JP2010042901A - 昇降機制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エレベータ用のソフトウェアを記憶する記憶装置を、特殊な書き込み装置を必要とせず、かつ複雑な操作を必要とせずに別の不揮発性記憶装置に置き換える。
【解決手段】EPROM5aをソケット5bに実装し、CPU2がEPROM5aに最初にアクセス可能なようにスイッチ8を切り替えた上で、エレベータ制御基板1の電源を投入すると、CPU2は、最初にEPROM5aにアクセスし、EPROM5aに書き込まれたCPU初期設定ソフトウェアを起動させることでCPU2が初期設定されて起動する。すると、CPU2は、EPROM5aに書き込まれたデータ転送制御ソフトウェアを起動させることにより、メインソフトウェアをEPROM5aからアドレスバス6およびデータバス7を介してフラッシュメモリ3に転送する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、昇降機の運転制御を行うためのソフトウェアの記憶媒体を交換する場合に用いて好適な昇降機制御装置に関する。
従来、エレベータの制御および周辺機器のソフトウェア(プログラム)は、例えば特許文献1に開示されるように、EPROM等の取外しが可能な不揮発性記憶装置に書き込まれていた。EPROMへのソフトウェアの書き込みは、実装するハードウェアから取り外した状態で、EPROM書き込み装置により実施されており、EPROMにソフトウェアを書き込み後、ハードウェアに実装されたEPROMのソケットに装着している。
近年の不揮発性記憶装置の動向は、EPROMと比較して、ハードウェアへの実装面積で有利なフラッシュメモリに変わりつつある。
EPROMのソフトウェア書き込み装置は、汎用的なものが多く、特殊な装置を必要としない。
フラッシュメモリには、ハードウェアから取外し可能なものも存在するが、ハードウェアへの実装面積を考慮すると、一般的にはハードウェアに取外しが不可能な直接実装するものを使用する。
ここで、フラッシュメモリにソフトウェアを書き込む為には、フラッシュメモリのメーカー毎に特殊な書き込み装置を必要とすることが多い。
また、フラッシュメモリの需要が増えると、EPROMの需要は減る方向にあり、EPROMが製造中止になっていく恐れがある。このようなことから、これまで出荷してきたエレベータの制御および周辺機器の保守用部品として、ハードウェアのメモリ構成をEPROMからフラッシュメモリに設計変更したものに変えていく必要がある。
特開2001−240337号公報
エレベータの制御および周辺機器に使用されているEPROMに書き込まれているソフトウェアは、エレベータの設置されている建物の仕様や付加仕様に合わせて、種類が多岐に渡るものも存在する。
つまり、ハードウェアのメモリ構成をEPROMからフラッシュメモリに変更する場合、1つのソフトウェアの内容をフラッシュメモリに書き込めば良いのではなく、これまでEPROMで出荷してきたものから、EPROMに書き込まれている内容を吸出し、フラッシュメモリに書き込み直す必要がある。
このような、EPROMに書き込まれた内容を吸出し、フラッシュメモリに書き込む作業を運用していく為には、特殊なフラッシュメモリの書き込み装置を、多数準備する必要があり、運用コスト等に問題がある。また、一般的に書き込み装置の操作は、複雑なものが多い。
そこで、本発明の目的は、昇降機用のソフトウェアを記憶する記憶装置を、特殊な書き込み装置を必要とせず、かつ複雑な操作を必要とせずに別の不揮発性記憶装置に置き換えることが可能になる昇降機制御装置を提供することにある。
すなわち、本発明の請求項1に係る昇降機制御装置は、昇降機制御基板に取り外し不能に実装される第1の不揮発性メモリと、前記基板への実装および取り外しが可能で、前記第1の不揮発性メモリへの転送対象の昇降機制御プログラム、および当該昇降機制御プログラムの転送制御を行なうための転送制御プログラムを記憶する第2の不揮発性メモリと、前記基板に前記第2の不揮発性メモリを実装した状態で当該第2の不揮発性メモリに記憶された前記転送制御プログラムを実行することで前記第2の不揮発性メモリに記憶された前記転送対象の昇降機制御プログラムを前記第1の不揮発性メモリに転送する転送制御手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る昇降機制御装置は、請求項1記載の昇降機制御装置において、前記転送制御手段はCPUであり、切り替え状態が第1の切り替え状態である場合に、前記CPUと前記第1および第2の不揮発性メモリとの間を当該CPUが前記第2の不揮発性メモリに記憶された前記転送対象の昇降機制御プログラムを前記第1の不揮発性メモリに転送可能に接続し、かつ、切り替え状態が第2の切り替え状態である場合に、前記CPUと前記第1および第2の不揮発性メモリとの間を当該CPUが前記第1の不揮発性メモリに記憶されたプログラムを実行可能に接続するスイッチ手段をさらに備え、前記CPUは、前記スイッチ手段の切り替え状態が前記第1の切り替え状態である場合に、前記第2の不揮発性メモリに記憶された前記転送対象の昇降機制御プログラムを前記第1の不揮発性メモリに転送し、当該転送後に前記スイッチ手段の切り替え状態が前記第2の切り替え状態となった場合に、前記第1の不揮発性メモリに記憶された昇降機制御プログラムを実行することを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る昇降機制御装置は、請求項1記載の昇降機制御装置において、前記基板への実装および取り外しが可能で、追加用の昇降機制御プログラムを記憶する第3の不揮発性メモリをさらに備え、前記転送制御手段は、前記第2の不揮発性メモリに記憶された前記転送対象の昇降機制御プログラムの前記第1の不揮発性メモリへの転送後において、前記第2の不揮発性メモリに代えて前記第3の不揮発性メモリを前記基板に実装した状態で、前記第3の不揮発性メモリに記憶された前記追加用の昇降機制御プログラムを前記第1の不揮発性メモリの空きエリアに転送することを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係る昇降機制御装置は、請求項3記載の昇降機制御装置において、前記第2の不揮発性メモリには、前記第1の不揮発性メモリへの転送対象の第2の転送制御プログラムがさらに記憶され、前記転送制御手段は、当該第2の不揮発性メモリに記憶された前記転送制御プログラムを実行することで前記第2の不揮発性メモリに記憶された前記第2の転送制御プログラムを前記第1の不揮発性メモリにさらに転送し、当該転送後において、前記第2の不揮発性メモリに代えて前記第3の不揮発性メモリを前記基板に実装した状態で、前記第1の不揮発性メモリに前記転送により記憶された前記第2の転送制御プログラムを起動させることで前記第3の不揮発性メモリに記憶された前記追加用の昇降機制御プログラムを前記第1の不揮発性メモリの空きエリアに転送することを特徴とする。
また、本発明の請求項5に係る昇降機制御装置は、請求項3記載の昇降機制御装置において、前記追加用の昇降機制御プログラムの転送を有効とするためのスイッチ手段をさらに備え、前記転送制御手段は、前記第2の不揮発性メモリに代えて前記第3の不揮発性メモリを前記基板に実装した状態で、前記追加用の昇降機制御プログラムの転送が有効となるように前記スイッチ手段が操作された場合に、前記第3の不揮発性メモリに記憶された前記追加用の昇降機制御プログラムを前記第1の不揮発性メモリの空きエリアに転送することを特徴とする。
また、本発明の請求項6に係る昇降機制御装置は、請求項1記載の昇降機制御装置において、前記第1の不揮発性メモリの記憶エリアが記憶対象のプログラムの種別に対応する複数のエリアに区分されており、前記基板への実装および取り外しが可能で、前記転送対象の第2の昇降機制御プログラムを当該プログラムの前記第1の不揮発性メモリにおける転送先エリア情報とともに記憶する第3の不揮発性メモリをさらに備え、前記転送制御手段は、前記第2の不揮発性メモリに記憶された前記転送対象の昇降機制御プログラムの前記第1の不揮発性メモリへの転送後において、前記第2の不揮発性メモリに代えて前記第3の不揮発性メモリを前記基板に実装した状態で、前記第3の不揮発性メモリに記憶される第2の昇降機の制御プログラムを前記第1の不揮発性メモリにおける当該制御プログラムについて定められた転送先エリアに転送することを特徴とする。
また、本発明の請求項7に係る昇降機制御装置は、請求項6記載の昇降機制御装置において、前記第2の不揮発性メモリには、前記第1の不揮発性メモリへの転送対象の第2の転送制御プログラムがさらに記憶され、前記転送制御手段は、当該第2の不揮発性メモリに記憶された前記転送制御プログラムを実行することで前記第2の不揮発性メモリに記憶された前記第2の転送制御プログラムを前記第1の不揮発性メモリにさらに転送し、当該転送後において、前記第2の不揮発性メモリに代えて前記第3の不揮発性メモリを前記基板に実装した状態で、前記第1の不揮発性メモリに前記転送により記憶された前記第2の転送制御プログラムを起動させることで前記第3の不揮発性メモリに記憶された前記第2の昇降機制御プログラムを前記第1の不揮発性メモリにおける当該制御プログラムについて定められた転送先エリアに転送することを特徴とする。
また、本発明の請求項8に係る昇降機制御装置は、請求項6記載の昇降機制御装置において、前記第2の昇降機制御プログラムの転送を有効とするためのスイッチ手段をさらに備え、前記転送制御手段は、前記第2の不揮発性メモリに代えて前記第3の不揮発性メモリを前記基板に実装した状態で、前記第2の昇降機制御プログラムの転送が有効となるように前記スイッチ手段が操作された場合に、前記第3の不揮発性メモリに記憶された前記第2の昇降機制御プログラムを前記第1の不揮発性メモリにおける当該制御プログラムについて定められた転送先エリアに転送することを特徴とする。
本発明によれば、昇降機用のソフトウェアを記憶する記憶装置を、特殊な書き込み装置を必要とせず、かつ複雑な操作を必要とせずに別の不揮発性記憶装置に置き換えることができる。
以下図面により本発明の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態においてはエレベータを例にとって説明するが、本発明はマンコンベアなどのその他の昇降機にも適用することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態におけるエレベータ制御装置の構成例におけるスイッチの第1の切り替え状態を示す図である。図2は、本発明の第1の実施形態におけるエレベータ制御装置の構成例におけるスイッチの第2の切り替え状態を示す図である。
図1に示すように本発明の第1の実施形態におけるエレベータ制御装置は、エレベータ制御基板1に各種部品が備えられてなる。
また、図示はしないが、エレベータの乗りかごは当該乗りかごに対応して設けられるシーブに巻き掛けられたロープを介してカウンタウェイトと連結されており、エレベータ制御装置からの制御にしたがった巻上機の起動によるシーブの回転に伴い、カウンタウェイトとともに互いに上下反対方向に昇降する。
エレベータ制御基板1には、エレベータの制御用プログラムの転送制御手段であるCPU2、取外しが不可能で書き換えが可能な不揮発性メモリであるフラッシュメモリ3、RAM4が実装され、さらに取外しが可能な不揮発性メモリであるEPROM5a、およびEPROM5aを実装するソケット5bが実装される。
CPU2は、フラッシュメモリ3およびRAM4およびEPROM5aと、アドレスバス6およびデータバス7およびコントロール信号9,10,11,12,13により接続されており、CPU2から各メモリに対してアドレスを基に各メモリ内に記憶されたデータにアクセス可能になっている。
コントロールライン9,10,11は、CPU2がアクセスするアドレスの範囲毎に出力される信号であり可終端は各メモリに接続され、アクセスするメモリを選択している。一般的にCPUは、電源が供給されて最初にアクセスするアドレスが決められており、その該当するアドレスに応じてコントロールラインが出力される。
本実施形態を説明する上で、コントロールライン9を電源が供給されて最初にアクセスするアドレスで出力される信号とする。図1のスイッチ8の状態において、CPU2から出力されるコントロールライン9は、スイッチ端子8aおよびスイッチ端子8bを介してコントロールライン12によりフラッシュメモリ3に接続されている。
つまり、図1の状態では、電源が供給されて最初にアクセスするメモリはフラッシュメモリ3となっている。コントロールライン10は、スイッチ端子8dおよびスイッチ端子8eを介してコントロールライン13によりEPROM5aに接続されている。
コントロールライン11は、スイッチ8を介さずにRAM4に接続されている。一般的にフラッシュメモリ3は、エレベータ制御基板1への実装前に特殊なデータ書き込み装置を使用してデータを書き込まない限りデータは空の状態である。図1におけるスイッチ8の状態でエレベータ制御基板1に電源を供給してもフラッシュメモリ3の内容は空である為、エレベータ制御基板1はハードウェアとしての動作はしない。
図2は、スイッチ8を下側に投入した図であり、コントロールライン9は、スイッチ端子8aおよびスイッチ端子8cを介してコントロールライン13によりEPROM5aに接続されている。
また、コントロールライン10は、スイッチ端子8dおよびスイッチ8fを介してフラッシュメモリ3に接続されている。図2のスイッチ8の状態においては、電源が供給されて最初にアクセスするメモリはEPROM5aとなる。
図3は、本発明の第1の実施形態におけるエレベータ制御装置に実装するEPROMの記憶内容の一例を示す図である。
EPROM5aは、取外しが可能であることと、EPROMの書き込み装置は一般的な汎用の書き込み装置が使用できることから、図3のようにEPROM5aには、CPU2を起動させるCPU初期設定ソフトウェアと、EPROM5aからフラッシュメモリ3へのデ一タ転送制御ソフトウェアと、フラッシュメモリ3内に転送するメインソフトウェアとを図3に示すように予め書き込んでおく。
CPU初期設定ソフトウェアとは、CPU2が動作する上での動作周波数や各端子の動作設定をするものである。フラッシュメモリ3に転送するメインソフトウェアとは、スイッチ8を図1のように上側に投入した状態で、エレベータ制御基板1の電源を投入した際、最初にアクセスするメモリがフラッシュメモリ3になったときにCPU2を起動できるソフトウェアのことであり、メインソフトウェアの中にもCPU初期設定ソフトウェアが含まれている。
なお、EPROM5aに書き込まれたCPU初期設定ソフトウェアの内容とメインソフトウェアに含まれるCPU初期設定ソフトウェアの内容とは一致している必要はなく、各メモリへのアクセススピードに応じて動作周波数の設定をすればよい。
一般的に、EPROMはフラッシュメモリと比較してアクセススピードが遅いことから、CPUの動作周波数を遅くする必要がある。
次に、図1に示した構成のエレベータ制御装置の動作について説明する。
図4は、本発明の第1の実施形態におけるエレベータ制御装置によるソフトウェア転送のための処理動作の一例を示すフローチャートである。
まず、EPROM5aがソケット5bに実装された状態で、CPU2がEPROM5aに最初にアクセス可能なようにスイッチ8を図2に示すように下側に切り替えた上で(ステップS1)、エレベータ制御基板1の電源を投入すると(ステップS2)、CPU2は、最初にEPROM5aにアクセスし、EPROM5aに書き込まれたCPU初期設定ソフトウェアを起動させることでCPU2が初期設定されて起動する(ステップS3,S4)。
すると、CPU2は、EPROM5aに書き込まれたデータ転送制御ソフトウェアを起動させることにより(ステップS6)、メインソフトウェアをEPROM5aからアドレスバス6およびデータバス7を介してフラッシュメモリ3に転送する(ステップS6)。
図5は、本発明の第1の実施形態におけるエレベータ制御装置によりEPROMのソフトウェアが転送されたフラッシュメモリの記憶内容の一例を示す図である。
これで、図5に示すように、フラッシュメモリ3にメインソフトウェアが書き込まれることになる。
そして、エレベータ制御基板1の電源を一旦遮断し(ステップS7)、エレベータ制御基板1からEPROM5aを取外した状態で、CPU2がフラッシュメモリに最初にアクセス可能なようにスイッチ8を図1に示すように上側に切り替えた上で(ステップS8)エレベータ制御基板1の電源を再投入すると(ステップS9)、フラッシュメモリ3にメインソフトウェアが書き込まれていることから、CPU2は、最初にフラッシュメモリ3にアクセスし、前述した転送によりフラッシュメモリ3に書き込まれたメインソフトウェア内のCPU初期設定ソフトウェアを起動させることで、CPU2が初期設定されて起動する(ステップS10,S11)。
すると、CPU2は、フラッシュメモリ3に書き込まれたメインソフトウェアの本体であるアプリケーションソフトウェアを動作させる(ステップS12)。
以後、スイッチ8を上側に投入することで、エレベータ制御基板1は、CPU2とフラッシュメモリ3とRAM4の構成で動作することが可能となる。
以上のように、本発明の第1の実施形態におけるエレベータ制御装置では、EPROMに書き込まれていたエレベータ制御用のソフトウェアをフラッシュメモリに新たに書き込みたい場合に、フラッシュメモリ3が実装されたエレベータ制御基板1のソケット5bにEPROM5aを実装した上で、スイッチ8の切り替えを行うことで、EPROM5aに書き込まれていたソフトウェアがフラッシュメモリ3に転送され、転送後にEPROM5aをソケット5bから取外した上で、スイッチ8を再度切り替えれば、CPU2とフラッシュメモリ3とRAM4との構成で動作するようになる。
従来は、フラッシュメモリの書き込み装置は、当該フラッシュメモリの種類によっては特殊な書き込み装置を必要とするが、本実施形態のように、EPROM内に書き込まれたデータをフラッシュメモリに転送することで、特殊な書き込み装置を必要とせず、かつ、フラッシュメモリへのデータ書き込みにおける運用上の費用を大幅に抑えることができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、以下の各実施形態におけるエレベータ制御装置の構成のうち図1に示したものと同一部分の説明は省略する。
この実施形態では、第1の実施形態で説明したメインソフトウェアの転送後に、追加用のソフトウェアをフラッシュメモリさらに転送する手順を説明する。
図6は、本発明の第2の実施形態におけるエレベータ制御装置の構成例を示す図である。
図6に示すように、本発明の第2の実施形態におけるエレベータ制御装置は、第1の実施形態と比較して、CPU2に起動スイッチ14が接続される。
起動スイッチ14は、通常時はオフ状態とし、第1の実施形態で説明したメインソフトウェアの転送後に、追加用のソフトウェアのフラッシュメモリ3への転送を有効とする際にオン状態とする。
図7は、本発明の第2の実施形態におけるエレベータ制御装置に実装するEPROMの記憶内容の一例を示す図である。
本発明の第2の実施形態では、第1の実施形態と異なり、図7に示すようにEPROM5aに記憶されるメインソフトウェアには、データ転送制御ソフトウェアがさらに含まれる。
図8は、本発明の第2の実施形態におけるエレベータ制御装置によりEPROMのソフトウェアが転送されたフラッシュメモリの記憶内容の一例を示す図である。
図7に示したEPROM5aに記憶されるメインソフトウェアが第1の実施形態のようにフラッシュメモリ3に転送された場合には、当該転送されたメインソフトウェアには図8に示すようにデータ転送制御ソフトウェアがさらに含まれることになる。
また、本実施形態では、第1の実施形態で説明したメインソフトウェアの転送後に、当初用いていたEPROM5aとは異なる別のEPROMであるEPROM15を用いる。
図9は、本発明の第2の実施形態におけるエレベータ制御装置によるEPROMのソフトウェアの転送後に実装する別のEPROMの記憶内容の一例を示す図である。
図9に示すように、EPROM15には、フラッシュメモリ3の空きエリアに転送するための追加ソフトウェアが予め書き込まれている。
図10は、本発明の第2の実施形態におけるエレベータ制御装置による追加ソフトウェア転送のための処理動作の一例を示すフローチャートである。
ここでは、第1の実施形態によりフラッシュメモリ3ヘメインソフトウェアの転送が完了して、CPU2がフラッシュメモリ3に最初にアクセス可能なように上側に切り替えられた状態で、EPROM5aに代えて、EPROM15をエレベータ制御基板1のソケット5bに実装する(ステップS21)。
そしてエレベータ制御基板1の電源を投入すると(ステップS22)、CPU2はフラッシュメモリ3にアクセスし、前述した転送によりフラッシュメモリ3に書き込まれたメインソフトウェア内のCPU初期設定ソフトウェアを起動させることで、CPU2が初期設定されて起動する(ステップS23,S24)。
すると、CPU2は、フラッシュメモリ3に書き込まれたメインソフトウェアを動作させる(ステップS25)。この状態で起動スイッチ14が操作されてオン状態になると(ステップS26)、CPU2は、メインソフトウェア内のデータ転送制御ソフトウェアを起動させることで(ステップS27)、追加ソフトウェアをEPROM15からアドレスバス6およびデータバス7を介してフラッシュメモリ3の空きエリアに転送する(ステップS28)。
図11は、本発明の第2の実施形態におけるエレベータ制御装置によりEPROMの追
加ソフトウェアが転送されたフラッシュメモリの記憶内容の一例を示す図である。
追加ソフトウェアのフラッシュメモリ3への転送先アドレスは、既にメインソフトウェアが書き込まれている以外のアドレスとする。このようにすることで、図11に示すように、フラッシュメモリ3へのソフトウェアの追加書き込みが可能となる。
一般的にフラッシュメモリは、EPROMと比較してデータを記憶する容量が多い。本実施形態のように、異なるEPROMをエレベータ制御基板1にそれぞれ実装して各EPROMに書き込まれたソフトウェアをフラッシュメモリ3に順次転送するようにすれば、フラッシュメモリ3に複数回にわたってソフトウェアを転送できる。よって、EPROM単体の記憶容量より多いサイズのソフトウェアをフラッシュメモリ3に書き込むことが可能となる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態におけるエレベータ制御装置の構成は図6に示した構成と同様である。
本発明の第3の実施形態では、第1の実施形態と異なり、EPROM5aに記憶されるメインソフトウェアは、CPU初期設定ソフトウェア、データ転送制御ソフトウェアおよびアプリケーションソフトウェアでなる。
この実施形態では、第1の実施形態で説明したメインソフトウェアの転送後に、転送用のアプリケーションソフトウェアをフラッシュメモリさらに転送する手順を説明する。
起動スイッチ14は、通常時はオフ状態とし、第1の実施形態で説明したメインソフトウェアの転送後に、さらなる転送用のアプリケーションソフトウェアのフラッシュメモリ3への転送を有効とする際にオン状態とする。
この実施形態では、第1の実施形態で説明した、EPROM5aからのメインソフトウェアの転送において、メインソフトウェアのフラッシュメモリ3における書き込み先を当該メインソフトウェアを構成する各種ソフトウェアの種別ごとに定めて区分している。
具体的には、EPROM5aには、メインソフトウェアを構成する各種ソフトウェアの書き込み先情報が予め書き込まれており、CPU2は、EPROM5aに書き込まれているメインソフトウェアの各種ソフトウェアのそれぞれを、前述した書き込み先情報にしたがって、フラッシュメモリ3の書き込みエリアである各ブロックに転送する。
図12は、本発明の第3の実施形態におけるエレベータ制御装置によりEPROMのソフトウェアが転送されたフラッシュメモリの記憶内容の一例を示す図である。
図12に示すように、フラッシュメモリ3には第1ブロック、第2ブロック、第3ブロック、第4ブロックといったブロックが書き込みエリアとして割り付けられており、EPROM5aからフラッシュメモリ3へのメインソフトウェアの各種ソフトウェアの転送の結果、フラッシュメモリ3の第1ブロックにはメインソフトウェアのCPU初期設定ソフトウェアが、第2ブロックにはメインソフトウェアのデータ転送制御ソフトウェアが、第3ブロックにはメインソフトウェアのアプリケーションソフトウェアがそれぞれ割り付けられる。また、第4ブロックは空きエリアとなる。
本実施形態では、第1の実施形態で説明したメインソフトウェアの転送後に、当初用いていたEPROM5aとは異なる別のEPROMであるEPROM16を用いる。
図13は、本発明の第3の実施形態におけるエレベータ制御装置によるEPROMのソフトウェアの転送後に実装する別のEPROMの記憶内容の一例を示す図である。
図13に示すように、EPROM16には、フラッシュメモリ3に転送するためのアプリケーションソフトウェアが予め書き込まれている。さらに、EPROM16の任意のアドレスにはフラッシュメモリ3への転送先ブロックを示す転送先データ16aがさらに書き込まれる。
図14は、本発明の第2の実施形態におけるエレベータ制御装置によるソフトウェア転送のための処理動作の一例を示すフローチャートである。
ここでは、第1の実施形態によりフラッシュメモリ3ヘメインソフトウェアの転送が完了して、CPU2がフラッシュメモリ3に最初にアクセス可能なように上側に切り替えられた状態で、EPROM5aに代えて、EPROM16をエレベータ制御基板1のソケット5bに実装する(ステップS31)。
そしてエレベータ制御基板1の電源を投入すると(ステップS32)、CPU2はフラッシュメモリ3にアクセスし、前述した転送によりフラッシュメモリ3の第1ブロックに書き込まれたCPU初期設定ソフトウェアを起動させることで、CPU2が初期設定されて起動する(ステップS23,S34)。
すると、CPU2は、フラッシュメモリ3に書き込まれたメインソフトウェアを動作させる(ステップS35)。この状態で起動スイッチ14が操作されてオン状態になると(ステップS36)、CPU2は、フラッシュメモリ3の第3ブロックに書き込まれたデータ転送制御ソフトウェアを起動させることで(ステップS37)、EPROM16内の転送対象のアプリケーションソフトウェアのフラッシュメモリ3における転送先ブロックを示す転送先データ16aを読み込む(ステップS38)。
転送先データ16aで示される転送先ブロックは、EPROM16に記憶される転送対象のソフトウェアの種別と同じ種別のソフトウェアがフラッシュメモリ3に既に書き込まれている場合、この書き込まれているブロックと同じブロックである。つまり、転送対象のソフトウェアの種別がアプリケーションソフトウェアである場合は、転送先データ16aで示される転送先ブロックは図12に示した第3ブロックである。
すると、CPU2は、データ転送制御ソフトウェアを引き続き動作させることで、アプリケーションソフトウェアをEPROM16からアドレスバス6およびデータバス7を介してフラッシュメモリ3の第3ブロックに転送する(ステップS39)。
図15は、本発明の第3の実施形態におけるエレベータ制御装置によりEPROMのアプリケーションソフトウェアが転送されたフラッシュメモリの記憶内容の一例を示す図である。
転送が終了すると、フラッシュメモリ3の第3ブロックに既に書き込まれていたアプリケーションソフトウェアは図15に示すように上書き書き込みされる。
これにより、EPROM16に書き込まれたソフトウェアをフラッシュメモリ3の該当ブロックに転送することができるので、フラッシュメモリ3に書き込まれたソフトウェアのバージョンアップが可能になる。なお、EPROM16に書き込まれたソフトウェアの転送先は、データ転送制御を処理するためのデータ転送制御ソフトウェアが書き込まれている第2ブロック以外であれば特に限定されない。
また、EPROM16にCPU初期設定ソフトウェアやアプリケーションソフトウェアと異なる種別のソフトウェアを書き込んでおき、転送先アドレスに第4ブロックなどの空きエリアを設定すればメインソフトウェアを構成するその他の種別のソフトウェアをフラッシュメモリ3に転送することも可能である。
以上説明したように、本実施形態では、EPROM5aからフラッシュメモリ3へメインソフトウェアを転送する際に、当該メインソフトウェアを構成する各種ソフトウェアのそれぞれを、フラッシュメモリ3においてソフトウェアの種別に応じて定められた書き込みエリアである各ブロックに区分して転送した上で、当該転送したメインソフトウェアのうち一部の種別のソフトウェアを書き換えたい場合に、別のEPROM16に前述した書き換えのための転送対象のソフトウェア及び当該ソフトウェアのフラッシュメモリ3における転送先データを予め書き込んでおき、フラッシュメモリ3の各ブロックのうち転送先データで示されるブロックに転送対象のソフトウェアを転送する。
このようにフラッシュメモリ3における転送先ブロックが指定できる為、フラッシュメモリ3に書き込まれたソフトウェアの追加、修正およびバージョンアップが容易に実現でき、メインソフトウェアを構成する各種ソフトウェアのうち一部の種別のソフトウェアを書き換えたい場合に、メインソフトウェアの全体を書き換えなくても済むようになるので、書き換え処理時間の短縮が図れるとともに、フラッシュメモリの寿命を延ばすことができる。
なお、この発明は前記実施形態そのままに限定されるものではなく実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を省略してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
本発明の第1の実施形態におけるエレベータ制御装置の構成例におけるスイッチの第1の切り替え状態を示す図。 本発明の第1の実施形態におけるエレベータ制御装置の構成例におけるスイッチの第2の切り替え状態を示す図。 本発明の第1の実施形態におけるエレベータ制御装置に実装するEPROMの記憶内容の一例を示す図。 本発明の第1の実施形態におけるエレベータ制御装置によるソフトウェア転送のための処理動作の一例を示すフローチャート。 本発明の第1の実施形態におけるエレベータ制御装置によりEPROMのソフトウェアが転送されたフラッシュメモリの記憶内容の一例を示す図。 本発明の第2の実施形態におけるエレベータ制御装置の構成例を示す図。 本発明の第2の実施形態におけるエレベータ制御装置に実装するEPROMの記憶内容の一例を示す図。 本発明の第2の実施形態におけるエレベータ制御装置によりEPROMのソフトウェアが転送されたフラッシュメモリの記憶内容の一例を示す図。 本発明の第2の実施形態におけるエレベータ制御装置によるEPROMのソフトウェアの転送後に実装する別のEPROMの記憶内容の一例を示す図。 本発明の第2の実施形態におけるエレベータ制御装置による追加ソフトウェア転送のための処理動作の一例を示すフローチャート。 本発明の第2の実施形態におけるエレベータ制御装置によりEPROMの追加ソフトウェアが転送されたフラッシュメモリの記憶内容の一例を示す図。 本発明の第3の実施形態におけるエレベータ制御装置によりEPROMのソフトウェアが転送されたフラッシュメモリの記憶内容の一例を示す図。 本発明の第3の実施形態におけるエレベータ制御装置によるEPROMのソフトウェアの転送後に実装する別のEPROMの記憶内容の一例を示す図。 本発明の第2の実施形態におけるエレベータ制御装置によるソフトウェア転送のための処理動作の一例を示すフローチャート。 本発明の第3の実施形態におけるエレベータ制御装置によりEPROMのアプリケーションソフトウェアが転送されたフラッシュメモリの記憶内容の一例を示す図。
符号の説明
1…エレベータ制御基板、2…CPU、3…フラッシュメモリ、4…RAM、5,15,16…EPROM、5…ソケット、6…アドレスバス、7…データバス、8…スイッチ、9,10,11,12,13…コントロールライン、14…起動スイッチ。

Claims (8)

  1. 昇降機制御基板に取り外し不能に実装される第1の不揮発性メモリと、
    前記基板への実装および取り外しが可能で、前記第1の不揮発性メモリへの転送対象の昇降機制御プログラム、および当該昇降機制御プログラムの転送制御を行なうための転送制御プログラムを記憶する第2の不揮発性メモリと、
    前記基板に前記第2の不揮発性メモリを実装した状態で当該第2の不揮発性メモリに記憶された前記転送制御プログラムを実行することで前記第2の不揮発性メモリに記憶された前記転送対象の昇降機制御プログラムを前記第1の不揮発性メモリに転送する転送制御手段と
    を備えたことを特徴とする昇降機制御装置。
  2. 前記転送制御手段はCPUであり、
    切り替え状態が第1の切り替え状態である場合に、前記CPUと前記第1および第2の不揮発性メモリとの間を当該CPUが前記第2の不揮発性メモリに記憶された前記転送対象の昇降機制御プログラムを前記第1の不揮発性メモリに転送可能に接続し、かつ、切り替え状態が第2の切り替え状態である場合に、前記CPUと前記第1および第2の不揮発性メモリとの間を前記CPUが前記第1の不揮発性メモリに記憶されたプログラムを実行可能に接続するスイッチ手段をさらに備え、
    前記CPUは、
    前記スイッチ手段の切り替え状態が前記第1の切り替え状態である場合に、前記第2の不揮発性メモリに記憶された前記転送対象の昇降機制御プログラムを前記第1の不揮発性メモリに転送し、当該転送後に前記スイッチ手段の切り替え状態が前記第2の切り替え状態となった場合に、前記第1の不揮発性メモリに前記転送された昇降機制御プログラムを実行する
    ことを特徴とする請求項1に記載の昇降機制御装置。
  3. 前記基板への実装および取り外しが可能で、追加用の昇降機制御プログラムを記憶する第3の不揮発性メモリをさらに備え、
    前記転送制御手段は、
    前記第2の不揮発性メモリに記憶された前記転送対象の昇降機制御プログラムの前記第1の不揮発性メモリへの転送後において、前記第2の不揮発性メモリに代えて前記第3の不揮発性メモリを前記基板に実装した状態で、前記第3の不揮発性メモリに記憶された前記追加用の昇降機制御プログラムを前記第1の不揮発性メモリの空きエリアに転送する
    ことを特徴とする請求項1に記載の昇降機制御装置。
  4. 前記第2の不揮発性メモリには、前記第1の不揮発性メモリへの転送対象の第2の転送制御プログラムがさらに記憶され、
    前記転送制御手段は、
    前記第2の不揮発性メモリに記憶された前記転送制御プログラムを実行することで前記第2の不揮発性メモリに記憶された前記第2の転送制御プログラムを前記第1の不揮発性メモリにさらに転送し、当該転送後において、前記第2の不揮発性メモリに代えて前記第3の不揮発性メモリを前記基板に実装した状態で、前記第1の不揮発性メモリに前記転送された前記第2の転送制御プログラムを実行することで前記第3の不揮発性メモリに記憶された前記追加用の昇降機制御プログラムを前記第1の不揮発性メモリの空きエリアに転送する
    ことを特徴とする請求項3に記載の昇降機制御装置。
  5. 前記追加用の昇降機制御プログラムの転送を有効とするためのスイッチ手段をさらに備え、
    前記転送制御手段は、
    前記第2の不揮発性メモリに代えて前記第3の不揮発性メモリを前記基板に実装した状態で、前記追加用の昇降機制御プログラムの転送が有効となるように前記スイッチ手段が操作された場合に、前記第3の不揮発性メモリに記憶された前記追加用の昇降機制御プログラムを前記第1の不揮発性メモリの空きエリアに転送する
    ことを特徴とする請求項3に記載の昇降機制御装置。
  6. 前記第1の不揮発性メモリの記憶エリアが記憶対象のプログラムの種別に対応する複数のエリアに区分されており、
    前記基板への実装および取り外しが可能で、前記第1の不揮発性メモリへの転送対象の第2の昇降機制御プログラムを当該プログラムの種別に対応して定められた前記第1の不揮発性メモリにおける転送先エリア情報とともに記憶する第3の不揮発性メモリをさらに備え、
    前記転送制御手段は、
    前記第2の不揮発性メモリに記憶された前記転送対象の昇降機制御プログラムの前記第1の不揮発性メモリへの転送後において、前記第2の不揮発性メモリに代えて前記第3の不揮発性メモリを前記基板に実装した状態で、前記第3の不揮発性メモリに記憶される第2の昇降機制御プログラムを前記第1の不揮発性メモリにおける当該プログラムの種別に対応して定められた転送先エリアに転送する
    ことを特徴とする請求項1に記載の昇降機制御装置。
  7. 前記第2の不揮発性メモリには、前記第1の不揮発性メモリへの転送対象の第2の転送制御プログラムがさらに記憶され、
    前記転送制御手段は、
    当該第2の不揮発性メモリに記憶された前記転送制御プログラムを実行することで前記第2の不揮発性メモリに記憶された前記第2の転送制御プログラムを前記第1の不揮発性メモリにさらに転送し、当該転送後において、前記第2の不揮発性メモリに代えて前記第3の不揮発性メモリを前記基板に実装した状態で、前記第1の不揮発性メモリに前記転送された前記第2の転送制御プログラムを実行することで前記第3の不揮発性メモリに記憶された前記第2の昇降機制御プログラムを前記第1の不揮発性メモリにおける当該プログラムの種別に対応して定められた転送先エリアに転送する
    ことを特徴とする請求項6に記載の昇降機制御装置。
  8. 前記第2の昇降機制御プログラムの転送を有効とするためのスイッチ手段をさらに備え、
    前記転送制御手段は、
    前記第2の不揮発性メモリに代えて前記第3の不揮発性メモリを前記基板に実装した状態で、前記第2の昇降機制御プログラムの転送が有効となるように前記スイッチ手段が操作された場合に、前記第3の不揮発性メモリに記憶された前記第2の昇降機制御プログラムを前記第1の不揮発性メモリにおける当該プログラムの種別に対応して定められた転送先エリアに転送する
    ことを特徴とする請求項6に記載の昇降機制御装置。
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