JP2010039276A - 二成分現像剤の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】少なくとも2色のトナーとキャリアからなる二成分現像剤の製造方法であって、各トナーをキャリアと混合して、各現像剤を得る工程Aと、工程Aで得られた現像剤を混合する工程Bとを含む二成分現像剤の製造方法。
【選択図】なし
Description
で表されるビスフェノールAのアルキレンオキサイド付加物が好ましい。かかるビスフェノールAのアルキレンオキサイド付加物の含有量は、アルコール成分中、50モル%以上が好ましく、60モル%以上がより好ましく、80モル%以上がさらに好ましい。
フローテスター(島津製作所、CFT-500D)を用い、1gの試料を昇温速度6℃/分で加熱しながら、プランジャーにより1.96MPaの荷重を与え、直径1mm、長さ1mmのノズルから押出する。温度に対し、フローテスターのプランジャー降下量をプロットし、試料の半量が流出する温度を軟化点とする。
示差走査熱量計(セイコー電子工業社製、DSC210)を用いて昇温速度10℃/minで200℃まで昇温し、降温速度100℃/minで−10℃まで冷却した試料を3分間放置し、その後、昇温速度60℃/minで25℃まで昇温し2分間保持して、昇温速度10℃/minで測定を開始する。ガラス転移点以下のベースラインの延長線とピークの立ち上がり部分からピークの頂点までの間の最大傾斜を示す接線との交点の温度を、ガラス転移点とする。
JIS K0070の方法により測定する。但し、測定溶媒のみJIS K0070の規定のエタノールとエーテルの混合溶媒から、アセトンとトルエンの混合溶媒(アセトン:トルエン=1:1(容量比))に変更した。
JIS K0070の方法により測定する。
本明細書において、トナーの体積中位粒径(D50)とは、体積分率で計算した累積体積頻度が粒径の小さい方から計算して50%になるトナーの粒径を意味する。
測定機:コールターマルチサイザーII(ベックマンコールター社製)
アパチャー径:50μm
解析ソフト:コールターマルチサイザーアキュコンプ バージョン 1.19(ベックマンコールター社製)
電解液:アイソトンII(ベックマンコールター社製)
分散液:エマルゲン109P(花王社製、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、HLB:13.6)5重量%電解液
分散条件:分散液5mLに測定試料10mgを添加し、超音波分散機にて1分間分散させ、その後、電解液25mLを添加し、さらに、超音波分散機にて1分間分散させる。
測定条件:前記電解液100mLに、3万個のトナー粒子の粒径を20秒間で測定できる濃度となるように、前記分散液を加え、3万個の粒子を測定し、その粒度分布から体積中位粒径(D50)を求める。
q/m-meter(Epping社製)で、500メッシュを使用して下記の条件で測定する。
測定条件:
メッシュサイズ:500メッシュ(ステンレス製)
ソフトブロー
ブロー圧(1050V)
吸引時間:90秒
帯電量(μC/g)=90秒後の総電気量(μC)/吸引されたトナーの重量(g)
(1) 外径7mm(内径6mm)、高さ5mmの蓋付プラスティックケースにキャリアをタッピングしながら充填し、プラスティックケースの重量とキャリアを充填したプラスティックケースの重量の差から、キャリアの質量を求める。
(2) 理研電子(株)の磁気特性測定装置「BHV-50H」(V.S.MAGNETOMETER)のサンプルホルダーにキャリアを充填したプラスティックケースをセットし、バイブレーション機能を使用して、プラスティックケースを加振しながら、79.6kA/mの磁場を印加して飽和磁化を測定する。得られた値は充填されたキャリアの質量を考慮し、単位質量当たりの飽和磁化に換算する。
ポリオキシプロピレン(2.2)-2,2-(4-ヒドロキシフェニル)1705g、テレフタル酸328g、フマル酸1050g及び酸化ジブチル錫2.5gを窒素導入管、脱水管、攪拌器及び熱電対を装備した5リットル容の四つ口フラスコに入れ、230℃にて8時間かけ反応させた後、8.3kPaにて所定の軟化点に達するまでさらに反応させた。得られた樹脂の軟化点は108℃、ガラス転移点は60℃、酸価は19mgKOH/g、水酸基価は23mgKOH/gであった。得られた樹脂をポリエステルAとする。
ポリエステルA 100重量部、イエロー顔料「Paliotol Yellow D1155」(BASF社、P.Y.185)4.7重量部及び「Paliotol Yellow D1819」(BASF社、P.Y.139)0.3重量部、荷電制御剤「ボントロン E-81」(オリエント化学工業社)2重量部、及びポリプロピレンワックス「ハイワックスNP-105」(三井化学社製)2重量部をヘンシェルミキサーにて混合後、二軸押出機により溶融混練し、冷却後、衝突板式粉砕機「ディスパージョンセパレーター」(日本ニューマチック工業(株)製)を用いて、粉砕、分級を行い体積中位粒径(D50)8.4μmのトナー粒子を得た。
イエロー顔料の代わりに、シアン顔料「ECB-301」(大日精化工業社製、銅フタロシアニン顔料、P.B.15:3)5重量部を使用した以外は、イエロートナー製造例と同様にして、トナーCを得た。
イエロー顔料の代わりに、マゼンタ顔料「Fastogen Super Magenta R」(大日本インキ化学工業社製、P.R.122)5重量部を使用した以外は、イエロートナー製造例と同様にして、トナーMを得た。
〔イエロー現像剤の調製〕
トナーY 342gとフェライトキャリア(体積平均粒径:60μm、飽和磁化:68Am2/kg)5000gとをV型ブレンダー(池本理化工業社製)で10分間混合し、現像剤Y1を得た。
トナーYの代わりにトナーCを表1に示す量で使用し、混合時間を表1に示す時間に調整した以外は、現像剤Y1と同様にして、現像剤C1〜C4を得た。
トナーYの代わりにトナーMを表1に示す量で使用し、混合時間を表1に示す時間に調整した以外は、現像剤Y1と同様にして、現像剤M1を得た。
表2に示す現像剤各々2.5kgを用い、V型ブレンダー(池本理化工業社製)で10分間混合して、現像剤を得た。
トナーY171gとトナーC 171gとを1リットル容の容器に入れて、ターブラーシェーカーミキサーにて10分間混合し、グリーン色のトナーG1を得た。
トナーY265gとトナーC 77gを使用した以外は、比較例1と同様にして、グリーン色のトナーG2を得、さらに現像剤G2を調製した。
トナーYの代わりに、トナーM 171gを使用した以外は、比較例1と同様にして、パープル色のトナーP1を得、さらに現像剤P1を調製した。
実施例及び比較例で得られた現像剤を、オセプリンティングシステム社製の「Vario Stream 9220」(線速1000mm/sec)に実装し、印字率9%の画像を1000枚印刷した。1000枚目の画像の色相を初期画像(10枚目)と比較し、以下の方法により、色相の変化(ΔE)を測定した。ΔEが小さいほど、色相の変化が小さいことを示す。結果を表2に示す。
色彩計「SPM50」(グレタグ社製)を用いてL*値、a*値及びb*値を測定する。下記式に従って色差(ΔE)を算出し、色相の変化を評価する。
Claims (4)
- 少なくとも2色のトナーとキャリアからなる二成分現像剤の製造方法であって、各トナーをキャリアと混合して、各現像剤を得る工程Aと、工程Aで得られた現像剤を混合する工程Bとを含む二成分現像剤の製造方法。
- 工程Aで得られる各現像剤中のトナーの含有量が、0.1〜10重量%である、請求項1記載の製造方法。
- 工程Aで得られた現像剤において、帯電量が最大の現像剤と最小の現像剤の帯電量の差が10μC/g以下となるように、工程Aにおいてトナーとキャリアとの混合条件を調整する、請求項1又は2記載の製造方法。
- 工程Aにおいて、トナーとキャリアの混合時間を調整することにより、各現像剤の帯電量を調整する、請求項1〜3いずれか記載の製造方法。
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