JP2010048314A - 配管接続装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】キャビン前面パネルの内側空間でキャブ側配管とシャシ側配管とを接続する場合に、接続作業を容易にし、ラジエータの空気取入を妨げず、配管接続装置の省スペース化を図る。
【解決手段】キャブトラックのキャビン前面パネルの内側空間で、複数本のキャブ側配管Pとシャシ側配管Pとを接続する配管接続装置において、断面が半円状の凹溝を有する3個以上のブロック状クランプ片20,30,40を重ね合わせて2段以上の複数の真円状挿通孔を形成するクランプ片集合体10と、該複数の真円状挿通孔に夫々装着される複数の配管コネクタ50,60とからなり、前記複数の真円状挿通孔がクランプ片集合体10に互い違いに配置されるように各ブロック状クランプ片に半円状凹溝を配置し、該配管コネクタが、該真円状挿通孔に嵌入される胴部51,61と、大径部52,53,62,63と、キャブ側配管Pを接続する接続部及びシャシ側配管Pを接続する接続部とを備えた。
【選択図】図6

Description

本発明は、キャブトラックのキャビン前面パネルの内側空間に設けられ、エア、オイル、水等を移送するキャブ側配管とシャシ側配管とを簡易な手段で接続する配管接続装置に関する。
キャブトラックのキャビン前面パネルの内側空間には、エア、オイル、水等を移送する複数本の配管類が配設されている。これらの配管は、キャブ側から導設された配管類と、シャシ側から導設された配管類とがキャビン前面パネルの内側空間でコネクタにより接続される。この接続作業は、まず、キャビン前面パネルを開け、シャシ側配管を取り出し、キャブ側配管とシャシ側配管とを配管1本々々をコネクタで個別に接続し、その後、合わせバンドで束ねて固定するか、あるいはラジエータ前面のフレーム上部に大きなブラケットを水平方向に配置し、このブラケットにコネクタを1個ずつ固定していた。そして、コネクタによる接続位置はキャビン前面パネル内側空間で接続していた。
キャビン前面パネルの内側空間は、ラジエータ及びその空気取入口やウインドウォッシャタンク等が配置され、狭い空間となっている。また、前記配管類をラジエータの空気取入口の前方に配置すると、ラジエータの空気取入を妨げるおそれがある。
特許文献1(実開昭61−139377号公報)には、大型トラックのフレームに沿って前記配管類を取り付ける際に用いられるクランプ装置が開示されている。このクランプ装置は、断面が半円状の凹溝を有する複数のブロック状クランプ片を重ね合わせて複数の真円状挿通孔を形成し、流体移送配管を該真円状挿通孔に挿通し固定してなるものである。
その他、特許文献2(実開昭49−140696号公報)、特許文献3(実公昭61−26699号公報)及び特許文献4(実公昭61−31275号公報)にも同様の配管支持装置が開示されている。
これら配管支持装置のうち、一例として、特許文献1の第5図に図示された構成例を説明する。図8において、このクランプ装置110において、第1のブロック状クランプ片101Aは、その両面側に第1の溝102と組み合わせ用突起104を有する。第1のブロック状クランプ片101Aの両面に、第2のブロック状クランプ片105が重ね合わされている。第2のブロック状クランプ片105は、夫々第1の溝102と対面する位置に第2の溝106を有する。第1の溝102と第2の溝106とは、対接されて真円状挿通孔を形成する。
第2のブロック状クランプ片105には、組み合わせ用凹溝108が設けられ、この組み合わせ用凹溝108は、組み合わせ用突起104に嵌着する頂面形と深さを有する。組み合わせ用凹溝108を組み合わせ用突起104に嵌着した状態で、第1のブロック状クランプ片101Aと第2のブロック状クランプ片105とを重ね合わせる。そして、該真円状挿通孔に配管Pを挿通した状態で、ボルト111とナット112とで第1のブロック状クランプ片101Aと第2のブロック状クランプ片105を被取付部材Sに固定している。
実開昭61−139377号公報 実開昭49−140696号公報 実公昭61−26699号公報 実公昭61−31275号公報
複数の配管を合わせバンドで束ねて固定する方法では、束ねる作業が煩雑であると共に、コネクタによる接続位置がキャビン前面パネル内側空間であるため、複数の配管を合わせバンドで束ねただけでは、配管が揺動しやすく、そのため、キャビン前面パネルの内面に当って騒音を発生する等の不具合が生じる。
また、配管類をラジエータの前方に配置すると、ラジエータの空気取入を妨げる虞がある。
特許文献1に開示された図8のクランプ装置では、配管の固定位置が上下方向に同一箇所で上下に並んでいるので、クランプ装置110の高さが高くなり、キャビン前面パネルの狭い内側空間に配置するには不向きである。
また、クランプ装置の中央部をボルト・ナットで固定しているため、各ブロック状クランプ片が回転しやすいという問題があった。
本発明はかかる従来技術の問題に鑑み、キャビン前面パネルの内側空間でキャブ側配管とシャシ側配管とを接続して固定する場合に、配管接続部の揺動をなくし、作業を容易化し、かつ配管類の存在によりラジエータの空気取入を妨げないようにすると共に、配管接続装置の省スペース化を図ることを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の配管接続装置は、
キャブトラックのキャビン前面パネルの内側空間で、複数本のキャブ側配管とシャシ側配管とを接続する配管接続装置において、
断面が半円状の凹溝を有する3個以上のブロック状クランプ片を重ね合わせることにより2段以上の複数の真円状挿通孔を形成するクランプ片集合体と、該複数の真円状挿通孔に夫々装着される複数の配管コネクタとからなり、
前記複数の真円状挿通孔がクランプ片集合体に互い違いに配置されるように各ブロック状クランプ片に半円状凹溝を配置し、
該配管コネクタが、該真円状挿通孔に嵌入される胴部と、該胴部の両側端に設けられ該真円状挿通孔の両端開口に係止する大径部と、該大径部より先端側に設けられキャブ側配管を接続する接続部及びシャシ側配管を接続する接続部とを備えたものである。
本発明装置では、クランプ片集合体に形成される2段以上の真円状挿通孔を互い違いに配置することによって、クランプ片集合体の高さを抑え、省スペース化を達成できる。
また、前記構成の配管コネクタを用いて、配管類をクランプ片集合体に固定するので、配管の接続作業を容易化でき、従来の合わせバンドを用いる方法と比べて、作業時間を短縮できると共に、作業者の熟練の違いによる接続状態のバラツキをなくすことができる。
本発明装置において、クランプ片集合体に形成された真円状挿通孔のうち一部の真円状挿通孔の内部に段差をもたせて小径孔を形成すると共に、配管コネクタの胴部を該小径孔に嵌入し、該配管コネクタの大径部を該真円状挿通孔の内径より小径とし、該大径部を該段差部に係止させるように構成するとよい。これによって、径の異なる配管も配管コネクタに接続可能となる。
また、本発明装置において、クランプ片集合体をキャブトラックのキャビン前面パネルの内側空間であって、ウインドウォッシャタンクと側壁パネルとの間に配置するとよい。
これによって、配管をラジエータの空気取入口から離れた位置に固定できるので、ラジエータの空気取入れを妨げるおそれがなくなる。また、キャビン前面パネルの内側空間を有効利用できる。
また、本発明装置において、フロントインナーパネルに板状のブラケットを取り付け、該ブラケットにクランプ片集合体を前記接続部が上下方向に向くように接続し、上部接続部にキャブ側配管を接続し、下部接続部にシャシ側配管を接続するとよい。
クランプ片集合体を該板状ブラケットに取り付けることにより、配管接続部の固定を確実にして揺動をなくすことができると共に、キャブ側配管及びシャシ側配管の配置経路を無理なく設定でき、このため、配管の配管コネクタへの接続作業を容易にすることができる。
本発明装置によれば、キャブトラックのキャビン前面パネルの内側空間で、複数本のキャブ側配管とシャシ側配管とを接続する配管接続装置において、断面が半円状の凹溝を有する3個以上のブロック状クランプ片を重ね合わせることにより2段以上の複数の真円状挿通孔を形成するクランプ片集合体と、該複数の真円状挿通孔に夫々装着される複数の配管コネクタとからなり、前記複数の真円状挿通孔がクランプ片集合体に互い違いに配置されるように各ブロック状クランプ片に半円状凹溝を配置し、該配管コネクタが、該真円状挿通孔に嵌入される胴部と、該胴部の両側端に設けられ該真円状挿通孔の両端開口に係止する大径部と、該大径部より先端側に設けられキャブ側配管を接続する接続部及びシャシ側配管を接続する接続部とを備えたことにより、クランプ片集合体をコンパクト化して、省スペース化できると共に、配管の配管コネクタへの接続作業を容易にすることができる。
また、配管接続作業を規格化できるため、作業時間を短縮できると共に、作業者の熟練度によって生じる接続状態のバラツキを無くすことができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態を例示的に詳しく説明する。但しこの実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれに限定する趣旨ではない。
本発明装置に係る一実施形態を図1〜図7に基づいて説明する。図1は、本実施形態に係るクランプ片集合体の斜視図、図2は該クランプ片集合体の正面図であり、図3は該クランプ片集合体をクランプ片ごとに切り離して示す斜視図である。
図1〜図3において、本実施形態に係る配管接続装置を構成するクランプ片集合体10は、キャブトラックのキャビン前面パネルの内側空間に取り付けられる。クランプ片集合体10は、3個のブロック状クランプ片20,30及び40で構成されている。これらブロック状クランプ片は樹脂製であり、互いにヒンジ部11で回動可能に接続されている。
図3に示すように、ブロック状クランプ片20は、断面が半円状で同一寸法の凹溝21及び22が穿設されている。凹溝22に隣接して、半円状凹溝21,22よりやや小径の半円状凹溝23が穿設されている。半円状凹溝23には段差部24が形成され、半円状凹溝23の内部でさらに小径の半円状凹溝25が形成されている。ブロック状クランプ片20の両側端部には、固定用ボルトを通すための貫通孔26及び27が穿設されている。
ブロック状クランプ片30の上面及び下面には、半円状凹溝21,22と同一寸法の半円状凹溝31,32,38及び39が穿設されている。半円状凹溝32に隣接して、半円状凹溝32よりやや小径の半円状凹溝33が穿設されている。半円状凹溝33には段差部34が形成され、半円状凹溝33の内部でさらに小径の半円状凹溝35が形成されている。半円状凹溝33の寸法は半円状凹溝23と同一であり、小径の半円状凹溝35の寸法は、半円状凹溝25と同一であり、半円状凹溝31,32,38,39よりやや小径に形成されている。
半円状凹溝31〜33及び38,39は、互い違いに配置されている。即ち、半円状凹溝31と32の中間位置に半円状凹溝38が配置され、半円状凹溝32と33の中間位置に半円状凹溝39が配置されている。ブロック状クランプ片30の両側端部には、固定用ボルトを通すための貫通孔36及び37が穿設されている。
ブロック状クランプ片40の上面には、断面が半円状で同一寸法の凹溝41及び42が穿設されている。これら半円状凹溝の径寸法は前記半円状凹溝21、22又は31,32等と同一である。ブロック状クランプ片40の両側端部には、固定用ボルトを通すための貫通孔43及び44が穿設されている。
図1及び図2に示すように、半円状凹溝21と31は合体して真円状挿通孔を形成し、半円状凹溝22と32、半円状凹溝23と33、半円状凹溝38と41、及び半円状凹溝39と42も同様である。このようにして形成された複数の真円状挿通孔には、夫々後述する配管コネクタが挿入される。
各ブロック状クランプ片は、ヒンジ部11を中心として回動可能であるため、前記真円状挿通孔に配管コネクタを挿入するのが容易である。
図4は、ブロック状クランプ片20の底面図である。図4において、半円状凹溝22と32で形成される真円状挿通孔には配管コネクタ50が装着される。配管コネクタ50は、該真円状挿通孔に嵌入される胴部51と、胴部51の両側に一体に形成された2つの大径部52及び53と、大径部52又は53より先端側に形成された配管接続部54及び55とから構成されている。胴部51が該真円状挿通孔に嵌入し、2つの大径部52及び53が該真円状挿通孔の両側開口に係止することにより、配管コネクタ50は、該真円状挿通孔に固定される。
配管コネクタ50が固定された真円状挿通孔に隣接して、半円状凹溝23及び33が合体することで、前記真円状挿通孔よりやや小径の真円状挿通孔が形成される。そして、この真円状挿通孔の内部には、半円状凹溝25及び35が対接して形成される小径孔を形成している。ここに配管コネクタ60が装着される。配管コネクタ60は、配管コネクタ50の胴部51より小径の胴部61と、胴部61の両側に一体に形成された2つの大径部62及び63と、大径部62又は63より先端側に形成された配管接続部64及び65とから構成されている。
胴部61が該小径孔に嵌入し、2つの大径部62及び63が真円状挿通孔の内部で段差部24及び34に係止することにより、配管コネクタ60は該真円状挿通孔に固定される。
ブロック状クランプ片20の両側端部に穿設された貫通孔26、27にボルト12,13が挿入され、また、ボルト12、13が他のブロック状クランプ片30の貫通孔36,37及びブロック状クランプ片40の貫通孔43,44に挿入されて、クランプ片集合体10を形成すると共に、クランプ片集合体10が後述するブラケットに固定される。
図5は、クランプ片集合体10をブラケット70に取り付けた状態を示す。図5において、各ブロック状クランプ片20,30及び40が重ね合わされたクランプ片集合体10は、ブラケット70の下部に、ボルト12及び13により取り付けられている。ブラケット70は、2個のボルト71により、キャブトラックのキャビン前面パネル内部のフロントインナーパネルに固定される。
コネクタ50又は60の上部接続部には、キャブ側から導設された各種配管Pが接続され、下部接続部にはシャシ側から導設された各種配管Pが接続されている。
図6は、キャビン前面パネルを開いて、フロントインナーパネル80の左半分を車体前方から視た図である。図6において、クランプ片集合体10は、キャブトラックのキャビン前面パネルの内側空間であって、車体側壁パネル81とウインドウォッシャタンク82との間に配置されている。即ち、該位置のフロントインナーパネル80にブラケット70が取り付けられ、ブラケット70の下部にクランプ片集合体10がボルト12及び13により取り付けられている。各種のキャブ側配管P及びシャシ側配管Pには、エア、オイル又は水等の流体が移送されている。なお、ウインドウォッシャタンク82の右側の車体中央にラジエータが配置されているが、図6で該ラジエータは図示されていない。
次に、クランプ片集合体10の取付手順を図7により説明する。図7において、まず、キャビン前面パネルを開く(ステップ1)。次に、ブラケット70を2個のボルト71でフロントインナーパネル80に取り付ける(ステップ2)。次に、4個の配管コネクタ50及び1個の配管コネクタ60をブロック状クランプ片20〜40に装着すると共に、クランプ片集合体10をボルト12及び13でブラケット70に取り付ける(ステップ3)。
次に、キャブ側配管Pを配管コネクタ50又は60に接続する(ステップ4)。次に、シャシ側配管Pを配管コネクタ50又は60に接続する(ステップ5)。
なお、ステップ4とステップ5は、配管の本数分だけ繰り返される。こうして、全部の配管P及びPをコネクタ50又は60に接続して、取付作業を完了する(ステップ6)。
このように、本実施形態によれば、クランプ片集合体10に形成される複数の真円状挿通孔を互い違いに配置することによって、クランプ片集合体10の高さを抑えることができ、クランプ片集合体10のコンパクト化を可能にする。
また、配管コネクタ50及び60を用いて、キャブ側配管P及びシャシ側配管Pをクランプ片集合体10に固定するので、複数本の配管の接続作業を同時に集合した場所で実施できる。従って、従来の合わせバンドを用いる方法と比べて、配管の接続作業時間を短縮できると共に、作業者の熟練の違いによる接続状態のバラツキをなくすことができる。例えば、従来配管接続作業に90秒必要であったのを30秒に短縮できる。
また、クランプ片集合体10に形成された真円状挿通孔のうち一部の真円状挿通孔を小径とし、その内部に、段差部24,34を介して半円状凹溝25,35が合体した小径孔を形成すると共に、配管コネクタ60の胴部61を該小径孔に合わせた寸法としているので、配設コネクタ60には、配管コネクタ50と径の異なる配管を接続可能となる。
また、クランプ片集合体10を、キャブトラックのキャビン前面パネルの内側空間であって、ウインドウォッシャタンク82と側壁パネル81との間のフロントインナーパネル80に取り付けているので、キャブ側配管P及びシャシ側配管Pをラジエータの空気取入口から離れた位置に固定できる。そのため、ラジエータの空気取入れを妨げるおそれがなくなる。
また、クランプ片集合体10をフロントインナーパネル80に固定された板状のブラケット70に取り付け、配管コネクタ50の接続部54,55及び配管コネクタ60の接続64,65が上下方向に向くように配置し、上部接続部にキャブ側配管Pを接続し、下部接続部にシャシ側配管Pを接続しているので、配管接続部の固定を確実にして揺動をなくすことができると共に、キャブ側配管P及びシャシ側配管Pの配置経路を無理なく設定でき、かつ配管接続作業を容易にすることができる。
さらに、クランプ片集合体10を構成するブロック状クランプ片20〜40をヒンジ部11で回動可能に接続しているので、ブロック状クランプ片間の誤接続を招く虞がなく、配管コネクタ50及び60の装着が容易になる。
なお、前記実施形態では、クランプ片集合体10をフロントインナーパネル80に取り付けられたブラケット70に固定したが、代わりに、クランプ片集合体10をブラケット70に取り付けなくてもよい。クランプ片集合体10を配管コネクタ50及び60を介してキャブ側配管P及びシャシ側配管Pに接続することで、クランプ片集合体10をブラケット70に固定しなくても、クランプ片集合体10の揺動を抑制できる。
本発明によれば、キャブトラックのキャビン前面パネルの内側空間での配管接続装置の構成をコンパクト化できると共に、配管接続作業を簡素化できる。また、該内側空間を有効に利用できる。
本発明装置の一実施形態に係るクランプ片集合体の斜視図である。 前記実施形態に係るクランプ片集合体の正面図である。 前記実施形態に係るクランプ片集合体をブロック状クランプ片ごとに分離して示す斜視図である。 前記実施形態に係る配管コネクタの正面図である。 前記実施形態に係るクランプ片集合体をフロントインナーパネルに取り付けた状態を示す正面図である。 前記実施形態に係る配管接続装置をフロントインナーパネルに取り付けた状態を示す正面図である。 前記実施形態に係る配管接続装置の取付手順を示すフローチャートである。 従来の配管支持装置を示す正面図である。
符号の説明
10 クランプ片集合体
20,30,40 ブロック状クランプ片
21,22,23、31,32,33、38,39、41,42 半円状凹溝
24,34 段差部
25,35 小径半円状凹溝(小径孔)
50,60 配管コネクタ
51,61 胴部
52,53,62,63 大径部
54,55,64,65 配管接続部
70 ブラケット
80 フロントインナーパネル
81 車体側壁パネル
82 ウインドウォッシャタンク
キャブ側配管
シャシ側配管

Claims (4)

  1. キャブトラックのキャビン前面パネルの内側空間で、複数本のキャブ側配管とシャシ側配管とを接続する配管接続装置において、
    断面が半円状の凹溝を有する3個以上のブロック状クランプ片を重ね合わせることにより2段以上の複数の真円状挿通孔を形成するクランプ片集合体と、該複数の真円状挿通孔に夫々装着される複数の配管コネクタとからなり、
    前記複数の真円状挿通孔がクランプ片集合体に互い違いに配置されるように各ブロック状クランプ片に半円状凹溝を配置し、
    該配管コネクタが、該真円状挿通孔に嵌入される胴部と、該胴部の両側端に設けられ該真円状挿通孔の両端開口に係止する大径部と、該大径部より先端側に設けられキャブ側配管を接続する接続部及びシャシ側配管を接続する接続部とを備えたことを特徴とする配管接続装置。
  2. 前記真円状挿通孔のうち一部の真円状挿通孔の内部に段差をもたせて小径孔を形成すると共に、配管コネクタの胴部を該小径孔に嵌入し、
    該配管コネクタの大径部を該真円状挿通孔の内径より小径とし、該大径部を該段差部に係止させるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の配管接続装置。
  3. 前記クランプ片集合体をキャブトラックのキャビン前面パネルの内側空間であって、ウインドウォッシャタンクと側壁パネルとの間に配置したことを特徴とする請求項1又は2に記載の配管接続装置。
  4. フロントインナーパネルに板状のブラケットを取り付け、該ブラケットにクランプ片集合体を前記接続部が上下方向に向くように接続し、上部接続部にキャブ側配管を接続し、下部接続部にシャシ側配管を接続してなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかの項に記載の配管接続装置。
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