JP2010049001A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 IRCFを光路中から挿抜しても、観察上ピントズレのないような映像を撮影することができる撮像装置を得ること。
【解決手段】 フォーカスレンズを含む撮像光学系と
前記撮像光学系により結像した像を電気的映像信号に変換する撮像手段と、
前記撮像光学系の光路中に挿脱可能に設け、特定波長帯を選別する波長帯選別手段と、
前記波長帯選別手段を光路中から挿脱する挿脱手段と、
前記撮像光学系のフォーカスレンズを駆動させ、ピント調整を行うピント調整手段を有し、
前記挿脱手段による前記波長帯選別手段の光路中からの挿脱に伴い、前記ピント調整手段で前記撮影光学系のピント調整を行うこと。
【選択図】 図1

Description

本発明は、撮像光学系の光路中に赤外光除去フィルタを挿脱可能に装着し、可視光のみで撮影する場合と、赤外光を含んだ光で撮影する場合に好適な撮影装置に関するものである。
従来より物体像を得るための撮像装置は、入射光を結像する撮影レンズと、撮影レンズにより結像した光学像を電気信号に変換する撮像素子を有している。更に撮像素子から得られた電気信号に対し各種の信号処理を施すことにより所定の画像信号を得る信号処理手段とを有している。
通常、CCDセンサ又はCMOSセンサ等の撮像素子を一枚だけ用いた単板式のセンサを用いた撮像装置では、画素ごとに異なる色フィルタが設けられている。
赤(R)、緑(G)、青(B)色光の色信号を得るには、R、G、B色光に対応する光の帯域を透過させる、R、G、B色の原色フィルタを用いる場合と、マジェンタ(Mg)、シアン(Cy)、イエロー(Ye)等の補色フィルタを用いる場合がある。
上記のいずれの色フィルタも染料もしくは顔料を用いて目的の色を透過させるようにその分光透過特性が設計されている。これらの各色フィルタは近赤外領域でも一定の透過率を有する。
また、撮像素子の光電変換部は主にシリコン(Si)などの半導体で構成されている。このため、光電変換部の分光感度特性は波長の長い近赤外光まで感度を有している。よって、色フィルタを具備した撮像素子から得られた信号には近赤外領域の信号も含まれている。
一方、人間の色に対する感度特性である色覚特性および明るさに対する感度特性である比視感度特性はその感度が可視域といわれる波長380nmから波長780nmまでである。この感度特性では、波長700nmより長波長域ではほとんど感度がない。
そこで、多くの撮像装置では、色再現性を人間の色覚特性に合わせるため、撮像素子の前(光入射側)に近赤外領域の光線を通過させない視感度補正用の赤外光除去フィルタ(以後、IRCFと称する)を設けている。
一方、多くの撮像装置には自動焦点調整機構が設けられている。自動焦点調整機構の1つとして、所定の駆動ステップで撮影レンズのフォーカスレンズを駆動し、所定の時間間隔で撮影レンズと撮像素子を介して得られる画像信号の高周波成分を抽出する。そして高周波成分の最大値を示す位置にフォーカスレンズを駆動させ、撮影レンズのピントを合わせる、所謂TVAF方式が知られている。
撮像装置として、例えば監視カメラ等のように色再現性よりも感度を重視する場合には、近赤外領域の光を利用する。このため、IRCFを光路中から退避させて撮像素子に近赤外光を受光させて、被写体を撮像している。
IRCFを光路中から挿脱すると、入光してくる波長やIRCFの厚さに相当する分だけ光路長が変化してしまう。
したがって、IRCFの光路中からの挿脱によって撮影レンズの合焦位置が異なり、画像信号の高周波成分を検出するTVAF方式を用いた撮像装置では、最適なフォーカスレンズの駆動範囲が異なってくる。
かかる問題点を解決するために、IRCFを光路中に挿入している場合と、挿入していない場合で、フォーカスレンズの位置、及びフォーカスレンズの駆動範囲を変更するようにした撮像装置が知られている(特許文献1)。
特開2002−221656号公報
IRCFの光路中の有無でフォーカスレンズの駆動範囲を異ならせる機構を有する撮像装置は、TVAF方式により高精度な焦点検出が容易となる。
特許文献1では、IRCFの光路中からの挿抜状況をレリーズスイッチが押されると同時に判断している。ビデオカメラのように連続的に撮影される撮像装置では、撮影中にIRCFが光路中から挿脱される場合がある。この場合にはIRCFの挿抜後、フォーカスレンズの移動及びフォーカスレンズの駆動範囲を設定するまでの間、ピントのずれた画像が撮影されてしまう。これは撮影上、あまり好ましくない。
本発明はIRCFを光路中から挿抜しても、観察上ピントズレのないような映像を撮影することができる撮像装置の提供を目的とする。
本発明の撮像装置は、フォーカスレンズを含む撮像光学系と
前記撮像光学系により結像した像を電気的映像信号に変換する撮像手段と、
前記撮像光学系の光路中に挿脱可能に設け、特定波長帯を選別する波長帯選別手段と、
前記波長帯選別手段を光路中から挿脱する挿脱手段と、
前記撮像光学系のフォーカスレンズを駆動させ、ピント調整を行うピント調整手段を有し、
前記挿脱手段による前記波長帯選別手段の光路中からの挿脱に伴い、前記ピント調整手段で前記撮像光学系のピント調整を行うことを特徴としている。
本発明によれば、IRCFを光路中から挿抜しても、観察上ピントズレのないような映像を撮影することができる撮像装置が得られる。
以下に、本発明の撮像装置の実施の形態を添付の図面に基づいて詳細に説明する。
本発明の撮像装置は、フォーカスレンズを含む撮像光学系により結像した像をCCD等の撮像手段で電気的映像信号に変換する。
撮像光学系の光路中には特定波長帯(例えば赤外光)を選別する波長帯選別手段が挿脱手段によって光路中から挿脱される。
撮像光学系のフォーカスレンズを駆動させ、ピント調整を行うピント調整手段を有している。
波長帯選別手段の光路中からの挿脱に伴い、ピント調整手段でフォーカスレンズを予め設定した位置に移動させたり、又はフォーカスレンズの駆動範囲を変更する等して撮像光学系のピント調整を行っている。
図1は、本発明の実施例1の要部構成図である。
図1において、1は撮像レンズ(撮像光学系)である。2は赤外光除去フィルタ(IRCF)である。3はCCD(撮像手段)(撮像素子)である。撮像レンズ1から入射した被写体からの光は、CCD3の受光面上に像を結像する。
4はAD変換部であり、CCD3からのアナログ信号をAD変換して、デジタル信号に変換する。5は映像信号処理部であり、AD変換部4からのデジタル化された信号に色変換、AE処理、WB処理を行う。
更に信号処理された映像の階調変換を行うγ処理など諸々の画像処理を行う。また、被写体のコントラスト値からAF(自動合焦)に使用されるAF情報Hを算出する。また、IRCF挿抜判定に使用される輝度情報Yを算出する。6は映像信号出力部であり、映像の出力を行う。
7はIRCF2が光路中に挿脱されているか否かを判定するIRCF挿脱判定部である。例えば映像信号処理部5にて算出された輝度情報Yを基に、IRCFの挿脱の判定を行う。
通常、輝度情報Yが十分大きい場合には、IRCF2を光路中に挿入し、近赤外領域の光を用いず撮影し、カラー映像を出力する。
輝度情報Yが小さくなると、CCD3が近赤外域にも感度を有することを利用し、IRCF2を光路長から抜き、撮影を行う。
IRCF2を光路中から抜くことで、近赤外の光も受光し、感度の向上を行う。9はIRCF制御部であり、IRCF挿抜判定部7からの指示によりIRCF2の挿抜を行う。8はフォーカス処理部で、オートフォーカス(自動焦点検出)(以下、AF)時には映像信号処理部5で算出されたAF用の評価値であるAF情報Hを基に撮影レンズ1のピント調整を行う。
また、マニュアルフォーカス(以下、MF)時には被写体距離情報Dにピントが合うように撮影レンズ1を駆動制御する。レンズ制御部10はフォーカス処理部8から指定されたレンズ位置情報に撮影レンズ1の合焦レンズ(フォーカスレンズ)を移動させる。
図2は図1のIRCF2の構成概略図である。20はIRCFであり、通常撮影時は撮影レンズ1を通った光がIRCF20を通り、CCD3に受光される。21は可視光及び赤外光の透過領域であり、ダミーガラス又は単なる空枠などから成り、IRCF20でカットされていた波長成分(赤外成分)も透過させる。
被写体輝度が小さいときには、近赤外光を利用し感度を上げるため、IRCF20を光路外に位置させ、透過領域21が光路中に位置するようにする。これにより、透過領域21を通って、CCD3に光束が集光するようにしている。
透過領域21には、IRCF20の厚み分、光路長が変わってしまわないように、IRCF20と同様の光路長(厚さ)を要するダミーガラスを入れておくのが良い。22はIRCF20を保持するIRCF枠(保持手段)である。
図3はCCD3の分光特性およびIRCF部20の透過分光特性を表した説明図である。原色CCDの場合、R、G、Bが、カラーフィルタを加味した分光特性となっている。IRCFは近赤外よりも長波長側の光を除去する分光特性を有している。
IRCF部20が光路中から抜かれることにより、IRCF部20で除去されていた波長約650[nm]より長波長側の光に対しても受光を行うため、感度をあげることができる。
その逆に、近赤外光の影響によりR成分の感度が著しくあがるため、カラーバランスが崩れ、通常時はIRCF部20を光路中に挿入して撮影する。
次に、本発明におけるIRCF2の光路中からの抜出時の撮影レンズ1のピント調整について説明する。
監視カメラのように昼夜問わず使用されるカメラにおいては、日中、明度が十分な場合には、IRCF2を光路中に挿入し、カラー映像の出力を行う。夜間になり、明度が不十分になってくると、ゲインによるノイズの影響から色再現性よりも感度を重視する。
その場合には、可視光に加えて近赤外領域の光を利用するため、IRCF2を光路外に退避させて撮像素子3に近赤外光を受光させる。
その際に、単にIRCF2を光路中より退避させるとIRCF2の光路長分だけピント位置が変化してしまう。このため、透過領域21にダミーガラスを挿入し、光路長をIRCF2の挿抜により変わらないようにしても良い。
ダミーガラスがない場合、光路長が変化してしまう。このため、ピントを合わせるために予め設定されているフォーカスレンズの位置又は駆動範囲を変化させたり光路長の変化分フォーカスレンズを追従させる必要がある。
このときの光路長の変化値は予めフォーカス処理部8に記憶させておく。この他、図1の構成に光源判定部11を設け、図7のように構成して、映像信号処理部5からの色情報をもとに光源の種類を推定することにより、光路長の変化分だけでなく、波長(照明光の分光特性)によるピント量を補正するようにしても良い。
監視カメラでマニュアルフォーカスにて被写体を撮影している場合、常時、所望の被写体距離のピントを維持していなければならない。IRCF2を光路中から所定時間を要した後にフォーカスの追従が行われると、IRCF2の挿抜とフォーカス追従の間、ピントを最良の位置に維持することができない期間が発生してしまう。
そのため、IRCF2の挿抜に連動してフォーカスを追従するのが良い。さらに、IRCF2の挿抜によるピントの最良位置の維持のためのフォーカスの追従動作がユーザー(撮影者)の目に付いてしまう可能性がある。
本実施例において、例えば図4のようなシーンを撮影していた場合、IRCF2の挿抜において、図5のような撮像手段3の撮像画面上をIRCF枠22の一部が通過する瞬間が存在する。そこでIRCF2に連動して、かつ、IRCF枠22が撮影画面内を通過している時間内でフォーカスレンズを追従させる。
本実施例ではIRCF20を保持するIRCF枠22(保持手段)の少なくとも一部が撮像手段の撮像画面を通過中にピント調整手段により予め設定されたピント調整を行っている。
特に本実施例では、IRCF枠(保持手段)22が撮像画面3を通過する時間(第1の時間)より長くIRCF20が光路中からの挿脱に要する時間(第2の時間)よりも短い時間でピント調整を行っている。
これにより、IRCF2の挿抜によるピントズレをなくし、さらにピントのボケた画像からピントの合った画像までの変化が遅くなるためユーザー(撮影者)に気付かれずフォーカスの追従を行うことができる。
次に、図6のフローチャートを用いて、マニュアルフォーカス時、IRCF2の挿抜によるフォーカスについて説明する。被写体の輝度情報Yが低下してきて、閾値Ythよりも輝度情報Yが小さくなると、IRCF挿脱判定部7にて、IRCF2の抜出の指示がIRCF制御部9に送られ、IRCF2が光路中から抜出される。その際に、IRCF2が抜かれた情報もIRCF挿脱判定部7からフォーカス処理部8に送られる(S601)。
フォーカス処理部8は、IRCF制御部9からのIRCF2の位置情報を基にIRCF枠22が撮影画面通過中か判断する(S602)。
この際、IRCF制御部9のIRCF2の位置情報を基に判断しなくても、IRCF挿抜判定部7からIRCF2の挿抜指示からの時間をカウントして、IRCF枠22が撮影画面中通過中か否かを判断しても構わない。
S602にてIRCF枠22が撮影画面通過中の場合、撮影レンズ1を構成するフォーカスレンズを追従し、IRCF2を挿脱した分のピント補正を行う。また、IRCF枠22の挿抜状況によりフォーカスレンズの駆動範囲を異ならせている場合、IRCF2の挿抜に連動して、フォーカスレンズの駆動範囲を変更することもある。
上記のように、IRCF2の駆動に伴い、フォーカスレンズを追従することによりIRCF2の駆動によるピントズレを補正することができる。
さらに、IRCF枠22の撮影画面通過中にフォーカスレンズを追従させることにより、フォーカスレンズの追従によるピント移動動作をユーザーに気づかれず行え、違和感のない映像を観察することができる。
本発明の実施例2の形態を説明する。
実施例2の構成図は、図1の実施例1と同様であるため説明は割愛する。
次に、実施例2におけるIRCF2の光路中からの抜出時の撮影レンズ1のピント調整について説明する。
監視カメラのように昼夜問わず使用されるカメラにおいては、日中、明度が十分な場合には、IRCF2を光路中に挿入し、カラー映像の出力を行う。夜間になり、明度が不十分になってくると、ゲインによるノイズの影響から色再現性よりも感度を重視する。
その場合には、可視光に加えて近赤外領域の光を利用するため、IRCF2を光路外へ退避させて撮像素子3に近赤外光を受光させる。
その際に、IRCF2の光路長分だけ撮影光路長が変化するため、透過領域21にダミーガラスを挿入し、光路長をIRCF2の挿抜により変わらないようにしている。ダミーガラスがない場合、光路長が変化してしまう。このため、ピントを合わせるためにフォーカスレンズの駆動範囲を変化させる、および光路長の変化分だけフォーカスレンズを追従させる必要がある。
監視カメラで外部からの操作でマニュアルフォーカスにて被写体を撮影している場合は、常時、所望の被写体距離のピントを維持していなければならない。IRCF2を抜いて所定時間を要した後にフォーカスレンズの追従が行われると、IRCF2の挿抜とフォーカス追従の間、ピントを維持できない期間が発生してくる。
そのため、IRCF2の光路中からの挿抜に連動して予め設定した位置にフォーカスレンズを追従している。
さらに、IRCF2の挿入によるピント維持のためのフォーカスレンズの追従がユーザーの目に付いてしまう可能性がある。そのため、フォーカスレンズの追従時のフォーカス速度を十分遅くすることにより、徐々に画像が良くなるように変化させる。これによれば、フォーカス追従の瞬間的な動きをなくして、フォーカス調整がユーザーに気付かれることなく行うことができる。
ここで、フォーカス追従時のフォーカス速度について説明する。IRCF枠22が画面上に見え始め、IRCF枠22が画面から見えなくなるまで要する時間はおおよそ10V〜60Vかかり、人がIRCF2の通過を認識できるだけの時間がかかっている。ここで、1Vは1/60秒である。
フォーカスの追従に要するフォーカスレンズの移動量はIRCF2の移動量に比べ、十分小さい。IRCF枠22の移動に要する以上の時間をかけてフォーカスの追従を行うような速度で追従されることにより、フォーカス追従の動きによる画像の急激な変化をユーザーに気付かれないようにすることができる。
ただ、その後、IRCF20および透過領域21が入りきるまでにさらに時間を要する。IRCF20および透過領域21が入りきるまでの時間を要して駆動してしまっては、IRCF20の挿抜が終わったにも関わらず、フォーカスが追従しきれていない状態になってしまう。
そのため、IRCF枠(保持手段)22の移動に要する時間(第1の時間)以上(よりも長く)でかつIRCF20の挿抜終了に要する時間(第2の時間)以下(よりも短い)でフォーカス追従するのが望ましい。
また、マニュアルフォーカス(手動ピント調整手段)でのピント調整に使用されるフォーカス速度はピント面に画像が止められるように十分遅い速度で移動させている。
そのため、マニュアルフォーカスでのピント調整に使用されるフォーカス速度よりもIRCFの光路中からの挿脱に伴うフォーカス追従におけるフォーカスレンズのフォーカス速度を遅く設定している。
即ち手動ピント調整手段により、撮像光学系のフォーカスレンズを駆動させる速度に比べてIRCFの光路中からの挿脱に伴いピント調整を行うときの撮像光学系のフォーカスレンズの速度を低速としている。
上記のように、フォーカス追従時の速度を十分遅く設定することにより、フォーカスレンズ移動によるピント移動動作をユーザーに気づかれず行え、違和感のない映像とすることができる。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
例えば赤外光除去フィルター(IRCF)の代わりに色フィルタ、紫外線除去フィルタ等を用いても良い。
本発明の実施例1の構成図 図1のIRCFの構成図 図1のCCDの分光特性およびIRCFの透過特性の説明図 IRCF挿入時の撮像素子面上での撮影シーンの一例の説明図 IRCF枠通過中の撮像素子面上での撮影シーンの一例の説明図 本発明の実施例1の制御フロー図 本発明の実施例の他の形態の構成図
符号の説明
1 撮影光学系
2 赤外光除去フィルタ(IRCF)
3 撮像手段
4 AD変換部
5 映像信号処理部
6 映像信号出力部
7 IRCF挿脱判定部
8 フォーカス処理部
9 IRCF制御部
10 レンズ制御部
11 光源判定部
22 保持手段
20 IRCF
21 ダミーガラス

Claims (5)

  1. フォーカスレンズを含む撮像光学系と
    前記撮像光学系により結像した像を電気的映像信号に変換する撮像手段と、
    前記撮像光学系の光路中に挿脱可能に設け、特定波長帯を選別する波長帯選別手段と、
    前記波長帯選別手段を光路中から挿脱する挿脱手段と、
    前記撮像光学系のフォーカスレンズを駆動させ、ピント調整を行うピント調整手段を有し、
    前記挿脱手段による前記波長帯選別手段の光路中からの挿脱に伴い、前記ピント調整手段で前記撮像光学系のピント調整を行うことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記波長帯選別手段の光路中からの挿脱に伴い、前記フォーカスレンズの駆動範囲を変更することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記波長帯選別手段を保持する保持手段を有し、
    前記保持手段の少なくとも一部が前記撮像手段の撮像画面を通過中に前記ピント調整手段により予め設定されたピント調整を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記波長帯選別手段を保持する保持手段を有し、
    前記保持手段が前記撮像手段の撮像画面を通過に要する第1の時間よりも長く、
    前記波長帯選別手段の光路中からの挿脱に要する第2の時間よりも短い時間で前記ピント調整手段で前記撮像光学系のピント調整を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  5. 外部からの操作により前記撮像光学系のピント調整を行う手動ピント調整手段を有し、
    前記手動ピント調整手段により、前記撮像光学系のフォーカスレンズを駆動させる速度に比べて
    前記波長帯選別手段の光路中からの挿脱に伴い前記ピント調整を行うときの前記撮像光学系のフォーカスレンズの速度を低速とすることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
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