JP3120282U - 一般家庭向け災害用給水装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】蛇口を開けるだけで室内配管からの緊急用水の給水がスムーズに行え、手軽で、使い勝手が良く、簡易加圧器は、電源を必要としない自転車や自動車等の空気入れでも利用可能で、災害時でも確実に探し出せて、使用でき、どのような簡易加圧器でも利用でき、構成が簡素で、量産に適し、低廉で、経済的で、一般家庭で採用し易く、災害時に安心して対応できる災害用給水装置を提供する。
【解決手段】給水管路に貯水タンク1を介装させ、給水管10に逆止弁11を介装すると共に、逆止弁11と貯水タンク1の間に加圧器接続機構Aを設け、加圧器接続機構Aは、給水管10に接続する開閉バルブ20と、開閉バルブ20の加圧口ソケット22に接続自在な変換ソケット25とを備え、変換ソケット25の先端部分には、空気入れ30等の簡易加圧器の接続ノズル31が接続可能なノズル接続部27を形成する。
【選択図】図1
【解決手段】給水管路に貯水タンク1を介装させ、給水管10に逆止弁11を介装すると共に、逆止弁11と貯水タンク1の間に加圧器接続機構Aを設け、加圧器接続機構Aは、給水管10に接続する開閉バルブ20と、開閉バルブ20の加圧口ソケット22に接続自在な変換ソケット25とを備え、変換ソケット25の先端部分には、空気入れ30等の簡易加圧器の接続ノズル31が接続可能なノズル接続部27を形成する。
【選択図】図1
Description
本考案は、主に、一般家庭に於いて、災害等で水道水の供給が停止した場合に、常時備蓄状態としておいた水を緊急用水として利用できるようにすると共に、この緊急用水を通常時の如く家庭内の室内配管からスムーズに給水できるように工夫した一般家庭向け災害用給水装置に関するものである。
従来、この種の災害用給水装置としては、例えば、特許文献1に示すような循環備蓄貯水槽が開示されている。
そして、この循環備蓄貯水槽は、水道配管に保温された密閉水槽を設け、通常は密閉水槽の下から水を供給し、上から取水することにより循環して使用し、断水時に逆止弁が閉じ、備蓄された新鮮な飲料水は止め弁を開け、取水口から取出すことにより、密閉水槽上部に設けた浮子式気弁が開き、取水できるように構成されたものである。
また、この他にも同様な多数の災害用給水装置が提案されている。
そして、この循環備蓄貯水槽は、水道配管に保温された密閉水槽を設け、通常は密閉水槽の下から水を供給し、上から取水することにより循環して使用し、断水時に逆止弁が閉じ、備蓄された新鮮な飲料水は止め弁を開け、取水口から取出すことにより、密閉水槽上部に設けた浮子式気弁が開き、取水できるように構成されたものである。
また、この他にも同様な多数の災害用給水装置が提案されている。
しかしながら、前述の如き口循環備蓄貯水槽や他の災害用給水装置にあっては、密閉水槽に備蓄された飲料水を、単に取水口等から取出せるように構成してあるだけで、密閉水槽の設置してあるところまで移動して、取水口を開いて適宜容器に水を入れる動作を何回も繰り返さなければならず、使い勝手が悪い難点等があった。
そこで、本考案は、前述の如き難点等を解消できるようにして、常時備蓄状態としておいた緊急用水を、誰でも手軽に行える簡単な操作によって、通常時の如く家庭内の室内配管からスムーズに給水できるようにし、しかも、構成が簡素で、量産に適し、比較的低廉で、経済的な一般家庭向け災害用給水装置を提供できるようにすべく案出されたものである。
しかして、請求項1記載の災害用給水装置にあっては、災害等で水道水の供給が停止した場合に、貯水タンク1内に備蓄状態となっている水を緊急用水として利用できるようにした一般家庭向けの災害用給水装置であって、水道水の給水管路に貯水タンク1を介装させ、貯水タンク1に接続される給水管10に逆止弁11を介装させると共に、この逆止弁11と貯水タンク1の間に加圧器接続機構Aを設けて構成され、この加圧器接続機構Aは、給水管10に接続される開閉バルブ20と、この開閉バルブ20の加圧口ソケット22に接続自在な変換ソケット25とを備え、変換ソケット25の先端部分には、空気入れ30等の簡易加圧器の接続ノズル31が接続可能なノズル接続部27を形成する手段を採用した。
また、請求項2記載の災害用給水装置にあっては、災害等で水道水の供給が停止した場合に、貯水タンク1内に備蓄状態となっている水を緊急用水として利用できるようにした一般家庭向けの災害用給水装置であって、上水本管等に連結される給水管10と、家庭の室内配管等に連結される供給管13とが、その底部に接続される貯水タンク1を設け、給水管10の貯水タンク1寄りに逆止弁11を介装させ、この逆止弁11と貯水タンク1の間の給水管10に加圧器接続機構Aを設け、貯水タンク1の上部には、エアー抜きバルブ6と圧力ゲージ7を設け、エアー抜きバルブ6先端には自動エアー抜き弁8を接続し、貯水タンク1の底部或いは供給管13には、蛇口12を設け、貯水タンク1内には、内部の水が全体的に移動するような整流板5を配し、前記加圧器接続機構Aは、給水管10に接続される開閉バルブ20と、この開閉バルブ20の加圧口ソケット22に接続自在な変換ソケット25とを備え、変換ソケット25の先端部分には、空気入れ30等の簡易加圧器の接続ノズル31が接続可能なノズル接続部27を形成し、災害等で水道水の供給が停止した時に、空気入れ30等の簡易加圧器の接続ノズル31をノズル接続部27に接続すると共に、簡易加圧器を作動せしめて貯水タンク1内に加圧エアーを送り込むことにより、家庭内の室内配管からの給水が可能となるように構成する手段を採用した。
従って、請求項1記載の災害用給水装置によれば、加圧器接続機構Aの変換ソケット25の先端部分に形成したノズル接続部27に、空気入れ30等の簡易加圧器の接続ノズル31を容易に且つ確実に接続でき、簡易加圧器を作動せしめることで、貯水タンク1内に加圧エアーを確実に且つスムーズに送り込め、この貯水タンク1内の加圧エアーの圧力によって、家庭内の蛇口を開けるだけで、室内配管からの給水がスムーズに行えるようになる。すなわち、誰でも手軽に行える簡単な操作によって、室内配管からの給水がスムーズに行える使い勝手の良い一般家庭向け災害用給水装置となる。
特に、簡易加圧器は、電源を必要としない自転車や自動車等の空気入れ30でも利用可能で、災害時でも確実に探し出せて、使用することができるものとなる。
加えて、加圧器接続機構Aには、変換ソケット25を設けてあるので、どのようなタイプの接続ノズル31を備えた簡易加圧器であっても利用できるようになる。
しかも、災害用給水装置自体や加圧器接続機構A自体の構成が簡素となり、量産に適し、比較的低廉で、経済的で、一般家庭で採用し易く、災害時に安心して対応できるようになる。
特に、簡易加圧器は、電源を必要としない自転車や自動車等の空気入れ30でも利用可能で、災害時でも確実に探し出せて、使用することができるものとなる。
加えて、加圧器接続機構Aには、変換ソケット25を設けてあるので、どのようなタイプの接続ノズル31を備えた簡易加圧器であっても利用できるようになる。
しかも、災害用給水装置自体や加圧器接続機構A自体の構成が簡素となり、量産に適し、比較的低廉で、経済的で、一般家庭で採用し易く、災害時に安心して対応できるようになる。
また、請求項2記載の災害用給水装置によれば、加圧器接続機構Aの変換ソケット25の先端部分に形成したノズル接続部27に、空気入れ30等の簡易加圧器の接続ノズル31を容易に且つ確実に接続でき、簡易加圧器を作動せしめることで、貯水タンク1内に加圧エアーを確実に且つスムーズに送り込め、この貯水タンク1内の加圧エアーの圧力によって、家庭内の蛇口を開けるだけで、貯水タンク1内の緊急用水を、家庭内の室内配管からスムーズに給水できるようになる。すなわち、誰でも手軽に行える簡単な操作によって、室内配管からの給水がスムーズに行える使い勝手の良い一般家庭向け災害用給水装置となる。
特に、簡易加圧器は、電源を必要としない自転車や自動車等の空気入れ30でも利用可能で、災害時でも確実に探し出せて、使用することができるものとなる。
更に、加圧器接続機構Aには、変換ソケット25を設けてあるので、どのようなタイプの接続ノズル31を備えた簡易加圧器であっても利用できるようになる。
しかも、災害用給水装置自体や加圧器接続機構A自体の構成が簡素となり、量産に適し、比較的低廉で、経済的で、一般家庭で採用し易く、災害時に安心して対応できるようになる。
加えて、圧力ゲージ7により、貯水タンク1内の圧力を表示できるようになり、空気入れ30等の簡易加圧器で貯水タンク1内に加圧エアーを送り込む際、その送り込み状態を容易に監視できて、貯水タンク1の変形や損傷等を確実に防止できるようになる。
そして、自動エアー抜き弁8により、通常時に、貯水タンク1内上部にエアーが溜まっている状態をセンサーが検知したときに、自動的に開いてこのエアーを排気できるようになる。
特に、簡易加圧器は、電源を必要としない自転車や自動車等の空気入れ30でも利用可能で、災害時でも確実に探し出せて、使用することができるものとなる。
更に、加圧器接続機構Aには、変換ソケット25を設けてあるので、どのようなタイプの接続ノズル31を備えた簡易加圧器であっても利用できるようになる。
しかも、災害用給水装置自体や加圧器接続機構A自体の構成が簡素となり、量産に適し、比較的低廉で、経済的で、一般家庭で採用し易く、災害時に安心して対応できるようになる。
加えて、圧力ゲージ7により、貯水タンク1内の圧力を表示できるようになり、空気入れ30等の簡易加圧器で貯水タンク1内に加圧エアーを送り込む際、その送り込み状態を容易に監視できて、貯水タンク1の変形や損傷等を確実に防止できるようになる。
そして、自動エアー抜き弁8により、通常時に、貯水タンク1内上部にエアーが溜まっている状態をセンサーが検知したときに、自動的に開いてこのエアーを排気できるようになる。
以下、本考案を図示例に基づいて説明すると、次の通りである。
本考案は、例えば、災害等で(天災による水道設備の故障や、渇水や、事故による水道設備の故障等で)水道水の供給が停止した場合に於いて、常時貯水タンク1内に備蓄状態となっている水を緊急用水として利用できるようにすると共に、自転車や自動車のタイヤの空気入れ30等の簡易加圧器を利用することで、家庭内の室内配管から貯水タンク1内の緊急用水をスムーズに給水できるようにしたものである。
具体的には、水道水の給水管路に貯水タンク1を介装させ、貯水タンク1に接続される給水管10に逆止弁11を介装させると共に、この逆止弁11と貯水タンク1の間に加圧器接続機構Aを設けて構成されたものである。
更に、この加圧器接続機構Aは、給水管10に接続される開閉バルブ20と、この開閉バルブ20の加圧口ソケット22に接続自在な変換ソケット25とを備え、変換ソケット25の先端部分には、空気入れ30等の簡易加圧器の接続ノズル31が接続可能なノズル接続部27を形成したものである。
すなわち、簡易加圧器は、電源を必要としない自転車や自動主等の空気入れ30でも利用可能で、しかも、変換ソケット25により、どのようなタイプの接続ノズル31を備えた簡易加圧器であっても利用できるように構成されたものである。
本考案は、例えば、災害等で(天災による水道設備の故障や、渇水や、事故による水道設備の故障等で)水道水の供給が停止した場合に於いて、常時貯水タンク1内に備蓄状態となっている水を緊急用水として利用できるようにすると共に、自転車や自動車のタイヤの空気入れ30等の簡易加圧器を利用することで、家庭内の室内配管から貯水タンク1内の緊急用水をスムーズに給水できるようにしたものである。
具体的には、水道水の給水管路に貯水タンク1を介装させ、貯水タンク1に接続される給水管10に逆止弁11を介装させると共に、この逆止弁11と貯水タンク1の間に加圧器接続機構Aを設けて構成されたものである。
更に、この加圧器接続機構Aは、給水管10に接続される開閉バルブ20と、この開閉バルブ20の加圧口ソケット22に接続自在な変換ソケット25とを備え、変換ソケット25の先端部分には、空気入れ30等の簡易加圧器の接続ノズル31が接続可能なノズル接続部27を形成したものである。
すなわち、簡易加圧器は、電源を必要としない自転車や自動主等の空気入れ30でも利用可能で、しかも、変換ソケット25により、どのようなタイプの接続ノズル31を備えた簡易加圧器であっても利用できるように構成されたものである。
また、災害用給水装置は、上水本管等に連結される給水管10と、家庭の室内配管等に連結される供給管13とが、その底部に接続される貯水タンク1を設け、給水管10の貯水タンク1寄りに逆止弁11を介装させ、この逆止弁11と貯水タンク1の間の給水管10に加圧器接続機構Aを設け、貯水タンク1の上部には、エアー抜きバルブ6と圧力ゲージ7を設け、エアー抜きバルブ6先端には自動エアー抜き弁8を接続し、貯水タンク1の底部或いは供給管13には、蛇口12を設け、貯水タンク1内には、内部の水が全体的に移動するような整流板5を配して構成されている。
更に、加圧器接続機構Aは、災害等で水道水の供給が停止した時に、空気入れ30等の簡易加圧器の接続ノズル31をノズル接続部27に接続すると共に、簡易加圧器を作動せしめて貯水タンク1内に加圧エアーを送り込むことにより、貯水タンク1内の緊急用水を家庭内の室内配管から給水できるように構成されている。
更に、加圧器接続機構Aは、災害等で水道水の供給が停止した時に、空気入れ30等の簡易加圧器の接続ノズル31をノズル接続部27に接続すると共に、簡易加圧器を作動せしめて貯水タンク1内に加圧エアーを送り込むことにより、貯水タンク1内の緊急用水を家庭内の室内配管から給水できるように構成されている。
前記貯水タンク1は、例えば、ステンレスの如き耐蝕性の優れた適宜金属板材(或いは、複合材でも良い)によって略中空円柱状に構成されており、略円板状の底板2と、略円筒状の周胴板3と、略円板状の天板4とからなり、この貯水タンク1内中央部分には整流板5が配されている。
しかも、貯水タンク1は、例えば、95リットル程度の容積を有し、五人家族が1週間以上生活できる程度の容量を備えたものが好ましい。
また、天板4は、ボルト等によって取外し可能に周胴板3に固定されており、定期的な内部清掃等が容易に行えるように形成されている。
しかも、貯水タンク1は、例えば、95リットル程度の容積を有し、五人家族が1週間以上生活できる程度の容量を備えたものが好ましい。
また、天板4は、ボルト等によって取外し可能に周胴板3に固定されており、定期的な内部清掃等が容易に行えるように形成されている。
前記整流板5は、例えば、周胴板3の内周面に設けた一対の縦溝部分に上方から差込み装着することによって、取外し可能に装着されているもので、貯水タンク1内の水道水が、その給水及び排水時に滞留することが無く全体的に移動するように設けられたものである。
尚、整流板5は、取外し可能に装着することにより、貯水タンク1内の定期的な清掃作業等が行い易くなっている。
また、整流板5は、貯水タンク1内を完全に仕切るものではなく、ある程度の水の通過が可能となるように装着されている。すなわち、災害時に貯水タンク1内の全ての緊急用水を使用できるように、取水口部分の水が整流板5を乗り越えなくても排水口がわに移動できるようになっている。
尚、整流板5は、取外し可能に装着することにより、貯水タンク1内の定期的な清掃作業等が行い易くなっている。
また、整流板5は、貯水タンク1内を完全に仕切るものではなく、ある程度の水の通過が可能となるように装着されている。すなわち、災害時に貯水タンク1内の全ての緊急用水を使用できるように、取水口部分の水が整流板5を乗り越えなくても排水口がわに移動できるようになっている。
前記エアー抜きバルブ6は、例えば、貯水タンク1の天板4中央部分の上方に配され、貯水タンク1内にエアーが溜まった時にこれを排気すべく手動で開閉できるようにしたものである。
前記圧力ゲージ7は、例えば、天板4上方に配され、貯水タンク1内の圧力を表示できるように設けられたもので、空気入れ30等の簡易加圧器で貯水タンク1内に加圧エアーを送り込む際、その送り込み状態を監視できて、貯水タンク1の変形や損傷等を確実に防止できるように設けられたものである。
前記自動エアー抜き弁8は、例えば、エアー抜きバルブ6の上方に連設されており、通常時に、貯水タンク1内上部にエアーが溜まっている状態をセンサーが検知したときに、自動的に開いてこのエアーを排気できるように設けられたものである。
前記給水管10は、例えば、貯水タンク1の底板2(或いは、周胴板3の下部)に設けた取水口に接続されており、上水本管の水道水がスムーズに貯水タンク1内に供給できるように設けられている。
前記逆止弁11は、例えば、給水管10の貯水タンク1近傍に配されており、災害時に給水管10からの給水が停止したときに、貯水タンク1内の水が給水管10内に戻らないように設けられたものである。
前記蛇口12は、例えば、貯水タンク1の底板2(或いは、周胴板3の下部)に設けたり、或いは、供給管13に接続して設けたりされ、災害時に(或いは、通常時でも良い)貯水タンク1内の水を直接給水できるように設けられている。
前記供給管13は、例えば、貯水タンク1の底板2(或いは、周胴板3の下部)に設けた排水口に接続されており、室内配管に貯水タンク1内の水をスムーズに供給できるように設けられている。
図中15は、貯水タンク1を災害時でも安定的に支持できるようにした架台で、この架台15は、例えば、地面等から離れた状態で貯水タンク1を支持し、加圧器接続機構Aや蛇口12を地面等から離れた位置に配置できるようにすると共に、これらを操作し易くなるように設けられたものである。
前記加圧器接続機構Aの開閉バルブ20は、例えば、逆止弁11と貯水タンク1の取水口との間の給水管10に連結され、その内部にはエアー及び水が変換ソケット25がわに戻らないような逆止弁が内蔵されている。また、開閉バルブ20は、上方のコック21の操作によって開閉するもので、その先端部分には、雌ネジが螺刻されている加圧口ソケット22が設けられている。
前記加圧器接続機構Aの変換ソケット25は、例えば、開閉バルブ20の加圧口ソケット22に螺着可能な雄ネジが螺刻されているソケット接続部26を基端部に有し、その先端部には空気入れ30等の簡易加圧器の接続ノズル31に螺合するような雄ネジが螺刻されているノズル接続部27が設けられている。ところで、ノズル接続部27は、簡易加圧器の接続ノズル31に適合するように形成されている。
尚、図中28は、例えば、前記ノズル接続部27を覆うように着脱自在に嵌着されるキャップで、このキャップ28は、通常時にノズル接続部27を衛生的に保護するもので、災害時には、接続ノズル31をノズル接続部27に装着すべく取外されるものである。
前記簡易加圧器は、例えば、自転車や自動車のタイヤに空気を入れるための空気入れ30等が利用され、ホース32の先端に適宜接続ノズル31が接続されている。尚、空気入れ30は、手動式のものでも良いし、電動式のものでも良い。
ところで、災害用給水装置の具体的構成、形状、寸法、材質、貯水タンク1の具体的構成、形状、寸法、材質、底板2の具体的構成、形状、寸法、材質、周胴板3の具体的構成、形状、寸法、材質、天板4の具体的構成、形状、寸法、材質、整流板5の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、数、エアー抜きバルブ6の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、圧力ゲージ7の具体的構成、形状、寸法、配設位置、自動エアー抜き弁8の具体的構成、形状、寸法、配設位置、給水管10の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、逆止弁11の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、蛇口12の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、供給管13の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、架台15の具体的構成、形状、寸法、材質、加圧器接続機構Aの具体的構成、配設位置、開閉バルブ20の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、コック21の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、加圧口ソケット22の具体的構成、形状、寸法、配設位置、変換ソケット25の具体的構成、形状、寸法、材質、ソケット接続部26の具体的構成、形状、寸法、ノズル接続部27の具体的構成、形状、寸法、簡易加圧器の具体的構成、空気入れ30の具体的構成、形状、寸法、接続ノズル31の具体的構成、形状、寸法、材質、ホース32の具体的構成、形状、寸法等は、図示例のもの等に限定されることなく、適宜自由に設定、変更できるものである。
本考案の災害用給水装置は前述の如く構成されており、次にその使用例について説明すると、先ず、災害等で水道水の供給が停止すると、ノズル接続部27からキャップ28を取外して、簡易加圧器の接続ノズル31を接続する。このとき、エアー抜きバルブ6は閉じておく。そして、簡易加圧器を作動させて加圧エアーを貯水タンク1内に送り込む。このとき、圧力ゲージ7によって貯水タンク1内の加圧エアーの圧力が所定圧力(例えば、通常上水本管から給水管10内に送られる水道水の圧力程度)を超えないように確認する。
以上の状態で準備が完了し、家庭内の蛇口を開くと、貯水タンク1内の加圧エアーの圧力により供給管13及び室内配管を介して貯水タンク1内の緊急用水が給水される。
それから、給水により貯水タンク1内の加圧エアーの圧力が低下した時は、簡易加圧器を作動させて加圧エアーを貯水タンク1内に繰返し送り込むようにする。
以上の状態で準備が完了し、家庭内の蛇口を開くと、貯水タンク1内の加圧エアーの圧力により供給管13及び室内配管を介して貯水タンク1内の緊急用水が給水される。
それから、給水により貯水タンク1内の加圧エアーの圧力が低下した時は、簡易加圧器を作動させて加圧エアーを貯水タンク1内に繰返し送り込むようにする。
1 貯水タンク
2 底板
3 周胴板
4 天板
5 整流板
6 エアー抜きバルブ
7 圧力ゲージ
8 自動エアー抜き弁
10 給水管
11 逆止弁
12 蛇口
13 供給管
15 架台
A 加圧器接続機構
20 開閉バルブ
21 コック
22 加圧口ソケット
25 変換ソケット
26 ソケット接続部
27 ノズル接続部
28 キャップ
30 空気入れ
31 接続ノズル
32 ホース
2 底板
3 周胴板
4 天板
5 整流板
6 エアー抜きバルブ
7 圧力ゲージ
8 自動エアー抜き弁
10 給水管
11 逆止弁
12 蛇口
13 供給管
15 架台
A 加圧器接続機構
20 開閉バルブ
21 コック
22 加圧口ソケット
25 変換ソケット
26 ソケット接続部
27 ノズル接続部
28 キャップ
30 空気入れ
31 接続ノズル
32 ホース
Claims (2)
- 災害等で水道水の供給が停止した場合に、貯水タンク内に備蓄状態となっている水を緊急用水として利用できるようにした一般家庭向けの災害用給水装置であって、水道水の給水管路に貯水タンクを介装させ、貯水タンクに接続される給水管に逆止弁を介装させると共に、この逆止弁と貯水タンクの間に加圧器接続機構を設けて構成され、この加圧器接続機構は、給水管に接続される開閉バルブと、この開閉バルブの加圧口ソケットに接続自在な変換ソケットとを備え、変換ソケットの先端部分には、空気入れ等の簡易加圧器の接続ノズルが接続可能なノズル接続部を形成したことを特徴とする一般家庭向け災害用給水装置。
- 災害等で水道水の供給が停止した場合に、貯水タンク内に備蓄状態となっている水を緊急用水として利用できるようにした一般家庭向けの災害用給水装置であって、上水本管等に連結される給水管と、家庭の室内配管等に連結される供給管とが、その底部に接続される貯水タンクを設け、給水管の貯水タンク寄りに逆止弁を介装させ、この逆止弁と貯水タンクの間の給水管に加圧器接続機構を設け、貯水タンクの上部には、エアー抜きバルブと圧力ゲージを設け、エアー抜きバルブ先端には自動エアー抜き弁を接続し、貯水タンクの底部或いは供給管には、蛇口を設け、貯水タンク内には、内部の水が全体的に移動するような整流板を配し、前記加圧器接続機構は、給水管に接続される開閉バルブと、この開閉バルブの加圧口ソケットに接続自在な変換ソケットとを備え、変換ソケットの先端部分には、空気入れ等の簡易加圧器の接続ノズルが接続可能なノズル接続部を形成し、災害等で水道水の供給が停止した時に、空気入れ等の簡易加圧器の接続ノズルをノズル接続部に接続すると共に、簡易加圧器を作動せしめて貯水タンク内に加圧エアーを送り込むことにより、家庭内の室内配管からの給水が可能となるように構成したことを特徴とする一般家庭向け災害用給水装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005010994U JP3120282U (ja) | 2005-12-27 | 2005-12-27 | 一般家庭向け災害用給水装置 |
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---|---|---|---|
JP2005010994U JP3120282U (ja) | 2005-12-27 | 2005-12-27 | 一般家庭向け災害用給水装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015071942A (ja) * | 2015-01-13 | 2015-04-16 | 株式会社アステック | 非常用水循環型貯水槽 |
JP2016033439A (ja) * | 2014-07-31 | 2016-03-10 | 株式会社ガスター | 貯湯システム |
-
2005
- 2005-12-27 JP JP2005010994U patent/JP3120282U/ja not_active Expired - Fee Related
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