JP2010038808A - 二次元測定機 - Google Patents

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直樹 畠山
Shinichi Sasaki
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Abstract

【課題】大型の二次元測定機において、基台とX軸フレーム等の各部とで熱膨張率が異なっていても、温度変化によって、X軸フレームの位置制御の精度が悪化したり、X軸フレームがロックしたりしないようにする。
【解決手段】一対のガイドレール(12)それぞれに案内されるスライダ(24)と、両スライダ間に架け渡されたX軸フレーム(14)とを有する二次元測定機において、X軸フレームの一端がスライダと固定されるが、X軸フレームの他端がスライダにX軸フレームと平行方向に変位可能に直動案内機器(50)を介して連結される。
【選択図】図1

Description

本発明は、種々の製品の寸法形状が設計図面と一致しているかどうかの検査に用いられる二次元測定機に関する。
二次元測定機としては、下記特許文献1に開示されたようなものが知られている。この二次元測定機は、図4に示したように、基台10上に設置されたガラス製の測定テーブル21の下方から測定物に向けて照明光を照射し、測定物の上面側に、例えば、CCDカメラ等の検出器18を設置し、検出器18により測定物を撮像して、測定物の各部の座標を高精度に測定するものである。
検出器18を固定した載置台25は、二次元測定機に固定した直交座標系のX軸に平行なX軸フレーム14上をスライド可能になっている。また、X軸フレーム14は、X軸と直交するY軸と平行な一対のガイドレール12にガイドされたスライダ24に固定されていて、Y軸方向へ移動可能になっている。スライダ24にはエアスライダが用いられる。エアスライダとは、エアクッションによって、ほとんど摩擦なしにガイドレール12に沿って移動できるようにしたものである。検出器18は、X軸駆動部20及びY軸駆動部16を動作させることにより、テーブル21上の任意の点へ自在に移動可能になっている。
特許第2889083号公報
前記特許文献1に開示されたような従来の二次元測定機では、スライダ24とX軸フレーム14は、機械剛性を確保するために強固に固定されていた。最近のように二次元測定機が大型化してくると、基台10とX軸フレーム14等の各部との熱膨張率の違いから、各部の熱膨張の影響が無視できなくなり、X軸フレーム14の位置制御の精度を悪化させたり、時には、一方のスライダ24がガイドレール12と接触したりして、X軸フレーム14がロックされてしまうという問題があった。
本発明は、前記問題に鑑みてなされたもので、大型の二次元測定機において、基台とX軸フレーム等の各部とで熱膨張率が異なっていても、温度変化によって、X軸フレームの位置制御の精度が悪化したり、X軸フレームがロックしたりしないようにすることを課題とする。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、一対のガイドレールそれぞれに案内されるスライダと、両スライダ間に架け渡されたX軸フレームとを有する二次元測定機において、前記X軸フレームの一端がスライダと固定され、前記X軸フレームの他端がスライダに前記X軸フレームと平行方向に変位可能に直動案内機器を介して連結されたことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記X軸フレーム以外にも、前記両スライダ間に架け渡された部材は、該部材の一端がスライダに固定され、該部材の他端がスライダに前記X軸フレームと平行方向に変位可能に直動案内機器を介して連結されたことを特徴とする。
前記課題を解決するため、請求項1に係る発明によれば、X軸フレームの一端がスライダと固定され、前記X軸フレームの他端がスライダに前記X軸フレームと平行方向に変位可能に直動案内機器を介して連結されているので、X軸フレームと基台とで熱膨張率が異なっても、X軸フレームと基台との熱膨張の差による影響がガイドレール側へ伝わらず、スライダはガイドレールとの間に所定の間隔を維持でき、X軸フレームの位置制御の精度が悪化したり、また、X軸フレームがロックしたりすることもない。
請求項2に係る発明によれば、さらに、前記X軸フレーム以外にも、前記両スライダ間に架け渡された部材は、該部材の一端がスライダに固定され、該部材の他端がスライダにX軸フレームと平行方向に変位可能に直動案内機器を介して連結されたから、該部材と基台とで熱膨張率が異なっても、該部材と基台との熱膨張の差による影響がガイドレール側へ伝わらず、請求項1に係る発明の効果をいっそう高めることができる。
以下、本発明の実施の形態について添附図面の図1〜図3を参照して詳細に説明する。図1は、本発明に係る二次元測定機の主要部の斜視図である。図2は、図1における直動案内機器付近の拡大図である。図3は、直動案内機器を説明する図である。
この二次元測定機は、図4に示した従来のものと同様に、検出器(図示省略)を固定した載置台25は、X軸フレーム14上をスライド可能になっており、X軸フレーム14は、Y軸方向へ移動可能になっている。ただし、一対のガイドレール12にガイドされたスライダ24のうち、一方のスライダ24の上面に固定された取付台30とX軸フレーム14の一端は、従来どおり固定されるが、他方のスライダ24の上面に固定された取付台30とX軸フレーム14の他端は、直動案内機器50を介して連結される。スライダ24には、従来と同じくエアスライダが用いられる。
直動案内機器50とは、LMガイド(登録商標)等のようなもので、図3に示したように、レール52に対してスライダ54が、両者の間に挟まれたボールベアリング(図示省略)によって、ほとんど摩擦力無しに摺動可能にされたものであり、両者の間でレール52と直交する方向の力は伝達できるものである。レール52及びスライダ54それぞれには、他の部材へ取り付けるためのねじ孔56、58が設けてある。
この二次元測定機においては、直動案内機器50は、レール52をX軸フレーム14と平行にして、スライダ24に固定し、スライダ54をX軸フレーム14に固定する。もちろん、レール52をX軸フレーム14に固定し、スライダ54をスライダ24に固定してもよい。これで、X軸フレーム14は、熱膨張によって延びても、直動案内機器50によりX軸方向に滑ることができる。すると、X軸フレーム14と基台10との間の熱膨張率が異なっていても、X軸フレーム14と基台10との熱膨張の差による影響がスライダ24側へ伝わらず、スライダ24はガイドレール12との間に所定のエアクッション間隔を維持できる。しかも、X軸フレーム14からの荷重は、確実にX軸フレーム14からスライダ24へ伝わり、X軸フレーム14とスライダ24は一体としてガイドレール12に沿って移動できる。このため、X軸フレーム14と基台10とで熱膨張率が異なっても、X軸フレーム14の位置制御の精度を悪化させることはなく、また、スライダ24がガイドレール12と接触して、X軸フレーム14がロックされてしまうという不都合も起きない。
ところで、一対のスライダ24間に架け渡されたX軸フレーム14以外の部材も、熱膨張により同様な不都合を生じさせる。本実施例では、CCDカメラ等の検出器の動きに対応して動くようにした照明装置を固定するための落射照明ベース32、また、X軸フレーム14を共に移動させるためのリニアモータを固定するためのリニアモータベース34等においても、これらの部材32、34の一端は、従来どおりスライダ24に取付台36、38を介して固定されるが、他端は、取付台36、38及び直動案内機器50を介してスライダ24に連結される。このため、これらの部材32、34と基台10とで熱膨張率が異なっていても、これらの部材32、34と基台10との熱膨張の差による影響がガイドレール12側へ伝わらず、スライダ24はガイドレール12との間に所定のエアクッション間隔を維持でき、X軸フレーム14の位置制御の精度を悪化させることはなく、また、スライダ24がガイドレール12と接触して、X軸フレーム14がロックされてしまうという不都合も起こさない。
ところで、本発明は、前記実施例に限るものではなく、種々の変形が可能である。たとえば、前記実施例では、直動案内機器50として、市販されているLMガイドのようなものを用いたが、X軸フレーム14の他端をスライダ24に対してX軸フレームと平行方向に相対移動可能するものであれば、どのような直動案内機器を用いてもよい。
本発明の一実施例に係る二次元測定機の主要部の斜視図である。 図1における直動案内機器50付近の拡大図である。 直動案内機器50を説明する図である。 従来の二次元測定機の斜視図である。
符号の説明
10 基台
12 ガイドレール
14 X軸フレーム
32 落射照明ベース(一対のガイドレール間に架け渡された部材)
34 リニアモータベース(一対のガイドレール間に架け渡された部材)
50 直動案内機器

Claims (2)

  1. 一対のガイドレールそれぞれに案内されるスライダと、両スライダ間に架け渡されたX軸フレームとを有する二次元測定機において、
    前記X軸フレームの一端がスライダに固定され、前記X軸フレームの他端がスライダに前記X軸フレームと平行方向に変位可能に直動案内機器を介して連結されたことを特徴とする二次元測定機。
  2. 前記X軸フレーム以外にも、前記両スライダ間に架け渡された部材は、該部材の一端がスライダに固定され、該部材の他端がスライダに前記X軸フレームと平行方向に変位可能に直動案内機器を介して連結されたことを特徴とする請求項1に記載の二次元測定機。
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