JP2010054944A - 光学デバイス、光スキャナ及び画像形成装置 - Google Patents

光学デバイス、光スキャナ及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】反射面の変形を低減するとともに、捩れ以外の振動を抑制することのできる光学デバイス、光スキャナ及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】板状の可動部211と、可動部211上に形成され、光を反射する反射膜211aと、可動部211を支持部材に対してX軸周りに揺動可能に支持する軸部材211、213と、可動部211に配置されるリブ211d、211e、211f、211gと、から成る振動系21と、可動部211を支持部材22に対して揺動運動させる駆動手段6と、を備え、リブ211d、211e、211f、211gが、軸部材211、213に対し可動部211の一方の面の慣性モーメントと他方の面の慣性モーメントが等しくなるように、一方及び他方の面のそれぞれに配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、光を走査可能な光学デバイス、光スキャナ及び画像形成装置に関する。
従来、反射面を支持する梁の捩れにより傾動するミラーとして、表面が反射面となっている平面鏡部の裏面側に、平面鏡部を補強するリブを設け、平面鏡部の反射面の歪み(動たわみ)を小さくするようにしたものが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2004−325588号公報
しかしながら、従来のものでは、リブを設けることにより、傾動対象の平面鏡部の重心が傾動軸に対してリブの設けられた側にずれるので、捩れ以外の振動、例えば反射面内の横方向の振動や、上下方向の振動などが重畳されるという問題があった。
本発明は前述の問題に鑑みてなされたものであり、反射面の変形を低減するとともに、捩れ以外の振動を抑制することのできる光学デバイス、光スキャナ及び画像形成装置を提供することを目的の1つとする。
本発明に係る光学デバイスは、板状の可動部と、前記可動部上に形成され、光を反射する反射膜と、前記可動部を支持部材に対してX軸周りに揺動可能に支持する第1の軸部材と、前記可動部に配置されるリブと、から成る振動系と、前記可動部を前記支持部材に対して揺動運動させる駆動手段と、を備え、前記リブが、前記第1の軸部材に対し前記可動部の一方の面の慣性モーメントと他方の面の慣性モーメントが等しくなるように、前記一方及び他方の面のそれぞれに配置されている。
かかる構成によれば、第1の軸部材に対し、可動部の一方の面の慣性モーメントと他方の面の慣性モーメントとが等しくなるように、一方及び他方の面のそれぞれにリブが配置されているので、可動部の重心は振動系の回転軸中心とほぼ一致する。これにより、リブによって、反射面(反射膜)を有する可動部の変形を低減することができるとともに、捩れ以外の振動を抑制することができる。
好ましくは、前記一方及び他方の面のうち少なくとも1つの面に配置されるリブは、前記第1の軸部材近傍に設けられる。
かかる構成によれば、一方及び他方の面のうち少なくとも1つの面のリブが、第1の軸部材近傍に設けられるので、捩れ変形しながら揺動することにより非常に大きな変形を生じる第1の軸部材近傍が、リブによって補強される。これにより、可動部に生じる動撓み(変形)を低減することができる。
好ましくは、前記可動部は、前記反射膜を形成した反射膜支持部と、前記反射膜支持部の外側に前記第1の軸部材に接続される接続部とを有し、前記一方及び他方の面のうち少なくとも1つの面に配置される面のリブは、前記接続部に設けられる。
かかる構成によれば、可動部は、反射膜支持部の外側に第1の軸部材に接続される接続部を有し、一方及び他方の面のうち少なくとも1つの面に配置されるリブが接続部に設けられるので、捩れ変形しながら揺動することにより非常に大きな変形を生じる第1の軸部材近傍が、リブによって補強されるとともに、反射膜にリブが設けられることがない。これにより、反射膜の有効面積を確保することができ、光学デバイスは確実に光を反射することができる。
好ましくは、前記可動部の平面形状は、円又は楕円である。
かかる構成によれば、可動部の平面形状が、入射する光のスポット形状に合わせた形、例えば、円又は楕円であるので、可動部の慣性モーメントを不必要に増加させることがない。
好ましくは、前記他方の面に配置されるリブは、前記一方の面に配置されるリブの裏側に設けられる。
かかる構成によれば、他方の面のリブが一方の面のリブの裏側に設けられるので、一方の面の慣性モーメントと他方の面の慣性モーメントとを、容易に等しくすることができる。
好ましくは、前記駆動手段は、少なくとも一方の面の前記リブとして配置される永久磁石と、前記永久磁石に対向する位置に配置されるコイルと、前記コイルに所定周波数の交流電流信号を印加する交流電流信号発生器とから成り、前記交流電流信号により前記コイルが発生させる磁界と前記永久磁石との間に生じる電磁力により、前記可動部を揺動運動させる。
かかる構成によれば、リブが永久磁石で形成されているため、可動部を揺動運動させるアクチュエーターを別に可動部上に設ける必要がない。
好ましくは、前記永久磁石が、前記第1の軸部材に対して角度をなして着磁されている。
かかる構成によれば、前記永久磁石が、前記第1の軸部材に対して角度をなして着磁されており、前記第1の軸部材に対して平行な着磁ではないので、外部磁界との間に発生する電磁力が第1の軸部材をねじるようにはたらく。
好ましくは、前記振動系のねじり共振周波数が、前記所定周波数とほぼ一致する。
かかる構成によれば、振動系のねじり共振周波数が、所定周波数とほぼ一致するので、共振を利用でき、少ない消費電力で可動部の揺動運動における振れ角を大きくすることができる。
好ましくは、前記可動部と前記第1の軸部材と前記支持部材とは、第1のシリコン層と第2のシリコン層とが酸化膜層を介して構成される基板のうち、前記第1のシリコン層から形成され、前記一方及び他方の面のうち少なくとも1つの面に配置されるリブは、前記第2のシリコン層及び酸化膜層から形成される。
かかる構成によれば、可動部と軸部材と支持部材と一方及び他方の面のうち少なくとも1つの面に配置されるリブとを、第1のシリコン層と第2のシリコン層とが酸化膜層を介して構成され、一般的にSOI基板と呼ばれる基板をエッチングすることで一体形成することができる。
好ましくは、前記可動部は、前記一方及び他方の面のうち少なくとも1つの面に凹部を有し、前記リブは、前記凹部に嵌合される。
かかる構成によれば、可動部は一方及び他方の面のうち少なくとも1つの面に凹部を有し、リブが凹部に嵌合されるので、振動系の回転軸中心とリブとの距離を短くすることができる。これにより、可動部の慣性モーメントを低減することができる。
好ましくは、前記支持部材が枠状の平板であり、前記振動系を前記支持部材に対して前記X軸と直交するY軸方向に揺動可能に支持する第2の軸部材を更に備える。
かかる構成によれば、支持部材が枠状の平板であり、振動系を前記支持部材に対してX軸と直交するY軸方向に揺動可能に支持する第2の軸部材を更に備えるので、可動部を直交する2軸方向に揺動運動させることができる。これにより、光学デバイスは、反射膜によって反射される光を、二次元的に走査することができる。
本発明に係る光スキャナは、前述した本発明に係る光学デバイスを備える。
かかる構成によれば、前述した本発明に係る光学デバイスを備えるので、可動部の重心が振動系の回転軸中心とほぼ一致し、捩れ以外の振動を抑制することができる。これにより、反射した光がぶれたりずれたりするのを防止することができ、優れた描画特性を有する光スキャナを実現することができる。
本発明に係る画像形成装置は、前述した本発明に係る光スキャナを備える。
かかる構成によれば、前述した本発明に係る光スキャナを備えるので、可動部の重心が振動系の回転軸中心とほぼ一致し、捩れ以外の振動を抑制することができる。これにより、反射した光がぶれたりずれたりするのを防止することができ、優れた描画特性を有する画像形成装置を実現することができる。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。ここでは、前記可動部の一方の面に配置されるリブが永久磁石で、対向する位置に配置されるコイルとの間に生じる電磁力で可動部を揺動させる場合について説明する。ただし、本発明の可動部を揺動させる駆動原理は電磁駆動に限定するものではない。
(光学デバイス)
最初に、図1乃至図4を参照して本発明に係る光学デバイスについて説明する。図1は、本発明に係る光学デバイスの構成を説明する上面図である。図2は、図1に示したA−A線矢視方向断面図である。図3は、図1に示したB−B線矢視方向断面図である。なお、以下の説明では、図1中の紙面手前側を「上」、紙面奥側を「下」、右側を「右」、左側を「左」といい、図2中の上側を「上」、下側を「下」、右側を「右」、左側を「左」といい、図3中の上側を「上」、下側を「下」、右側を「右」、左側を「左」という。
光学デバイス1は、光を走査するためのものであり、例えば光スキャナなどに用いられ、光源から照射された光を対象物に走査する。図1に示すように、光学デバイス1は基体2を備える。
基体2は、可動部211と、可動部上面に配置されるリブ211d、211eと、可動部下面に配置されるリブ211f、211gと、可動部211を枠状の支持部材22に対してX軸周りに揺動可能に支持する一対の軸部材212、213とから成る振動系21で構成される。
可動部211は、反射膜211aが形成される反射膜支持部214と、反射膜支持部214の外側に接続部211b、211cとを有し、軸部材212、213と接続部211b、211cで連結している。
図2及び図3に示すように、光学デバイス1は、可動部211を支持部材22に対して揺動運動させる駆動手段6とを備える。
駆動手段6は、可動部211の一方の面のリブとして配置される永久磁石211f、211gと、永久磁石211f、211gに対向する位置に配置されるコイル62と、コイル62に所定周波数の交流電流信号を印加する交流電流信号発生器63であって、交流電流信号によりコイル62が発生させる磁界と、永久磁石211f、211gとの間に生じる電磁力により可動部211が揺動運動する。
なお、永久磁石は可動部211の一方の面に配置されていればよく、211f、211gの代わりに、211d、211eの配置でもよいし、すべて永久磁石であってもよい。
また、永久磁石は、軸部材212、213に対して着磁方向が垂直でなくてもよく、角度をなして着磁されていてもよい。
各軸部材212、213は、棒状をなしており、弾性変形可能である。
反射膜支持部214の上面には、光反射性を有する略円形の反射膜211aが設けられている。また、可動部211は、反射膜支持部214の外側に、それぞれ軸部材212又は軸部材213に接続される接続部211b、211cを有する。なお、可動部211の平面形状は、支持部材22の内側に配置することができればよく、特に限定されない。但し、図1に示すように、可動部211の形状は入射する光のスポット径状に合わせた形、例えば円や楕円であることが好ましい。これにより、可動部211の不必要な慣性モーメントの増加を抑えることができる。
図2に示すように、可動部211の下面にはリブとして配置される永久磁石211f、211gが設けられ、可動部211の上面にはリブ211d、211eが設けられている。リブ211d、211e及びリブ211f、211gは、軸部材212、213に対し、可動部211の上面側の慣性モーメントと下面側の慣性モーメントとが等しくなるように構成される。
なお、リブ211d、211e及びリブ211f、211gは、軸部材212、213に対して可動部211の上面側の慣性モーメントと下面側の慣性モーメントとが等しくなるように構成されていればよく、リブの数、寸法、配置などは特に限定されない。但し、図2に示すように、上面に設けられるリブ211d、211eに対し、下面に設けられるリブ211f、211gが裏側に配置されるのが好ましい。これにより、上面側の慣性モーメントと下面側の慣性モーメントとを、容易に等しくすることができる。
図4は、図2に示した可動部の変形例を説明する要部拡大図である。図4に示すように、例えば反射膜支持部214の下側に、リブ211f、211gに代えて、リブ211hのみを設けるようにしてもよく、リブの位置は特に限定されない。かかる場合には、リブ211hとして、後述の永久磁石と同様の材料が用いられる。但し、リブ211d、211eのうち少なくとも1つは、軸部材212、213の近傍に設けられているのが好ましい。これにより、捩れ変形しながら揺動することにより非常に大きな変形を生じる軸部材212、213近傍が、リブ211d、211eによって補強される。
また、上面のリブ211d、211eは、それぞれ接続部211b又は接続部211cに設けられているのが更に好ましい。これにより、捩れ変形しながら揺動することにより非常に大きな変形を生じる軸部材212、213近傍が、リブによって補強されるとともに、反射膜211aにリブ211d、211eが設けられることがない。
このように構成された基体2のうち、可動部と、軸部材と、支持部材と、可動部の一方の面に形成されるリブは、例えば第1のシリコン層と第2のシリコン層とが酸化膜層を介して構成される積層構造を有する基板から一体的に形成したものであってもよい。
図2及び図3に示すように、駆動手段6は、リブとして配置される永久磁石211f、211gと、コイル62と、交流電流信号発生器63とを含んで構成される。なお、永久磁石は軸部材212、213に対して角度をなして着磁されている。なお、図3では、説明の便宜上、永久磁石211f、211gの左側をN極、右側をS極とし、軸部材212、213に対して90°に着磁されている場合について説明する。
永久磁石の材料はネオジウム磁石、フェライト磁石、サマリウムコバルト磁石、アルニコ磁石、ボンド磁石などの硬磁性体を着磁したものを好適に用いることができる。なお、硬磁性体を可動部211に設けた後に、硬磁性体を着磁することで永久磁石としてもよい。
コイル62は、永久磁石211f、211gに磁界を作用させるためのものであり、永久磁石211f、211gに対向するように設けられている。
また、コイル62は、交流電流信号発生器63と電気的に接続されている。交流電流信号発生器63によってコイル62に電流が印加されることによりコイル62から磁界が発生する。なお、コイル62は磁心に巻き付けられていてもよい。これにより、コイル62から発生する磁界を効率的に永久磁石211f、211gに作用させることができる。
交流電流信号発生器63により発生する電流の周波数は、振動系21のねじり共振周波数とほぼ一致するように設定されている。このように共振を利用することで、少ない消費電力で可動部211の前記X軸周りの揺動運動における振れ角を大きくすることができる。
以上のような構成の光学デバイス1は、次のように動作する。すなわち、交流電流信号発生器63からコイル62にI1方向に電流を印加すると、可動部211を前記X軸に対して時計回りに回転させるようにトルクが生じる。次にコイル62にI2方向に電流を印加すると、可動部211を前記X軸に対して反時計回りに回転させるようにトルクが生じる。つまり交流電流信号の場合は電流の方向がI1、I2と交互に切り替わるため可動部211は前記X軸に対して揺動運動する。
ここで、軸部材212、213に対し、可動部211の上面側の慣性モーメントと下面側の慣性モーメントとが等しくなるように、リブ211d、211e、211f、211gが設けられているので、可動部211の重心は、振動系21の回転軸中心とほぼ一致する。
また、光学デバイス1は、可動部211に永久磁石211f、211gを設け、永久磁石211f、211gに対向するようにコイル62を設けている。つまり、振動系21上には発熱体であるコイル62が設けられていない。そのため、通電によってコイル62から発生する熱による基体2の熱膨張を抑制することができる。これにより、光学デバイス1は、長時間の連続使用であっても、所望の振動特性を発揮することができる。
本実施形態では、駆動手段6として電磁力を用いて、可動部211を前記X軸周りに揺動運動させるようにしたが、これに限定されず、例えば静電引力などによって可動部211を前記X軸周りに揺動運動させるようにしてもよい。
次に、図5乃至図7を参照して本発明に係る光学デバイスの製造方法について説明する。図5乃至図7は、図1に示した光学デバイスの製造方法の一例を説明する断面図である。製造方法をわかりやすく説明するため、図5(a)から図5(f)及び図6(g)から図6(i)までは図1のB−B断面を記載し、図6(j)はB−B断面とA−A断面の両方を、図7(k)、図7(l)についてはA−A断面を記載した。なお、以下の説明では、図5乃至図7中の上側を「上」、下側を「下」と言う。
まず、図5(a)に示すように、第1のシリコン層100aと酸化膜層100bと第2のシリコン層100cとが積層した基板100を用意する。この基板は一般的にSOI基板と呼ばれる。
以下、第1のシリコン層100aに可動部211と軸部材212、213と支持部材22を形成し、酸化膜100bと第2のシリコン層100cとから成るリブ211d、211eをSOI基板で一体形成する場合について説明する。
次に、図5(b)に示すように、第2のシリコン層100cの上面側に熱酸化等の方法を用いて酸化膜100dを形成する。
次に、図5(c)に示すように、酸化膜100dの表面にレジストを塗布する。
次に、図5(d)に示すように、フォトリソグラフィー工程により酸化膜100dのエッチングマスク200bを形成する。
次に、図5(e)に示すように酸化膜100dをエッチングし酸化膜マスク100d’を形成する。エッチング方法は、バッファードフッ酸(BHF)等を用いた化学的ウェットエッチングや、物理的エッチング、例えばプラズマエッチング、リアクティブイオンエッチング、ビームエッチング、光アシストエッチングなどを用いてもよい。また、上記エッチング法の1種又は2種以上を組み合わせて用いることもできる。なお、以下各工程におけるエッチングにおいても、同様の方法を用いることができる。
次に、レジスト200bを除去し、図5(f)に示すように、第1のシリコン層100aをパターニングするために、第1のシリコン層100aの下面側に新しいレジスト200cを塗布する。
次に、図6(g)に示すように、フォトリソグラフィー工程により第1のシリコン層100aのエッチングマスク(レジストマスク)200c’を形成する。フォトリソグラフィー工程のアライメントには、既に形成した酸化膜マスク100d’とのアライメント(所謂、両面アライメント)を行う。
次に、図6(h)に示すように、第1のシリコン層100aをエッチング加工する。このとき、酸化膜層100bは、エッチングのストップ層として機能する。この工程では、高アスペクト比を有する構造体を形成するためDRIE(Deep Reactive Ion Etching)装置をドライエッチング装置として用いる。後に、レジストマスク200c’を除去する。
ここで、可動部211と軸部材212、213から成る振動系21と支持部材22が形成される。ただし、酸化膜100bを除去する前なので、振動系21は固定されたままであり、可動することはできない。
支持部材22の形成は第1のシリコン層に限定されず、第1のシリコン層の直下に、後述の工程(図6(j)参照)にて形成した酸化膜100bと第2のシリコン層とで一体形成したものであってもよい。
次に、図6(i)に示すように、第1のシリコン層100aを保護材300aにより保護し、第2のシリコン層100cをDRIEによって加工する。このとき、酸化膜層100bは、エッチングのストップ層として機能する。DRIE後、保護材300aを剥離する。
次に、図6(j)及び図6(j)’に示すように(図6(j)’は図1のA−A断面)、酸化膜100bをフッ酸によるウェットエッチングをおこなう。このとき、酸化膜マスク100d’も一緒に除去される。ここで、酸化膜100bと第2のシリコン層100cから成るリブ211d、211eが形成される。リブ211d、211eの一部が酸化膜100bを含むため、この工程で、若干、エッチングされるがリブが十分な面積を持っているため、リブが可動部211から剥離することはない。
また、フッ酸によるウェットエッチングにより可動部211と軸部材212、213から成る振動系21がリリースされ、X軸周りに可動することが可能になる。
次に、図7(k)に示すように、可動部211の上面に、金属膜を形成し、反射膜221aを形成する。このような金属膜の形成方法としては、真空蒸着、スパッタ、イオンプレーティング等の乾式メッキ法、電解メッキ、無電解メッキ等の湿式メッキ法、溶射法、金属箔の接合等が挙げられる。ここでは、スパッタを用いてアルミを成膜した。
次に、図7(l)に示すように、可動部211の下面に、リブとして永久磁石211f、211gが得られる。永久磁石は既に着磁された硬磁性体(すなわち、永久磁石)を接着してもよいし、接着固定後、着磁器等を用いて着磁してもよい。
(光スキャナ)
以上説明したような光学デバイス1は、反射膜211aを備えているため、例えば、レーザープリンタ、バーコードリーダー、走査型共焦点レーザー顕微鏡、イメージング用ディスプレイ等の画像形成装置に備える光スキャナに好適に適用することができる。なお、本発明の光スキャナは、前述した光学デバイス1と同様の構成であるため、その説明を省略する。
このように、本発明に係る光スキャナによれば、前述した本発明に係る光学デバイス1を備えるので、可動部211の重心が振動系21の回転軸中心とほぼ一致するので捩れ以外の振動を抑制することができる。これにより、反射した光がぶれたりずれたりするのを防止することができ、優れた描画特性を有する光スキャナを実現することができる。
(画像形成装置)
次に、図8を参照して本発明に係る画像形成装置について説明する。図8は、本発明に係る光スキャナを備える画像形成装置の一例を示す模式的断面図である。
図8に示す画像形成装置(イメージングディスプレイ)119は、光スキャナである光学デバイス1と、R(赤)、G(緑)、B(青)の3色の光源191、192、193と、クロスダイクロイックプリズム(Xプリズム)194と、ガルバノミラー195と、固定ミラー196と、スクリーン197とを備えている。
このような画像形成装置119にあっては、光源191、192、193からクロスダイクロイックプリズム194を介して光学デバイス1(反射部211a)に各色の光が照射される。このとき、光源191からの赤色の光と、光源192からの緑色の光と、光源193からの青色の光とが、クロスダイクロイックプリズム194にて合成される。そして、反射膜211aで反射した光(3色の合成光)は、ガルバノミラー195で反射した後に、固定ミラー196で反射し、スクリーン197上に照射される。
その際、光学デバイス1の動作(可動部211のX軸まわりの揺動)により、反射部211aで反射した光は、スクリーン197の横方向に走査(主走査)される。一方、ガルバノミラー195の軸線Yまわりの回転により、反射部211aで反射した光は、スクリーン197の縦方向に走査(副走査)される。また、各色の光源191、192、193から出力される光の強度は、図示しないホストコンピュータから受けた画像情報に応じて変化する。
このように、本発明に係る画像形成装置119よれば、前述した本発明に係る光スキャナを備えるので、可動部211の重心が、振動系21の回転中心軸とほぼ一致するので、捩れ以外の振動を抑制することができる。これにより、反射した光がぶれたりずれたりするのを防止することができ、優れた描画特性を有する画像形成装置119を実現することができる。
なお、本発明の構成は、前述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加えてもよい。
本発明に係る光学デバイスの構成を説明する上面図である。 図1に示したA−A線矢視方向断面図である。 図1に示したB−B線矢視方向断面図である。 図2に示した可動部の変形例を説明する要部拡大図である。 図1に示した光学デバイスの製造方法の一例を説明する断面図である。 図1に示した光学デバイスの製造方法の一例を説明する断面図である。 図1に示した光学デバイスの製造方法の一例を説明する断面図である。 本発明に係る光スキャナを備える画像形成装置の一例を示す模式的断面図である。
符号の説明
1…光学デバイス、6…駆動手段、21…振動系、211…可動部、211a…反射部、211b,211c…接続部、211d,211e,211f,211g、211h…リブ、212,213…軸部材、119…画像形成装置。

Claims (13)

  1. 板状の可動部と、
    前記可動部上に形成され、光を反射する反射膜と、
    前記可動部を支持部材に対してX軸周りに揺動可能に支持する第1の軸部材と、
    前記可動部に配置されるリブと、
    から成る振動系と、
    前記可動部を前記支持部材に対して揺動運動させる駆動手段と、
    を備え、
    前記リブが、前記第1の軸部材に対し前記可動部の一方の面の慣性モーメントと他方の面の慣性モーメントが等しくなるように、前記一方及び他方の面のそれぞれに配置されている
    ことを特徴とする光学デバイス。
  2. 前記一方及び他方の面のうち少なくとも1つの面に配置されるリブは、前記第1の軸部材近傍に設けられる
    ことを特徴とする請求項1に記載の光学デバイス。
  3. 前記可動部は、
    前記反射膜を形成した反射膜支持部と、前記反射膜支持部の外側に前記第1の軸部材に接続される接続部とを有し、
    前記一方及び他方の面のうち少なくとも1つの面に配置されるリブは、前記接続部に設けられる
    ことを特徴とする請求項2に記載の光学デバイス。
  4. 前記可動部の平面形状は、円又は楕円である
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の光学デバイス。
  5. 前記他方の面に配置されるリブは、前記一方の面に配置されるリブの裏側に設けられる
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の光学デバイス。
  6. 前記駆動手段は、
    少なくとも一方の面の前記リブとして配置される永久磁石と、
    前記永久磁石に対向する位置に配置されるコイルと、
    前記コイルに所定周波数の交流電流信号を印加する交流電流信号発生器とから成り、
    前記交流電流信号により前記コイルが発生させる磁界と前記永久磁石との間に生じる電磁力により、前記可動部を揺動運動させる
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の光学デバイス。
  7. 前記永久磁石が、前記第1の軸部材に対して角度をなして着磁されている
    ことを特徴とする請求項6に記載の光学デバイス。
  8. 前記振動系のねじり共振周波数が、前記所定周波数とほぼ一致する
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載の光学デバイス。
  9. 前記可動部と前記第1の軸部材と前記支持部材とは、第1のシリコン層と第2のシリコン層とが酸化膜層を介して構成される基板のうち、前記第1のシリコン層から形成され、
    前記一方及び他方の面のいずれかの面に配置されるリブは、前記第2のシリコン層及び酸化膜層から形成される
    ことを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の光学デバイス。
  10. 前記可動部は、前記一方及び他方の面のうち少なくとも1つの面に凹部を有し、
    前記一方及び他方の面のうち少なくとも1つの面に配置される前記リブは、前記凹部に嵌合される
    ことを特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載の光学デバイス。
  11. 前記支持部材が枠状の平板であり、
    前記振動系を前記支持部材に対して前記X軸と直交するY軸方向に揺動可能に支持する第2の軸部材を更に備える
    ことを特徴とする請求項1乃至10の何れかに記載の光学デバイス。
  12. 請求項1乃至11の何れかに記載の光学デバイスを備える
    ことを特徴とする光スキャナ。
  13. 請求項12に記載の光スキャナを備える
    ことを特徴とする画像形成装置。
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