JP2006242160A - オイル交換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 新油の給油や廃油の処分を簡便に行え、かつ、作業のために車両を拘束する時間を短縮できるオイル交換装置を提供する。
【解決手段】 交換タンク3に新油を入れて車両に装着する。交換タンク3内の新油は、オイルポンプ又は内燃機関の負圧又は位置エネルギーを用いてリザーブタンク2に移送される。その後、オイルパン1内の廃油を、オイルポンプ又は内燃機関の負圧を用いて交換タンク3に移送し、空になったオイルパン1に対してリザーブタンク2内の新油をオイルポンプ又は内燃機関の負圧又は位置エネルギーを用いて移送する。交換タンク3内の廃油は、車両から交換タンク3を取り外して廃棄処分する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、エンジンオイルなどのオイル交換を行う装置に関する。
特許文献1には、オイルパンに新しいオイルを供給するためのオイルタンクと、廃油タンクとを備え、オイル劣化時にオイルパンから廃油タンクにオイルを排出させた後、前記オイルタンクから新しいオイルをオイルパンに供給させるオイル自動交換装置が開示されている。
実開昭61−155613号公報
ところで、前記オイル自動交換装置では、自動でオイル交換がなされるものの、車載状態のオイルタンクに対して新しいオイルを給油し、また、廃油タンクから排出される廃油を別の容器で受けて廃棄する必要がある。
従って、前記オイルタンクに対してオイル缶から新しいオイルを給油する場合には、オイルタンクの上方位置でオイル缶を長時間支える作業が要求され、また、廃油タンクからの廃油を排出させる際には、車両の下に潜ったりする必要があるため、衣服や周囲を汚してしまう可能性がある。
このため、ユーザーが簡易に新しいオイルの給油及び廃油の処分を行えないと共に、新しいオイルの給油や廃油の廃棄のために車両を拘束する時間が長くなってしまうという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、新油の給油や廃油の処分を一般のユーザーが簡便に行え、かつ、作業のために車両を拘束する時間を短縮できるオイル交換装置を提供することを目的とする。
そのため、本発明では、システムに対して着脱可能なオイルタンクを介してオイルの交換を行う構成とした。
上記構成によると、システムから取り外したオイルタンクに対して新油を給油したり、或いは、廃油が移送されたオイルタンクをシステムから取り外して処理したりすることが可能となる。
従って、システムに固定されたオイルタンクに直接新油を給油し、また、システムに固定されたオイルタンクから廃油を排出させる場合に比べて、新油の給油や廃油の処分を簡便に行え、かつ、作業のために車両を拘束する時間を短縮できる。
以下に本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の第1実施形態のオイル交換装置を示す模式図である。
図1において、オイルパン1は、車両用の内燃機関のオイル循環システムを構成するものであり、内燃機関の下部に一体的に設けられ、エンジンオイルが貯蔵される。
尚、オイルパン1が車両用の自動変速機のオイル循環システムを構成し、ATF(automatic transmission fluid)を貯蔵するものであっても良い。
リザーブタンク2は、車両(システム)に固定されるオイルタンク(第1オイルタンク)であり、また、交換タンク3は、車両に対して着脱可能に構成されるオイルタンク(第2オイルタンク)である。
前記交換タンク3と前記リザーブタンク2とは第1配管4によって接続され、前記リザーブタンク2とオイルパン1とは第2配管5によって接続される。
更に、前記第1配管4の途中と前記第2配管5の途中とを接続する第3配管6が設けられる。
そして、前記第3配管6が前記第1配管4に接続される接続部6aと、前記リザーブタンク2との間の第1配管4には、交換タンク3内のオイルを前記リザーブタンク2に移送するための電動式の第1オイルポンプ7が設けられる。
また、前記第3配管6が前記第2配管5に接続される接続部6bと、前記オイルパン1との間の第2配管5には、前記リザーブタンク2内のオイルを前記オイルパン1に移送し、また、前記オイルパン1内のオイルを交換タンク3に移送するための電動式の第2オイルポンプ8が設けられる。
前記第1オイルポンプ7及び第2オイルポンプ8は、車両に搭載されるバッテリを電源として作動し、前記第2オイルポンプ8は回転方向の切り替えによってオイルの移送方向を反転できるようにしてある。
更に、各オイル経路を開閉するために、前記交換タンク3と接続部6aとの間に第1電磁弁11、前記接続部6aと第1オイルポンプ7との間に第2電磁弁12、前記リザーブタンク2と接続部6bとの間に第3電磁弁13、前記第3配管6の途中に第4電磁弁14が介装されている。
また、前記交換タンク3,リザーブタンク2及びオイルパン1内をそれぞれ大気開放するために設けられる大気開放管21〜23に、それぞれ第5〜第7電磁弁15〜17が介装されている。
前記交換タンク3,リザーブタンク2は、オイルパン1を備えた内燃機関と共に、エンジンルーム内に配設される。
図2及び図3は、前記交換タンク3の着脱構造を示す。
前記交換タンク3は、カートリッジタイプのオイルタンクであり、前記リザーブタンク2の上方に取り付けられるハウジング31に対して着脱される。
前記ハウジング31は、上方が開放される箱状に形成され、その内部に前記交換タンク3を収容する。
前記ハウジング31内には、ハウジング31の内周壁に摺接しつつ上下に平行移動する受け板32が設けられ、該受け板32の下面とハウジング31の底面との間には、スプリング33が介装されている。
前記交換タンク3の底面には、スプリング34によって閉弁方向に付勢される弁体35を備える接合部36が設けられ、該接合部36を介して交換タンク3からの新油の送り出し、及び、交換タンク3への廃油の注入が行われる。
一方、前記受け板32には、前記接合部36を挿通させ、受け板32の下面に前記接合部36を突出させる貫通穴32aが形成される。
前記交換タンク3をハウジング31に装着する際には、前記接合部36が前記貫通穴32aに挿通されるように、前記交換タンク3を受け板32上に乗せるようにする。
ここで、交換タンク3にオイルが入っている場合には、その自重によって前記スプリング33を押し縮めることになり、交換タンク3はハウジング31内に嵌め込まれる。
前記ハウジング31の底部には、前記接合部36に係合して前記弁体35を開弁させる開弁機構37が設けられている。
前記開弁機構37は、前記弁体35に突き当たることで開弁させる棒状の開弁部材37aと、該開弁部材37aが挿通される貫通穴を有し、開弁部材37aに沿って上下方向に移動可能に構成され、前記接合部36の外周が嵌合するホルダ部37bと、前記ホルダ部37bを上方に付勢するスプリング37cとを備えて構成される。
前記交換タンク3をハウジング31の底部に向けて押し付けると、接合部36がホルダ部37bに嵌合され、ホルダ部37bを下方に押し下げることになる。
上記ホルダ部37bの下方への移動に伴って、開弁部材37aは相対的にホルダ部37bの底面からせり上がり、開閉部材37aが前記弁体35をスプリング34の付勢力に抗して上方に移動させ、開弁させる。
前記交換タンク3は、前記弁体35が開弁する位置で図示省略したロック機構によってロックされるようになっている。
前記ホルダ部37bには、前記第1配管4に接続されるオイル穴37dが周壁を貫通して設けられていて、前記オイル穴37dを介して交換タンク3内のオイルの取り出し、また、交換タンク3へのオイルの移送が行われる。
交換タンク3を取り外す場合には、前記ロック機構によるロックを外し、ハウジング31内から引き抜くようにするが、ここで、アシスト手段としての前記スプリング33が交換タンク3をハウジング31内から押し出す方向の力を発生することで、交換タンク3の取り外し操作力が軽減される。
前記ハウジング31とリザーブタンク2との間隙には、オイルポンプ・バルブモジュール41が設けられる。
前記オイルポンプ・バルブモジュール41は、前記第1オイルポンプ7、第2オイルポンプ8、各電磁弁11〜17を含んで構成され、該オイルポンプ・バルブモジュール41とオイルパン1とが第2配管5によって接続されている。
図2において、符号61はエア抜きチューブであり、符号62はリザーブタンク2からのオイル吸出しチューブである
尚、前記各電磁弁11〜17は、全てOFF状態で閉弁され、ON状態で開弁する常閉型の電磁弁である。
上記構成によるオイル交換の流れを、図4のフローチャート及び図5の作業手順を参照しつつ、以下に説明する。
オイルパン1内のエンジンオイルを交換する際には、まず、交換タンク3(カートリッジ)内に前回交換された廃油が入っている場合には、この廃油を捨てる作業から行う。
前記廃油の廃棄作業は、前記交換タンク3をハウジング31から取り外して、交換タンク3内の廃油を別の廃棄用容器に移し替える作業となる。
従って、廃油を廃棄するときに、車両の下に潜り込む必要がなく、衣服や周囲を汚すことがない。
尚、前記交換タンク3からの廃油の廃棄は、例えばガソリンスタンドにおいて行うことが可能である。
交換タンク3が空になると続いて、前記交換タンク3内に新油を注ぎ込む。
前記新油の給油も、交換タンク3をハウジング31から外した状態で行えるので、無理な姿勢で給油を行う必要がなく、オイル缶から交換タンク3に対して容易に新油を給油できる。
前記交換タンク3に対する新油の給油は、前記接合部36を取り外し可能なキャップ式とし、前記接合部36を外して現れる開口部から行わせても良いし、前記接合部36とは別に給廃油口を設けても良い。
新油が入れられた交換タンク3をハウジング31に装着すると、各電磁弁11〜17のうち、電磁弁11,12,15,16のみを開弁させた状態で、第1オイルポンプ7を作動させることで、交換タンク3(カートリッジ)内の新油をリザーブタンク2に移送させる(S1)。
そして、内燃機関を停止させた車両の停止状態で(S2)、各電磁弁11〜17のうち、電磁弁11,14,16,17のみを開弁させた状態で第2オイルポンプ8を作動させて、オイルパン1内の廃油を交換タンク3に移送させ(S3)、オイルパン1内を空にする。
次いで、各電磁弁11〜17のうち、電磁弁13,16,17のみを開弁させた状態で、オイルパン1内の廃油を交換タンク3に移送させたときとは逆方向に第2オイルポンプ8を作動させることで、リザーブタンク2内の新油をオイルパン1内に移送させる(S4)。
上記の操作によってオイルパン1内のオイルは新油に入れ替えられ、交換タンク3内には廃油が入れられた状態になる。
上記第1実施形態によると、前述のように、新油の給油及び廃油の廃棄が着脱可能な交換タンク3を介して簡便に行え、オイル交換のために車両が拘束される時間を短くできると共に、電動ポンプを用いることで、タンク間のオイルの移送を確実に行わせることができる。
ここで、オイルパン1内の廃油を交換タンク3に移送させる作業と、リザーブタンク2内の新油をオイルパン1内に移送させるとは連続的に行わせて、オイルパン1にオイルがない状態で運転されることを回避することが必要であるが、交換タンク3からリザーブタンク2への新油の移送は運転中であっても可能であり、予めリザーブタンク2に新油を移送させておいて、その後、運転が停止されたときに、オイルパン1におけるオイル交換を実行させることができる。
また、オイル交換作業に伴う前記各電磁弁11〜17及びオイルポンプ7,8の作動制御は、作業者のスイッチ操作に基づいて行わせることができる。
前記スイッチとして、例えば、交換タンク3からリザーブタンク2への移送を指示するスイッチと、オイルパン1から交換タンク3への廃油の移送を指示するスイッチ、リザーブタンク2からオイルパン1への新油の移送を指示するスイッチを設けることで、必要な作動指示を行える。
更に、各タンク2,3にオイル量を計測するセンサを設け、必要な新油量よりも少ないときに、オイルパン1におけるオイル交換を禁止するように構成することができる。
また、交換タンク3には、新油が入っている場合と廃油が入っている場合があるので、交換タンク3のオイルが新油であるか廃油であるかを例えば光の透過率などで判断して、廃油が入っている場合に、リザーブタンク2へのオイルの移送を禁止すれば、廃油が再度オイルパン1に入れられてしまうことが回避できる。
また、交換タンク3に中を覗ける窓を設けることで、新油と廃油との取り違えを容易に回避できる。
更に、交換タンク3内に新油が必要量入っていることを検出できれば、交換必要タイミングを走行距離やオイルの使用時間やオイルの汚れなどから自動的に判断して、交換作業を自動で実行させることもできる。
オイル交換を自動的に行わせる場合には、オイルパン1でのオイル交換中における内燃機関の始動を禁止したり、機関が長時間停止されている時間帯を学習して機関が運転される可能性が低い時間にオイル交換を実行させたりすることができ、また、交換必要タイミングになっているのに交換タンク3への新油の給油が行われない場合に警告を発し、更に、交換タンク3に廃油を移送した場合に、廃油の廃棄を促す警告を発する構成とすることができる。
また、前記交換タンク3をハウジング31に対してロックする機構としては、交換タンク3を内部に収容したハウジング31の上部開口を閉塞する蓋部材を用いることが可能である。
ところで、上記第1実施形態では、交換タンク3からリザーブタンク2への新油の移送、オイルポン1から交換タンク3への廃油の移送、及び、リザーブタンク2からオイルパン1への新油の移送を、オイルポンプ7,8を用いて行わせたが、図6に示す第2実施形態では、内燃機関の吸入負圧を用いて前記リザーブタンク2中に負圧を閉じ込め、交換タンク3からリザーブタンク2への新油の移送を、前記負圧を利用して行う。
図6においては、図1に示した第1オイルポンプ7が省略され、代わりに、内燃機関の吸気マニホールド51と前記リザーブタンク2との接続する負圧管52を設けると共に、前記負圧管52の途中に電磁弁53を介装させてある。
それ以外の構成は、図1に示した第1実施形態と同じである。
上記第2実施形態では、交換タンク3からリザーブタンク2への新油の移送を行わせる前の内燃機関の運転状態において、前記電磁弁53を開いてリザーブタンク2内に内燃機関の吸入負圧を導入し、その後、前記電磁弁53を閉じてリザーブタンク2内に負圧を閉じ込める。
交換タンク3内の新油をリザーブタンク2に移送するときには、電磁弁11,12,15のみを開くことで、交換タンク3内の圧力とリザーブタンク2内との圧力差により新油が交換タンク3からリザーブタンク2へと移送される。
上記第2実施形態では、電動式のオイルポンプを1つだけ使用するので、電動式のオイルポンプを2つ用いる第1実施形態に比べ、システムコストを低減でき、また、機関停止中におけるバッテリの消耗を軽減できる。
図7は、第2実施形態と同様に、交換タンク3からリザーブタンク2への新油の移送を、内燃機関の吸入負圧を用いて行わせ、更に、オイルパン1から交換タンク3への廃油の移送にも内燃機関の吸入負圧を用い、また、リザーブタンク2からオイルパン1への新油の移送を、位置エネルギーを用いて行う第3実施形態を示す。
図7に示す第3実施形態では、一端が前記吸気マニホールド51に接続され、他端が2つに分岐して交換タンク3とリザーブタンク2とにそれぞれ接続する負圧管54を設け、前記負圧管54の分岐部54aと交換タンク3との間に電磁弁55を介装し、前記負圧管54の分岐部54aとリザーブタンク2との間に電磁弁56を介装してある。
また、リザーブタンク2をオイルパン1よりも高い位置に配置し、位置エネルギーによってリザーブタンク2からオイルパン1へ新油が移送されるようにしてある。
まず、交換タンク3からリザーブタンク2に新油を移送させる場合には、予め機関の運転中に電磁弁56を開いてリザーブタンク2に負圧を閉じ込めておき、電磁弁11,12,15のみを開くことで、交換タンク3内の圧力とリザーブタンク2内との圧力差により
交換タンク3からリザーブタンク2へと新油を移送させる。
次いで、空になった交換タンク3内に負圧を導入させるべく内燃機関の運転中に電磁弁55を開き、その後電磁弁55を閉じて交換タンク3内に負圧を閉じ込める。
内燃機関が停止されると、電磁弁11,14,17を開き、交換タンク3内の圧力とオイルパン1内の圧力との圧力差により、廃油がオイルパン1から交換タンク3に移送されるようにする。
オイルパン1内の廃油が交換タンク3内に排出されると、電磁弁13,16,17を開くことで、位置エネルギーによってリザーブタンク2内の新油がオイルパン1に移送される。
上記第3実施形態では、電動ポンプを全く用いずに、タンク間のオイル移送を行わせることができるので、第2実施形態に比べてより一層のコスト低減を図れると共に、機関停止中におけるバッテリの消耗をより軽減できる。
図8は、交換タンク3からリザーブタンク2への新油の移送を、位置エネルギーを用いて行わせ、リザーブタンク2からオイルパン1への新油の移送も位置エネルギーを用い、オイルパン1から交換タンク3への廃油の移送を内燃機関の吸入負圧を用いて行わせる第4実施形態を示す。
図8において、内燃機関の吸気マニホールド51と交換タンク3とを接続する負圧管57を設け、該負圧管57の途中に電磁弁58を介装させてある。
更に、エンジンルーム内において、交換タンク3をリザーブタンク2よりも高い位置に配設し、更に、リザーブタンク2をオイルパン1よりも高い位置に配設してある。
上記構成の第4実施形態では、電磁弁11,12,15,16を開くことで、交換タンク3内の新油を、位置エネルギーを用いてリザーブタンク2に移送させる。
その後、電磁弁58のみを開くことで交換タンク3内に負圧を導入し、その後電磁弁58を閉じて、交換タンク3内に負圧を閉じ込める。
内燃機関が停止されると、電磁弁11,14,17のみを開くことで、交換タンク3内の圧力とオイルパン1内の圧力との圧力差により、廃油がオイルパン1から交換タンク3に移送されるようにする。
オイルパン1内の廃油が排出されると、電磁弁13,16,17を開くことで、位置エネルギーによってリザーブタンク2内の新油をオイルパン1に移送させる。
上記第4実施形態によると、位置エネルギーを最大限に活用して、オイルの移送を行わせることができ、電動ポンプを使用せずに、然も、最も簡便な配管構成で、オイルの移送を確実行わせることができる。
尚、交換タンク3からリザーブタンク2への新油の移送を、位置エネルギーを用いて行わせ、リザーブタンク2からオイルパン1への新油の移送も位置エネルギーを用い、オイルパン1から交換タンク3への廃油の移送を、オイルポンプを用いて行わせることも可能である。
また、オイルパン1よりも交換タンク3を下方に位置させ、廃油の移送を、位置エネルギーを用いて行わせることも可能であるが、交換タンク3がエンジンルーム内の下方に位置すると、交換タンク3の着脱作業が容易に行えなくなるので、交換タンク3を、エンジンルーム内の上方に位置させ、オイルポンプ又は機関の吸入負圧を用いて廃油の移送を行わせることが好ましい。
更に、車両に対して着脱可能な新油用の交換タンクと廃油用の交換タンクとを個別に設けるようにしても良い。
本発明の第1実施形態を示すシステム図。 上記第1実施形態における交換タンクの着脱構造を示す図。 図2に示した接合部の部分拡大図。 上記第1実施形態のオイル交換におけるオイル移送処理の流れを示すフローチャート。 上記第1実施形態のオイル交換における操作手順を示す工程図。 本発明の第2実施形態を示すシステム図。 本発明の第3実施形態を示すシステム図。 本発明の第4実施形態を示すシステム図。
符号の説明
1…オイルパン,2…リザーブタンク,3…交換タンク,4〜6…配管、7,8…オイルポンプ、11〜17…電磁弁、21〜23…大気開放管、31…ハウジング、33…スプリング、36…接合部、37…開弁機構、41…オイルポンプ・バルブモジュール、51…吸気マニホールド

Claims (10)

  1. システムに対して着脱可能なオイルタンクを介してオイルの交換を行うことを特徴とするオイル交換装置。
  2. 前記着脱可能なオイルタンク内のオイルが、新油と廃油とに交換されることを特徴とする請求項1記載のオイル交換装置。
  3. オイルパンと、複数のオイルタンクとを備え、前記複数のオイルタンクの少なくとも一部がシステムに対して着脱可能であることを特徴とする請求項1又は2記載のオイル交換装置。
  4. オイルパンと、第1オイルタンクと、システムに対して着脱可能な第2オイルタンクと、前記第2オイルタンクのオイルを、新油と前記オイルパン内の廃油とに前記第1オイルタンクを介して交換するオイル交換手段とを備えたことを特徴とする請求項2記載のオイル交換装置。
  5. 前記オイル交換手段が、前記第2オイルタンク内の新油を前記第1オイルタンク内に移送させた後、前記オイルパン内の廃油を前記第2オイルタンクに移送し、その後、前記第1オイルタンク内の新油を前記オイルパン内に移送することを特徴とする請求項4記載のオイル交換装置。
  6. 前記オイル交換装置が、内燃機関が搭載される車両においてオイル交換を行う構成であり、
    前記オイル交換手段が、前記内燃機関の吸気負圧を用いてオイルの移送を行うことを特徴とする請求項4又は5記載のオイル交換装置。
  7. 前記オイル交換手段が、電動オイルポンプを用いてオイルの移送を行うことを特徴とする請求項4又は5記載のオイル交換装置。
  8. 前記オイル交換手段が、位置エネルギーを用いてオイルの移送を行うことを特徴とする請求項4又は5記載のオイル交換装置。
  9. 前記着脱可能なオイルタンクの前記システムに対する着脱の操作力を軽減するアシスト手段を備えたことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載のオイル交換装置。
  10. 車両に搭載される内燃機関のオイルを交換することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1つに記載のオイル交換装置。
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