JP3139024U - 健康管理用ベルト - Google Patents

Abstract

【課題】メタボリック症候群に該当する状態か否かを容易に視認できる健康管理用ベルトの提供。
【解決手段】 本考案の健康管理用ベルトは、 自動巻取り機構を内蔵し、自動巻取り機構の操作部を備えた箱状のバックル部と、このバックル部により所定長さで巻出し巻取りと締結が行われるベルト部とよりなり、ベルト部をメジャーとして使用するための目盛り及びメタボリック症候群の状態か否かの確認のための指標が貼付されていることを特徴とする。また、バックル部の適所には、歩数計が取り付けられていることを特徴とする。
【選択図】 図１

Description

本考案は、健康管理用ベルトに関し、特にメタボリック症候群に該当する状態か否か容易に視認できるベルトに関するものである。

従来、理想的な体型に対応して理想的なウェスト寸法等をメジャーの目盛りと併せて設けたダイエット目標メジャー（文献１）や、バックルの位置留めに記しを設けて胴周り寸法が一瞥できるベルト（文献２）が提案されている。
登録実用新案第３０４２７８３号公報 特開２０００−２２６７１１号公報

しかしながら、近年関心が高いメタポリック症候群と胴周り寸法が一瞥できるベルトはいまだ提案されていない。そこで、本考案は、上述の問題点に鑑みなされたもので、メタボリック症候群であるか否かの１つの指標である胴回り寸法がメタボリック症候群に該当する状態か否かを容易に視認できる健康管理用ベルトを提供することを目的としている。

上記目的を達成するために、本考案の健康管理用ベルトは、 自動巻取り機構を内蔵し、自動巻取り機構の操作部を備えた箱状のバックル部と、このバックル部により所定長さで巻出し巻取りと締結が行われるベルト部とよりなり、ベルト部をメジャーとして使用するための目盛り及びメタボリック症候群の状態か否かの確認のための指標が貼付されていることを特徴とする。また、バックル部の適所には、歩数計が取り付けられていることを特徴とする。また、個々人の理想的な体型の、ヒップ（腰回り）・バスト（胸囲）・ヒップの高さ・ウェスト（胴回り）・太ももの太さ・ふくらはぎの太さ・足首の太さ・バストトップの長さ等をそれぞれ一目で判るようにしたことを特徴とする。

上記考案によれば、メタボリック症候群の状態にあるか否かの１つの指標である胴回り寸法がメタボリック症候群の状態に該当するか否かを容易に視認できる。また、歩数計が取り付けられているので、１日あたりの歩数、１週間あたりの歩数を容易に把握できる。

以下、本考案の実施例を説明するが適宜変更可能であり、実施例に限定されるものではない。図１において（ａ）は、本考案の健康管理用ベルトの実施例の斜視外観図である。図１に示す健康管理用ベルト１００は、平たい箱状のバックル部１と、このバックル部１により締結されるベルト部２とより主に構成されている。バックル部１は、まず、従来のベルトにおけるバックルとして機能するものである。即ち、ベルト部２の先端がこのバックル部１に締結される。但し、従来のベルトと異なり、ベルト部２の先端のフック部２１がバックル部１部の右側面と裏面との角部の設けられた係止部１０に係止されるだけである。これは、バックル部１の適所（任意の箇所であるが、裏側に設けることが好ましい）に歩数計の表示部１１が設けられている。

また、バックル部１は、巻き尺等で使用されている自動巻取り機構を内蔵している。この自動巻取り機構についての詳細な図示及び説明は省略するが、ベルト部２が巻かれた心棒と、巻取り時にこの心棒を回転させるスプリングと、スプリングの付勢に逆らってベルト部２を巻出した際にベルト部２を任意の巻出し長さの位置で固定するワンウェイクラッチ機構とから構成されている。そして、ワンウェイクラッチ機構を解除してベルト部２の巻取りを行うための操作部１３が、バックル部１の側面又は前面に設けられている。このような機構を使用をしているため、本実施例の健康管理用ベルト１００はいわばフリーサイズであり、汎用性が高いものとなっている。

ベルト部２は、軟質プラスチックや化学繊維などで形成された帯状のものであり、根元の部分が上記自動巻取り機構の心棒に固定されている。そして、先端には、バックル部１の係止部１０に引っ掛けるためのフック部２１が設けられている。ベルト部２の裏面には、ベルトをメジャーとして使用するための目盛りが１ｍｍ間隔で施されている。また、メタボリック症候群の状態か否かの確認のための指標３が貼付されている。指標３は、男性用には男性のキャラクタ３ａが、女性用には女性用のキャラクタ３ｂが貼付されているが、男女兼用で健康管理用ベルト１００を使用する場合には、両方の指標３ａ，３ａを貼付しておくとよい（図１（ｂ）参照）。また、巻出されるベルト部２の長さは、最長時に例えば１ｍ１０ｃｍ程度であり、最短時即ち、完全に巻取った際にバックル部１から露出している長さが例えば３０ｃｍ程度である。従って、このベルト部２は、１ｍのメジャーとして利用できる。尚、ベルト２の巻き出し長さは、大人用であるか子供用であるか等によって異なってくるのは言うまでもない。

また、健康管理用ベルト１００を一人ひとりが専用で使用する場合、ベルト部２には、使用者自身の身体の、理想的なヒップ（腰回り），バスト（胸囲），ヒップの高さ，太ももの太さ，ふくらはぎの太さ，バストトップの長さ，バストからヒップまでの長さ等の位置が視認できるようにそれぞれの項目に対応する文字，キャラクタ等で指標として貼付けておくと、現状の体形と理想的なそれぞれの長さと容易に比較できる。

この実施例の健康管理用ベルト１００を使用する場合には、ベルト部２を巻き出して先端のフック部をバックル部１の係止部に引っ掛けて装着する。この場合、ベルト部２の先端からちょうどバックル部１の幅の長さを足した位置を零としてベルト部２の目盛りが目盛ってあると、ベルトを装着してベルト部２を裏返して裏面の目盛りを見るだけで、自分のウェストサイズを知ることができる。これは、例えば、洋服店等にズボンを買いに出かけた際に自分のウェストサイズを忘れてしまった場合等に、特に便利である。

実施例の健康管理用ベルトの概観斜視図（ａ）及びベルト部の目盛り部の詳細図（ｂ）である。

符号の説明

１ バックル部、２ ベルト部、３ 指標

Claims (2)

1. 自動巻取り機構を内蔵し、自動巻取り機構の操作部を備えた箱状のバックル部と、このバックル部により所定長さで巻出し巻取りと締結が行われるベルト部とよりなり、前記ベルト部をメジャーとして使用するための目盛り及びメタボリック症候群に該当する状態か否かの確認のための指標が貼付されていることを特徴とする健康管理用ベルト。
2. 前記バックル部の適所には、歩数計が取り付けられていることを特徴とする請求項１に記載の健康管理用ベルト。

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