JP4041482B2 - 液体容器及び複合容器 - Google Patents

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Description

本発明は、灯油やガソリン等の燃料類、飲料水、その他の家庭用、商業用および工業用液体が貯留されると共に、貯留されている液体を容器外部に排出可能とされた液体容器及び複合容器に関するものである。
一般に、液体容器内に貯蓄されている液体を安全かつ確実に外部へと排出する際には、手動により生じさせた圧力差や電動モーター等の外部動力を利用して容器内の液体を一時的に高い位置へと移動させるための汲上げ装置を使用することが多い。
例えば図12に示す汲上げ装置Aでは、容積可変の収縮室Bが、吸入弁Cおよび吐出弁Dを内蔵する主体室の上部に結合されると共に、主体室には鉛直下方向へと伸びる汲液管Eと、可撓性の吐出管Fとが連結された構成となっている。
このような汲上げ装置Aを家庭用の代表的な液体容器である灯油タンクと組み合わせて使用する際には、まず灯油タンクに備わる上部キャップを外して現れる給液口から汲液管Eを挿入し、収縮室Bを手で圧縮解放操作して生成した圧力差によりタンク内の灯油を主体室まで汲み上げた後、吐出管Fを通じて外部へと送出する。
また、使用を完了した場合には、給油管Eを灯油タンクから抜き去り、元通り灯油タンクの上部キャップを閉めてタンクを密閉状態としておく。なお、主体室まで液体を汲み上げるための動力源としては、手による前記収縮室Bの圧縮解放操作に代えて電動式を用いた構成の汲上げ装置も広く知られており、手動式の場合とほぼ同様に使用される。
上述のような従来の液体容器と汲上げ装置との組み合わせでは、液体容器と汲上げ装置が物理的に分離された二体構成となっているため、不使用時に保管する際や使用開始時に設置する際には液体容器と汲上げ装置が各々個別に運搬、管理、配置されている。したがって、汲上げ装置を使用する都度、液体容器のキャップを着脱する必要があり、設置や撤収に余計な手間が掛かるという問題があった。また、この煩雑さを無意識的あるいは意識的に避けるあまり、不注意によりキャップの装着を忘れた状態や、敢えてキャップを取り外したままの状態にて運搬、使用、保管される場面がしばしば見られるが、そのような状況では液体容器を傾斜、転倒させた際に内部の液体が床面に溢れ出ることになるため液体の浪費が避けられず、液体の種別や用途によっては周囲の環境へ悪影響を及ぼす等、取り扱い上の危険性も高かった。
そこで、上述の問題を解決するための工夫として、特開平7−167048号(特許文献1)に記載されている如く、液体容器の天面に突出させた給液筒の雄ねじに結合される雌ねじを設けた主体と、その主体に吸入弁と吐出弁とを備えた送液路を設け、その送液路にポンプ室を連結し、前記主体には吸入弁から下方へ伸びる吸入管と吐出弁に通じる可撓性の吐出管とを接続すると共に、前記送液路に安全コックを設けた構成の汲上げ装置が提案されている。特許文献1に記載されているものでは、使用の都度、給液筒のキャップを着脱せずとも液体容器内に貯蓄された液体を排出可能となり、操作上の手間が解消されるばかりか、液体容器を転倒させた際にも内部の液体が溢れ出ることが防止されるため安全性が高まる。また、液体容器の開閉がコックによって行われることにより、容器キャップの装着忘れが防止できるという効果がある。
特開平7−167048号公報
しかしながら、特許文献1に記載されている汲上げ装置を液体容器と組み合わせて使用する場合には、汲上げ装置が液体容器の天面よりも上方に突出していることから、液体容器を持ち上げて別の場所へと移動、運搬する際に容器の持ち手部分を把持しにくいばかりでなく、液体容器を保管する際に汲上げ装置を収めるための一定空間を容器上方に確保しなければならない。また移動時、運搬時、および保管時のいずれにおいても、突出した汲上げ装置が邪魔して複数の液体容器を天地方向に積み重ねることが難しいため、効率が著しく劣る。運搬時や保管時には汲上げ装置を液体容器から一時的に取り外すことでこれらの問題を幾分緩和出来るものの、液体容器への液体補給の場合と同様に汲上げ装置着脱と保管のための余計な手間が必要になるという新たな問題が生じ、本質的な問題解決策には程遠い。
本発明は、液体容器と汲上げ装置とを各々個別に運搬、管理、配置せずとも容器単体で容易に液体の排出を可能にすると共に、単独の液体容器と比較した場合にも液体補給時や移動時、運搬時および保管時の利便性を一切損なわず、かつ液体容器間での液体の移し替えが容易に行える新たな液体容器及び複合容器の提供を目的とする。
上記課題を解決する本発明の請求項1に記載された液体容器は、内部に液体を貯留する第一槽と、内部に可撓性を有する吐出管を収容可能な第二槽とから構成され、前記第一槽内に液体が給液口から給液筒を通じて補給されるように構成されると共に、前記第二槽内部に備わる汲上げ装置が駆動させられることにより汲み上げられた前記第一槽内の液体が前記第二槽内に収容された前記吐出管を通じて外部に排出可能とされ、天面の中央に把持部が設けられ、該把持部と前記第一槽との間に前記第二槽が設けられ、該第二槽に前記吐出管が引出し及び収容可能に構成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加え、前記吐出管の全長が前記第二槽に収容され、該吐出管の先端側が前記第二槽の外部へ引き出し及び収容可能に構成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、内部に液体を貯留する第一槽と、内部に可撓性を有する吐出管を収容可能な第二槽とから構成され、前記第一槽内に液体が給液口から給液筒を通じて補給されるように構成されると共に、前記第二槽内部に備わる汲上げ装置が駆動させられることにより汲み上げられた前記第一槽内の液体が前記第二槽内に収容された前記吐出管を通じて外部に排出可能とされ、前記第二槽内に前記給液筒とは異なる給気路が備わり、該給気路は、前記第二槽側面に開口した開口路と、該開口路を内側から閉塞させる栓体と、該栓体を開口路に内側から圧接させるバネ部材とを有し、前記給気路により前記第一槽内に生じる外気との気圧差が自動的に補正されるように構成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、内部に液体を貯留する第一槽と、内部に可撓性を有する吐出管を収容可能な第二槽とから構成され、前記第一槽内に液体が給液口から給液筒を通じて補給されるように構成されると共に、前記第二槽内部に備わる汲上げ装置が駆動させられることにより汲み上げられた前記第一槽内の液体が前記第二槽内に収容された前記吐出管を通じて外部に排出可能とされ、前記第二槽内に前記給液筒とは異なる給液路が備わり、前記第二槽側面に開口した第二給液口から前記給液路を通じて前記第一槽内に液体が補給可能に構成されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の構成に加え、前記第二槽天面に備わる上部結合手段と前記第一槽底面に備わる下部結合手段とが互いに結合することで天地方向に重畳配置された二体の液体容器間を固定可能に構成されていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5の液体容器と、該液体容器上に積み重ね可能な予備容器とを備え、前記予備容器は、液体が貯留される第一槽と、該第一槽底面に設けられた排出口とを備え、前記予備容器の排出口には前記第一槽の内部から外部へ液体を通す制限弁が備えられると共に、前記液体容器の第二槽天面に開口する給液口には前記制限弁を開通可能な開通部を備えた接続具が装着可能に構成され、前記液体容器の第二槽天面に前記予備容器を積み重ねた時に、前記接続具が前記液体容器の前記給液口に接続され、前記制限弁が前記開通部により開通されるように構成されたことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の構成に加え、前記予備容器は、前記第一槽天面に給液口を備え、該給液口には前記制限弁を開通可能な開通部が配置され、前記予備容器を複数積み重ねた時に、上方の予備容器の前記排出口が下方の予備容器の前記給液口に接続され、前記制限弁が前記開通部により開通されるように構成されたことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項6又は7に記載の構成に加え、前記予備容器の前記開通部は、前記給液口のキャップを取り外して装着されるアダプターに設けられていることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、上下に積み重ね可能に設けられ、液体が貯留される第一槽と、該第一槽底面に設けられ、第一槽の内部から外部へ液体を通す制限弁が配置された排出口と、前記第一槽天面に設けられた給液口と、該給液口のキャップを取り外して装着されるアダプターとを有し、
前記アダプターは、前記給液口に着脱可能に接続できる基部と、該基部から突設された筒体と、該筒体内に配置されて前記制限弁を開通可能な開通部とを有し、
前記第1槽を複数積み重ねた時に、上方に配置される前記排出口が、下方に配置される前記給液口の前記アダプターの前記筒体内に挿入されると共に、上方に配置される前記排出口の前記制限弁が、前記アダプターの前記開通部により開通されて、前記第一槽内の液体が下方に配置された前記第一槽内に、前記給液口を介して供給可能とされたことを特徴とする。
本発明の請求項1ないし4のいずれかに記載された構成によれば、汲上げ装置が液体容器と一体化しているため、使用時、不使用時のいずれにおいても、液体容器と汲上げ装置とを各々個別に運搬、管理、配置する必要が一切無い。また、液体容器の給液口が汲上げ装置から独立しているため、必要時には汲上げ装置を液体容器から取り外すことなく、いつでも液体容器天面の給液筒を通じて容器内部へと液体を補給可能であり、準備作業の余計な手間は不要となる。さらに、液体容器の天面よりも高い位置には構成物が何ら突出しないため、移動時、運搬時、および保管時に複数の液体容器を天地方向に積み重ねて配置しても安定している。もちろん液体容器を持ち上げて別の場所へと移動、運搬する際には容器の持ち手部分を容易に把持することが出来、液体容器を保管する際には容器上方に一定空間を確保せずとも良い。
本発明の請求項4に記載された構成によれば、複数の液体容器間で液体を容易に移動可能なため、見かけ上の液体容器容量が増大し、運用面の利便性が飛躍的に向上するという新たな効果が得られる。
本発明の請求項5に記載された構成によれば、天地方向に積み重ねて配置された複数の液体容器間が必要に応じて固定されるため、上方の液体タンクのずれが防止され、より一層安定した状態で設置できる。
請求項6に記載の発明によれば、液体容器に予備容器を積み重ねるだけで、予備容器の排出口に配置された制限弁が開き、予備容器内の液体を液体容器の第一槽内に、給液口を介して自動で供給することができるので、液体容器の第一槽内に液体を供給する手間が容易で、使い勝手がよい。
請求項7に記載の発明によれば、液体容器に複数の予備容器を積み重ねるだけで、各予備容器の排出口に配置された制限弁が開いて、複数の予備容器間が上下に接続されるため、液体容器の第一槽内に複数の予備容器内の液体を自動で供給することができ、液体容器の第一槽内に液体を供給する手間が更に容易で、より使い勝手がよい。
請求項8に記載の発明によれば、予備容器を積み重ねない間、給液口をキャップで閉塞できると共に、天面から外側に突出する部分を出来るだけ抑えることができ、各予備容器の取扱いが容易である。
請求項9に記載の構成によれば、液体容器を上下に積み重ねれば、第一槽の底面に設けられた制限弁が開き、第一槽内の液体を下側に配置された液体容器の第一槽内に給液口を介して自動で供給することができるので、第一槽内の液体を移送する手間がなく、使い勝手がよい。
以下では、本発明の実施の形態について、適宜図面を参照しつつ説明する。
[第一実施形態]
図1は本発明の液体容器の基本構成について示した部分透視三面図であり、(A)は正面図を、(B)は平面図を、また(C)は側面図をそれぞれ表している。
液体容器本体1は、螺子止めやリベット止め、圧着、嵌合、熔接、その他の適当な結合方法により天地方向に一体化した第一槽としての液体貯蔵部10および第二槽としての汲液部20から構成される。
この液体貯蔵部10は天面に外部から液体を供給するための給液口及び導入路となる給液筒11が上方に向けて突設されており、給液筒11の開口部には不使用時に液体貯蔵部10内への異物やゴミの混入を防止する機能を有する給液筒キャップ12が装着される。汲液部20の天面までの寸法は給液筒11とほぼ同じ高さに揃えられ、汲液部20天面の中央には液体容器本体1の把持部となる持ち手14が備わる。なお、本実施形態のように液体貯蔵部10と汲液部20を別体成形してから結合する代わりに、予め液体容器1全体を一体成形してから内部に隔壁を設けて液体貯蔵部10と汲液部20を気密分離する方法や、隔壁も含めた液体容器1全体を当初から一体成形する方法を用いても、本発明の液体容器と全く同等の目的と効果を有する液体容器を得ることが出来る。
汲液部20内には汲上げ装置25の上部が配置されるとともに、電池ボックス30が設けられ、この汲上げ装置25の下部側は、液体貯蔵部10天面の穴を通じて液体貯蔵部10内部へと挿通されており、その下端には汲液スクリュー21が配設されている。
汲上げ装置25の上端部には、合成樹脂等により形成された可撓性を持つ吐出ホース22と電動モーター34とが結合しており、電動モーター34は、電池ボックス30内に収容された電池32からの供給電力により駆動され、スイッチ33により回転制御される。
その吐出ホース22の先端部は、図1(B)に示すように、吐出ホース口23付近に設けられたホースガイド車24の回転により安定支持されるため、吐出ホース22を必要に応じて汲液部20内部に格納されている長さの分だけ吐出ホース口23から汲液部20の外部に引き出したり、再び汲液部20の内部へ戻し入れたりすることが出来る。
さらに、図2の断面図に詳細を示す通り、汲液部20側面には補助給液口40が設けられていて、補助給液口40の開口端には不使用時に給液口キャップ41が装着されて、他端は連結ホース42を介して液体貯蔵部10天面に設けられた補給口43と連通している。
また、補助給液口40の開口端には、開口路40aと、この開口路40aを閉塞するための栓体40bと、この栓体40bを開口路40aに内側から圧接させるバネ部材40cとが配設されており、開口路40aの外部側から気体或いは液体が流入可能であると共に、開口路40aの内部側から液体が流出しないように構成されている。
このような通気弁機構を給液口キャップ41または補助給液口40内に組み込むと、液体の補給時や排出時に液体容器1内に生じる外気との気圧差が自動的に補正され、液体の補給、排出作業をより円滑に行うことが出来る。
また、汲液部20側面に補助給液口40を設けることで、給液筒11上部に十分な作業空間が確保できない状況や、液体容器1の天面に何か物が載せてあって給液筒キャップ12に触れることすら難しいような状況、特に二体以上の液体容器1が積み重ねて配置されているような状況であっても、補助給液口40を通じて液体容器1内部に液体を補給することが可能となる。
液体貯蔵部10内に液体を補給する場合には、汲液部20が装着された状態のまま、従来の単独の液体容器と全く同様に給液筒11上端の給液筒キャップ12のみを着脱すれば良いため、取り扱いに際して汲上げ装置の着脱といった格別の困難や習熟を伴う操作は不要であり、既設の給油設備等を改修する必要も無い。特に液体容器1の外寸を既存の単独液体容器と全く同じに揃えれば、現存する給油関連施設や関係装置での運用性が完全に担保されることとなり、液体補給時ならびに容器の移動時、運搬時および保管時の利便性は一切損なわれないため、従来の単独液体容器からの代替を極めて迅速かつ容易に進められる。
そして、液体貯蔵部10内の液体を液体容器1の外部へと排出する際には、液体容器1と一体化した汲液部20のスイッチ33を操作するだけで、電動モーター34の作用により汲液スクリュー21が駆動されるため、液体容器単体のみで誰でも簡便に液体を汲み上げることが可能である。また、汲み上げられた液体は、汲液部20の外部へと自由に引き出し可能な吐出ホース22を通じて排出されるため、別容器への移し替えに際しても容易に確実に取り扱うことが出来る。
また、電池ボックス30は電池交換蓋31を介して電池32を容易に着脱可能な構造であるため、電源部の故障や電池切れに対する整備性が向上するばかりでなく、例えば灯油や有機溶剤といった易撚性や発火性、引火性を有する液体を貯蔵する際には、発火源となり得る電池32を予め分離しておくことで、防災上の観点から一層好ましい保管体制を整えることが出来る。
装置の更なる耐障害性と整備容易性を求める場合、電池32に加えて、スイッチ33や電動モーター34を適宜取り外し可能に装着することで容易に目的を達成し得る。
[第二実施形態]
図3、4は、それぞれ本発明の液体容器の代表的な実施形態を説明する斜視構成図であり、いずれも図1の基本構成に加えて汲液部20天面上に掃除用溝13が備わっている。本発明の実施形態による液体容器1では、先に述べた如く汲液部20の天面までの寸法を給液筒11とほぼ同じ高さに揃えた結果、給液筒キャップ12が汲液部20天面に埋め込まれた形で装着されるため、給液筒キャップ12の周囲にはキャップの掴持、回転を補助するための窪みが形成されている。給液筒キャップ12周囲の窪み内に溜まる水やゴミ等の汚れは、掃除用溝13により容易に清掃、排出することが出来る。
また、図3に示した液体容器1では、汲液部20の天面の辺縁部に上部結合手段としての上部結合用突条部101が、液体貯蔵部10の底面の辺縁部に下部結合手段としての下部結合用溝102がそれぞれ新たに備わっている。一方、図4では汲液部20の天面の四隅部に上部結合用孔201が、液体貯蔵部10の底面の四隅部に下部結合用脚202がそれぞれ新たに備わっている。
これら上部結合用突条部101及び下部結合用溝102や、上部結合用孔201及び下部結合用脚202の結合手段により、液体容器1を上下二段重ねで配置した際に二体の液体容器1間が固定されて容器同士のずれを防止することが出来る。勿論、三段以上を重ねて配置していてもよい。
なお、図3の実施形態では上部結合用突条部101及び下部結合用溝102、図4の実施形態では上部結合用孔201及び下部結合用脚202という組み合わせを適用しているが、これらの結合手段は互いに嵌合して上下二体の液体容器間を安定させる機能を備えていれば良い。したがって、それぞれ上下の構成を入れ替えて図3で上部結合用溝及び下部結合用突条部、図4で上部結合用脚及び下部結合用孔という組み合わせを採用することも可能であり、これらに代えて一般に広く用いられている公知の結合手段を用いたとしても本質的な効果の違いは生じない。
液体容器1を上下二段に積み重ねて配置することにより、本発明の液体容器1に特有の新たな利用効果が生じる。このような実施形態では、下方に位置する液体容器1bを主体的に利用し、上方に位置する液体容器1aは予備容器として活用する。すなわち、通常時は下方液体容器1bの吐出ホース口23から引き出した吐出ホース22を通じて下方液体容器1bに入っている液体を外へと排出し、下方液体容器1bの液体残量が減少して空に近くなった場合には、上方液体容器1aの吐出ホース口23から引き出した吐出ホース22を通じて上方液体容器1aに入っている液体を下方液体容器1bへと移し替えればよい。なお、上方液体容器1aの液体残量が少なくなった場合には、必要に応じて上方液体容器1aのみを液体の補給設備がある場所へ運搬し、通常どおりに給液筒11上端の給液筒キャップ12を外して液体を補給する。
[第三実施形態]
図5は、第二及び第三実施形態において上方液体容器1aの吐出ホース23により上方液体容器1a内の液体を下方液体容器1bへと移動させる際の利用状況を説明する側面図である。二体の液体容器1a、1bが上下方向に積み重ねられ、さらに同様の構成のものが横方向に二組並べて配置されている。上下二体の液体容器1a、1b間は、上方液体容器1aの下部結合用突条部104と下方容器1bの上部結合用溝103との嵌合により安定的に結合しており、上方液体容器の吐出ホース口23から引き出された吐出ホース22の先端部が下方液体容器1bの補助給液口40へと挿し入れられている。上方液体容器1aのスイッチ33を操作すれば、上方液体容器1a内の液体が電動モーター34と汲液スクリュー21の働きにより汲み上げられた後、吐出ホース22を通じて下方液体容器1bの補助給液口40から下方液体容器1b内へと排出されて下方液体容器1b内へと移動する。
[第四実施形態]
図6は本発明の液体容器1の変形実施形態として、汲液部を省略した構成の液体容器1を示している。この液体容器1は、第一槽の上面部としての天面に、給液口及び導入路となる給液筒11の汲液筒キャップ12と持ち手14が備わり、底面には排出口50が設けられている。また、図3と同様に、天面の辺縁部には上部結合用突条部101、液体容器1の底面の辺縁部には下部結合用溝102がそれぞれ備わっていて、液体容器1が同じ液体容器1または汲液部を備えた液体容器1と上下二段重ねで配置された際には二体の液体容器間を固定して容器同士のずれを防止する。排出口50は液体容器を上下二段重ねにした際に下方液体容器の給液筒11の上端開口部や給液口と対応する場所に位置し、キャップが装着される。排出口50の内側には、汲液部を備えた液体容器1と同様に制限弁とスプリングが備わり、液体容器1内の液体の流出を防止している。他の下方に位置する液体容器と組み合わせることで、汲液部を備えた液体容器同士の積み重ね時と同様に下方液体容器の給液筒中央部シャフトにより上方液体容器の制限弁を開放し、重力を利用して上方液体容器内の液体を下方液体容器内へと移動させることが出来る。
汲液部を持たない液体容器1は、液体を貯蔵する純粋な予備容器として機能する。したがって、汲液部を備えた液体容器と比較して、より低コストで製造することが出来る他、容器全体の軽量化と大容量化を達成できるという利点が得られる。
[第五実施形態]
図7は汲液部を持たない液体容器である予備容器1を示している。
この予備容器60の液体貯蔵部10の底面10cには、排出口61が下方に向けて設けられ、不使用時に液体貯蔵部10内への異物やゴミの混入を防止する機能を有するキャップ62が装着されている。また、底面10cの辺縁部には、図7(b)に示すように、全周にわたり突出部63が設けられ、この突出部63に沿って、図3に示すものと同様の下部結合用溝102が形成されている。
一方、液体貯蔵部10の天面10dには、埋め込まれた形で給液口65が設けられて、キャップ66により閉塞されている。更に、液体貯蔵部10の天面10dの辺縁部には、図3に示すものと同様の上部結合用突条部101が形成されている。
また、排出口61には、キャップ62を取り外した状態で露出するように、図8(a)に示すような制限弁73が備えられており、制限弁73は排出口61の内鍔部74に内側から当接する弾性体からなる栓体76と、この栓体76を内鍔部74に液密に当接させるように付勢するバネ部材77とを有している。
一方、給液口65には、キャップ66を取り外した状態で、図8(a)に示すような接続具としてのアダプター70が装着可能となっている。このアダプター70は、螺子等により給液口65に着脱可能に接続できる基部71と、基部71から突設された筒体72と、この筒体72内に配置されて制限弁73を開通させる開通手段としての突起部79とを備えている。
更に、この予備容器60の側面10eには、図9に示すように、アダプター70を外側から挿入して支持させることが可能な収納部78が設けられており、給液口65にアダプター70を装着しない間、収納部78に嵌合状態で収納しておくことができる。
また、この収納部78は、アダプター70を除去した後、排出口61のキャップ62と、給液口65のキャップ66とを収納可能となっており、それぞれのキャップ62、66を取り外した際、紛失を防止することが可能である。
なお、この予備容器60では、天面10dの中央に液体容器1の把持部となる持ち手14が設けられており、天面10dの持ち手14を把持して液体容器1を支持すれば、底面10cを下方に配置できるように構成されている。
このような予備容器60は、図10に示すように、図3に示す第二実施形態の液体容器1の上部に積み重ねることにより複合容器を構成することができる。
この複合容器は、予め、図3の液体容器1の給液筒11のキャップ12を取り外してアダプター70を装着しておき、予備容器60の底面10cの下部結合用溝102を、図3の液体容器1の天面の上部結合用突条部101に嵌合させるとと共に、予備容器60の排出口61を、キャップ62を取り外して、アダプター70の筒体72内に挿入して接続されている。
ここでは、図8(b)に示すように、上側に配置された予備容器60の排出口61の制限弁73が、下側に配置された図3の液体容器1の給液筒11に装着されたアダプター70内の突起部79により押圧されて、制限弁73が開通している。そのため上側の液体容器1の液体貯蔵部10内の液体は、アダプター70を介して下側に配置された図3の液体容器1の液体貯蔵部10に供給され、図3の液体容器1の汲液部20から排出させて使用される。
このような予備容器60を備えた複合容器によれば、図3に示す液体容器1に予備容器60を積み重ねるだけで、上側に配置された図7の液体容器1の液体貯蔵部10内の液体を、下側に配置された図3の液体容器1の液体貯蔵部10内に自動で供給することができるため、液体を液体容器10に供給する手間が容易で、使い勝手がよい。
また、この複合容器では、アダプター70が着脱可能に構成されているため、積み重ねない状態で単独で配置したり使用する場合には、給液口65をキャップ66により閉塞でき、アダプター70のように容器の外表面から外側に突出する部分を少なくでき、取扱いが容易である。
更に、収納部78に、排出口61のキャップ62と給液口65のキャップ66とが収容できるのでアダプター70を使用する際、排出口61から取り外されたキャップ62を収納部78に保持させることができ、キャップ62が紛失したり邪魔になるようなことがない。
[第六実施形態]
第五実施形態の予備容器60は、液体貯蔵部10の天面10dに図3の液体容器10と同一の上部結合用突条部101が備わり、更に、給液口65に制限弁73を開通させるための開通手段としてアダプター70が装着できるため、図11に示すように、予備容器60を複数積み重ねることが可能となっている。
ここでは、既に、図3の液体容器1に積み重ねられている予備容器60の天面10dの給液口65にアダプター70を装着し、別の予備容器60の排出口61のキャップ62を外し、その予備容器60の底面10cの下部結合用溝102を、既に、図4の液体容器1に積み重ねられている予備容器60の天面10dの上部結合用突条部101に嵌合させると共に、上側に配置された予備容器60の排出口61を、下側に配置される予備容器60の天面の給液口65に装着されたアダプター70の筒体72内に挿入して接続すれば、図3に示す汲液部20を有する液体容器1の上側に、複数の予備容器60を重畳配置することができる。
そして、積み重ねられた複数の予備容器60の全ての液体貯蔵部10内の液体を、最下位置に配置された図3の液体容器1の液体貯蔵部10に供給することが可能であり、その汲液部20から排出させることができる。
このように複数個の予備容器60を積み重ねて、各液体貯蔵部10に収容された液体を、最下位置に配置された図3に示す液体容器1に供給することができれば、より液体を供給する手間が容易で、使い勝手がよい。
本発明の液体容器の基本構成について示した三面図である。 本発明の液体容器の給液口について示した詳細説明図である。 本発明の液体容器の第一実施形態について示した斜視構成図である。 本発明の液体容器の第二実施形態について示した斜視構成図である。 本発明の液体容器の第三実施形態について示した側面図である。 本発明の液体容器の第四実施形態について示した斜視構成図である。 本発明の第五実施形態の液体容器について示し、(a)は縦断面図、(b)は底面図である。 同実施形態のアダプターの断面図であり、(a)は接続前を示し、(b)は接続後を示す。 同実施形態の液体容器の側面図である。 同実施形態の液体容器を積み重ねた複合容器を示した縦断面図である。 本発明の第六実施形態の複合容器について示した縦断面図である。 従来の手動式汲上げ装置について示した一部破断正面図である。
符号の説明
1、1a、1b 液体容器本体
10 液体貯蔵部
11 給液筒
12 給液筒キャップ
13 掃除用溝
14 持ち手
20 汲液部
21 汲液スクリュー
22 吐出ホース
23 吐出ホース口
24 ホースガイド車
30 電池ボックス
31 電池交換蓋
32 電池
33 スイッチ
34 電動モーター
40 補助給液口
41 給液口キャップ
42 連結ホース
43 補給口
50 排出口
101 上部結合用突条部
102 下部結合用溝
103 上部結合用溝
104 下部結合用突条部
201 上部結合用孔
202 下部結合用脚
A 給液装置
B 収縮室
C 吸入弁
D 吐出弁
E 給液管
F 吐出管

Claims (9)

  1. 内部に液体を貯留する第一槽と、内部に可撓性を有する吐出管を収容可能な第二槽とから構成され、
    前記第一槽内に液体が給液口から給液筒を通じて補給されるように構成されると共に、
    前記第二槽内部に備わる汲上げ装置が駆動させられることにより汲み上げられた前記第一槽内の液体が前記第二槽内に収容された前記吐出管を通じて外部に排出可能とされ
    天面の中央に把持部が設けられ、該把持部と前記第一槽との間に前記第二槽が設けられ、該第二槽に前記吐出管が引出し及び収容可能に構成されていることを特徴とする液体容器。
  2. 前記吐出管の全長が前記第二槽に収容され、該吐出管の先端側が前記第二槽の外部へ引き出し及び収容可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の液体容器。
  3. 内部に液体を貯留する第一槽と、内部に可撓性を有する吐出管を収容可能な第二槽とから構成され、
    前記第一槽内に液体が給液口から給液筒を通じて補給されるように構成されると共に、
    前記第二槽内部に備わる汲上げ装置が駆動させられることにより汲み上げられた前記第一槽内の液体が前記第二槽内に収容された前記吐出管を通じて外部に排出可能とされ、
    前記第二槽内に前記給液筒とは異なる給気路が備わり、該給気路は、前記第二槽側面に開口した開口路と、該開口路を内側から閉塞させる栓体と、該栓体を開口路に内側から圧接させるバネ部材とを有し、
    前記給気路により前記第一槽内に生じる外気との気圧差が自動的に補正されるように構成されていることを特徴とする液体容器。
  4. 内部に液体を貯留する第一槽と、内部に可撓性を有する吐出管を収容可能な第二槽とから構成され、
    前記第一槽内に液体が給液口から給液筒を通じて補給されるように構成されると共に、
    前記第二槽内部に備わる汲上げ装置が駆動させられることにより汲み上げられた前記第一槽内の液体が前記第二槽内に収容された前記吐出管を通じて外部に排出可能とされ、
    前記第二槽内に前記給液筒とは異なる給液路が備わり、前記第二槽側面に開口した第二給液口から前記給液路を通じて前記第一槽内に液体が補給可能に構成されていることを特徴とする液体容器。
  5. 前記第二槽天面に備わる上部結合手段と前記第一槽底面に備わる下部結合手段とが互いに結合することで天地方向に重畳配置された二体の液体容器間を固定可能に構成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載された液体容器。
  6. 請求項1乃至5の液体容器と、該液体容器上に積み重ね可能な予備容器とを備え、
    前記予備容器は、液体が貯留される第一槽と、該第一槽底面に設けられた排出口とを備え、
    前記予備容器の排出口には前記第一槽の内部から外部へ液体を通す制限弁が備えられると共に、前記液体容器の第二槽天面に開口する給液口には前記制限弁を開通可能な開通部を備えた接続具が装着可能に構成され、
    前記液体容器の第二槽天面に前記予備容器を積み重ねた時に、前記接続具が前記液体容器の前記給液口に接続され、前記制限弁が前記開通部により開通されるように構成されたことを特徴とする複合容器。
  7. 前記予備容器は、前記第一槽天面に給液口を備え、該給液口には前記制限弁を開通可能な開通部が配置され、
    前記予備容器を複数積み重ねた時に、上方の予備容器の前記排出口が下方の予備容器の前記給液口に接続され、前記制限弁が前記開通部により開通されるように構成されたことを特徴とする請求項6に記載の複合容器。
  8. 前記予備容器の前記開通部は、前記給液口のキャップを取り外して装着されるアダプターに設けられていることを特徴とする請求項6又は7に記載の複合容器。
  9. 上下に積み重ね可能に設けられ、液体が貯留される第一槽と、該第一槽底面に設けられ、第一槽の内部から外部へ液体を通す制限弁が配置された排出口と、前記第一槽天面に設けられた給液口と、該給液口のキャップを取り外して装着されるアダプターとを有し、
    前記アダプターは、前記給液口に着脱可能に接続できる基部と、該基部から突設された筒体と、該筒体内に配置されて前記制限弁を開通可能な開通部とを有し、
    前記第1槽を複数積み重ねた時に、上方に配置される前記排出口が、下方に配置される前記給液口の前記アダプターの前記筒体内に挿入されると共に、上方に配置される前記排出口の前記制限弁が、前記アダプターの前記開通部により開通されて、前記第一槽内の液体が下方に配置された前記第一槽内に、前記給液口を介して供給可能とされたことを特徴とする複合容器。
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