JP2010049648A - スケジュール予約管理方法及び管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】スケジュール予約で予約投入元が指定した予約投入先のスケジュールの日時の重複を検出し、重複の事実を通知することを可能にする。
【解決手段】スケジュール予約の際に、ユーザが指定した予約投入先と開催時刻の重複を検出し、重複を検出した場合に重複の事実を通知するスケジュール予約管理方法及び管理システムにおいて、ユーザが予約したスケジュールの参加者と他のスケジュールの日時が重複する場合に、先に予約したスケジュールのスケジュール予約情報や参加者情報、スケジュールを予約したユーザの通知先、または先に予約したスケジュールの参加者が複数存在する場合は、スケジュールを予約されたユーザの通知先を記憶装置から読み出して先にスケジュールを予約したユーザとスケジュールを予約されたユーザに、重複してスケジュールが予約された事実を通知するステップを有するものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、スケジュール予約管理方法及び管理システムに係り、特に、スケジュール予約で予約投入元が指定した予約投入先のスケジュールの日時の重複を検出し、重複に関する情報を関係者に通知するスケジュール予約管理方法及び管理システムに関する。
会議等を主催するユーザである予約投入元が会議等に参加するユーザとして指定した予約投入先のスケジュールの日時が他のスケジュールの日時と重複することを検出して、重複の事実を通知する技術に関する従来技術として、例えば、特許文献1、特許文献2等に記載された技術が知られている。
特許文献1に記載の従来技術は、後からスケジュールを予約した予約投入元に対して、システムから重複の事実を通知するというものであり、また、特許文献2に記載の従来技術は、重複してスケジュールが予約された予約投入先に対して、システムから重複の事実を通知するというものである。
特開2006―267447号公報 特開2004―295789号公報
前述した特許文献1に記載の従来技術は、予約投入先に後から重複してスケジュールが予約され、予約投入先が後から重複して予約されたスケジュールを優先して、先に予約されたスケジュールをキャンセルした場合、後からスケジュールを予約した予約投入元には、システムから重複の事実が通知されるため、後からスケジュールを予約した予約投入元は、予約投入先が後から予約したスケジュールをキャンセルする可能性を予測することができる。
また、特許文献2に記載の従来技術は、重複してスケジュールが予約された予約投入先にシステムから重複の事実が通知されるため、予約投入先は、予約されたスケジュールのいずれか1つがキャンセルされる可能性を予測することができる。
しかし、特許文献1に記載の従来技術は、先にスケジュールを予約した予約投入元に重複の事実を通知する手段を持たず、また、特許文献2に記載の従来技術は、先に予約したスケジュールの予約投入先が複数いる場合に、重複してスケジュールが予約された予約投入先以外の予約投入先に重複の事実を通知する手段を持っていない。
そのため、特許文献1、2に記載の従来技術は、先にスケジュールを予約した予約投入元や、先に予約したスケジュールの予約投入先が1つまたは複数あり、1つの予約投入先に重複してスケジュールを予約すると、重複してスケジュールが予約された予約投入先以外の予約投入先は、全ての予約投入先のスケジュールを監視する等の方法をとらない限り、予約投入先が先に予約されたスケジュールをキャンセルする可能性を予測することができないという問題点を有している。
本発明の目的は、前述した従来技術の問題点を解決し、予約投入元が予約投入先のスケジュールを参照できない場合や、予約投入先が予約投入元にスケジュールキャンセルの連絡をしなかったり、遅れたりした場合にも、重複してスケジュールが予約された予約投入先が先に予約したスケジュールをキャンセルする可能性があることを、先にスケジュールを予約した予約投入元や、複数いる予約投入先に、予測させることを可能にしたスケジュール予約管理方法及び管理システムを提供することにある。
本発明によれば前記目的は、スケジュールを予約したユーザを予約投入元、スケジュールを予約されたユーザを予約投入先として、予約投入元が指定した予約投入先のスケジュールの日時の重複を検出し、重複の事実を通知するスケジュール予約管理方法において、スケジュール管理装置と、予約投入元及び予約投入先が使用するクライアントPCとがネットワークを介して接続されて構成され、前記スケジュール管理装置は、登録手段と、解析手段と、検索手段と、ユーザ情報データテーブルと、スケジュールデータテーブルと、参加者データテーブルと、通知設定データテーブルとを備え、前記登録手段は、スケジュール予約情報を受け付けて前記スケジュールデータテーブル及び参加者データテーブルに格納管理すると共に、通知設定情報を受け付けて前記ユーザ情報データテーブルに格納管理し、前記検索手段は、参加者情報及びスケジュール予約情報を条件に前記スケジュールデータテーブル及び参加者データテーブルに登録された予約スケジュール及びその参加者を検索すると共に、通知設定データテーブルに登録された通知設定情報を検索し、前記解析手段は、前記登録手段から取得したスケジュール予約情報を元に重複するスケジュール予約情報が存在するか否かを、前記検索手段を介してスケジュールデータテーブルと参加者データテーブルとから確認し、重複するスケジュール予約情報が存在する場合に重複リストを作成すると共に、前記検索手段を介した通知設定情報が通知条件を満たす場合、前記重複リストに基づいて、予約投入元や予約投入先にスケジュールの重複の事実を通知することにより達成される。
本発明によれば、予約投入先に重複するスケジュール情報が予約されると、スケジュールの重複が通知されるので、予約投入先が先に予約したスケジュールをキャンセルする可能性を予測できる。
以下、本発明によるスケジュール予約管理方法及び管理装置の実施形態を図面により詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態によるスケジュール管理装置を含むスケジュール予約管理システムの構成を示すブロック図、図2はスケジュール予約時の各処理部とデータベースとの関係を示す図、図3は通知設定登録時の処理部とデータベースとの関係を示す図である。
図1に示すスケジュール予約管理システムは、本発明の実施形態によるスケジュール管理装置117と、入出力装置及び表示装置を有するクライアントPC119とがネットワーク118より接続されて構成されている。
スケジュール管理装置117は、登録部103と、解析部106と、検索部109と、データベース116とにより構成される。データベース116は、HDD等の記憶装置内に構成され、ユーザ情報データテーブル112、スケジュールデータテーブル113、参加者データテーブル114、通知設定データテーブル115から構成される。
登録部103、解析部106、検索部109は、少なくとも、メモリ102、HDD等の記憶装置、CPU101を備えた情報処理装置により構成されるスケジュール管理装置117のメモリ102に記憶装置からロードされ、CPU101によって実行されることにより、その機能を実現するプログラムであり、また、その機能を有するハードウェアで実現することもできる。
登録部103は、スケジュール情報登録部104と通知設定登録部105とにより構成され、スケジュール情報登録部104が、図2に示すように、スケジュールデータテーブル113と参加者データテーブル114にアクセスし、通知設定登録部105が、図3に示すようにユーザ情報データテーブル112にアクセスする。
解析部106は、スケジュール解析部107と通知解析部108とにより構成され、図2に示すように、ユーザ情報データテーブル112にアクセスする。
検索部109は、スケジュール検索部110と通知設定検索部111とにより構成され、図2に示すように、スケジュールデータテーブル113、参加者データテーブル114、通知設定データテーブル115にアクセスする。
クライアントPC119は、予約投入元及び予約投入先により使用されるPCであり、ネットワーク118を経由してスケジュール管理装置117にアクセスすることができる。そして、スケジュール管理装置117は、クライアントPC119を利用してアクセスしてきた予約投入元及び予約投入先にGUI(Graphical User Interface)機能を提供することができ、本発明の実施形態では、そのGUIを使用して本発明での処理が進められるものとする。
図7は予約投入元に表示するスケジュール予約画面500の例を示す図、図8は予約投入元や予約投入先に表示するスケジュール確認画面520の例を示す図、図9は予約投入元や予約投入先に表示する通知設定画面540の例を示す図であり、ここで、GUIのスケジュール予約画面500、スケジュール確認画面520、通知設定画面540について説明する。
スケジュール予約画面500は、図7に示すように、用件501、開始日時502、終了日時503、参加者505、オプション509、通知設定510により構成される。このスケジュール予約画面500は、予約投入元に対して表示され、予約投入元がこの画面を利用してスケジュール予約の入力を行うものである。
図7に示すスケジュール予約画面500において、予約投入元は、用件501の入力欄に必要な用件を入力する。予約投入元がカレンダのボタン504を押下すると、図示しない別ウィンドウに日付の選択が可能なカレンダが表示され、予約投入元が選択した日付を開始日時502または終了日時503に表示される。
また、予約投入元がユーザ追加ボタン507を押下すると、別ウィンドウに参加者505に追加可能なユーザを表示する画面が表示され、予約投入元が選択したユーザが参加者505に追加される。
また、予約投入元が選択のチェックボックス506をチェックし、ユーザ削除ボタン508を押下すると、チェックボックスをチェックしたユーザが参加者505の項目から削除される。
オプション509のチェックボックスにチェックが行われた場合、予約投入元が参加者505に追加される。
通知設定510には、ユーザ情報データテーブル112の後述する予約投入元通知ID604が表示される。なお、通知設定510以外の項目については、何も表示しないものとする。
また、OKボタン511は、入力したデータをスケジュール管理装置117に送信する機能を有し、OKボタン511が押されると入力されたデータを確定してスケジュール管理装置117に送信する。キャンセルボタン512は、キャンセルボタン512が押されると、それまでに入力されたデータを無効とする。
スケジュール確認画面520は、図8に示すように、用件521、開始日時522、終了日時523、参加者524、予約者525、通知設定526により構成される。このスケジュール確認画面520は、予約投入元や予約投入先からの要求により表示されて、予約投入元や予約投入先がこの画面を利用して、スケジュールの確認、入力を行うものである。また、予約投入元や予約投入先は、通知設定526のプルダウンを用いて内容を変更できる。そして、通知設定526には、ユーザ情報データテーブル112の後述する予約投入先通知ID605が表示されるものとする。
なお、OKボタン527、キャンセルボタン528は、図7で説明した場合と同様な機能を有している。
通知設定画面540は、図9に示すように、予約したスケジュール541と、予約されたスケジュール542とにより構成される。この通知設定画面540は、予約投入元や予約投入先からの要求により表示されて、予約投入元や予約投入先によって利用されて、データの入力が行われるものである。
予約投入元や予約投入先は、予約したスケジュール541のプルダウン、予約されたスケジュール542のプルダウンから設定内容を変更することができる。
次に、図1に示す本発明の実施形態によるスケジュール予約管理装置における各処理機能部の機能概要を説明する。
スケジュール情報登録部104は、ネットワーク118を経由してクライアントPC119から、予約投入元や予約投入先がGUI機能を利用してスケジュール予約画面500とスケジュール確認画面520で指定した情報を受け付ける。なお、予約投入元がスケジュール予約画面500で指定した情報をスケジュール情報とする。スケジュール情報登録部104は、予約投入元がスケジュール予約画面500で指定したスケジュール情報を一意に識別するために、スケジュール検索部110を介してスケジュールデータテーブル113から後述するスケジュールID621の最大値を検索し、最大値に1を加算した値をスケジュールID621として採番し、スケジュール情報に付加する。
そして、スケジュール情報登録部104は、スケジュール情報をスケジュール解析部107へ渡し、スケジュール解析部107での処理が完了後、スケジュール情報の参加者505とオプション509のチェックボックスにチェックが行われた場合は予約投入元とを参加者データテーブル114に登録し、用件501、開始日時502、終了日時503、通知設定510をスケジュールデータテーブル113に登録する。
通知設定登録部105は、ネットワーク118を経由してクライアントPC119から、予約投入元や予約投入先がGUI機能を利用して通知設定画面540で指定した情報を受け付ける。予約投入元や予約投入先が通知設定画面540で指定した情報を通知設定情報とする。通知設定登録部105は、予約投入元や予約投入先が通知設定画面540で指定した情報をユーザ情報データテーブル112の予約投入元通知ID604と予約投入先通知ID605とに登録する。
スケジュール解析部107は、スケジュール情報登録部104から予約投入元が指定したスケジュール情報を取得し、取得したスケジュール情報から参加者505を取得し、スケジュール検索部110を介して参加者505のユーザIDで参加者データテーブル114を検索し、一致する参加者情報のスケジュールID631を取得する。
スケジュール解析部107は、スケジュール検索部110を介して、予約投入元が指定したスケジュール情報の開始日時502から終了日時503の間に、開始または終了するスケジュールの存在を、参加者情報から取得したスケジュールID631でスケジュールデータテーブル113を検索して確認する。スケジュール解析部107は、日時が重複するスケジュール予約情報が存在する場合、重複リスト707を作成して通知解析部108へ渡す。なお、重複リスト707の例については図14に示して後述する。
通知解析部108は、スケジュール解析部107から取得した重複リスト707を元に、予約投入元や予約投入先が指定した通知条件を満たすか否かを解析し、通知条件を満たしていた場合に通知先データ801を作成する。このときの通知先データ801の例については図15に示して後述する。
通知解析部108は、スケジュール解析部107から取得した重複リスト707と通知先データ801とを元に通知情報550、551を作成する。通知情報550、551とは、予約投入元や重複してスケジュールが予約された予約投入先以外の予約投入先に重複の事実を通知する情報を設定したものである。なお、通知情報550、551の例については、図10に示して後述する。そして、通知解析部108は、ネットワーク118を介してクライアントPC119に作成した通知情報550、551を通知する。通知先は、通知先リスト804のユーザIDを元にユーザ情報データテーブル112から取得する。
スケジュール検索部110は、スケジュール解析部107や通知解析部108から検索条件を取得し、スケジュールデータテーブル113や参加者データテーブル114から検索条件に一致するスケジュールデータや参加者データを抽出する。スケジュールデータは、後述するように、スケジュールデータテーブル113に格納されるスケジュールID621、予約投入元ユーザID622、用件623、開始日時624、終了日時625、予約投入元通知ID626で構成される。参加者データは、参加者データテーブル114に格納されるスケジュールID631、参加者ユーザID632、予約投入先通知ID633により構成される。
通知設定検索部111は、通知解析部108から検索条件を取得し、通知設定データテーブル115から検索条件と一致する通知設定データを抽出する。通知設定データは、後述するように、通知設定データテーブル115に格納される通知ID661、通知条件662により構成される。
次に、本発明の実施形態での処理動作を説明するが、その前に、本発明の実施形態で処理で使用する各種のデータテーブルの構成、処理により作成されるデータについて説明する。
図10は予約投入元や予約投入先に通知する通知情報550、551を示す図である。図10(a)に示す通知情報550は、通知条件662を「過半数の参加者に他のスケジュールが重複して予約された場合」とした場合に、予約投入元に通知する通知情報である。また、図10(b)に示す通知情報551は、通知条件662を「参加者に優先度の高い他のスケジュールが重複して予約された場合」とした場合に、予約投入先に通知する通知情報である。
図11はユーザ情報データテーブル112に管理されているユーザ情報を示す図である。ユーザ情報データテーブル112は、本発明の実施形態で説明しているシステムに参加可能なユーザを管理するテーブルであり、ユーザ毎に、ユーザ情報を一意に識別するためのIDであるユーザID601、画面に表示するユーザの名称である氏名602、ユーザにメールを送信する際の宛先であるメールアドレス603、予約投入元としてスケジュールを予約した際のユーザの通知条件を一意に識別するためのIDである予約投入元通知ID604、予約投入先としてスケジュールが予約された際のユーザの通知条件を一意に識別するためのIDである予約投入先通知ID605により構成される複数のユーザ情報606〜612を管理している。
図12はスケジュールデータテーブル113で管理されているスケジュールデータ、及び、参加者データテーブル114で管理されている参加者情報を示す図である。
スケジュールデータテーブル113は、図12(a)に示すように、スケジュール毎に、予約投入元が指定するスケジュール情報を一意に識別するためのIDであるスケジュールID621、予約投入元を一意に識別するためのIDである予約投入元ユーザID622、画面に表示するスケジュールの名称である用件623、スケジュールの開始日時である開始日時624、スケジュールの終了日時である終了日時625、予約投入元として予約したスケジュールの通知条件を一意に識別するためのIDである予約投入元通知ID626により構成される複数のスケジュール予約情報627、628を管理している。
参加者データテーブル114は、図12(b)に示すように、予約投入元が指定するスケジュール情報を一意に識別するためのIDであるスケジュールID631、スケジュールに参加するユーザを一意に識別するためのIDである参加者ユーザID632、予約投入先として予約されたスケジュールの通知条件を一意に識別するためのIDである予約投入先通知ID633により構成される複数の参加者情報634〜640を管理している。
図13は通知設定データテーブル115で管理されている通知設定情報を示す図である。通知設定データテーブル115は、通知条件を一意に識別するためのIDである通知ID661、通知するか否か、通知する場合の条件である通知条件662により構成される複数の通知設定情報663〜666を管理している。
図14は重複リスト707と重複スケジュールデータ701に設定する重複スケジュール情報とについて説明する図である。
重複リスト707は、重複スケジュールデータ701を要素とする重複スケジュールデータ701のリストである。重複スケジュールデータ701には、先に予約したスケジュールのスケジュールIDである先に予約したスケジュール702、後から予約したスケジュールのスケジュールIDである後から予約したスケジュール703、先にスケジュールを予約した予約投入元のユーザIDである予約投入元704、先に予約したスケジュールの予約投入先のユーザIDを要素とする参加者リスト705、先に予約したスケジュールと後から予約したスケジュールとの参加者として指定されたユーザのうち重複するユーザのユーザIDを要素とする重複者リスト706により構成される重複スケジュール情報が設定される。前述したような重複スケジュールデータ701のリストである重複リスト707は、スケジュール解析部107により作成され、メモリ102上に保持される。
図15は通知先データリスト805と通知先データ801に設定する通知先情報とについて説明する図である。
通知先データリスト805は、通知先データ801を要素とする通知先データ801のリストである。通知先データ801には、通知条件を一意に識別するためのIDである通知ID802、通知先が予約投入元であるか、予約投入先であるかを識別するための通知パターン803、通知パターン803に対応する通知ID802を通知条件に設定するユーザIDを要素とする通知先リスト804により構成される通知先情報が設定される。前述の通知先リスト805は、通知解析部108により作成され、メモリ102上に保持される。
図4はスケジュール解析部107が重複リスト707を作成する処理手順を説明するフローチャートであり、次に、これについて説明する。ここで説明する処理の例は、例えば、ユーザID「U005」を持つ予約投入元が、図7に示して説明したスケジュール予約画面500から入力した情報でスケジュールを予約し、スケジュール解析部107が重複リスト707を作成する処理手順の例である。
(1)図4はスケジュール解析部107は、スケジュール情報登録部104より、予約投入元が図7に示すスケジュール予約画面500を介して入力した用件501、開始日時502、終了日時503、参加者505、通知設定510とスケジュール情報登録部104で採番したスケジュールIDを受け付ける。
具体的には、図4はスケジュール解析部107は、スケジュール情報登録部104が受け付けた、用件501として「打ち合わせ」、開始日時502として「2008/4/17 14:00」、終了日時503として「2008/4/17 15:00」、参加者505として「U001」、「U002」、「U005」、予約投入元の通知設定510として「I003」、スケジュールIDとして「0003」を設定するスケジュール情報を受け付ける。なお、説明している例では、オプション509のチェックボックスにチェックが行われたことで予約投入元も参加者505としており、予約投入元を参加者505とするか否は、図7に示すスケジュール予約画面500で選択することができる(ステップ201)。
(2)スケジュール解析部107は、スケジュールの参加者と他のスケジュールの日時が重複する場合に通知解析部108に渡す情報を格納するために空の重複リスト707を作成する(ステップ202)。
(3)スケジュール解析部107は、スケジュール情報登録部104が受け付けたスケジュール情報から、参加者505のユーザIDを取得する。
具体的には、スケジュール解析部107は、スケジュール情報登録部104が受け付けたスケジュール情報から参加者505のユーザIDとして「U001」、「U002」、「U005」を取得する(ステップ203)。
(4)スケジュール解析部107は、ステップ203の処理で取得した参加者505のユーザIDからユーザIDを1つ取得する。
具体的には、スケジュール解析部107は、参加者505のユーザIDとして「U001」を取得する(ステップ204)。
(5)スケジュール解析部107は、ステップ204で取得したユーザIDと重複する参加者データがあるか否かを、参加者データテーブル114の参加者ユーザID632で検索して判定する。
具体的には、スケジュール解析部107は、ステップ204で取得したユーザID「U001」で、参加者データテーブル114の参加者ユーザID632を検索し、一致する参加者データとして、参加者データ634と参加者データ637とを取得する。そして参加者データ634からスケジュールID631「0001」を、参加者データ637からスケジュールID631「0002」を取得する(ステップ205)。
(6)ステップ205の判定で、ステップ204で取得したユーザIDと一致する参加者データがあった場合、ステップ205で取得したスケジュールIDで、スケジュールデータテーブル113のスケジュールID621を検索し、一致するスケジュールデータを取得する。そして、取得したスケジュールデータに含まれる、開始日時624、終了日時625と、スケジュール情報登録部104で受け付けた開始日時502と終了日時503とが重複していないか否かを確認判定する。
具体的には、参加者データ634のスケジュールID631「0001」で、スケジュールデータテーブル113のスケジュールID621を検索し、一致するスケジュールデータとして、スケジュールデータ627を取得する。取得したスケジュールデータ627の開始日時624が「2008/4/17 13:00」、終了日時625が「2008/4/17 14:00」であり、スケジュール情報登録部104で受け付けた開始日時502が「2008/4/17 14:00」、終了日時503が「2008/4/17 15:00」であることから、重複しないと判定する(ステップ206)。
(7)スケジュール解析部107は、ステップ206で重複すると判定したスケジュールデータのスケジュールID621で重複リスト707に、先に予約したスケジュール702があるか否か、すなわち、一致する重複スケジュールデータ701が存在するか否かを判定する。
具体的には、スケジュール解析部107は、ステップ206でスケジュールデータ628のスケジュールID621「0002」が重複すると判定した場合、スケジュールID621「0002」で重複リスト707の先に予約したスケジュール702の存在を確認する(ステップ207)。
(8)ステップ207の判定で、重複リスト707に、先に予約したスケジュール702がない、すなわち、一致する重複スケジュールデータ701が存在しないと判定した場合、スケジュール解析部107は、先に予約したスケジュール702として、スケジュールデータのスケジュールID621を指定し、後から予約したスケジュール703として、ステップ201でスケジュール情報登録部104から受け付けたスケジュールIDを指定し、予約投入元704として、ステップ206で取得したスケジュールデータの予約投入元ユーザID622を指定すると共に、参加者リスト705に、スケジュールデータのスケジュールID621により参加者データテーブル114のスケジュールID631を検索して取得した参加者データ数分の参加者ユーザID632を指定し、重複者リスト706として、参加者リスト705に指定した参加者ユーザID632とスケジュール情報登録部104で受け付けた参加者505のユーザIDとの両方に含まれるユーザIDを指定した重複スケジュールデータ701を作成する。
具体的には、スケジュール解析部107は、ステップ207で、スケジュールデータ628のスケジュールID631「0002」と一致する重複スケジュールデータ701が重複リスト707に存在しないと判定した場合、先に予約したスケジュール702として、スケジュールデータ628のスケジュールID621「0002」を指定し、後から予約したスケジュール703として、ステップ201でスケジュール情報登録部104から受け付けたスケジュールID「0003」を指定し、予約投入元704として、スケジュールデータ628のスケジュールID631「0002」のスケジュールデータ628から取得した予約投入元ユーザID622「U006」を指定すると共に、参加者リスト705として、スケジュールデータ628のスケジュールID631「0002」により、参加者データテーブル114のスケジュールID631を検索して取得した参加者データ637の参加者ユーザID631「U001」、参加者データ638の参加者ユーザID631「U002」、参加者データ639の参加者ユーザID631「U003」、参加者データ640の参加者ユーザID631「U004」を指定し、重複者リスト706として、参加者リスト705に指定した参加者のユーザID「U001」、「U002」、「U003」、「U004」とスケジュール情報登録部104で受け付けた参加者505のユーザID「U001」、「U002」、「U005」との両方に含まれるユーザIDである「U001」と「U002」とを指定して重複スケジュールデータ701を作成する(ステップ208)。
(9)その後、スケジュール解析部107は、ステップ208の処理で作成した重複スケジュールデータ701を重複リスト707に追加する(ステップ209)。
(10)ステップ207の判定で、重複リスト707に、先に予約したスケジュール702がある、すなわち、一致する重複スケジュールデータ701が存在すると判定した場合、ステップ209の処理を終了した後、あるいは、ステップ206の判定で、日時が重複するスケジュールデータが存在しなかった場合、スケジュール解析部107は、次のスケジュールIDがないか否かを判定し、次のスケジュールIDがあった場合、ステップ207からの処理に戻って処理を繰り返す(ステップ210)。
(11)ステップ210の判定で、次のスケジュールIDがなかった場合、すなわち、ステップ206で取得した全てのスケジュールID631に対して、ステップ207からステップ209までの処理を行っていた場合、あるいは、ステップ205の判定で、ステップ204で取得したユーザIDと重複する参加者データが存在しなかった場合、次のユーザIDがないか否かを判定し、次のユーザIDがあった場合、ステップ204からの処理に戻って処理を繰り返し、ステップ203で取得したすべてのユーザIDに対して、ステップ204からステップ210までの処理を行っていた場合、ここでの重複リスト707の作成処理を終了する(ステップ211)。
図5Aは通知解析部108が先に予約したスケジュールの予約投入元に重複の事実を通知する処理動作を説明するフローチャートであり、次に、これについて説明する。ここで説明する予約投入元に重複の事実を通知する処理の例は、ユーザID「U005」を持つ予約投入元が、図7に示すスケジュール予約画面500のスケジュール情報でスケジュールを予約し、スケジュール解析部107が作成した重複リスト707が図14に示して説明したようなものである場合の例である。
(1)まず、通知解析部108は、スケジュール解析部107から重複リスト707を受け付ける。
具体的には、先に予約したスケジュール702が「0002」の重複スケジュールデータ701が1つ設定されている重複リスト707を受け付ける(ステップ301)。
(2)次に、通知解析部108は、重複リスト707から重複スケジュールデータ701を1つ取得する。
具体的には、先に予約したスケジュール702として「0002」、後から予約したスケジュール703として「0003」、予約投入元704として「U006」、参加者リスト705として「U001」、「U002」、「U003」、「U004」、重複者リスト706として「U001」、「U002」が設定された重複スケジュールデータ701を取得する(ステップ302)。
(3)ステップ302の処理で取得した重複スケジュールデータ701の中の先に予約したスケジュール702によりスケジュールデータテーブル113のスケジュールID621を検索し、一致するスケジュールデータを取得し、取得したスケジュールデータの予約投入元通知ID626を取得する。
具体的には、先に予約したスケジュール702「0002」によりスケジュールデータテーブル113のスケジュールID621を検索し、一致するスケジュールデータとして、スケジュールデータ628を取得する。そして、取得したスケジュールデータ628の予約投入元通知ID626「I004」を取得する(ステップ303)。
(4)通知解析部108は、通知先データ801に登録する情報として、通知ID802にステップ303で取得した予約投入元通知ID626、通知パターン803に「予約投入元」、通知先リスト804にステップ302取得した重複スケジュールデータ701の予約投入元704をそれぞれ指定して通知先データ801を作成する。
具体的には、通知ID802に「I004」を指定し、通知パターン803に「予約投入元」を指定し、通知先リスト804に「U006」を指定して通知先データ801を作成する(ステップ304)。
(5)通知先データリスト805を作成し、ステップ304の処理で作成した通知先データ801を通知先データリスト805に追加する。
具体的には、通知ID802に「I004」、通知パターン803に「予約投入元」、通知先リスト804に「U006」を指定した通知先データ801を通知先データリスト805に追加する(ステップ305)。
(6)通知解析部108は、ステップ305の処理で作成した通知先データリスト805とステップ302で取得した重複スケジュールデータ701とを入力データとして、予約投入元に重複の事実を通知する情報を設定した通知情報550を作成する。
具体的には、通知解析部108は、図10に示すような通知情報550を出力データとして作成する。説明している例は、メール形式の通知情報550を作成しているが、本発明は、その他の形式の通知情報550を作成して予約投入元に通知するようにしてもよい(ステップ306)。
(7)次に、通知解析部108は、ステップ306で作成した通知情報550を予約投入元に通知し、その後、次の重複スケジュールデータ701がないか否かを判定し、次の重複スケジュールデータ701があった場合、ステップ302からの処理に戻って処理を繰り返し、次の重複スケジュールデータ701がなかった場合、すなわち、全ての重複スケジュールデータ701に対して、ステップ302からステップ307までの処理を行っていた場合、ここでの通知処理を終了する(ステップ307、308)。
図5Bは通知解析部108が先に予約したスケジュールに重複してスケジュールを予約された予約投入先以外の予約投入先に重複の事実を通知する処理動作を説明するフローチャートであり、次に、これについて説明する。ここで説明するスケジュールを予約された予約投入先以外の予約投入先に重複の事実を通知する処理の例は、ユーザID「U005」を持つ予約投入元が、図7に示すスケジュール予約画面500に入力しているスケジュール情報でスケジュールを予約する際に、スケジュール解析部107が作成した重複リスト707が図14に示して説明したようなものである場合の例である。
なお、ここで説明する例は、通知先に重複してスケジュールを予約された予約投入先を含めていないが、本発明は、重複してスケジュールを予約された予約投入先に通知するか否かを画面から設定することができるようにすることもできる。
(1)まず、通知解析部108は、スケジュール解析部107から重複リスト707を受け付ける。
具体的には、先に予約したスケジュール702が「0002」の重複スケジュールデータ701が1つ設定されている重複リスト707を受け付ける(ステップ311)。
(2)次に、重複リスト707から重複スケジュールデータ701を1つ取得する。
具体的には、先に予約したスケジュール702として「0002」、後から予約したスケジュール703として「0003」、予約投入元704として「U006」、参加者リスト705として「U001」、「U002」、「U003」、「U004」、重複者リスト706として「U001」、「U002」が設定された重複スケジュールデータ701を取得する(ステップ312)。
(3)ステップ312の処理で取得した重複スケジュールデータ701から参加者リスト705と重複者リスト706とを取得し、重複者リスト706に含まれないユーザIDを参加者リスト705から取得する。
具体的には、ステップ312の処理で取得した重複スケジュールデータ701の参加者リスト705から「U001」、「U002」、「U003」、「U004」を取得し、重複者リスト706から「U001」、「U002」を取得する。そして、参加者リスト705から重複者リスト706に含まれない「U003」と「U004」とを取得する(ステップ313)。
(4)ステップ312の処理で取得した重複スケジュールデータ701の中の先に予約したスケジュール702で参加者データテーブル114のスケジュールID631と、ステップ313で取得した参加者のユーザIDの1つとを取得し、取得したユーザIDで参加者データテーブル114の参加者ユーザID632を検索する。そして、2つの条件を満たす参加者データの予約投入先通知ID633を取得する。
具体的には、ステップ312で取得した重複スケジュールデータ701の中の先に予約したスケジュール702「0002」で参加者データテーブル114のスケジュールID631を取得し、ステップ313の処理で取得したユーザIDとして「U003」で参加者データテーブル114の参加者ユーザID632を検索し、参加者データ639を取得する。そして、取得した参加者データ639から予約投入先通知ID633「I003」を取得する(ステップ314)。
(5)次に、通知解析部108は、通知ID802をステップ314で取得した予約投入先通知ID633とする予約投入先の通知先データ801が作成されて存在していないか否かを確認する。
具体的には、通知ID802を「I003」とする通知先データ801が存在するか否かを確認する。説明している例では、通知ID802を「I003」とする通知先データ801が存在しないことが確認される(ステップ315)。
(6)ステップ315の確認で、通知先データ801がないと判定された場合、通知ID802にステップ314で取得した予約投入先通知ID633を、通知パターン803に「予約投入先」を、通知先リスト804にステップ314の処理で1つ取得したユーザIDを、それぞれ設定して通知先データ801を作成する。
具体的には、通知ID802に「I003」を、通知パターン803に「予約投入先」を、通知先リスト804に「U003」を、それぞれ指定して通知先データ801を作成する(ステップ316)。
(7)ステップ315の確認で、通知先データ801があると判定された場合、存在する通知先データ801の通知先リスト804にステップ314の処理で1つ取得したユーザIDを追加する。
具体的には、通知ID802を「I003」とする通知先データ801が存在すると判定し、ステップ314の処理で1つ取得したユーザIDを「U004」とした場合、通知ID802を「I003」、通知パターン803を「予約投入先」とする通知先データ801の通知先リスト804に「U004」を追加する(ステップ317)。
(8)ステップ316の処理の後、あるいは、ステップ317の処理の後、次に処理する要素がないか否かを判定し、次に処理する要素があった場合、すなわち、ステップ303の処理で取得した参加者が残っていた場合、ステップ314からの処理に戻って処理を繰り返し、ステップ313の処理で取得したすべての参加者に対して、ステップ314からステップ317までの処理を行っていた場合、通知先データリスト805を作成し、ステップ316で作成した通知先データ801を設定する。
具体的には、通知ID802に「I003」を、通知パターン803に「予約投入先」を、通知先リスト804に「U003」と「U004」とを、それぞれ設定した通知先データ801を通知先データリスト805に設定する(ステップ318、319)。
(9)通知解析部108は、ステップ319の処理で作成した通知先データリスト805とステップ312の処理で取得した重複スケジュールデータ701とを入力データとして、重複してスケジュールを予約された予約投入先以外の予約投入先に重複の事実を通知する情報を設定した通知情報551を作成する。
具体的には、通知解析部108は、図10に示すような通知情報551を出力データとして作成する。説明している例は、メール形式の通知情報551を作成しているが、本発明は、その他の形式の通知情報551を作成して予約投入先である参加者に通知するようにしてもよい(ステップ320)。
(10)次に、通知解析部108は、ステップ320で作成した通知情報551を、重複してスケジュールが予約された予約投入先以外の予約投入先に通知し、その後、次の重複スケジュールデータ701がないか否かを判定し、次の重複スケジュールデータ701があった場合、ステップ312からの処理に戻って処理を繰り返し、次の重複スケジュールデータ701がなかった場合、すなわち、全ての重複スケジュールデータ701に対して、ステップ312以降の処理を行っていた場合、通知処理を終了する(ステップ321、322)。
図6は通知解析部108が通知情報550、551を作成する処理動作の詳細を説明するフローチャートであり、次に、これについて説明する。
(1)通知解析部108は、まず、通知先データリスト805を受け付ける。
具体的には、通知パターン803を「予約投入元」とする通知先データ801、または、通知パターン803を「予約投入先」とする通知先データ801が設定された通知先データリスト805を取得する。説明している実施形態では、通知解析部108は、通知ID802が「I004」に、通知パターン803が予約投入元に設定され、通知先リスト804に「U006」が設定された通知先データ801を有する通知先データリスト805を入力データとして受け付けるものとする(ステップ401)。
(2)次に、通知先データリスト805から、通知先データ801を1つ取得する。
具体的には、通知ID802に「I004」、通知パターン803に「予約投入元」、通知先リスト804に「U006」が設定された通知先データ801を取得する。そして取得した通知先データ801の通知ID802毎に通知情報550を通知解析部108で作成する(ステップ402)。
(3)ステップ402の処理で取得した通知先データ801の通知ID802により通知設定データテーブル115の通知ID661を検索し、一致する通知設定データを取得する。そして、通知解析部108は、取得した通知設定データの通知条件662を満たすか否かを判定する。なお、説明している実施形態では、通知条件は、予めシステムが提供するものとしているが、システムを管理するユーザが設定してもよい。
具体的には、通知ID802「I004」で通知設定データテーブル115の通知ID661を検索し、通知設定データ666の通知条件662「過半数の参加者に他のスケジュールが重複して予約された場合」を取得し、通知条件662を満たしているか否かを以下の式により確認する。すなわち、
重複者リスト706の数÷参加者リスト705の数≧0.5
説明している例の場合、先に予約したスケジュール702「0002」の参加者リスト705には「U001」、「U002」、「U003」、「U004」が設定されている。そして、「U001」と「U002」とは、後から予約したスケジュール703「0003」と先に予約したスケジュール702「0002」の時間が重複しているため、重複者リスト706に設定されている。参加者4名中2名のスケジュールが重複しているため、通知条件662を満たしていると判断する。前述の式では、重複者リスト706の数÷参加者リスト705の数=2÷4=0.5となり、通知条件662を満たしている(ステップ403)。
説明している本発明の実施形態では、通知条件662として「過半数の参加者に他のスケジュールが重複して予約された場合」について説明したが、本発明は、図13に示して説明したように、「通知しない」、「1人以上の参加者に他のスケジュールが重複して予約された場合」、「参加者に優先度の高い他のスケジュールが重複して予約された場合」等の通知条件も考えられる。また、その他にも任意の通知条件662を使用することができる。
(4)ステップ403の判定で、通知設定データの通知条件662を満たしていた場合、通知条件662の種類と重複スケジュールデータ701を元に通知情報550、551を作成する。
具体的には、通知条件662が「過半数の参加者に他のスケジュールが重複して予約された場合」であるため、図10に示して説明した通知情報550を作成する。通知情報550、551には、通知解析部108が入力データとして取得する重複スケジュールデータ701に保持されていたスケジュールIDや、参加者リスト705のユーザIDを元に、スケジュールの用件やユーザ名やメールアドレスを表示することとしてもよい(ステップ404)。
(5)次に、通知解析部108は、ステップ404の処理で作成した通知情報550、551をリストに追加する(ステップ405)。
(6)ステップ405の処理の終了後、あるいは、ステップ403の判定で、通知設定データの通知条件662を満たしていなかった場合、次に処理する要素がないか否かを判定し、次に処理する要素があった場合、すなわち、ステップ401の処理で受け付けた通知先データが残っていた場合、ステップ402からの処理に戻って処理を繰り返し、ステップ401の処理で受け付けたすべての通知先データに対して、ステップ402からステップ405までの処理を行って終了していた場合、ここでの処理を終了する(ステップ406)。
前述した本発明の実施形態での各処理は、プログラムにより構成し、本発明が備えるCPUに実行させることができ、また、それらのプログラムは、FD、CDROM、DVD等の記録媒体に格納して提供することができ、また、ネットワークを介してディジタル情報により提供することができる。
前述した本発明の実施形態によれば、予約投入元や重複してスケジュールを予約された予約投入先以外の予約投入先は、予約投入先のスケジュールを監視することなく、予約投入先に重複するスケジュール情報が予約されると、予約投入先が先に予約したスケジュールをキャンセルする可能性を予測できる。これにより、予約投入元は、スケジュールのキャンセルを予測しスケジュールの再確認や再調整を行うことができる。また、重複してスケジュールを予約された予約投入先以外の予約投入先は、予約投入先がスケジュールをキャンセルすることにより予定しているスケジュールが変更になる可能性を予測することができる。
また、前述した本発明の実施形態によれば、先にスケジュールを予約した予約投入元は、重複してスケジュールを予約された予約投入先以外の予約投入先に、重複の事実を連絡する手間を省くことができる。さらに、本発明の実施形態によれば、予約投入元が予約投入先のスケジュールを参照できなくても、重複するスケジュール情報が予約されると、予約投入元や重複してスケジュールを予約された予約投入先以外の予約投入先は、予約投入先が先に予約したスケジュールをキャンセルする可能性を予測することができる。また、予約投入元や予約投入先は、システムが提供する通知条件を選択することにより、通知条件を満たす重複の事実についてのみの通知をシステムから受け取ることができるようにすることもできる。
本発明の一実施形態によるスケジュール管理装置を含むスケジュール予約管理システムの構成を示すブロック図である。 スケジュール予約時の各処理部とデータベースとの関係を示す図である。 通知設定登録時の処理部とデータベースとの関係を示す図である。 スケジュール解析部が重複リストを作成する処理手順を説明するフローチャートである。 通知解析部が先に予約したスケジュールの予約投入元に重複の事実を通知する処理動作を説明するフローチャートである。 通知解析部が先に予約したスケジュールに重複してスケジュールを予約された予約投入先以外の予約投入先に重複の事実を通知する処理動作を説明するフローチャートである。 通知解析部が通知情報を作成する処理動作の詳細を説明するフローチャートである。 予約投入元に表示するスケジュール予約画面の例を示す図である。 予約投入元や予約投入先に表示するスケジュール確認画面の例を示す図である。 予約投入元や予約投入先に表示する通知設定画面の例を示す図である。 予約投入元や予約投入先に通知する通知情報を示す図である。 ユーザ情報データテーブルに管理されているユーザ情報を示す図である。 スケジュールデータテーブルで管理されているスケジュールデータ、及び、参加者データテーブルで管理されている参加者情報を示す図である。 通知設定データテーブルで管理されている通知設定情報を示す図である。 重複リストと重複スケジュールデータに設定する重複スケジュール情報とについて説明する図である。 通知先データリストと通知先データに設定する通知先情報とについて説明する図である。
符号の説明
101 CPU
102 メモリ
103 登録部
104 スケジュール情報登録部
105 通知設定登録部
106 解析部
107 スケジュール解析部
108 通知解析部
109 検索部
110 スケジュール検索部
111 通知設定検索部
112 ユーザ情報データテーブル
113 スケジュールデータテーブル
114 参加者データテーブル
115 通知設定データテーブル
116 データベース
117 スケジュール管理装置
118 ネットワーク
119 クライアントPC

Claims (6)

  1. スケジュールを予約したユーザを予約投入元、スケジュールを予約されたユーザを予約投入先として、予約投入元が指定した予約投入先のスケジュールの日時の重複を検出し、重複の事実を通知するスケジュール予約管理方法において、
    スケジュール管理装置と、予約投入元及び予約投入先が使用するクライアントPCとがネットワークを介して接続されて構成され、
    前記スケジュール管理装置は、登録手段と、解析手段と、検索手段と、ユーザ情報データテーブルと、スケジュールデータテーブルと、参加者データテーブルと、通知設定データテーブルとを備え、
    前記登録手段は、スケジュール予約情報を受け付けて前記スケジュールデータテーブル及び参加者データテーブルに格納管理すると共に、通知設定情報を受け付けて前記ユーザ情報データテーブルに格納管理し、
    前記検索手段は、参加者情報及びスケジュール予約情報を条件に前記スケジュールデータテーブル及び参加者データテーブルに登録された予約スケジュール及びその参加者を検索すると共に、通知設定データテーブルに登録された通知設定情報を検索し、
    前記解析手段は、前記登録手段から取得したスケジュール予約情報を元に重複するスケジュール予約情報が存在するか否かを、前記検索手段を介してスケジュールデータテーブルと参加者データテーブルとから確認し、重複するスケジュール予約情報が存在する場合に重複リストを作成すると共に、前記検索手段を介した通知設定情報が通知条件を満たす場合、前記重複リストに基づいて、予約投入元や予約投入先にスケジュールの重複の事実を通知することを特徴とするスケジュール予約管理方法。
  2. 前記通知条件は、システムが提供する通知条件をユーザが選択可能とされていることを特徴とする請求項1記載のスケジュール予約管理方法。
  3. 前記解析手段は、スケジュールの参加者と他のスケジュールの日時が重複し、先に予約したスケジュールの情報と通知先とを読み出して、先にスケジュールを予約したユーザに重複の事実を通知することを特徴とする請求項1または2記載のスケジュール予約管理方法。
  4. 前記解析手段は、予約投入元が1または複数の予約投入先にスケジューを予約し、予約投入先と日時の重複するスケジュール情報を後から予約投入元が指定した場合、先に予約したスケジュールの情報と通知先の情報とから、先に予約した複数いる予約投入先に重複の事実を通知することを特徴とする請求項1、2または3記載のスケジュール予約管理方法。
  5. 前記解析手段は、重複するスケジュールが予約投入元により予約されたとき、重複が予約投入元や予約投入先が選択した通知条件を満たすか否かを判定し、判定結果に従い予約投入元や予約投入先に重複の事実を通知する情報を設定した通知情報を作成し、予約投入元または予約投入先に重複の事実を通知することを特徴とする請求項1ないし4のうちいずれか1記載のスケジュール予約管理方法。
  6. 予約投入元が指定した予約投入先のスケジュールの日時の重複を検出し、重複の事実を通知するスケジュール予約管理システムにおいて、
    スケジュール管理装置と、予約投入元及び予約投入先が使用するクライアントPCとがネットワークを介して接続されて構成され、
    前記スケジュール管理装置は、登録手段と、解析手段と、検索手段と、ユーザ情報データテーブルと、スケジュールデータテーブルと、参加者データテーブルと、通知設定データテーブルとを備え、
    前記登録手段は、スケジュール予約情報を受け付けて前記スケジュールデータテーブル及び参加者データテーブルに格納管理すると共に、通知設定情報を受け付けて前記ユーザ情報データテーブルに格納管理し、
    前記検索手段は、参加者情報及びスケジュール予約情報を条件に前記スケジュールデータテーブル及び参加者データテーブルに登録された予約スケジュール及びその参加者を検索すると共に、通知設定データテーブルに登録された通知設定情報を検索し、
    前記解析手段は、前記登録手段から取得したスケジュール予約情報を元に重複するスケジュール予約情報が存在するか否かを、前記検索手段を介してスケジュールデータテーブルと参加者データテーブルとから確認し、重複するスケジュール予約情報が存在する場合に重複リストを作成すると共に、前記検索手段を介した通知設定情報が通知条件を満たす場合、前記重複リストに基づいて、予約投入元や予約投入先にスケジュールの重複の事実を通知することを特徴とするスケジュール予約管理システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019040552A (ja) * 2017-08-29 2019-03-14 株式会社ブルーエージェンシー 面接日時決定用プログラム及びその装置
CN112686635A (zh) * 2020-12-31 2021-04-20 深圳康佳电子科技有限公司 一种工作汇报预约控制方法、终端及计算机可读存储介质

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