユーザという)の識別情報であるユーザID1171(図2(c)参照)を記憶している。ICカード10aは、スタンプラリーへの参加の際に新規に付与するものとしてもよいし、商業施設等の会員カード、ポイントカード、展示会場の電子チケット、または鉄道の乗車券等の機能を有するもの等、各施設において既に利用されているカードであってもよい。また、ユーザID1171も、スタンプラリーへの参加の際に新規に付与するものとしてもよいし、会員番号、端末識別番号等の既存の識別情報を利用するものでとしてもよい。
ICカード機能付きの携帯端末10bは、通常の通話やデータ通信機能の他に、上述のICカード10aの機能が内蔵された携帯電話、PDA(Personal Digital Assistants)等である。以下の説明において、ICカード10aとICカード機能付きの携帯端末10bとを特に区別しない場合には、ICカード10という。
スタンプ帳発行機20はスタンプ帳作成指示部(制御部)201、表示部207、通信制御部204、ICカード・リーダ/ライタ205、印刷部209を有する。また、スタンプ押印端末30はスタンプ押印部(制御部)301、表示部307、通信制御部304、記憶部302、ICカード・リーダ/ライタ305を有する。スタンプ押印端末30の記憶部302にはスタンプ押印端末30の識別情報であるスタンプ台ID3021が記憶されている。
スタンプ帳発行機20及びスタンプ押印端末30は、商業施設や街頭等に設置されている情報配信端末、または鉄道のICカードチャージ端末等を利用してもよい。
サーバ40は、スタンプ帳発行システム1の運営会社やスタンプラリーを実施する商業施設内の管理センター等に設置されており、各スタンプ帳発行機20やスタンプ押印端末30との間で通信を行い、ユーザの行動履歴情報4021やスタンプ押印端末30の設置場所(場所情報4022)等の管理、全ユーザのスタンプ帳情報4023の管理等を行うものである。
サーバ40は、制御部401、記憶部402、及び通信制御部404を有する。通信制御部404は、通信網60を介してスタンプ帳発行機20やスタンプ押印端末30等と通信接続を行うための通信インタフェースである。記憶部402は、全ユーザの行動履歴情報4021と、場所情報4022と、全スタンプ帳情報4023とを記憶している。また、図示しないがスタンプ帳の画像データや文字データ、メッセージデータ等も記憶部402に格納される。行動履歴情報4021、場所情報4022、スタンプ帳情報4023については後述する(図6参照)。制御部401は、スタンプ帳作成部401a、スタンプ押印部401b、及びスタンプ帳参照部401cを有し、後述するスタンプ帳作成処理(図8参照)、スタンプ押印処理(図11のステップS307)、ラリー状況表示処理(図12参照)等を実行する。
第1の実施の形態のスタンプ帳発行システム1において、ユーザはスタンプ帳発行機20のICカード・リーダ/ライタ205にICカード10をかざすことにより、ユーザID1171を読み取らせ、スタンプラリーに使用するスタンプ帳を作成させる。
スタンプ帳発行機20は、ICカード10のユーザID1171を読み取ると、スタンプ帳作成指示部201により、サーバ40に対して読み取ったユーザID1171とスタンプ帳作成指示要求とを送信する。
サーバ40のスタンプ帳作成部401aは、スタンプ帳発行機20からユーザID1171とスタンプ帳作成指示要求とを受信すると、ユーザID1171に対応する行動履歴情報4021、及び場所情報4022を参照し、これらの行動履歴情報4021及び場所情報4022に基づいて、ユーザ個別のスタンプ帳情報1172を作成する。スタンプ帳情報1172の作成についての処理は後述する(図8参照)。サーバ40はスタンプ帳情報1172を作成すると、スタンプ帳作成要求の発信元のスタンプ帳発行機20に対して、作成したスタンプ帳情報1172を送信する。
スタンプ帳発行機20は、サーバ40にて作成されたスタンプ帳情報1172を受信し、ICカード・リーダ/ライタ205にてICカード10に書き込む。また、表示部207にて、スタンプ帳情報1172に対応する画像や文字で構成されるスタンプ帳表示情報を生成し、表示画面に表示させる。また、印刷部209にてスタンプ帳表示情報を印刷情報に変換し、紙面等に印刷するようにしてもよい。
この段階でユーザ個別のスタンプ帳情報1172が、ユーザのICカード10に記憶されている。ユーザはスタンプラリーを行う際、スタンプ押印端末30のICカード・リーダ/ライタ305にICカード10をかざす。スタンプ押印端末30は、ICカード10からユーザID1171、及びスタンプ帳情報1172を読み取ると、当該スタンプ押印端末30に対応するスタンプ台ID1172bのスタンプ押印情報1172cを「済」に書き換え、スタンプ日時情報1172dに現在日時を格納する(図2(d)参照)。
なお、全ユーザのスタンプ帳情報4023をサーバ40に保持しておき、スタンプ押印端末30に対してユーザによりスタンプ押印操作が行われた際に、サーバ40とスタンプ押印端末30とが通信して上述のスタンプ押印に関する処理を行うようにしてもよい。
図2は、ICカード10を説明する図である。ICカード機能付きの携帯端末10bの場合、携帯端末10b内にICカード10aが内蔵されている。
図2(a)は、ICカード10aの内部構成例を示す図である。
ICカード10a内には、スタンプ帳発行機20またはスタンプ押印端末30のリーダ/ライタ205と通信を行うための電磁誘導用のアンテナ13と、制御用ICチップ11が内蔵されている。
図2(b)は、ICカード10内の制御用ICチップ11の構成図である。
同図に示すように、制御用ICチップ11は、例えば、CPU(Central Processing Unit)111、ROM(Read Only Memory)112、RAM(Random Access Memory)113、送受信インタフェース115、情報記憶部117等がバス119で接続される。
CPU111は、ROM112に格納されているプログラムをRAM113上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス119を介して接続された各部分を駆動制御する。情報記憶部117は、例えばRAM等で構成され、ユーザID1171やスタンプ帳情報1172を格納する。送受信インタフェース115は、CPU111によるプログラムの実行に基づき制御されるものであり、情報記憶部117に格納されている情報をICカード10のアンテナ13を介して送信し、またアンテナ13を介して外部から受信した情報を受け取る。
図2(c)は、情報記憶部117に記憶されるデータの一例を示す図である。
情報記憶部117には、例えば、ユーザID1171(例えば「987」)と、スタンプ帳情報1172とが格納される。
図2(d)は、スタンプ帳情報1172のデータ構成例を示す図である。
スタンプ帳情報1172は、1冊(1枚)のスタンプ帳に掲載されるスタンプ枠の番号を意味するスタンプ番号1172a「No.」と、スタンプ押印端末30の識別情報であるスタンプ台ID1172bと、スタンプを押印したか否かを示すスタンプ押印情報1172cと、スタンプを押印した日時を示すスタンプ日時情報1172dと、選択理由1172eと、メッセージURL1172fと、が含まれる。
図2(d)に示す例では、「No.1」、「No.2」、「No.3」、「No.4」、「No.5」の5つのスタンプ番号1172aを有する。スタンプ番号「No.1」はスタンプ台ID「4」のスタンプ押印端末30に対応し、スタンプ番号「No.2」はスタンプ台ID「8」のスタンプ押印端末30に対応し、スタンプ番号「No.3」はスタンプ台ID「3」のスタンプ押印端末30に対応する。また、スタンプ番号「No.4」はスタンプ台ID「5」のスタンプ押印端末30に対応し、スタンプ番号「No.5」はスタンプ台ID「6」のスタンプ押印端末30に対応する。
そして、スタンプ番号「No.1」、「No.4」はスタンプ押印情報1172cが「済」であるので、スタンプが押印されており、スタンプ番号「No.2」、「No.3」、「No.5」はスタンプ押印情報1172cが「未」であるので、スタンプが押印されていないことを示している。スタンプ番号「No.1」のスタンプ日時情報1172dは「2008/3/19 14:23:48」であり、スタンプ番号「No.4」のスタンプ日時情報1172dは「2008/3/19 17:09:45」である。
選択理由1172eには、後述するスタンプ帳作成処理(図8参照)における条件判定のいずれに当てはまるかを示す番号等が格納される。本実施の形態では「1」、「2」、「3」の選択理由1172eは、それぞれ図8の優先順位「1」、「2」、「3」に対応している。またメッセージURL1172fは、選択理由1172eに対応するメッセージデータを有するファイル名等である。
図3は、スタンプ帳発行機20のハードウエア構成例を示す図である。
図3に示すように、スタンプ帳発行機20は、例えば、制御部201、記憶部202、メディア入出力部203、通信制御部204、入出力インタフェース206、表示部207、入力部208、印刷部209等がバス210を介して接続されて構成される。入出力インタフェース206には、ICカード・リーダ/ライタ205が接続されている。
制御部201は、CPU、ROM、RAM等で構成される。
CPUは、記憶部202、ROM、記録媒体等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス210を介して接続された各装置を駆動制御する。スタンプ帳発行機20のCPUは後述するスタンプ帳発行処理(図7参照)を実行する。
ROMは、コンピュータのブートプログラムやBIOS等のプログラム、データ等を恒久的に保持し、RAMは、ロードしたプログラムやデータを一時的に保持するとともに、制御部201が各種処理を行うために使用するワークエリアを備える。
記憶部202は、HDD(ハードディスクドライブ)であり、制御部201が実行するプログラムや、プログラム実行に必要なデータ、OS(オペレーティング・システム)等が格納されている。これらのプログラムコードは、制御部201により必要に応じて読み出されてRAMに移され、CPUに読み出されて実行される。
メディア入出力部203(ドライブ装置)は、例えば、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ、PDドライブ、CDドライブ、DVDドライブ、MOドライブ等のメディア入出力装置であり、データの入出力を行う。
通信制御部204は、通信制御装置、通信ポート等を有し、通信網60との通信を媒介する通信インタフェースであり、通信制御を行う。
入出力インタフェース206は、ICカード・リーダ/ライタ205に接続され、ICカード・リーダ/ライタ205によるデータの読み出し/書込みを制御する。
表示部207は、例えば液晶パネル、CRTモニタ等のディスプレイ装置と、ディスプレイ装置と連携して表示処理を実行するための論理回路(ビデオアダプタ等)で構成され、制御部201の制御により入力された表示情報をディスプレイ装置上に表示させる。
入力部208は、例えば、キーボード、マウス等のポインティング・デバイス、テンキー、または表示部207の表示画面へのタッチ操作を感知するタッチパネル等の入力装置であり、入力装置に入力されたデータを制御部201へ出力する。
印刷部209は、プリンタであり、スタンプ帳等の印刷処理を行う。
図4は、スタンプ押印端末30のハードウエア構成例を示す図である。
図4に示すように、スタンプ押印端末30は、例えば、制御部301、記憶部302、メディア入出力部303、通信制御部304、入出力インタフェース306、表示部307、入力部308、印刷部309等がバス310を介して接続されて構成される。入出力インタフェース306には、ICカード・リーダ/ライタ305が接続されている。
制御部301は、CPU、ROM、RAM等で構成される。
CPUは、記憶部302、ROM、記録媒体等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス310を介して接続された各装置を駆動制御する。スタンプ押印端末30のCPUはスタンプ押印処理を実行する。
ROMは、コンピュータのブートプログラムやBIOS等のプログラム、データ等を恒久的に保持し、RAMは、ロードしたプログラムやデータを一時的に保持するとともに、制御部301が各種処理を行うために使用するワークエリアを備える。
記憶部302は、HDD(ハードディスクドライブ)であり、制御部301が実行するプログラムや、プログラム実行に必要なデータ、OS(オペレーティング・システム)等が格納されている。これらのプログラムコードは、制御部301により必要に応じて読み出されてRAMに移され、CPUに読み出されて実行される。
メディア入出力部303(ドライブ装置)は、例えば、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ、PDドライブ、CDドライブ、DVDドライブ、MOドライブ等のメディア入出力装置であり、データの入出力を行う。
通信制御部304は、通信制御装置、通信ポート等を有し、通信網60との通信を媒介する通信インタフェースであり、通信制御を実行する。
入出力インタフェース306は、ICカード・リーダ/ライタ305に接続され、ICカード・リーダ/ライタ305によるデータの読み出し/書込みを制御する。
表示部307は、例えば液晶パネル、CRTモニタ等のディスプレイ装置と、ディスプレイ装置と連携して表示処理を実行するための論理回路(ビデオアダプタ等)で構成され、制御部301の制御により入力された表示情報をディスプレイ装置上に表示させる。
入力部308は、例えば、キーボード、マウス等のポインティング・デバイス、テンキー、または表示部307の表示画面へのタッチ操作を感知するタッチパネル等の入力装置であり、入力装置に入力されたデータを制御部301へ出力する。
印刷部309は、プリンタであり、スタンプ帳等の印刷処理を行う。
図5は、サーバ40のハードウエア構成図である。
サーバ40は、例えば、制御部401、記憶部402、メディア入出力部403、通信制御部404、入力部405、印刷部406、表示部407等がバス408を介して接続されて構成される。
制御部401のCPUは、記憶部402、ROM、記録媒体等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス408を介して接続された各装置を駆動制御する。
ROMは、コンピュータのブートプログラムやBIOS等のプログラム、データ等を恒久的に保持し、RAMは、ロードしたプログラムやデータを一時的に保持するとともに、制御部401が各種処理を行うために使用するワークエリアを備える。
記憶部402は、HDD(ハードディスクドライブ)であり、制御部401が実行するプログラムや、プログラム実行に必要なデータ、OS(オペレーティング・システム)等が格納されている。これらのプログラムコードは、制御部401により必要に応じて読み出されてRAMに移され、CPUに読み出されて各種の手段として実行される。
メディア入出力部403(ドライブ装置)は、例えば、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ、PDドライブ、CDドライブ、DVDドライブ、MOドライブ等のメディア入出力装置であり、データの入出力を行う。
通信制御部404は、通信制御装置、通信ポート等を有し、通信網60との通信を媒介する通信インタフェースであり、通信制御を実行する。
入力部405は、例えば、キーボード、マウス等のポインティング・デバイス、テンキー、等の入力装置であり、入力装置に入力されたデータを制御部401へ出力する。
印刷部406は、プリンタであり、例えば、スタンプ帳等の印刷処理を行う。
表示部407は、液晶パネル、CRTモニタ等のディスプレイ装置と、ディスプレイ装置と連携して表示処理を実行するための論理回路(ビデオアダプタ等)で構成され、制御部401の制御により入力された表示情報をディスプレイ装置上に表示させる。
図6(a)はサーバ40の記憶部402に記憶される行動履歴情報4021のデータ構成例である。
行動履歴情報4021は、レコード番号4021a毎に、各ユーザの識別情報を示すユーザID4021bと、ユーザの行動した場所を示す場所ID4021cと、行動した日時情報4021dと、を有する。行動履歴情報4021に含まれるユーザID4021b、場所ID4021c、日時情報4021d等は、サーバ40と通信網60を介して接続されたスタンプ押印端末30や図示しない店舗レジ端末等から送信される情報から生成される。例えば、ユーザがスタンプ押印端末30にICカード10をかざした時や、店舗レジ端末にて清算処理やポイント付与処理を行うためにICカード10を使用した時等に、ICカード10のユーザIDや使用した日時情報等が、各端末の場所IDとともにサーバ40に送信される。サーバ40は、全ユーザの行動履歴情報4021を蓄積して管理する。
図6(b)はサーバ40の有する場所情報4022のデータ構成例である。
場所情報4022は、場所に関する情報が予め設定されたものであり、具体的には例えば、スタンプ押印端末30の設置場所を示す場所ID4022aとその設置場所の属するジャンル情報4022bと、スタンプ押印端末30の識別情報を示すスタンプ台ID4022dとがそれぞれ対応付けられて管理されている。場所情報4022は、運営会社等により予め設定されるものである。また、場所情報4022の場所ID4022aと、行動履歴情報4021の場所ID4021cとは対応するものである。また、場所情報4022のスタンプ台ID4022cと、スタンプ押印端末30の記憶部302に記憶されているスタンプ台ID3021(図1参照)とは対応するものである。また、スタンプ台ID4022cに値が設定されていない場合は、その場所にはスタンプ押印端末30が設置されていないことを意味する。
図6(c)はサーバ40の有する全ユーザのスタンプ帳情報4023のデータ構成例である。
スタンプ帳情報4023は、全ユーザの図2(d)に示されるスタンプ帳情報1172を一括管理するものである。スタンプ帳情報4023は、レコード番号4023aと、ユーザID4023bと、スタンプ押印端末30の識別情報であるスタンプ台ID4023cと、スタンプを押印したか否かを示すスタンプ押印情報4023dと、スタンプを押印した日時を示すスタンプ日時情報4023eと、選択理由4023fと、メッセージURL4023gが含まれる。
図6(c)に示す例では、スタンプ帳情報4023は、ユーザID「987」、「643」についてのスタンプ台ID4023c、スタンプ押印情報4023d、スタンプ日時情報4023e、選択理由4023f、及びメッセージURL4023gを有する。選択理由4023fは、そのスタンプ台がスタンプ帳に掲載された理由であり、後述するスタンプ帳作成処理(図8参照)において設定されている条件(優先順位)のうち、いずれに当てはまるかといった情報が格納される。具体的には、例えば「1」、「2」、または「3」のように図8のスタンプ帳作成処理のステップS208(優先順位「1」に対応)、ステップS216(優先順位「2」に対応)、ステップS221(優先順位「3」に対応)の条件判定のうちいずれの条件に当てはまるのかが格納される。
さらに、メッセージURL4023gとして、選択理由4023fに対応したメッセージのURL(ファイル名等)が格納されている。メッセージURL4023gは、スタンプ帳発行機20やスタンプ押印端末30または情報端末80からスタンプ帳の閲覧要求があった場合に、サーバ40の制御部401のスタンプ帳参照部401cにより参照され、スタンプ帳とともに表示されるものである(図10参照)。
図1に示す情報端末80は、携帯電話、PDA等の携帯端末や、パーソナルコンピュータ等であり、通信網60を介してサーバ40に通信接続される。ユーザがスタンプラリーの状況を確認したい場合は、情報端末80からサーバ40にアクセスし、ラリー状況参照ページの送信を要求することにより、スタンプ帳情報やスタンプ押印情報を参照できる。
次に、本第1の実施の形態のスタンプ帳発行システム1において実行されるスタンプ帳発行処理、及びスタンプ帳作成処理の動作について、図7および図8に沿って説明する。
図7は、スタンプ帳発行機20の制御部201(スタンプ帳作成指示部)にて実行されるスタンプ帳発行処理の流れを示すフローチャートである。
図8は、サーバ40の制御部401(スタンプ帳作成部)にて実行されるスタンプ帳作成処理の流れを示すフローチャートである。
スタンプ帳発行機20の記憶部202、またはサーバ40の記憶部402には、スタンプ帳発行処理及びスタンプ帳作成処理の実行に必要なプログラム及びデータが格納されており、スタンプ帳発行機20の制御部201、サーバ40の制御部401はそれぞれ記憶部202、402から上述のプログラム及びデータを読み出し、図7、図8のフローチャートに従って各処理を実行する。
ユーザがICカード10をスタンプ帳発行機20のICカード・リーダ/ライタ205にかざすことにより、図7に示すスタンプ帳発行処理が開始される。
ICカード・リーダ/ライタ205はICカード10からユーザID1171を読み込み、制御部201のCPUへ出力する。CPUは入力されるユーザID1171の値を[uid]に設定する(ステップS101)。次に制御部201のCPUは、ICカード・リーダ/ライタ205にICカード10からスタンプ帳情報1172を読み込ませ(ステップS102)、ICカード10にスタンプ帳情報1172が記憶されているか否かを確認する(ステップS103)。ここで、ICカード10にすでにスタンプ帳情報1172が記憶されている場合は(ステップS103;はい)、ステップS108へ移行し、スタンプ帳情報1172からスタンプ帳表示情報9を生成して表示部207に表示し(ステップS108;図10参照)、また必要に応じて印刷部209にてスタンプ帳表示情報9を印刷情報に変換し、印刷する(ステップS109)。
ステップS103において、ICカード10にスタンプ帳情報1172が記憶されていない場合は(ステップS103;いいえ)、スタンプ帳発行機20のCPUはサーバ40のスタンプ帳作成部401に対して、ユーザID1171[uid]とスタンプ帳作成要求とを送信する(ステップS104)。このとき、スタンプ帳発行機20が施設内に複数設置されている場合には、端末を区別するためにスタンプ帳発行機20の端末IDをスタンプ帳作成要求に付加する。
サーバ40は、スタンプ帳作成要求を受信すると、制御部401のスタンプ帳作成部401a(図1参照)によってスタンプ帳作成処理を開始する(ステップS105;図8のスタンプ帳作成処理へ)。
図8のスタンプ帳作成処理では、サーバ40はスタンプ帳作成対象となるユーザの行動履歴情報4021に基づいて、スタンプ帳情報1172を作成する。一例として、以下の優先順位を条件として、スタンプ帳情報1172を作成する。
優先順位は、
1.行動したことのない場所、かつ、行動したことのある場所と同じジャンル
2.行動したことのない場所、かつ、行動したことのある場所と違うジャンル
3.行動したことのある場所
とする。
以上の条件は、ユーザの嗜好に適合したジャンルの場所に誘導するための条件であり、この条件を満たす場所をスタンプ帳に掲載するようにすれば、ユーザの嗜好がスタンプ帳に反映されることとなる。
サーバ40はスタンプ帳発行機20からのスタンプ帳作成要求及びユーザID1171を受信すると、制御部401のCPUは、受信したユーザID1171を[uid]に設定する(ステップS201)。
また、CPUはカウンタ[m]に初期値「0」を設定するとともに、スタンプ帳情報1172のリストs[]を空にする(ステップS202)。
また、CPUは、記憶部402に記憶されている行動履歴情報4021から、ユーザID1171が[uid]と一致する場所ID4021cを抽出して、リストp[]に入力する。また、CPUは、記憶部402に記憶されている場所情報4022から、リストp[]に入力された場所ID4021cに対応するジャンル情報4022bを抽出し、リストg[]に入力する(ステップS203)。
CPUはカウンタ[i]に「0」を設定する(ステップS204)。
次にCPUは、カウンタ[i]に「1」を加算し(i←i+1;ステップS205)、カウンタ[i]の値が場所情報4022に存在する場所の数P以下であるか否かを判定する(ステップS206)。
カウンタ[i]の値が場所情報4022に存在する場所の数P以下である場合は(ステップS206;Yes)、CPUは[pid]に場所情報4022のi番目の場所ID4022aを入力し、[gr]に場所情報4022のi番目のジャンル情報4022bを入力し、[sid]に場所情報4022のi番目のスタンプ台ID4022cを入力する(ステップS207)。
次に、CPUは優先順位「1」の条件を判定する。すなわち、i番目の場所ID[pid]が対象ユーザの行動履歴を抽出したリストp[]に存在しない(行動したことのない場所である)、かつ、i番目のジャンル[gr]が上述のリストg[]に存在する(行動したことのある場所と同じジャンルである)、かつ、i番目のスタンプ台ID[sid]が空でない(スタンプ押印端末30が設置されている場所である)という条件を判定する(ステップS208)。
ステップS208の条件を満たした場合は(ステップS208;Yes)、スタンプ帳に掲載する場所IDのリストs[m]に、i番目の場所ID[pid]を入力し、選択理由として優先順位「1」を付加し、対応するメッセージURLを付加する。カウンタ[m]に1を加算(m←m+1)する(ステップS209)。
その後CPUは、カウンタ[m]の値がスタンプ帳情報1172に掲載するスタンプ台(スタンプ押印端末30)の最大数Mに達したか否かを判定(ステップS210)する。
ステップS210においてカウンタ[m]が最大数M未満の場合(ステップS210;Yes)や、ステップS208の条件を満たさない場合は(ステップS208;No)、ステップS205に移行し、次の場所ID4022aについて(i←i+1)、上述の優先順位「1」に相当する「行動したことのない場所であり([pid]がp[]に存在しない)、かつ、行動したことのある場所と同じジャンルであり([gr]がg[]に存在する)、かつ、スタンプ押印端末30が設置されている場所である([sid]が空でない)」という条件を判定する処理を繰り返す(ステップS205〜ステップS209)。
ステップS210において、カウンタ[m]の値が最大数Mに達した場合、すなわちスタンプ帳に掲載するスタンプ台(スタンプ押印端末30)が全て決定した場合は(ステップS210;No)、ステップS211へ移行する。サーバ40のCPUは、決定されたスタンプ帳情報s[]をスタンプ帳発行機20のスタンプ帳作成指示部201へ送信する(ステップS211)。
場所情報4022に存在する全ての場所について、上述の優先順位「1」の条件判定を繰り返したが、スタンプ帳情報1172が全て決定できず、カウンタ[i]の値が最大数Pより大きくなった場合は(ステップS206;No)、ステップS212へ移行する。
ステップS212〜ステップS218では、CPUは上述の優先順位「2」の条件を判定する。
まず、制御部401のCPUはカウンタ[i]に「0」を設定する(ステップS212)。
また、CPUはカウンタ[i]に「1」を加算し(i←i+1;ステップS213)、カウンタ[i]の値が場所情報4022に存在する場所の数P以下であるか否かを判定する(ステップS214)。
カウンタ[i]の値が場所情報4022に存在する場所の数P以下である場合は(ステップS214;Yes)、CPUは[pid]に場所情報4022のi番目の場所ID4022aを入力し、[gr]に場所情報4022のi番目のジャンル情報4022bを入力し、[sid]に場所情報4022のi番目のスタンプ台ID4022cを入力する(ステップS215)。
次に、CPUは優先順位「2」の条件を判定する。すなわち、i番目の場所ID[pid]が対象ユーザの行動履歴を抽出したリストp[]に存在しない(行動したことのない場所である)、かつ、i番目のジャンル[gr]が上述のリストg[]に存在しない(行動したことのある場所と違うジャンルである)、かつ、i番目のスタンプ台ID[sid]が空でない(スタンプ押印端末30が設置されている場所である)という条件を判定する(ステップS216)。
ステップS216の条件を満たした場合は(ステップS216;Yes)、スタンプ帳に掲載する場所IDのリストs[m]に、i番目の場所ID[pid]を入力し、選択理由として優先順位「2」を付加し、対応するメッセージURLを付加する。カウンタ[m]に1を加算(m←m+1)する(ステップS217)。
その後CPUは、カウンタ[m]の値がスタンプ帳情報1172に掲載するスタンプ台(スタンプ押印端末30)の最大数Mに達したか否かを判定(ステップS218)する。
ステップS218においてカウンタ[m]が最大数M未満の場合(ステップS218;Yes)や、ステップS216の条件を満たさない場合は(ステップS216;No)、ステップS213に戻り、次の場所ID4022aについて(i←i+1)、優先順位「2」に相当する「行動したことのない場所であり([pid]がp[]に存在しない)、かつ、行動したことの場所と違うジャンルであり([gr]がg[]に存在しない)、かつ、スタンプ押印端末30が設置されている場所である([sid]が空でない)」という条件を判定する処理を繰り返す(ステップS213〜ステップS218)。
ステップS218において、カウンタ[m]の値が最大数Mに達した場合、すなわちスタンプ帳に掲載するスタンプ台(スタンプ押印端末30)が全て決定した場合は(ステップS218;No)、ステップS211へ移行する。サーバ40のCPUは、決定されたスタンプ帳情報s[]をスタンプ帳発行機20のスタンプ帳作成指示部201へ送信する(ステップS211)。
場所情報4022に存在する全ての場所情報4022について、上述の優先順位「2」の条件判定を繰り返したが、スタンプ帳情報1172が全て決定できず、カウンタ[i]が最大数Pより大きくなった場合は(ステップS214;No)、ステップS219へ移行する。
ステップS219〜ステップS224では、CPUは上述の優先順位「3」の条件を判定する。
まず、制御部401のCPUはカウンタ[i]に「0」を設定する(ステップS219)。
次に、CPUはカウンタ[i]に「1」を加算し(i←i+1;ステップS220)、カウンタ[i]の値が、ユーザの行動した場所(p[]の要素)の数以下であるか判定する。カウンタ[i]の値が、ユーザの行動した場所(p[]の要素)の数以下である場合は(ステップS221;Yes)、p[i]のスタンプ台ID[sid]が空でないか判定する(ステップS222)。p[i]のスタンプ台ID[sid]が空でない場合は(ステップS222;Yes)、スタンプ帳に掲載する場所IDのリストs[m]にp[i]の値を入力し、選択理由として優先順位「3」を付加し、対応するメッセージURLを付加する。そしてカウンタ[m]に「1」を加算する(m←m+1)(ステップS223)。その後CPUは、カウンタ[m]の値がスタンプ帳に掲載するスタンプ台(スタンプ押印端末30)の最大数Mに達したか否かを判定する(ステップS224)。
ステップS224においてカウンタ[m]が最大数M未満の場合(ステップS224;Yes)や、ステップS222においてp[i]のスタンプ台ID[sid]が空の場合(ステップS222;No)は、ステップS220へ戻る。
ステップS224において、カウンタ[m]の値が最大数Mに達した場合、すなわちスタンプ帳に掲載するスタンプ台(スタンプ押印端末30)が全て決定した場合は(ステップS224;No)、ステップS211へ移行する。サーバ40のCPUは、決定されたスタンプ帳情報のリストs[]を、記憶部402の全スタンプ帳情報4023に加えて記憶させる。またサーバ40のCPUは、決定されたスタンプ帳情報のリストs[]をスタンプ帳発行機20へ送信し、スタンプ帳作成指示部201に返す(ステップS211)。
サーバ40のスタンプ帳作成処理が終了すると、図7のステップS106へ戻る。
スタンプ帳発行機20はサーバ40から作成されたスタンプ帳情報のリストs[]を取得(受信)する(ステップS106)。スタンプ帳発行機20の制御部201は、ICカード・リーダ/ライタ205を制御して、取得したスタンプ帳情報1172をICカード10に書き込む(ステップS107)。また、制御部201は取得したスタンプ帳情報1172に対応付けられている画像データや文字データを図示しないデータベース(スタンプ帳発行機20の記憶部202またはサーバ40の記憶部402等)から取得して、スタンプ帳表示情報9を生成し、表示部207に表示させる(ステップS108)。また、必要に応じてスタンプ帳表示情報9から印刷情報を生成して印刷部209に印刷させ(ステップS109)、スタンプ帳発行処理を終了する。
図9は、スタンプ帳作成処理にて作成されたスタンプ帳情報1172の具体例である。
図9のスタンプ帳情報1172は、サーバ40が図6(a)の行動履歴情報4021、図6(b)の場所情報4022を有し、作成対象となるユーザのユーザID1171が「987」である場合の例である。また、スタンプ帳に掲載するスタンプ押印端末30の数の最大数Mを「6」とするものとし、場所IDの個数Pは「8」とする。
具体的には、図8のステップS201において、[uid]に「987」が入力される。また、ステップS202において、カウンタ[m]が「0」、s[]が空に設定される。ステップS203において、ユーザID1171「987」の行動履歴リストp[]には、{1,2}が入力されることとなる。また行動したことのある場所のジャンルのリストg[]には、{婦人服(ヤングカジュアル),スポーツ用品}が入力されることとなる。
ステップS204〜S210で、優先順位「1」の条件が判定される。すなわち、「行動したことのない場所であり、かつ行動したことのある場所と同じジャンルであり、かつスタンプ押印端末30がある」という条件を判定することにより、リストs[]に{4,8}が入力され、要素{4,8}に対応する選択理由として「1」が入力され、選択理由に対応するメッセージURLが付加され、カウンタ[m]は「2」となる。
次に、ステップS212〜S218で、優先順位「2」の条件が判定される。すなわち、「行動したことのない場所であり、かつ行動したことのある場所と違うジャンルであり、かつスタンプ押印端末30がある」という条件を判定することにより、リストs[]に{4,8,3,5,6}が入力され、要素{3,5,6}に対応する選択理由として「2」が加えられ、選択理由に対応するメッセージURLが付加され、カウンタ[m]は「5」となる。
次に、ステップS219〜ステップS224で、優先順位「3」の条件が判定される。すなわち、「行動したことのある場所」をリストs[]に入力する。リストs[]に{4,8,3,5,6,1}が入力され、要素{1}に対応する選択理由として「3」が加えられ、選択理由に対応するメッセージURLが付加され、カウンタ[m]は「6」となり、最大数Mに達するので、スタンプ帳情報1172の作成処理を終了する。
なお、スタンプ帳作成処理終了の段階では、スタンプ帳情報1172のスタンプ押印情報は全て「未」に設定されるものとする。
図10は、スタンプ帳作成処理にて作成されたスタンプ帳情報1172に基づいて生成されるスタンプ帳表示情報9の一例である。
図10(a)に示すように、スタンプ帳表示情報9は、スタンプ帳情報1172に含まれる各スタンプ台ID1172bに対応する画像91a、91b、91c、91d、91e、91fが表示されるとともに、このスタンプ帳がユーザ毎にユーザの行動履歴に基づいて作成されていることが分かるようなメッセージ(例えば「ユーザ987さんのスタンプカード」等の文字92a)が表示される。
更に、掲載されているスタンプ台の選択理由についてのメッセージデータをメッセージURLに基づいて読み出し、表示するようにしてもよい。図10に示す例では、選択理由「1」に対応する画像91a、91b、91cの上段に「ユーザ987さんにおすすめのショップ」のようなメッセージ92bが表示され、選択理由「2」に対応する画像91d、91eの上段に「他にもこんなジャンルのショップがあります」のようなメッセージ92cが表示され、選択理由「3」に対応する画像91fの上段に「もう1度来てね」のようなメッセージ92dが表示される。
また、スタンプ押印端末30にてユーザがスタンプの押印操作を行った場合、すなわちICカード10をスタンプ押印端末30のICカード・リーダ/ライタ305にかざして、スタンプ帳情報1172をスタンプ押印端末30に読み込ませた場合は、スタンプ押印端末30の制御部301は、そのスタンプ押印端末30のスタンプ台ID1172bに対応するスタンプ押印情報1172cを「未」から「済」へ更新記憶する。そして、図10(b)に示すように、そのスタンプ台ID1172bに対応する画像91bに「済」等のスタンプ押印情報1172cを示すマーク93を表示する。
次に図11を参照して、スタンプ押印端末30またはサーバ40におけるスタンプ押印処理の流れについて説明する。
図11は、スタンプ押印端末30の制御部301のスタンプ押印部によって実行されるスタンプ押印処理の流れを示すフローチャートである。
スタンプ押印端末30の記憶部302には、スタンプ押印処理の実行に必要なプログラム及びデータが格納されており、スタンプ押印端末30の制御部301は記憶部302から上述のプログラム及びデータを読み出し、図11のフローチャートに従って各処理を実行する。
ユーザがICカード10をスタンプ押印端末30のICカード・リーダ/ライタ305にかざすことにより、図11に示すスタンプ押印処理が開始される。
スタンプ押印端末30の制御部301のCPUは、記憶部302からこのスタンプ押印端末30の識別情報であるスタンプ台ID3021を読み出し、[sid]に入力する(ステップS301)。また、ICカード・リーダ/ライタ305はICカード10からユーザID1171を読み込み、制御部301のCPUへ出力する。CPUは入力されるユーザID1171の値を[uid]に設定する(ステップS302)。
次に制御部301のCPUは、ICカード・リーダ/ライタ305にICカード10からスタンプ帳情報1172を読み込ませる(ステップS303)。ICカード10からスタンプ帳情報1172を読み込むと、制御部301は図示しない音声発生部から読み込み確認音を発声させたり、スタンプ帳情報1172を読み込んだ旨を表示部307に表示させたりする(ステップS304)。
次に、制御部301のCPUは読み込んだスタンプ帳情報1172に含まれるスタンプ台ID1172bに、ステップS301にて取得したスタンプ台ID[sid]が存在し、かつスタンプ押印情報1172cが「未」であるか否かを確認する(ステップS305)。
ステップS305において、読み込んだスタンプ帳情報1172に含まれるスタンプ台ID1172bに、ステップS301にて取得したスタンプ台ID[sid]が存在し、かつスタンプ押印情報1172cが「未」である場合は(ステップS305;はい)、スタンプ帳情報1172のスタンプ台ID1172bの値が[sid]と等しい行のスタンプ押印情報1172cを「済」に変更するとともに、スタンプ日時情報1172dに現在日時を書き込む(ステップS306)。
そして、スタンプ押印端末30の制御部301は、通信制御部304を制御してサーバ40側にスタンプ押印要求を送信する。スタンプ押印要求には、以下の要求が含まれる。要求とは、サーバ40の記憶部402に記憶されている全スタンプ帳情報4023のうち、ユーザID4023bの値がステップS302で取得した[uid]に等しく、スタンプ台ID4023cの値がステップS301で取得した[sid]に等しい行のスタンプ押印情報4023dを「済」に変更し、かつスタンプ日時情報4023eに現在日時を書き込む、というものである(ステップS307)。
サーバ40は、スタンプ押印端末30からユーザIDとともにスタンプ押印要求を受信すると、そのスタンプ押印要求に応じて制御部401のスタンプ押印部401b(図1参照)にてスタンプ押印に関する処理を実行する。すなわち、制御部401のCPUは記憶部402に記憶されている全スタンプ帳情報4023のうち、ユーザID4023bの値がステップS302で取得した[uid]に等しく、スタンプ台ID4023cの値がステップS301で取得した[sid]に等しい行のスタンプ押印情報4023dを「済」に変更し、かつスタンプ日時情報4023eに現在日時を書き込む。
スタンプ押印端末30の制御部301は、スタンプ帳情報1172の表示情報9を生成し、表示部307に表示させる(ステップS308、図10(b)参照)。
以上のようにして、本実施の形態のスタンプ帳発行システム1はスタンプ帳の作成及びスタンプ帳の押印に関する処理を行い、ユーザ毎に内容の異なるスタンプ帳を発行し、そのスタンプ帳でのスタンプラリーが可能となる。
次に、スタンプ帳発行システム1における、スタンプラリーの達成状況確認についての動作を説明する。
ユーザがスタンプラリーの達成状況など、スタンプ帳の内容を確認する場合には、ICカード10をスタンプ帳発行機20やスタンプ押印端末30のICカード・リーダ/ライタ205、305にかざすことによりスタンプ帳の内容が表示される。携帯端末10bのICカード参照アプリケーションによって、ICカードに記憶されているスタンプ帳情報1172を表示させることも可能である。
更に、本実施の形態では、パーソナルコンピュータや携帯電話、PDA等の情報端末80から通信網60を介してサーバ40にアクセスし、ユーザのスタンプ帳情報を、スタンプラリー開催場所とは離れたところでも閲覧可能とさせる。
図12は、サーバ40の制御部401(図1のスタンプ帳参照部401c)にて実行されるラリー状況表示処理の流れを示すフローチャートである。
サーバ40の記憶部402には、ラリー状況表示処理の実行に必要なプログラム及びデータが格納されており、サーバ40の制御部401は記憶部402から上述のプログラム及びデータを読み出し、図12のフローチャートに従って各処理を実行する。
ユーザが操作する情報端末80からサーバ40にアクセスすることにより図12に示すラリー状況表示処理が開始される。
サーバ40は情報端末80に対して、ラリー状況参照用のWEBページデータ(以下、ラリー状況参照ページという)を送信する。ラリー状況参照ページは、ユーザID1172aの入力枠等が表示されるものである。その他、スタンプラリーの名称や開催場所、参加店舗の一覧等、スタンプラリーに関する情報が表示される。
ラリー状況参照ページの送受信によって、サーバ40の制御部401は情報端末80からのユーザIDの入力を受け付ける(ステップS401)。情報端末80にてラリー状況参照ページにユーザIDが入力され、送信されると、サーバ40の制御部401のCPUは受信したユーザIDを[uid]に入力し(ステップS402)、記憶部402の全スタンプ帳情報4023から、ユーザID4023bの値が[uid]と等しい行を全て取得する(ステップS403)。
制御部402のCPUは取得した行のスタンプ帳情報4023に対応付けられている文字データや画像データを図示しないデータベースから取得して、WEBブラウザ等で閲覧可能なスタンプ帳表示情報9を生成し、生成したスタンプ帳表示情報をラリー状況参照ページに含め、要求元の情報端末80へ送信する(ステップS404)。以上のようにして、サーバ40におけるラリー状況表示処理が終了する。
情報端末80では、サーバ40から送信されたラリー状況参照ページを受信し、表示部に表示する。
なお、サーバ40によって上述のラリー状況参照ページのURL(Uniform Resource Locator)を、ユーザの情報端末80へ予め送信しておくようにすれば、より円滑にラリー状況参照ページへのアクセスが可能となる。具体的には、スタンプラリーへの参加登録時または会員カード等の登録時に予めユーザの情報端末80のメールアドレスを登録しておき、サーバ40は登録されたメールアドレスに対して、URLを記載したメールを作成し、送信するようにすればよい。
以上説明したように、第1の実施の形態のスタンプ帳発行システム1は、ICカード10aまたはICカード機能付携帯端末10bと、ICカード/リーダ・ライタ205、305を備えるスタンプ帳発行機20及びスタンプ押印端末30と、スタンプ帳発行機20及びスタンプ押印端末30と通信網60を介して接続されたサーバ40と、通信網60を介してサーバ40へアクセス可能な情報端末80と、から構成される。
ICカード10(ICカード10aまたはICカード機能付携帯端末10b)は、少なくともユーザID1171を記憶している。また、サーバ40は、各ユーザの行動履歴情報4021と、場所情報4022と、全スタンプ帳情報4023と、を記憶している。スタンプ押印端末30は、スタンプ台ID3021を記憶している。
そして、ユーザがスタンプ帳発行機20のICカード/リーダ・ライタ205にてICカード10のユーザID1171を読み取らせると、スタンプ帳発行機20はICカード10のユーザID1171とスタンプ帳作成要求とを、サーバ40へ送信する。
サーバ40は、ユーザID1171とスタンプ帳作成要求とを受信すると、そのユーザID1171に対応する行動履歴情報4021を取得し、この行動履歴情報4021と場所情報4022とに基づいて、ユーザ固有のスタンプ帳情報1172を作成する(スタンプ帳作成部401a)。サーバ40はスタンプ帳情報1172を作成すると、スタンプ帳作成要求の発信元のスタンプ帳発行機20に対して作成したスタンプ帳情報1172を送信する。
したがって、スタンプ帳発行システム1によって、ユーザ毎に異なるスタンプ帳を発行することが可能となる。またユーザの行動履歴や場所に関する情報(ジャンル等)を条件としてスタンプ帳に掲載するスタンプ押印端末30を決定しているので、ユーザの嗜好に適合したスタンプ帳を発行できる。特に、場所情報として場所の属するジャンル情報を設定しておき、スタンプ帳作成時の条件判定にジャンル情報を参照するため、ユーザの嗜好を、行動した場所のジャンル情報から特定できる。
また、スタンプ帳発行システム1のスタンプ押印端末30にて、ユーザがICカード10をかざすと、スタンプ帳押印端末30はICカード10に書き込まれているスタンプ帳情報1172のうち、該当するスタンプID1172bのスタンプ押印情報1172cを「済」とするとともに、スタンプ日時情報1172dに現在日時を書き込む。
また、スタンプ帳押印端末30はサーバ40に対してスタンプ押印要求を送信し、サーバ40の全スタンプ帳情報4023に対しても、同様に、該当するスタンプID1172bのスタンプ押印情報1172cを「済」とするとともに、スタンプ日時情報1172dに現在日時を書き込む。
したがって、スタンプ帳発行システム1にて作成したスタンプ帳を用いて、円滑にスタンプラリーを行うことが可能となる。
また、スタンプ帳発行システム1のサーバ40は、上述のスタンプ帳を用いたスタンプラリーの状況を閲覧可能に表示するためのラリー状況参照ページを生成し、通信網60を介してサーバ40にアクセス可能な情報端末80に対して送信する。
そのため、スタンプ帳の内容は、スタンプ帳発行機20、スタンプ押印端末30、或いはICカード機能付携帯端末10bのICカード参照アプリケーション等を利用して表示可能であるばかりでなく、サーバ40にて作成されたラリー状況参照ページをユーザの情報端末80からダウンロードすることにより、任意の場所で容易にラリー状況を確認できる。
なお、スタンプ帳作成の際に設定される条件は、上述の条件に限定されるものではない。例えば、行動履歴情報4021の日時情報を利用して、日時情報を条件に含むスタンプ帳作成処理を行うようにしてもよい。具体的には、行動したことのある場所であり、かつ最後に訪問してから所定期間が経過した場所をスタンプ帳に掲載するような条件設定とする。
また、別の条件設定例としては、ユーザ自身の行動履歴のみならず、他人の行動履歴を利用するようにしてもよい。例えば、複数のユーザの行動履歴から、ジャンル別訪問先ランキング情報を作成し、ユーザの行動したことのない場所で、かつユーザの好むジャンル(行ったことのある場所と同じジャンル)に含まれる場所を、ジャンル別訪問先ランキング情報から抽出して、スタンプ帳に掲載する。
また、ユーザ自身の情報をスタンプ帳作成の条件設定に含めるようにしてもよい。ユーザ自身の情報とは、例えば、性別や年齢等であり、スタンプ帳作成処理では、ユーザの行動履歴と性別や年齢等のユーザ自身の情報から、ユーザの嗜好に適合したスタンプ帳情報を作成する。更に、ユーザ自身の情報と、場所情報とを組み合わせた条件設定を行うようにしてもよい。
また、場所情報は、店舗と店舗のジャンルとを対応付けている例を示したが、これに限定されるものではなく、店舗と店舗のある地域とを対応付けたものであってもよい。更に、展示物(例えば、クロード・モネ)と展示物のカテゴリ(例えば、印象派)のように、スタンプ台設置場所となりうるあらゆるものを場所とみなして、その属性情報(ジャンルやカテゴリ等)と対応付けることとしてもよい。
また、上述の実施の形態では、サーバ40にて作成したスタンプ帳情報1172をスタンプ帳発行機20に送信し、スタンプ帳発行機20は受信したスタンプ帳情報1172をICカード10に書き込むようにしたが、ICカード10へのスタンプ帳情報1172の書き込みを行わずに、全ユーザのスタンプ帳情報1172をサーバ40にて管理するようにしてもよい。この場合は、ICカード10はユーザIDのみを持つこととなる。したがってスタンプ押印端末30にてスタンプ押印を行う場合は、スタンプ押印端末30はICカード・リーダ/ライタ205にて読み取ったユーザID1171をサーバ40へ送信し、サーバ40でそのユーザID1171に対応するスタンプ押印情報1172cを「済」とする。また、スタンプ帳表示情報9もサーバ40で生成され、スタンプ押印端末30に送信され、表示される。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態のスタンプ帳発行システム2について説明する。
図13は、第2の実施の形態のスタンプ帳発行システム2のシステム構成を示す図である。
図13に示すように、スタンプ帳発行システム2は、ICカード10aやICカード機能付きの携帯端末10b、スタンプ帳発行機20、スタンプ押印端末30、スタンプ帳発行機20及びスタンプ押印端末30と通信網60を介して接続されたサーバ40、通信網60へ通信接続可能な情報端末80等から構成される。
スタンプ等発行システム2では、スタンプ帳の作成処理を行うスタンプ帳作成部201をスタンプ帳発行機20側に設ける。
そしてスタンプ帳発行機20は、記憶部202に場所情報4022(図6(b)参照)を記憶している。
また、図14にICカード10(ICカード10aまたはICカード機能付携帯端末10b)の情報記憶部117に記憶されるデータの一例を示す。
図14(a)に示すように情報記憶部117には、ユーザID1171(図2(c))と、スタンプ帳情報1172(図2(d))の他、行動履歴情報1173が記憶される。
行動履歴情報1173は、図14(b)に示すように、レコード番号1173a毎に、場所ID1173c(例えば「1」、「2」等)と、日時情報1173d(例えば、「2008/3/1 14:23:48」、「2008/3/1 21:08:54」等)とが、格納される。
また、サーバ40は、スタンプ押印処理を行うスタンプ押印部401b、ラリー状況表示処理を行うスタンプ帳参照部401cを備える。スタンプ帳作成処理をスタンプ帳発行機20側で行うため、サーバ40の記憶部402には、少なくとも全ユーザのスタンプ帳情報4023が記憶されていればよい。
第2の実施の形態において、ICカード10のハードウエア構成(図2(a)、(b)参照)、スタンプ帳発行機20のハードウエア構成(図3参照)、スタンプ押印端末30のハードウエア構成(図4参照)、サーバ40のハードウエア構成(図5参照)は、第1の実施の形態と同様であるので、第1の実施の形態と同一の各部は同一の符号を付すこととする。
また、第2の実施の形態において、スタンプ押印に関する処理、ラリー状況参照に関する処理は第1の実施の形態と同様に、スタンプ押印端末30とサーバ40とのスタンプ押印部201、401b、或いはサーバ40のスタンプ帳参照部401cによって実行される。
図13に示すようにスタンプ帳発行機20は、スタンプ帳作成部(制御部)201を有し、ユーザのICカード10から読み取ったユーザID1171に対応するスタンプ帳情報1172を作成する。
以下、第2の実施の形態におけるスタンプ帳発行処理、スタンプ帳作成処理について説明する。
図15は、スタンプ帳発行機20のスタンプ帳作成部(制御部)201にて実行されるスタンプ帳発行処理の流れを示すフローチャートである。
図16は、スタンプ帳発行機20のスタンプ帳作成部(制御部)201にて実行されるスタンプ帳作成処理の流れを示すフローチャートである。
スタンプ帳発行機20の記憶部202には、図15のスタンプ帳発行処理及び図16のスタンプ帳作成処理の実行に必要なプログラム及びデータが格納されており、スタンプ帳発行機20の制御部201は記憶部202から上述のプログラム及びデータを読み出し、図15、図16のフローチャートに従って各処理を実行する。
ユーザがICカード10をスタンプ帳発行機20のICカード・リーダ/ライタ205にかざすことにより、スタンプ帳発行システム2は図15に示すスタンプ帳発行処理が開始される。
ICカード・リーダ/ライタ205は、ICカード10からユーザID1171を読み込み、制御部201のCPUへ出力する。CPUは入力されるユーザID1171の値を[uid]に設定する(ステップS501)。次に制御部201のCPUは、ICカード・リーダ/ライタ205にてICカード10に記憶されているスタンプ帳情報1172を読み込ませ(ステップS502)、ICカード10にスタンプ帳情報1172が記憶されているか否かを確認する(ステップS503)。
ここで、ICカード10にすでにスタンプ帳情報1172が記憶されている場合は(ステップS503;はい)、ステップS506へ移行し、スタンプ帳情報1172からスタンプ帳表示情報を生成して表示部207に表示する(ステップS506)。また必要に応じてスタンプ帳情報1172を印刷部209にて印刷する(ステップS507)。
ステップS503において、ICカード10にスタンプ帳情報1172が記憶されていない場合は(ステップS503;いいえ)、スタンプ帳発行機20のCPUは、スタンプ帳作成処理を開始する(ステップS504;図16)。
図16のスタンプ帳作成処理では、第1の実施の形態のスタンプ帳作成処理(図8)のステップS201(スタンプ帳作成指示部からユーザIDを受信)、ステップS211(スタンプ帳作成指示部へのスタンプ帳情報s[]の送信)の処理を除き同様の処理を行う。
すなわち、スタンプ帳発行機20のCPUは、スタンプ帳作成対象となるユーザの行動履歴情報1173をICカード10から取得し、記憶部202に記憶されている場所情報4022と、取得した行動履歴情報1173とに基づいて、第1の実施の形態と同一の優先順位で条件判定を行い、スタンプ帳に掲載する場所ID(スタンプ押印端末30の場所)を決定する。
図16のステップS601〜S609は、図8のステップS202〜S210と同一の処理であり、図16のステップS610〜S622は、図8のステップS212〜S224と同一の処理であるので説明を省略する。
図16のスタンプ帳作成処理を終了すると、スタンプ帳発行機20のCPUは図15のステップS505へ戻る。
スタンプ帳発行機20の制御部201のCPUは、作成したスタンプ帳情報(s[])をICカード・リーダ/ライタ205を制御してICカード10に書き込む(ステップS505)。また、CPUは取得したスタンプ帳情報1172に対応する画像データや文字データを図示しないデータベースから取得してスタンプ帳表示情報9を生成し、表示部207に表示させる(ステップS506)。また、必要に応じてスタンプ帳表示情報9から印刷情報を生成して印刷部209に印刷させて(ステップS507)、スタンプ帳発行処理を終了する。
以上説明したように、第2の実施の形態のスタンプ帳発行システム2は、ICカード10aまたはICカード機能付携帯端末10bと、ICカード/リーダ・ライタ205を備えるスタンプ帳発行機20と、から構成される。ICカード10(ICカード10aまたはICカード機能付携帯端末10b)は、ユーザID1171と行動履歴情報1173とを記憶している。また、スタンプ帳発行機20の記憶部201は、場所情報4022を記憶している。ユーザがスタンプ帳発行機20のICカード/リーダ・ライタ205にてICカード10のユーザID1171を読み取らせると、スタンプ帳発行機20はICカード10に記憶されているユーザID1171と行動履歴情報1173とを読み込み、読み込んだ行動履歴情報と、スタンプ発行機20に記憶されている場所情報4022とに基づいて、スタンプ帳情報1172を作成し、作成したスタンプ帳情報1172をICカード・リーダ/ライタ205にてICカード10に書き込む。
したがって、第2の実施の形態のスタンプ帳発行システム2では、より少ないシステム構成で、第1の実施の形態と同様にユーザ毎に異なるスタンプ帳を発行することが可能となり、サーバ40の負荷が軽減する。
なお、本発明は、前述した実施の形態に限定されるものではなく、種々の改変が可能であり、それらも、本発明の技術範囲に含まれる。
例えば、上述のスタンプ帳発行システム1、2は、ショッピングモールの他、電鉄、展示会、美術館、博物館でのスタンプラリー等にて利用可能である。
電鉄のスタンプラリーでは、乗車券・電子マネー一体型のICカードを本発明のICカード10として利用する。そして、交通機関や店舗の利用履歴をユーザの行動履歴情報4021、1173としてサーバ40やICカード10に蓄積記憶する。スタンプ帳作成処理では、行動履歴情報4021、1173からユーザの行動範囲を解析し、行動範囲の近くで、ユーザの嗜好に適合し、訪れたことの無い店舗等をスタンプ帳に掲載するよう決定するようにしてもよい。
展示会では、入場チケットとして配布されるICカードを本発明のICカードとして利用する。そして、各展示ブースにICカード10をかざすと展示内容が表示されるICカード・リーダ/ライタを設置し、このICカード・リーダ/ライタをスタンプ帳発行機20またはスタンプ押印端末30として機能させる。展示会の会期の前半で、ICカード10をICカード・リーダ/ライタにかざした場合は、その履歴が行動履歴情報4021、1173としてサーバ40やICカード10に蓄積記憶される。そして、会期の後半では、スタンプ帳発行処理が行われ、スタンプラリーが開催される。スタンプ帳発行処理では、ICカード・リーダ/ライタにICカード10をかざすと、そのユーザの行動履歴情報4021、1173が解析され、興味のありそうな未訪問展示ブースがスタンプ帳に掲載される。
また、美術館や博物館では、入場チケットとして配布されるICカードを本発明のICカードとして利用する。そして、各展示物にICカード10をかざすと展示内容が表示されるICカード・リーダ/ライタを設置し、このICカード・リーダ/ライタをスタンプ帳発行機20またはスタンプ押印端末30として機能させる。ICカード10をICカード・リーダ/ライタにかざした場合は、その履歴が行動履歴情報4021、1173としてサーバ40やICカード10に蓄積記憶される。そして、次回の入場時にスタンプ帳発行処理が行われる。スタンプ帳発行処理では、ICカード・リーダ/ライタにICカード10をかざすと、そのユーザの行動履歴情報4021、1173が解析され、興味のありそうな展示物がスタンプ帳に掲載される。
その他、当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
スタンプ帳作成システム1のシステム構成を示す図 ICカード10の構成を示す図 スタンプ帳発行機20のハードウエア構成例を示す図 スタンプ押印端末30のハードウエア構成例を示す図 サーバ40のハードウエア構成図 サーバ40のデータ構成を示す図 スタンプ帳発行機20の制御部201にて実行されるスタンプ帳発行処理の流れを示すフローチャート サーバ40の制御部401にて実行されるスタンプ帳作成処理の流れを示すフローチャート スタンプ帳作成処理にて作成されたスタンプ帳情報1172の具体例 スタンプ帳表示情報9の一例 スタンプ帳押印端末30の制御部301にて実行されるスタンプ押印処理の流れを示すフローチャート サーバ40の制御部401にて実行されるラリー状況表示処理の流れを示すフローチャート スタンプ帳発行システム2のシステム構成を示す図 ICカード10のデータ構成を示す図 スタンプ帳発行機20にて実行されるスタンプ帳発行処理の流れを示すフローチャート スタンプ帳発行機20にて実行されるスタンプ帳作成処理の流れを示すフローチャート
符号の説明
1・・・スタンプ帳作成システム(第1の実施の形態)
10・・・ICカード(ICカード10a、ICカード機能付携帯端末10bを含む)
20・・・スタンプ帳発行機
205・・・ICカード・リーダ/ライタ
30・・・スタンプ押印端末
40・・・サーバ
60・・・通信網
1171・・・ユーザID
1172・・・スタンプ帳情報
4021・・・行動履歴情報
4022・・・場所情報
4023・・・全スタンプ帳情報
2・・・スタンプ帳作成システム(第2の実施の形態)
1173・・・行動履歴情報

Claims (10)

  1. ユーザの識別情報であるユーザIDを記憶しているICカードまたはICカード機能付き携帯端末と、ICカード・リーダ/ライタを有するスタンプ帳発行端末及びスタンプ押印端末と、前記スタンプ帳発行端末及び前記スタンプ押印端末と通信網を介して接続されたサーバと、からなるスタンプ帳発行システムであって、
    前記サーバ、前記ICカード、または前記携帯端末は、ユーザ毎の行動履歴情報を記憶する行動履歴記憶手段を備え、
    前記スタンプ帳発行端末は、前記サーバに対してスタンプ帳発行要求を送信するスタンプ帳発行要求手段を備え、
    前記サーバは、
    前記スタンプ帳発行要求手段から送信されるスタンプ帳発行要求に応じて、前記行動履歴記憶手段に記憶された行動履歴情報を取得し、取得した行動履歴情報に基づいて、ユーザに応じたスタンプ帳情報を作成するスタンプ帳作成手段と、
    前記スタンプ帳作成手段によって作成されたスタンプ帳情報を前記スタンプ帳発行要求元のスタンプ帳発行端末に送信するスタンプ帳送信手段と、
    を備えることを特徴とするスタンプ帳発行システム。
  2. ユーザの識別情報であるユーザIDを記憶しているICカードまたはICカード機能付き携帯端末と、ICカード・リーダ/ライタを有するスタンプ帳発行端末及びスタンプ押印端末と、前記スタンプ帳発行端末及び前記スタンプ押印端末と通信網を介して接続されたサーバと、からなるスタンプ帳発行システムであって、
    前記サーバ、前記ICカード、または前記携帯端末は、ユーザ毎の行動履歴情報を記憶する行動履歴記憶手段を備え、
    前記スタンプ帳発行端末は、
    前記行動履歴記憶手段に記憶された行動履歴情報を取得し、取得した行動履歴情報に基づいて、ユーザに応じたスタンプ帳情報を作成するスタンプ帳作成手段と、
    を備えることを特徴とするスタンプ帳発行システム。
  3. 前記スタンプ帳発行端末は、前記スタンプ帳作成手段により作成されたスタンプ帳情報を前記ICカードまたは前記携帯端末に書き込む書き込み手段を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスタンプ帳発行システム。
  4. 前記スタンプ押印端末は、前記ICカード・リーダ/ライタによって前記ICカードまたは前記携帯端末に記憶されているユーザIDを読み込むと、読み込んだユーザIDとともにスタンプ押印要求を前記サーバに送信するスタンプ押印要求送信手段を備え、
    前記サーバは、前記スタンプ押印端末から送信されるスタンプ押印要求に応じて、前記ユーザIDに対応する前記スタンプ帳情報に対してスタンプ押印情報を付加する第1のスタンプ押印手段を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスタンプ帳発行システム。
  5. 前記スタンプ押印端末は、前記ICカード・リーダ/ライタによって前記ICカードまたは前記携帯端末に記憶されているスタンプ帳情報を読み込むと、読み込んだスタンプ帳情報に対してスタンプ押印情報を付加する第2のスタンプ押印手段を備えることを特徴とする請求項3に記載のスタンプ帳発行システム。
  6. 前記サーバは、
    前記通信網を介して接続可能な端末から送信されるスタンプ帳表示要求に応じて、前記スタンプ帳作成手段によって作成されたスタンプ帳情報及び前記第1のスタンプ押印手段によって付加されたスタンプ押印情報を、閲覧可能な表示情報として前記端末に送信するラリー状況送信手段を更に備えることを特徴とする請求項4に記載のスタンプ帳発行システム。
  7. 前記ラリー状況送信手段は、
    前記スタンプ帳情報及び前記スタンプ押印情報を送信する際に、該スタンプ帳情報がユーザの行動履歴に基づいて作成されている旨のメッセージを送信することを特徴とする請求項6に記載のスタンプ帳発行システム。
  8. ユーザの識別情報であるユーザIDを記憶しているICカードまたはICカード機能付き携帯端末との間で情報の読み込み及び書き込みを行う、ICカード・リーダ/ライタを有するスタンプ帳発行端末及びスタンプ押印端末に、通信網を介して接続されたサーバであって、
    前記サーバ、前記ICカード、または前記携帯端末は、ユーザ毎の行動履歴情報を記憶する行動履歴記憶手段を備え、
    前記スタンプ帳発行端末から送信されるスタンプ帳発行要求に応じて、前記行動履歴記憶手段に記憶された行動履歴情報を取得し、取得した行動履歴情報に基づいて、ユーザに応じたスタンプ帳情報を作成するスタンプ帳作成手段と、
    前記スタンプ帳作成手段によって作成されたスタンプ帳情報を前記スタンプ帳発行要求元のスタンプ帳発行機に送信するスタンプ帳送信手段と、
    を備えることを特徴とするサーバ。
  9. 前記スタンプ押印端末から送信されるスタンプ押印要求に応じて、前記スタンプ帳作成手段によって作成されたスタンプ帳情報に対してスタンプ押印情報を付加する第1のスタンプ押印手段を更に備えることを特徴とする請求項8に記載のサーバ。
  10. 前記通信網を介して通信接続可能な端末から送信されるスタンプ帳表示要求に応じて、前記スタンプ帳作成手段によって作成されたスタンプ帳情報及び前記第1のスタンプ押印手段によって付加されたスタンプ押印情報を、閲覧可能な表示情報として前記端末に送信するラリー状況送信手段を更に備えることを特徴とする請求項9に記載のサーバ。
JP2008218908A 2008-08-28 2008-08-28 スタンプ帳発行システム、及びサーバ Expired - Fee Related JP5206236B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008218908A JP5206236B2 (ja) 2008-08-28 2008-08-28 スタンプ帳発行システム、及びサーバ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008218908A JP5206236B2 (ja) 2008-08-28 2008-08-28 スタンプ帳発行システム、及びサーバ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010055329A true JP2010055329A (ja) 2010-03-11
JP5206236B2 JP5206236B2 (ja) 2013-06-12

Family

ID=42071183

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008218908A Expired - Fee Related JP5206236B2 (ja) 2008-08-28 2008-08-28 スタンプ帳発行システム、及びサーバ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5206236B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011048774A1 (ja) 2009-10-19 2011-04-28 住友ベークライト株式会社 電子装置の製造方法、電子装置および電子装置の製造装置
JP2012033006A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Ascon Co Ltd 情報配信システム、ユーザ側システム、情報受信プログラム、および、サービス提供者側システム
JP2013206446A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Japan Research Institute Ltd カード利用支援システム、カード利用支援方法およびカード利用支援プログラム
CN104079969A (zh) * 2013-03-27 2014-10-01 卡西欧计算机株式会社 显示系统、显示装置及信息处理方法
JP2014235451A (ja) * 2013-05-30 2014-12-15 日本電信電話株式会社 訪問履歴蓄積システム、訪問履歴蓄積装置、訪問履歴蓄積方法、及びプログラム

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002132610A (ja) * 2000-10-23 2002-05-10 Sharp Corp 位置情報履歴蓄積方法
JP2004139193A (ja) * 2002-10-16 2004-05-13 Mitsubishi Electric Corp スタンプラリーシステム
JP2004318521A (ja) * 2003-04-16 2004-11-11 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> サービス利用システムのサービス変換サーバおよびそのプログラム
JP2005063193A (ja) * 2003-08-14 2005-03-10 Oriental Land Co Ltd 情報配信装置、情報配信方法、情報配信プログラム
JP2005275647A (ja) * 2004-03-24 2005-10-06 Mitsubishi Electric Corp サービス提供システム、及び、管理センターサーバ
JP2007011520A (ja) * 2005-06-29 2007-01-18 Nec Mobiling Ltd イベント開催システム及びそれに用いるイベント開催方法
JP2007079650A (ja) * 2005-09-09 2007-03-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd スタンプラリーシステム

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002132610A (ja) * 2000-10-23 2002-05-10 Sharp Corp 位置情報履歴蓄積方法
JP2004139193A (ja) * 2002-10-16 2004-05-13 Mitsubishi Electric Corp スタンプラリーシステム
JP2004318521A (ja) * 2003-04-16 2004-11-11 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> サービス利用システムのサービス変換サーバおよびそのプログラム
JP2005063193A (ja) * 2003-08-14 2005-03-10 Oriental Land Co Ltd 情報配信装置、情報配信方法、情報配信プログラム
JP2005275647A (ja) * 2004-03-24 2005-10-06 Mitsubishi Electric Corp サービス提供システム、及び、管理センターサーバ
JP2007011520A (ja) * 2005-06-29 2007-01-18 Nec Mobiling Ltd イベント開催システム及びそれに用いるイベント開催方法
JP2007079650A (ja) * 2005-09-09 2007-03-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd スタンプラリーシステム

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011048774A1 (ja) 2009-10-19 2011-04-28 住友ベークライト株式会社 電子装置の製造方法、電子装置および電子装置の製造装置
JP2012033006A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Ascon Co Ltd 情報配信システム、ユーザ側システム、情報受信プログラム、および、サービス提供者側システム
JP2013206446A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Japan Research Institute Ltd カード利用支援システム、カード利用支援方法およびカード利用支援プログラム
CN104079969A (zh) * 2013-03-27 2014-10-01 卡西欧计算机株式会社 显示系统、显示装置及信息处理方法
JP2014191608A (ja) * 2013-03-27 2014-10-06 Casio Comput Co Ltd 表示システム、表示装置及びプログラム
CN104079969B (zh) * 2013-03-27 2018-01-12 卡西欧计算机株式会社 显示系统、显示装置及信息处理方法
US10026105B2 (en) 2013-03-27 2018-07-17 Casio Computer Co., Ltd. Display system, digital signage apparatus which displays advertisements, and computer-readable storage medium
JP2014235451A (ja) * 2013-05-30 2014-12-15 日本電信電話株式会社 訪問履歴蓄積システム、訪問履歴蓄積装置、訪問履歴蓄積方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5206236B2 (ja) 2013-06-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9704173B2 (en) Management of coupons used for purchasing items of goods
US8473334B2 (en) System and method for issuing and redeeming incentives on electronic data cards
US20050114883A1 (en) Information providing method, information providing apparatus, and computer-readable recording medium with information providing program recorded thereon
JP2005115665A (ja) 自動取引装置情報提供システム
JP2011242999A (ja) 情報収集記録システム用サーバ装置、情報収集記録プログラム及び広告媒体
JP5206236B2 (ja) スタンプ帳発行システム、及びサーバ
JP2004362045A (ja) グループ認証システム,サーバ装置,プログラム,記録媒体及びグループ認証方法。
JP2001034658A (ja) 電子クーポン発行・管理システム及びその発行・管理方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体
JP2009271807A (ja) サーバシステム及びデータ処理方法
JP2008152589A (ja) 実店舗指向コミュニティサービスシステム
JP6235292B2 (ja) 顧客情報システム、店舗携帯端末、及び顧客情報サーバ
JP2023145421A (ja) サービス提供装置、サービス提供方法、およびプログラム
JP2007213281A (ja) クーポン発行システムおよびクーポン発行方法
JP5206235B2 (ja) スタンプ帳作成装置
JP2006065480A (ja) サービス提供システム
JP2006195773A (ja) 情報提供装置及び情報提供システム
JP2004287851A (ja) 価格情報管理方法、記録媒体、及びコンピュータ・プログラム
JP7379919B2 (ja) 特典管理装置、コンピュータプログラム及び特典管理方法
JP2006244392A (ja) 車輌情報管理方法、車輌情報管理プログラム、車輌情報管理システム
JP2002083126A (ja) ポイント管理システムおよびポイント管理方法
JP2007179318A (ja) 懸賞システム、懸賞サーバ、プログラム、及び記録媒体
JP7413590B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP7395789B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP7340570B2 (ja) 商品販売データ処理装置
JP4442810B2 (ja) ウエブサイト閲覧システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110614

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121019

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121030

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130122

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130204

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160301

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees