JP4337161B2 - デジタルカメラおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は、デジタルカメラおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、撮影レンズを通過する被写体像がクイックリターンミラーによって導かれるファインダ装置と、クイックリターンミラーの後段に配置され被写体像を撮像して画像データを出力するCCDのような撮像装置と、撮像装置から出力される画像データに対してホワイトバランスやγ補正などの画像処理を施す画像処理回路と、画像処理後のデータをJPEGなどの方式で圧縮してフラッシュメモリなどの記憶媒体に記憶する圧縮回路と、画像処理後のデータを表示するモニタとを備えるデジタルスチルカメラが知られている。画像処理回路では、撮像装置から出力される画像データに基づいて、あらかじめ定めたアルゴリズムによりホワイトバランス調整用のRゲインやBゲイン、あるいはγ補正用の階調カーブなどのパラメータを算出する。また、JPEG方式で圧縮するために画像データをそれぞれ16×8の輝度データYとそれぞれ8×8の色差データCr,Cbに変換する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来のデジタルスチルカメラの撮像装置では、あらかじめ決定したホワイトバランス調整係数を用いてホワイトバランス調整を行なうようにしているので、そのホワイトバランス調整係数の調整不良が生じると色かぶり画像が発生するおそれがある。一般に、画素数を増やすために所定の面積にたくさんの画素を収めたCCDは、一画素あたりの面積が小さいのでCCD上にオンチップマイクロレンズを形成して集光率を高めている。このようなCCDでは、マイクロレンズを通してフォトダイオードが受光する光のR、GおよびB成分の強さがマイクロレンズに入射される角度により変化する。このため、撮影レンズを通過した光をCCDに導いて光電変換するデジタルスチルカメラでは、撮影レンズの瞳位置や絞り値によってCCD上のマイクロレンズへの入射角が変化するので、受光される光のR、G、B成分の強さが変化してホワイトバランス調整不良が生じやすい。とくに、200万画素を超えるような高画質タイプのデジタルカメラで問題となりやすい。また、撮影レンズの収差によってホワイトバランス調整が微妙に影響を受けることもある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、撮影レンズを通過する被写体像を撮像して画像データを出力する撮像装置と、あらかじめプリセットホワイトバランス調整値を決定するプリセットホワイトバランス設定回路と、撮像装置から出力される画像データに対してプリセットホワイトバランス調整値に基づいてホワイトバランス調整を行うホワイトバランス調整回路とを備えたデジタルカメラに適用される。そして、プリセットホワイトバランス調整値を決定した際の撮影レンズの瞳位置および絞り値の少なくとも一方を含むレンズ撮影条件と、撮影時の撮影レンズの瞳位置および絞り値の少なくとも一方を含むレンズ撮影条件とに基づいてプリセットホワイトバランス調整値を微調整するホワイトバランス微調整手段と、撮像装置で撮像された画像データに対して、ホワイトバランス微調整手段で微調整されたホワイトバランス調整値に基づいてホワイトバランス調整を行うようにホワイトバランス調整回路を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明によるコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、あらかじめプリセットホワイトバランス調整値を決定するプリセットホワイトバランス設定処理と、プリセットホワイトバランス調整値を決定した際の撮影レンズの瞳位置および絞り値の少なくとも一方を含むレンズ撮影条件と、撮影時の撮影レンズの瞳位置および絞り値の少なくとも一方を含むレンズ撮影条件とに基づいてプリセットホワイトバランス調整値を微調整するホワイトバランス微調整演算処理と、撮像装置で撮像された画像データに対して、微調整演算処理で微調整されたホワイトバランス調整値に基づいてホワイトバランス調整を行うホワイトバランス調整処理とをコンピュータに実行させるための画像信号処理用プログラムが格納されていることを特徴とする。
【0006】
なお、本発明の構成を説明する上記課題を解決するための手段の項では、本発明を分かり易くするために実施の形態の図を用いたが、これにより本発明が実施の形態に限定されるものではない。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1に示すように、この実施の形態による一眼レフデジタルスチルカメラは、カメラ本体70と、カメラ本体70に着脱されるファインダ装置80と、レンズ91と絞り92を内蔵してカメラ本体70に着脱される交換ズームレンズ90とを備える。被写体光は交換レンズ90を通ってカメラ本体70に入射し、レリーズ前は点線で示す位置にあるクイックリターンミラー71でファインダ装置80に導かれてファインダマット81に結像するとともに、焦点検出装置36にも結像する。ファインダーマット81上の被写体像はさらにペンタプリズム82で接眼レンズ83に導かれる。また、レリーズ前に、プリズム84と結像レンズ85を通って被写体像がホワイトバランスセンサ86に入射して、被写体像の色温度を検出する。レリーズ後はクイックリターンミラー71が実線で示す位置に回動し、被写体光はシャッタ72を介して撮像装置73上に結像する。
【0008】
図2は本発明によるデジタルカメラの一実施の形態の回路を示すブロック図である。CPU21にはレリーズ釦に連動する半押しスイッチ22と全押しスイッチ23から半押し信号と全押し信号がそれぞれ入力される。半押しスイッチ22が操作されて半押し信号が入力されると、CPU21からの指令により焦点検出装置36が交換レンズ90の焦点検出状態を検出し、交換レンズ90に入射する被写体光が撮像装置73上で結像するようにレンズ91を合焦位置へ駆動する。また、タイミングジェネレータ24とドライバ25を介して撮像装置73のCCD26が駆動制御される。そして、タイミングジェネレータ24によりアナログ処理回路27とA/D変換回路28の動作タイミングが制御される。
【0009】
半押しスイッチ22のオン操作に引続いて全押しスイッチ23がオン操作されるとクイックリターンミラー71が上方に回動し、交換レンズ90からの被写体光はCCD26の受光面上で結像し、CCD26には被写体像の明るさに応じた信号電荷が蓄積される。CCD26に蓄積された信号電荷はドライバ25により吐き出され、AGC回路やCDS回路などを含むアナログ信号処理回路27に入力される。アナログ信号処理回路27でアナログ画像信号に対してゲインコントロール、雑音除去等のアナログ処理が施された後、A/D変換回路28によってデジタル信号に変換される。デジタル変換された信号はたとえばASICとして構成される画像処理回路29に導かれ、そこでホワイトバランス調整、輪郭補償、ガンマ補正等の画像前処理が行われる。
【0010】
画像前処理が行なわれた画像データに対してはさらに、JPEG圧縮のためのフォーマット処理(画像後処理)が行なわれ、その後、その画像データはバッファメモリ30に一時的に格納される。
【0011】
バッファメモリ30に記憶された画像データは、表示画像作成回路31により表示用の画像データに処理され、LCD等の外部モニタ32に撮影結果として表示される。また、バッファメモリ30に記憶された画像データは、圧縮回路33によりJPEG方式で所定の比率にデータ圧縮を受け、フラッシュメモリ等の記憶媒体(PCカード)34に記録される。
【0012】
図3は上述したように動作するデジタルカメラにおける画像処理回路29の詳細を示すブロック図である。図3はCCD26からの画像データに対してラインごとに信号処理するライン処理回路100であり、上述した画像前処理を行う。このライン処理回路100は、A/D変換回路28から出力される12ビットのR、G、B信号に対して後述する各種の信号処理を行なうものであり、デジタルクランプ回路101と、ゲイン回路102と、ホワイトバランス回路103と、黒レベル回路104と、γ補正回路105とを有する。
【0013】
A/D変換回路28から出力される12ビットのR,G,B信号は、CCD26の出力に対して1ラインごとに点順次で、欠陥のある画素(そのアドレスがあらかじめ特定されてレジスタにセットされている)からのデータを補正したのちデジタルクランプ回路101に入力される。デジタルクランプ回路101は、CCD26の出力に対して1ラインごとに点順次で、オプティカルブラックとして使用する複数の画素データの加重平均をそのラインの各画素データから減算する。
【0014】
ゲイン回路102はホワイトバランス調整用ゲインを設定する。本実施の形態によるホワイトバランス調整は、あらかじめ白基準となる被写体を撮像して、その画像データに基づいてホワイトバランス調整用ゲインを算出するプリセット処理と、プリセットしたホワイトバランス調整用ゲインに対して補正を行う微調整処理とに分けられる。ゲイン回路102は、後述するプリセット処理により記憶されているホワイトバランス調整値を読み出して、微調整処理が必要と判定すれば読み出した調整値に対して補正を行い、不要と判定すれば補正をしないでホワイトバランス調整用ゲインをホワイトバランス回路103に設定する。
【0015】
−プリセット処理−
図2のホワイトバランス検出処理回路35は、色温度センサであるホワイトバランスセンサ35A(図1のホワイトバランスセンサ86)と、ホワイトバランスセンサ35Aからのアナログ信号をデジタル信号とするA/D変換回路35Bと、デジタル色温度信号に基づいてホワイトバランス調整信号を生成するCPU35Cとを含む。ホワイトバランスセンサ35Aはたとえば赤色Rと青色Bと緑色Gとにそれぞれ感度を有する複数の光電変換素子からなり、被写界全体の光像を受光する。CPU35Cは、複数の光電変換素子の出力に基づいてRゲインとBゲインを以下に説明する手順で求める。
【0016】
プリセット処理は、ホワイトバランス調整値を決定するために白い被写体を撮像して行う。そして、撮像された全領域の画像データの中から、たとえば、焦点検出装置36が焦点検出を行うエリアを中心とした512×512の領域の画像データを抽出して、R信号用のホワイトバランス調整用ゲインRgainとB信号用のホワイトバランス調整用ゲインBgainをたとえば、次式(1)、(2)により算出する。このとき、512×512の画素領域上に、たとえば、図4に示すようにカラーフィルタが配置されている場合、R、G、B信号の平均値を(3)〜(5)式で算出し、(1)、(2)式に示すように、G信号の平均値GaveとR信号の平均値Raveとの比およびG信号の平均値GaveとB信号の平均値Baveとの比からホワイトバランス調整用ゲインRgainとBgainを算出する。
【0017】
【数1】
Figure 0004337161
【0018】
算出されたこれらのゲインRgainとBgainは、レンズ情報入力部38から入力される交換レンズ90の焦点距離と露出演算で得られた絞り値とともに、プリセットホワイトバランス調整値としてCPU21のレジスタに格納される。このような平均値方式によると、画像データのR、G、Bの各信号の階調の平均値を求めたことになり、経験的にホワイトバランスの調整結果(全体的なホワイトバランス)が良好となる。すなわち、画面の平均色温度を白に近づけるようにホワイトバランス調整用のRゲインやBゲインなどの調整値を算出し、このホワイトバランス調整値に基づいたホワイトバランス調整を行う。
【0019】
レンズ情報入力部38から入力されるレンズ情報は、交換レンズ90の焦点距離(瞳位置)に関するものであり、レンズの焦点距離は図示しないズームスイッチからの信号により変更され、レンズ内蔵のズームエンコーダからの信号によりレンズの焦点距離を認識できる。
【0020】
−微調整処理−
図5(a)、(b)は、交換レンズ90に入射する平行光が絞り92を介してCCD26に入射する様子を示す図である。図5(a)に示すように、一般の交換レンズ90は、絞り92の設定値を大きくして絞り込むと射出瞳Paが小さくなり、レンズ91の開口角Aaが狭くなる。このとき、CCD26に入射される光の入射角Iaはほとんど変化しないので、CCD26から出力されるR、G、B信号レベルの変化も少ない。
【0021】
ところが、図5(b)に示すように絞り92の設定値を開放に近づけると射出瞳Pbが大きくなり、開口角Abが大きくなる。そして、開口角Abの広がりに応じてCCD26に入射される光の入射角Ibが変化する。CCD26上に形成されたマイクロレンズの透過損失が入射角に対して波長依存性をもつとき、あるいは、CCD26上に図4のように形成されたカラーフィルタの特性が入射角に応じて変化するときは、CCD26から出力されるR、G、B信号レベルがそれぞれ変化する。
【0022】
したがって、撮影時の交換レンズ90の絞り値が、プリセットホワイトバランス調整値をCPU21のレジスタに格納したときの絞り値と異なるときは、ホワイトバランス微調整処理が必要になる。すなわち、絞り92の設定値に応じてCCD26上のマイクロレンズおよびカラーフィルタを透過する光のR、G、B成分の強さが変化するので、変化した分を補正するためにホワイトバランス微調整処理を行う。
【0023】
また、交換レンズ90の焦点距離が変わると射出瞳の位置が異なるので、この場合もプリセットホワイトバランス調整係数の補正が必要となる。以上説明したように、ホワイトバランス微調整処理は、レンズ情報入力部38から入力される交換レンズ90の焦点距離および露出演算で得られた絞り値に基づいて、プリセットホワイトバランス調整値を補正してホワイトバランス調整用ゲインを決定する。
【0024】
ホワイトバランス微調整処理は次のように行われる。まず、上述したプリセット処理によりCPU21のレジスタにあらかじめ格納されているホワイトバランス調整値、およびそのホワイトバランス調整値を決定したときの交換レンズ90の焦点距離と絞り値を読み出す。読み出した交換レンズ90の焦点距離と絞り値を、装着されている交換レンズ90の焦点距離および絞り値と比較する。両者が一致すると判定されたときは、読み出したホワイトバランス調整用ゲインをそのままホワイトバランス回路103に設定する。一方、両者が一致しないと判定されたときは、交換レンズ90の焦点距離および絞り値に基づいて、あらかじめCPU21のレジスタ内に格納されているホワイトバランス微調整係数を読み出してプリセットホワイトバランス調整値を補正する。
【0025】
図6(a)は、カメラ本体70に装着される交換レンズ90の絞り値に対するCCD26から出力される信号量の変化例を表すグラフであり、図6(b)はその数値をまとめた表である。このデータは、交換レンズ90の絞り値を変化させてもCCD26が載置される位置の輝度が一定になるように交換レンズ90への入射光量を調節して測定したもので、たとえば、焦点検出を行うエリアを中心とした領域に対応するCCD26の出力を示したものである。そして、図6(a)のグラフの縦軸は、絞り値=F8のときにCCD26から出力される値で基準化して表している。図の例では、交換レンズ90の絞り92を開放側にすると信号量が減り、その減少量は光のR、G、B成分により異なる。すなわち、絞り値がF8より大きいときは各信号量に変化がないが、F5.6以下ではR、G、Bの信号量がそれぞれ変化するのでR信号用ホワイトバランス微調整係数rRgainとB信号用ホワイトバランス微調整係数rBgainを次式(6)、(7)を用いて算出する。
【0026】
【数2】
rRgain=(PR−XR)・XG/PG (6)
rBgain=(PB−XB)・XG/PG (7)
ただし、PRはプリセット時の絞り値におけるR成分の信号量(%)、XRは撮影時の絞り値におけるR成分の信号量(%)、XGは撮影時の絞り値におけるG成分の信号量(%)、PGはプリセット時の絞り値におけるG成分の信号量(%)、PBはプリセット時の絞り値におけるB成分の信号量(%)、XBは撮影時の絞り値におけるB成分の信号量(%)である。
【0027】
たとえば、ホワイトバランス調整値をプリセットした時の絞り値がF8で、撮影時の絞り値がF1.4の場合のR成分のホワイトバランス微調整係数rRgainは、上式(6)と図6(b)より24と求められる。したがって、R成分のプリセットホワイトバランス調整値Rgainを24%高く設定するように補正する。同様に、B成分のホワイトバランス微調整係数rBgainは上式(7)と図6(b)より20と求められるので、B成分のプリセットホワイトバランス調整値Bgainを20%高く設定するように補正する。補正後のホワイトバランス調整用ゲインは、R成分がRgain×rRgain、B成分がBgain×rBgainと表すことができる。
【0028】
図6(c)は、カメラ本体70に装着される交換レンズ90の射出瞳の位置に対するCCD26から出力される信号量の変化の例を表すグラフであり、図6(d)はその数値をまとめた表である。このデータは、交換レンズ90の瞳位置を変化させてもCCD26が載置される位置の輝度が一定になるように交換レンズ90への入射光量を調節して測定したもので、たとえば、焦点検出を行うエリアを中心とした領域に対応するCCD26の出力を示したものである。そして、図6(c)のグラフの縦軸は、CCD26の周辺部から出力される信号量とCCD26の中央部から出力される信号量との比をとって表している。図の例では、交換ズームレンズ90の焦点距離を変えると射出瞳の位置が変わり、射出瞳位置が短くなるとCCD26の中央部に対するCCD26の周辺部から出力される信号量の比が小さくなる。そして、信号量の減少比はR、G、B成分により異なる。すなわち、射出瞳位置が90mm以上のときは信号量の減少比の変化がみられないが、85mm以下ではR、G、Bの信号量の減少比が変化するのでホワイトバランス微調整係数を次式(8)、(9)を用いて算出する。
【0029】
【数3】
r'Rgain=(P'R−X'R)・X'G/P'G (8)
r'Bgain=(P'B−X'B)・X'G/P'G (9)
ただし、P'Rはプリセット時の瞳位置において、CCD26の中央部に対するCCD26の周辺部から出力されるR成分の信号量の比(%)、X'Rは撮影時の瞳位置において、CCD26の中央部に対するCCD26の周辺部から出力されるR成分の信号量の比(%)、X'Gは撮影時の瞳位置において、CCD26の中央部に対するCCD26の周辺部から出力されるG成分の信号量の比(%)、P'Gはプリセット時の瞳位置において、CCD26の中央部に対するCCD26の周辺部から出力されるG成分の信号量の比(%)、P'Bはプリセット時の瞳位置において、CCD26の中央部に対するCCD26の周辺部から出力されるB成分の信号量の比(%)、X'Bは撮影時の瞳位置において、CCD26の中央部に対するCCD26の周辺部から出力されるB成分の信号量の比(%)である。補正後のホワイトバランス調整用ゲインは、R成分がRgain×r'Rgain、B成分がBgain×r'Bgainと表すことができる。
【0030】
ゲイン回路102は、上述したように決定したホワイトバランス調整用ゲインを、CCD26から出力されるR,G,B信号の各々に対して1ラインごとに点順次で、ホワイトバランス調整を行うようにホワイトバランス回路103に設定する。絞り値に基づいて補正したホワイトバランス調整用ゲイン(Rgain×rRgain、Bgain×rBgain)を用いてホワイトバランス調整を行うときは、CCD26から出力される全データに対してホワイトバランス調整を行うようにする。
【0031】
また、射出瞳の位置に基づいて補正したホワイトバランス調整用ゲインによるホワイトバランス調整は次のようにして行う。CCD26の周辺部から出力される画像データについては補正したホワイトバランス調整用ゲイン(Rgain×r'Rgain、Bgain×r'Bgain)を用いてホワイトバランス調整を行う。CCD26のその他の部分から出力される画像データについては、プリセットホワイトバランス調整用ゲイン(Rgain、Bgain)を用いてホワイトバランス調整を行う。CCD26の周辺部とは、CCD26上の撮像面において、レンズ91の光軸を中心とした所定の円の外側部分とする。
【0032】
さらにまた、上述した絞り値に基づいたホワイトバランス調整用ゲインの補正と瞳位置に基づいたホワイトバランス調整用ゲインの補正とを同時に行うときは、上式(6)と(8)、上式(7)と(9)をそれぞれかけ合わせてホワイトバランス微調整用係数を算出し、ホワイトバランス調整用ゲインを補正する。
【0033】
そして、ホワイトバランス調整用ゲインを設定するとき、使用されるCCD26のばらつきを補正するためにあらかじめ用意されている所定の補正値による補正も合わせて行う。これらの補正には、G信号に対する感度のばらつき補正とR,B信号に対する感度比のばらつき補正とがある。したがって、ホワイトバランス調整用ゲインは、R成分については(1)式×(6)式×(8)式×(G信号に対する感度比のばらつき補正)、B成分については(2)式×(7)式×(9)式×(G信号に対する感度比のばらつき補正)となる。
【0034】
ホワイトバランス回路103は、ゲイン回路102で設定されたホワイトバランス調整用ゲインであるRゲインとBゲインをR,B信号にかけ合わせる。黒レベル回路104は、CCD26の出力に対して1ラインごとに点順次で、あらかじめ決定されてCPU21のレジスタに格納されている値をR,G,B信号に対して加算する。γ補正回路105は、CCD26の出力に対して1ラインごとに点順次で、階調ルックアップテーブルを用いてγ補正を行なう。
【0035】
次に、図7を参照して焦点検出装置36の構成およびこの焦点検出装置36による焦点検出動作の原理について説明する。焦点検出装置36は、赤外光カットフィルタ700、視野マスク900、フィールドレンズ300、開口マスク400、再結像レンズ501および502、そしてイメージセンサ310などで構成される。領域800はレンズ91(図1)の射出瞳である。また、領域801、802は、開口マスク400に穿設される開口部401、402をフィールドレンズ300によって領域800上に逆投影した像の存在する領域である。なお、赤外光カットフィルタ700の位置は視野マスク900の右側でも左側でも構わない。領域801、802を介して入射した光束は、撮像装置等価面600上で焦点を結んだ後、赤外光カットフィルタ700、視野マスク900、フィールドレンズ300、開口部401、402および再結像レンズ501、502を通りイメージセンサアレイ310a、310b上に結像する。
【0036】
これらイメージセンサアレイ310a、310b上に結像した一対の被写体像は、レンズ91が撮像装置等価面600よりも前(被写体側)に被写体の鮮鋭像を結ぶいわゆる前ピン状態では互いに近づき、逆に撮像装置等価面600よりも後に被写体の鮮鋭像を結ぶいわゆる後ピン状態では互いに遠ざかる。そして、イメージセンサアレイ310a、310b上に結像した被写体像が所定の間隔となるときに被写体の鮮鋭像は撮像装置等価面600上に位置する。したがってこの一対の被写体像をイメージセンサアレイ310a、310bで光電変換して電気信号に換え、これらの信号を演算処理して一対の被写体像の相対距離を求めることによりレンズ91の焦点調節状態、つまりレンズ91により鮮鋭な像が形成される位置が、撮像装置等価面600に対してどの方向にどれだけ離れているか、つまりずれ量が求められる。図7において焦点検出領域は、イメージセンサアレイ310a、310bが再結像レンズ501、502によって逆投影されて、撮像装置等価面600の近傍で重なった部分に相当する。こうして上記撮影画面内の焦点検出領域について焦点を検出する。
【0037】
焦点検出装置36は焦点検出領域の焦点を検出したのち、この焦点検出データによりレンズ91を合焦位置へ駆動する。なお、焦点検出装置36で選択された領域を中心とした512×512の画像データを利用して、前述したプリセットホワイトバランス調整値RgainとBgainを算出する。
【0038】
このように構成されたデジタルスチルカメラの動作について説明する。図8は、半押しスイッチで起動されるプログラムを示すフローチャートである。図8において、半押しスイッチ22が操作されるとステップS20で測光装置37により被写体の輝度を測定して露出演算し、焦点検出装置36により焦点検出領域の焦点調節状態を検出する。ステップS21Aにおいて、レンズ情報入力部38から出力されている交換レンズ90の焦点距離および露出演算で得られた絞り値に基づいて、上述したようにホワイトバランス微調整係数を決定する。続いて、CPU21のレジスタ内に格納されているホワイトバランス調整値をホワイトバランス微調整係数を用いて補正する(ステップS21B)。ステップS22において全押しスイッチ23が操作されたと判断されると、クイックリターンミラーが跳ね上がり、図8に示す撮影シーケンスのプログラムが実行される。ステップS23では、CCD26の各画素が受光信号を蓄積し、蓄積終了後、全画素の蓄積電荷を順次に読み出す。ステップS24において、読み出された画像データはアナログ信号処理回路27で処理された後、A/D変換回路28でデジタル画像データに変換され、画像処理回路29に入力される。次にステップS25に進み、上述したホワイトバランス調整、γ階調補正、JPEGフォーマット化処理などが画像処理回路29で行なわれる。画像処理が終了するとステップS26に進み、画像処理後の画像データをいったんバッファメモリ30に記憶する。ステップS27において、バッファメモリ30から画像データを読み込んでJPEG圧縮回路33でデータを圧縮する。ステップS28では、圧縮した画像データをPCカード34に記憶する。
【0039】
この実施の形態の作用効果について説明する。
(1)あらかじめ決定したプリセットホワイトバランス調整値であるRゲインおよびBゲインを、プリセットホワイトバランス調整値を決定した時の交換レンズ90の焦点距離と絞り値とともに記憶するようにした。そして、撮影時にプリセットホワイトバランス調整値とともにその焦点距離と絞り値を読み出し、装着されている交換レンズ90の焦点距離と絞り値と比較して、これらの値が一致しているときはプリセットホワイトバランス調整値を用いてホワイトバランス調整を行う。異なっているときは交換レンズ90の焦点距離と絞り値に基づいて、あらかじめCPU21内に格納されているホワイトバランス微調整係数を読み出してプリセットホワイトバランス調整値を補正する。したがって、異なる焦点距離や絞り値で撮影する場合において、あらかじめ決定されているプリセットホワイトバランス調整値の調整不良が発生しても、色かぶり画像が発生することが防止される。
【0040】
上述したホワイトバランス微調整係数は、ホワイトバランスに影響が出ない範囲内において交換レンズ90の焦点距離のみ、あるいは絞り値のみに基づいて決めてもよい。
【0041】
また、ホワイトバランス微調整係数は、交換レンズ90の種類ごとに、レンズの光学特性データに基づいた補正情報としてCPU21内に格納するようにすれば、撮影画面の周辺部にレンズの収差によるホワイトバランスの調整不良が発生する場合にも、このレンズ収差に対する補正をホワイトバランス微調整係数に含めて行うことができる。この結果、格納された補正情報に基づいてプリセットホワイトバランス調整値を補正することができるので、焦点距離および絞り値に対する補正とレンズ収差に対する補正を同時に行うことができる。すなわち、同一の焦点距離と絞り値であっても装着される交換レンズ90ごとにホワイトバランス微調整係数を異なる値とするのが好ましい。
【0042】
以上の発明の実施の形態ではデジタルスチルカメラについて説明したが、ライン処理回路100をソフトウエハエアの形態でCD−ROMやフロッピデイスクなどの記憶媒体に画像処理プログラムとして格納し、パソコンで画像処理する際に使用することもできる。この場合、CCD26で撮像してデジタル化された画像データを大容量の画像データ用記憶媒体に記憶し、この記憶媒体をパソコンにセットして画像データを取込んだ上で、上記画像処理プログラムにより上述のようなライン処理を行うようにする。たとえば、図3において、黒レベル回路104の出力データを生データとしてPCカード34に記憶し、そのPCカード34をパソコンにセットして生データの画像処理を行なうことができる。
【0043】
上述したようにパソコン上で画像処理する際、上記画像データ用記憶媒体に記憶された画像データが既にホワイトバランス調整を施されている場合には、ホワイトバランス微調整処理だけを行なうようにプログラムを作成する。この場合、上記画像データ用記憶媒体には、交換レンズ90の焦点距離と絞り値も合わせて記憶しておき、上記パソコン上で画像処理を行う際にホワイトバランス微調整処理を行うための情報として使用する。一方、上記画像データ用記憶媒体に記憶された画像データがホワイトバランス調整を施されていない場合には、ホワイトバランス調整処理とホワイトバランス微調整処理を行なうようにプログラムを作成する。その場合、画像データ用記憶媒体にはCCD26からの撮像データとホワイトバランスセンサ35Aで検出した被写体の色温度情報もしくは、この色温度情報に基づいて算出されたプリセットホワイトバランス調整値、さらに上述した交換レンズ90の焦点距離と絞り値も合せて記憶しておき、これらのデータに基づいたホワイトバランス調整処理を行なう。
【0044】
以上の説明では、一眼レフデジタルスチルカメラについて説明したが、レンズに絞りを設けている場合は、レンズ交換ができないデジタルスチルカメラ、動画像も取込めるデジタルビデオカメラにも本発明を適用できる。
【0046】
【発明の効果】
本発明によれば、あらかじめプリセットホワイトバランス調整値を決定したときの撮影レンズの撮影条件が、撮影時に変更されることにより生じるホワイトバランス調整誤差による色かぶり現象を十分に抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一眼レフデジタルスチルカメラの一実施の形態の構成を示す図
【図2】一眼レフデジタルスチルカメラの信号処理系統の一実施の形態を示すブロック図
【図3】図2に示した信号処理系統のうちライン処理を行なう回路を説明するブロック図
【図4】CCD上に設けられたカラーフィルタの配列を示す図
【図5】撮影レンズに入射する平行光が絞りを介してCCDに入射する様子を示す図
【図6】(a)交換レンズの絞り値に対するCCDから出力される信号量の変化を表すグラフ、(b)上記の数値例を示す図、(c)交換レンズの射出瞳の位置に対するCCDの中央部から出力される信号量と周辺部から出力される信号量との比を表すグラフ、(d)上記の数値例を示す図
【図7】焦点検出装置を説明する図
【図8】半押しスイッチで起動されるプログラムを示すフローチャート
【符号の説明】
21…CPU、22…半押しスイッチ、23…全押しスイッチ、26…CCD、29…画像処理回路、33…JPEG圧縮回路、35…ホワイトバランス検出処理回路、35A…ホワイトバランスセンサ、36…焦点検出装置、37…測光装置、38…レンズ情報入力部、73…CCD、90…交換レンズ、91…撮影レンズ、92…絞り、100…ライン処理回路、102…ゲイン回路、103…ホワイトバランス回路、PaおよびPb…射出瞳、AaおよびBb…開口角、IaおよびIb…入射角

Claims (7)

  1. 撮影レンズを通過する被写体像を撮像して画像データを出力する撮像装置と、あらかじめプリセットホワイトバランス調整値を決定するプリセットホワイトバランス設定回路と、前記撮像装置から出力される画像データに対して前記プリセットホワイトバランス調整値に基づいてホワイトバランス調整を行うホワイトバランス調整回路とを備えたデジタルカメラにおいて、
    前記プリセットホワイトバランス調整値を決定した際の前記撮影レンズの瞳位置および絞り値の少なくとも一方を含むレンズ撮影条件と、撮影時の前記撮影レンズの瞳位置および絞り値の少なくとも一方を含むレンズ撮影条件とに基づいて前記プリセットホワイトバランス調整値を微調整するホワイトバランス微調整手段と、
    前記撮像装置で撮像された画像データに対して、前記ホワイトバランス微調整手段で微調整されたホワイトバランス調整値に基づいてホワイトバランス調整を行うように前記ホワイトバランス調整回路を制御する制御手段とを備えることを特徴とするデジタルカメラ。
  2. 請求項1に記載のデジタルカメラにおいて、
    前記ホワイトバランス微調整手段は、
    前記プリセットホワイトバランス調整値を決定した際の前記撮影レンズの瞳位置および絞り値の少なくとも一方を含むレンズ撮影条件と、撮影時の前記撮影レンズの瞳位置および絞り値の少なくとも一方を含むレンズ撮影条件とに基づいてホワイトバランス微調整係数を設定するホワイトバランス微調整係数設定手段と、
    前記ホワイトバランス微調整係数設定手段で設定されたホワイトバランス微調整係数を用いて、前記プリセットホワイトバランス調整値に対し微調整を行うホワイトバランス微調整演算手段とを含むことを特徴とするデジタルカメラ。
  3. 請求項2に記載のデジタルカメラにおいて、
    前記ホワイトバランス微調整係数設定手段は、前記撮影レンズの瞳位置および絞り値の少なくとも一方を含むレンズ撮影条件に対応して記憶したホワイトバランス微調整係数を、撮影時の前記撮影レンズの瞳位置および絞り値の少なくとも一方を含むレンズ撮影条件に基づいて読み出すことを特徴とするデジタルカメラ。
  4. 請求項2または3に記載のデジタルカメラにおいて、
    前記ホワイトバランス微調整係数設定手段は、前記撮像装置のマイクロレンズへ入射する被写体光の入射角度に依存したホワイトバランス微調整係数を設定することを特徴とするデジタルカメラ。
  5. あらかじめプリセットホワイトバランス調整値を決定するプリセットホワイトバランス設定処理と、
    前記プリセットホワイトバランス調整値を決定した際の撮影レンズの瞳位置および絞り値の少なくとも一方を含むレンズ撮影条件と、撮影時の前記撮影レンズの瞳位置および絞り値の少なくとも一方を含むレンズ撮影条件とに基づいて前記プリセットホワイトバランス調整値を微調整するホワイトバランス微調整演算処理と、
    撮像装置で撮像された画像データに対して、前記微調整演算処理で微調整されたホワイトバランス調整値に基づいてホワイトバランス調整を行うホワイトバランス調整処理とをコンピュータに実行させるための画像信号処理用プログラムが格納されていることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体
  6. 請求項5に記載の記録媒体において、
    前記ホワイトバランス微調整演算処理は、
    前記プリセットホワイトバランス調整値を決定した際の前記撮影レンズの瞳位置および絞り値の少なくとも一方を含むレンズ撮影条件と、撮影時の前記撮影レンズの瞳位置および絞り値の少なくとも一方を含むレンズ撮影条件とに基づいてホワイトバランス微調整係数を設定するホワイトバランス微調整係数設定処理と、
    前記ホワイトバランス微調整係数設定処理で設定されたホワイトバランス微調整係数を用いて、前記プリセットホワイトバランス調整値に対し微調整を行うホワイトバランス微調整演算処理とを含むことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  7. 請求項6に記載の記録媒体において、
    前記ホワイトバランス微調整係数設定処理は、前記撮影レンズの瞳位置および絞り値の少なくとも一方を含むレンズ撮影条件に対応して記憶したホワイトバランス微調整係数を、前記画像を撮影した時の前記撮影レンズの瞳位置および絞り値の少なくとも一方を含むレンズ撮影条件に基づいて読み出してホワイトバランス微調整係数の設定を行うことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体
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