JP6390895B2 - 錠剤容器 - Google Patents
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Description
しかし、上記錠剤容器は、錠剤が貯留する底板を、中間連結体の内側開口内の一方の寄った位置に設けた構成であるため、錠剤を取り出す際、容器を反転傾斜させる方向を底板の形成位置に略一致させて行う必要があり、底板の形成位置とは逆方向に容器を反転傾斜させた場合には、錠剤が底板に配置されなくなるという問題がある。
そこで、本発明は、上記従来技術の課題に鑑みてなされたものであって、錠剤容器をいずれの方向に反転させた場会にも必要数の錠剤を確実且つ衛生的に取り出すことのできる錠剤容器を提供することを目的とする。
多数の錠剤を収容可能な有底筒状の容器と、容器の口筒部を封止する有頂短筒状の蓋体と、容器と蓋体との間に配設されて錠剤の一部を他の錠剤から分けた状態で貯留可能な中空収容部とを有する錠剤容器であって、
中空収容部が、容器側と蓋体側との間で錠剤の通過が可能な複数の通過穴と、通過穴と共に周方向に交互に配置され、通過穴を通過した錠剤を誘導する複数の傾斜路と、複数の傾斜路の内側の端部に連結され、通過穴を通過して蓋体側に移動した錠剤を貯留する貯留部と、を有すると共に、各傾斜路の両サイドに、錠剤の粒径よりも大きな幅寸法で形成された第1ガイド片が夫々設けられていることを特徴とする、と云うものである。
また、反転時に傾斜路上を滑る錠剤を両側からガイドすることが可能となるため、より確実に錠剤を貯留部上に誘導することができる。
図1−図4は、本発明の第1実施例に係る錠剤容器100を示し、図5−図8は錠剤容器100を使用する際の動作状態を示している。
錠剤容器100は、キャップ部10を閉状態として容器全体を正立姿勢から反転させて倒立姿勢とした後に再び正立姿勢に戻すという動作により、必要数を含む所定量の錠剤が中空収容部20に貯留され、キャップ部10を開状態にして必要数の錠剤を容易に取り出すことができるように構成されている。
図1に示すように、本実施例の容器1は、口筒部3、胴部4及び底部5がほぼ同じ径寸法からなる寸胴状の内容器2と、この内容器2の外側に口筒部3から下方に延びる円筒状の外容器7とを有する二重容器構造である。外容器7の上端には口筒部3の下端から延びる肩部6が設けられ、外容器7の下端7aは内容器2の底部5よりも下方に延びている。正立姿勢においては外容器7の下端7aが地面等に接するため、内容器2の底部5を浮かせた状態で支持することが可能となっている。
なお、第1実施例では寸胴状の内容器2を示したが、このような広口な口筒部3を有する構造であれば寸胴状に限られるものではない。また容器1は二重容器に限定されるものではないし、外容器7の下端7aによって支持される容器に限定されるものでもない。
この正立姿勢にある錠剤容器100を任意の方向に反転させて図7に示す倒立姿勢とする。この途中、図6に示すように、錠剤容器100を傾かせた姿勢において、錠剤Pの一部が中空収容部20に形成されている通過穴24に入り込むことになる。
続いて図7に示すように、錠剤容器100をさらに反転させて倒立姿勢にすると、一部の錠剤Pが中空収容部20の通過穴24を通過し二次収容部Bに移動させられる。この際、傾斜路23にあった錠剤Pは傾斜路23上を滑り落ちることになるため、錠剤Pを中央の貯留部21上に誘導することができる。
第2実施例に示す錠剤容器101のうち上記第1実施例と異なる主要な構成は、通過穴24に規制片29を架設した点及びキャップ部10を下方に向けた状態を正立姿勢とした点にあり、その他の構成及び効果は上記第1実施例と同様である。なお、容器1は二重容器構造ではなく通常の容器(一重容器)を使用している点も異なっている。
したがって、以下の説明においては主に第1実施例と異なる部分について説明する。なお、第1実施例と同一の部材については同一の符号を付して説明する。
第2実施例の錠剤容器101では、図9に示す正立姿勢から倒立姿勢とした後に蓋体12を開栓するだけでよいので、正立姿勢から倒立姿勢にして再度正立姿勢に戻す必要がある上記第1実施例の錠剤容器100に比較してより少ない作業で錠剤を取り出すことができる。
2 : 内容器
3 : 口筒部
3a : 係止部
4 : 胴部
5 : 底部
6 : 肩部
6a : 雄ねじ部
7 : 外容器
7a : 外容器の下端
10 : キャップ部
11 : 組付き筒部
11A: 周条段差
11a: 上部開口端縁
11b: 雌ねじ部
12 : 蓋体
12A: 天面
12a: 支持突起
13 : ヒンジ
14 : シール筒
15 : 補助突起
20 : 中空収容部
21 : 貯留部
22 : 外縁部
22a: 係止部
23 : 傾斜路
23a: 第1ガイド片
23b: 第2ガイド片
24 : 通過穴
29 : 規制片
30 : シール材
100: 錠剤容器
101: 錠剤容器
A : 一次収容部
B : 二次収容部
P : 錠剤
Claims (6)
- 多数の錠剤(P)を収容可能な有底筒状の容器(1)と、該容器(1)の口筒部(3)を封止する有頂短筒状の蓋体(12)と、容器(1)と蓋体(12)との間に配設されて錠剤(P)の一部を他の錠剤(P)から分けた状態で貯留可能な中空収容部(20)とを有する錠剤容器であって、
前記中空収容部(20)が、容器(1)側と蓋体(12)側との間で前記錠剤(P)の通過が可能な複数の通過穴(24)と、前記通過穴(24)と周方向に交互に配置され、前記通過穴(24)を通過した錠剤(P)を誘導する複数の傾斜路(23)と、前記複数の傾斜路(23)の内側の端部に連結され、前記通過穴(24)を通過して蓋体(12)側に移動した錠剤(P)を貯留する貯留部(21)と、を有すると共に、前記各傾斜路(23)の両サイドに、前記錠剤(P)の粒径よりも大きな幅寸法(W)で形成された第1ガイド片(23a)が夫々設けられていることを特徴とする錠剤容器。 - 中空収容部(20)は、中央に設けられた貯留部(21)と、最外縁に設けられた外縁部(22)と、前記貯留部(21)と前記外縁部(22)との間に周方向に沿って交互に配置される傾斜路(23)及び通過穴(24)とを有して成り、前記貯留部(21)が前記外縁部(22)よりも容器(1)内に入り込んだ位置に配置される構成とした請求項1記載の錠剤容器。
- 貯留部(21)の外縁に第2ガイド片(23b)を設けた請求項1又は2記載の錠剤容器。
- 通過穴(24)を周方向に二等分する規制片(29)を架設した請求項1乃至3のいずれか一項に記載の錠剤容器。
- 中空収容部(20)と蓋体(12)との間に剥離可能なシール材(30)を設けた請求項1乃至4のいずれか一項に記載の錠剤容器。
- 蓋体(12)を、容器(1)の口筒部(3)に嵌合する組付き筒部(11)に対してヒンジ(13)を介して開閉自在に設けた請求項1乃至5のいずれか一項に記載の錠剤容器。
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