JP2010046875A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010046875A
JP2010046875A JP2008212292A JP2008212292A JP2010046875A JP 2010046875 A JP2010046875 A JP 2010046875A JP 2008212292 A JP2008212292 A JP 2008212292A JP 2008212292 A JP2008212292 A JP 2008212292A JP 2010046875 A JP2010046875 A JP 2010046875A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiping
recording head
image forming
forming apparatus
short recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008212292A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5242292B2 (ja
Inventor
Yuichi Sugiyama
裕一 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Roland DG Corp
Original Assignee
Roland DG Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Roland DG Corp filed Critical Roland DG Corp
Priority to JP2008212292A priority Critical patent/JP5242292B2/ja
Publication of JP2010046875A publication Critical patent/JP2010046875A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5242292B2 publication Critical patent/JP5242292B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Abstract

【課題】少なくとも2つの短尺記録ヘッドがノズル形成面の一部が隣り合うように配置され画像形成装置において、各短尺記録ヘッドにおけるノズル形成面を汚損することなく払拭することができるワイピング機構を備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置100は、上面が開放された箱状のケーシング132内に短尺記録ヘッド122a〜122dの配置方向に沿って延びるとともに、ステッピングモータ136によって回転駆動する支持軸135を備えている。支持軸135上には、ノズル形成面123a〜123dの一部が隣り合う短尺記録ヘッド122a〜122dごとに支持軸135の周方向上における互いに異なる位置でノズル形成面123a〜123dに接触して同ノズル面123a〜123を払拭するワイピングブレード140a〜140dを備えている。また、ケーシング131は、X軸方向駆動モータ132によって副走査方向に変位可能な状態で支持されている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、記録ヘッドにおけるノズル形成面を払拭するワイピング機構を備えたインクジェット記録方式の画像形成装置に関する。
従来から、記録メディアを断続的に搬送しつつ記録ヘッドを同記録メディアの搬送方向(副走査方向)に直交する方向(主走査方向)に変位させながら記録ヘッドからインクを吐出させて画像を形成するインクジェット記録方式の画像形成装置、所謂インクジェットプリンタが知られている。この場合、画像を形成する記録ヘッドは、複数のノズルが直線状に形成された少なくとも2つの短尺記録ヘッドを、主走査方向に沿って配置して構成されている。
一般に、このようなインクジェットプリンタにおいては、ノズルが形成されたノズル形成面をゴム製のワイピングブレードにより払拭してノズル形成面に付着または残留したインクを除去するワイピング機構を備えている。例えば、下記特許文献1には、主走査方向に沿って延びる支持軸上に各記録ヘッドごとのワイピングブレードを一列に配置した構成のワイピング機構が開示されている。
特開2007−203660号公報
ところで、インクジェットプリンタの中には、記録ヘッドを構成する各短尺記録ヘッドを、互いのノズル形成面の一部が隣り合うように千鳥状に配置(「スタガ配置」と称することもある)したものがある。このような千鳥状に短尺記録ヘッドが配置された記録ヘッドにおいては、上記特許文献1に示されるようなワイピング機構、具体的には、支持軸上に一列に配置されたワイピングブレードを用いてワイピングを行うと、各短尺記録ヘッドにおけるノズル形成面を汚損することがあるという問題があった。
すなわち、ノズル形成面を払拭するワイピングブレードは、ノズル形成面に確実に接触させるために、ノズル形成面への接触に必要な最小限の長さ以上の長さで形成されている。このため、一方の短尺記録ヘッドのノズル形成面を払拭している際、他方の短尺記録ヘッドを払拭するためのワイピングブレードが同他方の短尺記録ヘッドにおけるノズル形成面の周囲の外表面に接触することがある。この場合、汚染したワイピングブレードの接触により前記外周面を汚染することがあるとともに、汚染された前記外表面に汚染されていないワイピングブレードが接触して同ワイピングブレードを汚染することによりノズル形成面を汚損することがある。このため、画像形成装置における画像形成精度が低下するという問題がある。
本発明は上記問題に対処するためなされたもので、その目的は、少なくとも2つの短尺記録ヘッドがノズル形成面の一部が隣り合うように千鳥状に配置された構成の記録ヘッドを備える画像形成装置において、各短尺記録ヘッドにおけるノズル形成面を汚損することなく払拭することにより画像形成精度を向上させることができるワイピング機構を備えた画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に係る本発明の特徴は、インクを吐出する複数のノズルを有する少なくとも2つの短尺記録ヘッドを、ノズルが形成されたノズル形成面の一部が隣り合うように千鳥状に配置して構成した記録ヘッドを備える画像形成装置において、短尺記録ヘッドの配置方向に沿って延びる支持軸と、前記隣り合う短尺記録ヘッドごとに支持軸の周方向上における互いに異なる位置に設けられ、短尺記録ヘッドにおけるノズル形成面の幅に対応する幅で、かつノズル形成面に接触可能な突出量で形成されたワイピングブレードと、支持軸を同支持軸の軸線回りに回転させる回転手段と、支持軸上に配置されたワイピングブレードを、短尺記録ヘッドの配置方向に直交する方向に記録ヘッドに対して相対的に変位させる相対変位手段とを有するワイピング機構を備えたことにある。
このように構成した請求項1に係る本発明の特徴によれば、インクを吐出する複数のノズルを有する少なくとも2つの短尺記録ヘッドを、ノズルが形成されたノズル形成面の一部が隣り合うように千鳥状に配置して構成した記録ヘッドを備える画像形成装置において、短尺記録ヘッドの配置方向に沿って延びる支持軸の周方向上における互いに異なる位置に、前記隣り合う短尺記録ヘッドごとのワイピングブレードを備えている。これにより、一方の短尺記録ヘッドにおけるノズル形成面にワイピングブレードを接触させて払拭している際、他方の短尺記録ヘッドにおいてはワイピングブレードが傾倒してノズル形成面に接触しない状態となる。このため、汚染したワイピングブレードの接触により、ノズル形成面の周囲の外表面を汚染することがないとともに、汚染された外表面にワイピングブレードが接触してワイピングブレードを汚染することによりノズル形成面を汚損することがない。すなわち、各短尺記録ヘッドにおけるノズル形成面を汚損することなく払拭することができる。この結果、画像形成装置における画像形成精度を向上させることができる。
また、請求項2および請求項3に係る本発明の他の特徴は、前記画像形成装置において、回転手段は、ワイピングブレードがノズル形成面を払拭し終える直前に支持軸を回転させることにより、ワイピングブレードを同ワイピングブレードの進行方向後側に傾斜させること、および/または、前記画像形成装置において、相対変位手段は、ワイピングブレードがノズル形成面を払拭し終える直前にワイピングブレードの変位速度を減速させることにある。
このように構成した請求項2および請求項3に係る本発明の他の特徴によれば、ワイピングブレードがノズル形成面を払拭し終える直前に同ワイピングブレードを傾斜させる、および/または同ワイピングブレードの変位速度を減速させている。これにより、ワイピングブレードがノズル形成面を払拭してノズル形成面から離脱する際におけるワイピングブレードの形状復帰による弾性力によって払拭したインク等の汚れが周囲に飛散してワイピングブレードの周囲に存在する各種構成部品を汚染することを防止することができる。すなわち、ワイピング機構による払拭精度を向上させることができる。
(画像形成装置100の構成)
以下、本発明に係る画像形成装置の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る画像形成装置100の全体を示す概略斜視図である。また、図2は、同画像形成装置100の作動を制御するための制御システムのブロック図である。なお、本明細書において参照する各図は、本発明の理解を容易にするために一部の構成要素を誇張して表わすなど模式的に表している。このため、各構成要素間の寸法や比率などは異なっていることがある。この画像形成装置100は、画像の形成対象であるシート状の記録メディアWKの表面にインクを付着させることにより所望する文字、記号または図形などの画像を形成する所謂インクジェットプリンタである。
画像形成装置100は、平面部が水平状態に配置されたプラテン101を備えている。プラテン101は、前記平面部上に記録メディアWKを載置する載置台であり、図示左右方向に延びて形成されている。プラテン101の中央部には、図示左右方向に沿って円筒状のグリッドローラ102がその上面部を露出させた状態で設けられている。このグリッドローラ102は、後述するコントローラ150によって作動が制御されるX軸方向フィードモータ103によって回転駆動される。
プラテン101の上方には、プラテン101と平行な状態で長尺状のガイドレール104が設けられている。ガイドレール104の下部には、グリッドローラ102に対向した状態で円筒部を有する4つのピンチローラ105が略等間隔にそれぞれ設けられている。これらのグリッドローラ102およびピンチローラ105は、シート状の記録メディアWKを図示上下方向から挟持しながら図示前後方向に搬送する。なお、記録メディアWKを搬送する図示前後方向(X軸方向)を副走査方向、同X軸方向に直交する図示左右方向(Y軸方向)を主走査方向とする。
ガイドレール104は、直動レール106および直動ブロック107を介して記録ヘッドユニット120を支持する。直動レール106は、主走査方向(図示Y軸方向)に沿ってガイドレール104に固定された1本のレールである。また、直動ブロック107は、直動レール106に沿って摺動する移動体であり、記録ヘッドユニット120の背面に固定されている。すなわち、記録ヘッドユニット120は、直動レール106(ガイドレール104)に沿って主走査方向に案内される。
記録ヘッドユニット120の背面上部には、主走査方向(図示Y軸方向)に架設された駆動ベルト108の一部が固定されている。駆動ベルト108は、コントローラ150によって駆動が制御されるY軸方向スキャンモータ109に接続されており、同Y軸方向スキャンモータ109の回転駆動によって主走査方向に変位する。すなわち、記録ヘッドユニット120は、駆動ベルト108を介してY軸方向スキャンモータ109の駆動により主走査方向に変位する。
なお、図1において、記録ヘッドユニット120は、Y軸方向における待機位置に位置した状態を示している。この記録ヘッドユニット120のY軸方向における待機位置は、記録ヘッドユニット120のY軸方向の変位の基準となる原点位置である。したがって、画像形成装置100の起動時や記録メディアWKに対する印刷が行われない場合には、記録ヘッドユニット120は、この待機位置にて待機する。
また、記録ヘッドユニット120の上方には、画像形成装置100の上側の筐体を構成する長尺状の上カバー110が設けられている。また、プラテン101および上カバー110の両側には、画像形成装置100の両側の筐体を構成するサイドカバー111R,111Lがそれぞれ設けられている。これらのうち、サイドカバー111Rの前面には、画像形成装置100(コントローラ150)に指示を与えるとともに、画像形成装置100(コントローラ150)からの情報を表示するための操作パネル112が設けられている。さらに、プラテン101の下方には、画像形成装置100を支持するとともに、同画像形成装置100を作業者の所望する位置に移動させることができるスタンド113が設けられている。
記録ヘッドユニット120は、図3(A),(B)に示すように、昇降機構(図示せず)により図3(B)における図示上下方向に沿って変位する記録ヘッドケース121内に4つの短尺記録ヘッド122a〜122dを収容して構成されている。記録ヘッドケース121は、板状体の周囲が起立して形成された底板121a上に、下面が開放された略箱状の上蓋121b(図3(A),(B)において図示せず)が被せられて構成されている。なお、図3(B)は、図3(A)に示す矢印方向から見た記録ヘッドケース121を示している。また、図3(B)においては、記録ヘッドケース121の側壁を破断して示している。
短尺記録ヘッド122a〜122dは、図示しないインクタンクから供給される互いに異なる4つの色(黒色(K)、シアン色(C)、マゼンタ色(M)、イエロー色(Y))の各インクを各短尺記録ヘッド122a〜122dの下面に形成された図示しないノズルから記録メディアWKに向けて吐出する。これらのノズルは、各短尺記録ヘッド122a〜122dの下面であるノズル形成面123a〜123d上に副走査方向に沿って直線的に配列された複数の孔で構成されている(123c,123dのみ図示)。
これらの短尺記録ヘッド122a〜122dは、底板121aの上面において、副走査方向に互いに平行な向きで主走査方向に沿ってそれぞれ配置されるとともに、各ノズル形成面123a〜123dが底板121aの下面から図示下方に向って突出した状態で固定されている。これらのうち、短尺記録ヘッド122aおよび短尺記録ヘッド122dは、互いに同じ主走査ライン上に配置されている。また、短尺記録ヘッド122bおよび短尺記録ヘッド122cは、短尺記録ヘッド122aと短尺記録ヘッド122dとの間であって同短尺記録ヘッド122a,122dに対して副走査方向にずれた互いに同じ主走査ライン上で隣接して配置されている。
この場合、短尺記録ヘッド122b,122cは、副走査方向において短尺記録ヘッド122a,122dに対して互いのノズル形成面123a〜123dの一部が隣り合う状態で千鳥状に配置されている。具体的には、短尺記録ヘッド122a,122dにおけるノズル形成面123a,123dの図示下側の一部と、短尺記録ヘッド122b,122cにおけるノズル形成面123b,123cの図示上側の一部とが隣り合って配置されている。
記録ヘッドユニット120の前記待機位置におけるプラテン101内には、ワイピング機構130が(図1において破線で示す)が設けられている。ワイピング機構130は、図4に示すように、各短尺記録ヘッド122a〜122dにおける各ノズル形成面123a〜123dを払拭してクリーニングする装置である。このワイピング装置130は、ケーシング131を備えている。ケーシング131は、上面が開放された箱状体が副走査方向に延びて形成されており、X軸方向駆動モータ132(図4において図示せず)によってベース体133上を副走査方向(図示矢印方向)に往復変位するように構成されている。ベース体133は、副走査方向に延びて形成されておりケーシング131を副走査方向に往復変位可能な状態で支持する。
ケーシング131内における底部部分は、図示下方に向って湾曲した貯留部134が形成されており、洗浄液134aが貯留されている。また、ケーシング131内における貯留部134の上方には、副走査方向に沿って支持軸135が軸線回りに回転自在な状態で支持されている。支持軸135は、ケーシング131の側壁に設けられたステッピングモータ136の回転駆動によって回転する丸軸体である。また、ステッピングモータ136は、コントローラ150により制御される電動モータである。支持軸135上には、4つのワイピングブレード140a,140b,140c,140dが設けられている。
ワイピングブレード140a〜140dは、短尺記録ヘッド122a〜122dにおける各ノズル形成面123a〜123dに接触して同ノズル面123a〜123を払拭する板状体であり、ノズル面123a〜123の幅に対応する幅で、かつノズル面123a〜123に接触可能な長さより若干長い長さで、主としてゴム材により構成されている。これらのワイピングブレード140a〜140dは、図5に示すように、前記短尺記録ヘッド122a〜122dの副走査方向における配置位置に対応する位置関係で支持軸135の径方向に突出した状態でそれぞれ設けられている。
これらのワイピングブレード140a〜140dのうち、ワイピングブレード140bおよびワイピングブレード140cは、支持軸135の周方向上における互いに同一位置に固定されている。一方、ワイピングブレード140aおよびワイピングブレード140dは、支持軸135の周方向上においてワイピングブレード140b,140cに対してずれた互いに同一位置に固定されている。すなわち、ワイピングブレード140a,140dとワイピングブレード140b,140cとは、支持軸135の径方向において互いに異なる向きで固定されている。
コントローラ150は、CPU、ROM、RAMなどからなるマイクロコンピュータによって構成されており、作業者からの指示、またはインターフェース151を介して接続される外部コンピュータ装置160からの指示に従って、ROMなどの記憶装置に予め記憶されたプログラムを実行することにより、画像形成装置100の各種作動を制御する。具体的には、このコントローラ150は、X軸方向フィードモータ103、Y軸方向スキャンモータ109、記録ヘッドユニット120(記録ヘッド122a〜122d)、X軸方向駆動モータ132およびステッピングモータ136の各作動をそれぞれ制御する。外部コンピュータ装置160は、キーボードおよびマウスからなる入力装置161および液晶ディスプレイからなる表示装置162を備えるパーソナルコンピュータ(所謂パソコン)である。
(画像形成装置100の作動)
次に、上記のように構成した画像形成装置100の作動について説明する。なお、本作動説明においては、本発明に関わる短尺記録ヘッド122a〜122dのワイピング処理について説明し、記録メディアWKに対する画像形成処理については、本発明に直接関わらないとともに従来技術と同様であるため、その説明は省略する。
この記録ヘッド122a〜122dのワイピング処理は、コントローラ150による制御により記録ヘッド122a〜122dが待機位置で待機する際に自動的に実行されるほか、作業者による操作パネル112を介した実行指令の入力により選択的に実行される。このワイピング処理の実行は、コントローラ150のROMなどの記憶装置に予め記憶された図示しないキャッピング処理プログラムの実行により行われる。
まず、コントローラ150は、Y軸方向スキャンモータ109の作動を制御することにより記録ヘッドユニット120を主走査方向(待機位置に向かう方向)に変位させてワイピング機構130上に位置させる。この場合、短尺記録ヘッド122a〜122dは、主走査方向におけるワイピングブレード140a〜140dの各位置に対応した位置に位置決めされる(図5参照)。また、この場合、ワイピング機構130におけるケーシング131は、副走査方向における記録ヘッドユニット120の前方に位置している。
次に、コントローラ150は、図6(A)〜(C)に示すように、ステッピングモータ136の作動を制御して支持軸135を回転駆動させることにより、ケーシング131の貯留部135に貯留された洗浄液135a内に浸漬されているワイピングブレード140b,140c(図6(A)参照)を垂直方向に起立させる(ワイピングブレード140bは図示せず)。この場合、同じく貯留部135に貯留された洗浄液135a内に浸漬されているワイピングブレード140a,140d(図6(A)参照)は、図示右側における短尺記録ヘッド122a〜122d側に傾倒した状態となる(図6(B)参照)(ワイピングブレード140aは図示せず)。すなわち、このステッピングモータ136が、本発明に係る回転手段に相当する。
次に、コントローラ150は、X軸方向駆動モータ132の作動を制御してケーシング131を記録ヘッドユニット120側、すなわち、副走査方向における後方側に向かって変位させる。これにより、支持軸135に支持されたワイピングブレード140a〜140dは、副走査方向後方に位置する記録ヘッドユニット120に向けて変位する。すなわち、X軸方向駆動モータ132が、本発明に係る相対変位手段に相当する。
そして、ワイピングブレード140b,140cは、短尺記録ヘッド122b,122cのノズル形成面123b,123cの図示左端に接触する。この場合、ノズル形成面123b,123cに接触したワイピングブレード140b,140cの先端部は、変位方向(図示矢印参照)後方に向って撓み同先端部の角部がノズル形成面123b,123cに接触した状態となる(図6(B)参照)。そして、ケーシング131の変位とともにワイピングブレード140b,140cがノズル形成面123b,123cを払拭する。
一方、ワイピングブレード140a,140dは、傾倒した状態であるためノズル形成面123a,123dには接触しない状態で、同ノズル形成面123a,123dの下方を通過する。すなわち、ノズル形成面123b,123cの払拭時において、ワイピングブレード140a,140bはノズル形成面123a,123dとともに記録ヘッドケース121の底板121aの下面にも接触しない状態で変位する。これにより、ワイピングブレード140a,140dは、ノズル形成面123a、123dへの接触による汚染が防止される。
次に、コントローラ150は、ワイピングブレード140b,140cがノズル形成面123b,123cを払拭して離脱した所定の位置にてケーシング131を停止させる。そして、コントローラ150は、ステッピングモータ136の作動を制御して支持軸135を回転駆動させることにより、傾倒した状態のワイピングブレード140a,140dを垂直方向に起立させる。これにより、支持軸135上にて起立した状態のワイピングブレード140b,140cは図示左側に傾倒する。
次に、コントローラ150は、X軸方向駆動モータ132の作動を制御してケーシング131を記録ヘッド120側、すなわち、副走査方向における前方側に向って変位させる。これにより、支持軸135に支持されたワイピングブレード140a〜140dは、副走査方向前方に位置する記録ヘッドユニット120に向けて変位する。そして、ワイピングブレード140a,140dは、短尺記録ヘッド122a,122dのノズル形成面123a,123dに接触する。この場合、ノズル形成面123a,123dに接触したワイピングブレード140a,140dの先端部は、前記と同様に、変位方向(図示矢印参照)後方に向って撓み同先端部の角部がノズル形成面123a,123dに接触した状態となる(図6(C)参照)。そして、ケーシング131の変位とともにワイピングブレード140a,140dがノズル形成面123a,123dを払拭する。この場合、ワイピングブレード140a,140dには、インクなどの汚れが付着していないためノズル形成面123a,123dを汚したり、傷つけたりすることはない。
一方、ワイピングブレード140b,140cは、傾倒した状態であるためノズル形成面123b,123cには接触しない状態で、同ノズル形成面123b,123cの下方を通過する。すなわち、ノズル形成面123a,123dの払拭時において、ワイピングブレード140b,140cはノズル形成面123b,123cとともに記録ヘッドケース121の底板121aの下面にも接触しない状態で変位する。これにより、ワイピングブレード140b,140cがノズル形成面123b、123cおよび底板121aの下面に接触することによるこれらの部分の汚染が防止される。
次に、コントローラ150は、ワイピングブレード140a,140dがノズル形成面123a,123dを払拭して離脱した所定の位置にてケーシング131を停止させる。そして、コントローラ150は、ステッピングモータ136の作動を制御して支持軸135を回転駆動させることにより、ワイピングブレード140a〜140dを図示下方に向けて貯留部135内に貯留されている洗浄液135a内に浸漬して洗浄する。これにより、短尺記録ヘッド122a〜122dのワイピング処理が終了する。このワイピング処理が実行された記録ヘッドユニット120は、次の画像形成の実行が指示されるまでの間、同位置にて待機する。
上記作動説明からも理解できるように、上記実施形態によれば、インクを吐出する複数のノズルを有する4つの短尺記録ヘッド122a〜122dを、同ノズルが形成されたノズル形成面123a〜123dの一部が隣り合うように千鳥状に配置して構成した画像形成装置100において、短尺記録ヘッド122a〜122dの配置方向に沿って延びる支持軸135の周方向上における互いに異なる位置に、前記隣り合う短尺記録ヘッド122a〜122dごとのワイピングブレード140a〜140dを備えている。これにより、一方の短尺記録ヘッド122a,122d(または、短尺記録ヘッド122b,122c)におけるノズル形成面123a,123d(または、ノズル形成面123b,123c)にワイピングブレード140a,140d(または、ワイピングブレード140b,140c)を接触させて払拭している際、他方の短尺記録ヘッド122b,122c(または、短尺記録ヘッド122a,122d)においてはワイピングブレード140b,140c(または、ワイピングブレード140a,140d)が傾倒してノズル形成面123b,123c(または、ノズル形成面123a,123d)に接触しない状態となる。このため、汚染したワイピングブレード140a〜140dの接触により、記録ヘッドケース121の底板121aを汚染することがないとともに、汚染された底板121aにワイピングブレード140a〜140dが接触してワイピングブレード140a〜140dを汚染しノズル形成面123a〜123dを汚損することがない。すなわち、各短尺記録ヘッド122a〜122dにおけるノズル形成面123a〜123dを汚損することなく払拭することができる。
さらに、本発明の実施にあたっては、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
例えば、上記実施形態においては、短尺記録ヘッド122a〜122dの各ノズル形成面123a〜123dに対して一定の変位速度でワイピングブレード140a〜140dを接触させて払拭するように構成した。しかし、この場合、ノズル形成面123a〜123dを撓んだ状態で払拭するワイピングブレード140a〜140dに付着したインクなどの汚れが、ノズル形成面123a〜123dから離脱したワイピングブレード140a〜140dの形状復帰時による弾性力によって周囲に飛散してワイピングブレード140a〜140dの周囲に存在する各種構成部品を汚染する懼れがある。したがって、ワイピングブレード140a〜140dに付着したインクなどの汚れがノズル形成面123a〜123dから離脱時に周囲に飛散しないように制御することも可能である。
例えば、コントローラ150は、ワイピングブレード140a〜140dがノズル形成面123a〜123dを払拭し終える直前に、ステッピングモータ136の作動を制御してワイピングブレード140a〜140dを進行方向後側に傾斜させるようにしてもよい。また、これに代えて、または加えて、コントローラ150は、ワイピングブレード140a〜140dがノズル形成面123a〜123dを払拭し終える直前に、X軸方向駆動モータ132の作動を制御してワイピングブレード140a〜140dの変位速度を減速するようにしてもよい。これらによれば、ワイピングブレード140a〜140dがノズル形成面123a〜123dから離脱する際におけるインクなどの汚れの飛散を防止することができる。これにより、ワイピング機構130によるノズル形成面123a〜123dの払拭精度を向上させることができる。
また、上記実施形態においては、短尺記録ヘッド122a〜122dに対してワイピングブレード140a〜140b(ケーシング131)を変位するように構成した。しかし、短尺記録ヘッド122a〜122dに対するワイピングブレード140a〜140bの変位は相対的なものである。すなわち、ワイピングブレード140a〜140b(ケーシング131)に対して短尺記録ヘッド122a〜122dを変位させるように構成してもよいことは、当然である。これによっても、上記実施形態と同様の効果が期待できる。
また、上記実施形態においては、ワイピング機構130は、短尺記録ヘッド122a〜122dを払拭してクリーニングする単一の機能で構成されている。しかし、公知のインクジェットプリンタにおいては、短尺記録ヘッド122a〜122dのノズル形成面123a〜123dにキャップを被せることにより同ノズル形成面123a〜123dの乾燥や損傷を防止するキャッピング機構を備えたものもある。すなわち、本発明に係るワイピング機構130は、このようなキャッピング機構と一体的に構成することもできる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体を示す外観斜視図である。 図1に示す画像形成装置の作動を制御する制御システムのブロック図である。 図1に示す画像形成装置が備える記録ヘッドユニットの構成を説明するための模式図であり、(A)は記録ヘッドユニットの主要部を示す平面図であり、(B)は記録ヘッドユニットの主要部を示す一部破断側面図である。 図1に示す画像形成装置が備えるワイピング機構の外観を模式的に示す斜視図である。 ワイピング機構におけるワイピングブレードと記録ヘッドユニットにおける短尺記録ヘッドとの配置関係を説明するための概略平面図である。 ワイピング機構によって短尺記録ヘッドが払拭される様子を説明するための模式図である。
符号の説明
WK…記録メディア、100…画像形成装置、101…プラテン、102…グリッドロール、104…ガイドレール、105…ピンチローラ、120…記録ヘッドユニット、121…記録ヘッドケース、121a…底板、122a〜122d…短尺記録ヘッド、123a〜123d…ノズル形成面、130…ワイピング機構、131…ケーシング、132…X軸方向駆動モータ、133…ベース体、134…貯留部、134a…洗浄液、135…支持軸、136…ステッピングモータ、140a〜140d…ワイピングブレード、150…コントローラ、170…外部コンピュータ装置。

Claims (3)

  1. インクを吐出する複数のノズルを有する少なくとも2つの短尺記録ヘッドを、前記ノズルが形成されたノズル形成面の一部が隣り合うように千鳥状に配置して構成された記録ヘッドを備える画像形成装置において、
    前記短尺記録ヘッドの配置方向に沿って延びる支持軸と、
    前記隣り合う短尺記録ヘッドごとに前記支持軸の周方向上における互いに異なる位置に設けられ、前記短尺記録ヘッドにおける前記ノズル形成面の幅に対応する幅で、かつ前記ノズル形成面に接触可能な突出量で形成されたワイピングブレードと、
    前記支持軸を同支持軸の軸線回りに回転させる回転手段と、
    前記支持軸上に配置された前記ワイピングブレードを、前記短尺記録ヘッドの配置方向に直交する方向に前記記録ヘッドに対して相対的に変位させる相対変位手段とを有するワイピング機構を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載した画像形成装置において、
    前記回転手段は、
    前記ワイピングブレードが前記ノズル形成面を払拭し終える直前に前記支持軸を回転させることにより、前記ワイピングブレードを同ワイピングブレードの進行方向後側に傾斜させることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載した画像形成装置において、
    前記相対変位手段は、
    前記ワイピングブレードが前記ノズル形成面を払拭し終える直前に前記ワイピングブレードの変位速度を減速させることを特徴とする画像形成装置。
JP2008212292A 2008-08-20 2008-08-20 画像形成装置 Active JP5242292B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008212292A JP5242292B2 (ja) 2008-08-20 2008-08-20 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008212292A JP5242292B2 (ja) 2008-08-20 2008-08-20 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010046875A true JP2010046875A (ja) 2010-03-04
JP5242292B2 JP5242292B2 (ja) 2013-07-24

Family

ID=42064391

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008212292A Active JP5242292B2 (ja) 2008-08-20 2008-08-20 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5242292B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012051143A (ja) * 2010-08-31 2012-03-15 Canon Inc インクジェット記録装置
JP2012091512A (ja) * 2010-10-26 2012-05-17 Oce Printing Systems Gmbh インク式印刷装置
CN106335283A (zh) * 2015-07-08 2017-01-18 精工爱普生株式会社 液体喷射头单元、液体喷射头组件、液体喷射装置以及液体喷射头单元的制造方法
JP2017193161A (ja) * 2016-04-14 2017-10-26 エスアイアイ・プリンテック株式会社 液体噴射ヘッドのクリーニング装置及び液体噴射装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6511099B2 (ja) 2017-07-27 2019-05-15 ローランドディー.ジー.株式会社 インクジェットプリンタ

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0691887A (ja) * 1992-07-28 1994-04-05 Canon Inc ワイピング機構及び前記ワイピング機構を備えたインクジェット記録装置及びインクジェット記録ヘッドのワイピング方法
JP2005262561A (ja) * 2004-03-17 2005-09-29 Seiko Epson Corp 液体噴射装置
JP2005335388A (ja) * 2004-05-25 2005-12-08 Samsung Electronics Co Ltd インクジェットプリンタ
JP2007203648A (ja) * 2006-02-03 2007-08-16 Roland Dg Corp インクジェットプリンタ

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0691887A (ja) * 1992-07-28 1994-04-05 Canon Inc ワイピング機構及び前記ワイピング機構を備えたインクジェット記録装置及びインクジェット記録ヘッドのワイピング方法
JP2005262561A (ja) * 2004-03-17 2005-09-29 Seiko Epson Corp 液体噴射装置
JP2005335388A (ja) * 2004-05-25 2005-12-08 Samsung Electronics Co Ltd インクジェットプリンタ
JP2007203648A (ja) * 2006-02-03 2007-08-16 Roland Dg Corp インクジェットプリンタ

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012051143A (ja) * 2010-08-31 2012-03-15 Canon Inc インクジェット記録装置
JP2012091512A (ja) * 2010-10-26 2012-05-17 Oce Printing Systems Gmbh インク式印刷装置
CN106335283A (zh) * 2015-07-08 2017-01-18 精工爱普生株式会社 液体喷射头单元、液体喷射头组件、液体喷射装置以及液体喷射头单元的制造方法
US9873256B2 (en) 2015-07-08 2018-01-23 Seiko Epson Corporation Liquid ejecting head unit, liquid ejecting head module, liquid ejecting apparatus, and method of manufacturing liquid ejecting head unit
CN106335283B (zh) * 2015-07-08 2019-10-15 精工爱普生株式会社 液体喷射头单元、液体喷射头组件、液体喷射装置以及液体喷射头单元的制造方法
JP2017193161A (ja) * 2016-04-14 2017-10-26 エスアイアイ・プリンテック株式会社 液体噴射ヘッドのクリーニング装置及び液体噴射装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5242292B2 (ja) 2013-07-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5242292B2 (ja) 画像形成装置
JP2007276145A (ja) プリンター装置
JP2010046838A (ja) 画像記録装置
US9527294B2 (en) Printer
JP2019025719A (ja) インクジェットプリンタ
US20170087848A1 (en) Inkjet printer
US10556456B2 (en) Liquid ejecting apparatus
JP2017071135A (ja) クリーニング装置およびそれを備えたインクジェットプリンタ
JP6288997B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2017064921A (ja) インクジェットプリンタ
JP5050732B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2007002356A (ja) 布保持枠及びプリンタ
JP7105163B2 (ja) インクジェットプリンタおよびワイピング方法
JP2007245421A (ja) 印刷装置及び印刷方法
KR20040013644A (ko) 잉크젯 프린터의 센서클리닝장치
JP2005212165A (ja) インクジェット記録装置
JP5245492B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2018001677A (ja) 印刷装置
JP7031996B2 (ja) インクジェットプリンタ
JP5300412B2 (ja) インクジェットプリンタ
JP4408485B2 (ja) インクジェットプリンタにおけるワイピング装置
JP6705389B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2005297248A (ja) 画像作成および切り抜き装置
JP2001096757A (ja) インクジェットプリンタ
JP2024056523A (ja) プリンタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110803

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120912

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120918

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130402

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130403

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160412

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5242292

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250