JP2010052662A - 空間安定装置 - Google Patents

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治郎 林
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【課題】従来の空間安定装置は、空間安定装置への風の影響が考慮されていないので、この風がジンバル機構の駆動制御に影響を及ぼし、前記駆動制御の精度が低下してしまう。
【解決手段】本発明による空間安定装置の制御方法は、第1及び第2風速検出器17,18によって検出された旋回方向13a及び俯仰方向13bに沿う風速に基づいて、旋回方向13a及び俯仰方向13bに沿うジンバル機構15への外乱トルクを算出し、算出した外乱トルクに基づいてジンバル機構15の駆動制御を補正する構成である。
【選択図】図2

Description

本発明は、空間安定装置に関し、特に、第1及び第2風速検出器によって検出された旋回方向及び俯仰方向に沿う風速に基づいて、旋回方向及び俯仰方向に沿う外乱トルクを算出し、算出した外乱トルクに基づいてジンバル機構の駆動制御を補正するように構成することで、空間安定装置への風に応じた駆動制御を実施でき、前記駆動制御の精度を向上できるようにする新規な改良に関するものである。
従来用いられていたこの種の空間安定装置としては、例えば特許文献1に示される装置が挙げられ、その制御方法としては例えば特許文献2に示される方法が挙げられる。
図6は、従来の空間安定装置を示す斜視図である。図において、空間安定装置10にはケース11が設けられており、このケース11には、例えば艦船、車輌、及び航空機等の移動体1に固定された下部ケーシング110と、この下部ケーシング110から独立して回転可能な第1及び第2上部ケーシング111,112とが設けられている。このケース11内には、複数の枠体、ジャイロ、及びトルカ等によって構成された周知のジンバル機構(図示せず)と、例えば可視カメラ及び赤外線カメラ等の周知のペイロード16とが格納されている。周知のように、前記第1及び第2上部ケーシング111,112は、前記移動体1に対して旋回方向13aに回転可能に設けられており、前記第2上部ケーシング112は、前記第1上部ケーシング111に対して俯仰方向13bに回転可能に設けられている。
前記ペイロード16は、第2上部ケーシング112とともに回転されるように前記ジンバル機構15によって支持されている。前記ジンバル機構15は、前記ペイロード16を前記旋回方向13a及び前記俯仰方向13bに回転させることで、前記ペイロード16の姿勢を制御する。
前記ジンバル機構の駆動制御は、マイクロコンピュータ等により構成される制御手段(図示せず)によって行われる。この制御手段による駆動制御としては、空間安定制御と目標追尾制御とが挙げられる。空間安定制御は、慣性センサである前記ジャイロからのジャイロ信号が常にゼロとなるように前記ジンバル機構の駆動制御を行うことで、前記ペイロード16の空間に対する姿勢を安定させるものである。目標追尾制御とは、例えばペイロード16等からの情報に基づいてターゲットの位置を検出し、前記ペイロード16の視軸線が常にターゲットを向くように前記ジンバル機構の駆動制御を行うものである。
特開2007−333554号公報 特開2004−361121号公報
ところで、前記空間安定装置10は前記移動体1の外側に設けられるので、前記移動体1の移動に伴う風、及び自然風が前記空間安定装置10に吹き付けられる。上記のような従来の空間安定装置の制御方法では、前記空間安定装置10への風の影響が考慮されていないので、前記風がジンバル機構の駆動制御に影響を及ぼし、前記駆動制御の精度が低下する。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、空間安定装置への風に応じた駆動制御を実施でき、前記駆動制御の精度を向上できるようにする新規な改良に関するものである。
本発明に係る空間安定装置は、ジンバル機構の動作によってペイロードの姿勢を制御する空間安定装置であって、前記ジンバル機構及び前記ペイロードを格納するケースと、前記ケースに設けられた第1及び第2風速検出器と、前記第1及び第2風速検出器に接続された制御手段とを備え、前記第1風速検出器は、前記ジンバル機構の動作により前記ペイロードとともに旋回方向に回転されるとともに、前記旋回方向に沿う風速を検出し、前記第2風速検出器は、前記ジンバル機構の動作により前記ペイロードとともに俯仰方向に回転されるとともに、前記俯仰方向に沿う風速を検出し、前記制御手段は、前記第1及び第2風速検出器によって検出された前記旋回方向及び前記俯仰方向に沿う前記風速に基づいて、前記旋回方向及び前記俯仰方向に沿う外乱トルクを算出し、算出した前記外乱トルクに基づいて前記ジンバル機構の駆動制御を補正する。
本発明の空間安定装置によれば、第1及び第2風速検出器によって検出された旋回方向及び俯仰方向に沿う風速に基づいて、旋回方向及び俯仰方向に沿う外乱トルクを算出し、算出した前記外乱トルクに基づいてジンバル機構の駆動制御を補正するので、空間安定装置への風に応じた駆動制御を実施でき、前記駆動制御の精度を向上できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1による空間安定装置を示す側面図であり、図2は図1の空間安定装置10を拡大して示す側面図である。なお、従来の空間安定装置と同一又は同等部分については同一の符号を用いて説明する。
図1において、航空機からなる移動体1の底部には空間安定装置10が取り付けられており、この空間安定装置10には、図2に示すように、ケース11と、このケース11に格納されたジンバル機構15及びペイロード16とが設けられている。周知のように、前記ジンバル機構15は、複数の枠体、ジャイロ、及びトルカ等によって構成されており、前記ペイロード16は、例えば可視カメラ及び赤外線カメラ等によって構成されている。なお、前記移動体1は、艦船及び車輌等でもよい。
前記ケース11には、前記移動体1に固定された下部ケーシング110と、前記ジンバル機構15によって回転可能に支持された第1及び第2上部ケーシング111,112とが設けられている。周知のように、前記第1及び第2上部ケーシング111,112は、前記下部ケーシング110に対して旋回方向13aに回転可能に設けられており、前記第2上部ケーシング112は、前記第1上部ケーシング111に対して俯仰方向13bに回転可能に設けられている。前記ペイロード16は、前記第2上部ケーシング112とともに回転されるように前記ジンバル機構15によって支持されている。前記ジンバル機構15は、前記旋回方向13a及び前記俯仰方向13bに前記ペイロード16を回転させることで、前記ペイロード16の姿勢を制御する。
前記第2上部ケーシング112は前記ペイロード16を覆うように前記第1上部ケーシング111から前方に突出されており、この第2上部ケーシング112の外周には、例えば超音波式風速計等からなる第1及び第2風速検出器17,18が取り付けられている。すなわち、これら第1及び第2風速検出器17,18は、前記第2上部ケーシング112に取り付けられることで、前記ペイロード16とともに前記旋回方向13a及び前記俯仰方向13bに回転される。
次に、図3は、図2の第1風速検出器17による旋回方向13aの風速検出を示す説明図である。図3に示すように、前記空間安定装置10に風20が吹き付けられると、前記第1風速検出器17は、前記旋回方向13aに沿う風速を検出する。具体的に説明すると、前記第1風速検出器17は、前記ペイロード16の視軸線16aに直交する前記旋回方向13aの接線方向に沿う風21の速度を検出する。前記視軸線16aに沿う方向を正面方向とすると、図3に示すように左側から風20が吹き付けられた場合には、ペイロード16に対して時計回りの旋回外乱トルク25が発生する。この旋回外乱トルク25の大きさは、前記旋回方向13aに沿う風速に比例する。
次に、図4は、図2の第2風速検出器18による旋回方向13aの風速検出を示す説明図である。図4に示すように、前記空間安定装置10に風20が吹き付けられると、前記第2風速検出器18は、前記俯仰方向13bに沿う風速を検出する。具体的に説明すると、前記第2風速検出器18は、前記視軸線16aに直交する前記俯仰方向13bの接線方向に沿う風22の速度を検出する。前記視軸線16aに沿う方向を正面方向とすると、図4に示すように上側に風20が吹き付けられた場合には、ペイロード16に対して下向きの俯仰外乱トルク26が発生する。この俯仰外乱トルク26の大きさは、前記俯仰方向13bに沿う風速に比例する。
次に、図5は、図2の空間安定装置10を示すブロック図である。図において、前記ジンバル機構15は、マイクロコンピュータ等で構成された制御手段30に接続されており、前記ジンバル機構15の駆動制御は、マイクロコンピュータ等により構成される制御手段(図示せず)によって行われる。すなわち、前記制御手段30は、前記ジンバル機構15を介して、前記ペイロード16の姿勢を制御する。
前記制御手段30には、前記第1及び第2風速検出器17,18が接続されており、前記第1及び第2風速検出器17,18によって検出された前記旋回方向13a及び前記俯仰方向13bに沿う風速が入力される。前述したように、前記旋回外乱トルク25の大きさは前記旋回方向13aに沿う風速に比例し、前記俯仰外乱トルク26の大きさは前記俯仰方向13bに沿う風速に比例する。前記制御手段30は、前記第1及び第2風速検出器17,18からの入力に基づいて、前記旋回方向13a及び前記俯仰方向13bに沿う外乱トルク25,26を算出し、算出した前記外乱トルク25,26に基づいて前記ジンバル機構15の駆動制御を補正する。すなわち、前記制御手段30は、前記外乱トルク25,26を打ち消すための補正トルクを通常の駆動トルクに付加する。これにより、空間安定装置10への風20に応じた駆動制御を実施でき、前記駆動制御の精度を向上できる。
なお、実施の形態では、第1風速検出器17は、第2上部ケーシング112に取り付けられるように説明したが、ペイロード16とともに旋回方向13aに回転されればよく、第1上部ケーシング111に取り付けられてもよい。
本発明の実施の形態1による空間安定装置を示す側面図である。 図1の空間安定装置を拡大して示す側面図である。 図2の第1風速検出器による旋回方向の風速検出を示す説明図である。 図2の第2風速検出器による旋回方向の風速検出を示す説明図である。 図2の空間安定装置を示すブロック図である。 従来の空間安定装置を示す斜視図である。
符号の説明
11 ケース
13a 旋回方向
13b 俯仰方向
15 ジンバル機構
16 ペイロード
17 第1風速検出器
18 第2風速検出器
25,26 外乱トルク
30 制御手段

Claims (1)

  1. ジンバル機構(15)の動作によってペイロード(16)の姿勢を制御する空間安定装置であって、
    前記ジンバル機構(15)及び前記ペイロード(16)を格納するケース(11)と、
    前記ケース(11)に設けられた第1及び第2風速検出器(17,18)と、
    前記第1及び第2風速検出器(17,18)に接続された制御手段(30)と
    を備え、
    前記第1風速検出器(17)は、前記ジンバル機構(15)の動作により前記ペイロード(16)とともに旋回方向(13a)に回転されるとともに、前記旋回方向(13a)に沿う風速を検出し、
    前記第2風速検出器(18)は、前記ジンバル機構(15)の動作により前記ペイロード(16)とともに俯仰方向(13b)に回転されるとともに、前記俯仰方向(13b)に沿う風速を検出し、
    前記制御手段(30)は、前記第1及び第2風速検出器(17,18)によって検出された前記旋回方向(13a)及び前記俯仰方向(13b)に沿う前記風速に基づいて、前記旋回方向(13a)及び前記俯仰方向(13b)に沿う外乱トルク(25,26)を算出し、算出した前記外乱トルク(25,26)に基づいて前記ジンバル機構(15)の駆動制御を補正することを特徴とする空間安定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2017193331A (ja) * 2016-04-19 2017-10-26 インダストリーネットワーク株式会社 ドローン飛行体

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