JP2010052782A - 粒状物収納容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の課題は、簡単な構造によって粒状物同士のぶつかりあいを防ぎ、粒状物の破損や取り出し時の音の発生を防止するとともに、適数の取り出しが可能であり、さらに粒状物の充填も容易な粒状物収納容器を提供することである。
【解決手段】粒状物を1層に並べて収納する、底面と側面と天面とによって形成される収納部を有し、該収納部には、底面および/または天面に設けられた、粒状物の自由な移動を規制し、粒状物を整列させる整列リブを有し、前記収納部における整列リブ上の隙間が粒状物の厚さより小さいことを特徴とする粒状物収納容器。
【選択図】図1

Description

本発明は、錠剤等の粒状物を収納する薄型の容器に関する。
従来、医薬品錠剤、サプリメント、ガム、キャンデー等の粒状物を収納する容器としては、さまざまな形態の容器が使用されているが、ねじ蓋付のガラス瓶に代表されるように、内容物である粒状物を収納空間にばら入れする形態が最も一般的である。
特許文献1に記載された錠剤容器は、片手で取出し口の開閉ができる操作性の良い薄型錠剤容器に関するものであるが、明細書の記載にある通り、錠剤やカプセルをバラ収納し、適宜の数の錠剤を手の掌に取り出すようにした錠剤容器である。
特許文献2に記載された錠剤収納容器は、2種類の錠剤を適数づつ簡単に取出せるようにした錠剤収納容器である。この錠剤収納容器は、四角形状の底板の周縁から短周壁を起立して形成した錠剤収納部分を連結板によって2つの区画に区分し、それぞれの区画に異なる錠剤を収納し、取出し機構を操作することにより、同時に2種類の錠剤を適数づつ取出せるようにしたものである。
特許文献1に記載された錠剤容器も、特許文献2に記載された錠剤収納容器も、いずれも内容物である錠剤を収納空間にばら入れするものであり、このように粒状物を収納空間にばら入れした場合、容器から粒状物を取り出す時に音がしたり、持運び時の振動や衝撃によって粒状物同士が衝突して破損したりする問題があった。
特許文献3に記載された錠剤収納容器は、適数の錠剤を衛生的に取り出せるようにした錠剤収納容器であって、容器本体内に回動可能に設けた、外周面に錠剤を収納する凹部を多数穿設した円板を有し、この円板を回動することによって凹部に収納された錠剤を1個づつ取り出せるようにした錠剤収納容器である。この錠剤収納容器によれば、錠剤同士がぶつかり合って、音を生じたり、割れたりすることはないが、収納できる個数が限られるのと、複雑な回転機構を有するため、容器自体が高価なものとならざるを得ないという問題がある他、錠剤をそれぞれの凹部に一つずつ挿入するのに手間がかかるという問題もある。
特開平11-193081号公報 特開平9-226855号公報 特開平9-193974号公報
本発明の解決しようとする課題は、簡単な構造によって粒状物同士のぶつかりあいを防ぎ、粒状物の破損や取り出し時の音の発生を防止するとともに、適数の取り出しが可能であり、さらに粒状物の充填も容易な粒状物収納容器を提供することである。
上記の課題を解決するための手段として、請求項1に記載の発明は、粒状物を1層に並べて収納する、底面と側面と天面とによって形成される収納部を有し、該収納部には、底面および/または天面に設けられた、粒状物の自由な移動を規制し、粒状物を整列させる整列リブを有し、前記収納部における整列リブ上の隙間が粒状物の厚さより小さいことを特徴とする粒状物収納容器である。
また、請求項2に記載の発明は、粒状物を1層に並べて収納する薄型の容器であって、底面と側面と天面とによって形成される収納部を有し、該収納部には、底面から立ち上がり、高さが粒状物の厚さの15%以上50%未満である整列リブが、容器の長辺と平行に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の粒状物収納容器である。
また、請求項3に記載の発明は、前記収納部は、整列リブの存在しない移動空間を有し、該移動空間に接して、粒状物を取り出し可能な開閉蓋を有することを特徴とする請求項1または2に記載の粒状物収納容器である。
また、請求項4に記載の発明は、前記開閉蓋は、天面に設けられ、ヒンジによって開閉するものであることを特徴とする請求項3に記載の粒状物収納容器である。
また、請求項5に記載の発明は、前記開閉蓋は、側面に設けられ、ヒンジによって開閉するものであることを特徴とする請求項3に記載の粒状物収納容器である。
また、請求項6に記載の発明は、前記側面に設けられた開閉蓋は、粒状物を1個保持する保持装置を具備することを特徴とする請求項5に記載の粒状物収納容器である。
本発明に係る粒状物収納容器は、粒状物を1層に並べて収納する、底面と側面と天面とによって形成される収納部を有し、該収納部には、底面および/または天面に設けられた、粒状物の自由な移動を規制し、粒状物を整列させる整列リブを有し、前記収納部における整列リブ上の隙間が粒状物の厚さより小さいことを特徴とする粒状物収納容器であるから、粒状物は整列リブによって整列され、整列リブを乗越えて収納部内を動き回ることはない。従って容器を動かした時に粒状物同士が衝突して音を立てたり、破損したりする可能性を小さくすることができる。また整列リブの形状を変えることにより、さまざまな形態の容器を実現することができる。
また、粒状物を1層に並べて収納する薄型の容器であって、底面と側面と天面とによって形成される収納部を有し、該収納部には、底面から立ち上がり、高さが粒状物の厚さの15%以上50%未満である整列リブが、容器の長辺と平行に設けられている場合には、容器の構造が単純であり、コンパクトな収納容器が実現する。また、1層に並べて収納された粒状物は、整列リブに沿って配列し、整列リブを乗越えて収納部内を動き回ることはないため、容器を動かした時に粒状物同士が衝突して音を立てたり、破損したりする可能性を小さくすることができる。
また、容器に粒状物を充填する際に、底面を含む容器本体の上から粒状物を散布して振動を与えるという簡単な操作で整列リブに沿って能率良く充填を行うことが可能である。
また前記収納部が、整列リブの存在しない移動空間を有し、該移動空間に接して、粒状物を取り出し可能な開閉蓋を有する場合には、内容物である粒状物を取り出す際、天面を構成する蓋を取り外すことなく、開閉蓋を開くことによって粒状物を少量づつ取り出すことが可能となる。
また、前記開閉蓋が、天面に設けられ、ヒンジによって開閉するものである場合には、底面を構成する部材と天面を構成する部材との2つの部材のみによって容器が構成されるため、部品点数が少なくて済み、容器を組立てる手間も省け、製造コストが少なくて済む。
また、前記開閉蓋が、側面に設けられ、ヒンジによって開閉するものである場合にも、
前項と同様の効果を発揮する。
またさらに、前記側面に設けられた開閉蓋に、粒状物を1個保持する保持装置を具備した場合には、粒状物を確実に1個づつ取り出すことが可能となる。
以下図面に従って本発明に係る粒状物収納容器の実施形態について詳細に説明する。
図3は、本発明に係る粒状物収納容器の一つの実施態様を示した模式図であり、(1)は容器本体2に粒状物を充填した状態を示しており、(2)は蓋体3を示している。
また図4は、図3に示した粒状物収納容器の断面説明図である。
本発明に係る粒状物収納容器は、粒状物18を1層に並べて収納する、底面5と側面6と天面4とによって形成される収納部8を有し、収納部8には、底面5および/または天面4に設けられた、粒状物18の自由な移動を規制し、粒状物18を整列させる整列リブ9を有し、前記収納部8における整列リブ上の隙間cが粒状物の厚さtより小さいことを特徴とする。
容器本体2の底面5の周囲から立ち上がる側面6は、嵌合リブ7によって蓋体3と嵌合する。底面5、側面6、天面4によって形成される収納部8の高さは、内容物である粒状物18の厚さtの2倍よりも大きくしないことが必要である。そうすることにより蓋体3が取付けられた状態で粒状物18が収納部8に1層に並ぶことはできても、2層以上に重なることはない。また粒状物18が、整列リブ9を乗越えて隣の列に移動することもない。
図3、4に示した実施態様においては、7本の整列リブ9が容器の長辺10と30°の角度をなして設けられている。また整列リブ9は底面5と天面4を形成する蓋体3の内面との上下両面に設けられている。このように整列リブ9は、底面、天面のいずれか一方かまたは両方に設けることができる。整列リブ9を上下両面に設けた場合には、粒状物18の移動を規制する効果が高まる。一方整列リブ9を底面あるいは天面にのみ設けた場合には、容器の構造が単純になり、製造コストを少なくすることができる。
整列リブ9の形状については、図4に示されたような矩形断面を有する棒状の形状が一般的であるが、粒状物18の外形に合わせて、富士山型の断面形状としても良い。また整列リブ9の上端の角にアール形状を持たせることにより、粒状物18を損傷することを防ぐ効果が期待される。
整列リブ9の高さhについては、特に制約はないが、整列リブ9の高さが低すぎる場合には粒状物を整列させる効果が薄れる。また、高すぎる場合には、粒状物を充填する際に、円滑に充填する上で支障が生じる。整列リブ9の好ましい高さとしては、粒状物の厚さtの10%〜80%であり、さらに好ましくは、15%〜50%の範囲である。整列リブ9の間隔については、粒状物18の直径dと断面曲率形状と整列リブ9の高さ、幅を加味して決定される。
図4に示されたように、本発明に係る粒状物収納容器においては、収納部8に収納された粒状物18は、整列リブ9が存在するため、一つの収納空間に粒状物をバラ入れした場合とは異なり、容器が傾けられたり動かされたりした場合であっても、整列リブ9を超えて隣の列に移動したり、粒状物同士がぶつかりあって、音をたてたり、破損したりすることがない。
なお図3および図4に示した粒状物収納容器においては、1層の収納部8によって容器が構成されているが、上記の条件を満たす収納部を複層備えた容器であっても良い。
図1は、本発明に係る粒状物収納容器の他の実施態様を示した模式図であり、(1)は容器本体2に粒状物18を充填した状態を示し、(2)は蓋体3の外観を示している。
また図2は、図1に示した粒状物収納容器の断面説明図である。
本実施態様における粒状物収納容器は、粒状物18を1層に並べて収納する薄型の容器であって、底面5と側面6と天面4とによって形成される収納部8を有し、収納部8には、底面5から立ち上がり、高さhが粒状物の厚さtの15%以上50%未満である整列リブ9が、容器の長辺10と平行に4本設けられている。
容器本体2の底面5の周囲から立ち上がる側面6は、嵌合リブ7によって蓋体3と嵌合する。底面5、側面6、天面4によって形成される収納部8の高さは、整列リブの高さhと整列リブ上の隙間cとの合計であり、従って内容物である粒状物18の厚さtの150%よりも大きくなることはない。従って蓋体3が取付けられた状態で粒状物18が収納部8に1層に並ぶことはできても、2層以上に重なることはない。また粒状物18が、整列リブ9を乗越えて隣の列に移動することもない。
本発明の粒状物収納容器に収納された粒状物18は、整列リブ9に沿って整列しているので、容器を動かしたりした場合にも粒状物同士がランダムに衝突して音をたてたり、破損したりすることがないため、粒状物の収納容器としての信頼性が高いものである。なお、本発明の粒状物収納容器に収納する粒状物の形状としては、球形または扁球形でほぼ一定の大きさであるものが望ましく、長球形や不揃いな形状のものに対しては容器の特徴が十分に発揮されない可能性がある。
また本実施態様においては、収納部8の一部に整列リブ9の存在しない移動空間19が設けられており、この移動空間19に接する蓋体3の一角に開閉蓋11が設けられている。
容器に収納された粒状物18は、整列リブ9によって自由な移動が規制され、整列リブ9に沿っては移動できるが、整列リブ9を乗越えて隣の列に移動することはできない。
しかし移動空間19においては、粒状物18の横方向の移動が可能であり、開閉蓋11を開くことによって取り出し口から1〜数粒づつ取出される。
図1(2)は、本実施態様における蓋体3の外観を示した模式図である。
蓋体3とヒンジ12でつながった開閉蓋11が設けられている。開閉蓋11は、蓋体3の上表面と同一の面になっているため、開閉のために指掛け窪み15が設けられている。
図5は、図1に示した粒状物収納容器の開閉蓋の構造を示した説明図である。
図5(1)は、開閉蓋11を閉じた状態を、(2)は開閉蓋11を開いた状態を示している。図5(1)については、既に説明したので、説明を省略する。
図5(2)において、開閉蓋11を開くと、円形の取り出し口13が設けられており、取り出し口13には、開閉蓋11の内側に設けられたインナーリング14が嵌合するようになっている。取り出し口13の開口幅w1は、粒状物18の直径dの110%〜150%程度が好ましい。また取り出し口13のコーナーからのずれを示す取り出し口のオフセットaは、dの10%〜50%程度とすることにより、粒状物を1個だけ取り出す操作が円滑になり、好ましい結果を与える。
図6は、本発明に係る粒状物収納容器における開閉蓋の他の実施態様を示した説明図であり、図6(1)は、開閉蓋11を閉じた状態を、(2)は開閉蓋11を開いた状態を示している。本実施態様においては、開閉蓋11は、ヒンジ12によって蓋体3とつながっており、開く時に指が掛りやすいように、指かけ16が設けてある。本実施態様においては、取り出し口13は四辺形状となっており、開口幅w2は、粒状物の直径dの130%〜180%程度とすることにより、一度に1〜3個の粒状物を取り出すのに都合がよい。
図7は、本発明に係る粒状物収納容器の他の実施態様を示した説明図である。
図7(1)は、容器本体2に粒状物18を充填した状態を示しており、図7(2)は、容器本体2に蓋体3を取付け、開閉蓋11を開いた状態を示している。
本実施態様においては、底面5と側面6と天面である蓋体3とによって形成される収納部を有し、収納部には、底面5から立ち上がり、高さが粒状物18の厚さtの15%以上50%未満である整列リブ9が、容器の長辺10と平行に4本設けられている。収納部の一部には、整列リブの存在しない移動空間19が設けられており、移動空間19に接してヒンジ12によって開閉する開閉蓋11が側面6に設けられており、開閉蓋11を開くことにより粒状物18を取り出せるようにしたことを特徴とする。
本実施態様においては、側面6の一部に開閉蓋11が設けられており、開閉蓋11はヒンジ12によって側面6につながっている。開閉蓋11は、ヒンジ12を支点として開閉することができる。開閉蓋11には、指かけ16が設けられており蓋体3を取付けた状態でも開閉蓋11を開閉することが可能である。
開閉蓋11を開いた状態における開口幅w3は、粒状物の直径dの110%〜150%であることが好ましい。このようにすることにより、粒状物を1回の操作で1〜数個取り出すことができる。
図8は、図7に示した粒状物収納容器の開閉蓋の他の実施態様を示した説明図である。本実施態様においては、開閉蓋11の内側に粒状物18を1個保持する保持装置17を具備することを特徴とする。保持装置17は、図に示したように粒状物18をくちばしでくわえるように保持するものであり、容器を傾けて開閉蓋11の部分を下にすることにより、くちばしに相当する部分に粒状物18が入り込んで保持される。次いで容器を水平にして開閉蓋11を開くことにより、1個の粒状物を取り出すことが可能となるものである。
本発明に係る粒状物収納容器に粒状物を充填する場合には、蓋体を取付ける以前の容器本体を水平に保持し、上方から粒状物を供給して振動を与えることにより、容易に充填することができる。本発明に係る粒状物収納容器の収納部は、粒状物が1層配列することができる深さを有しており、さらに整列リブを有しているので、このような簡単な操作により粒状物を整列させつつ充填することが可能となるのである。
本発明に係る粒状物収納容器に用いる材料としては、公知の熱可塑性樹脂が使用可能であるが、好ましい材料としては、ポリプロピレン樹脂のランダムコポリマー、ブロックコポリマー、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂、低密度ポリエチレン樹脂、あるいはこれらの混合体である。
直径6mm、厚さ3.0mmの錠剤が50粒収納できる容器を作成した。
容器の形状は、図1および図5に示された形状とし、10粒の錠剤が収納される列が5列並んだ構造とした。整列リブの高さを1.0mm、整列リブ上の隙間を4.0mmとした。また円形の取り出し口の直径を4.0mmとし、取り出し口のオフセットを2.5mmとした。容器の材質は、容器本体をポリプロピレン樹脂、蓋体をポリプロピレン樹脂とした。得られた容器にプレス打錠の錠剤を50粒充填した。
この収納容器は、錠剤を取出す時に大きな音がせず、確実に1錠づつ取り出すことができた。また容器を振ったりしても、錠剤同士が衝突して破損することもなかった。
直径8mm、厚さ4.0mmの錠剤が35粒収納できる容器を作成した。
容器の形状は、図9に示された形状であり、図9(1)は、開閉蓋11を閉じた状態であ
り、図9(2)は、開閉蓋11を開いた状態である。また図9(3)は、容器本体2に粒状物18を充填した状態である。3本の整列リブ9によって8粒の錠剤18が収納される列が4列形成され、上部の移動空間19に3個の錠剤が収納される構造とした。整列リブの高さを1.3mm、整列リブ上の隙間を3.7mmとした。また取り出し口開口幅w4を10.0mmとした。容器の材質は、容器本体をポリプロピレン樹脂、蓋体をポリプロピレン樹脂とした。得られた容器にプレス打錠の錠剤を35粒充填した。
この収納容器は、錠剤を取出す時に大きな音がせず、1錠づつ取り出すことができた。また容器を振ったりしても、錠剤同士が衝突して破損することもなかった。
本発明に係る粒状物収納容器の一つの実施態様を示した模式図。(1)容器本体に粒状物を充填した状態。(2)蓋体。 図1に示した粒状物収納容器の断面説明図。 本発明に係る粒状物収納容器の他の実施態様を示した模式図。(1)容器本体に粒状物を充填した状態。(2)蓋体。 図3に示した粒状物収納容器の断面説明図 図1に示した粒状物収納容器の開閉蓋の構造を示した説明図。(1)開閉蓋を閉じた状態。(2)開閉蓋を開いた状態。 本発明に係る粒状物収納容器における開閉蓋の他の実施態様を示した説明図。(1)開閉蓋を閉じた状態。(2)開閉蓋を開いた状態。 本発明に係る粒状物収納容器の他の実施態様を示した説明図。(1)容器本体に粒状物を充填した状態。(2)蓋体を取付けて開閉蓋を開いた状態。 図7に示した粒状物収納容器の開閉蓋の他の実施態様を示した説明図。 実施例2に示した粒状物収納容器の説明図。(1)開閉蓋を閉じた状態。(2)開閉蓋を開いた状態。(3)容器本体に粒状物を充填した状態。
符号の説明
1・・・粒状物収納容器
2・・・容器本体
3・・・蓋体
4・・・天面
5・・・底面
6・・・側面
7・・・嵌合リブ
8・・・収納部
9・・・整列リブ
10・・・容器の長辺
11・・・開閉蓋
12・・・ヒンジ
13・・・取り出し口
14・・・インナーリング
15・・・指かけ窪み
16・・・指かけ
17・・・保持装置
18・・・粒状物
19・・・移動空間
d・・・粒状物の直径
t・・・粒状物の厚さ
h・・・整列リブの高さ
c・・・整列リブ上の隙間
a・・・取り出し口のオフセット
w1・・・開口幅
w2・・・開口幅
w3・・・開口幅
w4・・・開口幅

Claims (6)

  1. 粒状物を1層に並べて収納する、底面と側面と天面とによって形成される収納部を有し、該収納部には、底面および/または天面に設けられた、粒状物の自由な移動を規制し、粒状物を整列させる整列リブを有し、前記収納部における整列リブ上の隙間が粒状物の厚さより小さいことを特徴とする粒状物収納容器。
  2. 粒状物を1層に並べて収納する薄型の容器であって、底面と側面と天面とによって形成される収納部を有し、該収納部には、底面から立ち上がり、高さが粒状物の厚さの15%以上50%未満である整列リブが、容器の長辺と平行に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の粒状物収納容器。
  3. 前記収納部は、整列リブの存在しない移動空間を有し、該移動空間に接して、粒状物を取り出し可能な開閉蓋を有することを特徴とする請求項1または2に記載の粒状物収納容器。
  4. 前記開閉蓋は、天面に設けられ、ヒンジによって開閉するものであることを特徴とする請求項3に記載の粒状物収納容器。
  5. 前記開閉蓋は、側面に設けられ、ヒンジによって開閉するものであることを特徴とする請求項3に記載の粒状物収納容器。
  6. 前記側面に設けられた開閉蓋は、粒状物を1個保持する保持装置を具備することを特徴とする請求項5に記載の粒状物収納容器。
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