JP2010040104A - 光ディスク自動記録装置および光ディスク自動記録システム - Google Patents

光ディスク自動記録装置および光ディスク自動記録システム Download PDF

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JP2010040104A JP2008202148A JP2008202148A JP2010040104A JP 2010040104 A JP2010040104 A JP 2010040104A JP 2008202148 A JP2008202148 A JP 2008202148A JP 2008202148 A JP2008202148 A JP 2008202148A JP 2010040104 A JP2010040104 A JP 2010040104A
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Abstract

【課題】多数枚の光ディスクを連続自動記録する光ディスク自動記録装置において、記録が完了してから次の記録が開始できるまでの待機時間を短縮する。
【解決手段】回転軸周りに等角度ピッチで配置された少なくとも2つのディスク搭載部を有する回転トレイが1角度ピッチずつ回転することにより、ディスク記録手段により光ディスクの記録を行う動作位置に位置するディスク搭載部が入れ替わり、動作位置以外に位置している前記ディスク搭載部において光ディスクの供給および/または排出をするように構成する。
【選択図】図8

Description

光ディスク記録ドライブやラベルプリンタにディスク自動交換機構を組み合わせて多数枚の光ディスクを連続的に自動で記録する光ディスク自動記録装置が知られている。
図26に、この種の従来の光ディスク自動記録装置の典型的な一例を斜視図で示す。図示装置にては、光ディスクへデータ記録を行う光学ドライブと光ディスクのラベル面へ印刷を行うラベルプリンタがタワー型の筐体に搭載されている。光学ドライブもラベルプリンタも引出式のディスクトレイを備えており、該ディスクトレイを引き出した状態でディスクの受け渡しが可能となり、ディスクトレイを引き込むことで光学ヘッドや印刷ヘッドがディスクトレイ上のディスクに対してアクセス可能となる。
筐体正面には、昇降可能な搬送アームと、搬送アーム先端に設けられた掴持部と、搬送アームや掴持部を駆動制御する図示しない搬送機構駆動制御手段とを含み構成されたディスク搬送機構が設けられている。掴持部は搬送機構駆動制御手段の指令に応じて光ディスクの中心孔と係合することにより光ディスクを1枚ずつ掴み取れるようになっており、又、掴持している光ディスクを開放するように構成されている。
搬送アームの下方には未記録ディスク収納部が、その隣には記録済ディスク排出部が設けられており、それらの間に仕分板が設けられている。搬送アームが掴持部にディスクを掴んで収納部から上昇する際には仕分板が回転してディスクの上昇を許容し、一方、搬送アームが仕分板の上方でディスクを放した際にはディスクが仕分板の斜面に沿って落下し排出部へ導かれる。
光学ドライブやラベルプリンタからディスクを取り出す場合、空の搬送アームをドライブやプリンタの上方へ待機させてからディスクトレイを引き出し、搬送アームを下げてディスクを掴み、持ち上げた後にディスクトレイを引き込む。逆にディスクをセットする場合には、ディスクを掴持した搬送アームを上方へ待機させてからディスクトレイを引き出し、ディスクを放した後に載置されたディスクごとトレイを引き込む。
図27のブロック図に示すように、この光ディスク自動記録装置は光学ドライブやラベルプリンタや搬送機構駆動制御手段を制御したり、光学ドライブやラベルプリンタへ記録データを送信したりするためのPCと接続して使用する。例示装置において、複数枚の光ディスクを連続して記録している最中の一連の動作(ステップJ0.〜ステップJ25.)を図28の工程図に示す。
[ステップJ0.]光学ドライブが記録動作中は、搬送アームは光学ドライブ上方で待機し、ラベルプリンタはトレイを引き込んだ状態で待機している。
[ステップJ1.]光学ドライブは光ディスクの記録が完了するとPCへ記録完了報告を通知する。
[ステップJ2.]PCは光学ドライブへトレイ引出指令(イジェクトコマンド)を発行する。光学ドライブは光学ヘッドをアンロードさせてからトレイを引き出す。
[ステップJ3.]PCは規定時間経過後に搬送機構駆動制御手段へ記録済みディスク取出指令を発行する。搬送機構駆動制御手段は搬送アームを下降させ、取り出し動作を開始する。
[ステップJ4.]搬送アームが光学ドライブのトレイまで下降すると掴持部が光ディスクの中心孔と係合する。ディスク掴持が検出されると搬送機構駆動制御手段は搬送アームの駆動を反転し、搬送アームが上昇する。
[ステップJ5.]搬送アームがラベルプリンタ上方へ到達すると、搬送機構駆動制御手段は搬送アームの駆動を停止しPCへ記録済ディスク取出完了報告を通知する。
[ステップJ6.]PCは光学ドライブへトレイ引込指令(ロードコマンド)を発行すると共にラベルプリンタへトレイ引出指令(イジェクトコマンド)を発行する。光学ドライブはトレイを引き込んでから光学ヘッドをロードし、ラベルプリンタは印刷ヘッドをアンロードさせてからトレイを引き出す。
[ステップJ7.]PCは規定時間経過後に搬送機構駆動制御手段へディスク開放指令を発行する。搬送機構駆動制御手段は掴持部と光ディスクとの係合を解除し、光ディスクがラベルプリンタのトレイ上へ落下する。
[ステップJ8.]PCは規定時間経過後にラベルプリンタへトレイ引込指令(ロードコマンド)を発行する。ラベルプリンタはトレイを引き込んでから印刷ヘッドをロードする。
[ステップJ9.]PCは規定時間経過後に搬送機構駆動制御手段へ未記録ディスク取出指令を発行すると共に、ラベルプリンタへ印刷開始指令を発行し、印刷データの送信を開始する。搬送機構駆動制御手段は搬送アームを下降させ取り出し動作を開始し、ラベルプリンタはラベル印刷を開始する。
[ステップJ10.]搬送アームがディスク収納部まで下降すると掴持部が光ディスクの中心孔と係合する。ディスク掴持が検出されると搬送機構駆動制御手段は搬送アームの駆動を反転し、搬送アームが上昇する。
[ステップJ11.]搬送アームが光学ドライブ上方へ到達すると、搬送機構駆動制御手段は搬送アームの駆動を停止しPCへ未記録ディスク取出完了報告を通知する。
[ステップJ12.]PCは光学ドライブへトレイ引出指令(イジェクトコマンド)を発行する。光学ドライブは光学ヘッドをアンロードさせてからトレイを引き出す。
[ステップJ13.]PCは規定時間経過後に搬送機構駆動制御手段へディスク開放指令を発行する。搬送機構駆動制御手段は掴持部と光ディスクとの係合を解除し、光ディスクが光学ドライブのトレイ上へ落下する。
[ステップJ14.]PCは規定時間経過後に光学ドライブへトレイ引込指令(ロードコマンド)を発行すると共に搬送機構駆動制御手段へ印刷済ディスク取出準備指令を発行する。光学ドライブはトレイを引き込んでから光学ヘッドをロードし、搬送機構駆動制御手段は搬送アームをラベルプリンタ上方まで駆動する。
[ステップJ15.]PCは光学ドライブへ記録開始指令を発行し、記録データの送信を開始する。光学ドライブはデータ記録を開始する。
[ステップJ16.]光学ドライブが記録を行っている最中にラベル印刷が完了する。印刷が完了するとラベルプリンタはPCへ印刷完了報告を通知する。
[ステップJ17.]PCはラベルプリンタへトレイ引出指令(イジェクトコマンド)を発行する。ラベルプリンタは印刷ヘッドをアンロードさせてからトレイを引き出す。
[ステップJ18.]PCは規定時間経過後に搬送機構駆動制御手段へ印刷済みディスク取出指令を発行する。搬送機構駆動制御手段は搬送アームを下降させ、取り出し動作を開始する。
[ステップJ19.]搬送アームがラベルプリンタのトレイまで下降すると掴持部が光ディスクの中心孔と係合する。ディスク掴持が検出されると搬送機構駆動制御手段は搬送アームの駆動を反転し、搬送アームが上昇する。
[ステップJ20.]搬送アームがラベルプリンタ上方へ到達すると、搬送機構駆動制御手段は搬送アームの駆動を停止しPCへ印刷済ディスク取出完了報告を通知する。
[ステップJ21.]PCはラベルプリンタへトレイ引込指令(ロードコマンド)を発行する。ラベルプリンタはトレイを引き込んでから印刷ヘッドをロードする。
[ステップJ22.]PCは規定時間経過後に搬送機構駆動制御手段へディスク排出指令を発行する。搬送機構駆動制御手段は搬送アームを下降させ、排出動作を開始する。
[ステップJ23.]搬送アームが仕切板上方へ到達すると、搬送機構駆動制御手段は搬送アームの駆動を停止し、掴持部と光ディスクとの係合を解除する。光ディスクが仕切板に沿って排出部へ落下する。搬送機構駆動制御手段はディスク開放後に搬送アームを上昇させる。
[ステップJ24.]搬送アームが光学ドライブ上方へ到達すると、搬送機構駆動制御手段は搬送アームの駆動を停止し、PCへディスク排出完了報告を通知する。
[ステップJ25.]光学ドライブの記録が完了するまで待機し、ステップJ1〜24の動作を繰り返す。
ここでステップJ16からステップJ24の工程は光学ドライブがデータ記録を行っている最中に完了するので、データ記録時間とデータ記録が完了してから次のデータ記録が開始されるまでの光学ドライブ待機時間(ステップJ2〜J14の工程)とが連続記録する際の全作業時間の大半を占めることになる。データ記録時間は光学ドライブの速度に依存するが、既にCD記録ドライブもDVD記録ドライブも限界速度(ディスクの破壊が生じない10,000rpm)に到達している。従って光学ドライブ待機時間の長さが光ディスク自動記録装置の処理速度性能を左右する。もちろん、従来例に示した方式においても搬送アームの動作速度や動作効率の向上により光学ドライブ待機時間の短縮を図っているが、最も高速な装置でも30秒程度の光学ドライブ待機時間が生じてしまう。
この点を改善するために、各種の提案がなされている。図29は特許文献1に開示されている光ディスク自動記録装置の構成図である(図29で各構成部分に付されている符号は、特許文献1を踏襲しており、他図との対応なし)。
特許文献1は上記した従来の光ディスク自動記録装置においてディスクトレイが引き出されることにより搬送アームの昇降が妨げられ作業時間が遅延させられる問題や装置が大型化する問題などを解消する目的で創案された案件で、搬送アームを昇降および旋回可能にしてある。搬送アームが旋回することで、引き出されたディスクトレイが妨げとならないような経路で収納部や排出部とディスクトレイとの間を搬送アームが移動でき、更にディスク収納部とディスク排出部とを上下に配置して装置を小型化することができるとしている。然しながら、特許文献1の技術は、搬送アームの昇降を許容する為にディスクトレイの引出/引込を繰り返す工程は削減することができるが、削減した数だけ搬送アームの旋回工程が増えており、光学ドライブ待機時間を短縮する効果は低い。
図30は特許文献2に開示されているカルーセル型ディスクチェンジャーを備えた光ディスク装置の構成図である(図30中での符号は特許文献2に準じ、他図との対応なし)。カルーセル型ディスクチェンジャーは連奏型CDプレイヤーとして実用化されている。複数のディスク搭載部が設けられた回転トレイを有しており、複数のディスク搭載部にディスクを1枚ずつ搭載して装置本体に収納し、回転トレイを回転させることにより演奏が完了したディスクから次に演奏するディスクへの交換を迅速に行うことが出来る。
回転トレイに設けたディスク搭載部の数だけディスクを収納することが出来るが、ディスク搭載部の数を増やすと装置が大型化してしまう為、現実的には6枚程度の収納枚数が限界である。一方、光ディスク自動記録装置は一般に数十枚から百枚のディスクを複製する用途に用いられる為、未記録ディスクを100枚程度収納する必要がある。カルーセル型ディスクチェンジャーは収納枚数が不十分であり光ディスク自動記録装置に適応することはできない。
図31は特許文献3に開示されている光ディスク自動記録装置の構成図である(図31中での符号は特許文献3に準じ、他図との対応なし)。この装置は、回転テーブルにディスク収納部を複数備え、各々のディスク収納部に複数枚のディスクを収納することが可能となっている。ディスクの収納枚数は100枚程度の連続複製用途に十分対応可能であるが、記録ドライブやラベルプリンタが回転テーブル上のディスクに直接アクセスすることが出来ない為、ディスク搬送手段がディスクを1枚ずつ記録ドライブやラベルプリンタへ搬送する必要があり、図26に示した従来の光ディスク自動記録装置と同様にディスクトレイが引き出されることにより搬送アームの昇降が妨げられ作業時間が遅延させられるという問題が発生してしまう。
特許第3946438号 特許第3821135号 米国特許5734629号
本発明は上記実情を考慮してなされたものであり、100枚程度の多数枚の光ディスクを連続して自動的に記録する光ディスク自動記録装置において記録が完了してから次の記録が開始できるまでの待機時間を短縮することを目的としている。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、複数枚の光ディスクを自動的に連続して記録する光ディスク自動記録装置において、回転軸周りに等角度ピッチで配置された少なくとも2つのディスク搭載部を有する回転トレイと、動作位置に位置する前記ディスク搭載部に搭載された光ディスクに記録を行うディスク記録手段と、前記動作位置よりも前記回転トレイ回転方向の上流側に配置されて未記録の光ディスクを複数枚収納する収納部と、前記収納部から光ディスクを一枚取り出して前記動作位置以外に位置している前記ディスク搭載部へ供給するためのディスク供給手段と、前記動作位置以外に位置している前記ディスク搭載部上の記録済の光ディスクを排出するためのディスク排出手段とを有し、前記回転トレイが1角度ピッチずつ回転することにより前記動作位置に位置する前記ディスク搭載部が入れ替わるように構成されていることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の光ディスク自動記録装置において、前記ディスク供給手段と、前記ディスク排出手段とは、同一位置の前記ディスク搭載部に対して光ディスクの供給動作と排出動作を行うことを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の光ディスク自動記録装置において、前記ディスク供給手段が、前記ディスク排出手段を兼用していることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の光ディスク自動記録装置において、前記ディスク排出手段が、全ての前記ディスク搭載部に個々に備えられていることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1または4に記載の光ディスク自動記録装置において、前記回転トレイは、前記ディスク記録手段による記録動作時に、前記動作位置に位置するディスク搭載部と、前記動作位置より上流側定位置で前記ディスク供給手段が光ディスクを供給するディスク搭載部と、および前記動作位置より下流側定位置で前記ディスク排出手段が記録済の光ディスクを排出するディスク搭載部と、の少なくとも3つの前記ディスク搭載部を有していることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1、4または5に記載の光ディスク自動記録装置において、前記ディスク記録手段を少なくとも2つ備え、
前記回転トレイは、前記ディスク記録手段の個数よりも2つ多い個数の前記ディスク搭載部を備え、前記各ディスク記録手段は、前記回転トレイの回転方向上流側の前記ディスク供給手段の供給位置に停止した前記ディスク搭載部と下流側の前記ディスク排出手段の排出動作可能位置に停止した前記ディスク搭載部との間に位置する複数の前記ディスク搭載部に個々にアクセス可能に配置されていることを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項1、4、5または6に記載の光ディスク自動記録装置において、前記ディスク記録手段として、前記光ディスクに光学的に情報記録をする光学ドライブとラベルプリンタとを隣接した前記動作位置に配置し、前記回転トレイは、前記ディスク供給手段、前記光学ドライブ、前記ラベルプリンタ並びに前記ディスク排出手段が同時にそれぞれの作業対象とするための少なくとも4つの前記ディスク搭載部を備えることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1乃至7に記載の光ディスク自動記録装置と光ディスク自動記録装置を制御する制御装置とから成る光ディスク自動記録システムであって、前記ディスク記録手段の記録動作と平行して前記ディスク排出手段の排出動作や前記ディスク供給手段の供給動作を行い、前記ディスク記録手段の記録動作が完了した状態にて前記回転トレイの回転動作を行うように、前記制御装置が前記光ディスク自動記録装置を制御することを特徴とする。
本発明によれば、ディスク記録手段がアクセス可能な動作位置を複数のディスク搭載部が入れ替わり、動作位置以外にあるディスク搭載部に対して記録済ディスクの排出や未記録ディスクの供給を行うよう構成しているので、ディスク排出やディスク供給の作業中にもディスク記録手段がディスクにアクセスすることができ、ディスク記録手段の待機時間を短縮することすることができる。
[第1実施形態]
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施形態である光ディスク自動記録装置を示す模式的構成図である。この実施形態装置は、光ディスク記録手段としての光学ドライブ(6)と、同じく光ディスク記録手段としてのラベルプリンタ(7)を備えている。
回転トレイ(5)(以下、単にトレイ(5)とも記す)はベース(4)に固定された回転軸(4−5)により軸支されており、図示しないトレイ駆動手段(5−2)により回転駆動される。回転トレイ(5)上には3つのディスク搭載部(5−1)が回転軸(4−5)周りに等角度ピッチで設けられている。ベース(4)には回転軸(4−5)周りに等角度ピッチでドライブ動作位置(4−3)とプリンタ動作位置(4−4)と受渡し位置(4−1)とが設定してあり、ディスク搭載部(5−1)が順に各位置で停止するようになっている。
ドライブ動作位置(4−3)にはトレイ(5)を挟み込む形で光学ドライブ(6)が設置され、プリンタ動作位置(4−4)にはラベルプリンタ(7)が設置され、受渡し位置(4−1)の近傍にはディスク供給/排出手段(12)が設置されている。光学ドライブ(6)は図示しない光学ヘッドを有し、この光学ヘッドは光ディスク(2)へのアクセスが可能なロード位置と光ディスク(2)の交換を許容するアンロード位置との間を移動可能なように構成されている。ラベルプリンタ(7)は図示しない印刷ヘッドを有し、この印刷ヘッドは光ディスク(2)へのアクセスが可能なロード位置と光ディスク(2)の交換を許容するアンロード位置との間を移動可能なように構成されている。
ディスク供給/排出機構(12)は、ベース(4)に固定された昇降レール(12−1)と昇降レール(12−1)に軸支された搬送アーム(12−2)とを有し、搬送アーム(12−2)の先端にはディスクを掴持可能な掴持部(12−3)が設けられている。搬送アーム(12−2)は図示しない周知のディスク供給/排出機構駆動手段(12−4)により昇降レール(12−1)の軸方向に沿って昇降駆動され、更に昇降レール(12−1)の軸周りに旋回駆動される。掴持部(12−3)は光ディスク(2)の中心孔と係合することにより光ディスク(2)を1枚ずつ掴み取るように構成されており、又、図1には示さないディスク供給/排出機構駆動手段(12−4)により光ディスク(2)との係合を解除できるようになっている。
昇降レール(12−1)の(トレイ(5)中心に向かって)左側には未記録ディスクを収納しておく収納部(8)が設けられており、昇降レール(12−1)の右側には記録済ディスクを排出する排出部(9)が設けられている。搬送アーム(12−2)を左側へ(左回りに)旋回させると掴持部(12−3)が収納部(8)の上方に位置し、搬送アーム(12−2)を右側へ旋回させると掴持部(12−3)が排出部(9)の上方に位置し、搬送アーム(12−2)の旋回角度位置を中立にすると掴持部(12−3)が受渡し位置(4−1)の上方に位置するように設定されている。トレイ駆動手段(5−2)とディスク供給/排出機構駆動手段(12−4)は図示しない搬送制御手段(14)により制御される。
第1実施形態の光ディスク記録装置は、図2のブロック図に示すように、光学ドライブ(6)やラベルプリンタ(7)や搬送制御手段(14)を制御したり、光学ドライブ(6)やラベルプリンタ(7)へ記録データを送信したりするためのPC(パーソナル・コンピュータ)(1)と接続して使用する。本実施形態装置において、複数枚の光ディスクを連続して記録している最中の一連の動作(ステップ0.〜ステップ18)は、図3の工程図に示すようになる。
[ステップ0.]光学ドライブ(6)が記録中、搬送アーム(12−2)は受渡し位置(4−1)上方で待機しており、受渡し位置(4−1)にあるディスク搭載部(5−1)には未記録ディスクが搭載されており、プリンタ動作位置(4−4)にあるディスク搭載部(5−1)にはデータ記録済で印刷済のディスクが搭載されている。
[ステップ1.]光学ドライブ(6)は光ディスク(2)の記録が完了するとPC(1)へ記録完了報告を通知する。
[ステップ2.]PC(1)は光学ドライブ(6)とラベルプリンタ(7)へイジェクト指令を発行する。光学ドライブ(6)は光学ヘッドをアンロードさせ、ラベルプリンタ(7)は印刷ヘッドをアンロードさせる。
[ステップ3.]PC(1)は規定時間経過後に搬送制御手段(14)へトレイ回転指令を発行する。搬送制御手段(14)はトレイ駆動手段(5−2)を制御してトレイ(5)を1/3回転させる。トレイ(5)が1/3回転することにより、未記録ディスクを搭載したディスク搭載部(5−1)が受渡し位置(4−1)からドライブ動作位置(4−3)へ移動し、データ記録済ディスクを搭載したディスク搭載部(5−1)がドライブ動作位置(4−3)からプリンタ動作位置(4−4)へ移動し、印刷済ディスクを搭載したディスク搭載部(5−1)がプリンタ動作位置(4−4)から受渡し位置(4−1)へ移動する。
[ステップ4.]PC(1)は規定時間経過後に光学ドライブ(6)とラベルプリンタ(7)へロード指令を発行する。光学ドライブ(6)は光学ヘッドをロードさせ、ラベルプリンタ(7)は印刷ヘッドをロードさせる。
[ステップ5.]PC(1)は光学ドライブ(6)へ記録開始指令を発行し記録データの送信を開始すると共に、ラベルプリンタ(7)へ印刷開始指令を発行し印刷データの送信を開始する。又、搬送制御手段(14)へディスク排出指令を発行する。光学ドライブ(6)はデータ記録を開始し、ラベルプリンタ(7)はラベル印刷を開始し、搬送制御手段(14)はディスク供給/排出機構駆動手段(12−4)を制御して搬送アーム(12−2)を下降させ排出動作を開始する。
[ステップ6.]搬送アーム(12−2)が受渡し位置(4−1)にあるディスク搭載部(5−1)まで下降すると掴持部(12−3)が光ディスクの中心孔と係合する。ディスク供給/排出機構(12)は光ディスク(2)を掴持したことを搬送制御手段(14)へ通知する。
[ステップ7.]搬送制御手段(14)はディスク供給/排出機構駆動手段(12−4)を制御して搬送アーム(12−2)を最上部まで上昇させる。
[ステップ8.]搬送制御手段(14)はディスク供給/排出機構駆動手段(12−4)を制御して搬送アーム(12−2)を排出部(9)上方まで右旋回させる。
[ステップ9.]搬送制御手段(14)はディスク供給/排出機構駆動手段(12−4)を制御して掴持部(12−3)を開放させる。光ディスク(2)が排出部(9)へ落下する。
[ステップ10.]搬送制御手段(14)はディスク供給/排出機構駆動手段(12−4)を制御して搬送アーム(12−2)を受渡し位置(4−1)上方まで左旋回させると共にPC(1)へディスク排出完了報告を通知する。
[ステップ11.]PC(1)は搬送制御手段(14)へディスク供給指令を発行する。搬送制御手段(14)はディスク供給/排出機構駆動手段(12−4)を制御して搬送アーム(12−2)を収納部(8)上方まで右旋回させ供給動作を開始する。
[ステップ12.]搬送制御手段(14)はディスク供給/排出機構駆動手段(12−4)を制御して搬送アーム(12−2)を下降させる。
[ステップ13.]搬送アーム(12−2)が収納部(8)まで下降すると掴持部(12−3)が光ディスクの中心孔と係合する。ディスク供給/排出機構(12)は光ディスク(2)を掴持したことを搬送制御手段(14)へ通知する。
[ステップ14.]搬送制御手段(14)はディスク供給/排出機構駆動手段(12−4)を制御して搬送アーム(12−2)を最上部まで上昇させる。
[ステップ15.]搬送制御手段(14)はディスク供給/排出機構駆動手段(12−4)を制御して搬送アーム(12−2)を受渡し位置(4−1)上方まで右旋回させる。
[ステップ16.]搬送制御手段(14)はディスク供給/排出機構駆動手段(12−4)を制御して掴持部(12−3)を開放させると共にPC(1)へディスク供給完了報告を通知する。光ディスク(2)が受渡し位置(4−1)にあるディスク搭載部(5−1)へ落下する。
[ステップ17.]光学ドライブ(6)が記録を行っている最中にラベルプリンタ(7)の印刷が完了する。印刷が完了するとラベルプリンタ(7)はPC(1)へ印刷完了報告を通知する。
[ステップ18.]光学ドライブ(6)の記録が完了するまで待機した後、1〜17の動作を繰り返す。
上記[ステップ1.]から[ステップ5.]の工程に示すように、光学ドライブ(6)がデータ記録を完了した後に光学ヘッドと印刷ヘッドをアンロードさせ、トレイ(5)を1/3回転させ、再び光学ヘッドと印刷ヘッドをロードさせるだけで次のデータ記録を開始できる。
本実施形態では時間の掛かるディスク交換作業(図3の[ステップ5.]から[ステップ16.]の工程)をデータ記録最中に行っているので、作業時間に加算されない。又、データ記録に掛かる時間は少なくとも数分は掛かるので、その間にディスク交換を完了すれば良く、高速なディスク交換機構を採用しなくとも十分に間に合い、容易に低コスト化ができる。
ちなみに、従来の光ディスク自動記録装置では、図28のステップJ1からステップJ15の工程に示すように、光学ドライブがデータ記録を完了した後、トレイのディスク搭載部上に搭載されている記録済ディスクを未記録ディスクへ交換するまで次のデータ記録を開始できなかった。その間、トレイの引出/引込動作やヘッドのアンロード/ロード動作や搬送アームの昇降動作が何度も繰り返され、ディスク交換作業は高速な機構でも30秒ほど掛かっていた。本実施形態ではデータ記録が完了してから次のデータ記録が開始されるまでの間に行われる工程(必要とする工程)を大幅に削減しており、従来30秒ほど掛かっていたドライブ待機時間を3秒以下に短縮することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第2実施形態の光ディスク自動記録装置を図4の模式的構成図に、第2実施形態におけるディスク供給機構(10)の補足説明図を図5に示す。この第2実施形態は第1実施形態で設けられていたディスク供給/排出機構(12)の代わりにディスク供給機構(10)とディスク排出機構(11)とが別個に設けられている点が異なっている。その他の部分は、第1実施形態と同等で、同一符号を付してあり説明を省略する。
第2実施形態に用いているディスク供給機構(10)は、ベース(4)に固定された昇降レール(10−1)と、昇降レール(10−1)に軸支された搬送アーム(10−2)と、搬送アーム(10−2)の先端に設けられた掴持部(10−3)と、搬送アーム(10−2)を駆動するディスク供給機構駆動手段(10−4)と、搬送アーム(10−2)の旋回姿勢や掴持部(10−3)の開放タイミングを制御する案内手段(10−5)とを有する。掴持部(10−3)は光ディスク(2)の中心孔と係合することにより光ディスク(2)を1枚ずつ掴み取るように構成されており、図示しない解除機構により光ディスク(2)との係合が解除できるようになっており、この解除機構を作動させる解除レバー(10−3−1)が搬送アーム(10−2)に設けられている。
また、掴持部(10−3)が光ディスク(2)を掴み取ったことを検知するマイクロスイッチ(図示しない)と解除機構が作動したことを検知するマイクロスイッチ(図示しない)が搬送アーム(10−2)に設けられている。ディスク供給機構駆動手段(10−4)は、傾斜溝が開口した昇降プレート(10−4−1)と、昇降プレート(10−4−1)と係合した送りネジ(10−4−2)と、送りネジ(10−4−2)を回転駆動する駆動モータ(10−4−3)とを有する。案内手段(10−5)にはL字形の案内溝(10−5−1)が開口しており、解除レバー(10−3−1)と当接して解除機構を作動させる当接部(10−5−2)が設けられている。搬送アーム(10−2)の後端には係合ピン(10−2−1)が設けられており、係合ピン(10−2−1)は昇降プレート(10−4−1)の傾斜溝および案内手段(10−5)の案内溝(10−5−1)と係合している。
上記ディスク供給機構(10)は、掴持部(10−3)が収納部(8)の光ディスク(2)と当接して掴持した状態で基準位置に待機している。この状態で搬送制御手段(14)が駆動モータ(10−4−3)を正転させると、昇降プレート(10−4−1)が上昇し、係合ピン(10−2−1)が案内溝(10−5−1)の垂直区間に沿って最上部まで上昇し、搬送アーム(10−2)が旋回姿勢を維持したまま最上部まで上昇する。更に昇降プレート(10−4−1)が上昇すると、係合ピン(10−2−1)が案内溝(10−5−1)の水平区間に沿って移動し、搬送アーム(10−2)が右旋回する。係合ピン(10−2−1)が案内溝(10−5−1)の水平区間の終端近くへ到達すると、掴持部(10−3)が受渡し位置(4−1)上方に到達し、解除レバー(10−3−1)が当接部(10−5−2)と当接して解除機構が作動する。解除機構が作動すると掴持していた光ディスク(2)が受渡し位置(4−1)へ落下し、マイクロスイッチが解除動作を検知する。解除動作が検知されると、搬送制御手段(14)は駆動モータ(10−4−3)を逆転させ、搬送アーム(10−2)は経路を逆に辿り、掴持部(10−3)が収納部(8)の光ディスク(2)と当接して掴持した待機状態に到る。マイクロスイッチがディスク掴持を検知すると搬送制御手段(14)は駆動モータ(10−4−3)を停止する。
ディスク排出機構(11)はディスク供給機構(10)と類似の構成になっており、昇降レール(11−1)、搬送アーム(11−2)、係合ピン(11−2−1)、掴持部(11−3)、解除レバー(11−3−1)、ディスク供給機構駆動手段(11−4)、昇降プレート(11−4−1)、送りネジ(11−4−2)、駆動モータ(11−4−3)、案内手段(11−5)、案内溝(11−5−1)、当接部(11−5−2)を含み構成されている。これら個々の構成の説明は繰り返さない。
ディスク排出機構(11)は、解除機構が作動した基準位置に状態で待機しており、この時、掴持部(11−3)は排出部(9)上方に位置している。搬送制御手段(14)が駆動モータ(11−4−3)を逆転させると、搬送アーム(11−2)が左旋回し、続けて下降する。掴持部(11−3)が受渡し位置(4−1)にあるディスク搭載部(5−1)上の光ディスク(2)と当接して掴持すると、マイクロスイッチがディスク掴持を検知し、搬送制御手段(14)が駆動モータ(11−4−3)を正転に切替える。搬送アーム(11−2)は上昇し、続けて右旋回する。解除機構が作動すると掴持していた光ディスク(2)が排出部(9)へ落下し、解除動作が検知されて搬送制御手段(14)が駆動モータ(11−4−3)を停止する。
第2実施形態の光ディスク記録装置も、図6のブロック図に示すように、光学ドライブ(6)やラベルプリンタ(7)や搬送制御手段(14)を制御したり、光学ドライブ(6)やラベルプリンタ(7)へ記録データを送信したりするためのPC(1)と接続して使用する。
第2実施形態装置において、複数枚の光ディスクを連続して記録している最中の一連の動作は、ディスク交換作業(図3のステップ5からステップ16の工程)以外は第1実施形態と同一で良い。第1実施形態と異なるディスク交換作業(ディスク供給機構(10)およびディスク排出機構(11)による)は、図7の工程図(部分)に示し以下に記述するようになる。ただし、図7では、[光学ドライブ]、および[ラベルプリンタ]については図示を省略してある(必要に応じ図3を参照)。図7の要部工程について説明する。[ステップ0.]から[ステップ4.]は、図3と同じである。
[ステップ5.]PC(1)は光学ドライブ(6)へ記録開始指令を発行し記録データの送信を開始すると共に、ラベルプリンタ(7)へ印刷開始指令を発行し印刷データの送信を開始する。又、搬送制御手段(14)へディスク排出指令を発行する。光学ドライブ(6)はデータ記録を開始し、ラベルプリンタ(7)はラベル印刷を開始し、搬送制御手段(14)はディスク排出機構駆動手段(11−4)の逆転駆動を開始する。搬送アーム(11−2)が左旋回する。
[ステップ6.]搬送アーム(11−2)は左旋回に引き続き下降する。
[ステップ7.]搬送アーム(11−2)が受渡し位置(4−1)にあるディスク搭載部(5−1)まで下降すると掴持部(11−3)が光ディスクの中心孔と係合する。ディスク排出機構(11)は光ディスク(2)を掴持したことを搬送制御手段(14)へ通知する。搬送制御手段(14)はディスク排出機構駆動手段(11−4)の駆動を反転させ正転駆動に切替える。
[ステップ8.]搬送アーム(11−2)が上昇する。
[ステップ9.]搬送アーム(11−2)は上昇に引き続き右旋回する。
[ステップ10.]搬送アーム(11−2)が排出部(9)上方に到達するとディスク掴持が解除され、掴持していた光ディスク(2)が排出部(9)へ落下する。ディスク排出機構(11)はディスク掴持が解除されたことを搬送制御手段(14)へ通知する。搬送制御手段(14)はディスク排出機構駆動手段(11−4)の駆動を停止し、PC(1)へディスク排出完了報告を通知する。
[ステップ11.]PC(1)は搬送制御手段(14)へディスク供給指令を発行する。搬送制御手段(14)はディスク供給機構駆動手段(10−4)の正転駆動を開始する。搬送アーム(10−2)が上昇する。
[ステップ12.]搬送アーム(10−2)は上昇に引き続き右旋回する。
[ステップ13.]搬送アーム(10−2)が受渡し位置(4−1)上方に到達するとディスク掴持が解除され、掴持していた光ディスク(2)が受渡し位置(4−1)にあるディスク搭載部(5−1)へ落下する。ディスク供給機構(10)はディスク掴持が解除されたことを搬送制御手段(14)へ通知する。搬送制御手段(14)はディスク供給機構駆動手段(10−4)の駆動を反転させ逆転駆動に切替える。
[ステップ14.]搬送アーム(10−2)が左旋回する。
[ステップ15.]搬送アーム(10−2)は左旋回に引き続き下降する。
[ステップ16.]搬送アーム(10−2)が収納部(8)まで下降すると掴持部(10−3)が光ディスクの中心孔と係合する。ディスク供給機構(10)は光ディスク(2)を掴持したことを搬送制御手段(14)へ通知する。搬送制御手段(14)はディスク供給機構駆動手段(10−4)の駆動を停止し、PC(1)へディスク供給完了報告を通知する。
第1実施形態では、ディスク供給/排出機構(12)が供給動作と排出動作の2種類の動作を行っており、各々の動作で単一の搬送アーム(12−2)の旋回範囲や昇降する際の旋回位置やディスクを開放する際の旋回位置が異なっていた為、搬送制御手段(14)が昇降、旋回、ディスク開放を供給と排出の作業ごとに個別に制御する必要があった。本第2実施形態では、ディスク供給機構(10)とディスク排出機構(11)とが供給動作と排出動作を分担しているので、搬送制御手段(14)による制御を簡略化することができる。更に第2実施形態では、昇降と旋回とディスク開放とを機械的に連続して動作させる機構を採用しているので、搬送制御手段(14)はディスク供給機構(10)とディスク排出機構(11)各々に対して、駆動開始と反転と停止の3つのタイミングの制御を行うだけで良く、制御をより簡略化することができる。
[第3実施形態]
続いて、本発明の第3実施形態である光ディスク自動記録装置 について説明する。図8は、本発明の第3実施形態である光ディスク自動記録装置を示す模式的構成図である。また、図9は、第3実施形態装置の動作を表した工程図(部分)である。
トレイ(5)はベース(4)に固定された回転軸(4−5)により軸支されており、回転可能となっている。トレイ(5)上には回転軸(4−5)を中心とした同一半径上に4つのディスク搭載部(5−1)が全周角4等分した等角度ピッチで設けられている。
ベース(4)には回転軸(4−5)を中心とした同一半径上にドライブ動作位置(4−3)、プリンタ動作位置(4−4)、排出位置(4−2)、受渡し位置(4−1)とがあり、ドライブ動作位置(4−3)にはトレイ(5)を挟み込む形で光学ドライブ(6)が設置され、プリンタ動作位置(4−4)にはラベルプリンタ(7)が設置され、排出位置(4−2)の近傍には排出部(9)が設けられ、また、第2実施形態相当のディスク排出機構(11)が設置されていて、第2実施形態同様に動作する。受渡し位置(4−1)の近傍にはディスク供給手段(10)が設置されていて、第2実施形態同様に動作する。トレイ(5)を1/4回転ずつ回転することにより、ディスク搭載部(5−1)はドライブ動作位置(4−3)、プリンタ動作位置(4−4)、排出位置(4−2)、受渡し位置(4−1)を順に移動する。
第3実施形態の光ディスク記録装置も、前実施形態同様に、光学ドライブ(6)やラベルプリンタ(7)や搬送制御手段(14)を制御したり、光学ドライブ(6)やラベルプリンタ(7)へ記録データを送信したりするためのPC(1)と接続し(図略、図6のブロック図参照)、光ディスク自動記録システムとして使用する。本実施形態装置において、複数枚の光ディスクを連続して記録している最中の一連の動作(ステップ0.〜ステップ18)を、図9の工程図に示す。図9に示した制御および動作は、前実施形態と略同様であるが、光ディスク供給用と、光ディスク排出用のディスク搭載部(5−1)を別々に用意し、これに対応したディスク供給手段(10)並びにディスク排出機構(11)を設けているので、常に排出動作と供給動作が干渉することがないため、同時に動作を開始させている([ステップ5])。これにより、ディスク排出機構やディスク供給機構の制御がより簡略化できている。
[第4実施形態]
本発明の第4実施形態を図10〜図25に示す。図10は、第4実施形態の光ディスク自動記録装置を示す模式的構成図、図11(a)、(b)は、それぞれ同装置の回転トレイの中心を通る横断面図である。この実施形態でも、ディスク排出機構とディスク供給機構とが別々のディスク搭載部に対して排出動作および供給動作を行っている。
図10、11を参照すると、前実施形態と同じくトレイ(5)はベース(4)に固定された回転軸(4−5)により軸支されており、回転可能となっている。トレイ(5)上には回転軸(4−5)を中心とした同一半径上に4つのディスク搭載部(5−1)が全周角4等分した等角度ピッチで設けられている。本実施形態では、このディスク搭載部(5−1)には、ディスク排出機構(11)(図では、符号明示なし)が組み込まれていて、トレイ(5)の外周に向かって下降する方向に傾斜した姿勢からトレイ(5)と平行な姿勢の範囲で回転可能に軸支されており、傾斜する方向に回転負勢され、回転軸(4−5)に固定された姿勢制御カム(11−6)により姿勢制御される。このように、個々のディスク搭載部(5−1)がディスク排出機構を備えている。
ベース(4)には回転軸(4−5)を中心とした同一半径上にドライブ動作位置(4−3)、プリンタ動作位置(4−4)、排出位置(4−2)、受渡し位置(4−1)とがあり、ドライブ動作位置(4−3)にはトレイ(5)を挟み込む形で光学ドライブ(6)が設置され、プリンタ動作位置(4−4)にはラベルプリンタ(7)が設置され、排出位置(4−2)の近傍には排出部(9)が設置され、受渡し位置(4−1)の上方にはディスク供給機構(10)が設置されている。
トレイ(5)を1/4回転ずつ回転することにより、ディスク搭載部(5−1)はドライブ動作位置(4−3)、プリンタ動作位置(4−4)、排出位置(4−2)、受渡し位置(4−1)を順に移動する。姿勢制御カム(11−6)は円錐台形状で側面に溝カムが設けられている。図11に姿勢制御カム(11−6)のカムプロファイルを示す。ディスク搭載部(5−1)のトレイ回転中心側端部が姿勢制御カム(11−6)の溝カムに係合しており、ディスク搭載部(5−1)は受渡し位置(4−1)から排出位置(4−2)の直前までの間はトレイ(5)と平行で、排出位置(4−2)にて傾斜姿勢となり、排出位置(4−2)から受渡し位置(4−1)に向かって傾斜姿勢から平行姿勢へ徐々に移行するよう姿勢制御される。このように、本実施形態ではディスク排出機構(11)が、トレイ(5)とディスク搭載部(5−1)と姿勢制御カム(11−6)により構成されている。
図13はディスク供給機構(10)の構成図である。本実施形態ではディスク供給機構(10)が収納部(8)を兼ね備えている。円筒形の収納部(8)の底面に円筒部の内径と同一径の円形開口部がオフセットして開口しており、供給レバー(10−6)を引くことで最下層の光ディスク(2)1枚が供給レバー(10−6)にセットされ(図13−c)、この状態から供給レバー(10−6)を開口部の方向へ押し込むことによりセットされた1枚の光ディスク(2)が開口部から落下する(図13−e)。
図14から図22はトレイ駆動手段(5−2)の構成および動作を示した図である。
回転モータ(5−2−1)は中間ギア(5−2−2)(5−2−3)を介して出力ギア(5−2−4)を回転駆動する。出力ギア(5−2−4)の表面にはゼネバ歯車駆動ピン(5−2−4−1)2本が回転軸対称に設けられており、裏面には溝カム(5−2−4−2)が設けられている。溝カム(5−2−4−2)のカムプロファイルは小半径区間、駆動区間、大半径区間、駆動区間が各々1/8回転角ずつ連続して繰り返した形状となっている。
ゼネバ歯車(5−2−5)はトレイ(5)と一体となっており、側面に係止用凹部(5−2−5−2)が4つ、裏面に溝(5−2−5−1)が4つ設けられている。溝(5−2−5−1)はゼネバ歯車(5−2−5)の内周側に向けて円弧状に延び、引き続き直線状に延びている。
係止レバー(5−2−6)は先端に係止ピン(5−2−6b)が設けられており、回転軸(5−2−6−1)周りに回転可能に支持されており、係止ピン(5−2−6b)がゼネバ歯車(5−2−5)の係止用凹部(5−2−5−2)と係合する方向に回転負勢されている。
回転プレート(7−5)にはプリンタ昇降カム(7−5−3)(7−5−4)が回転軸(7−5−1)対称に設けられており、回転プレート駆動ピン(7−5−2)とスイッチ制御カム(7−5−6)が設けられている。プリンタ昇降カム(7−5−3)(7−5−4)は図23に示すようにラベルプリンタ(7)のロード/アンロード状態を制御する。スイッチ制御カム(7−5−6)はスイッチ(14−2)をON/OFF制御する。回転プレート駆動ピン(7−5−2)は溝カム(5−2−4−2)と係合している。
ドライブ搭載台(6b)は光学ドライブ(6)の光学ヘッドおよびスピンドルモータを搭載しており、一端がドライブ台座(6−3)とバネヒンジ(6−4)により接続されており、他端がスライドカム(6−5)の溝カムと係合している。ドライブ搭載台(6b)はバネヒンジ(6−4)が撓むことで傾斜可能となっており、図23および図24に示されているようにスライドカム(6−5)によって傾斜姿勢を制御される(図11も参照)。
プリンタ搭載台(7−2)はラベルプリンタ(7)を搭載しており、一端がプリンタ台座(7−3)とバネヒンジ(7−4)により接続されており、バネヒンジ(7−4)はプリンタ搭載台(7−2)がプリンタ昇降カム(7−5−3)(7−5−4)と当接するように回転負勢している。プリンタ搭載台(7−2)はバネヒンジ(7−4)が撓むことで傾斜可能となっており、図23に示すようにプリンタ昇降カム(7−5−3)(7−5−4)によって傾斜姿勢を制御される。連結アーム1(6−6)は回転支点(6−6−1)を軸に回転可能となっており、一端が回転プレート(7−5)とリンクしており、他端がスライドカム(6−5)とリンクしている。
連結アーム2(13−4−1)はソレノイド(13−4−2)のプランジャーに設けられたピンによってスライド自在に支持されており、一端が回転プレート(7−5)とリンクしており、他端が供給レバー(10−6)とリンクしている。連結アーム2(13−4−1)と供給レバー(10−6)とのリンクは解除可能で、図21および図22で示すように、ソレノイド(13−4−2)を作動させることによりリンクが外れる。
電源(5−2−6)と回転モータ(5−2−1)とリレー(14−3)は直列に接続されており、リレー(14−3)をバイパスする形でスイッチ(14−2)が接続される。スイッチ(14−2)はスイッチ制御カム(7−5−6)によりON/OFF制御され、バイパス回路を接続/遮断すると共に自身のON/OFF状態を搬送制御手段(14−1)へ通知する。リレー(14−3)は搬送制御手段(14−1)によりON/OFF制御される。
第4実施形態の光ディスク記録装置は、図25に示すように、搬送制御手段(14−1)を制御したり、光学ドライブ(6)やラベルプリンタ(7)へ記録データを送信したりするPC(1)と接続して使用する。
PC(1)は光学ドライブ(6)から記録完了報告が通知されると搬送制御手段(14−1)へディスク交換指令を発行する。搬送制御手段(14−1)はリレー(14−3)を1秒間ほど作動させる。搬送制御手段(14−1)がリレー(14−3)を1秒間ほど作動させると回転モータ(5−2−1)が回転し、図14の状態から図15の状態に到る。
出力ギア(5−2−4)の左回転に伴い回転プレート駆動ピン(7−5−2)が溝カム(5−2−4)の駆動区間に沿って移動し、回転プレート(7−5)が右回転する。スイッチ(14−2)がOFF状態からON状態となりリレー(14−3)がOFFになった後も回転モータ(5−2−1)の回転が継続される。スライドカム(6−5)が図14における下方向、図24における左方向へ移動し、光学ドライブ(6)がロード状態からアンロード状態に向かって移行し始める。プリンタ昇降カム(7−5−3)(7−5−4)が移動し、ラベルプリンタ(7)がロード状態からアンロード状態に向かって移行し始める。供給レバー(10−6)が引出方向へ向かって回転する。
回転モータ(5−2−1)が更に回転して図15の状態から図16の状態に到る。
回転プレート駆動ピン(7−5−2)が溝カム(5−2−4)の大半径区間に到達し、回転プレート(7−5)の右回転が停止する。光学ドライブ(6)およびラベルプリンタ(7)が完全にアンロード状態になる。供給レバー(10−6)が完全に引き出された状態で停止し、収納部(8)の最下層の光ディスク(2)が供給レバー(10−6)にセットされる。係止レバー(5−2−6)がゼネバ歯車駆動ピン(5−2−4−1)に押されて回転し、係止ピン(5−2−6b)がゼネバ歯車(5−2−5)の係止用凹部(5−2−5−2)から外れる。ゼネバ歯車駆動ピン(5−2−4−1)がゼネバ歯車(5−2−5)の溝(5−2−5−1)と係合する。回転モータ(5−2−1)が更に回転して図16の状態から図17の状態に到る。ゼネバ歯車駆動ピン(5−2−4−1)が溝(5−2−5−1)を駆動してゼネバ歯車(5−2−5)が右回転する。
回転モータ(5−2−1)が更に回転して図17の状態から図18の状態に到る。
ゼネバ歯車(5−2−5)が1/4回転し、ゼネバ歯車駆動ピン(5−2−4−1)が溝(5−2−5−1)の円弧部に到達してゼネバ歯車(5−2−5)が停止する。係止ピン(5−2−6b)がゼネバ歯車(5−2−5)の係止用凹部に係合し、ゼネバ歯車(5−2−5)がロックされる。ゼネバ歯車(5−2−5)が1/4回転することにより、未記録ディスクを搭載したディスク搭載部(5−1)が受渡し位置(4−1)からドライブ動作位置(4−3)へ移動し、データ記録済ディスクを搭載したディスク搭載部(5−1)がドライブ動作位置(4−3)からプリンタ動作位置(4−4)へ移動し、印刷済ディスクを搭載したディスク搭載部(5−1)がプリンタ動作位置(4−4)から排出位置(4−2)へ移動し、何も搭載していないディスク搭載部(5−1)が排出位置(4−2)から受渡し位置(4−1)へ移動する。排出位置(4−2)へ移動したディスク搭載部(5−1)は傾斜して、搭載していた印刷済みディスクを排出部(9)へ排出する。何も搭載していないディスク搭載部(5−1)は、排出位置(4−2)から受渡し位置(4−1)への移動に伴い、傾斜姿勢から水平姿勢へ移行する。
回転モータ(5−2−1)が更に回転して図18の状態から図19の状態に到る。
回転プレート駆動ピン(7−5−2)が溝カム(5−2−4)の駆動区間に沿って移動し、回転プレート(7−5)が左回転する。スライドカム(6−5)が図14における上方向、図24における右方向へ移動し、光学ドライブ(6)がアンロード状態からロード状態に向かって移行し始める。プリンタ昇降カム(7−5−3)(7−5−4)が移動し、ラベルプリンタ(7)がアンロード状態からロード状態に向かって移行し始める。供給レバー(10−6)が押込方向へ向かって回転し、最下層の光ディスク(2)が収納部(8)底面の開口部に向かって移動する。ゼネバ歯車駆動ピン(5−2−4−1)が溝(5−2−5−1)から離脱する。
回転モータ(5−2−1)が更に回転して図19の状態から図20の状態に到る。
回転プレート駆動ピン(7−5−2)が溝カム(5−2−4)の小半径区間に到達し、回転プレート(7−5)の左回転が停止する。光学ドライブ(6)およびラベルプリンタ(7)が完全にロード状態になる。供給レバー(10−6)が完全に押込まれた状態で停止し、最下層の光ディスク(2)が収納部(8)底面の開口部からディスク搭載部(5−1)へ落下する。スイッチ(14−2)がON状態からOFF状態となり回転モータ(5−2−1)の回転が停止する。
スイッチ(14−2)はOFF状態へ切替わったことを搬送制御手段(14−1)へ通知し、搬送制御手段(14−1)はPC(1)へディスク交換完了報告を通知する。
PC(1)は光学ドライブ(6)へ記録開始指令を発行し記録データの送信を開始すると共に、ラベルプリンタ(7)へ印刷開始指令を発行し印刷データの送信を開始する。光学ドライブ(6)はデータ記録を開始し、ラベルプリンタ(7)はラベル印刷を開始する。
第1実施形態および第2実施形態では、受渡し位置(4−1)にあるディスク搭載部(5−1)に対してディスクの排出とディスクの供給を行っていた。従って、ディスクの排出が完了してからディスクの供給を開始する必要があった。第4実施形態では、受渡し位置(4−1)にあるディスク搭載部(5−1)に対してはディスクの供給しか行わず、受渡し位置(4−1)とは別の排出位置(4−2)のディスク搭載部(5−1)に対してディスクの排出を行っているので、ディスクの排出が完了するのを待たずにディスクの供給を開始することができ、ディスク排出動作やディスク供給動作の制御を簡略化することができる。更に第4実施形態では、トレイの回転完了に引き続きディスク排出機構(11)の排出動作とディスク供給機構(10)の供給動作とが開始されるように、トレイ駆動機構(5−2)とディスク排出機構(11)とディスク供給機構(10)とを機械的に連動させているので、搬送制御手段(14−1)の制御を更に簡略化することができる。
以上説明した各実施形態においては、ディスク記録手段がアクセス可能な動作位置を複数のディスク搭載部が入れ替わり、動作位置以外にあるディスク搭載部に対して記録済ディスクの排出や未記録ディスクの供給を行うよう構成しているので、ディスク排出やディスク供給の作業中にもディスク記録手段がディスクにアクセスすることができ、ディスク記録手段の待機時間を短縮することができる。
特に、ディスク排出機構とディスク供給機構とが別々のディスク搭載部に対して排出動作および供給動作を行うように構成したものでは、これにより、常に排出動作と供給動作が干渉することがなく、ディスク排出機構やディスク供給機構の制御を簡略化することができる。
PC(パーソナル・コンピュータ)を含み構成した光ディスク自動記録システムでは、PCによりディスク記録最中にディスク排出やディスク供給を行うように制御装置が光ディスク自動記録装置を適切に制御しているので、ディスク記録完了後にディスク搭載部の位置を入れ替えるだけで次のディスク記録を開始することができ、記録完了から次の記録が開始されるまでの待機時間を短縮することができる。
第1〜4実施形態では、光ディスク記録手段が2台(光学ドライブ(6)とラベルプリンタ(7)が1台ずつ)の構成であるが、本発明は2台の構成に限定されるものではなく、1台あるいは3台以上の構成でも構わない。例えば1台の構成としては、第1〜4実施形態においてラベルプリンタ(7)を廃した構成でも良い。この場合、必要なディスク搭載部(5−1)の数が1つ減少する。また、3台の構成としては、ラベルプリンタ(7)の代わりに下地プリンタとフォトプリンタを1台ずつ設置した構成でも良い。この場合、必要なディスク搭載部(5−1)の数が1つ増加し、トレイ回転方向の下流側に向かって光学ドライブ(6)、下地プリンタ、フォトプリンタの順で配置される。下地プリンタは光ディスク(2)のラベル面へ白色無地の下地印刷を行い、フォトプリンタは下地印刷の上に写真品質の画像を印刷する。
本発明の第1実施形態である光ディスク自動記録装置を示す模式的構成図である。 第1実施形態装置を用いた光ディスク自動記録装置システムのブロック図である。 第1実施形態装置の一連の動作を表す工程図である。 本発明の第2実施形態である光ディスク自動記録装置を示す模式的構成図である。 第2実施形態装置のおけるディスク供給機構の補足説明図である。 第2実施形態装置を用いた光ディスク自動記録装置システムのブロック図である。 第2実施形態装置の動作を表した工程図(部分)である。 本発明の第3実施形態である光ディスク自動記録装置を示す模式的構成図である。 第3実施形態装置の動作を表した工程図(部分)である。 本発明の第4実施形態である光ディスク自動記録装置を示す模式的構成図である。 第4実施形態装置の、回転トレイの中心を通る横断面図である。 第4実施形態における姿勢制御カムのカムプロファイルを示す図である。 第4実施形態におけるディスク供給機構の構成図である。 第4実施形態におけるトレイ駆動手段の構成および動作を示した図である。 第4実施形態におけるトレイ駆動手段の構成および動作を示した図である。 第4実施形態におけるトレイ駆動手段の構成および動作を示した図である。 第4実施形態におけるトレイ駆動手段の構成および動作を示した図である。 第4実施形態におけるトレイ駆動手段の構成および動作を示した図である。 第4実施形態におけるトレイ駆動手段の構成および動作を示した図である。 第4実施形態におけるトレイ駆動手段の構成および動作を示した図である。 第4実施形態におけるトレイ駆動手段の構成および動作を示した図である。 第4実施形態におけるトレイ駆動手段の構成および動作を示した図である。 第4実施形態におけるラベルプリンタのロード状態およびアンロード状態を示す断面図である。 第4実施形態におけるラベルプリンタのロード状態およびアンロード状態を別方向から示す図である。 第4実施形態装置を用いた光ディスク自動記録装置システムのブロック図である。 従来の光ディスク自動記録装置の典型的な一例を示す斜視図である。 図25の装置を用いたシステムのブロック図である。 図25の装置の一連の動作を表す工程図である。 既知の光ディスク自動記録装置を示す構成図である。 カルーセル型ディスクチェンジャーを備えた既知の光ディスク装置の構成図である。 既知の光ディスク自動記録装置を示す構成図である。
符号の説明
(1) PC(パーソナル・コンピュータ)、(2) 光ディスク、(4) ベース、(4−1) 受渡し位置、(4−3) ドライブ動作位置、(4−4) プリンタ動作位置、(4−5) 回転軸、(5) トレイ、(5−1) ディスク搭載部、(5−2) トレイ駆動手段、(5−2) トレイ駆動手段、(5−2−1) 回転モータ、(6) 光学ドライブ、(6−6) 連結アーム1、(7) ラベルプリンタ、(7−5) 回転プレート、(7−2) プリンタ搭載台、(7−3) プリンタ台座、(7−4) バネヒンジ、(8) 収納部、(9) 排出部、(10) ディスク供給機構、(10−1) 昇降レール、(10−2) 搬送アーム、(10−3) 掴持部、(10−3−1) 解除レバー、(10−4) ディスク供給機構駆動手段、(10−4−1) 昇降プレート、(10−4−2) 送りネジ、(10−4−3) 駆動モータ、(10−5) 案内手段、(10−5−1) 案内溝、(10−5−2) 当接部、(10−6) 供給レバー、(11) ディスク排出機構、(11−1) 昇降レール、(11−2) 搬送アーム、(11−2−1) 係合ピン、(11−3) 掴持部、(11−3−1) 解除レバー、(11−4) ディスク供給機構駆動手段、(11−4−1) 昇降プレート、送りネジ(11−4−2) 、(11−4−3) 駆動モータ、(11−5) 案内手段、(11−5−1) 案内溝、(11−5−2) 当接部、(11−6) 姿勢制御カム、(12) ディスク供給/排出手段、(12−1) 昇降レール、(12−2) 搬送アーム、(12−3) 掴持部、(12−4) ディスク供給/排出機構駆動手段、(13−4−1) 連結アーム2、(13−4−2) ソレノイド、(14) 搬送制御手段、(14−3) リレー

Claims (8)

  1. 複数枚の光ディスクを自動的に連続して記録する光ディスク自動記録装置において、
    回転軸周りに等角度ピッチで配置された少なくとも2つのディスク搭載部を有する回転トレイと、
    動作位置に位置する前記ディスク搭載部に搭載された光ディスクに記録を行うディスク記録手段と、
    前記動作位置よりも前記回転トレイ回転方向の上流側に配置されて未記録の光ディスクを複数枚収納する収納部と、
    前記収納部から光ディスクを一枚取り出して前記動作位置以外に位置している前記ディスク搭載部へ供給するためのディスク供給手段と、
    前記動作位置以外に位置している前記ディスク搭載部上の記録済の光ディスクを排出するためのディスク排出手段と、を有し、
    前記回転トレイが1角度ピッチずつ回転することにより前記動作位置に位置する前記ディスク搭載部が入れ替わるように構成されていることを特徴とした光ディスク自動記録装置。
  2. 前記ディスク供給手段と、前記ディスク排出手段とは、同一位置の前記ディスク搭載部に対して光ディスクの供給動作と排出動作を行うことを特徴とする請求項1に記載の光ディスク自動記録装置。
  3. 前記ディスク供給手段が、前記ディスク排出手段を兼用していることを特徴とする請求項1または2に記載の光ディスク自動記録装置。
  4. 前記ディスク排出手段が、全ての前記ディスク搭載部に個々に備えられていることを特徴とする請求項1に記載の光ディスク自動記録装置。
  5. 前記回転トレイは、前記ディスク記録手段による記録動作時に、前記動作位置に位置するディスク搭載部と、前記動作位置より上流側定位置で前記ディスク供給手段が光ディスクを供給するディスク搭載部と、および前記動作位置より下流側定位置で前記ディスク排出手段が記録済の光ディスクを排出するディスク搭載部と、の少なくとも3つの前記ディスク搭載部を有している、ことを特徴とする請求項1または4に記載の光ディスク自動記録装置。
  6. 前記ディスク記録手段を少なくとも2つ備え、
    前記回転トレイは、前記ディスク記録手段の個数よりも2つ多い個数の前記ディスク搭載部を備え、
    前記各ディスク記録手段は、前記回転トレイの回転方向上流側の前記ディスク供給手段の供給位置に停止した前記ディスク搭載部と下流側の前記ディスク排出手段の排出動作可能位置に停止した前記ディスク搭載部との間に位置する複数の前記ディスク搭載部に個々にアクセス可能に配置されていることを特徴とする請求項1、4または5に記載の光ディスク自動記録装置。
  7. 前記ディスク記録手段として、前記光ディスクに光学的に情報記録をする光学ドライブとラベルプリンタとを隣接した前記動作位置に配置し、
    前記回転トレイは、前記ディスク供給手段、前記光学ドライブ、前記ラベルプリンタ並びに前記ディスク排出手段が同時にそれぞれの作業対象とするための少なくとも4つの前記ディスク搭載部を備えることを特徴とする請求項1、4、5または6に記載の光ディスク自動記録装置。
  8. 請求項1乃至7に記載の光ディスク自動記録装置と光ディスク自動記録装置を制御する制御装置とから成る光ディスク自動記録システムであって、
    前記ディスク記録手段の記録動作と平行して前記ディスク排出手段の排出動作や前記ディスク供給手段の供給動作を行い、前記ディスク記録手段の記録動作が完了した状態にて前記回転トレイの回転動作を行うように、前記制御装置が前記光ディスク自動記録装置を制御することを特徴とする光ディスク自動記録システム。
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