JP2010043014A - 皮膚化粧料組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】日焼け又は加齢に伴う皮膚の染み、弛みを除去すると共に、皮膚の美白と瑞瑞しさを回復させる効果を有する皮膚化粧料組成物の提供。
【解決手段】一般式(1)
Figure 2010043014

(式中、R1〜R4は、水素原子、アルキル基又はフェニル基を示す。)で示される有機ゲルマニウム0.001〜50.0重量%と、ヒアルロン酸0.001〜30.0重量%と、を含有する皮膚化粧料組成物。前記有機ゲルマニウム化合物は、好ましくは、次の式(GeCH2CH2COOH)23で示されるエチルカルボキシゲルマニウムセスキオキシドである。
【選択図】なし

Description

本発明は、日焼け又は加齢に伴う皮膚の染み、弛みを除去すると共に、皮膚の美白と瑞瑞しさを回復させる効果を有する皮膚化粧料組成物に関するものである。
従来においては、次の式
(GeCH2CH2COOH)23
で示されるゲルマニウム含有脂肪酸、或いは、そのアルカリ金属塩、アンモニウム塩、有機アミン塩、又は、アミド誘導体よりなる有機ゲルマニウム化合物を含有する皮膚外用剤が提案されている(特許文献1を参照。)。この皮膚外用剤は、外用軟膏基剤又は皮膚化粧料基剤に0.01〜5重量%、好ましくは、0.1〜1.0重量%の割合で配合されて外用軟膏又は皮膚化粧料とされるが、この外用軟膏によれば、皮膚疾患、特に、色素沈着症の改善に効果を奏し、又、この皮膚化粧料によれば、小じわの改善に効果を奏するものとされている。
しかしながら、前記有機ゲルマニウム化合物0.01〜5重量%を含有する皮膚外用剤は、顔面頸部の皮膚の弛みを改善するものであったが、日焼け又は加齢に伴う皮膚の染みを改善したり、皮膚の美白を回復させる効果に関しては、満足の行くものが得られないという問題があった。
特開2005−281285号公報
本発明は、かかる問題を解決する事を目的としている。
即ち本発明は、日焼け又は加齢に伴う皮膚の染み、弛みを除去すると共に、皮膚の美白と瑞瑞しさを回復させる効果をいっそう向上させた皮膚化粧料組成物を提供することを目的としている。
本発明者らは、次の一般式(1)
Figure 2010043014
(式中、R1〜R4は、水素原子、アルキル基又はフェニル基を示す。)
で示される有機ゲルマニウム化合物を含有する皮膚外用剤の「日焼け又は加齢に伴う皮膚の染みを除去したり、また、皮膚の美白を回復させたりする効果」を向上させる実験を進めているうちに、前記有機ゲルマニウム化合物5.1〜50.0重量%を含有する皮膚外用剤に次の一般式(2)
Figure 2010043014
で示されるヒアルロン酸0.001〜30.0重量%を含有させたところ、日焼け又は加齢に伴う皮膚の染み、弛みを除去すると共に、皮膚の美白と瑞瑞しさを回復させる効果をいっそう向上させた皮膚化粧料組成物を提供することができることを見出して本発明を完成するに至った。
即ち、請求項1に記載された発明は、上記目的を達成するために、次の一般式(1)
Figure 2010043014
(式中、R1〜R4は、水素原子、アルキル基又はフェニル基を示す。)
で示される有機ゲルマニウム0.001〜50.0重量%と、次の一般式(2)
Figure 2010043014
で示されるヒアルロン酸0.001〜30.0重量%と、を含有することを特徴とする皮膚化粧料組成物である。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、前記有機ゲルマニウム化合物が、次の式(GeCH2CH2COOH)23 で示されるエチルカルボキシゲルマニウムセスキオキシドであることを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明は、次の一般式(1)
Figure 2010043014
(式中、R1〜R4は、水素原子、アルキル基又はフェニル基を示す。)
で示される有機ゲルマニウム0.001〜50.0重量%と、次の一般式(2)
Figure 2010043014
で示されるヒアルロン酸0.001〜30.0重量%と、次の一般式(3)
Figure 2010043014
で示される補酵素を0.001〜15.0重量%以上と、を含有することを特徴とする皮膚化粧料組成物である。
請求項4に記載された発明は、請求項3に記載された発明において、前記有機ゲルマニウム化合物が、次の式(GeCH2CH2COOH)23 で示されるエチルカルボキシゲルマニウムセスキオキシドであることを特徴とするものである。
請求項1,2に記載された発明によれば、次の一般式(1)
Figure 2010043014
(式中、R1〜R4は、水素原子、アルキル基又はフェニル基を示す。)
で示される有機ゲルマニウム0.001〜50.0重量%と、次の一般式(2)
Figure 2010043014
で示されるヒアルロン酸0.001〜30.0重量%と、を含有する皮膚化粧料組成物としたので、日焼け又は加齢に伴う皮膚の染み、弛みを除去すると共に、皮膚の美白と瑞瑞しさを回復させる効果をいっそう向上させた皮膚化粧料組成物を提供することができる。
請求項3,4に記載された発明によれば、次の一般式(1)次の一般式(1)
Figure 2010043014
(式中、R1〜R4は、水素原子、アルキル基又はフェニル基を示す。)
で示される有機ゲルマニウム0.001〜50.0重量%と、次の一般式(2)
Figure 2010043014
で示されるヒアルロン酸0.001〜30.0重量%と、次の一般式(3)
Figure 2010043014
で示される補酵素を0.001〜15.0重量%以上と、を含有する皮膚化粧料組成物としたので、日焼け又は加齢に伴う皮膚の染み、弛みを除去すると共に、皮膚の美白と瑞瑞しさを回復させる効果をさらにいっそう向上させた皮膚化粧料組成物を提供することができる。
本発明の皮膚化粧料組成物は、次の一般式(1)
Figure 2010043014
(式中、R1〜R4は、水素原子、アルキル基又はフェニル基を示す。)
で示される有機ゲルマニウム化合物5.1〜50.0重量%と、次の一般式(2)
Figure 2010043014
で示されるヒアルロン酸0.001〜30.0重量%と、を含有している。
前記有機ゲルマニウム化合物は、好ましくは、次の式
(GeCH2CH2COOH)23
で示されるエチルカルボキシゲルマニウムセスキオキシド(以下、「ECGeSO」という。)である。
図1は、後述する実施例1〜5で得た皮膚化粧料組成物(クリーム)の[皮膚の染み、弛みの除去・美白、瑞瑞しさ回復効果試験]の結果に基づいて、「ヒアルロン酸」の添加量を一定(実施例1〜5では2.0重量%)にしたときの該皮膚化粧料組成物におけるECGeSO添加量(%)とスコアとの関係を示すグラフであるが、図1によれば、前記ヒアルロン酸2.0重量%を含有する該皮膚化粧料組成物に、有機ゲルマニウム化合物、即ち、ECGeSO0.01重量%を添加すると、スコアが4に増加し、前記ECGeSO添加量(%)が0.001重量%から5.5重量%に増加すると、スコアが4から5に増加し、前記ECGeSO添加量(%)が6.0重量%から6.5重量%に増加すると、スコアが5,5になり、そして、前記ECGeSO添加量(%)が8.0重量%に増加してもスコアが5であることがわかる。本発明者が実験したところによると、ECGeSO添加量(%)が50.0重量%まで増加しても同じ傾向が続くことが確認できた。
図2は、後述する実施例6〜10で得た皮膚化粧料組成物(クリーム)の[皮膚の染み、弛みの除去・美白、瑞瑞しさ回復効果試験]の結果に基づいて、「ECGeSO」の添加量を一定(実施例6〜10では5.5重量%)にしたときの該皮膚化粧料組成物におけるヒアルロン酸添加量(%)とスコアとの関係を示すグラフであるが、図2によれば、前記ECGeSO 5.5重量%を含有する該皮膚化粧料組成物に、ヒアルロン酸0.001を添加すると、スコアが4に増加し、前記ヒアルロン酸添加量(%)が0.001重量%から2.0重量%に増加すると、スコアが4から5に増加し、ヒアルロン酸添加量(%)が3.0重量%から5.0重量%に増加すると、スコアが5となり、ヒアルロン酸添加量(%)が8.0重量%に増加してもスコアが5であることがわかる。本発明者が実験したところによると、ヒアルロン酸添加量(%)が30.0重量%まで増加してもスコアが5となることが確認できた。
前記図1,2の記載からみると、前記皮膚化粧料組成物にヒアルロン酸とECGeSOとを単独で含んでいるよりも、前記皮膚化粧料組成物にヒアルロン酸及びECGeSOを共に含んでいる(即ち、併用する)ほうが、ヒアルロン酸及びECGeSOの併用効果による、顕著な[皮膚の染み、弛みの除去・美白、瑞瑞しさ回復効果」を奏することがわかる。同様に、表2に示された実施例1〜10のスコアの記載から見ても、ヒアルロン酸及びECGeSOの併用効果による、顕著な[皮膚の染み、弛みの除去・美白、瑞瑞しさ回復効果」を奏することがわかる。かかる効果は、前記皮膚化粧料組成物を具体化したクリームによるものであるが、表2に示された実施例11〜13のスコアの記載からみると、前記皮膚化粧料組成物を具体化したローション、乳液、及び、ファンデーションについても、同様であることがわかる。
また、前記図1,2の記載からみると、前記皮膚化粧料組成物における有機ゲルマニウム化合物は、好ましくは、0.01〜50重量%であり、さらに好ましくは、5〜50重量%であるといえる。さらに、前記皮膚化粧料組成物におけるヒアルロン酸添加量は、好ましくは、0.01〜30重量%有機ゲルマニウムであり、さらに好ましくは、5〜30重量%であるといえる。
したがって、次の一般式(1)
Figure 2010043014
(式中、R1〜R4は、水素原子、アルキル基又はフェニル基を示す。)
で示される有機ゲルマニウム0.001〜50.0重量%と、次の一般式(2)
Figure 2010043014
で示されるヒアルロン酸0.001〜30.0重量%と、を含有する皮膚化粧料組成物とすると、日焼け又は加齢に伴う皮膚の染み、弛みを除去すると共に、皮膚の美白と瑞瑞しさを回復させる効果をいっそう向上させた皮膚化粧料組成物を提供することができる。
また、本発明の皮膚化粧料組成物は、次の一般式(1)
Figure 2010043014
(式中、R1〜R4は、水素原子、アルキル基又はフェニル基を示す。)
で示される有機ゲルマニウム0.001〜50.0重量%と、次の一般式(2)
Figure 2010043014
で示されるヒアルロン酸0.001〜30.0重量%と、次の一般式(3)
Figure 2010043014
で示される補酵素(以下、「CoQ10」という。)を0.001〜15.0重量%と、を含有している。
前記有機ゲルマニウム化合物は、好ましくは、ECGeSOである。
図3は、後述する実施例14〜18で得た皮膚化粧料組成物(クリーム)の[皮膚の染み、弛みの除去・美白、瑞瑞しさ回復効果試験]の結果に基づいて、「ECGeSO」及び「ヒアルロン酸」の添加量を一定(実施例14〜18では、ECGeSO:5.5重量%、ヒアルロン酸2.0重量%)にしたときの該皮膚化粧料組成物における補酵素、即ち、CoQ10添加量(%)とスコアとの関係を示すグラフであるが、図3によれば、前記ECGeSO:5.5重量%、及び、前記ヒアルロン酸2.0重量%を含有する皮膚化粧料組成物にCoQ100.001重量%を添加すると、スコアが4に増加し、前記CoQ10添加量(%)が1.0重量%から2.0重量%に増加すると、スコアが6,6,となり、前記CoQ10添加量(%)が5に増加しても、スコアが6となることがわかる。本発明者が実験したところによると、ヒアルロン酸添加量(%)が15.0重量%まで増加してもスコアが6となることが確認できた。
前記図3の記載からみると、前記皮膚化粧料組成物にヒアルロン酸及びECGeSOを含んだものよりも、前記皮膚化粧料組成物にヒアルロン酸及びECGeSOに加えてCoQ10を含んだもののほうが、CoQ10の併用効果による、顕著な[皮膚の染み、弛みの除去・美白、瑞瑞しさ回復効果」を奏することがわかる。同様に、表2に示された実施例14〜18のスコアの記載から見ても、CoQ10の併用効果による、顕著な[皮膚の染み、弛みの除去・美白、瑞瑞しさ回復効果」を奏することがわかる。かかる効果は、前記皮膚化粧料組成物を具体化したクリームによるものであるが、表2に示された実施例19〜21のスコアの記載からみると、前記皮膚化粧料組成物を具体化したローション、乳液、及び、ファンデーションについても、同様であることがわかる。
また、前記図3の記載からみると、本発明のヒアルロン酸とECGeSOとを含有する皮膚化粧料組成物におけるCoQ10添加量は、好ましくは、0.01〜15.0重量%であり、さらに好ましくは、0.5〜30重量%であるといえる。かかる皮膚化粧料組成物における有機ゲルマニウム化合物が、好ましくは、0.01〜50重量%であり、さらに好ましくは、5〜50重量%であるといえること、及び、かかる皮膚化粧料組成物におけるヒアルロン酸添加量が、好ましくは、0.01〜30重量%有機ゲルマニウムであり、さらに好ましくは、5〜30重量%であることは、前述のとおりである。
したがって、次の一般式(1)
Figure 2010043014
(式中、R1〜R4は、水素原子、アルキル基又はフェニル基を示す。)
で示される有機ゲルマニウム0.001〜50.0重量%と、次の一般式(2)
Figure 2010043014
で示されるヒアルロン酸0.001〜30.0重量%と、次の一般式(3)
Figure 2010043014
で示される補酵素を0.001〜15.0重量%以上と、を含有する皮膚化粧料組成物とすると、日焼け又は加齢に伴う皮膚の染み、弛みを除去すると共に、皮膚の美白と瑞瑞しさを回復させる効果をいっそう向上させた皮膚化粧料組成物を提供することができる。
以下に、本発明の実施例を説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
スクワラン10.0重量%、ワセリン2.0重量%、密ロウ3.0重量%、マイクロワックス2.0重量%、IPM 12.0重量%、ポリオキシエチレンモノステアレート4.6重量%、ソルビタンモノステアレート5.0重量%、プロピレングリコール10.0重量%、水43.399重量%、ECGeSO 0.001重量%、及び、ヒアルロン酸2.0重量%を配合して皮膚化粧料組成物(クリーム)とした。
(実施例2)
水43.9重量%、及び、ECGeSO 5.5重量%を配合した以外は、実施例1と同様にして皮膚化粧料組成物(クリーム)とした。
(実施例3)
水43.4重量%、及び、ECGeSO 6.0重量%を配合した以外は、実施例1と同様にして皮膚化粧料組成物(クリーム)とした。
(実施例4)
水42.9重量%、及び、ECGeSO 6.5重量%を配合した以外は、実施例1と同様にして皮膚化粧料組成物(クリーム)とした。
(実施例5)
水41.4重量%、及び、ECGeSO 8.0重量%を配合した以外は、実施例1と同様にして皮膚化粧料組成物(クリーム)とした。
(実施例6)
スクワラン10.0重量%、ワセリン2.0重量%、密ロウ3.0重量%、マイクロワックス2.0重量%、IPM 12.0重量%、ポリオキシエチレンモノステアレート4.6重量%、ソルビタンモノステアレート5.0重量%、プロピレングリコール10.0重量%、水45.899重量%、ECGeSO 5.5重量%、及び、ヒアルロン酸0.001重量%を配合して皮膚化粧料組成物(クリーム)とした。
(実施例7)
水43.9重量%、及び、ヒアルロン酸2.0重量%を配合した以外は、実施例1と同様にして皮膚化粧料組成物(クリーム)とした。
(実施例8)
水42.9重量%、及び、ヒアルロン酸3.0重量%を配合した以外は、実施例1と同様にして皮膚化粧料組成物(クリーム)とした。
(実施例9)
水40.9重量%、及び、ヒアルロン酸5.0重量%を配合した以外は、実施例1と同様にして皮膚化粧料組成物(クリーム)とした。
(実施例10)
水37.9重量%、及び、ヒアルロン酸8.0重量%を配合した以外は、実施例1と同様にして皮膚化粧料組成物(クリーム)とした。
(実施例11)
パラフィン23.3重量%、ラノリン0.5重量%、ソルビタンモノオレート5.0重量%、サルチル酸0.1重量%、l−メントール0.1重量%、プロピレングリコール2.0重量%、水61.0重量%、ECGeSO 6.0重量%、及び、ヒアルロン酸2.0重量%を配合して皮膚化粧料組成物(ローション)とした。
(実施例12)
密ロウ2.0重量%、ワセリン2.5重量%、セタノール1.0重量%、スクワラン4.5重量%、ポリオキシエチレンモノステアレート2.6重量%、ソルビタンモノオレート1.4重量%、プロピレングリコール5.0重量%、トリエタノールアミン2.5重量%、水70.5重量%、ECGeSO6.0重量%、及び、ヒアルロン酸2.0重量%を配合して皮膚化粧料組成物(乳液)とした。
(実施例13)
ステアハン酸5.0重量%、セタノール1.0重量%、スクワラン9.5重量%、ポリオキシエチレンステアレート5.0重量%、グリセリンモノステアレート5.0重量%、顔料5.0重量%、プロピレングリコール5.0重量%、トリエタノールアミン0.4重量%、水55.1重量%、ECGeSO6.5重量%、及び、ヒアルロン酸2.5重量%を配合して皮膚化粧料組成物(ファンデーション)とした。
(実施例14)
スクワラン10.0重量%、ワセリン2.0重量%、密ロウ3.0重量%、マイクロワックス2.0重量%、IPM 12.0重量%、ポリオキシエチレンモノステアレート4.6重量%、ソルビタンモノステアレート5.0重量%、プロピレングリコール10.0重量%、水43.899重量%、ECGeSO 5.5重量%、ヒアルロン酸2.0重量%、及び、CoQ10 0.001重量%を配合して皮膚化粧料組成物(クリーム)とした。
(実施例15)
水43.4重量%、及び、CoQ10 0.5重量%を配合した以外は、実施例14と1同様にして皮膚化粧料組成物(クリーム)とした。
(実施例16)
水42.9重量%、及び、CoQ10 1.0重量%を配合した以外は、実施例14と1同様にして皮膚化粧料組成物(クリーム)とした。
(実施例17)
水41.9重量%、及び、CoQ10 2.0重量%を配合した以外は、実施例14と1同様にして皮膚化粧料組成物(クリーム)とした。
(実施例18)
水38.9重量%、及び、CoQ10 5.0重量%を配合した以外は、実施例14と1同様にして皮膚化粧料組成物(クリーム)とした。
(実施例19)
パラフィン23.3重量%、ラノリン0.5重量%、ソルビタンモノオレート5.0重量%、サルチル酸0.1重量%、l−メントール0.1重量%、プロピレングリコール2.0重量%、水59.0重量%、ECGeSO 6.0重量%、ヒアルロン酸2.0重量%、及び、CoQ10 2.0重量%を配合して皮膚化粧料組成物(ローション)とした。
(実施例20)
密ロウ2.0重量%、ワセリン2.5重量%、セタノール1.0重量%、スクワラン4.5重量%、ポリオキシエチレンモノステアレート2.6重量%、ソルビタンモノオレート1.4重量%、プロピレングリコール5.0重量%、トリエタノールアミン2.5重量%、水69.0重量%、ECGeSO6.0重量%、ヒアルロン酸2.0重量%、及び、CoQ10 1.5重量%を配合して皮膚化粧料組成物(乳液)とした。
(実施例21)
ステアハン酸5.0重量%、セタノール1.0重量%、スクワラン9.5重量%、ポリオキシエチレンステアレート5.0重量%、グリセリンモノステアレート5.0重量%、顔料5.0重量%、プロピレングリコール5.0重量%、トリエタノールアミン0.4重量%、水49.6重量%、ECGeSO6.5重量%、ヒアルロン酸2.5重量%、及び、CoQ10 0.5重量%を配合して皮膚化粧料組成物(ファンデーション)とした。
(比較例1)
スクワラン10.0重量%、ワセリン2.0重量%、密ロウ3.0重量%、マイクロワックス2.0重量%、IPM 12.0重量%、ポリオキシエチレンモノステアレート4.6重量%、ソルビタンモノステアレート5.0重量%、プロピレングリコール10.0重量%、水45.9重量%、及び、ECGeSO 5.5重量%を配合して皮膚化粧料組成物(クリーム)とした。
(比較例2)
パラフィン23.3重量%、ラノリン0.5重量%、ソルビタンモノオレート5.0重量%、サルチル酸0.1重量%、l−メントール0.1重量%、プロピレングリコール2.0重量%、水63.0重量%、及び、ECGeSO 6.0重量%を配合して皮膚化粧料組成物(ローション)とした。
(比較例3)
密ロウ2.0重量%、ワセリン2.5重量%、セタノール1.0重量%、スクワラン4.5重量%、ポリオキシエチレンモノステアレート2.6重量%、ソルビタンモノオレート1.4重量%、プロピレングリコール5.0重量%、トリエタノールアミン2.5重量%、水72.5重量%、及び、ECGeSO6.0重量%を配合して皮膚化粧料組成物(乳液)とした。
(比較例4)
ステアハン酸5.0重量%、セタノール1.0重量%、スクワラン9.5重量%、ポリオキシエチレンステアレート5.0重量%、グリセリンモノステアレート5.0重量%、顔料5.0重量%、プロピレングリコール5.0重量%、トリエタノールアミン0.4重量%、水52.6重量%、及び、ECGeSO6.5重量%を配合して皮膚化粧料組成物(ファンデーション)とした。
以上、実施例1〜21及び比較例1〜4で得た皮膚化粧料組成物を用いて次に示す[皮膚の染み、弛みの除去・美白、瑞瑞しさ回復効果試験]を行った。
[皮膚の染み、弛みの除去・美白、瑞瑞しさ回復効果試験]
実施例1〜21及び比較例1〜4で得た皮膚化粧料組成物をそれぞれ男女25名にランダムに割り当て、それらの皮膚化粧料組成物を洗顔した顔面に7日間にわたり毎朝塗布して、皮膚の染み、弛みの除去・美白、瑞瑞しさ回復効果試験を行った後、下記の表1に示す基準に基づいてそれらの効果を評価した。即ち、試験開始前に皮膚の染み、弛みの面積(A)を測定し、そして、試験終了後に皮膚の染み、弛みが除去されて美白、瑞瑞しさが回復した面積(B)を測定して、次の式
(B)/(A)×100=(C)(%)
で(C)(「皮膚の染み、弛みの除去・美白、瑞瑞しさ回復効果指数」)を求め、次の表1に示される7段階(スコア)の評価を行った。
Figure 2010043014
前記実施例1〜21及び比較例1〜4で得た皮膚化粧料組成物の[皮膚の染み、弛みの除去・美白、瑞瑞しさ回復効果試験]の結果は、次の表2に示される。
Figure 2010043014
表2から次のことがわかる。即ち、表2によれば、実施例1〜8で得た皮膚化粧料組成物の[皮膚の染み、弛みの除去・美白、瑞瑞しさ回復効果試験]の結果によるスコアは、5〜6であるが、比較例1〜4で得た皮膚化粧料組成物の[皮膚の染み、弛みの除去・美白、瑞瑞しさ回復効果試験]の結果によるスコアは、3であるので、本発明の皮膚化粧料組成物によれば、日焼け又は加齢に伴う皮膚の染み、弛みを除去したり、また、皮膚の美白、瑞瑞しさを回復させたりする効果をいっそう向上させることがわかる。
また、実施例1〜5で得た皮膚化粧料組成物の[皮膚の染み、弛みの除去・美白、瑞瑞しさ回復効果試験]の結果に基づいて、「ヒアルロン酸」の添加量2.0重量%の皮膚化粧料組成物における皮膚化粧料組成物のECGeSO添加量(%)とスコアとの関係は、図1に示される。
また、実施例6〜10で得た皮膚化粧料組成物の[皮膚の染み、弛みの除去・美白、瑞瑞しさ回復効果試験]の結果に基づいて作成された、ECGeSO添加量5.5(%)の皮膚化粧料組成物における「ヒアルロン酸」の添加量とスコアとの関係は、図2に示される。
また、実施例14〜18で得た皮膚化粧料組成物の[皮膚の染み、弛みの除去・美白、瑞瑞しさ回復効果試験]の結果に基づいて作成されたECGeSO添加量5.5(%)及びヒアルロン酸添加量2.0(%)の前記皮膚化粧料組成物における「CoQ10」添加量とスコアとの関係は、図3に示される。
実施例1〜5で得た皮膚化粧料組成物の[皮膚の染み、弛みの除去・美白、瑞瑞しさ回復効果試験]の結果に基づいて、「ヒアルロン酸」の添加量2.0重量%の該皮膚化粧料組成物における皮膚化粧料組成物のECGeSO添加量(%)とスコアとの関係を示すグラフである。 実施例6〜10で得た皮膚化粧料組成物の[皮膚の染み、弛みの除去・美白、瑞瑞しさ回復効果試験]の結果に基づいて作成された、ECGeSO添加量5.5(%)の該皮膚化粧料組成物における「ヒアルロン酸」の添加量とスコアとの関係を示すグラフである。 実施例14〜18で得た皮膚化粧料組成物の[皮膚の染み、弛みの除去・美白、瑞瑞しさ回復効果試験]の結果に基づいて作成されたECGeSO添加量5.5(%)及びヒアルロン酸添加量2.0(%)の該皮膚化粧料組成物における「CoQ10」添加量とスコアとの関係を示すグラフである。

Claims (4)

  1. 次の一般式(1)
    Figure 2010043014
    (式中、R1〜R4は、水素原子、アルキル基又はフェニル基を示す。)
    で示される有機ゲルマニウム0.001〜50.0重量%と、次の一般式(2)
    Figure 2010043014
    で示されるヒアルロン酸0.001〜30.0重量%と、を含有することを特徴とする皮膚化粧料組成物。
  2. 前記有機ゲルマニウム化合物が、次の式
    (GeCH2CH2COOH)23
    で示されるエチルカルボキシゲルマニウムセスキオキシドであることを特徴とする請求項1に記載の皮膚化粧料組成物。
  3. 次の一般式(1)
    Figure 2010043014
    (式中、R1〜R4は、水素原子、アルキル基又はフェニル基を示す。)
    で示される有機ゲルマニウム0.001〜50.0重量%と、次の一般式(2)
    Figure 2010043014
    で示されるヒアルロン酸0.001〜30.0重量%と、次の一般式(3)
    Figure 2010043014
    で示される補酵素を0.001〜15.0重量%以上と、を含有することを特徴とする皮膚化粧料組成物。
  4. 前記有機ゲルマニウム化合物が、次の式
    (GeCH2CH2COOH)23
    で示されるエチルカルボキシゲルマニウムセスキオキシドであることを特徴とする請求項3に記載の皮膚化粧料組成物。
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