JP5139687B2 - 燃料電池 - Google Patents

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Description

本発明は、固体高分子電解質膜の両面に一対の電極を設けた電解質膜・電極構造体と、セパレータとが積層される燃料電池に関する。
一般的に、固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜からなる固体高分子電解質膜を採用している。この燃料電池は、固体高分子電解質膜の両側に、それぞれ電極触媒と多孔質カーボンとからなるアノード側電極及びカソード側電極を配設した電解質膜・電極構造体を、セパレータ(バイポーラ板)によって挟持している。通常、この燃料電池を所定数だけ積層した燃料電池スタックが使用されている。
この種の燃料電池として、例えば、特許文献1に開示された燃料電池が知られている。この燃料電池は、図6に示すように、固体高分子からなる電解質膜1、電極となる触媒層2、前記触媒層2を囲うように形成される膜状の保護フイルム3より構成されるMEA4を備えている。このMEA4の各触媒層2の外側には、拡散層5が接合されるとともに、前記拡散層5の両側からセパレータ6が前記MEA4を挟持している。保護フイルム3と拡散層5とは、接着剤層7を介して熱プレスにより接合されている。
特開2004−319153号公報(図1)
ところで、上記の特許文献1では、電解質膜1が電極となる触媒層2の四辺外周から距離Lだけ外方に突出しており、この突出部分の両面に保護フイルム3が配設されている。従って、電解質膜1では、四辺外周から内方に距離Lの幅寸法を有する額縁状部分が実質的に発電に寄与することがない。
しかしながら、電解質膜1は、固体高分子からなっており、相当に高価なものである。このため、発電に寄与していない部分を有する電解質膜1を用いる燃料電池は、経済的ではないという問題が指摘されている。
本発明はこの種の問題を解決するものであり、固体高分子電解質膜を経済的且つ効率的に使用するとともに、良好な発電性能を確保することが可能な燃料電池を提供することを目的とする。
本発明は、固体高分子電解質膜の両面に、それぞれ触媒層及びガス拡散層を有する一対の電極を設けるとともに、一方の電極の前記ガス拡散層は、他方の電極の前記ガス拡散層及び前記固体高分子電解質膜よりも大きな平面寸法を有した電解質膜・電極構造体と、シール部材が一体成形されたセパレータとが積層される燃料電池に関するものである。
この燃料電池は、固体高分子電解質膜を周回して配置される額縁状部材を備え、前記額縁状部材の一方の面には、接着剤層を介装して一方の電極のガス拡散層が接合し、且つ、前記額縁状部材の他方の面には、セパレータのシール部材が当接し、前記固体高分子電解質膜の外周と前記額縁状部材の内周との間に、間隙が形成されるとともに、前記間隙には、シール機能を有する緩衝部材が配置されている。
また、額縁状部材は、樹脂製板体で構成され、固体高分子電解質膜と同等の厚さに設定されることが好ましい。
さらに、緩衝部材は、液状シールで構成されることが好ましい。
本発明によれば、固体高分子電解質膜を周回して額縁状部材が配置されるため、前記固体高分子電解質膜の寸法は、実質的に発電に使用される範囲に対応して設定可能である。このため、固体高分子電解質膜を経済的且つ効率的に構成することができる。
さらに、固体高分子電解質膜の外周と額縁状部材の内周との間隙には、シール機能を有する緩衝部材が配置されている。従って、固体高分子電解質膜と額縁状部材との隙間から反応ガスが漏れることを阻止するとともに、前記固体高分子電解質膜の伸縮に伴う損傷を良好に防止することが可能になる。燃料電池に積層方向に付与される荷重によるセパレータの変形や熱間及び冷間時の伸縮による応力が固体高分子電解質膜に作用する際、前記固体高分子電解質膜の伸縮が緩衝部材により吸収されるからである。
これにより、固体高分子電解質膜を経済的に構成することができるとともに、前記固体高分子電解質膜の損傷を可及的に阻止し、良好な発電性能を確保することが可能になる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る燃料電池10の要部分解斜視説明図であり、図2は、前記燃料電池10の、図1中、II−II線断面図である。
燃料電池10は、電解質膜・電極構造体12と、この電解質膜・電極構造体12を挟持する第1及び第2セパレータ14、16とを備える。第1及び第2セパレータ14、16は、例えば、鋼板、ステンレス鋼板、アルミニウム板、めっき処理鋼板、あるいはその金属表面に防食用の表面処理を施した金属板や、カーボン部材等で構成される。
電解質膜・電極構造体12は、固体高分子電解質膜18と、前記固体高分子電解質膜18を挟持するアノード側電極20及びカソード側電極22と、前記固体高分子電解質膜18を周回して配置される額縁状部材23とを備える。アノード側電極20は、カソード側電極22よりも小さな表面積を有している。
図3に示すように、アノード側電極20及びカソード側電極22は、ガス拡散層24a、24bと、前記ガス拡散層24a、24bに積層される電極触媒層26a、26bとを有する。電極触媒層26a、26bは、固体高分子電解質膜18の両面に接合されるとともに、ガス拡散層24a、24bは、接着剤層28a、28bを介して額縁状部材23に接着されている。なお、少なくともガス拡散層24a又はガス拡散層24bの一方を、接着剤層28a又は接着剤層28bを介して額縁状部材23に接着してもよい。
カソード側電極22を構成する電極触媒層26bは、多孔質カーボン(カーボンブラック)粒子の表面に白金粒子が担持された触媒粒子を有する。電極触媒層26bは、さらにイオン交換成分を含んでいてもよい。
接着剤層28bは、例えば、接着剤粒子を有するフッ素系接着剤を用いることができ、ポリシロキサン化合物と少なくとも2個のアルケニン基を備える分子とを含む。アノード側電極20は、上記のカソード側電極22と同様に構成されている。
額縁状部材23は、例えば、イミドアミド系、アミドイミド系フイルム、あるいは、PEEK(ポリエーテルエーテルテトン)等の樹脂板で構成されるとともに、固体高分子電解質膜18と同等の厚さに設定される。額縁状部材23の内周面と固体高分子電解質膜18の外周面との間には、所定の間隔を有して間隙30が形成されるとともに、前記間隙30には、シール機能を有する緩衝部材、例えば、シリコーン系等の液状シール32が充填される。
図1に示すように、燃料電池10の矢印B方向(図1中、水平方向)の一端縁部には、積層方向である矢印A方向に互いに連通して、酸化剤ガス、例えば、酸素含有ガスを供給するための酸化剤ガス入口連通孔40a、冷却媒体を供給するための冷却媒体入口連通孔42a及び燃料ガス、例えば、水素含有ガスを排出するための燃料ガス出口連通孔44bが、矢印C方向(鉛直方向)に配列して設けられる。
燃料電池10の矢印B方向の他端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、燃料ガスを供給するための燃料ガス入口連通孔44a、冷却媒体を排出するための冷却媒体出口連通孔42b及び酸化剤ガスを排出するための酸化剤ガス出口連通孔40bが、矢印C方向に配列して設けられる。
第2セパレータ16の電解質膜・電極構造体12に向かう面16aには、例えば、矢印B方向に蛇行しながら鉛直下方向に延在する酸化剤ガス流路46が設けられる。この酸化剤ガス流路46は、酸化剤ガス入口連通孔40aと酸化剤ガス出口連通孔40bとに連通する。
第1セパレータ14の電解質膜・電極構造体12に向かう面14aには、燃料ガス入口連通孔44aと燃料ガス出口連通孔44bとに連通し、矢印B方向に蛇行しながら鉛直下方向(矢印C方向)に延在する燃料ガス流路48が形成される。
第1セパレータ14の面14bと第2セパレータ16の面16bとの間には、冷却媒体入口連通孔42aと冷却媒体出口連通孔42bとに連通する冷却媒体流路50が形成される。この冷却媒体流路50は、例えば、矢印B方向に直線状に延在する。
図1及び図2に示すように、第1セパレータ14の面14a、14bには、この第1セパレータ14の外周端部を周回して、第1シール部材52が一体化されるとともに、第2セパレータ16の面16a、16bには、この第2セパレータ16の外周端部を周回して、第2シール部材54が一体化される。
第1及び第2シール部材52、54には、例えば、EPDM、NBR、フッ素ゴム、シリコーンゴム、フロロシリコーンゴム、ブチルゴム、天然ゴム、スチレンゴム、クロロプレーン又はアクリルゴム等のシール材、クッション材、あるいはパッキン材が用いられる。
図1に示すように、第1セパレータ14には、燃料ガス入口連通孔44aを燃料ガス流路48に連通する複数の供給孔部56と、前記燃料ガス流路48を燃料ガス出口連通孔44bに連通する複数の排出孔部58とが形成される。
次いで、電解質膜・電極構造体12を製造する作業について、以下に説明する。
先ず、パーフルオロアルキレンスルホン酸高分子化合物やスルホン化ポリアリーレン化合物等の有機溶媒溶液を用い、キャスト法により固体高分子電解質膜18が形成される。さらに、多孔質カーボン粒子の表面に白金粒子が担持された触媒粒子を、高分子電解質溶液からなるイオン導電性バインダーに均一に分散させて触媒ペーストが調製される。
一方、多孔質カーボン粒子とポリテトラフルオロエチレン(PTFE)粒子との混合物をエチレングリコールに均一に分散させたスラリーが、カーボンペーパーの片面に塗布される。このスラリーが乾燥されることにより下地層が形成され、カーボンペーパーと前記下地層とからガス拡散層24a、24bが形成される。
次に、ガス拡散層24a、24bの各下地層上に、該下地層の端面から内方に所定の距離だけ離間して電極触媒層26a、26bを構成する触媒ペーストが塗布されるとともに、前記触媒ペーストが乾燥する前に、前記下地層上にフッ素系接着剤を塗布して接着剤層28a、28bが形成される。電極触媒層26a、26b及び接着剤層28a、28bを乾燥させることにより、アノード側電極20及びカソード側電極22が形成される。
一方、固体高分子電解質膜18は、額縁状部材23内に配置されるとともに、前記固体高分子電解質膜18の外周面と前記額縁状部材23の内周面との間隙30には、液状シール32が充填される。
そこで、アノード側電極20及びカソード側電極22は、固体高分子電解質膜18の両側に配置される。固体高分子電解質膜18の両面には、電極触媒層26a、26bが接触するとともに、額縁状部材23の両面には、接着剤層28a、28bが接触する。この状態で、固体高分子電解質膜18と額縁状部材23とに、アノード側電極20及びカソード側電極22が加熱下に押圧され、これらが一体的に接合されて電解質膜・電極構造体12が製造される。
次に、燃料電池10の動作について、以下に説明する。
先ず、図1に示すように、酸化剤ガス入口連通孔40aに酸素含有ガス等の酸化剤ガスが供給されるとともに、燃料ガス入口連通孔44aに水素含有ガス等の燃料ガスが供給される。さらに、冷却媒体入口連通孔42aに純水やエチレングリコール、オイル等の冷却媒体が供給される。
このため、酸化剤ガスは、酸化剤ガス入口連通孔40aから第2セパレータ16の酸化剤ガス流路46に導入され、矢印B方向に蛇行しながら鉛直下方向に移動して電解質膜・電極構造体12のカソード側電極22に供給される。一方、燃料ガスは、燃料ガス入口連通孔44aから供給孔部56を通って第1セパレータ14の燃料ガス流路48に導入される。燃料ガスは、燃料ガス流路48に沿って矢印B方向に蛇行しながら鉛直下方向に移動し、電解質膜・電極構造体12のアノード側電極20に供給される。
従って、各電解質膜・電極構造体12では、カソード側電極22に供給される酸化剤ガスと、アノード側電極20に供給される燃料ガスとが、電極触媒層内で電気化学反応により消費されて発電が行われる。
次いで、カソード側電極22に供給されて消費された酸化剤ガスは、酸化剤ガス出口連通孔40bに沿って矢印A方向に排出される。同様に、アノード側電極20に供給されて消費された燃料ガスは、排出孔部58を通り燃料ガス出口連通孔44bに沿って矢印A方向に排出される。
また、冷却媒体入口連通孔42aに供給された冷却媒体は、第1セパレータ14と第2セパレータ16との間の冷却媒体流路50に導入された後、矢印B方向に流通する。この冷却媒体は、電解質膜・電極構造体12を冷却した後、冷却媒体出口連通孔42bから排出される。
この場合、第1の実施形態では、図1〜図3に示すように、固体高分子電解質膜18は、アノード側電極20及びカソード側電極22に挟持されて、実質的に発電に使用される範囲に対応する寸法に設定されており、この固体高分子電解質膜18の外周を周回して樹脂製の額縁状部材23が配置されている。このため、相当に高価な固体高分子電解質膜18を、経済的且つ効率的に構成することができるという効果がある。
さらに、図3に示すように、固体高分子電解質膜18の四辺外周と額縁状部材23の四辺内周との間に形成される間隙30には、シール機能を有する緩衝部材として液状シール32が充填されている。従って、固体高分子電解質膜18と額縁状部材23との間隙30を通って燃料ガスや酸化剤ガスが漏れることを確実に阻止することができる。
しかも、間隙30に充填されている液状シール32は、緩衝部材として機能している。ここで、燃料電池10に積層方向に付与される荷重による第1セパレータ14や第2セパレータ16の変形(伸び)、熱間及び冷間時の、すなわち、燃料電池10の運転と停止との繰り返しによる伸縮によって、固体高分子電解質膜18に応力が作用し、前記固体高分子電解質膜18に伸縮が発生し易い。
その際、固体高分子電解質膜18の外周と額縁状部材23の内周との間に間隙30が形成されるとともに、この間隙30に配置されている液状シール32の緩衝作用下に、固体高分子電解質膜18の伸縮が良好に吸収される。これにより、固体高分子電解質膜18に必要以上に大きな応力が作用することがなく、前記固体高分子電解質膜18の損傷を良好に阻止することができるという効果が得られる。
しかも、比較的薄肉状で強度の小さな固体高分子電解質膜18の外周には、樹脂製の額縁状部材23が配置されている。このため、電解質膜・電極構造体12全体の強度が有効に向上し、取り扱い性に優れるという利点がある。これにより、固体高分子電解質膜18を経済的に構成するとともに、前記固体高分子電解質膜18の損傷を可及的に阻止し、良好な発電性能を確保することが可能になるという効果が得られる。
図4は、本発明に関連する燃料電池70の要部分解斜視説明図であり、図5は、前記燃料電池70の断面説明図である。なお、第1の実施形態に係る燃料電池10と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
燃料電池70は、電解質膜・電極構造体72と、この電解質膜・電極構造体72を挟持する第1及び第2セパレータ74、76とを備える。電解質膜・電極構造体72は、固体高分子電解質膜18を挟持するアノード側電極20及びカソード側電極22を備えるとともに、前記固体高分子電解質膜18を周回して額縁状部材78が配置される。固体高分子電解質膜18、アノード側電極20及びカソード側電極22は、略同一表面積に設定される。
額縁状部材78は、第1セパレータ74及び第2セパレータ76と略同一の外径寸法に設定され、矢印B方向両端には、酸化剤ガス入口連通孔40a、冷却媒体入口連通孔42a、燃料ガス出口連通孔44b、燃料ガス入口連通孔44a、冷却媒体出口連通孔42b及び酸化剤ガス出口連通孔40bが形成される。額縁状部材78は、第1の実施形態の額縁状部材23と同一の材料で形成される。
図5に示すように、固体高分子電解質膜18の外周と額縁状部材78の内周との間隙80には、シール機能を有する緩衝部材、例えば、シリコーン等の液状シール82が充填される。
このように構成される燃料電池70では、固体高分子電解質膜18が、実質的にアノード側電極20及びカソード側電極22と同一表面積に設定されており、前記固体高分子電解質膜18を経済的且つ効率的に構成することができる。しかも、額縁状部材78と固体高分子電解質膜18との間隙80には、液状シール82が充填されており、前記固体高分子電解質膜18の損傷を可及的に阻止し、良好な発電性能を確保することが可能になる等の効果が得られる。
本発明の第1の実施形態に係る燃料電池の要部分解斜視説明図である。 前記燃料電池の、図1中、II−II線断面説明図である。 前記燃料電池を構成する電解質膜・電極構造体の一部断面説明図である。 本発明に関連する燃料電池の要部分解斜視説明図である。 前記燃料電池の断面説明図である。 特許文献1に開示された燃料電池の説明図である。
符号の説明
10、70…燃料電池 12、72…電解質膜・電極構造体
14、16、74、76…セパレータ 18…固体高分子電解質膜
20…アノード側電極 22…カソード側電極
23、78…額縁状部材 24a、24b…ガス拡散層
26a、26b…電極触媒層 28a、28b…接着剤層
30、80…間隙 32、82…液状シール
46…酸化剤ガス流路 48…燃料ガス流路
50…冷却媒体流路

Claims (3)

  1. 固体高分子電解質膜の両面に、それぞれ触媒層及びガス拡散層を有する一対の電極を設けるとともに、一方の電極の前記ガス拡散層は、他方の電極の前記ガス拡散層及び前記固体高分子電解質膜よりも大きな平面寸法を有した電解質膜・電極構造体と、シール部材が一体成形されたセパレータとが積層される燃料電池であって、
    前記固体高分子電解質膜を周回して配置される額縁状部材を備え、
    前記額縁状部材の一方の面には、接着剤層を介装して前記一方の電極の前記ガス拡散層が接合し、且つ、前記額縁状部材の他方の面には、前記セパレータの前記シール部材が当接し、
    前記固体高分子電解質膜の外周と前記額縁状部材の内周との間に、間隙が形成されるとともに、
    前記間隙には、シール機能を有する緩衝部材が配置されることを特徴とする燃料電池。
  2. 請求項1記載の燃料電池において、前記額縁状部材は、樹脂製板体で構成され、前記固体高分子電解質膜と同等の厚さに設定されることを特徴とする燃料電池。
  3. 請求項1又は2記載の燃料電池において、前記緩衝部材は、液状シールで構成されることを特徴とする燃料電池。
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