JP2010045109A - リアクトル集合体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】リアクトル集合体1Aは、巻線21wを巻回してなるコイル(インダクタ部)21と、このコイル21が配置される環状の磁性コア20とを有する平滑用リアクトル(第1のリアクトル)2Aと、巻線31wを巻回してなるコイル(インダクタ部)31と、このコイル31が配置される磁性コア30とを有する共振用リアクトル(第2のリアクトル)3Aとを具える。コイル21を構成する巻線21wの一端部210と、コイル31を構成する巻線31wの一端部310と、端子部材4Aとが一体に接合されている。端子部材4Aを両リアクトル2A,3Aで共通に利用することで、部品点数の削減、端子部材の取り付け作業の削減を実現する。
【選択図】図1
Description
<実施形態1>
図1(A),(B)は、本発明リアクトル集合体の概略斜視図であり、(A)は、コアとコイルとの組合体、(B)は、この組合体がケースに収納された状態を示し、図1(C)は、本発明リアクトル集合体の回路図であり、図2は、本発明リアクトル集合体の分解斜視図である。以下、図中の同一符号は同一名称物を示す。
平滑用リアクトル2Aは、環状の磁性コア20と、磁性コア20のコイル巻回部に配置されるコイル21とを具える。
共振用リアクトル3Aは、E-E型の磁性コア30と、磁性コア30のコイル巻回部(図示せず)に配置されるコイル31とを具える。
平滑用リアクトル2Aを構成する磁性コア20とコイル21との組合体、及び共振用リアクトル3Aを構成する磁性コア30とコイル31との組合体は、アルミニウム製のケース5に収納される。ケース5内には、仕切壁5p(図2)が設けられており、この仕切壁5pにより、平滑用リアクトル2Aの組合体と共振用リアクトル3Aの組合体とがケース5内で隔離される。このケース5内には、絶縁性のポッティング樹脂(図示せず)が充填され、二つの組合体は、巻線21wの両端部210,211、及び巻線31wの両端部310,311を除いてポッティング樹脂に覆われる。なお、絶縁性のポッティング樹脂を用いると、磁性コア20,コイル21,磁性コア30,コイル31の間がこの樹脂により絶縁されるため、上記仕切壁を有していなくてもよい。
平滑用リアクトル2Aのコイル21を形成する巻線の一端部210と、共振用リアクトル3Aのコイル31を形成する巻線の一端部310とが接合され、更に、これら一端部210,310に端子部材4Aが取り付けられる。また、巻線21wの他端部211及び巻線31wの他端部311にはそれぞれ端子部材4B,4Cが取り付けられる。
上記構成を具えるリアクトル集合体は、以下のようにして形成することができる。
上記構成を具えるリアクトル集合体1Aは、2つのリアクトル2A,3Aの巻線の一端部210,310が直接接合されると共に、2つのリアクトル2A,3Aに対して一つの端子部材4Aを共通に利用することで、部品点数を削減することができる(図1(C))。また、上記一端部210,310と端子部材4Aとを同時に接合することで、溶接などの端子部材の取り付け作業を低減することができ、組立作業性に優れる。
図4は、別の本発明リアクトル集合体の概略斜視図であり、コアとコイルとの組合体を示す。この実施形態2に示すリアクトル集合体1Bは、平滑用リアクトル2Aと共振用リアクトル3Aの配置形態が実施形態1と異なり、その他の点は同様の構成である。以下、相違点を中心に説明する。
実施形態1では、平滑用リアクトル2A及び共振用リアクトル3Aの双方がケース5に収納される構成を説明したが、ケース5を省略することができる。この場合、平滑用リアクトル2Aと共振用リアクトル3Aとを一体に樹脂モールドした構成とすると、両リアクトル2A,3Aを一体に取り扱える上に、両リアクトル2A,3Aの機械的保護や絶縁性の向上を図ることができる。また、ケース5を省略することにより、リアクトル集合体を小型にすることができる。或いは、平滑用リアクトルのみをケースに収納した構成や共振用リアクトルのみをケースに収納した構成とすることができる。
実施形態1では、用途の異なる2つのリアクトルを具えるリアクトル集合体を説明したが、同じ用途の複数のリアクトルを具える構成とすることができる。即ち、平滑用リアクトルの巻線の一端部同士を接合した構成としたり、共振用リアクトルの巻線の一端部同士を接合した構成とすることができる。
実施形態1では、共振用リアクトルとして、E-E型の磁性コアを具える構成を説明したが、図5に示すような円筒状の磁性コアと、線状に配置された巻線とを具える形態としてもよい。共振用リアクトル3Bは、筒状の磁性コア30Bと、直線状に配置される巻線31Bとを具える。この磁性コア30Bは、一方の開口部から他方の開口部に貫通した中空部を有する中空円筒状であり、一対の半円筒状(樋状)の半割れ片を組み合わせて円筒状に構成される。磁性コア30Bの大きさ(厚さ、長さ、外径、中空部の内径)は、所望の磁気特性が得られるように適宜選択することができる。一方の半割れ片の接合面にはアルミナ板からなるギャップ材(図示せず)を接合しており、半割れ片間にギャップ材が介在される構成である。
4A,4B,4C 端子部材 4h,6h ボルト孔 5 ケース 5h ボルト穴
5p 仕切壁 6a,6b ステー部材 7 端子台 7b ボルト
20,30,30B 磁性コア 20e 端部コア 20m 磁性体部 21,31 コイル
21w,31w,31B 巻線 210,211,310,311 巻線の端部 21r 巻返し部
22,32 インシュレータ 22f 枠状部 32f フランジ部 33 コアケース
40 接合箇所
100 環状コア 110 コイル 111 巻線 111e 巻線の端部
120 ケース 130 ポッティング樹脂 140a,140b,141a,141b 端子部材
L,Lr リアクトル
Claims (5)
- 巻線からなるインダクタ部と、このインダクタ部が配置される磁性コアとを有する第1のリアクトル及び第2のリアクトルを具え、
前記第1のリアクトルに具えるインダクタ部を形成する巻線の一端部と、前記第2のリアクトルに具えるインダクタ部を形成する巻線の一端部と、これら2つのインダクタ部に電力を供給するための端子部材とが一体に接合されていることを特徴とするリアクトル集合体。 - 前記第1のリアクトルと前記第2のリアクトルとが一体に樹脂モールドされていることを特徴とする請求項1に記載のリアクトル集合体。
- 前記第1のリアクトルと前記第2のリアクトルとが一つのケースに収納されていることを特徴とする請求項2に記載のリアクトル集合体。
- 前記第1のリアクトルは、平滑用リアクトルであり、第2のリアクトルは、共振用リアクトルであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のリアクトル集合体。
- 前記第1のリアクトル及び前記第2のリアクトルに具えるインダクタ部を形成する巻線は、平角線であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のリアクトル集合体。
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