JP2010048318A - 自動変速機 - Google Patents

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龍彦 岩崎
Naohiro Sakagami
直博 坂上
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英夫 豊田
Yushun Mukai
雄俊 向井
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D25/00Fluid-actuated clutches
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    • F16D25/10Clutch systems with a plurality of fluid-actuated clutches

Abstract

【課題】 変速機の軸方向の寸法を短縮し、簡素な構造にする。
【解決手段】 本発明の自動変速機は、入力軸4と、変速機ケースの壁部5bから軸方向に延びて入力軸4が内挿されるボス部5b1と、ボス部5b1の外周に配置されたクラッチパックCPとを有し、クラッチパックCPの入力部材のスリーブ110がボス部5b1外周面に嵌合されているとともに、スリーブ110のボス部先端より反壁部側に延びた部分と入力軸の該部分に軸方向位置が対応する部分とにスプライン嵌合部がそれぞれ設けられて、スリーブ110または入力軸4のいずれか一方は壁部5bにより壁部側への軸方向の移動が阻止され、他方は他の構成要素により反壁部側への軸方向の移動が阻止されている。入力軸側嵌合部またはスリーブ側嵌合部のいずれか一方に、他方の端面と係合して、入力軸4およびスリーブ110の移動が阻止されていない方への移動を互いに規制する規制部4bが設けられている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、入力軸と他の回転要素とを断接する複数のクラッチを有する自動変速機に関し、自動車用変速機の製造技術の分野に属する。
従来、自動車用の自動変速機として、特許文献1に記載されているように、入力軸と他の回転要素とを断接するクラッチを2つ備える自動変速機が知られている。この種の自動変速機においては、2つのクラッチが、径方向の内外に並んでクラッチパックを構成し、変速機ケース内のトルクコンバータ側の空間に配置されることがある。そして、このクラッチパックを構成する2つのクラッチのドラムまたはハブのいずれかが入力軸に連結される。
その場合に、特許文献1の自動変速機のように、変速機ケースのトルクコンバータ側に設けられたオイルポンプを構成する壁部の中央から軸方向に延びて入力軸が内挿されるボス部に、前記クラッチパックの入力部材であるスリーブを回転自在に嵌合し、このスリーブを入力軸に連結するように構成することがあり、このようにして、自動変速機の軸方向寸法の短縮を図っている。
特開2007−78191号公報
ところが、前記構成の場合、入力軸とスリーブは、それらの連結部の外周面および内周面にそれぞれ形成されているスプラインを嵌合させることにより連結されるため、これらは軸方向に移動可能である。そのため、これらを所定の軸方向位置に位置決めするスラストベアリングが使用される。
例えば、入力軸については、段付き部の端面と該端面に隣接する変速機の他の構成要素(例えば、変速機ケースの壁部や、壁部に移動を規制された他の回転要素)との間にスラストベアリングが配置され、該入力軸がこれらの構成要素に直接接触しないように該入力軸の軸方向の移動が規制される。したがって、入力軸を所定の軸方向位置に位置決めするためには、軸方向一方側の移動を規制するスラストベアリングと、軸方向他方側の移動を規制するスラストベアリングが必要となる。同様に、入力軸にスプライン嵌合によって連結されるスリーブにも、所定の軸方向位置に位置決めするために、2つのスラストベアリングが必要となる。
その結果、入力軸や、前記スリーブを始めとする各種の回転要素を所定の軸方向位置に位置決めするために、多数のスラストベアリングが使用されることになり、スラストベアリングの厚さ分、当該自動変速機の軸方向の寸法が長くなる。また、部品数が多くなり、構造が複雑化するとともに、コストが高くなる。
そこで、本発明は、軸方向の寸法を短縮でき、簡素で安価な構造で、入力軸や該入力軸とスプライン嵌合するスリーブなどの軸方向の移動を規制することができる自動変速機を提供することを課題とする。
上述の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、入力軸と、変速機ケースの壁部から軸方向の一方側に延びて該入力軸が内挿されるボス部と、該ボス部の外周面上に配置されたクラッチパックとを有し、
前記クラッチパックの入力部材であるスリーブが前記ボス部外周面に摺動回転可能に嵌合されているとともに、該スリーブのボス部先端より反壁部側に延びた部分と前記入力軸の該部分に軸方向位置が対応する部分とに、スリーブ側嵌合部および入力軸側嵌合部がそれぞれ設けられて互いにスプライン嵌合され、かつ、前記スリーブまたは入力軸のいずれか一方は前記壁部により該壁部側への軸方向の移動が阻止され、他方は他の構成要素により反壁部側への軸方向の移動が阻止されている自動変速機であって、
前記入力軸側嵌合部またはスリーブ側嵌合部のいずれか一方に、他方の端面と係合して、前記入力軸およびスリーブの移動が阻止されていない方への移動を互いに規制する規制部が設けられていることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の自動変速機において、
前記スリーブまたは入力軸のいずれか一方と前記壁部との間にスラストベアリングが配置されていることを特徴とする。
さらに、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の自動変速機において、
前記クラッチパックは2つのクラッチで構成され、
前記ボス部から前記スリーブに亘って、前記2つのクラッチの締結油圧室内にそれぞれ作動油を供給する油路が設けられていることを特徴とする。
さらにまた、請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の自動変速機において、
前記ボス部の先端部外周面と、該外周面に対向するスリーブの内周面との間にラジアルベアリングが配置されていることを特徴とする。
加えて、請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか1項に記載の自動変速機において、
前記2つのクラッチの少なくとも一方の遠心バランス室に作動油を供給する油路が、前記入力軸側嵌合部から前記スリーブ側嵌合部に亘って形成されていることを特徴とする。
加えてまた、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の自動変速機において、
前記入力軸側嵌合部又はスリーブ側嵌合部の少なくとも一方のスプラインにおける前記油路が開口する部位に欠歯部が形成されていることを特徴とする。
さらに加えて、請求項7に記載の発明は、請求項5に記載の自動変速機において、
前記入力軸側嵌合部およびスリーブ側嵌合部の両方のスプラインに欠歯部が形成されているとともに、両嵌合部のいずれか一方の欠歯部に、他方のスプライン歯の挿通を阻止して、両方の欠歯部が対向状態にあるときのみ前記入力軸側嵌合部とスリーブ側嵌合部との嵌合を可能にする誤組付け防止部が形成されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、入力軸とクラッチパックの入力側部材であるスリーブとがそれぞれの嵌合部でスプライン嵌合され、かつ、該入力軸とスリーブのいずれか一方が変速機ケースの壁部側へ、他方が反壁部側へ、それぞれ軸方向の移動が阻止されている自動変速機において、入力軸側嵌合部またはスリーブ側嵌合部のいずれか一方に、他方の端面と係合して該入力軸およびスリーブの移動が阻止されていない方への移動を互いに規制する規制部が設けられているので、スラストベアリングを使用することなく、壁部や他の構成要素と協働して入力軸とスリーブとを所定の軸方向位置に位置決めすることができる。その結果、位置決めのための部品数が少なくなり、簡素な構造で安価な自動変速機が得られる。
また、請求項2に記載の発明によれば、スリーブまたは入力軸のいずれか一方と壁部との間にスラストベアリングが配置されるので、スリーブまたは入力軸のいずれか一方と壁部との直接接触が回避されるとともに、回転抵抗の増大やこれらの当接部での摩耗が抑制される。
さらに、請求項3に記載の発明によれば、クラッチパックが2つのクラッチで構成される場合に、これらのクラッチの締結油圧室に作動油をそれぞれ供給する2つの油路が、ボス部からスリーブに亘って設けられるので、2つのクラッチは略同一の締結応答性が得られる。その結果、2つのクラッチを同時に制御する変速時において作動タイミングを制御しやすくなる。また、回転するとともに油路が長尺化する入力軸を介さないため、2つのクラッチの制御を緻密に実行することができる。
さらにまた、請求項4に記載の発明によれば、ボス部の先端部外周面と、該外周面に対向するスリーブの内周面との間にラジアルベアリングが配置されるので、スリーブはスムーズにボス部の外周を摺動回転することができ、クラッチパックの支持が安定する。そして、ボス部からスリーブに亘って油路が形成されている場合は、スリーブがスムーズに摺動回転することにより、ボス部側油路とスリーブ側油路との間の接続部をシール部材を介して良好にシールすることができる。
加えて、請求項5に記載の発明によれば、2つのクラッチの少なくとも一方の遠心バランス室に作動油を供給する油路が、入力軸側嵌合部からスリーブ側嵌合部に亘って形成されるので、これらの嵌合部以外に油路を設ける場合のように、スリーブを軸方向に大きくして該油路の形成スペースを確保する必要がなくなる。その結果、自動変速機の軸方向の寸法が短くされる。
加えてまた、請求項6に記載の発明によれば、入力軸側嵌合部またはスリーブ側嵌合部の少なくとも一方のスプラインにおける前記油路が開口する部位に欠歯部が形成されているので、この欠歯部により、当該嵌合部を介して遠心バランス室に供給された作動油が軸方向に排出される。そのため、別途、排出用油路を設ける必要がなくなる。
さらに加えて、請求項7に記載の発明によれば、入力軸側嵌合部およびスリーブ側嵌合部の両方のスプラインに欠歯部が形成され、両嵌合部のいずれか一方の欠歯部に、両方の欠歯部が対向状態であるときのみ嵌合を可能にする誤組付け防止部が形成されているので、常に、入力軸の位相とスプラインの位相を所定の関係に維持しつつ、スプライン嵌合を介して連結することができる。その結果、入力軸側嵌合部とスリーブ側嵌合部とに亘って形成される油路を常に連通させた状態で、入力軸とスリーブとを連結することができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る自動変速機の構成を示す骨子図であって、この自動変速機1は、フロントエンジンフロントドライブ車等のエンジン横置き式自動車に適用されるもので、主たる構成要素として、エンジン出力軸2に取り付けられたトルクコンバータ3と、該トルクコンバータ3からの動力が入力軸4を介して入力される第1クラッチ10及び第2クラッチ20と、これらのクラッチ10、20の一方または両方から動力が入力される変速機構30とを有し、これらが入力軸4の軸心上に配置された状態で、変速機ケース5に収納されている。
ここで、変速機ケース5は、外周囲を構成する本体部5aと、トルクコンバータ3を介してエンジンにより駆動されるオイルポンプ6が収納されたフロント(トルクコンバータ側)壁5bと、本体部5aのリヤ側(反トルクコンバータ側)の端部の開口を閉塞するエンドカバー5cと、本体部5aの中間部に設けられた中間壁5dとで構成されている。
そして、第1、第2クラッチ10、20は、フロント壁5bと中間壁5dとの間に、変速機構30は、中間壁5dとエンドカバー5cとの間にそれぞれ収納されているとともに、第1、第2クラッチ10、20と中間壁5dとの間に、変速機構30からの動力を取り出す出力ギヤ7が配置され、該出力ギヤ7から取り出された動力が、カウンタドライブ機構8を介して差動装置9に伝達され、左右の車軸9a、9bを駆動するようになっている。
トルクコンバータ3は、エンジン出力軸2に連結されたケース3aと、該ケース3a内に固設されたポンプ3bと、該ポンプ3bに対向配置されて該ポンプ3bにより作動油を介して駆動されるタービン3cと、該ポンプ3bとタービン3cとの間に介設され、かつ、変速機ケース5にワンウェイクラッチ3dを介して支持されてトルク増大作用を行うステータ3eと、ケース3aとタービン3cとの間に設けられ、該ケース3aを介してエンジン出力軸2とタービン3cとを直結するロックアップクラッチ3fとで構成されている。そして、タービン3cの回転が入力軸4を介して第1、第2クラッチ10、20や変速機構30側に伝達されるようになっている。
変速機構30は、第1、第2、第3プラネタリギヤセット(以下、単に「第1、第2、第3ギヤセット」という)40、50、60を有し、これらが変速機ケース5内における中間壁5dとエンドカバー5cとの間に、フロント側からこの順序で配置されている。
また、摩擦要素として、第1、第2クラッチ10、20の他に、変速機構30を構成する第1ブレーキ70、第2ブレーキ80及び第3ブレーキ90が備えられ、フロント側からこの順序で配置されている。また、第1ブレーキ70に並列にワンウェイクラッチ100が配置されている。
第1、第2、第3ギヤセット40、50、60は、いずれもシングルピニオン型のプラネタリギヤセットであって、サンギヤ41、51、61と、これらのサンギヤ41、51、61にそれぞれ噛み合った各複数のピニオン42、52、62と、これらのピニオン42、52、62をそれぞれ支持するキャリア43、53、63と、ピニオン42、52、62にそれぞれ噛み合ったリングギヤ44、54、64とで構成されている。
そして、入力軸4が第3ギヤセット60のサンギヤ61に連結されていると共に、第1ギヤセット40のサンギヤ41と第2ギヤセット50のサンギヤ51、第1ギヤセット40のリングギヤ44と第2ギヤセット50のキャリア53、第2ギヤセット50のリングギヤ54と第3ギヤセット60のキャリア63が、それぞれ連結されている。そして、第1ギヤセット40のキャリア43に出力ギヤ7が連結されている。
また、第1ギヤセット40のサンギヤ41及び第2ギヤセット50のサンギヤ51は、第1クラッチ10の出力部材11に連結され、該第1クラッチ10を介して入力軸4に断接可能に連結されている。また、第2ギヤセット50のキャリア53は、第2クラッチ20の出力部材21に連結され、該第2クラッチ20を介して入力軸4に断接可能に連結されている。
さらに、第1ギヤセット40のリングギヤ44及び第2ギヤセット50のキャリア53は、並列に配置された第1ブレーキ70及びワンウェイクラッチ100を介して変速機ケース5に断接可能に連結されており、第2ギヤセット50のリングギヤ54及び第3ギヤセット60のキャリア63は、第2ブレーキ80を介して変速機ケース5に断接可能に連結されており、さらに、第3ギヤセット60のリングギヤ64は、第3ブレーキ90を介して変速機ケース5に断接可能に連結されている。
以上の構成により、この自動変速機1によれば、第1、第2クラッチ10、20及び第1、第2、第3ブレーキ70、80、90の締結状態の組み合わせにより、前進6速と後退速とが得られるようになっており、その組み合わせと変速段の関係を図2の締結表に示す。
即ち、1速では、第1クラッチ10と第1ブレーキ70とが締結され、入力軸4の回転は、第1ギヤセット40のサンギヤ41に入力され、該第1ギヤセット40により大きな減速比で減速されて該第1ギヤセット40のキャリア43から出力ギヤ7に出力される。なお、第1ブレーキ70はエンジンブレーキを作動させる1速でのみ締結され、エンジンブレーキを作動させない1速では、ワンウェイクラッチ100がロックすることにより1速を形成する。
2速では、第1クラッチ10と第2ブレーキ80とが締結され、入力軸4の回転は、第1ギヤセット40のサンギヤ41に入力されると同時に、第2ギヤセット50を介して該第1ギヤセット40のリングギヤ44にも入力され、入力軸4の回転は前記1速よりも小さな減速比で減速されて、第1ギヤセット40のキャリア43から出力ギヤ7に出力される。
3速では、第1クラッチ10と第3ブレーキ90とが締結され、入力軸4の回転は、第1ギヤセット40のサンギヤ41に入力されると同時に、第3ギヤセット60及び第2ギヤセット50を介して該第1ギヤセット40のリングギヤ44にも入力され、入力軸4の回転は前記2速よりもさらに小さな減速比で減速されて、第1ギヤセット40のキャリア43から出力ギヤ7に出力される。
4速では、第1クラッチ10と第2クラッチ20とが締結され、入力軸4の回転は、第1ギヤセット40のサンギヤ41に入力されると同時に、第2ギヤセット50を経由してそのまま第1ギヤセット40のリングギヤ44にも入力される。これにより、第1ギヤセット40の全体が入力軸4と一体的に回転し、キャリア43から減速比1の回転が出力ギヤ7に出力される。
5速では、第2クラッチ20と第3ブレーキ90とが締結され、入力軸4の回転は、第2ギヤセット50を経由してそのまま第1ギヤセット40のリングギヤ44に入力されると同時に、第3ギヤセット60及び第2ギヤセット50を介して該第1ギヤセット40のサンギヤ41にも入力され、入力軸4の回転は増速されて、第1ギヤセット40のキャリア43から出力ギヤ7に出力される。
6速では、第2クラッチ20と第2ブレーキ80とが締結され、入力軸4の回転は、第2ギヤセット50を経由してそのまま第1ギヤセット40のリングギヤ44に入力されると同時に、第2ギヤセット50を介して該第1ギヤセット40のサンギヤ41にも入力され、入力軸4の回転は、前記5速よりも大きな増速比で増速されて、第1ギヤセット40のキャリア43から出力ギヤ7に出力される。
そして、後退速では、第1ブレーキ70と第3ブレーキ90とが締結され、入力軸4の回転は、第3ギヤセット60及び第2ギヤセット50を介して第1ギヤセット40のサンギヤ41に入力される。このとき、第2ギヤセット50において回転方向が逆転されることにより、第1ギヤセット40のキャリア43から出力ギヤ7に入力軸4の回転方向と反対方向の回転が出力される。
以上のように、入力側に配置された2つのクラッチ10、20と、3つのシングルピニオン型プラネタリギヤセット40、50、60、及び3つのブレーキ70、80、90で構成された変速機構30とにより、前進6速及び後退速が可能な自動変速機1が実現される。
次に、本発明の特徴部である、入力軸4と2つのクラッチ10、20との連結部について、図3の自動変速機1の断面図を用いて説明する。
図3は、変速機ケース5のフロント壁5bと中間壁5dの間の自動変速機1の構成要素を示している。
図に示すように、2つのクラッチ10、20は、複数の摩擦板12、22を有する多板クラッチであって、複数の摩擦板12、22をその外周で軸方向に移動可能に支持するドラム13、23と、複数の摩擦板12、22をその内周で軸方向に移動可能に支持するとともにクラッチの出力部材でもあるハブ11、21と、複数の摩擦板12、22を押圧するピストン14、24と、ピストン14、24を押圧する油圧(作動油)が供給される締結油圧室15、25とを有する。また、ピストン14、24を挟んで締結油圧室15、25に対向配置された遠心バランス室16、26を有する。
また、2つのクラッチ10、20は、クラッチ10の内部にクラッチ20が配置されることにより、径方向に並列に配置されており、それぞれの入力部材であるドラム13、23の中心側端がスリーブ110に固接されている。なお、本明細書および特許請求の範囲においては、2つのクラッチ10、20の構成要素とスリーブ110との組物を「クラッチパック」と称している。
このスリーブ110は、フロント壁5bの中央部からリヤ側(図中左側)に向かって延び、入力軸4を内挿して支持するボス部5b1に、摺動回転可能に嵌合されている。また、スリーブ110は、ボス部5b1先端よりリヤ側に延び、その部分で入力軸4と連結されている(連結方法の詳細については後述する。)。したがって、入力軸4とともに、スリーブ110を介して2つのクラッチ10、20のドラム13、23が回転する。
スリーブ110には、ボス部5b1内に形成された油路5b2と連通され、この油路5b2を流れる作動油を第1クラッチ10の締結油圧室15内に供給する油路110aが形成されている。また、ボス部5b1内に形成された油路(油路5b2とは別の油路で、図示せず。)と連通され、第2クラッチ20の締結油圧室25内に作動油を供給する油路110bが形成されている。さらに、ボス部5b内に形成された対応する油路に連通されて該油路を流れる作動油を第1クラッチ10の遠心バランス室16に供給する油路110cが形成されているとともに、遠心バランス室16内の作動油を変速機1内に排出するための油路110dが形成されている。
また、スリーブ110は、ボス部5b1の先端外周面との間に配置されたラジアルベアリング112と、フロント壁5bとの間に配置されたスラストベアリング114により支持されている。このラジアルベアリング112により、スリーブ110はボス部5b1の外周をスムーズに摺動回転することができ、ボス部5b1によるスリーブ110を含むクラッチパックCPの支持が安定する。また、スリーブ110側油路110a、110b、110cと、ボス部5b1側の油路5b2および該油路110b、110cに対応する油路との間の接続部をシール部材116を介して良好にシールすることができる。
また、スラストベアリング114により、スリーブ110とフロント壁5bとの直接接触が回避されるとともに、回転抵抗の増大やこれらの当接部での摩耗が抑制される。すなわち、スリーブ110はボス部5b1に対してスムーズに回転することができる。
入力軸4とスリーブ110とは、その連結部を拡大した図4や図4のX方向に見た入力軸4とスリーブ110の断面図である図5に示すように、スリーブ110の先端(リヤ側、図中左側)の内周面に形成されたスプライン110eと、入力軸4の対応する軸方向位置の外周面に形成されたスプライン4aとが勘合することにより連結している。ボス部5b1の先端よりリヤ側でスプライン嵌合している。
入力軸4の嵌合部4aのリヤ側(図中左側)には、図4や図4のY方向に見た入力軸4の部分断面図である図6に示すように、該嵌合部4aのスプラインの歯より径方向外側に突出したフランジ状の規制部4bが形成されている。この規制部4bは、スリーブ110の嵌合部110eのリヤ側端面と当接することにより、該スリーブ110のリヤ側への移動を規制する。したがって、スリーブ110は、この規制部4bによりリヤ側への移動が規制されるとともに、図3に示すように、スラストベアリング114により軸方向フロント側への移動が阻止されることにより、所定の軸方向位置に位置決めされている。
一方、入力軸4も、規制部4bがスリーブ110の嵌合部110eのリヤ側面と当接することにより、フロント側(図中右側)への移動が規制される。また、入力軸4は、該入力軸4と第2クラッチ20のハブ(出力部材21)との間(軸方向の間)に配置されたスラストベアリング118によりリヤ側への移動が規制されている。したがって、入力軸4も、スリーブ110と同様に、所定の軸方向位置に位置決めされている。
それぞれが所定の軸方向位置に位置決めされている入力軸4の嵌合部4aとスリーブ110の嵌合部110eに亘って、第2クラッチ20の遠心バランス室26に作動油を供給する油路(入力軸4側油路4cとスリーブ110側油路110f)とが形成されている。
入力軸4の油路4cの作動油をスリーブ110に送出する開口は、図4や図5に示すように、スプライン嵌合部4aのスプライン歯が除かれた軸方向に延びる溝形状の欠歯部4dに形成されている。
一方、スリーブ110の油路110fの入力軸4からの作動油を取込む開口は、スプライン嵌合部110eのスプライン歯が除かれた軸方向に延びる溝形状の欠歯部110gに形成されている。
すなわち、入力軸4の欠歯部4dとスリーブ110の欠歯部110gとが同位相の状態で(対向状態で)入力軸4とスリーブ110が嵌合部4a、110eにおいて嵌合することにより、入力軸4側の油路4cとスリーブ110側油路110fとが連通されている。
そのため、入力軸4の欠歯部4dとスリーブ110の欠歯部110gとが対向状態で入力軸4とスリーブ110とを嵌合させる、誤組付け防止部110hがスリーブ110に形成されている。
具体的には、誤組付け防止部110hは、図5に示すように、スリーブ110の欠歯部110gの底部に形成された入力軸4に向かって突出した突起であって、図7に示すように、入力軸4の欠歯部4dとスリーブ110の欠歯部110gとが対向状態でないとき、入力軸4の嵌合部4aのスプライン歯と干渉するように形成されている(スプライン歯の挿通を阻止するように形成されている。)。これにより、欠歯部4dと110gとが対向状態であるときのみ入力軸4とスリーブ110とのスプライン嵌合を可能としている。その結果、入力軸4側油路4cとスリーブ110側油路110fとを常に連通させた状態で、入力軸4とスリーブ110とが連結される。
また、入力軸4の欠歯部4dと同位相の規制部4bの部分には、図6に示しように、切欠部4eが形成されている。これは、図4に示すように、第2クラッチ20の遠心バランス室26内から排出された作動油を変速機1内に送出するために設けられている。
具体的に説明すると、遠心バランス室26への作動油の供給路と該バランス室26内からの作動油の排出路は、スリーブ110に形成された1つの油路110fで兼用されている。この兼用を可能とするために、油路110fは、連通する入力軸4の油路4cに比べて太い通路で構成されている。また、油路110fから排出される作動油が、図5に示すように2つの欠歯部4dと110gを通って軸方向にスムーズに流れるように、すなわちリヤ方向への作動油の流れを妨害しないように、規制部4bに切欠部4eが形成されている。これにより、別途、遠心バランス室26用の作動油の排出路を設ける必要がなくなる。
以上、本実施形態によれば、図3に示すように、スラストベアリングを使用することなく、規制部4bにより、スリーブ110(クラッチパックCP)のリヤ側(図中左側)への移動を規制するとともに、入力軸4のフロント側(図中右側)への移動を規制することができるので、スラストベアリング114、118と協働して、入力軸4やスリーブ110を所定の軸方向位置に位置決めすることができる。その結果、位置決めのための部品数が少なくなり、簡素な構造で安価な自動変速機が得られる。
また、2つのクラッチ10、20の締結油圧室15、25に作動油をそれぞれ供給する2つの油路110a、110bが、ボス部5b1からスリーブ110に亘って設けられるので、2つのクラッチ10、20は略同一の締結応答性が得られる。その結果、2つのクラッチ10、20を同時に制御する変速時において作動タイミングを制御しやすくなる。また、回転するとともに油路が長尺化する入力軸4を介さないため、2つのクラッチ10、20の制御を緻密に実行することができる。
さらに、図4に示すように、1つのクラッチ20の遠心バランス室26に作動油を供給する油路(4c、110f)が、入力軸側嵌合部4aからスリーブ側嵌合部110eに亘って形成されるので、これらの嵌合部以外に油路を設ける場合のように、スリーブを軸方向に大きくして該油路の形成スペースを確保する必要がなくなる。その結果、自動変速機の軸方向の寸法が短くされる。
以上、上述の実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されない。
例えば、上述の実施形態の場合、図4に示すように、入力軸4のフロント側(図中右側)の移動を規制するとともに、スリーブ110のリヤ側(図中左側)の移動を規制するための規制部4bは、入力軸4に形成されているが、これに限らない。例えば、別の実施形態の自動変速機の入力軸204の嵌合部204aとスリーブ310の嵌合部310eとの嵌合状態を示している図8のように、規制部310jをスリーブ310の嵌合部310eのフロント側に設けてもよい。この規制部310jに入力軸204の嵌合部204aのフロント側端面が当接することにより、入力軸204のフロント側(図中右側)の移動が規制されるとともに、スリーブ310のリヤ側(図中左側)の移動が規制される。
また、上述の実施形態の場合、図4に示すように、規制部4bは、入力軸4のフロント側(図中右側)の移動を規制するとともに、スリーブ110のリヤ側(図中左側)の移動を規制するが、本発明はこれに限らない。
例えば、別の実施形態の自動変速機の入力軸404の嵌合部404aとスリーブ510の嵌合部510eとの嵌合状態を示している図9のように、規制部404bを入力軸404の嵌合部404aのフロント側(図中右側)に設けて、入力軸404のリヤ側(図中左側)の移動を規制するとともに、スリーブ510のフロント側の移動を規制してもよい。ただし、この場合、図4に示すスラストベアリング114と異なる位置、例えば第2クラッチの出力部材421とスリーブ510のリヤ側端との間にスラストベアリング514を配置し、スリーブ510と該出力部材421との接触を阻止する必要がある。また、入力軸404とフロント壁(厳密にはボス部405b1のリヤ側端)との間にスラストベアリング518を配置する必要がある。
この場合も、図8と同様に、別の実施形態の自動変速機の入力軸604の嵌合部604aとスリーブ710の嵌合部710eとの嵌合状態を示している図10のように、規制部710jをスリーブ710の嵌合部710eのリヤ側(図中左側)に設けてもよい。
さらに、上述の実施形態の場合、図4や図5に示すように、第2クラッチ20の遠心バランス室26から排出された作動油は、入力軸4の欠歯部4dとスリーブ110の欠歯部110gの両方を通って軸方向に流れるが、軸方向に作動油を流すだけであれば、欠歯部は、入力軸またはスリーブのいずれか一方に形成するだけでよい(上述の実施形態の場合、入力軸4とスリーブ110の誤組付けを防止するために両方に欠歯部が形成されている。)。
さらにまた、上述の実施形態の場合、図5や図7に示すように、スリーブ110の欠歯部110gに突起状の誤組付け防止部110hを設けることにより、スリーブ110と入力軸4との誤組付けを防止しているが、誤組付けの防止方法はこれに限らない。例えば、スリーブまたは入力軸いずれか一方の嵌合部のスプラインの歯の1つを他の歯に比べてその背丈を小さくし、正常組付け時にこの歯が挿入される他方の嵌合部の溝(2つのスプライン歯の間)を他の溝に比べて浅く形成することにより、スリーブと入力軸との誤組付けを防止してもよい。
以上のように、本発明は、軸方向の寸法を短縮でき、簡素で安価な構造で、入力軸や該入力軸とスプライン嵌合するスリーブなどの軸方向の移動を規制することができる自動変速機を提供することができる。したがって、自動車用変速機の分野において好適に利用される可能性がある。
本発明の一実施形態に係る変速機の骨子図である。 図1の自動変速機の締結表である。 自動変速機の一部分の断面図である。 図3の部分拡大図である。 図4のX方向に見た断面図である。 図4のY方向に見た断面図である。 入力軸とスリーブの誤組付け状態を示す図である。 別の実施形態の自動変速機の一部分の断面図である。 さらに別の実施形態の自動変速機の一部分の断面図である。 さらに異なる実施形態の自動変速機の一部分の断面図である。
符号の説明
4 入力軸
5b 壁部(フロント壁)
5b1 ボス部
110 スリーブ
CP クラッチパック

Claims (7)

  1. 入力軸と、変速機ケースの壁部から軸方向の一方側に延びて該入力軸が内挿されるボス部と、該ボス部の外周面上に配置されたクラッチパックとを有し、
    前記クラッチパックの入力部材であるスリーブが前記ボス部外周面に摺動回転可能に嵌合されているとともに、該スリーブのボス部先端より反壁部側に延びた部分と前記入力軸の該部分に軸方向位置が対応する部分とに、スリーブ側嵌合部および入力軸側嵌合部がそれぞれ設けられて互いにスプライン嵌合され、かつ、前記スリーブまたは入力軸のいずれか一方は前記壁部により該壁部側への軸方向の移動が阻止され、他方は他の構成要素により反壁部側への軸方向の移動が阻止されている自動変速機であって、
    前記入力軸側嵌合部またはスリーブ側嵌合部のいずれか一方に、他方の端面と係合して、前記入力軸およびスリーブの移動が阻止されていない方への移動を互いに規制する規制部が設けられていることを特徴とする自動変速機。
  2. 請求項1に記載の自動変速機において、
    前記スリーブまたは入力軸のいずれか一方と前記壁部との間にスラストベアリングが配置されていることを特徴とする自動変速機。
  3. 請求項1または2に記載の自動変速機において、
    前記クラッチパックは2つのクラッチで構成され、
    前記ボス部から前記スリーブに亘って、前記2つのクラッチの締結油圧室内にそれぞれ作動油を供給する油路が設けられていることを特徴とする自動変速機。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の自動変速機において、
    前記ボス部の先端部外周面と、該外周面に対向するスリーブの内周面との間にラジアルベアリングが配置されていることを特徴とする自動変速機。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の自動変速機において、
    前記2つのクラッチの少なくとも一方の遠心バランス室に作動油を供給する油路が、前記入力軸側嵌合部から前記スリーブ側嵌合部に亘って形成されていることを特徴とする自動変速機。
  6. 請求項5に記載の自動変速機において、
    前記入力軸側嵌合部又はスリーブ側嵌合部の少なくとも一方のスプラインにおける前記油路が開口する部位に欠歯部が形成されていることを特徴とする自動変速機。
  7. 請求項5に記載の自動変速機において、
    前記入力軸側嵌合部およびスリーブ側嵌合部の両方のスプラインに欠歯部が形成されているとともに、両嵌合部のいずれか一方の欠歯部に、他方のスプライン歯の挿通を阻止して、両方の欠歯部が対向状態にあるときのみ前記入力軸側嵌合部とスリーブ側嵌合部との嵌合を可能にする誤組付け防止部が形成されていることを特徴とする自動変速機。
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