JP2010052846A - 乗客コンベア - Google Patents

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Abstract

【課題】エスカレータやオートライン等の乗客コンベアは、シャッターの閉鎖に連動して乗客コンベアを停止させる、乗客コンベア/シャッター連動が義務づけられているが、メンテナンスに際して当該連動を解除したものの当該連動復帰操作を忘れて、火災発生時にシャッターが閉動作して乗客コンベアを停止させるべき場合に、当該乗客コンベアを停止できない問題があった。
【解決手段】乗客コンベアとシャッターとの連動を解除した連動解除状態において、連動状態とする為の復帰操作を忘れた場合でも、所定条件が充足すると当該連動解除状態を自動解消して乗客コンベア/シャッター連動状態に復帰させる乗客コンベア/シャッター連動有効化手段を備える。
【選択図】図2

Description

乗客コンベアに係わり、特に乗客コンベアと建屋内空間とを遮断するシャッターの開閉と、乗客コンベアの稼働との連動に係わる技術である。
エスカレータやオートライン等の乗客コンベアは、その周辺の定められた距離以内に開閉式のシャッターが設けられる場合、乗客コンベアと当該シャッターとの連動が義務付けられており、当該連動は火災の延焼を防止するためにシャッターが閉鎖された場合、当該シャッターの閉鎖に連動して乗客コンベアを停止させるものである。
しかしながら、当該シャッターは、火災などの災害の発生と無関係に、乗客コンベアの平常運転終了後に閉鎖される場合が少なくない。
一方、乗客コンベアのメンテナンス作業に際しては、前記のように平常運転終了後にシャッターが閉鎖されていると、当該乗客コンベアに近接するシャッターを開放する必要があり、特に多数の乗客コンベアのメンテナンスのときはその作業負担が増大する問題があった。
当該問題を解決するために、従来、前記シャッターと乗客コンベアとを連動させる連動回路を無効にするシャッター連動解除・復帰手段、すなわち、シャッター連動解除装置の連動解除、連動復帰を手動操作にて行うシャッター連動解除装置が知られていた(特許文献1参照)。
実願昭59−75789号(実開昭60−190787号公報)のマイクロフィルム。
特許文献1に示す従来技術においては、シャッター連動解除装置にて当該連動を解除したときは、連動復帰操作を手動で行う必要があった。
しかしながら、当該シャッター連動解除装置にて連動を解除したものの当該連動復帰操作を行うことを失念して忘れる事態が生じると、シャッター連動解除状態のままになり、火災発生時にシャッターが閉動作して乗客コンベアを停止させなければならないにも係わらず、当該乗客コンベアを停止できなくなる問題があった。
本発明は上記問題を解決するために為されてもので、その目的は、乗客コンベア/シャッター連動解除状態において、連動復帰手動操作を忘れたときでも、自動的に当該乗客コンベア/シャッター連動解除状態が解消する乗客コンベアを提供することである。
乗客コンベアの設置空間と建屋内空間とを遮断するシャッターの開閉動作に応じて乗客コンベアの駆動電源を通電・遮断する乗客コンベア/シャッター連動手段と、当該乗客コンベア/シャッター連動手段の解除及びその復帰が手動操作にて行われる乗客コンベア/シャッター連動解除・復帰手段とを有して構成される乗客コンベアにおいて、
前記乗客コンベア/シャッター連動解除・復帰手段により乗客コンベア/シャッター連動手段が連動解除状態にあるとき、所定条件の充足により当該連動解除状態を自動解消して連動状態に復帰させる乗客コンベア/シャッター連動有効化手段を備えたことを特徴とする。
また、乗客コンベア/シャッター連動有効化手段を動作させる条件を、シャッターの開動作、乗客コンベア停止状態の所定時間経過、火災報知信号等とすることを特徴とする。
また、前記乗客コンベア/シャッター連動有効化手段は、乗客コンベア/シャッター連動手段の連動状態を解除するリレーの自己保持回路が所定条件により解除されることを特徴とする。
請求項1記載の発明は、
乗客コンベアとシャッターとの連動を解除した連動解除状態において、当該連動解除状態を解消して連動状態とする為の復帰操作を忘れた場合でも、自動的に乗客コンベア/シャッター連動状態に復帰するものであるから、メンテナンス作業を行ったときに乗客コンベアとシャッターとの連動を確実に確保できる効果を奏する。
請求項2乃至4記載の発明は、
乗客コンベア/シャッター連動状態に復帰させる条件を、乗客コンベア設置箇所、環境に応じて最適な条件を設定できる効果を有し、当該条件を全て具備させると如何なる箇所でも設置可能となるので、乗客コンベア設置箇所を考慮する負荷が無くなる効果を有する。
請求項5記載の発明は、
乗客コンベア/シャッター連動手段の連動状態の解除を自己保持回路を備えたリレーで行うので、ノイズの影響が少なく、しかも自己保持回路を前記条件を含ませた構成とすることにより、条件を追加重畳するときの構成が簡単になる効果を有する。
以下、本発明の実施形態を図1乃至図2に基づいて説明する。
図1は、乗客コンベアとシャッターの設置状態図を示し、図2は本発明における乗客コンベアの電気回路図を示す。
図1において、符号1,符号2は各々1階、2階の階床を、符号3、符号4は各々1階と2階の間に交差して設置されている上昇用乗客コンベア、下降用乗客コンベアを、また、符号5,符号8は上昇用乗客コンベア3の乗降場の近傍に設けられた開閉式の1階用シャッター、2階用シャッターを、符号6、符号7は同様に下降用乗客コンベア4の乗降場の近傍に設けられた開閉式の1階用シャッター、2階用シャッターを各々示す。
図2において、符号P、Nは電源を、符号Sはシャッターが閉じ始めると動作し、シャッターが閉じている間閉状態にあるシャッター閉鎖検出接点、符号10はシャッター閉鎖検出接点Sの閉成により動作するシャッター閉鎖検出リレーで、符号10aはシャッター閉鎖検出リレー10の付勢により閉動作するシャッター閉鎖検出リレー10の常開接点、符号10bはシャッター閉鎖検出リレー10の付勢により開動作するシャッター閉鎖検出リレー10の常閉接点、符号Cは自動復帰形の乗客コンベア/シャッター連動解除・復帰スイッチで、連動解除接点Ckと連動復帰接点Cfを具備する。
符号15は乗客コンベア/シャッター連動解除第1リレーで、前記乗客コンベア/シャッター連動解除・復帰スイッチCを前記連動解除接点Ck側に操作したときに付勢される。
符号15aは乗客コンベア/シャッター連動解除第1リレー15の付勢により閉動作する乗客コンベア/シャッター連動解除第1リレー15の常開接点、符号16は乗客コンベア/シャッター連動復帰リレーで、前記乗客コンベア/シャッター連動解除・復帰スイッチCを前記連動復帰接点Cf側に操作したときに付勢される。
符号16bは乗客コンベア/シャッター連動復帰リレー16の付勢により開動作する乗客コンベア/シャッター連動復帰リレー16の常閉接点、符号9は乗客コンベア/シャッター連動解除第2リレー、符号9ax、符号9ayは前記乗客コンベア/シャッター連動解除第2リレー9の付勢により閉動作する乗客コンベア/シャッター連動解除第2リレー9の常開接点、符号17Tは乗客コンベアが停止したままの状態で所定時間経過するとその接点を開放する乗客コンベア停止状態検出タイマー接点、符号18Fは火災が発生したときにその接点を開放する火災報知接点である。
符号13は自動復帰形の乗客コンベア上昇運転スイッチ、符号14は自動復帰形の乗客コンベア下降運転スイッチ、符号11は乗客コンベアを上昇運転させる乗客コンベア上昇運転用リレー、符号11aは乗客コンベア上昇運転用リレー11の付勢により閉動作して乗客コンベア上昇運転用リレー11の自己保持回路を構成する乗客コンベア上昇運転用リレー11の常開接点、符号12は乗客コンベアを下降運転させる乗客コンベア下降運転用リレー、符号12aは乗客コンベア下降運転用リレー12の付勢により閉動作して乗客コンベア下降運転用リレー12の自己保持回路を構成する乗客コンベア下降運転用リレー12の常開接点、符号12bは乗客コンベア下降運転用リレー12の付勢により開動作して乗客コンベア上昇運転用リレー11への通電を遮断する乗客コンベア下降運転用リレー12の常閉接点、符号11bは乗客コンベア上昇運転用リレー11の付勢により開動作して乗客コンベア下降運転用リレー12への通電を遮断する乗客コンベア上昇運転用リレー11の常閉接点である。
本発明の制御動作を説明する。
まず始めに、乗客コンベア/シャッター連動手段について、乗客コンベア3、及び当該乗客コンベア3の近傍に配設されたシャッター5,8が開放されて、平常運行中である場合について説明する。
シャッター5,8が開放しているのでシャッター閉鎖検出接点Sは開状態であり、シャッター閉鎖検出リレー10は付勢されない。
したがって、シャッター閉鎖検出リレー10の付勢により作動される常開接点10a、常閉接点10bにも変化は生じないこととなる。
また、乗客コンベア/シャッター連動解除・復帰スイッチCも操作されていない中立状態なので、当該乗客コンベア/シャッター連動解除・復帰スイッチCの連動解除接点Ck及び連動復帰接点Cfに各々接続する、乗客コンベア/シャッター連動解除第1リレー15、及び乗客コンベア/シャッター連動復帰リレー16共に付勢されないものであるから、前記乗客コンベア/シャッター連動解除第1リレー15、及び乗客コンベア/シャッター連動復帰リレー16の付勢により作動する、常開接点15a、及び常閉接点16bにも変化は生じない。
すると、当該常開接点15aを介して電源Pに接続する乗客コンベア/シャッター連動解除第2リレー9も付勢されないこととなるので、当該乗客コンベア/シャッター連動解除第2リレー9の付勢により作動する常開接点9ax,9ayにも変化は生じないこととなる。
ここで、乗客コンベア上昇運転スイッチ13を投入すると、電源P−常閉接点10b−乗客コンベア上昇運転スイッチ13−常閉接点12b−乗客コンベア上昇運転用リレー11−電源Nの回路が形成される。
すると、乗客コンベア上昇運転用リレー11の付勢によりリレー11aが閉成されて、乗客コンベア上昇運転用リレー11の自己保持回路が形成されるので乗客コンベア3は上昇運転を行う。
また、乗客コンベア下降運転スイッチ14を投入すると、前記の乗客コンベア上昇運転スイッチ13の投入と同様に、常開接点12aによる乗客コンベア下降運転用リレー12の自己保持回路が形成されて、乗客コンベア3は下降運転を行う。
次に、シャッター5或いはシャッター8が閉鎖したときの乗客コンベア/シャッター連動手段の動作について説明する。
シャッター5或いはシャッター8が閉鎖するとシャッター閉鎖検出接点Sが閉成され、シャッター閉鎖検出リレー10が付勢されるので、常閉接点10bが開放し、常開接点10aが閉成する。
前記常閉接点10bの開放により、乗客コンベア上昇運転スイッチ13、乗客コンベア上昇運転用リレー11、乗客コンベア下降運転スイッチ14、乗客コンベア下降運転用リレー12等は電源Pより切り離されるので、乗客コンベア上昇運転用リレー11、乗客コンベア下降運転用リレー12は消勢され、乗客コンベア上昇運転スイッチ13、乗客コンベア下降運転スイッチ14の操作はその効力を奏しなくなる。
その後、シャッター5或いはシャッター8が開放されると、シャッター閉鎖検出接点Sが開放されるので、シャッター閉鎖検出リレー10が消勢されて、開放されていた常閉スイッチ10bが閉成されるので、当該常閉スイッチ10bを介して電源ラインPから、乗客コンベア上昇運転スイッチ13、乗客コンベア下降運転スイッチ14へ電源が供給されて、シャッター5或いはシャッター8と乗客コンベアとの連動が解消される。
次に、前記の様にシャッターが閉鎖され、乗客コンベアが停止状態にあるときに、メンテナンス作業などにより乗客コンベア3の運転、すなわち、シャッターと乗客コンベアとの連動を解除する、乗客コンベア/シャッター連動解除・復帰手段について説明する。
シャッター5或いはシャッター8が閉鎖状態にあることからシャッター閉鎖検出接点Sが閉成されていることとなるので、シャッター閉鎖検出リレー10の付勢により、常閉接点10bが開放状態となり、常開接点10aが閉成状態となっている。
当該状態において、乗客コンベア/シャッター連動解除・復帰スイッチCの接点が連動解除接点Ck側に操作されると、乗客コンベア/シャッター連動解除第1リレー15が付勢されて、電源P−閉成された常開接点15a−常閉接点16b−乗客コンベア/シャッター連動解除第2リレー9−電源Nの回路が形成されて、乗客コンベア/シャッター連動解除第2リレー9が付勢される。
当該、乗客コンベア/シャッター連動第2リレー9が付勢されると、常開接点9axが閉成されるので、電源P−乗客コンベア/シャッター連動第2リレー9の付勢により閉成された常開接点9ax−シャッター閉鎖検出リレー10の付勢により閉成されている常開接点10a−乗客コンベア停止状態検出タイマー接点17T−火災報知接点18F−常閉接点16b−乗客コンベア/シャッター連動第2リレー9−電源Nとなる乗客コンベア/シャッター連動解除第2リレー9の自己保持回路が形成される。
このとき、乗客コンベア/シャッター連動解除第2リレー9の付勢に伴って常開接点9ayが閉成されるため、乗客コンベア上昇運転スイッチ13を投入すると、電源P、N間に、電源P−乗客コンベア/シャッター連動解除第2リレー9の付勢により閉成された常開接点9ay−乗客コンベア上昇運転スイッチ13−常閉接点12b−乗客コンベア上昇運転用リレー11−電源Nの回路が形成されて、乗客コンベア上昇運転用リレー11が付勢される。
当該乗客コンベア上昇運転用リレー11の付勢により常開接点11aが閉成されるので、乗客コンベア上昇運転用リレー11の自己保持回路、すなわち、電源P−乗客コンベア/シャッター連動解除第2リレー9の付勢により閉成された常開接点9ay−乗客コンベア上昇運転用リレー11の付勢により閉成された常開接点11a−常閉接点12b−乗客コンベア上昇運転用リレー11−電源Nに至る自己保持回路が形成される。
これにより、シャッター閉鎖検出リレー10の常閉接点10bが開放されて乗客コンベア上昇運転スイッチ13への電源供給が断たれた状態においても、前記閉成された常開接点9ayを介して電源供給が為されるので乗客コンベア3の上昇運転を行うことができる。
また、乗客コンベア下降運転スイッチ14を投入した場合も、上記と同様の動作により乗客コンベア3の下降運転を行うことができる。
ここで、シャッター閉鎖状態において、乗客コンベア/シャッター連動解除・復帰手段が連動を解除した連動解除状態から連動状態に手動操作復帰させる場合について説明する。
手動操作によって乗客コンベア/シャッター連動状態に復帰させるときは、乗客コンベア/シャッター連動解除・復帰スイッチCを連動復帰接点Cf側に操作すると、乗客コンベア/シャッター連動復帰リレー16が付勢されて常閉接点16bが開放されるので、乗客コンベア/シャッター連動解除第2リレー9が消勢される。
当該乗客コンベア/シャッター連動解除第2リレー9が消勢されると閉成されていた常開接点9axが開放されて乗客コンベア/シャッター連動解除第2リレー9の自己保持回路が解消するので、乗客コンベア/シャッター連動解除・復帰スイッチCの接点が中立位置に自動復帰して乗客コンベア/シャッター連動復帰リレー16の付勢が消滅しても当該乗客コンベア/シャッター連動解除第2リレー9が付勢されることはない。
また、当該乗客コンベア/シャッター連動解除第2リレー9が消勢されると、閉成されていた常開接点9ayも開放するので、乗客コンベア3は駆動不能となってシャッターとの連動が復帰する。
次いで、シャッターが閉鎖され、乗客コンベア3が停止状態にあるときに、メンテナンス作業などのために、シャッターと乗客コンベアとの連動を解除し、乗客コンベア3を稼働してメンテナンス作業終了後に、シャッターと乗客コンベアとの連動を復帰させる操作が行われない場合に、自動復帰させる乗客コンベア/シャッター連動有効化手段について説明する。
シャッターと乗客コンベアとの連動を解除し、乗客コンベア3を稼働して保守点検した後、乗客コンベア/シャッター解除・復帰スイッチCを連動復帰接点Cf側に操作することなく、所定時間が経過すると、乗客コンベア停止状態検出タイマー接点17Tが開放するので、乗客コンベア/シャッター連動解除第2リレー9の自己保持回路は開放されて乗客コンベア/シャッター連動解除第2リレー9が消勢される。
当該乗客コンベア/シャッター連動解除第2リレー9が消勢されると閉成されている常開接点9ayが開放され、連動解除状態時に当該常開接点9ayを介して供給されていた、乗客コンベア上昇運転スイッチ13、乗客コンベア下降運転スイッチ14への電源供給ルートは遮断されることとなる。
したがって、乗客コンベア/シャッター連動解除・復帰スイッチCを連動復帰接点Cf側に操作することを失念した場合でも、シャッターと乗客コンベア3とは所定時間経過後に連動解除状態から連動状態に移行する。
また、前記所定時間経過前に火災の発生による火災報知信号に基づいて火災報知接点18Fが開放されると、乗客コンベア/シャッター連動解除第2リレー9の自己保持回路は開放されて乗客コンベア/シャッター連動解除第2リレー9が消勢されるので、閉成されている常開接点9ayが開放され、連動解除状態時に当該常開接点9ayを介して供給されていた、乗客コンベア上昇運転スイッチ13、乗客コンベア下降運転スイッチ14への電源供給ルートは遮断されることとなる。
したがって、乗客コンベア/シャッター連動解除・復帰スイッチCを連動復帰接点Cf側に操作することを失念した場合でも、シャッターと乗客コンベア3は火災報知信号により連動解除状態から連動状態に移行する。
さらに、常閉スイッチ10bも、開放されているので、乗客コンベア上昇運転スイッチ13、乗客コンベア下降運転スイッチ14への電源供給は遮断されることとなる。
また、シャッター5,8が開状態になると、シャッター閉鎖検出接点Sが開放されるので、シャッター閉鎖検出接点Sの閉成によって付勢されていたシャッター閉鎖検出リレー10は消勢されるので、閉成していた常開接点10aも開放されるので、乗客コンベア/シャッター連動解除第2リレー9の自己保持回路は解消されて乗客コンベア/シャッター連動解除第2リレー9が消勢されるので、閉成されている常開接点9ayが開放され、連動解除状態時に当該常開接点9ayを介して供給されていた、乗客コンベア上昇運転スイッチ13、乗客コンベア下降運転スイッチ14への電源供給ルートは遮断されることとなる。
したがって、乗客コンベア/シャッター連動解除・復帰スイッチCを連動復帰接点Cf側に操作することを失念した場合でも、シャッター5,8の開動作により連動解除状態から連動状態に移行する。
前期実施形態においては、スイッチ、及びリレーを用いたシーケンス制御によるものであるが、スイッチに係わらずメンテナンス装置による制御信号等同等の機能を実現できる手段、及び当該シーケンス制御と同等の機能をソフトウエアを用いた手段にて実現しても良い。
乗客コンベアとシャッターの設置状態図である。 本発明における乗客コンベアの電気回路図である。
符号の説明
P 電源
N 電源
S シャッター閉鎖接点
C 乗客コンベア/シャッター連動解除・復帰スイッチ
Ck 連動解除接点
Cf 連動復帰接点
1 階床
2 階床
3 乗客コンベア
4 乗客コンベア
5 シャッター
6 シャッター
7 シャッター
8 シャッター
9 乗客コンベア/シャッター連動解除第2リレー
9ax 乗客コンベア/シャッター連動解除第2リレー9の常開接点
9ay 乗客コンベア/シャッター連動解除第2リレー9の常開接点
10 シャッター閉鎖検出リレー
10a シャッター閉鎖検出リレー10の常開接点
10b シャッター閉鎖検出リレー10の常閉接点
11 乗客コンベア上昇運転用リレー
11a 乗客コンベア上昇運転用リレー11の常開接点
11b 乗客コンベア上昇運転用リレー11の常閉接点
12 乗客コンベア下降運転用リレー
12a 乗客コンベア下降運転用リレー12の常開接点
12b 乗客コンベア下降運転用リレー12の常閉接点
13 乗客コンベア上昇運転スイッチ
14 乗客コンベア下降運転スイッチ
15 乗客コンベア/シャッター連動解除第1リレー
15a 乗客コンベア/シャッター連動解除第1リレー15の常開接点
16 乗客コンベア/シャッター連動復帰リレー
16b 乗客コンベア/シャッター連動復帰リレー16の常閉接点
17T 乗客コンベア停止状態検出タイマー接点
18F 火災報知接点

Claims (5)

  1. 乗客コンベアの設置空間と建屋内空間とを遮断するシャッターの開閉動作に応じて乗客コンベアの駆動電源を通電・遮断する乗客コンベア/シャッター連動手段と、当該乗客コンベア/シャッター連動手段の解除及びその復帰が手動操作にて行われる乗客コンベア/シャッター連動解除・復帰手段とを有して構成される乗客コンベアにおいて、
    前記乗客コンベア/シャッター連動解除・復帰手段により乗客コンベア/シャッター連動手段が連動解除状態にあるとき、所定条件の充足により当該連動解除状態を自動解消して連動状態に復帰させる乗客コンベア/シャッター連動有効化手段を備えたことを特徴とする乗客コンベア。
  2. 前記所定条件が、前記シャッターの開動作である請求項1記載の乗客コンベア。
  3. 前記所定条件が、乗客コンベアの停止状態が所定時間経過したことである請求項1記載の乗客コンベア。
  4. 前記所定条件が、火災報知信号である請求項1記載の乗客コンベア。
  5. 前記乗客コンベア/シャッター連動有効化手段が、乗客コンベア/シャッター連動手段の連動状態を解除するリレーの自己保持回路が前記所定条件により解除される請求項2乃至4記載の乗客コンベア。
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