JP2010046353A - 血圧情報測定装置用カフおよびこれを備えた血圧情報測定装置 - Google Patents

血圧情報測定装置用カフおよびこれを備えた血圧情報測定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】装着が容易でかつ適用が可能な上腕の周囲長に制限が生じないカフを提供する。
【解決手段】カフ20は、環状の形態を有するカフ本体部30と、カフ本体部30の外周面上に設けられた把手部40とを備える。カフ本体部30は、空気袋と、この空気袋の外側に巻き回された締付けベルト31と、締付けベルト31の巻き回し長さを可変に調節する巻き回し長さ調節機構50とを含んでいる。巻き回し長さ調節機構50は、締付けベルト31の巻き回し長さが短くなる方向に締付けベルト31を引っ張り付勢する付勢バネと、上記巻き回し長さが長くなることを制限する第1制限手段と、上記巻き回し長さが短くなることを制限する第2制限手段とを有している。これら2つの制限手段の動作を切り替えるための押し釦44が把手部40に設けられている。
【選択図】図4

Description

本発明は、血圧値等の血圧情報を測定可能な血圧情報測定装置およびこれに具備される血圧情報測定装置用カフに関する。
被験者の血圧情報を取得することは、被験者の健康状態を知る上で非常に重要なことである。近年では、従来から健康管理の代表的な指標として広くその有用性が認められている収縮期血圧値(最高血圧値)、拡張期血圧値(最低血圧値)等を取得することに限られず、被験者の脈波を取得することによって心臓負荷や動脈の硬さの変化を捉える試み等がなされている。血圧情報測定装置は、取得した血圧情報に基づいてこれら健康管理のための指標を得るための装置であり、循環器系の疾患の早期発見や予防、治療等の分野においてさらなる活用が期待されている。なお、血圧情報には、収縮期血圧値、拡張期血圧値、平均血圧値、脈波、脈拍、AI(Augmentation Index)値等、循環器系に関連する種々の情報が広く含まれる。
一般に、血圧情報の測定には、流体袋を内包するカフが利用される。ここで、カフとは、内腔を有する帯状の構造物であって生体の一部に巻き付けが可能なものを意味し、気体や液体等の流体を内腔に注入することにより流体袋を膨張・収縮させて血圧情報の測定に利用されるもののことを指す。たとえば、収縮期血圧値や拡張期血圧値等の血圧値を測定するための血圧情報測定装置(以下、単に血圧計とも称する)においては、動脈を圧迫するための流体袋を内包するカフを生体の体表面に巻き付け、巻き付けられた流体袋を膨張・収縮させて動脈圧脈波を流体袋の内圧の変化として捉えることにより、血圧値の測定が行なわれる。なお、特に腕に巻き付けられて使用されるカフは、腕帯あるいはマンシェットとも呼ばれる。
カフにおいては、流体袋が生体の被測定部位に対して確実に固定されるように、被測定部位に装着されるカフ本体部が生体に対して確実に巻き付けられることが必要である。しかしながら、通常のカフにあっては、巻き付け作業が被験者の手に委ねられているため、確実な巻き付けが必ずしも再現されるとは限らない。この確実な巻き付けが再現されない場合には、測定値にばらつきが生じ、精度よく安定的に血圧情報を測定することが困難になる。
そこで、再現性よくカフが確実に被測定部位に巻き付けられることとなるように、従来より種々の構成のカフが提案されている。たとえば特開昭61−238229号公報(特許文献1)や特開2002−209858号公報(特許文献2)等には、流体袋としての空気袋に加えてカーラと呼ばれる湾曲弾性板を内部に収容した構成のカフが開示されている。カーラは、カフの環状形態を保持するためにカフの内部に収容されるものであり、カフの内部において空気袋の外側に環状に巻き回されて配置されることにより、カフを径方向に弾性変形可能に構成するものである。このようなカーラを備えたカフにおいては、装着後においてカーラによって空気袋が被測定部位に対して適度な押圧力にて押し付けられて固定されるため、被測定部位に対する確実な空気袋の固定が再現されるようになる。
しかしながら、上述のカーラを内包させたカフにおいては、巻き付け作業が煩雑になってしまうという問題がある。これは、カフの装着時において確実に空気袋が被測定部位に押圧されることとなるように、非装着時におけるカーラの形状が被測定部位よりも縮径した状態になるようにカーラが構成されていることに起因する。すなわち、カフの装着に際しては、一旦、縮径状態にあるカーラを押し広げて被測定部位に装着させる必要があり、この押し広げる作業が煩雑さの原因となっていた。
そこで、上述のカーラを内包させたカフにおいてさらなる装着の容易化を図るために、特開2006−68318号公報(特許文献3)には、ワンタッチ動作で被測定部位に着脱が可能なカフの構成が開示されている。当該特許文献4に開示のカフにおいては、付勢バネ等の弾性部材やスライダ等の動力伝達機構をカフの内部に組み込み、付勢バネの付勢力によって最適な締付け力で再現性よくカフが被測定部位に装着されるように構成するとともに、使用者の操作に連動してカーラを含むカフの径方向の大きさが可変となるようにし、これによりワンタッチ動作でのカフの着脱を可能にしている。
また、特開2007−75294号公報(特許文献4)や国際公開第03/101290号パンフレット(特許文献5)には、付勢バネおよび巻取りローラからなる巻取り装置をカフの内部に組み込み、空気袋が取り付けられた帯状のベルト部材の一端をこの巻取り装置にて巻き取ることにより、付勢バネの付勢力によって最適な締付け力で再現性よくカフが被測定部位に装着されるように構成されたカフが開示されている。
特開昭61−238229号公報 特開2002−209858号公報 特開2006−68318号公報 特開2007−75294号公報 国際公開第03/101290号パンフレット
しかしながら、上記特許文献4および5に開示のカフにあっては、非装着状態においてカフが非環状の形態を有しているため、カフを被測定部位に環状に巻き回した状態においてこれを被測定部位に固定することが必要であり、帯状のベルト部材の一端と他端とに係合のための係合部が設けられた構成となっている。このような構成のカフとした場合には、装着に際して帯状のベルト部材を被測定部位に宛がった状態を維持しつつ上記係合部を係合させる作業が必要であり、片手での操作が困難となって両手での操作が強いられることなる。したがって、被験者自らがカフを一方の腕に巻き付けることが必要となる家庭用の血圧計において上述のカフの構成を採用した場合には、そもそもカフの装着が1人では容易には行なえないという問題が生じてしまう。
一方、上記特許文献3に開示のカフにおいては、非装着状態においてカフが環状の形態を有しているため、その中空開口部に被測定部位を挿入することで片手でのワンタッチ動作でのカフの着脱が可能にはなるものの、装置構成の都合上、カーラを含むカフの径方向の大きさを制限なく可変に構成することができず、適用が可能な被測定部位の周長に制限が生じてしまう問題があった。
したがって、本発明は、上述の問題点を解決すべくなされたものであり、生体の被測定部位に対する装着が容易に行なうことができるとともに、適用が可能な被測定部位の周囲長に制限が生じない血圧情報測定装置用カフおよびこれを備えた血圧情報測定装置を提供することを目的とする。
本発明に基づく血圧情報測定装置用カフは、血圧情報の測定のために生体の被測定部位に装着されて使用されるものであって、カフ本体部と、把手部と、切替え操作部とを備える。上記カフ本体部は、被測定部位を軸方向から挿入可能な環状の形態を有し、測定の際に被測定部位に装着される。上記把手部は、上記カフ本体部の外周面上に設けられる。上記カフ本体部は、生体を圧迫するための流体袋と、上記流体袋の外側に巻き回された締付けベルトと、上記締付けベルトの巻き回し長さを可変に調節する巻き回し長さ調節機構とを含む。上記巻き回し長さ調節機構は、上記締付けベルトの巻き回し長さが短くなる方向に上記締付けベルトを引っ張り付勢する付勢手段と、上記締付けベルトの巻き回し長さが長くなることを制限する第1制限手段と、上記締付けベルトの巻き回し長さが短くなることを制限する第2制限手段とを有する。上記切替え操作部は、上記第2制限手段による制限が解除されるとともに上記第1制限手段による制限が加えられ、これにより上記締付けベルトが上記付勢手段によって引っ張られてその巻き回し長さが短くなる方向にのみ上記締付けベルトの巻き回し長さが可変に調節される第1の状態と、上記第1制限手段による制限が解除されるとともに上記第2制限手段による制限が加えられ、これにより上記締付けベルトの巻き回し長さが長くなる方向にのみ上記締付けベルトの巻き回し長さが可変に調節可能となる第2の状態のいずれの状態を上記巻き回し長さ調節機構が採るかを選択的に切り替えるためのものである。上記切替え操作部は、上記把手部あるいは上記把手部近傍の上記カフ本体部に設けられる。
上記本発明に基づく血圧情報測定装置用カフにあっては、上記切替え操作部が押し釦によって構成されていることが好ましい。また、その場合に、上記巻き回し長さ調節機構は、上記押し釦の押下に連動して上記第2の状態を採り、上記押し釦の押下の解除に連動して上記第1の状態を採るように構成されていることが好ましい。
上記本発明に基づく血圧情報測定装置用カフにあっては、上記巻き回し長さ調節機構が上記締付けベルトを巻き取りおよび送り出し可能な巻取りローラを含んでいることが好ましい。また、その場合に、上記付勢手段は、上記巻取りローラに取り付けられたバネにて構成されていることが好ましい。また、その場合に、上記第1制限手段および上記第2制限手段のそれぞれは、上記巻取りローラに付設されたワンウェイクラッチにて構成されていることが好ましい。
上記本発明に基づく血圧情報測定装置用カフは、好ましくは、上記流体袋の外側でかつ上記締付けベルトの内側に上記カフ本体部の径方向に弾性変形可能な可撓性の湾曲弾性板をさらに備える。
本発明に基づく血圧情報測定装置は、上述の本発明に基づく血圧情報測定装置用カフと、上記流体袋を膨縮させる膨縮機構と、血圧情報を取得する血圧情報取得部とを備える。
本発明によれば、生体の被測定部位に対する装着が容易に行なうことができるとともに、適用が可能な被測定部位の周囲長に制限が生じない血圧情報測定装置用カフおよびこれを備えた血圧情報測定装置とすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して詳細に説明する。なお、以下に示す実施の形態においては、血圧情報測定装置用カフおよびこれを備えた血圧情報測定装置として、上腕に巻き付けられて使用されることが企図された血圧計用カフおよびこれを備えた血圧計を例示して説明を行なう。
図1は、本発明の実施の形態における血圧計の外観構造を示す斜視図であり、図2は、図1に示す血圧計の機能ブロックの構成を示す図である。まず、これら図1および図2を参照して、本実施の形態における血圧計の外観構造および構成について説明する。
図1に示すように、本実施の形態における血圧計1は、本体10と、カフ20と、エア管90とを備えている。本体10は、箱状の筐体を有しており、その上面に表示部14および操作部16が設けられている。本体10は、測定時においてテーブル等の載置面に載置されて使用される。カフ20は、上腕を軸方向から挿入可能な中空開口部を含む筒状のカフ本体部30と、このカフ本体部30の外周面上に設けられた把手部40とを有している。カフ20は、測定時において上腕に装着されて使用される。エア管90は、分離して構成された本体10とカフ20とを接続している。
図2に示すように、本体10は、上述した表示部14および操作部16に加え、制御部11と、メモリ部12と、電源部18と、加圧ポンプ71と、排気弁72と、圧力センサ73と、加圧ポンプ駆動回路74と、排気弁駆動回路75と、発振回路76とを有している。一方、カフ20は、流体袋としての空気袋35を主として有している。加圧ポンプ71、排気弁72および圧力センサ73は、血圧計に具備されるエア系コンポーネント70に相当し、特に加圧ポンプ71および排気弁72は、空気袋35を膨張および収縮させるための膨縮機構に相当する。
空気袋35は、装着状態において上腕を圧迫するための流体袋であり、その内部に内腔としての膨縮空間を有している。空気袋35は、上述したエア管90を介して上述したエア系コンポーネント70である加圧ポンプ71、排気弁72および圧力センサ73のそれぞれに接続されている。
制御部11は、たとえばCPU(Central Processing Unit)にて構成され、血圧計1の全体を制御するための手段である。メモリ部12は、たとえばROM(Read-Only Memory)やRAM(Random-Access Memory)にて構成され、血圧値測定のための処理手順を制御部11等に実行させるためのプログラムを記憶したり、測定結果等を記憶したりするための手段である。表示部14は、たとえばLCD(Liquid Crystal Display)にて構成され、測定結果等を表示するための手段である。操作部16は、被験者等による操作を受付けてこの外部からの命令を制御部11や電源部18に入力するための手段である。電源部18は、制御部11に電源としての電力を供給するための手段である。
制御部11は、加圧ポンプ71および排気弁72を駆動するための制御信号を加圧ポンプ駆動回路74および排気弁駆動回路75にそれぞれ入力したり、測定結果としての血圧値をメモリ部12や表示部14に入力したりする。また、制御部11は、圧力センサ73によって検出された圧力値に基づいて被験者の血圧値を取得する血圧情報取得部(不図示)を含んでおり、この血圧情報測定部によって取得された血圧値が、測定結果として上述したメモリ部12や表示部14に入力される。なお、血圧計1は、測定結果としての血圧値を外部の機器(たとえばPC(Personal Computer)やプリンタ等)に出力する出力部を別途有していてもよい。出力部としては、たとえばシリアル通信回線や各種の記録媒体への書き込み装置等が利用可能である。
加圧ポンプ駆動回路74は、制御部11から入力された制御信号に基づいて加圧ポンプ71の動作を制御する。排気弁駆動回路75は、制御部11から入力された制御信号に基づいて排気弁72の開閉動作を制御する。加圧ポンプ71は、空気袋35の内腔に空気を供給することにより空気袋35の内部の圧力(以下、「カフ圧」とも称する)を加圧するためのものであり、その動作が上述した加圧ポンプ駆動回路74によって制御される。排気弁72は、空気袋35の内部の圧力を維持したり、空気袋35の内腔を外部に開放してカフ圧を減圧したりするためのものであり、その動作が上述した排気弁駆動回路75によって制御される。圧力センサ73は、空気袋35の内部の圧力に応じた出力信号を発振回路76に入力する。発振回路76は、圧力センサ73から入力された信号に応じた発振周波数の信号を生成し、生成した信号を制御部11に入力する。
図3は、本実施の形態における血圧計の血圧値の測定処理の流れを示すフローチャートである。次に、この図3を参照して、本実施の形態における血圧計の血圧値の測定処理の流れについて説明する。なお、このフローチャートに従うプログラムは、メモリ部12に予め記憶されており、制御部11がメモリ部12からこのプログラムを読み出して実行することにより、その処理が実行されるものである。
血圧値を測定する際には、被験者は予めカフ20を上腕に装着し、この状態において本体10に設けられた操作部16を操作して血圧計1の電源をオンにする。これにより、電源部18から制御部11に対して電源としての電力が供給されて制御部11が駆動する。図3に示すように、制御部11は、その駆動後において、まず血圧計1の初期化を行なう(ステップS101)。
次に、制御部11は、被験者の測定開始の指示を待ち、被験者が測定開始の指示を操作部16を操作することによって与えた場合に、排気弁72を閉塞させるとともに加圧ポンプ71の駆動を開始し、空気袋35のカフ圧を徐々に上昇させる(ステップS102)。この空気袋35を徐々に加圧する過程において、血圧値測定のための所定レベルにまでカフ圧が達すると、制御部11は、加圧ポンプ71を停止し、次いで閉じていた排気弁72を徐々に開放させて空気袋35内の空気を徐々に排気し、カフ圧を徐々に減圧させる(ステップS103)。本実施の形態における血圧計1においては、このカフ圧の微速減圧過程において血圧値を測定する。
次に、制御部11は、公知の手順で収縮期血圧値および拡張期血圧値等の血圧値を算出する(ステップS104)。具体的には、制御部11は、空気袋35のカフ圧が徐々に減圧する過程において発振回路76から得られる発振周波数に基づき脈波情報を抽出する。そして、制御部11は、抽出された脈波情報に基づいて血圧値を算出する。ステップS104において血圧値が算出されると、制御部11は、測定結果としての血圧値を表示部14に表示する(ステップS105)とともに、当該血圧値をメモリ部12に格納する。
その後、制御部11は、空気袋35を開放して空気袋35内の空気を完全に排気し(ステップS106)、被験者の電源オフの指令を待ってその動作を終了する。なお、以上において説明した測定方式は、空気袋35の減圧時に脈波を検出するいわゆる減圧測定方式に基づいたものであるが、空気袋35の加圧時に脈波を検出するいわゆる加圧測定方式を採用することも当然に可能である。
図4ないし図7は、本発明の実施の形態における血圧計用カフの詳細な構造を示す図であり、図4および図5は、カフ本体部が縮径した状態を示す斜視図および断面図、図6および図7は、カフ本体部が拡径した状態を示す斜視図および断面図である。また、図8および図9は、本発明の実施の形態における血圧計用カフに設けられた巻き回し長さ調節機構の構成およびその動作を説明するための図であり、図8は、巻き回し長さ調節機構が縮径動作を採った状態を示す概略斜視図、図9は、巻き回し長さ調節機構が拡径可能状態にある場合の概略斜視図である。次に、これら図4ないし図9を参照して、本実施の形態における血圧計用カフの構造および動作について詳説する。
図4ないし図7に示すように、本実施の形態におけるカフ20は、上腕に装着される筒状のカフ本体部30と、このカフ本体部30の外周面上に設けられた把手部40とを有している。把手部40は、カフ本体部30に取り付けられる部分である基部41と、装着に際して手で把持するための部分である把手42とを含んでいる。カフ本体部30は、上腕が軸方向から挿入可能となるように筒状に形成されており、把手部40は、筒状に形成されたカフ本体部30の軸方向と平行な方向に把手42が延在するようにカフ本体部30に固定されている。カフ本体部30の外周面上の位置でかつ把手部40の基部41の内部には、巻き回し長さ調節機構50が配設されている。基部41の側面の所定位置には、後述する締付けベルト31が挿通する挿通口41aが設けられている。また、把手部40の外表面の所定位置には、後述する切替え操作部としての押し釦44が設けられている。
カフ本体部30は、環状に巻き回された締付けベルト31と、外装カバー33と、湾曲弾性板としてのカーラ34と、空気袋35とを主として備えている。外装カバー33は、締付けベルト31の所定位置の内周面上に取り付けられており、カーラ34および空気袋35は、この外装カバー33に内包されている。なお、上述した把手部40は、外装カバー33の外周面上の所定位置に取り付けられている。
締付けベルト31は、実質的に周方向に伸縮性を有しない布等からなる帯状の部材にて構成されており、周方向に一端部31aおよび他端部31bを有している。締付けベルト31の他端部31b寄りの部分は、締付けベルト31の一端部31a寄りの部分の外周側に重ね合わされており、さらに締付けベルト31の他端部31bは、上述した把手部40に設けられた挿通口41aを介して把手部40の基部41内に収容され、当該基部41内に配設された巻取りローラ52(図8および図9参照)に固定されている。これにより、カフ本体部30は、その軸方向から上腕が挿入可能な中空開口部を有する環状の形態に構成されている。
締付けベルト31は、上述した把手部40内に設けられた巻き回し長さ調節機構50によってその周方向の長さが可変に調節される。図4および図5に示すように締付けベルト31の周方向の長さが短くされた状態においては、カフ本体部30が縮径状態(径が小さくされた状態)をとることになり、図6および図7に示すように締付けベルト31の周方向の長さが長くされた状態においては、カフ本体部30が拡径状態(径が大きくされた状態)をとることになる。
外装カバー33は、たとえば伸縮性のある低摩擦材料かなる布等の部材にて構成されており、上述した締付けベルト31の内周面上に取り付けられている。より詳細には、外装カバー33の外周面が締付けベルト31の内周面に接着または溶着等によって接合されることにより、外装カバー33が締付けベルト31に固定されている。
外装カバー33に内包されたカーラ34は、たとえばポリプロピレン等の樹脂材料を原料として射出成形によって形成された可撓性の部材からなる。より詳細には、カーラ34は、周方向の所定位置に軸方向に沿った切れ目34aを有する環状の湾曲弾性板にて構成されており、軸方向と直交する平面に沿って切断した場合にその形状がC字状またはU字状となっている。カーラ34は、自身の環状形態を保持するとともに、径方向に弾性変形可能に構成されている。したがって、カーラ34は、上述した拡径状態においてその径が大きく広がった状態をとることになり、反対に上述した縮径状態においてその径が小さく狭まった状態をとることになる。なお、カフ本体部30が拡径状態をとった場合には、カーラ34の弾性力によってカフ本体部30が大きく広がることになるため、カフ本体部30の中空開口部内に上腕を抜き差しすることが容易となる。
空気袋35は、膨縮可能な袋状の部材からなり、たとえば2枚の樹脂フィルムを重ね合わせてその周縁を溶着することによって形成されている。空気袋35の内腔は、図示しないニップルを介してエア管90に接続されている。空気袋35の内腔は、測定時において本体10に設けられた加圧ポンプ71および排気弁72によって加減圧され、これによって空気袋35が膨張または収縮する。
図8および図9に示すように、巻き回し長さ調節機構50は、シャフト51、巻取りローラ52、第1ストッパ56、スライダ60および第2ストッパ65を主として備えている。これら構成要素を含む巻き回し長さ調節機構50は、上述したようにカフ本体部30のカーラ34の外周面上でかつ把手部40の基部41中に配設されている。巻き回し長さ調節機構50は、上述した締付けベルト31の巻き回し長さを可変に調節するものである。
シャフト51は、図示しない軸支部によって回転可能に軸支されており、その軸方向がカフ本体部30の軸方向と合致するように配設されている。このシャフト51には、付勢手段としての付勢バネ53が外挿されている。付勢バネ53は、コイルバネからなり、その一端が把手部40の基部41に固定されており、他端がシャフト51に固定されている。また、この付勢バネ53が外挿されたシャフト51には、さらに巻取りローラ52が外挿されて固定されている。巻取りローラ52は、筒状の形状を有する部材からなり、その所定位置に上述した締付けベルト31の他端部31b(図5および図7参照)が固定されている。
巻取りローラ53の軸方向の両端部外側には、第1クラッチ板54A,54Bが配設されており、これら第1クラッチ板54A,54Bは、いずれもシャフト51に固定されている。第1クラッチ板54A,54Bは円盤状の部材からなり、その外周面にそれぞれ楔状の歯が周方向に沿って連設されている。また、第1クラッチ板54Aのさらに外側には、第2クラッチ板55が配設されており、この第2クラッチ板55もシャフト51に固定されている。第2クラッチ板55も円盤状の部材からなり、その外周面に楔状の歯が周方向に沿って連設されている。なお、第1クラッチ板54A,54Bと第2クラッチ板55とは、それぞれの楔状の歯が向く方向がシャフト51の周方向において反対向きとなるように構成されている。
以上により、シャフト51に固定された巻取りローラ52、第1クラッチ板54A,54Bおよび第2クラッチ板55は、いずれもシャフト51の回転に従動して回転することになる。また、上述した付勢バネ53は、締付けベルト31が巻取りローラ52によって巻き取られる方向に常時付勢されるように、圧縮した状態で巻取りローラ52内に組付けられており、その結果、締付けベルト31には、常にその巻き回し長さが短くなる方向に付勢バネ53の付勢力が働くことになる。
一方、第1ストッパ56は、上述した巻取りローラ52の側方に配置されており、カフ本体部30の軸方向と合致する方向に延びる回動軸部56aを有している。第1ストッパ56の回動軸部56aは、図示しない軸支部によって回動可能に軸支されており、これにより第1ストッパ56は、当該回動軸部56aを軸に回動可能である。第1ストッパ56の所定位置には、上述した第1クラッチ板54A,54Bに設けられた歯と歯合可能な第1クラッチ爪57A,57Bが設けられている。この第1クラッチ爪57A,57Bは、上述した第1クラッチ板54A,54Bの歯に歯合することにより、第1クラッチ板54A,54Bの所定方向への回転を制限するためのものである。なお、第1ストッパは、図示しないバネによって巻取りローラ52側に向けて常時付勢された状態にある。
第1ストッパ56は、さらに係合部58および係合突部59を有している。係合部58は、第1ストッパ56の下面の所定位置から下方に向かって突出して設けられたピン状の部位からなり、後述する第2ストッパ65を押し下げるためのものである。また、係合突部59は、第1ストッパ56の上面の所定位置から上方に向かって突出して設けられた柱状の部位からなり、後述するスライダ60と係合している。
また、スライダ60は、第1ストッパ56の上方に配置されており、カフ本体部30の軸方向に沿う方向にスライド移動可能に構成されている。スライダ60の所定位置には、上述した第1ストッパ56の係合突部59に係合する係合穴部62が設けられている。この係合穴部62の側面には、係合突部59が乗り上げ可能な段差部62aが設けられている。また、スライダ60は、その長手方向の一方の端部に上述した把手部40に設けられた押し釦44に当接する当接面61を有している。なお、スライダ60には、バネ64が取り付けられており、スライダ60は、当該バネ64の付勢力によって押し釦44が位置する側に向けて常時付勢された状態にある。
また、第2ストッパ65は、第1ストッパの下方でかつ上述した第2クラッチ板55の側方に配置されている。第2ストッパ65は、第1ストッパ56の回動軸部56aに掛合する引っ掛け部65aと、上述した第2クラッチ板55に設けられた歯と歯合可能な第2クラッチ爪66とを有している。引っ掛け部65aは、第1ストッパ56の回動軸部56a周りに第2ストッパ65が回動するようにするための部位であり、第2クラッチ爪66は、上述した第2クラッチ板55の歯に歯合することにより、第2クラッチ板55の所定方向への回転を制限するためのものである。なお、第2ストッパ65には、バネ67が取り付けられており、第2ストッパ65は、当該バネ67の付勢力によって所定の方向に向けて常時付勢された状態にある。
以上において説明した巻き回し長さ調節機構50においては、シャフト51に固定された第1クラッチ板54A,54Bおよび第1ストッパ56に設けられた第1クラッチ爪57A,57Bによって第1制限手段としてのワンウェイクラッチが構成されており、シャフト51に固定された第2クラッチ板55および第2ストッパ65に設けられた第2クラッチ爪66によって第2制限手段としてのワンウェイクラッチが構成されている。
第1制限手段としてのワンウェイクラッチは、その第1クラッチ爪57A,57Bが第1クラッチ板54A,54Bにそれぞれ噛み合った状態においてシャフト51の回転方向を特定の一方向(以下、第1の方向と称する)のみに制限し、噛み合っていない状態においてシャフト51の回転に何ら制限を加えない。一方、第2制限手段としてのワンウェイクラッチは、その第2クラッチ爪66が第2クラッチ板55に噛み合った状態においてシャフト51の回転方向を特定の一方向(以下、第2の方向と称する)のみに制限し、噛み合っていない状態においてシャフト51の回転方向に何ら制限を加えない。ここで、第1制限手段としてのワンウェイクラッチによって制限されるシャフト51の回転方向と、第2制限手段としてのワンウェイクラッチによって制限されるはシャフト51の回転方向とは逆方向であるため、上述した第1の方向と第2の方向とも逆方向となる。
また、上述した巻き回し長さ調節機構50においては、第1制限手段としてのワンウェイクラッチと第2制限手段としてのワンウェイクラッチが同時に噛み合い状態を採らないように構成されており、常時いずれか一方のみが噛み合った状態となるように構成されている。ここで、第1制限手段としてのワンウェイクラッチが噛み合い、第2制限手段としてのワンウェイクラッチが噛み合っていない状態を「第1の状態」と称し、第2制限手段としてのワンウェイクラッチが噛み合い、第1制限手段としてのワンウェイクラッチが噛み合っていない状態を「第2の状態」と称する。これら、「第1の状態」および「第2の状態」は、上述した把手部40に設けられた切替え操作部としての押し釦44の動作に連動して切り替わる。以下にその仕組みについて詳説する。
図8は、上述した第1の状態にある場合の巻き回し長さ調節機構50の状態を示している。図8に示す第1の状態においては、切替え操作部としての押し釦44が押下されていない状態にあり、スライダ60はバネ64によって付勢されて押し釦44側に位置した状態にある。この状態においては、スライダ60の係合穴部62に係合する第1ストッパ56の係合突部59が段差部62aを乗り上げた状態にはなく、よって図示しないバネによって第1ストッパ56が付勢されて第1クラッチ爪57A,57Bが第1クラッチ板54A,54Bの歯に歯合した状態にある。また、当該状態においては、第1ストッパ56に設けられた係合部58によって第2ストッパ65がバネ67の付勢力に抗して押し下げられた状態にあり、第2クラッチ爪66が第2クラッチ板55の歯に歯合していない状態にある。当該状態においては、付勢バネ53の付勢力により巻取りローラ52が図中矢印R1方向に回転し、締付けベルト31が図中矢印A方向に付勢されて巻き取られることになる。したがって、締付けベルト31は、その巻き回し長さが短くなる方向にのみ可変に調節されることになる。
図9は、上述した第2の状態にある場合の巻き回し長さ調節機構50の状態を示している。図9に示す第2の状態においては、切替え操作部としての押し釦44が押下された状態にあり、スライダ60はバネ64の付勢力に抗して図中矢印C1方向に押し下げられた状態ある。この状態においては、スライダ60の係合穴部62に係合する第1ストッパ56の係合突部59が段差部62aを乗り上げた状態となり、よって図示しないバネの付勢力に抗して第1ストッパが図中矢印C2方向に回動し、第1クラッチ爪57A,57Bの第1クラッチ板54A,54Bの歯に対する歯合が解除された状態となる。また、当該状態においては、第1ストッパ56に設けられた係合部58によって第2ストッパ65の押し下げが解除され、バネ67の付勢力によって第2ストッパ65が図中矢印C3方向に回動し、第2クラッチ爪66が第2クラッチ板55の歯に歯合することになる。当該状態においては、付勢バネ53の付勢力に抗して巻取りローラ52の回転が防止された状態にあり、締付けベルト31を巻取りローラ52から引き出す方向に力が加わった場合にのみ巻取りローラ52が図中矢印R2方向に回転し、締付けベルト31が図中矢印B方向に引き出し可能になる。したがって、締付けベルト31は、その巻き回し長さが長くなる方向にのみ可変に調節可能な状態となる。
以上において説明したように、本実施の形態におけるカフ20においては、切替え操作部としての押し釦44を操作することにより、上述した、締付けベルト31の巻き回し長さが短くなる方向にのみ締付けベルト31の巻き回し長さが可変に調節される第1の状態と、締付けベルト31の巻き回し長さが長くなる方向にのみ締付けベルト31の巻き回し長さが可変に調節可能になる第2の状態とに切り替えが可能である。したがって、以下に示す装着手順が実現可能となる。
図10は、本実施の形態における血圧計用カフの装着手順を説明するための図であり、図11は、本実施の形態における血圧計用カフを上腕に装着した状態を示す模式断面図である。次に、これら図10および図11を参照して、本実施の形態における血圧計用カフの装着手順および装着後の状態について説明する。なお、図10においては、カフ20を左腕の上腕に装着する場合を想定している。
図10に示すように、カフ20の装着に際しては、まずカフ20の把手42を右手100で把持し、この状態で親指101で押し釦44を押下する。そして、この押し釦44の押下状態を維持しつつ、左手で締付けベルト31を挿通口41aから引き出し、カフ20を拡径状態にする。なお、この状態において締付け長さ調節機構50は、上述の第2の状態を採っているため、締付けベルト31の巻き回し長さは、巻取りローラ52から送り出された分だけ長くなり、またその巻き回し長さが維持されることになる。
次に、押し釦44の押下状態を維持しつつ、カフ本体部30の中空開口部に左手200を図中矢印D方向に向かって挿入する。そして、カフ本体部30を左手200の上腕に宛がい、押し釦44を押下している右手100の親指101を押し釦44から離すことにより、押し釦44の押下の解除を行なう。この状態において、締付け長さ調節機構50は、上述した第2の状態から第1の状態へと切り替えられることになり、これにより締付けベルト31は付勢バネ53の作用によって巻取りローラ52によって巻き取られ、その巻き回し長さが短くなる。以上により、図11に示すように、締付けベルト31の巻き回し長さが短くなる方向にのみ締付けベルト31の巻き回し長さが自動的に調節され、左手200の上腕202にカフ本体部30が適切な締付け力にて巻き回し装着されることになる。
なお、血圧値の測定後にカフ20を左手200の上腕202から取り外す場合には、上述したカフ20の装着の際の初期操作と近似の操作を行なえばよい。すなわち、カフ20の把手42を右手100で把持し、この状態で親指101で押し釦44を押下し、次いで、この押し釦44の押下状態を維持しつつ、上腕202と把手42を把持した右手100とが遠ざかるように上腕202または/および右手100を移動させる。これにより、締付けベルト31が挿通口41aから引き出されることになり、カフ20が拡径状態を採ることになる。その際、押し釦44の押下状態を維持していれば上記拡径状態が維持されるため、カフ本体部30から左手200を抜き出すことでカフ20の取り外しが行なえることになる。なお、カフ20の取り外し後に押し釦44の押下を解除すれば、カフ20は縮径状態を採ることになり、カフ20を小型にコンパクトにすることができる。
以上において説明した本実施の形態における血圧計用カフ20およびこれを備えた血圧計1にあっては、巻き回し長さ調節機構50を構成する各種構成要素が互いに連動して動作することにより、押し釦44の押下に連動して締付けベルト31の巻き回し長さが可変に調節されるように構成されている。そして、上述した第1の状態と第2の状態との切替えを行なうための押し釦44が、装着の際に手で把持するための部位である把手部40に設けられているため、カフ本体部30を装着する手とは異なる方の手で把手42の把持と押し釦44の操作とを同時に行なうことができる。したがって、上記構成を採用することにより、ワンタッチ動作でカフ20を上腕に装着することが可能な血圧計用カフおよびこれを備えた血圧計とできる。
また、ワンタッチ動作でカフの装着が行なえるようになるため、比較的力の弱い高齢者や女性等であっても容易にカフ20を装着することが可能となり、非常に取扱い性に優れた血圧計用カフおよびこれを備えた血圧計とできる。また、装着が容易に行なえるため、上腕の適切な位置にカフ本体部30を位置決めして装着させることが比較的簡単に行なえることにもなり、装着位置ずれによる測定誤差の発生が減少し、正確な血圧値の測定が可能になる。さらには、装着時においてもカーラ34によって適度な押圧力にて空気袋35が上腕に対して押し付けられるため、正確な血圧値を再現性よく測定することができる。
また、本実施の形態における血圧計用カフ20およびこれを備えた血圧計1にあっては、締付けベルト31の長さを十分に長くしておくことにより、上述した第2の状態において締付けベルト31を巻取りローラ52から必要な分だけ引き出すことで締付けベルト31の巻き回し長さを必要なだけ長くすることができる。そのため、上腕の周囲長が長い被験者から上腕の周囲長が短い被験者までどのような被験者に対しても適用が可能な血圧計用カフおよびこれを備えた血圧計とすることができる。
なお、以上において説明した本発明の実施の形態においては、切替え操作部を押し釦にて構成した場合を例示して説明を行なったが、押し釦に代えてスライド式の釦やダイヤル式の釦とすることも可能であるし、釦ではなくレバーとすることも可能である。また、上述した本発明の実施の形態においては、切替え操作部である押し釦を、把手部の親指で操作できる位置に設けた場合を例示して説明を行なったが、当該切替え操作部が設けられる位置はこの位置に限定されるものではなく、把手部の他の位置に設けることとしてもよいし、把手部近傍のカフ本体部に設けることとしてもよい。いずれにせよ、把手部を把持した状態において、把手部を把持した方の手で操作可能な位置であれば、どのような位置に切替え操作部が設けられていてもよい。
また、上述した本発明の実施の形態においては、外装カバー内に湾曲弾性板としてのカーラを内包させた場合を例示して説明を行なったが、必ずしもカーラが具備されている必要はなく、外装カバー内に空気袋のみが収容された構成とすることも可能である。また、上述の本発明の実施の形態においては、本発明を上腕式の血圧計およびこれに具備される血圧計用カフに適用した場合を例示したが、本発明は手首式の血圧計およびこれに具備される血圧計用カフや足首式の血圧計およびこれに具備される血圧計用カフ等にも当然に適用が可能である。
また、上述した本発明の実施の形態においては、収縮期血圧値および拡張期血圧値が測定可能な血圧計に本発明を適用した場合を例示して説明を行なったが、収縮期血圧値および拡張期血圧値以外の他の血圧情報(たとえば、平均血圧値、脈波、脈拍、AI(Augmentation Index)値等)が測定可能な血圧情報測定装置に本発明を適用することも可能である。
このように、今回開示した上記実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではない。本発明の技術的範囲は特許請求の範囲によって画定され、また特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
本発明の実施の形態における血圧計の外観構造を示す斜視図である。 本発明の実施の形態における血圧計の機能ブロックの構成を示す図である。 本発明の実施の形態における血圧計の血圧値の測定処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における血圧計用カフのカフ本体部が縮径した状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態における血圧計用カフのカフ本体部が縮径した状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態における血圧計用カフのカフ本体部が拡径した状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態における血圧計用カフのカフ本体部が拡径した状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態における血圧計用カフの巻き回し長さ調節機構が縮径動作を採った状態を示す概略斜視図である。 本発明の実施の形態における血圧計用カフの巻き回し長さ調節機構が拡径可能状態にある場合の概略斜視図である。 本発明の実施の形態における血圧計用カフの装着手順を説明するための図である。 本実施の形態における血圧計用カフを上腕に装着した状態を示す模式断面図である。
符号の説明
1 血圧計、10 本体、11 制御部、12 メモリ部、14 表示部、16 操作部、18 電源部、20 カフ、30 カフ本体部、31 締付けベルト、31a 一端部、31b 他端部、33 外装カバー、34 カーラ、34a 切れ目、35 空気袋、40 把手部、41 基部、41a 挿通口、42 把手、44 押し釦、50 巻き回し長さ調節機構、51 シャフト、52 巻取りローラ、53 付勢バネ、54A,54B 第1クラッチ板、55 第2クラッチ板、56 第1ストッパ、56a 回動軸部、57A,57B 第1クラッチ爪、58 係合部、59 係合突部、60 スライダ、61 当接面、62 係合穴部、62a 段差部、64 バネ、65 第2ストッパ、65a 引っ掛け部、66 第2クラッチ爪、67 バネ、70 エア系コンポーネント、71 加圧ポンプ、72 排気弁、73 圧力センサ、74 加圧ポンプ駆動回路、75 排気弁駆動回路、76 発振回路、90 エア管、100 右手、101 親指、200 左手。

Claims (8)

  1. 血圧情報の測定のために生体の被測定部位に装着されて使用される血圧情報測定装置用カフであって、
    被測定部位を軸方向から挿入可能な環状の形態を有し、測定の際に被測定部位に装着されるカフ本体部と、
    前記カフ本体部の外周面上に設けられた把手部とを備え、
    前記カフ本体部は、生体を圧迫するための流体袋と、前記流体袋の外側に巻き回された締付けベルトと、前記締付けベルトの巻き回し長さを可変に調節する巻き回し長さ調節機構とを含み、
    前記巻き回し長さ調節機構は、前記締付けベルトの巻き回し長さが短くなる方向に前記締付けベルトを引っ張り付勢する付勢手段と、前記締付けベルトの巻き回し長さが長くなることを制限する第1制限手段と、前記締付けベルトの巻き回し長さが短くなることを制限する第2制限手段とを有し、
    前記第2制限手段による制限が解除されるとともに前記第1制限手段による制限が加えられ、これにより前記締付けベルトが前記付勢手段によって引っ張られてその巻き回し長さが短くなる方向にのみ前記締付けベルトの巻き回し長さが可変に調節される第1の状態と、前記第1制限手段による制限が解除されるとともに前記第2制限手段による制限が加えられ、これにより前記締付けベルトの巻き回し長さが長くなる方向にのみ前記締付けベルトの巻き回し長さが可変に調節可能となる第2の状態のいずれの状態を前記巻き回し長さ調節機構が採るかを選択的に切り替えるための切替え操作部をさらに備え、
    前記切替え操作部が、前記把手部あるいは前記把手部近傍の前記カフ本体部に設けられている、血圧情報測定装置用カフ。
  2. 前記切替え操作部は、押し釦によって構成されている、請求項1に記載の血圧情報測定装置用カフ。
  3. 前記巻き回し長さ調節機構は、前記押し釦の押下に連動して前記第2の状態を採り、前記押し釦の押下の解除に連動して前記第1の状態を採る、請求項2に記載の血圧情報測定装置用カフ。
  4. 前記巻き回し長さ調節機構は、前記締付けベルトを巻き取りおよび送り出し可能な巻取りローラを含んでいる、請求項1から3のいずれかに記載の血圧情報測定装置用カフ。
  5. 前記付勢手段は、前記巻取りローラに取付けられたバネからなる、請求項4に記載の血圧情報測定装置用カフ。
  6. 前記第1制限手段および前記第2制限手段のそれぞれは、前記巻取りローラに付設されたワンウェイクラッチからなる、請求項4に記載の血圧情報測定装置用カフ。
  7. 前記流体袋の外側でかつ前記締付けベルトの内側に、前記カフ本体部の径方向に弾性変形可能な可撓性の湾曲弾性板をさらに備えた、請求項1から6のいずれかに記載の血圧情報測定装置用カフ。
  8. 請求項1から7のいずれかに記載の血圧情報測定装置用カフと、
    前記流体袋を膨縮させる膨縮機構と、
    血圧情報を取得する血圧情報取得部とを備えた、血圧情報測定装置。
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