JP2010054008A - 通気バルブ開け忘れ防止機能付き排出ポンプ制御システム - Google Patents

通気バルブ開け忘れ防止機能付き排出ポンプ制御システム Download PDF

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Abstract

【課題】密閉タンクの通気バルブを開け忘れて排出ポンプでタンク内に貯留した液体を排出する際に発生する陰圧による密閉タンクの凹み事故を防止する。
【解決手段】通気管には操作レバーにより、空気通気回路を開閉する通気バルブ5を配設してあり、前記操作レバーが前記通気バルブの配設方向と同一方向にあるときに前記レバーと通気バルブを被嵌可能としたカバー体8を嵌脱自在に添設してあり、前記通気バルブの通気口にはキャップ体を嵌着してあり、前記カバー体には前記キャップ体が装着可能であり、かつキャップ体の装着によって前記ポンプの起動が可能である通電検出部が配設してあり、前記密閉タンク内から液体を排出する時は、前記操作レバーの長手方向を前記通気バルブの配設と同一方向に合わせて前記カバー体で被嵌すると共に前記キャップ体を前記通気口から前記カバー体の通電検出部に移行し、前記駆動ポンプを駆動させる排出ポンプ制御システム
【選択図】図2

Description

本発明は、密閉タンクの通気バルブの開け忘れ防止機能付き排出ポンプ制御システムに関するものである。さらに詳しくは、タンク内に貯留した液体を排出する際に開放する通気管の通気口に嵌着してあるキャップ体の移行と通気バルブ開放の忘れ防止ができる通気バルブ開け忘れ防止機能付き排出ポンプ制御システムに関するものである。
従来より、液体の運搬や保管にはタンクが用いられている。特に保管や運搬中は内容物を衛生的に取り扱う方法として密閉しておくことが好ましく、タンクも密閉できる構造となってきている。排出管のバルブは内容物を取り出すためのバルブであり、内容物が取り出せないので開け忘れは直ぐにわかる。しかし、通気管の開け忘れは密閉構造のタンクにおいて内容物が排出されるとタンク内部が真空となり、タンクが凹んでしまう事故があとを絶たないのが現状である。密閉構造のタンクにおいて内容物の排出により、最初は陰圧となったとしてもタンクはその形状を保持しているため開け忘れは発見できず、タンクが凹んでしまってから通気バルブの開け忘れに気が付くものである。
これらに似た対策の提案として、特開2000-85380(特許文献1)では、給油時に外した燃料タンクのキャップ忘れ防止具として燃料タンクの近傍にキャップの保持部を設けることによりキャップの閉め忘れを防止する。また、バルブの開け忘れ防止として実用新案第3005922号(特許文献2)でガスボンベの上部に装着されているバルブのハンドルの下面と根元の隙間に板を差し込み、バルブを開放状態にしたことを目で簡単に確認できる提案がなされている。
特開2000-85380 実用新案第3005922号
密閉タンクには下方に排出管が配設され、上方にタンク内が陰圧になることを防止するための通気管が設けられている。排出管には排出バルブが備えられ、通気管には通気バルブがあり、通気バルブの通気口にはキャップ体が嵌着され、保管中や移動時のタンク内部への異物の混入を防止している。燃料タンクの給油後にキャップを忘れないためにタンクの近傍に専用のキャップ保持部を設ける提案は、タンクからの取り出しの際の排出口には適用できるが通気バルブに適応するには完全さが懸念される。また、ガスボンベのバルブの開け忘れ防止器具を応用するにしても完全さが懸念される。しかし、工場ではいろいろなトラブルや事故が発生するが、人に起因するトラブル、人の作業ミスに起因するトラブルのなかでも、密閉タンクの通気バルブを開放し、通気口のキャップ体を移動させ、密閉タンクの凹み事故を防止することを課題とする。
上記課題を解決すべく、本発明は通気バルブ開け忘れ防止機能付き排出ポンプ制御システムを提供する。即ち、一側に空気通気の通気管と他側に駆動ポンプによってタンク内液体を排出する排出管を備えた液体の貯留密閉タンクにおける通気バルブ開け忘れ防止機能付き排出ポンプ制御システムにおいて、前記通気管には操作レバーにより、空気通気回路を開閉する通気バルブを配設してあり、前記操作レバーが前記通気バルブの配設方向と同一方向にあるときに前記レバーと通気バルブを被嵌可能としたカバー体を嵌脱自在に添設してあり、前記通気バルブの通気口にはキャップ体を嵌着してあり、前記カバー体には前記キャップ体が装着可能であり、かつキャップ体の装着によって前記ポンプの起動が可能である通電検出部が配設してあり、前記密閉タンク内から液体を排出する時は、前記操作レバーの長手方向を前記通気バルブの配設と同一方向に合わせて前記カバー体で被嵌すると共に前記キャップ体を前記通気口から前記カバー体の通電検出部に移行し、前記駆動ポンプを駆動させることで人に起因する作業ミスによる密閉タンクの凹み事故を防止することが確実にできる。
本発明によれば、密閉タンクの通気バルブ開放とキャップ体をカバー体に移行して駆動ポンプを駆動させる制御システムであることから、通気管の開放を確実に機能させることができる。そのため、密閉タンクは陰圧にならずに内容物が排出できることから、人の作業ミスを事前に防止することができることからタンクの凹み事故を確実に防止することができる。
図1は密閉タンクと排出ポンプを示し、タンクの出口にポンプを接続してタンク内の液体を排出する一般的な組み合わせを示している。
図2は、本発明の一実施例の密閉タンクの通気管、通気バルブ及びキャップ体を示し、図3は、本発明のカバー体の一実施例を示す斜視説明図である。図4は、本発明の通気管にカバー体を被嵌した一実施例を示し、図5は、本発明のカバー体及びキャップ体を被嵌した通気バルブの一実施例と排出ポンプの関係を示す説明図である。
本発明の構成は、通気バルブ5被嵌用カバー体8と該カバー体8に配設された通電検出部7を有するキャップ装着部9を有するものである。
本発明において密閉タンク1は、通気管4は通気バルブ5とキャップ体6を備えている(図1、図2参照)。本実施例では通気バルブ5はボールバルブでレバーハンドル11を使用している。ボールバルブは開閉をレバーハンドル11を90度回転させることで行う。通気バルブ5内の流れ方向とレバーハンドル11を直角とすると閉鎖、通気バルブ5内の流れ方向とレバーハンドル11の方向を同じにすると開放となる。
通気バルブ5内の流れ方向とレバーハンドル11の方向を同じにしたときの幅方向寸法に余裕を持たせたカバー体8を通気バルブ5に被嵌することにより、通気バルブ5を開放して通気を確保できる(図4参照)。
この際、通気バルブ5の通気口に嵌着されているキャップ体6を同時に移動し、カバー体8のキャップ装着部9に装着することで該キャップ装着部9に配設されている通電検出部7がキャップ体6を検出することになる(図5参照)。
これにより、排出ポンプ10は初めて運転可能な状態とすることができる。その後、排出バルブ3を開き、排出ポンプ10の運転を開始することが可能な状態になる。
以上、実施例で説明したようにカバー体8にキャップ体6を装着し、通気バルブ5に被嵌することにより、通気流路を確保すると共に排出ポンプ10の運転を可能とできることから人に起因する作業ミスを事前に防止することができる。このことにより、密閉タンク1の凹み事故を防止できる。
密閉タンクと排出ポンプを示す斜視説明図 本発明の通気管、通気バルブ及びキャップ体の一実施例を示す斜視説明図 本発明のカバー体の一実施例を示す斜視説明図 本発明の通気管にカバー体を被嵌した一実施例を示す斜視説明図 本発明のカバー体及びキャップ体を被嵌した通気バルブの一実施例と排出ポンプの関係を示す説明図
符号の説明
1密閉タンク
2排出管
3排出バルブ
4通気管
5通気バルブ
6キャップ体
7通電検出部
8カバー体
9キャップ装着部
10排出ポンプ
11レバーハンドル

Claims (1)

  1. 一側に空気通気の通気管と他側に駆動ポンプによってタンク内液体を排出する排出管を備えた液体の貯留密閉タンクにおける通気バルブ開け忘れ防止機能付き排出ポンプ制御システムにおいて、前記通気管には操作レバーにより、空気通気回路を開閉する通気バルブを配設してあり、前記操作レバーが前記通気バルブの配設方向と同一方向にあるときに前記レバーと通気バルブを被嵌可能としたカバー体を嵌脱自在に添設してあり、前記通気バルブの通気口にはキャップ体を嵌着してあり、前記カバー体には前記キャップ体が装着可能であり、かつキャップ体の装着によって前記ポンプの起動が可能である通電検出部が配設してあり、前記密閉タンク内から液体を排出する時は、前記操作レバーの長手方向を前記通気バルブの配設と同一方向に合わせて前記カバー体で被嵌すると共に前記キャップ体を前記通気口から前記カバー体の通電検出部に移行し、前記駆動ポンプを駆動させることを特徴とする通気バルブ開け忘れ防止機能付き排出ポンプ制御システム





















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