JP2010049839A - 固体高分子型燃料電池およびその電極部材 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な構造で多数の単セルを接続し、セル間の絶縁性および燃料のシール性を確保し、各セルに燃料を均一に供給することにより、薄型化および高出力化された固体高分子型燃料電池を提供する。
【解決手段】電解質層20を介して燃料極と空気極とを厚さ方向に対向させて構成される単セルSが面方向に複数配列されるとともに、各単セルSが燃料極31a,41aと空気極31b,41bとを前記面方向に隣接させるように向きを変えて交互に配置されてなり、前記燃料極および空気極はシート状の金属多孔質体からなるとともに、これら金属多孔質体の間が非通気性の枠部32,42により気密に連結され、該枠部には前記金属多孔質体の配列方向に沿って1つおきに、隣接する前記金属多孔質体同士を電気接続する接続手段33,43が備えられ、前記接続手段によって隣接する前記単セル同士が直列に接続されている。
【選択図】図1
【解決手段】電解質層20を介して燃料極と空気極とを厚さ方向に対向させて構成される単セルSが面方向に複数配列されるとともに、各単セルSが燃料極31a,41aと空気極31b,41bとを前記面方向に隣接させるように向きを変えて交互に配置されてなり、前記燃料極および空気極はシート状の金属多孔質体からなるとともに、これら金属多孔質体の間が非通気性の枠部32,42により気密に連結され、該枠部には前記金属多孔質体の配列方向に沿って1つおきに、隣接する前記金属多孔質体同士を電気接続する接続手段33,43が備えられ、前記接続手段によって隣接する前記単セル同士が直列に接続されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、固体高分子型燃料電池およびその電極部材に関する。
近年、固体高分子電解質の利用により、携帯可能な小型の固体高分子型燃料電池の開発が進められている。通常、固体高分子型燃料電池では、一対の電極(単セル)による起電力が小さいので、複数の単セルを直列に接続する構造となっている。ところが、複数の単セルを順次接続するために、単セルを積み重ねた状態(いわゆるスタック型)を採用すると、積み重ねた各単セル間にセパレータ板を配置しなければならず、また、積み重ねた狭い流路に燃料であるメタノール水溶液や空気を送るためのポンプなどの補機が必要となる。そのため、体積、重量、コスト等の点で不利となる。そこで、セパレータ板を用いずに単セルを平面に並べて接続することにより省スペース化、薄型化を図る、平面配置型の開発が進められている。
たとえば、特許文献1では、燃料極と空気極との間に電解質層を挟んだ単セルを面方向に並べて、一面側に燃料極、他面側に空気極を配列している。そして、各単セルの燃料極と隣接する単セルの空気極とをZ字状の接続板で順次接続することにより、面方向に沿って隣り合う単セルを直列接続する構成の平面型燃料電池が提案されている。
また、特許文献2では、ガス拡散層を構成する導電性多孔質体の周囲を樹脂枠で囲むとともに、導電性多孔質体から樹脂枠の外面に端子用タブを突出させることにより、単セルの製造および単セル同士の接続を容易にしている。
特開2002−56855号公報
特開2004−349198号公報
また、特許文献2では、ガス拡散層を構成する導電性多孔質体の周囲を樹脂枠で囲むとともに、導電性多孔質体から樹脂枠の外面に端子用タブを突出させることにより、単セルの製造および単セル同士の接続を容易にしている。
しかしながら、特許文献1に記載の燃料電池は、構造が複雑であるため、製造が容易ではなく、セル間の絶縁不良や液体燃料の漏れ等の問題が生じる恐れがある。また特許文献2に記載の構造は、同一面に配列された複数の単セル(ガス拡散層)に対して毛管作用によって燃料を供給するので、大きな燃料供給面に対して燃料が均一に供給されにくい。このために燃料供給が不足し発電が不十分な単セルがあると、全体の発電量が低下してしまうという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、簡易な構造で多数の単セルを接続し、セル間の絶縁性および燃料のシール性を確保し、各セルに燃料を均一に供給することにより、薄型化および高出力化された固体高分子型燃料電池を提供することを目的とする。
本発明の固体高分子型燃料電池は、電解質層を介して燃料極と空気極とを厚さ方向に対向させて構成される単セルが面方向に複数配列されるとともに、各単セルが燃料極と空気極とを前記面方向に隣接させるように向きを変えて交互に配置されてなり、隣接状態の前記燃料極と空気極とは、シート状の金属多孔質体からなるとともに、これら金属多孔質体の間が非通気性の枠部により気密に連結され、該枠部には、前記金属多孔質体の配列方向に沿って1つおきに、隣接する前記金属多孔質体同士を電気接続する接続手段が備えられ、前記接続手段によって、隣接する前記単セル同士が直列に接続されている。
また、本発明の電極部材は、電解質層を介して燃料極と空気極とを厚さ方向に対向させて構成される単セルが面方向に複数配列されてなる固体高分子型燃料電池を構成する電極部材であって、前記面方向に配列され、燃料極または空気極を構成する複数のシート状の金属多孔質体と、隣接する前記金属多孔質体間を気密に連結する非通気性の枠部とを有し、前記枠部には、前記金属多孔質体の配列方向に沿って1つおきに、隣接する前記金属多孔質体同士を電気接続する接続手段が備えられる。
この発明によれば、単セルが面方向に配列された平面配置型の固体高分子型燃料電池において、面方向に隣接する燃料極と空気極とを接続する簡易な構造により、隣接する単セル同士を直列接続できる。また、燃料極と空気極とが面方向に交互に配列されるので、燃料極が燃料電池の両面に分散して配置される。つまり、同一面上に配列された燃料極全体の表面を一つの大きな燃料供給面として一つの燃料タンクから燃料を供給する構造であると、各燃料極に対する燃料供給量に偏りが生じるおそれがあるのに対し、本発明では燃料極を分散して配置することにより一つの燃料供給面を小さくできるので、全ての燃料極に対して均一に燃料を供給することができる。
本発明によれば、平面状に配列した複数の単セルの接続構造が簡易であるので、燃料電池の薄型化、高出力化および生産性の向上が実現できる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に、本発明に係る固体高分子型燃料電池(以下、燃料電池)10の断面を示す。この燃料電池10は、フッ素樹脂系の高分子電解膜からなるシート状の電解質層20と、この電解質層20を介して厚さ方向に対向する一対のシート状の電極部材30,40を備え、複数(図示例では5つ)の単セルSが導電性の接続部材(接続手段)33,43によって直列に接続された構造となっている。
図1に、本発明に係る固体高分子型燃料電池(以下、燃料電池)10の断面を示す。この燃料電池10は、フッ素樹脂系の高分子電解膜からなるシート状の電解質層20と、この電解質層20を介して厚さ方向に対向する一対のシート状の電極部材30,40を備え、複数(図示例では5つ)の単セルSが導電性の接続部材(接続手段)33,43によって直列に接続された構造となっている。
電極部材30は、図2(a)の上面図に示すように、複数枚(本実施形態では5枚)の金属多孔質体からなる燃料極31aと空気極31bとが、面方向に交互に一列に配列されている。燃料電池10においては、この電極部材30の端部に配置された一方の燃料極31aが負極となる。これら燃料極31aと空気極31bとは、枠部32によって遮断されるとともに互いに固着されている。また、この電極部材30において、隣り合う燃料極31aと空気極31bとを対をなすように電気接続する接続部材33が備えられている。この接続部材33は、面方向に並ぶ枠部32に対して1つおきに設けられている。
燃料極31aおよび空気極31bの電解質層20に接する表面には、触媒層Cが形成されている。触媒層Cは、たとえば電解質層20を形成する高分子電解質の溶液に白金を担持させたカーボン粉末を混ぜて、燃料極31aおよび空気極31bの表面に塗布することにより形成される。
燃料極31aおよび空気極31bの電解質層20に接する表面には、触媒層Cが形成されている。触媒層Cは、たとえば電解質層20を形成する高分子電解質の溶液に白金を担持させたカーボン粉末を混ぜて、燃料極31aおよび空気極31bの表面に塗布することにより形成される。
燃料極31aおよび空気極31bを形成する金属多孔質体は、たとえば金属粉末を含むスラリーを薄く成形して乾燥させたグリーンシートを焼成することにより製造される。スラリーは、例えばSUS等の金属粉末、有機バインダ、溶媒(水)、加熱処理により昇華あるいは気化する発泡剤を混合したものである。このスラリーを所要の厚さのシート状に成形し、発泡剤を発泡させた後に加熱乾燥させることにより、金属粉末が有機バインダによって結合された状態のグリーンシートが形成される。このグリーンシートを脱脂、焼成することにより有機バインダが除去され、金属粉末同士が焼結された骨格によりなる三次元網目構造を有する金属多孔質体が形成される。
枠部32は、燃料極31aの燃料あるいは空気極31bの空気が漏れないようにシールするとともに、隣接する燃料極31aと空気極31bとを電気絶縁する樹脂からなる。枠部32を形成する樹脂としては、非導電性であり通気性を有していなければよく、たとえば熱可塑性樹脂、ゴムを含むエラストマーなどを用いることができる。この枠部32は、燃料極31aおよび空気極31bをインサート体としたインサート成形によって、これら燃料極31aおよび空気極31bを一体に固定するように形成される。この場合、燃料極31aおよび空気極31bの微細な空隙内に溶融樹脂が含浸することにより、枠部32と燃料極31aおよび空気極31bとが強固に固定される。
接続部材33は、金属箔からなり、交互に並ぶ燃料極31aと空気極31bとに、枠部32をまたいでろう付けや半田付けにより固着されている。この接続部材33によって電気的に接続された各1枚の燃料極31aおよび空気極31bの組み合わせが、枠部32によって電気的に絶縁された状態で面方向に配列される。なお、電極部材30の両端の枠部32には、接続部材33は設けられていない。
一方、電極部材40は、図2(b)の下面図に示すように、複数枚(本実施形態では5枚)の金属多孔質体からなる燃料極41aと空気極41bとが、面方向に交互に一列に配列されている。燃料電池10においては、この電極部材40の端部に配置された一方の空気極41bが正極となるこれら燃料極41aと空気極41bとは、樹脂製の枠部42によって遮断されるとともに互いに固着されている。また、電極部材40において、隣り合う燃料極41aと空気極41bとを対をなすように電気接続する接続部材43が備えられている。さらに、燃料極41aおよび空気極41bの電解質層20に接する表面には、触媒層Cが形成されている。
つまり、電極部材40は、電極部材30と全く同じ構造であり、配置方向が異なるだけであるが、5枚の金属多孔質体のうち2枚を燃料極41a、3枚を空気極41bとする点で、電極部材30とは異なっている。
つまり、電極部材40は、電極部材30と全く同じ構造であり、配置方向が異なるだけであるが、5枚の金属多孔質体のうち2枚を燃料極41a、3枚を空気極41bとする点で、電極部材30とは異なっている。
これら電極部材30,40は、燃料極31aと空気極41b、空気極31bと燃料極41aとをそれぞれ対向させ、かつ接続部材33と接続部材43とが対向しないように、電解質層20を介して対向配置される。これにより、燃料電池10には、燃料極31aと空気極41bとが対向する単セルSと、空気極31bと燃料極41aが対向する単セルSとが、面方向に交互に並んで形成される。これら単セルSは、接続部材33,43によって直列に接続される。
なお、電極部材30には、各燃料極31aの表面を被覆するシール部材34と、各空気極31bの端面を被覆するシール部材35とが設けられている。これらシール部材34,35は、通気性がなく非導電性であればよく、たとえば枠部32と同じ樹脂により形成されて、枠部32に接着される。なお、これらのシール部材34,35は、射出成形により枠部32と一体に形成してもよい。
同様に、電極部材40においては、各燃料極41aの表面を被覆するシール部材44と、各空気極41bの端面を被覆するシール部材45とが、枠部42に接着されている。これらシール部材44,45は、通気性がなく非導電性であればよく、たとえば枠部42と同じ樹脂により形成される。これらのシール部材44,45も、射出成形により枠部422と一体に形成してもよい。
つまり、燃料極31a,41aは表面が閉塞されて端面のみが開放した状態となり、空気極31b,41bは表面のみが開放されて端面が閉塞された状態となる。したがって、これらの電極部材30,40においては、図3に矢印で示すように燃料(たとえばメタノール水溶液)は燃料極31a,41aの端面から供給され、空気は空気極31b,41bの表面から供給される。
このように構成された燃料電池10において、図4に示すように、燃料極31a,41aの端面に接続する燃料タンク50が設けられる。この燃料タンク50から燃料極31a,41aに燃料が供給されると、触媒層Cにおいて触媒反応によりイオン化した燃料中の水素が、電解質層20中を移動して電解質層20を介して対向する空気極31b,41bに到達し、触媒層Cにおいて触媒反応により空気中の酸素と反応して水を生成する。水素のイオン化に伴い発生した電子は、燃料極31a,31bから接続部材33,43を通じて隣接する空気極31b,41bへと移動して空気極31b,41bおける反応量を増大させ、燃料極(負極)31aから外部に設けられた回路(図示せず)を通じて空気極(正極)41bへと移動する。この電子の移動により、5つの単セルSが直列接続された燃料電池10の電気エネルギーが発生する。
以上説明したように、本実施形態によれば、面方向に隣接する燃料極と空気極とを接続するという簡素な構造により複数の単セルを直列接続するので、燃料電池の生産性向上とともに、薄型かつ高出力の燃料電池が実現できる。また、燃料極の燃料供給面が燃料電池の両端面に分散して配置されるので、燃料タンクから各燃料極に対して均一に燃料を供給することができる。
なお、本発明は前記実施形態の構成のものに限定されるものではなく、細部構成においては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
前記実施形態の電極部材30,40では枠部32,42を全て非通気性かつ電気絶縁性の樹脂で形成するとともに接続手段としての接続部材33,43を設けたが、電気接続状態とされる燃料極と空気極との間の枠部および接続手段を、非通気性の導電性材料で一部品として形成してもよい。
前記実施形態の電極部材30,40では枠部32,42を全て非通気性かつ電気絶縁性の樹脂で形成するとともに接続手段としての接続部材33,43を設けたが、電気接続状態とされる燃料極と空気極との間の枠部および接続手段を、非通気性の導電性材料で一部品として形成してもよい。
つまり、図5に示すように、電極部材60において、面方向に一列に配列された燃料極または空気極を形成する金属多孔質体61間に、非通気性かつ絶縁性の枠部62aと、非通気性かつ導電性の接続枠部62bとを、交互に配列する。この電極部材60を、枠部62aと接続枠部62bとが厚さ方向に対向するように電解質層を挟んで配置することにより、複数の単セルが直列接続された固体高分子型燃料電池を実現することができる。
電極部材60に備えられる金属多孔質体61が偶数枚である場合には、図5に示すように電極部材60の一端が導電性の接続枠部62bとなる。したがって、燃料電池においては、このような電極部材60を2枚、配置方向を逆にして対向配置すればよい。
一方、電極部材に備えられる金属多孔質体が奇数枚である場合には、両端がいずれも絶縁性の枠部である電極部材と、両端がいずれも導電性の接続枠部である電極部材とを、電解質層を挟んで対向配置することにより、単セルが直列接続された燃料電池を実現することができる。
いずれの場合も、各電極部材の端部に備えられた導電性の接続枠部を、燃料電池の負極端子または正極端子とすることができる。
一方、電極部材に備えられる金属多孔質体が奇数枚である場合には、両端がいずれも絶縁性の枠部である電極部材と、両端がいずれも導電性の接続枠部である電極部材とを、電解質層を挟んで対向配置することにより、単セルが直列接続された燃料電池を実現することができる。
いずれの場合も、各電極部材の端部に備えられた導電性の接続枠部を、燃料電池の負極端子または正極端子とすることができる。
10 固体高分子型燃料電池
20 電解質層
30,40,60 電極部材
31a,41a 燃料極
31b,41b 空気極
32,42 枠部
33,43 接続部材(接続手段)
34,35,44,45 シール部材
50 燃料タンク
61 金属多孔質体
62a 枠部
62b 接続枠部(枠部、接続手段)
C 触媒層
S 単セル
20 電解質層
30,40,60 電極部材
31a,41a 燃料極
31b,41b 空気極
32,42 枠部
33,43 接続部材(接続手段)
34,35,44,45 シール部材
50 燃料タンク
61 金属多孔質体
62a 枠部
62b 接続枠部(枠部、接続手段)
C 触媒層
S 単セル
Claims (2)
- 電解質層を介して燃料極と空気極とを厚さ方向に対向させて構成される単セルが面方向に複数配列されるとともに、各単セルが燃料極と空気極とを前記面方向に隣接させるように向きを変えて交互に配置されてなり、
隣接状態の前記燃料極と空気極とは、シート状の金属多孔質体からなるとともに、これら金属多孔質体の間が非通気性の枠部により気密に連結され、該枠部には、前記金属多孔質体の配列方向に沿って1つおきに、隣接する前記金属多孔質体同士を電気接続する接続手段が備えられ、前記接続手段によって、隣接する前記単セル同士が直列に接続されていることを特徴とする固体高分子型燃料電池。 - 電解質層を介して燃料極と空気極とを厚さ方向に対向させて構成される単セルが面方向に複数配列されてなる固体高分子型燃料電池を構成する電極部材であって、
前記面方向に配列され、燃料極または空気極を構成する複数のシート状の金属多孔質体と、隣接する前記金属多孔質体間を気密に連結する非通気性の枠部とを有し、
前記枠部には、前記金属多孔質体の配列方向に沿って1つおきに、隣接する前記金属多孔質体同士を電気接続する接続手段が備えられることを特徴とする固体高分子型燃料電池の電極部材。
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JP2008211135A JP2010049839A (ja) | 2008-08-19 | 2008-08-19 | 固体高分子型燃料電池およびその電極部材 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101185380B1 (ko) | 2011-04-14 | 2012-09-24 | 한국광유주식회사 | 고체산화물 연료전지용 접합형 평관형 지지체 및 이를 이용한 스택 구조 |
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JP2002110215A (ja) * | 2000-09-27 | 2002-04-12 | Kansai Research Institute | 小型燃料電池 |
JP2002151134A (ja) * | 2000-11-07 | 2002-05-24 | Sony Corp | 平面配列型電気化学素子ユニット |
JP2003264003A (ja) * | 2002-03-11 | 2003-09-19 | Yuasa Corp | 直接形燃料電池 |
JP2004234976A (ja) * | 2003-01-29 | 2004-08-19 | Honda Motor Co Ltd | 燃料電池 |
-
2008
- 2008-08-19 JP JP2008211135A patent/JP2010049839A/ja active Pending
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