JP5172556B2 - 同期移動装置および画像測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、同期移動装置および画像測定装置に関する。
従来、装置本体に移動可能に設けられ、かつ、CCDカメラなどの撮像手段を搭載したスライダと、被測定物を透過照明する照明手段とを備え、撮像手段にて撮像された画像データに基づいて被測定物の形状あるいは寸法を測定する画像測定装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような画像測定装置では、従来、送りねじ軸およびナット部材を有する送りねじ機構を備えて、ナット部材に固定されたスライダが送りねじ軸の軸方向に進退移動可能に設けられている。送りねじ機構を用いる場合、送りねじ軸の回転に伴って発生する送りねじ軸の振れ運動(振れ)が、スライダに伝わらないように、スライダをナット部材に直接固定せずに、振れ運動を吸収するフローティングユニットを介してスライダをナット部材に固定したものが用いられている。フローティングユニットによって送りねじ機構の振れ運動が吸収されるので、スライダの位置精度に与える振れ運動の影響が少なくなる。
一方、照明手段は、スライダの移動方向に平行な方向に移動可能に設けられている。スライダが移動した際に、照明手段が撮像手段に追従するように、従来、スライダと照明手段とをワイヤで連結したものが用いられている。
特開2006−266748号公報
しかしながら、前述の画像測定装置では、可動部としてのスライダと、追従部としての照明手段とがワイヤで連結されているため、照明手段自体の移動によって発生する摺動抵抗がワイヤを介してスライダに伝わってしまう。前述のフローティングユニットによって振れ運度の影響を少なくすることができた画像測定装置において、さらに測定精度を向上させるためには、照明手段の摺動抵抗の影響も排除したいという要望がある。
本発明の目的は、追従部の摺動抵抗が可動部の位置精度へ与える影響を小さくすることができ、可動部の位置精度を向上させることができる同期移動装置、および、この同期移動装置を備えた画像測定装置を提供することである。
本発明の同期移動装置は、装置本体と、この装置本体に移動可能に設けられた可動部と、前記装置本体に回転自在に支持され、回転動作によって前記可動部を移動させる送りねじ軸と、前記送りねじ軸に螺合されたナット部材と、前記可動部および前記ナット部材を連結する連結装置と、前記装置本体に移動可能に設けられる追従部と、を備え、前記送りねじ軸の回転によって前記可動部を移動させた際に、前記追従部を前記可動部に同期して移動させる同期移動装置であって、前記連結装置は、前記可動部に固定された第1の部材と、前記ナット部材に固定された第2の部材と、前記第1の部材および前記第2の部材に介在して設けられ、かつ、前記送りねじ軸の軸線に対して直交する面内での当該送りねじ軸の振れ運動を吸収する中間部材と、を有して構成され、前記追従部は、前記第2の部材に接続部材を介して接続されていることを特徴とする。
ここで、送りねじ軸およびナット部材によって可動部を移動させる送りねじ機構が構成されており、送りねじ機構としてはボールねじ機構を例示できる。
この構成において、送りねじ機構により可動部を移動させると、接続部材を介して連結装置の第2の部材に接続された追従部が可動部に追従して移動する。この際、送りねじ軸の回転に伴って発生する振れ運動(振れ)が、連結装置の中間部材で吸収されるので、連結装置の第1の部材へ伝わらずにすむ。さらに、追従部は、接続部材で連結装置の第2の部材に接続されているので、追従部自体の移動によって発生する摺動抵抗が、第2の部材に伝わったとしても、振れ運動と同様に中間部材によって摺動抵抗が吸収される。これにより、摺動抵抗が第1の部材へ伝わらずにすむ。従って、送りねじ軸の振れ運動および追従部の摺動抵抗による可動部の位置精度への影響を同時に抑えることができ、可動部の位置精度を向上させることができる。
本発明の同期移動装置では、前記接続部材はワイヤであることが好ましい。
この構成によれば、追従部と第2の部材とをワイヤで接続する際に、ワイヤの延設方向を比較的容易に変化させることができるので、装置本体に対する可動部および追従部の位置関係に応じて両者を接続することができる。また、ベルトやチェーンよりも比較的設置スペースを小さくすることができる。
本発明の同期移動装置では、前記追従部は、前記可動部の移動方向と平行に移動し、かつ、前記可動部から当該可動部の移動方向に直交する方向の延長上に位置する状態を維持しながら移動することが好ましい。
この構成によれば、例えば、可動部および追従部の間に被測定物を配置して、可動部に設ける撮像手段で被測定物を撮像する場合であれば、追従部に被測定物を照明する照明手段を設けることにより、照明手段を撮像手段の移動に追従する透過照明装置として本発明の同期移動装置を用いることができる。また、例えば、可動部に被加工物を加工する工具を設けて、追従部に加工油のノズルを設けて、ノズルを工具の移動に追従する加工油の供給機構として本発明の同期移動装置を用いることなどが可能となる。
本発明の画像測定装置は、前述の同期移動装置と、前記可動部と前記追従部との間に設けられ、被測定物が載置される載物部と、前記可動部に設けられ、前記被測定物を撮像する撮像手段と、前記追従部に設けられ、前記被測定物を透過照明する照明手段と、前記被測定物と前記撮像手段とを相対移動させる移動機構と、を備え、前記撮像手段にて撮像された画像データに基づいて前記被測定物の形状あるいは寸法を測定することを特徴とする。
この構成において、同期移動装置の送りねじ機構により可動部に設けられた撮像手段を移動させると、追従部に設けられた照明手段が撮像手段に追従して移動することができる。この際、前述の同期移動装置と同様に、連結装置によって、送りねじ軸の振れ運動および照明手段の摺動抵抗による撮像手段の位置精度への影響を同時に抑えることができ、測定精度の向上を図ることができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態の画像測定装置1の全体斜視図である。図2は、図1における画像測定装置1の架台2および載物部3の図示を省略し、光学装置4の移動機構5と、照明手段6との位置関係を示す斜視図である。
図1に示すように、画像測定装置1は、装置本体としての架台2と、架台2上にY軸方向に移動可能に設けられ被測定物が載置される載物部3と、被測定物を撮像するCCDカメラが内蔵された光学装置(撮像手段)4と、この光学装置4を2次元的(X軸方向、Z軸方向)に移動させる移動機構5と、架台2内部に収納されて被測定物を透過照明する照明手段6(図2)と、この照明手段6をX軸方向に案内する案内機構8(図2)とを備えて構成される。そして、照明手段6によって被測定物を透過照明した状態で光学装置4のCCDカメラで被測定物を撮像し、撮像された画像データに基づいて被測定物の形状あるいは寸法が測定できるようになっている。
載物部3の詳しい構造は図示しないが、載物部3は駆動機構によってY軸方向に駆動される本体フレームと、本体フレーム上に固定された載物ガラス31とを備えている。被測定物はこの載物ガラス31に載置される。
図1にて移動機構5は、架台2の両端辺において立設された一対のビーム支持体51と、ビーム支持体51に架設されたX軸ビーム52と、X軸ビーム52に沿って移動自在に支持された可動部としてのXスライダ53と、このXスライダ53を移動方向に送るボールねじ機構(送りねじ機構)54とを備える。このXスライダ53には図示を省略するがZスライダがZ軸方向に移動自在に設けられており、Zスライダに光学装置4が支持されている。
図2に示すようにX軸ビーム52は、Y軸方向に直交する一対の側面521,522と、Z軸方向に直交する上面523および下面524とを有して形成され、一方の側面521のX軸方向に沿って形成された溝部525を備え、断面コ字状に形成される。
Xスライダ53は、X軸ビーム52の一対の側面521,522および上面523の3面を覆う略コ字状に形成され、これらの3面に対して空気軸受で支持され、X軸方向に移動可能に設けられている。
ボールねじ機構54は、図2に示すX軸ビーム52の溝部525内に設けられ、X軸ビーム52に回転自在に支持された送りねじ軸541と、この送りねじ軸541に螺合されたナット部材542(図3参照)と、このナット部材542およびXスライダ53を連結する連結装置としてのフローティングユニット7と、送りねじ軸541を回転させるモータ543とを備え、モータ543によって送りねじ軸541が回転されると、その回転動作によってXスライダ53がX軸方向へ移動するようになっている。
送りねじ軸541の端部側は、それぞれ軸受544,545によってX軸ビーム52に回転自在に支持されている。モータ543は、送りねじ軸541の一端側にカップリングやタイミングベルトなどを介して連結されている。
図2にて、照明手段6をX軸方向に案内する案内機構8は、載物部3(図1参照)の内方において架台2に支持されたX軸方向に長尺状のガイド81と、このガイド81をX軸方向に摺動する追従部としての追従スライダ82と、この追従スライダ82をフローティングユニット7に接続する接続部材としてのワイヤ83とを備える。照明手段6は、追従スライダ82に設けられている。
フローティングユニット7には、ワイヤ83を連結するワイヤ固定部材84が設けられている。ワイヤ固定部材84には、ワイヤ83の両端が連結され、このワイヤ固定部材84からX軸方向の両方向に沿ってワイヤ83が延設されている。以下、ワイヤ83の延設経路について説明する。ワイヤ固定部材84に一端が連結されたワイヤ83は、まず、送りねじ軸541に沿って軸受544側に延設される。そして、Z軸方向に方向転換されてガイド81の一端に向かって下方に延設され、さらに、ガイド81に沿ってガイド81の他端(図中右側)まで延設される。そして、ガイド81の他端にて折り返され、再びガイド81に沿って一端(図中左側)まで延設される。このガイド81の他端から一端に向かって延設されたワイヤ83の中間部に追従スライダ82が固定される。さらに、ワイヤ83は、ガイド81の一端にて折り返され、再びガイド81に沿って他端まで延設される。そして、ガイド81の他端にてZ軸方向に方向転換されて送りねじ軸541のモータ543側の軸受545に向かって上方に延設される。さらに、送りねじ軸541に沿って、ワイヤ固定部材84に向かって延設されて、ワイヤ83の他端がワイヤ固定部材84に連結されている。
追従スライダ82は、Xスライダ53の光学装置4に対して、光学装置4に設けられた対物レンズ41を通るZ軸方向の線上に位置するようにガイド81上に設けられ、Xスライダ53が移動する際に、光学装置4との位置関係を維持しながらXスライダ53に追従して移動するようになっている。送りねじ軸54を回転させてXスライダ53を移動させると、追従スライダ82がXスライダに同期して移動し、光学装置4と照明手段6との間に配置された載物部3(図1参照)上の被測定物が照明手段6によって透過照明される。
なお、Xスライダ53には、送りねじ軸541に沿って延設されたワイヤ83が挿通されたワイヤ貫通孔531がX軸方向に沿って形成されている。ワイヤ貫通孔531を形成することで、追従スライダ82とフローティングユニット7とをワイヤ83で接続する作業が容易となり、また、ワイヤ83をXスライダ53と干渉することなく設けることができる。
以下、ワイヤ83とフローティングユニット7との接続部分について図3〜図5を用いて説明する。
図3は、ボールねじ機構54を拡大して示す部分斜視図である。図4は、図3の分解図であり、図5は、ボールねじ機構54の断面図である。
図3〜図5に示すように、フローティングユニット7は、Xスライダ53の内方に当該Xスライダ53と一体で形成された取付部532に4本のボルト74(図4)で固定された第1の部材71と、ナット部材542に4本のボルト75で固定され中央部に送りねじ軸541が挿通された第2の部材72と、第1の部材71および第2の部材72に介在して設けられ、かつ、送りねじ軸541の軸線に対して直交する面内での送りねじ軸541の振れ運動を吸収する中間部材73とを有する三重構造として構成されている。
図5に示すように、第1の部材71を固定するXスライダ53の取付部532は、第1の部材71に対して送りねじ軸541の軸方向に並んで設けられ、内部にナット部材542を収納する収納空間533が形成されている。そして、ナット部材542は、第2の部材72に対して軸方向に並んで設けられ、この第2の部材72の端部に形成されたフランジ部722に連結されている。
フローティングユニット7の中間部材73としては、例えば、Y−Z軸方向に配置されたジョイント機構を備えたものを採用することができ、ジョイント機構によりボールねじ機構54におけるピッチング誤差、ヨーイング誤差およびローリング誤差などを吸収するようにしてもよい。
図4にてワイヤ固定部材84は、2本のスペーサ841を介して第2の部材72にねじ842でねじ止めされる。2本のスペーサ841は、第2の部材72に形成されたタップ部721(2箇所)に螺合されている。また、ワイヤ固定部材84には、ワイヤ83(図3)を固定するための取付孔843(2箇所)が形成され、この取付孔843にワイヤ83の端部がそれぞれ連結されている。Xスライダ53の移動に伴って発生するワイヤ83のテンションは、フローティングユニット7の第2の部材72に負荷されることになるが、中間部材73によって第1の部材71へテンションが伝わりにくくなっており、結果的にXスライダ53がワイヤ83のテンションの影響を受けないですむようになる。
なお、図示を省略するが、画像測定装置1は、制御部と、キーボードなどの入力手段と、モニタやプリンタなどの出力手段とを備えている。制御部は、CCDカメラの移動を制御するモーションコントローラ、および、CCDカメラで撮像された画像データに基づいて被測定物の形状、寸法を解析する解析部を内蔵したホストコンピュータを備えている。
このような構成において、図1に示す載物ガラス31に被測定物を載置して、光学装置4を被測定部位に応じて移動させると、図2に示す照明手段6が被測定部位を透過照明しながら光学装置4に追従して移動し、光学装置4のCCDカメラで被測定物を撮像する。すると、画像データに基づいて解析部により画像解析されて被測定物の形状、寸法などが測定される。
なお、本発明の同期移動装置としては、前述の装置本体である架台2と、この架台2にビーム支持体51を介して支持されたX軸ビーム52と、このX軸ビーム52に移動可能に設けられた可動部であるXスライダ53と、X軸ビーム52に回転自在に支持された送りねじ軸541と、送りねじ軸541に螺合されたナット部材542と、Xスライダ53およびナット部材542を連結する連結装置であるフローティングユニット7と、架台2に移動可能に設けられるとともに、フローティングユニット7に接続された追従部としての追従スライダ82とを含んで構成されたものが例示される。そして、フローティングユニット7は、Xスライダ53に固定された第1の部材71と、ナット部材542に固定された第2の部材72と、第1の部材71および第2の部材72に介在して設けられて送りねじ軸541の振れ運動を吸収する中間部材73とを有して構成され、追従スライダ82は、第2の部材72にワイヤ83を介して接続された構成となっている。
本実施形態によれば、次のような効果を奏することができる。
(1)図3に示すボールねじ機構54によってXスライダ53に設けられた光学装置4(図2)を移動させると、フローティングユニット7の第2の部材72にワイヤ83によって接続された追従スライダ82(図2)がXスライダ53に追従して移動する。これによって、光学装置のX軸方向の位置に応じて追従スライダ82に設けられた照明手段6が被測定物を透過照明できる。この際、送りねじ軸541の回転に伴って発生する振れ運動(振れ)が、フローティングユニット7の中間部材73で吸収されるので、振れ運動がフローティングユニット7の第1の部材71へ伝わらずにすむ。さらに、追従スライダ82は、フローティングユニット7の第2の部材72にワイヤ83によって接続されているので、ガイド81に対する追従スライダ82の摺動抵抗が、第2の部材72に伝わったとしても、前述の振れ運動と同様に中間部材73によって摺動抵抗が吸収されるので、第1の部材71へ伝わらずにすむ。従って、送りねじ軸541の振れ運動および追従スライダ82の摺動抵抗によるXスライダ53の位置精度への影響を同時に抑えることができ、Xスライダ53の位置精度を向上させることができ、測定精度の向上を図ることができる。
(2)図2に示すように追従スライダ82と第2の部材72とをワイヤ83で接続する際に、ワイヤ83の延設方向を比較的容易に変化させることができるので、Xスライダ53および追従スライダ82の位置関係に応じて、載物部3などと干渉しないようにワイヤ83を配置することができる。また、ベルトやチェーンよりも設置スペースを比較的小さくすることができる。
(3)Xスライダ53の駆動のために、摩擦損失が少なく高精度な位置決めが可能なボールねじ機構54を採用し、振れ運動を吸収するためのフローティングユニット7を備えたことにより、モータ543の出力を大きくしてXスライダ53の加速度を上げた場合であっても、高い測定精度を維持することができ、測定時間の短縮化が図れる。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、送りねじ機構としてはボールねじ機構を例示したが、送りねじ軸およびナット部材によってXスライダを移動させる送りねじ機構であればボールねじ機構以外でもよい。
また、前記実施形態ではワイヤを第2の部材に接続するためにワイヤ固定部材を用いた場合を説明したが、これに限られず、他の方法によってワイヤを第2の部材に接続してもよい。
また、本発明の同期移動装置としては、前述の画像測定装置に用いる場合に限られず、例えば、可動部に被加工物を加工する工具などを設けて、追従部に加工油のノズルを設けて、ノズルを工具の移動に追従する加工油の供給装置を備えた工作機械などにも適用できる。
その他、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状、材質等を限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質等の限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
本発明は、画像測定装置、その他の可動部に追従部を同期して移動させる同期移動装置に広く利用することができる。
本発明の実施形態に係る画像測定装置の全体斜視図。 前記実施形態の画像測定装置の移動機構および照明手段を示す斜視図。 前記実施形態の移動機構における送りねじ機構を拡大して示す部分斜視図。 図3の送りねじ機構の分解図。 前記実施形態の移動機構の可動部と送りねじ機構との連結部分の断面図。
符号の説明
1…画像測定装置(同期移動装置)
2…架台(装置本体)
3…載物部
4…光学装置(撮像手段)
5…移動機構
6…照明手段
7…フローティングユニット(連結装置)
53…Xスライダ(可動部)
71…第1の部材
72…第2の部材
73…中間部材
82…追従スライダ(追従部)
83…ワイヤ(接続部材)
541…送りねじ軸
542…ナット部材。

Claims (4)

  1. 装置本体と、
    この装置本体に移動可能に設けられた可動部と、
    前記装置本体に回転自在に支持され、回転動作によって前記可動部を移動させる送りねじ軸と、
    前記送りねじ軸に螺合されたナット部材と、
    前記可動部および前記ナット部材を連結する連結装置と、
    前記装置本体に移動可能に設けられる追従部と、を備え、前記送りねじ軸の回転によって前記可動部を移動させた際に、前記追従部を前記可動部に同期して移動させる同期移動装置であって、
    前記連結装置は、
    前記可動部に固定された第1の部材と、
    前記ナット部材に固定された第2の部材と、
    前記第1の部材および前記第2の部材に介在して設けられ、かつ、前記送りねじ軸の軸線に対して直交する面内での当該送りねじ軸の振れ運動を吸収する中間部材と、
    を有して構成され、
    前記追従部は、前記第2の部材に接続部材を介して接続されている
    ことを特徴とする同期移動装置。
  2. 請求項1に記載の同期移動装置において、
    前記接続部材はワイヤであることを特徴とする同期移動装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の同期移動装置において、
    前記追従部は、前記可動部の移動方向と平行に移動し、かつ、前記可動部から当該可動部の移動方向に直交する方向の延長上に位置する状態を維持しながら移動する
    ことを特徴とする同期移動装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の同期移動装置と、
    前記可動部と前記追従部との間に設けられ、被測定物が載置される載物部と、
    前記可動部に設けられ、前記被測定物を撮像する撮像手段と、
    前記追従部に設けられ、前記被測定物を透過照明する照明手段と、
    前記被測定物と前記撮像手段とを相対移動させる移動機構と、を備え、
    前記撮像手段にて撮像された画像データに基づいて前記被測定物の形状あるいは寸法を測定することを特徴とする画像測定装置。
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