JP2003039520A - 射出成形機における成形品取出し装置 - Google Patents

射出成形機における成形品取出し装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 射出成形機の成形品取出しシステムにおい
て、成形品取出し装置の制御装置本体の製造に掛かる費
用を低減し、成形品取出し装置を安価に提供し得るよう
にする。 【解決手段】 射出成形機10と成形品取出し装置を含
むものであり、成形品取出し装置は、取出し機本体1
3、及び教示ペンダント11を含む装置であり、制御装
置本体8は、構成要素として、取出し機本体13を駆動
制御するためのシーケンス制御プログラム、及びシーケ
ンス制御プログラム実行用のシーケンス制御データを含
むものである、射出成形機の成形品取出しシステムにお
いて、前記シーケンス制御プログラム及び前記シーケン
ス制御データをペンダント11が具備する記憶媒体1a
へ記憶させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形機におけ
る製品取出しシステムの改良に係り、射出成形機におけ
る成形品取出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】樹脂射出成形機などの射出成形機を使う
自動製造システムにおいては、射出成形機で成形した成
形品(製品)を金型内から金型外へ取出す、成形品取出
し装置(成形品取出しロボット)が必須の構成要素であ
る。成形品取出し装置ないし同取出し機は、射出成形機
の固定金型などに設置して使用する製品の取出し装置で
あり、取出し機本体、制御装置(コントローラ)本体、
教示ペンダントの三つが主構成要素である。教示ペンダ
ントは、ティーチングペンダントや操作ペンダントとも
称されることもあるハンディ型の入出力装置であり、取
出し機本体の動作を教示する装置である。なお、以後、
教示ペンダントのことを単にペンダントとも称すること
にする。制御装置本体は、ペンダント及び取出し機本体
を制御統括するコントローラであり、CPU、ROM、
RAMなどを具備するシーケンサ(シーケンス制御装
置)を主構成要素としている。その他、制御装置本体
は、前記シーケンサが動作するために必要な周辺装置、
例えば、電源基板、I/O基板、サーボドライバ、及び
インターロック基板などを有しており、制御ボックス
(ボックス状のケース)の中に、制御装置本体は、収納
されている。
【0003】従来の射出成形機における成形品取出し装
置の問題点の第一は、次のような点である。成形品取出
し装置の制御装置本体には、製品を取出すアームを有し
ている取出し機本体の動作を制御するシーケンス制御プ
ログラムと、そのシーケンス制御プログラム実行の際に
必要となるパラメータ、すなわちシーケンス制御データ
と、が不揮発性の読み出し専用の半導体メモリである、
いわゆるROMに格納され、搭載されている。また、制
御装置本体は、CPU及びRAMを有し、このCPUが
ROMからシーケンス制御プログラム及びシーケンス制
御データを読込み、RAMを一時記憶領域として、取出
し機本体のシーケンス制御を実行している。制御装置本
体の主要構成部品であるCPU、ROM、RAMなどの
調達に要する費用が、成形品の取出し装置の製造コスト
に反映し、コスト高の一因となっているという問題点で
ある。ペンダントにも制御部があり、当然、その制御部
は、CPUやROMなどを具備している。制御装置本体
とペンダントの二個所に、CPUやROMなどの制御に
必要な部品が有るので、成形品取出し装置のコスト低減
を困難にしているという問題点である。
【0004】従来の射出成形機における成形品取出し装
置の問題点の第二は、次のような点である。従来、射出
成形機の成形品取出しシステムにおいては、この制御装
置本体を収納している制御ボックスが床に置かれてお
り、ペンダントと制御ボックス、取出し機本体と制御ボ
ックスとが、ケーブルで接続された、構成及び配置とな
っていた。制御ボックスを工場の床に設置するには、そ
のための余分なスペース(空間)が必要であり、また、
制御ボックスが作業の邪魔になったり、人や車両の通行
の邪魔になったりすることがしばしばあった。また、同
様に制御ボックスから出ているケーブルも作業や通行の
邪魔になることがあった。さらに、制御ボックス(筐
体)を設計し製造するためのコストが掛かるという問題
点もあった。成形品の取出し装置の機種毎に、制御ボッ
クスを設計・製造したり、成形品の取出し装置の改版、
いわゆるバージョンアップの度に、制御ボックスのデザ
インを変えたり、しなければならないことが多かった。
すなわち、制御ボックスの存在は、射出成形機における
成形品取出し装置の製造コスト低減の阻害要因の一つに
なっていた。
【0005】図4は、従来の射出成形機の成形品取出し
システムにおける成形品取出し装置の概要を示すブロッ
ク図である。ペンダント11と取出し機本体13との間
には、制御ボックス12が存在しており、その中には、
制御装置本体8が収納されており、例えば電源基板5a
やI/O基板6bなどの基板が入っている。制御装置本
体8の主要部分は、シーケンサ(シーケンス制御基板)
5dであり、シーケンサ5dは、CPUα31とメモリ
15を具備している、なお、CPUαというのは、後述
するペンダント11の中のCPU3と区別するべく、α
を付したものである。また、ここで言うメモリ15は、
具体的には例えばROM及びRAMのことである。この
ように、従来、ペンダント11にもCPU3とROM
6、制御装置本体8にもCPUα31とメモリ15が存
在しており、成形品取出し装置の製造コストを高くして
いた。また、大きな制御ボックス12が射出成形機10
の周囲の所定スペースを占めて鎮座しており、いかにも
作業などの邪魔になりそうであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明に係る射出成形
機における成形品取出し装置は、上記した従来の技術が
有する問題点に鑑み、なされたもので、次の課題を解決
することを目的とする。射出成形機の成形品取出しシス
テムにおいて、成形品取出し装置の制御装置本体の製造
に掛かる費用を低減し、成形品取出し装置を安価に提供
し得るようにする。また、射出成形機の成形品取出しシ
ステムにおいて、成形品の取出し装置が具備していた制
御装置本体を収納している制御ボックスを不要にする。
つまり、制御ボックスが存在しないようにしてしまう。
そのことによって、射出成形機の周囲の作業環境を改善
する、すなわち制御ボックスと制御ボックスから出てい
るケーブルが作業の邪魔にならないようにするととも
に、成形品の取出し装置の製品コスト(製造コスト)を
低減する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る射出成形機
における成形品取出し装置は、上記した課題を解決した
ものである。本発明の第1発明は、請求項1に記載され
たとおりの射出成形機における成形品取出し装置であ
り、次のようなものである。射出成形機と成形品取出し
装置とを含むものであり、前記成形品取出し装置は、取
出し機本体、ボックスもしくはボックス様のケースに収
納される制御装置本体、及び教示ペンダントを含む装置
であり、前記制御装置本体は、構成要素として、前記取
出し機本体を駆動制御するためのシーケンス制御プログ
ラム、及び前記シーケンス制御プログラム実行用のシー
ケンス制御データを含むものである、射出成形機の成形
品取出しシステムにおいて、前記シーケンス制御プログ
ラム及び前記シーケンス制御データを前記ペンダントが
具備する記憶媒体へ記憶させ、前記ペンダントには、前
記記憶媒体から情報を読み出して実行する制御手段を具
備させることを特徴とするものである。
【0008】本発明の第2発明は、請求項2に記載され
たとおりの射出成形機における成形品取出し装置であ
り、次のようなものである。請求項1記載の射出成形機
における成形品取出し装置において、前記シーケンス制
御プログラム及び前記シーケンス制御データ以外の前記
制御装置本体の各構成要素を、前記取出し機本体の側ま
たは前記ペンダントの側に設けることによって、前記制
御装置本体を収納するボックスもしくはボックス様ケー
スが存在しないようにする構成である。
【0009】本発明の第3発明は、請求項3に記載され
たとおりの射出成形機における成形品取出し装置であ
り、次のようなものである。請求項1記載または請求項
2記載の射出成形機における成形品取出し装置におい
て、前記記録媒体は、メモリカードであり、前記教示ペ
ンダントは、メモリカード・リードライト装置を具備す
る構成である。
【0010】本発明の第4発明は、請求項4に記載され
たとおりの射出成形機における成形品取出し装置であ
り、次のようなものである。請求項3記載の射出成形機
における成形品取出し装置において、前記メモリカード
は、コンパクトフラッシュであり、前記教示ペンダント
装置は、コンパクトフラッシュ・リードライト装置を具
備する構成である。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る射出成形機
における成形品取出し装置の実施の一形態を示すブロッ
ク図である。成形品取出し装置は、従来と同様、取出し
機本体13、制御ボックス12に収納されている制御装
置本体8及びペンダント11から成る。取出し機本体1
3は、通常、射出成形機10の固定金型(図示せず)の
上に設置する。取出し機本体13は、その構成要素の一
部として、普通、基板収納ボックス9を具備している。
基板収納ボックス9は、中継ボックスとも称される筐体
であり、図示していないが、中には、当業者が必要と判
断する各種の基板が入っている。例えば、電源用の基
板、サーボドライバ用の基板、通信インタフェース基板
などである。要するに、基板収納ボックス9には、制御
装置本体8もしくはペンダント11と、取出し機本体1
3の各機構(例、モータ)とのインタフェースを取る各
種の基板が入っていると考えてよい。従来においては、
図4のメモリ15に、シーケンス制御プログラムとシー
ケンス制御データが格納されていた。本発明では、これ
らのプログラムとデータ、すなわちシーケンス制御プロ
グラム・データを、制御装置本体8(のシーケンサ5
d)ではなく、図1で示すペンダント11内のROM6
に格納する。その結果、シーケンサ(シーケンス制御基
板)5dが不要となる。シーケンサが不要となった制御
装置本体8は、シーケンス制御を実行するために今まで
必要だったCPU、ROM、RAMなども不要となる。
なお、電源基板5a、インターロック基板5c、I/O
基板5bなどは、今まで通り、制御装置本体8に残して
おいてもよいし、後述するように余所へ移してもよい。
一方、ペンダント11には、従来通りの教示動作ないし
教示操作に必要である、I/O7、CPU3、RAM4
及びROM6の他に、記憶媒体1aを設ける。そして、
この記憶媒体1aにシーケンス制御プログラム・データ
を記憶させる。CPU3は、シーケンス制御以外の動
作、例えば教示動作やペンダント2が持つ表示器(図示
せず)への表示動作などを、ROM6から、そのための
プログラム及びデータを読み出して実行する。また、C
PU3は、取出し機本体13に対するシーケンス制御
を、記憶媒体1aから、シーケンス制御プログラム及び
シーケンス制御データを読み出して実行することも行
う。記憶媒体1aには、通常のROMを用いてもよい
が、フラッシュメモリ、EEPROMなども使用可能で
ある。または後述するメモリカード、コンパクトフラッ
シュなどを用いることもでき、むしろそのほうが好まし
い。
【0012】図2は、本発明に係る射出成形機における
成形品取出し装置の制御ボックス不在の実施の一形態を
示すブロック図である。ペンダント11にメモリカード
1b及びメモリカード・リードライト装置2bを具備さ
せ、シーケンス制御プログラムとシーケンス制御データ
を、そのメモリカード1bに記憶させる。これによっ
て、図4で示すシーケンサ、すなわち、図4のCPUα
31とメモリ15が不要となる。制御装置本体8を構成
するその他の基板、例えば、電源基板5a、I/O基板
5c、インターロック基板5b及びサーボドライブ基板
5eなどは、取出し機本体13の基板収納ボックス9の
中に入れれば良い。また、制御ボックス12を無くす別
の実施の形態として、制御装置本体8に有った旧I/O
基板の機能の一部は、ペンダント11側のI/O7へ移
し、その残りの機能は、取出し機本体13側の新I/O
基板5cへ移しても良い。このように、本実施の形態で
は、基板収納ボックス9(のI/O基板5c)とペンダ
ント11(のI/O7)を直接、ケーブル14で接続す
ることになるので、制御ボックス12が存在したとき比
べて、射出成形機システム全体でのケーブルの長さが短
くなる。また、今まで、取出し機本体13と制御ボック
ス12の間のケーブルと、制御ボックス12とペンダン
ト11の間のケーブルと、いうように、2本のケーブル
が別々に必要であったのに、取出し機本体13とペンダ
ント11との間の1本のケーブルだけが有れば良くなっ
たので、ケーブルの本数も少なくなり、射出成形機10
の周りがすっきりする。当然、制御ボックス12が無く
なったので、射出成形機10の周囲に、今まであった余
分なものがなくなり、作業や通行の邪魔になることがな
い。すなわち、射出成形機10の周囲の作業環境が改善
する。なお、本発明は、次のようにして実施することも
可能である。ペンダント11のROMに小容量のものを
使い、必要最低限のプログラム(とデータ)を入れる。
例えばペンダント11にシステムプログラム用のROM
6aを設け、イニシャルプログラムとそのためのデータ
だけを入れる。その他のプログラムとデータは、全て、
メモリカード1bに記録する。図5は、そのような場合
のメモリカード1b内の記憶内容を示している。図5
は、メモリカードへの格納内容を示す模式図である。ペ
ンダント11には、コストの点から言って必要最低限の
ROMを置くのが望ましく、このシステムプログラム用
ROM12aには、イニシャルプログラムを入れてお
く。ペンダント11に電源が投入されたり、リセットが
掛けられたりすると、CPU3は、このイニシャルプロ
グラムを実行し、しかる後、メモリカード1bからスタ
ートプログラムを読み出して実行し、その後は、メモリ
カード1bの各プログラムに従い、所定のステップを順
次実行する。メモリカード1bには、教示操作制御プロ
グラム、シーケンス制御プログラム、及び当業者が必要
と考えるその他のプログラムを記憶させることができ
る。各プログラムを実行するには、そのためのパラメー
タ(データ)が必要なので、プログラム記憶領域とは別
のエリアに、教示操作制御データ、シーケンス制御デー
タ及びその他のデータを格納する。
【0013】図3は、本発明に係る射出成形機における
成形品取出し装置のペンダントの記憶媒体としてコンパ
クトフラッシュを用いた実施の一形態を示すブロック図
である。制御装置本体8を構成する各種基板のうち、サ
ーボドライブ基板5eは、制御ボックス12の中に入れ
てもよいし、基板収納ボックス9の中に入れても良い。
もちろん、取出し機本体13の所定の部位に設けても良
い。図3では、基板収納ボックス9の中に設けた中継基
板5fから電源と指令を得る構成とし、取出し機本体1
3にサーボドライブ基板5dを設けた構成を示す。ペン
ダント11に必ず具備させる記憶媒体1aには、コンパ
クトフラッシュ1cを用いている。コンパクトフラッシ
ュ・リードライト装置2cにそのコンパクトフラッシュ
1cを装填したものペンダント11に搭載する。図示し
ていないが、コンパクトフラッシュ1cには、シーケン
ス制御プログラム及びシーケンス制御データが入ってい
る。当然、制御ボックス12(制御装置本体8)には、
図4で示しているシーケンサ5dは、不要となる(入っ
ていない)。ペンダント11の記憶媒体1aにコンパク
トフラシュ1c使用する場合、制御ボックス12は、廃
止してもしなくてもよいが、ここでは、制御ボックス1
2を廃止しない構成を示している。もし、制御ボックス
12を存在しないようにしたいなら、シーケンス制御プ
ログラム及びシーケンス制御データ以外の制御装置本体
8を構成する全ての要素を、ペンダント11側と取出し
機本体13側のいずれかの側に、当業者の所望する配分
の仕方で、割り振らなければならない。サーボドライブ
基板5dは、基板収納ボックス9の中ではなく、基板収
納ボックス9の外の取出し機本体13に設けるなどでき
るので、一般的には基板収納ボックス9の方がペンダン
ト11よりも収納スペースに余裕があることが普通であ
る。よって、電源基板5a、インターロック基板5b、
I/O基板5cなどは、取出し機本体13側(の基板収
納ボックス9)に収めるのが好ましいと言える。
【0014】
【発明の効果】本発明に係る射出成形機における成形品
取出し装置は、以上説明してきたように構成されている
ので、以下に記載する効果を奏する。射出成形機の成形
品取出しシステムにおいて、シーケンス制御プログラム
及びシーケンス制御データをペンダントの記憶媒体へ記
憶させることとした。よって、制御装置本体に備えさせ
ていたCPU及びROMなどの、シーケンス制御プログ
ラム及びシーケンス制御データ実行及び格納のための構
成要素(部品)を廃したので、つまり、存在しなくした
ので、その分だけ、形品取出し装置の制御装置本体の製
造に掛かる費用を低減し、成形品取出し装置を安価に提
供し得るようなった。また、射出成形機の成形品取出し
システムにおいて、成形品の取出し装置が具備していた
制御装置本体を収納している制御ボックスを不要、不在
にした。制御装置本体の各構成要素のうち、シーケンス
制御プログラム及びシーケンス制御データをペンダント
移し、残りの構成要素を、取出し機本体またはペンダン
トに移したからである。よって、射出成形機の周囲の作
業環境を改善することができる。すなわち制御ボックス
と制御ボックスから出ているケーブルが作業の邪魔にな
らないようにするとともに、成形品の取出し装置の製品
コスト(製造)コストを低減することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る射出成形機における成形品取出し
装置の実施の一形態を示すブロック図
【図2】本発明に係る射出成形機における成形品取出し
装置の制御ボックス不在の実施の一形態を示すブロック
【図3】本発明に係る射出成形機における成形品取出し
装置のペンダントの記憶媒体としてコンパクトフラッシ
ュを用いた実施の一形態を示すブロック図
【図4】従来の射出成形機の成形品取出しシステムにお
ける成形品取出し装置の概要を示すブロック図
【図5】メモリカードへの格納内容を示す模式図
【符号の説明】
1a 記憶媒体 1a メモリカード 1b コンパクトフラッシュ 2b メモリカード・リードライト装置 2c コンパクトフラッシュ・リードライト装置 3 CPU 4 RAM 5a 電源基板 5b インターロック基板 5c I/O基板 5d シーケンサ(シーケンス制御基板) 5e サーボドライブ基板 5f 中継基板 6 ROM 6a システムプログラム用ROM 7 I/O 8 制御装置本体 9 基板収納ボックス 10 射出成形機 11 ペンダント 12 制御ボックス 13 取出し機本体 14 ケーブル 15 メモリ 31 CPUα

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出成形機と成形品取出し装置とを含む
    ものであり、 前記成形品取出し装置は、取出し機本体、ボックスもし
    くはボックス様のケースに収納される制御装置本体、及
    び教示ペンダントを含む装置であり、 前記制御装置本体は、構成要素として、前記取出し機本
    体を駆動制御するためのシーケンス制御プログラム、及
    び前記シーケンス制御プログラム実行用のシーケンス制
    御データを含むものである、射出成形機の成形品取出し
    システムにおいて、 前記シーケンス制御プログラム及び前記シーケンス制御
    データを前記ペンダントが具備する記憶媒体へ記憶さ
    せ、 前記ペンダントには、前記記憶媒体から情報を読み出し
    て実行する制御手段を具備させることを特徴とする、 射出成形機における成形品取出し装置。
  2. 【請求項2】 前記シーケンス制御プログラム及び前記
    シーケンス制御データ以外の前記制御装置本体の各構成
    要素を、前記取出し機本体の側または前記ペンダントの
    側に設けることによって、前記制御装置本体を収納する
    ボックスもしくはボックス様ケースが存在しないように
    する、請求項1記載の射出成形機における成形品取出し
    装置。
  3. 【請求項3】 前記記録媒体は、メモリカードであり、
    前記教示ペンダントは、メモリカード・リードライト装
    置を具備する請求項1記載または請求項2記載の射出成
    形機における成形品取出し装置。
  4. 【請求項4】 前記メモリカードは、コンパクトフラッ
    シュ(登録商標)であり、前記教示ペンダント装置は、
    コンパクトフラッシュ・リードライト装置を具備する請
    求項3記載の射出成形機における成形品取出し装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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